JP5513824B2 - 照明制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照度センサを有し、照度センサにより被照面における反射光を検知して照明負荷の光出力をフィードバック制御を行う照明装置に関するものである。
従来例1として、図10に示すように、天井面CEに固定され、下面に備えられた光源を点灯させる少なくとも1個(図10では4個)の照明装置102と、光源により照明される床面FLや机上面DEなどの被照面で反射された反射光Rによる照度を検出する照度センサ103とに接続され、照度センサ103の出力を目標値に近づけるように各照明装置102に対して光源の調光比を支持する制御信号を出力する照明制御装置101を説明する(例えば、特許文献1)。光源としては、例えば蛍光灯や発光ダイオードが用いられる。照度センサ103としては、例えばフォトダイオードを有するものが用いられ、覆いなどによって光源の光IDの直接の入射が阻止されて被照面での反射光Rのみが入射するようにされる。制御信号は、例えば指示する調光比に応じたデューティ比のPWM信号である。ここで、調光比とは、光源の定格点灯時の光束に対する比を示す。
照度センサ103は、一般に、被照面上には配置されず、図10に示すように天井面CEに固定された照明制御装置101に一体化されたり、照明装置102に一体化されたりしているが、被照面における反射光Rによる天井面CEの照度は被照面の照度(以下、被照面照度と称す)に比例するから、上記のように照度センサ103の出力を一定とするようにフィードバック制御を行えば、被照面照度を一定とすることができる。
また、上記の照明制御装置101によれば、窓Wから入射する日光など、光源の光ID以外の光である外光EDが存在するときには、外光EDによる照度の分だけ光源の光出力が抑えられることにより、消費電力の低減が可能となる。
次に、従来例2として、それぞれ光源を点灯させる少なくとも1個の照明装置と、光源によって照明される被照面における反射光による照度を検出する照度センサとに接続され、各照明装置に対してそれぞれ光源の調光制御を指示する制御信号を出力する照明制御装置201を説明する(例えば、特許文献2)。図11に従来例2のブロック構成図を示す。本従来例の照明制御装置201は、照度センサの出力と目標値とを比較すると共に、照度センサの出力を目標値に近づけるように制御信号を生成する制御部211と、制御部211によって制御され、制御部211が生成した制御信号を照明装置へ出力する送信部212と、例えばEEPROMのようなリライト可能なメモリからなる記憶部213と、照度センサの照度信号の電圧値を増幅する増幅部214と、光源の累積点灯時間を計時する点灯時間測定部215と、使用者による操作入力を受け付ける操作部216とで構成されている。
制御部211は、照度センサの出力を調光比で除した演算値を定期的に演算する演算部を備えている。制御部211は、演算部の演算によって得られた演算値のうち、電源が投入されてからの最小の値である最小演算値を記憶部213に格納する。そして、一度電源が切られて次に電源が投入されたときに、記憶部213に格納された最小演算値を所定の夜間判定閾値と比較し、最小演算値が夜間判定閾値より低い場合には、制御部211は、最小演算値に所定の基準調光比を乗じた値を目標値とし、この目標値に照度センサの出力を近づけるような制御信号を生成する外光追従動作を行う。また、最小演算値が夜間判定閾値よりも大きい場合または、記憶部213に最小演算値が記憶されていない場合には、照度センサの出力に関わらない制御信号を生成する外光無視動作を行う。
従来例2の照明制御装置201は、外光追従動作において用いられる目標値が、レイアウトに応じて変化する最小演算値に応じて決定されることにより、レイアウト変更に対応可能となっている。また、最小演算値が夜間判定閾値よりも高い場合、すなわち、最小演算値が得られたときに外光が存在したと考えられる場合には、照度センサの出力に関わらない外光無視動作が行われるから、目標値が高すぎる値に設定されることによる誤動作の発生が抑えられている。
