JP5512890B2 - ネットワーク要素内でセッションのバンドルを割り当てるための方法および装置 - Google Patents

ネットワーク要素内でセッションのバンドルを割り当てるための方法および装置 Download PDF

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Description

本出願は、2010年6月29日に出願された米国特許仮出願第61/359,658号の利益を主張するものであり、この仮出願は、その全体が引用によって本明細書に組み込まれている。
本発明は、一般には通信ネットワークに関し、より詳細には、ネットワーク要素内でセッションの割り当てを可能にすることに関するが、それだけに限定するものではない。
ロングタームエボリューション(LTE)ネットワークにおいては、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)機能および/またはサービングゲートウェイ(SGW)機能を実施する1つまたは複数のサービスルータが、通常は、LTEネットワーク内のトラフィックを取り扱うために採用される。一般には、そのようなサービスルータは、通常は、そのようなトラフィックを取り扱うための複数の処理/切換え要素(たとえば、モバイルサービスモジュール(MSM))を含む。
従来技術におけるさまざまな欠点が、ネットワーク要素内でセッションのバンドルを割り当てるための実施形態によって対処される。
一実施形態においては、装置が、プロセッサを備え、このプロセッサは、複数のセッションを関連付けて、それによって、バンドル識別子が関連付けられるセッションのバンドルを形成すること、セッションのバンドルのうちのセッションに関する通信トラフィックを処理するように構成されている1つまたは複数の処理モジュールを含む処理モジュールグループにセッションのバンドルを割り当てること、およびユーザデバイスのセッション要求に応答して、バンドル識別子を使用してユーザデバイスにユーザデバイス識別子を割り当て、ユーザデバイス識別子を使用して要求されているセッションにセッション識別子を割り当てることを行うように構成されている。
一実施形態においては、コンピュータ可読ストレージメディアが、命令を格納し、この命令は、プロセッサによって実行されると、複数のセッションを関連付けて、バンドル識別子が関連付けられるセッションのバンドルを形成すること、バンドル内のセッションに関する通信トラフィックを処理するように構成されている1つまたは複数の処理モジュールを含む処理モジュールグループにセッションのバンドルを割り当てること、およびユーザデバイスのセッション要求に応答して、バンドル識別子を使用してユーザデバイスにユーザデバイス識別子を割り当て、ユーザデバイス識別子を使用して要求されているセッションにセッション識別子を割り当てることを含む方法をプロセッサに実行させる。
一実施形態においては、方法が、複数のセッションを関連付けて、それによって、バンドル識別子が関連付けられたセッションのバンドルを形成すること、セッションのバンドルのうちのセッションに関する通信トラフィックを処理するように構成されている1つまたは複数の処理モジュールを含む処理モジュールグループにセッションのバンドルを割り当てること、およびユーザデバイスのセッション要求に応答して、バンドル識別子を使用してユーザデバイスにユーザデバイス識別子を割り当て、ユーザデバイス識別子を使用して要求されているセッションにセッション識別子を割り当てることを含む。
一実施形態においては、装置が、パケットを転送するように構成されているプロセッサを含む。このプロセッサは、セッションに関連付けられていて識別子を含むパケットを受信するように構成されており、識別子の一部は、セッションのバンドルに関連付けられているバンドル識別子であり、セッションのバンドルは、受信されたパケットのセッションを含む。このプロセッサは、処理モジュールグループのうちの1つの選択される処理モジュールグループへのバンドル識別子のマッピングに基づいて、複数の処理モジュールグループのうちの1つの処理モジュールグループを選択するように構成されており、処理モジュールグループは、パケットを処理するように構成されている1つまたは複数の処理モジュールを含む。このプロセッサは、処理モジュールグループのうちの選択された1つの処理モジュールグループの処理モジュールに向けてパケットを転送するように構成されている。
本明細書の教示は、以降の詳細な説明を添付の図面と併せて考察することによって、容易に理解され得る。
ワイヤレス通信ネットワークを管理するためのマネージメントシステムを含む例示的なワイヤレス通信システムを示す図である。 モバイルゲートウェイの実施をサポートする例示的なルータを含むシステムを示すハイレベルブロック図である。 図2の例示的なルータによってサポートされている複数のセッションバンドルの、図2の例示的なルータの複数のMSMグループへの例示的な割り当てを示す図である。 セッションバンドルを処理モジュールグループに割り当てるための方法の一実施形態を示す図である。 本明細書に記載されている機能を実行する際に使用するのに適したコンピュータを示すハイレベルブロック図である。