特開平11−144882号公報 特開2007−265811号公報
しかし、従来例1の照明制御装置1は、目標値を一定とすると、被照面の反射率や、被照面と照度センサ103との距離といった条件が、壁紙の張替えや、絨毯の取替えや、家具の移動といったレイアウト変更によって変化した場合に、被照面照度と照度センサ103の出力との関係が変化することにより、適切な被照面照度が得られなくなる。このため、従来例1の照明制御装置1では、適切な被照面照度を得るためには、レイアウト変更の度に目標値を再設定する必要があり、手間がかかるという問題があった。
また、従来例2の照明制御装置201は、照度センサの出力を調光比で除した演算値を定期的に演算する演算部と、最小演算値を記憶する記憶部213が必要であり、構成が複雑となる。また、電源投入からの最小演算値を利用してフィードバック制御していることから、常時電源が入っている使い方や、頻繁に電源のオン・オフを行う使い方では、正確に環境変化に対応できない場合がある。また、1日目は記憶部213に最小演算値が記憶されておらず、外光無視動作を行うため、正確にフィードバック制御の目標値を設定できないという問題もある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、電源投入の制約を受けずに、レイアウト変更後の目標値を容易に補正することができ、被照面の照度を所望の照度に制御することができる照明制御装置を提供することにある。
請求項1の発明は、光源と、光源を高周波点灯させる光源点灯部と、光源によって照明される被照面における反射光による照度を検出し、検出した照度に応じた照度信号を出力する照度センサ部と、被照面における所定の照度に対応する調光目標値を記憶する記憶手段と、照度信号が調光目標値と一致するように、光源点灯部に光源の調光制御を指示する調光信号を出力する調光手段とからなる制御部と、光源のみの反射光による光源反射光成分を照度信号から抽出する抽出部とで構成され、制御部は、当該光源反射光成分に基づいて調光目標値を補正する補正手段を備え、前記抽出部は、前記光源の点灯周波数の帯域を通過させるフィルター部で構成されており、当該フィルター部は前記照度信号から前記光源反射光成分を抽出して前記制御部に出力し、前記補正手段は、光源反射光成分の変動に基づいて、前記調光目標値を補正することを特徴とする
この発明によれば、レイアウト変更によって被照面の反射率が変動した場合でも、光源反射光成分に基づいて、レイアウト変更後における被照面の反射率に対応した調光目標値に容易に補正することができる。また、常時電源が入っている場合や、頻繁に電源のオン・オフをする場合でも、調光目標値を補正することができる。さらに、レイアウト変更による被照面の反射率の変化に対して、応答よく調光目標値の補正をすることができる。また、太陽光などの外光がある場合でも、調光目標値を補正することができる。
請求項の発明は、請求項記載の発明において、前記フィルター部は、点灯周波数が異なる複数種類の前記光源毎に複数のフィルターを備えており、使用する光源の種類に応じたフィルターを用いることを特徴とする。
この発明によれば、点灯周波数が異なる複数種類の光源に対応することができる。
請求項の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記光源の累積点灯時間を計時する計時手段を備え、計時結果から光源の光束維持率を導出し、当該光束維持率に基づいて前記調光目標値を補正することを特徴とする。
この発明によれば、点灯時間の経過による光源の劣化の影響を考慮して、調光目標値を補正することができる。
以上説明したように、本発明では、電源投入の制約を受けずに、レイアウト変更後の目標値を容易に補正することができ、被照面の照度を所望の照度に制御することができるという効果がある。