理解し易くするために、可能な場合には、複数の図に共通している同じ要素を指すために、同じ参照番号が使用されている。
本明細書においては、セッションバンドル割り当て機能が示され、説明される。セッションバンドル割り当て機能は、ネットワーク要素によって取り扱われているセッションのバンドルを、そのネットワーク要素のモジュール(たとえば、トラフィックの処理、トラフィックの切り替え、およびトラフィックの取り扱いに類する機能のうちの1つまたは複数を実行するように構成されている処理モジュールなどのモジュール)に動的に割り当てることを可能にする。
本明細書においては主に、モバイルゲートウェイ(たとえば、サービングゲートウェイ(SGW)機能、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)機能、およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)機能のうちの1つまたは複数)を提供するサービスルータ内でセッションバンドル割り当て機能が提供される実施形態に関して示され説明されるが、セッションバンドル割り当て機能は、その他のさまざまなタイプのネットワーク要素(たとえば、その他のタイプのルーティングデバイス、さまざまなタイプの切り替えデバイスなど、ならびにそれらのさまざまな組合せ)において使用するように構成し得るということが理解されるであろう。
本明細書においては主に、セッションバンドル割り当て機能がセッションのバンドルをネットワーク要素の特定のタイプのトラフィック取り扱い要素(たとえば、処理モジュール、切り替えモジュールなど)に論理的に割り当てる実施形態に関して示され説明されるが、セッションバンドル割り当て機能は、セッションのバンドルを任意の適切なタイプのネットワーク要素のその他の任意の適切なタイプの要素またはモジュールに論理的に割り当てるために利用され得るということが理解されるであろう。
本明細書においては主に、セッションバンドル割り当て機能がLTEネットワーク内で提供される実施形態に関して示され説明されるが、セッションバンドル割り当て機能は、セッションのバンドルをネットワーク要素の要素またはモジュールに論理的に割り当てることが必要であるか、あるいは望ましい場合があるその他のさまざまなタイプのネットワーク内で提供され得るということが理解されるであろう。
図1は、ワイヤレスネットワークを管理するためのマネージメントシステムを含む例示的なワイヤレス通信システムを示している。具体的には、図1は、複数のユーザ機器(UE:User Equipment)またはユーザデバイス(UD)102と、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク110と、非LTEアクセスネットワーク120と、IPネットワーク130と、マネージメントシステム(MS)140とを含む例示的なワイヤレス通信システム100を示している。LTEネットワーク110は、UE102とIPネットワーク130の間における通信をサポートする。非LTEアクセスネットワーク120は、非LTEアクセスネットワーク120に関連付けられているUEが、IPネットワーク130にアクセスするためにLTEネットワーク110を利用できるようにするために、LTEネットワーク110にインターフェースする。MS140は、LTEネットワーク110のためのさまざまなマネージメント機能をサポートするように構成されている。
UE102は、LTEネットワーク110などのワイヤレスネットワークにアクセスすることができるワイヤレスユーザデバイスである。UE102は、LTEネットワーク110を介したIPネットワーク130への1つまたは複数のベアラ/セッションをサポートすることができる。UE102は、それらのベアラ/セッションを確立/保持/破棄するためのコントロールシグナリングをサポートすることができる。UE102はそれぞれ、1つまたは複数の識別子を当該UE102と関連付けさせることができる。たとえばUE102は、国際モバイル加入者ID(IMSI:International Mobile Subscriber Identity)、国際モバイル機器ID(IMEI:International Mobile Equipment Identity)、および同様の識別子またはIDのうちの1つまたは複数を当該UE102と関連付けさせることができる。たとえば、UE102のそれぞれは、電話、PDA、コンピュータ、またはその他の任意のワイヤレスユーザデバイスとすることができる。複数のUE102が、通常は、それぞれのeNodeBごとに常にアクティブになっている。
LTEネットワーク110は、例示的なLTEネットワークである。LTEネットワークの構成および動作は、当業者によって理解されるであろう。しかし、完全を期すために、ここでは、LTEネットワークの概括的な特徴についての説明が、例示的なワイヤレス通信システム100のコンテキスト内で提供される。