本発明の実施形態1の照明制御装置のブロック構成を示す図である。 上記の設置例を示す図である。 HPFの回路構成を示す図である。 上記の光源点灯部の回路構成を示す図である。 (a)(b)スイッチング素子Q1、Q2の駆動信号を示す図である。 ランプ電力の周波数特性を示す図である。 光源1の光束維持率を示す図である。 実施形態2の照明制御装置のブロック構成を示す図である。 LPFの回路構成を示す図である。 従来例1の照明制御装置の設置例を示す図である。 従来例2の照明制御装置のブロック構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明のブロック構成図を図1に示す。本実施形態の照明制御装置は、光源1と、光源点灯部2と、照度センサ部3と、フィルタ回路部4と、制御部5とで構成されている。
本実施形態の設置例を図2に示す。
本実施形態の照明制御装置を備えた照明器具本体6が天井面CEに固定されている。照明器具本体6の下面に設けられ、高周波点灯する光源1が照射する光H1aは、机上面DEや床面FLなどの被照面によって反射し、光源反射光H1bが照明器具本体6の下面に設けられた照度センサ部3に入射する。また、窓WIから入射する太陽光などの外光H2aも、被照面によって反射し、外光反射光H2bが照度センサ部3に入射する。したがって、照度センサ部3には、光源反射光H1bと外光反射光H2bが入射する。なお、照度センサ部3は、覆い等によって、光源1が照射する光H1aが直接入射しないように設けられており、光源反射光H1bおよび外光反射光H2bのみが入射するようになっている。
また、被照面における反射光(光源反射光H1b、外光反射光H2b)による照度は、被照面の照度(以下、被照面照度と称す)に比例するので、照度センサ部3が出力する照度信号Sを用いてフィードバック制御を行えば、被照面照度を一定とすることができる。また、光源反射光H1bの周波数は、高周波点灯する光源1が照射する光H1aの周波数と同一であり、高い周波数成分からなる。また、外光反射光H2bの周波数は、外光H2aの周波数と同一であり、光源反射光H1bよりも低い周波数成分からなる。
以下に、本実施形態の概略構成を説明する。
光源1は、インバータ点灯方式の蛍光灯Laで構成されており、目視ではちらつきを感じない高い周波数で点滅している。なお、蛍光灯Laの点灯周波数は、一般的に発光効率やスイッチングロス、ノイズ(EMC)等から10〜200KHzである。
光源点灯部2は、例えばハーフブリッジ式のインバータ回路で構成されており、蛍光灯Laに高周波電力を供給する。
照度センサ部3は、受光素子(図示なし)と、この受光素子の検出電圧を増幅する増幅器(図示なし)とで構成されている。受光素子は、例えばフォトダイオード等を含んで構成されており、受光エリアからの光に応じて検出電圧を出力するものである。増幅器は、受光素子の検出電圧を増幅する電気回路を有している。上記の構成によって、照度センサ部3は、被照面における反射光(光源反射光H1b、外光反射光H2b)による照度に応じて、電圧信号からなる照度信号Sを出力する。
フィルタ回路部4は、HPF(ハイパスフィルター)回路で構成されており、高周波点灯する光源1の点灯周波数成分の信号を通過させる。HPF回路は、例えば図3に示すような周知の回路構成である。HPF回路は、オペアンプOPを用いており、オペアンプOPの非反転入力端子はGNDに接続され、オペアンプOPの反転入力端子には、コンデンサCと抵抗Riの直列回路を介して照度信号Sが入力されている。また、オペアンプOPの出力端子−反転入力端子間に抵抗Rfが接続され、出力端子から光源照度信号Saを出力している。また、カットオフ周波数fcは、1/2πCRiとなる。上記の構成によって、被照面における反射光(光源反射光H1b、外光反射光H2b)による照度に応じた照度信号Sが照度センサ部3から出力されて、フィルタ回路部4に入力すると、高周波成分からなる光源反射光H1bによる光源反射光成分のみを抽出した光源照度信号Saを制御部5に出力する。
制御部5は、記憶部51と、調光部52と、補正部53と、計時部54とを備えている。制御部5は、例えばマイコン等で構成されており、入力段に照度信号Sおよび光源照度信号SaをA/D変換するA/D変換回路を備えており、以降の処理はデジタル信号で行われる。また、不揮発メモリであるEEPROMやフラッシュメモリ等からなる記憶部51は、フィードバック制御の目標値となる調光目標値S0を記憶している。そして、調光部52は、照度信号Sを調光目標値S0に一致するように、光源1の調光レベルを変化させる調光信号を生成して、光源点灯部2に出力する。光源点灯部2は、調光信号に応じて、光源1に供給する高周波電力を調整することで光源1の調光レベルを変化させる。なお、調光信号は、例えば周波数が1kHzのPWM信号であり、調光レベルに応じてオンデューティが変化する信号である。また、調光レベルに応じて例えば1V〜10Vに変化するDC電圧でもよい(国内ではPWM信号、ヨーロッパではDC電圧を用いられることが多い)。また、これらの調光信号はJIS_C8120_2附属書Eで標準化されているが、独自の調光信号でもよい。
補正部53は、フィルタ回路部4から出力される光源照度信号Sfに基づいて、記憶部51に記憶されている調光目標値S0を補正する。また、計時部54は、光源1の累積点灯時間を計時するタイマー回路で構成されている。
次に、本実施形態の光源点灯部2の具体的な回路構成を図4に示す。
商用電源ACが出力する交流電圧が直流電源回路7に入力される。直流電源回路7は、ダイオードDi1〜Di4で構成されるダイオードブリッジDBと、ダイオードブリッジDBの後段に配置されたコンデンサC1とで構成されている。直流電源回路8は、交流電圧をダイオードブリッジDBで全波整流後、コンデンサC1で平滑することで直流電圧に変換している。
直流電源回路7の後段には、光源点灯部2が接続されており、直流電圧が印加される。光源点灯部2は、インバータ回路を形成しており、スイッチング素子Q1、Q2とLC直列共振回路を備えている。直流電源回路7のコンデンサC1と並列にスイッチング素子Q1、Q2が直列接続されている。また、スイッチング素子Q2と並列に、直流カット用のコンデンサC2と、共振用のコイルL1と、共振用のコンデンサC3が直列接続されており、コイルL1とコンデンサC3とでLC直列共振回路を形成している。なお。直流カット用のコンデンサC2は、共振用のコンデンサC3より大きい容量(コンデンサC3の10倍以上)が選ばれる。
また、コンデンサC3と並列に、光源1である蛍光灯Laが接続されている。そして、スイッチング素子Q1、Q2に接続された駆動回路9が、スイッチング素子Q1、Q2を交互に動作させて、LC直列共振回路を発振させて蛍光灯Laを点灯させる。具体的な蛍光灯Laの点灯方法を、以下に説明する。
駆動回路21は、駆動回路制御部22が出力する駆動制御信号に基づいた発振周波数fの駆動信号をスイッチング素子Q1、Q2に出力する。図5(a)にスイッチング素子Q1に出力される駆動信号、図5(b)にスイッチング素子Q2に出力される駆動信号を示す。駆動回路9は、図5(a)(b)に示すような、ハイレベル・ローレベルを繰り返す信号を出力し、スイッチング素子Q1、Q2を交互にオン・オフさせる。
そして、商用電源ACがオンすると、駆動回路21はLC直列共振回路の共振周波数f0よりも十分に高い発振周波数(予熱周波数)の駆動信号を出力して、スイッチング素子Q1、Q2を動作させて、蛍光灯Laを予熱する。そして、所定の予熱時間経過後に、予熱周波数よりも低く且つ共振周波数f0よりも高い発振周波数(始動周波数)に変動させることで、LC直列共振回路のLC直列共振によって、蛍光灯Laの電極間(コンデンサC3の両端)に高電圧を発生させる。それによって、放電が始まり蛍光灯Laが点灯する。そして、共振周波数f0よりも高い発振周波数f1(点灯周波数)で蛍光灯Laを安定点灯させる。
図6にランプ電力の周波数特性を示す。一般的に、LC直列共振回路の共振周波数f0よりも高い周波数で、蛍光灯Laが点灯するように発振周波数を設定する。これは、共振周波数foより低い周波数で設計すると、点灯始動時に回路に大きな電流が流れるので、回路を構成する部品の破損を防止ためである。また、駆動回路21の発振周波数(点灯周波数)をf1からf2までの間を変動させることによって、蛍光灯Laの調光レベルを全点灯から下限まで調整することができる。なお、駆動回路21の発振周波数f1〜f2は、例えば40kHz〜100kHzとなる。