LTEネットワーク110は、2つのeNodeB111および111(まとめてeNodeB111)と、2つのサービングゲートウェイ(SGW)112および112(まとめてSGW112)と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)113と、2つのモビリティーマネージメントエンティティー(MME)114および114(まとめてMME114)と、ポリシー/課金ルール機能(PCRF:Policy and Charging Rules Function)115とを含む。eNodeB111は、UE102のための無線アクセスインターフェースを提供する。SGW112、PGW113、MME114、およびPCRF115、ならびに明確にするために省略されているその他のコンポーネントが協働して、IPを使用したエンドツーエンドのサービス提供をサポートするエボルブドパケットコア(EPC)ネットワークを提供する。
eNodeB111は、UE102のための通信をサポートする。図1に示されているように、それぞれのeNodeB111は、それぞれの複数のUE102をサポートする。eNodeB111とUE102の間における通信は、UE102のそれぞれに関連付けられているLTE−Uuインターフェースを使用してサポートされる。eNodeB111は、UE102のためのLTEエアインターフェースを提供すること、ラジオリソースマネージメントを実行すること、UE102とSGW112の間における通信を容易にすること、LTE−Uuインターフェースと、eNodeB111とSGW112の間においてサポートされているS1−uインターフェースとの間におけるマッピングを保持することなど、ならびにそれらの組合せなど、eNodeBによってサポートされるのに適した任意の機能をサポートすることができる。
SGW112は、eNodeB111のための通信をサポートする。図1に示されているように、SGW112は、eNodeB111のための通信をサポートし、SGW112は、eNodeB111のための通信をサポートする。SGW112とeNodeB111の間における通信は、それぞれのS1−uインターフェースを使用してサポートされる。S1−uインターフェースは、ハンドオーバ中におけるベアラごとのユーザプレーントンネリングおよびeNodeB間の経路の切り替えをサポートする。S1−uインターフェースは、任意の適切なプロトコル、たとえば、GPRSトンネリングプロトコル−ユーザプレース(GTP−U)を使用することができる。SGW112は、ユーザデータパケットをルーティングおよび転送すること(たとえば、eNodeB111とPGW113の間における通信を容易にすること、S1−uインターフェースと、SGW112とPGW113の間においてサポートされているS5/S8インターフェースとの間におけるマッピングを保持することなど)、eNodeB間のハンドオーバ中におけるUEのためのモビリティーアンカーとして機能すること、LTEとその他の3GPPテクノロジーの間におけるモビリティーアンカーとして機能することなど、ならびにそれらの組合せなど、SGWによってサポートされるのに適した任意の機能をサポートすることができる。
PGW113は、SGW112のための通信をサポートする。PGW113とSGW112の間における通信は、それぞれのS5/S8インターフェースを使用してサポートされる。S5インターフェースは、PGW113とSGW112の間における通信のためのユーザプレーントンネリングおよびトンネルマネージメント、UEのモビリティーに起因するSGWのリロケーションなどの機能を提供する。S8インターフェースは、S5インターフェースのパブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)型の変形形態であり、ビジターPLMN(VPLMN)内のSGWと、ホームPLMN(HPLMN)内のPGWとの間におけるユーザおよびコントロールプレーン接続をもたらすPLMN間のインターフェースを提供する。S5/S8インターフェースは、任意の適切なプロトコル(たとえば、GPRSトンネリングプロトコル(GTP)、モバイルプロキシIP(MPIP)など、ならびにそれらの組合せ)を利用することができる。PGW113は、SGiインターフェースを介してLTEネットワーク110とIPネットワーク130の間における通信を容易にする。PGW113は、パケットフィルタリングを提供すること、ポリシー実施を提供すること、3GPPと非3GPPテクノロジーの間におけるモビリティーアンカーとして機能することなど、ならびにそれらの組合せなど、PGWによってサポートされるのに適した任意の機能をサポートすることができる。
MME114は、UE102のモビリティーのサポートにおけるモビリティーマネージメント機能を提供する。MME114は、eNodeB111をサポートする。MME114は、eNodeB111をサポートし、MME114は、eNodeB111をサポートする。MME114とeNodeB111の間における通信は、それぞれのS1−MMEインターフェースを使用してサポートされ、それらのS1−MMEインターフェースは、MME114とeNodeB111の間における通信のためのコントロールプレーンプロトコルを提供する。S1−MMEインターフェースは、任意の適切なプロトコルまたはプロトコルの組合せを使用することができる。たとえば、S1−MMEインターフェースは、トランスポート用にストリームコントロールトランスミッションプロトコル(SCTP)を使用する一方で、無線アクセスネットワークアプリケーションパート(eRANAP)プロトコルを使用することができる。