上記の構成によって、照度センサ部3が被照面における反射光(光源反射光H1b、外光反射光H2b)とを検知し、照度信号Sを制御部5に出力する。そして、制御部5に備えられた調光部52が、照度信号Sと、記憶部51に記憶された調光目標値S0とを比較して、照度信号Sを調光目標値S0に一致するように、光源1の調光レベルを変化させる調光信号を駆動回路制御部22に出力する。駆動回路制御部22は、調光信号に基づいて、駆動回路21の発振周波数をf1〜f2の間で変動させて、蛍光灯Laの光出力を調整する。例えば、S<S0の場合は、目標の被照面照度よりも暗いと判断して、調光レベルを徐々に上げる。また、S>S0の場合は、目標の被照面照度よりも明るいと判断して、調光レベルを徐々に下げる。なお、照度信号Sは、人間などが照度センサ部3の検知範囲に入って、一時的に反射率が変化することを排除するために、移動平均処理などのノイズ除去演算処理することが望ましい。このようにフィードバック制御することで、窓WIから入射する外光H2aが存在するときは、外光H2aによる照度の分だけ、蛍光灯Laの光出力が抑えられることにより、消費電力の低減が可能となる。
しかし、フィードバック制御に用いる調光目標値S0を一定とすると、被照面の反射率や、被照面と照度センサ部3との距離といった条件が、壁紙の張替えや、絨毯の取替えや、家具の移動といったレイアウト変更によって変化した場合、被照面照度と照度センサ部3の照度信号Sとの関係が変化することにより、適切な被照面照度が得られなくなる。
しかし、本実施形態では、被照面の反射率の変化を検出し、被照面の反射変化率Aを用いて調光目標値S0を補正することによって、レイアウト変更による影響を無視することができる。
以下に、調光目標値S0の補正について説明する。
まず、調光目標値S0の設定方法を説明する。調光目標値S0が記憶部51に記憶されていない状態や、調光目標値S0の再設定時において、光源1の調光レベルを制御して、被照面の照度が所望の値になった時の照度信号Sを調光目標値S0として記憶部51に記憶する。また、調光目標値S0の設定時の調光レベルD0と、光源照度信号Saを光源照度記憶値Sa0として記憶部51に記憶する。なお、調光目標値S0の設定は、外光H2aの有無に関わらず設定することができる。
そして、通常の運用時は、調光部52が記憶部51に記憶されているフィードバック制御の目標値となる調光目標値S0に、照度センサ部3が出力する照度信号Sが一致するように、調光レベルDを変動させる。
そして、補正部53は、記憶部51に記憶されている光源照度記憶値Sa0と、現在の光源照度信号Saとから、被照面の反射変化率Aを導出する。ここで、両者の検出時における、調光レベルの差による影響を除外するために、調光レベル変化率Bを導出する。調光レベル変化率Bは、
B=D/D0 ・・・(1)
と導出されるので、調光レベルの差による影響を除外した光源照度記憶値Sa1は、
Sa1=Sa0×B
=Sa0×(D/D0) ・・・(2)
となる。したがって、被照面の反射変化率Aは、
A=Sa/Sa1
=Sa/(Sa0×D/D0) ・・・(3)
と導出される。
この被照面の反射変化率Aが所定の閾値を超えた場合は、レイアウト変更などによって、被照面の反射率が変化したと判断し、補正部53は記憶部51に記憶されている調光目標値S0を補正する。具体的には、現在の調光目標値S0に、導出した被照面の反射変化率Aを乗じることで補正する。したがって、補正後の調光目標値S1は、
S1=S0×A
=S0×Sa/(Sa0×D/D0) ・・・(4)
と導出される。
このように、レイアウト変更によって被照面の反射率が変動した場合には、光源反射光H1bによる光源反射光成分である光源照度信号Saを抽出して、被照面の反射変化率Aを導出し、調光目標値S0を補正することによって、適切な被照面照度を得ることができる。
また、フィルタ回路部4は、光源反射光H1bによる光源反射光成分のみを抽出することができるため、外光H2aがある場合でも、調光目標値S0を補正することができる。さらに、レイアウト変更による被照面の反射率の変化に対して、応答よく調光目標値S0の補正が行われる。また、常時電源が入っている場合や、頻繁に電源がオン・オフされる場合でも、調光目標値S0を補正することができる。
また、蛍光灯Laは点灯時間の経過に伴って、光出力(光束)が低下していく。図7に光束維持率のグラフを示す。調光目標値S0を補正する際に、この光束維持率を考慮して補正をすることで、さらに補正の精度が向上する。具体的には、計時部54に備えられたタイマ回路が、蛍光灯Laの累積点灯時間を計時する。また、蛍光灯Laの点灯時間に対する光束維持率がデータテーブルとして、記憶部51に記憶されている。
そして、タイマ回路の計時結果から、蛍光灯Laの光束維持率Dtが導出され、光束維持率Dtを考慮した光源照度記憶値Sa2は、
Sa2=Sa0×(D/D0)×Dt ・・・(5)
と導出される。したがって、補正後の調光目標値S2は、
S2=S0×Sa/Sa2
=S0×Sa/(Sa0×D/D0×Dt) ・・・(6)
と導出される。
なお、フィルター回路部4を、点灯周波数が異なる複数種類の光源1の点灯周波数の帯域を通過させる複数のフィルター回路を備える構成とすれば、使用する光源1に応じたフィルター回路を用いることで、点灯周波数が異なる複数種類の光源1による光源反射光成分を抽出することができ、調光目標値S0を補正することができる。
(実施形態2)
本実施形態のブロック構成図を図8に示す。本実施形態の照明制御装置は、光源1と、光源点灯部2と、照度センサ部3と、フィルタ回路部4と、制御部5と、直流電源回路7と、報知回路部8とで構成されている。また、本実施形態の設置例は、実施形態1で図2を用いて説明した設置例と同様であり、同様の構成には同一符号を付して説明を省略する。
商用電源ACが出力する交流電圧が直流電源回路7に入力され、直流電源回路7は、交流電圧を直流電圧に変換して光源1に出力する。
光源1は、パルス点灯方式で点灯する複数のLED照明器具1aが並列接続して構成されている。LED照明器具1aは、抵抗Rと複数の発光ダイオードLEDからなる一対の直列回路が並列接続している。
光源点灯部2は、MOS−FET等で構成されたスイッチング素子Q3と、スイッチング素子Q3を駆動する駆動信号を出力する駆動回路21と、駆動信号のオンデューティ比を制御する駆動制御信号を出力する駆動回路制御部22とで構成されている。
光源1とスイッチング素子Q3は直列接続しており、スイッチング素子Q3がオン・オフすることで光源1が調光される。駆動回路21が出力する駆動信号は高周波のパルス信号であり、駆動制御信号によって駆動信号のオンデューティ比を調整することで、光源1の調光レベルを制御する。なお、LED照明器具1aは複数あるが、点灯制御する駆動回路21は共通であり、各LED照明器具1aの点灯周波数は同期しており、周波数は同一である。
照度センサ部3は、実施形態1と同様の基本構成であり、被照面における反射光(光源反射光H1b、外光反射光H2b)による照度に応じて、電圧信号からなる照度信号S(第1の照度信号)を出力する。
フィルタ回路4は、LPF(ローパスフィルター)回路で構成されており、高周波点灯する光源1の点灯周波数成分の信号を減衰させて、外光H2aによる外光反射光成分を抽出する。LPF回路は、例えば図9に示すような周知の回路構成である。LPF回路は、オペアンプOPを用いており、オペアンプOPの非反転入力端子はGNDに接続され、オペアンプOPの反転入力端子には、抵抗Riを介して照度信号Sが入力される。また、オペアンプOPの出力端子−反転入力端子間に抵抗RfとコンデンサCの並列回路が接続され、出力端子から外光照度信号Sb(第2の照度信号)を出力する。また、このLPF回路のカットオフ周波数fcは、1/2πCRfとなる。上記の構成によって、被照面における反射光(光源反射光H1b、外光反射光H2b)による照度に応じた照度信号Sが照度センサ部3から出力されて、フィルタ回路部4に入力すると、高周波成分からなる光源反射光H1bによる信号が減衰し、低周波成分からなる外光反射光H2bによる外光反射光成分のみを抽出した外光照度信号Sbを制御部5に出力する。
制御部5は、実施形態1と同様の構成であり、記憶部51と、調光部52と、補正部53と、計時部54とを備えている。記憶部51は、フィードバック制御の目標値となる調光目標値S0を記憶している。調光部52は、照度信号Sを調光目標値S0に一致するように、光源1の調光レベルを変化させる調光信号を生成して光源点灯部2に出力する。補正部53は、記憶部51に記憶されている調光目標値S0を補正する。計時部54は、光源1の累積点灯時間を計時するタイマー回路で構成されている。
報知回路部8は、赤色LEDなどを備えており、外光照度信号Sbが所定の閾値よりも大きい場合は、赤色LEDを点灯する。つまり、昼間などの外光H2aがある状態では、赤色LEDが点灯する。
上記の構成によって、照度センサ部3が被照面における反射光(光源反射光H1b、外光反射光H2b)を検知し、照度信号Sを制御部5に出力する。そして、制御部5に備えられた調光部52が、照度信号Sと、記憶部51に記憶された調光目標値S0とを比較して、照度信号Sを調光目標値S0に一致するように、光源1の調光レベルを変化させる調光信号を駆動回路制御部22に出力する。駆動回路制御部22は、調光信号に基づいて、駆動回路21が出力する駆動信号のオンデューティ比を変動させて、LED照明器具1aの光出力を調整する。例えば、S<S0の場合は、目標の被照面照度よりも暗いと判断して、調光レベルを徐々に上げる。また、S>S0の場合は、目標の被照面照度よりも明るいと判断して、調光レベルを徐々に下げる。なお、照度信号Sは、人間などが照度センサ部3の検知範囲に入って、一時的に反射率が変化することを排除するために、移動平均処理などのノイズ除去演算処理することが望ましい。このようにフィードバック制御することで、窓WIから入射する外光H2aが存在するときは、外光H2aによる照度の分だけ、蛍光灯Laの光出力が抑えられることにより、消費電力の低減が可能となる。
しかし、フィードバック制御に用いる調光目標値S0を一定とすると、被照面の反射率や、被照面と照度センサ部3との距離といった条件が、壁紙の張替えや、絨毯の取替えや、家具の移動といったレイアウト変更によって変化した場合、被照面照度と照度センサ部3の照度信号Sとの関係が変化することにより、適切な被照面照度が得られなくなる。
しかし、本実施形態では、外光H2aのない状態で、調光目標値S0を補正することによって、レイアウト変更による影響を無視することができる。
以下に、調光目標値S0の補正について説明する。
まず、調光目標値S0の設定方法について説明する。本実施形態の照明制御装置は、夜間など外光H2aがない状態で、調光目標値S0を設定することができる。まず、調光目標値S0が記憶部51に記憶されていない状態や、調光目標値S0の再設定時において、外光H2aの有無が確認される。もし外光H2aがある状態であれば、フィルタ回路部4が出力する外光照度信号Sbが所定の閾値よりも大きくなり、報知回路部8の赤色LEDが点灯してエラー状態を示し、調光目標値S0を設定することができない。したがって、外光照度信号Sbが所定の閾値よりも低く、報知回路部8の赤色LEDが消灯している場合のみ、調光目標値S0を設定することができる。外光H2aがない状態において、光源1の調光レベルを制御して、被照面の照度が所望の値になった時の照度信号Sを調光目標値S0として記憶部51に記憶する。また、調光目標値S0の設定時の調光レベルDを記憶調光レベルD0として記憶部51に記憶する。
そして、通常の運用時は、調光部52が記憶部51に記憶されているフィードバック制御の目標値となる調光目標値S0に、照度センサ部3が出力する照度信号Sが一致するように、調光レベルDを変動させる。
そして、外光照度信号Sbが所定の閾値よりも低い場合、補正部53は記憶調光レベルD0と、現在の調光レベルDとを比較する。もし、レイアウト変更がなく、被照面の反射率が同じであれば、フィードバック制御により記憶調光レベルD0と、現在の調光レベルDは略同じとなる。しかし、レイアウト変更などによって被照面の反射率が変化すると、記憶調光レベルD0と、現在の調光レベルDとの関係は、D0≠Dとなる。(厳密には、照度センサ部3の検知誤差ΔDなどを考慮すると、D0≠D+ΔDとなる。)このように、記憶調光レベルD0と、現在の調光レベルDとを比較して、両者に所定の閾値以上の差がある場合は、補正部53はレイアウト変更などによって、被照面の反射率が変化したと判断し、記憶部51に記憶されている調光目標値S0を補正する。具体的な補正方法を以下に説明する。
記憶調光レベルD0と、現在の調光レベルDとの差が所定の閾値以上ある場合、補正部53は、現在の調光レベルDを、記憶調光レベルD0まで変化させる。そして、補正部53は、調光レベルDが記憶調光レベルD0と一致した時の照度信号Sを、新たな調光目標値S1として、記憶部51に記憶する。そして、以降は新たな調光目標値S1を目標値としてフィードバック制御が行われる。
このように、レイアウト変更によって被照面の反射率が変動した場合には、外光H2aがない状態において、照度信号Sを新たな調光目標値S1とすることによって、適切な被照面照度を得ることができる。
また、外光H2aがない状態において、照度信号Sを直接新たな調光目標値S1とするため、レイアウト変更後の被照面により適した調光目標値S1とすることができる。
また、本実施形態の照明制御装置では、夜間などの外光H2aがない状態でのみ調光目標値S0が補正されるが、レイアウト変更などは頻繁に行われないため、夜間まで待って調光目標値S0を補正しても、長期間で考えた場合の省エネ効果に影響はない。なお、外光H2aがない状態とは、夜間のみではなく、天候が悪い日や、カーテンやブラインドを閉めて外光H2aを遮断した状態でもよく、必ずしも夜間まで待つ必要はない。
また、実施形態1と同様に、光源1の光束維持率を考慮して調光目標値S0を補正してもよい。
また、照度信号Sと外光照度信号Sbの差を光源照度信号Saとして検出し、実施形態1と同様の方法で調光目標値S0を補正する構成としてもよい。
1 光源
2 光源点灯部
3 照度センサ部
4 フィルタ回路部
5 制御部
51 記憶部
52 調光部
53 補正部
54 計時部
S 照度信号
Sa 光源照度信号

Claims (3)

  1. 光源と、
    光源を高周波点灯させる光源点灯部と、
    光源によって照明される被照面における反射光による照度を検出し、検出した照度に応じた照度信号を出力する照度センサ部と、
    被照面における所定の照度に対応する調光目標値を記憶する記憶手段と、照度信号が調光目標値と一致するように、光源点灯部に光源の調光制御を指示する調光信号を出力する調光手段とからなる制御部と、
    光源のみの反射光による光源反射光成分を照度信号から抽出する抽出部とで構成され、
    制御部は、当該光源反射光成分に基づいて調光目標値を補正する補正手段を備え
    前記抽出部は、前記光源の点灯周波数の帯域を通過させるフィルター部で構成されており、当該フィルター部は前記照度信号から前記光源反射光成分を抽出して前記制御部に出力し、前記補正手段は、光源反射光成分の変動に基づいて、前記調光目標値を補正する
    ことを特徴とする照明制御装置。
  2. 前記フィルター部は、点灯周波数が異なる複数種類の前記光源毎に複数のフィルターを備えており、使用する光源の種類に応じたフィルターを用いることを特徴とする請求項1記載の照明制御装置。
  3. 前記光源の累積点灯時間を計時する計時手段を備え、計時結果から光源の光束維持率を
    導出し、当該光束維持率に基づいて前記調光目標値を補正することを特徴とする請求項1または2記載の照明制御装置。
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