MME114は、SGW112をサポートする。MME114は、SGW112をサポートし、MME114は、SGW112をサポートする。MME114とSGW112の間における通信は、それぞれのS11インターフェースを使用してサポートされる。MME114と114は、S10インターフェースを使用して通信する。MME114は、UEによる最初の接続の時点で、およびLTE間のハンドオーバの時点でそれらのUEのためのSGWを選択すること、アイドルモードのUEのトラッキングおよびページング手順を提供すること、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化プロセス、ノンアクセスストラタム(NAS)シグナリングのためのサポート(たとえば、NASシグナリングを終了すること、NASシグナリングのための暗号化/インテグリティー保護など)を提供すること、シグナリングの合法的な傍受など、ならびにそれらの組合せなど、MMEによってサポートされるのに適した任意の機能をサポートすることができる。MME114は、ユーザを認証するためのS6aインターフェースを使用して、ホームサブスクライバーサーバ(HSS)と通信することもできる(HSSおよび関連付けられているS6aインターフェースは、明瞭さを旨として省略されている)。
PCRF115は、動的なマネージメント機能を提供し、この動的なマネージメント機能によって、サービスプロバイダは、LTEネットワーク110を介して提供されるサービスに関連したルールと、LTEネットワーク110を介して提供されるサービスの課金に関連したルールとを管理することができる。たとえば、LTEネットワーク110を介して提供されるサービスに関連したルールは、ベアラコントロール(たとえば、ベアラの受入れ、拒絶、および終了をコントロールすること、ベアラに関するQoSをコントロールすることなど)、サービスフローコントロール(たとえば、サービスフローの受入れ、拒絶、および終了をコントロールすること、サービスフローに関するQoSをコントロールすることなど)など、ならびにそれらの組合せに関するルールを含むことができる。たとえば、LTEネットワーク110を介して提供されるサービスの課金に関連したルールは、オンライン課金(たとえば、時間ベースの課金、ボリュームベースの課金、イベントベースの課金など、これらは、課金が行われる対象となるサービスのタイプなどの要因に依存し得る)、オフライン課金(たとえば、サービスが提供される前に加入者の残高をチェックするため、およびその他の関連した機能など)など、ならびにそれらの組合せに関連したルールを含むことができる。PCRF115は、S7インターフェースを使用して、PGW113と通信する。S7インターフェースは、PCRF115から、PGW113によってサポートされているポリシー/課金実施機能(PCEF:Policy and Charging Enforcement Function)へのルールの転送をサポートし、ポリシー/課金実施機能は、PCRF115において指定されているポリシー/課金ルールの実施を提供する。
図1に示されているように、LTEネットワーク110の要素は、それらの要素間のインターフェースを介して通信する。LTEネットワーク110に関して記載されているインターフェースは、セッションと呼ばれることもある。たとえば、図1に示され本明細書で説明されているように、eNodeBとSGWの間における通信は、S1−uセッションを介して提供され、SGWとPGWの間における通信は、S5/S8セッションを介して提供される、といった具合である。LTEネットワーク110のセッションは、より概括的にはSセッションと呼ばれることがある。図1に示されているそれぞれのセッションSは、そのセッションによって接続されているそれぞれのネットワーク要素間における通信経路に相当するということ、したがって、ネットワーク要素間におけるセッションSをサポートするために任意の適切な基礎をなす通信機能が使用されることが可能であるということが理解されるであろう。たとえばセッションSは、直接のハードワイヤード接続からフルネットワーク接続までのうちの任意のもの(たとえばセッションSが、ノード、リンク、プロトコル、および通信パスをサポートするためのその他の任意の通信機能を利用する1つまたは複数のネットワークを介してトランスポートされる場合)、およびそれらの中間の任意のもの、またはその他の任意の適切な通信機能を使用してサポート可能である。
たとえば、eNodeB111とSGW112の間におけるS1−uセッションは、eNodeB111に関連付けられているモバイルバックホール要素(たとえば、サービスアウェアルータ(SAR)、サービスアクセススイッチ(SAS)などを使用して)と、SGW112に関連付けられているモバイルバックホール要素(たとえば、マルチサービスエッジルータおよび/またはその他の同様の要素)とを含むインターネットプロトコル(IP)/マルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)トランスポート機能、ならびにeNodeB111に関連付けられているモバイルバックホール要素と、SGW112に関連付けられているモバイルバックホール要素との間における通信を容易にするIP/MPLSアグリゲーションネットワークを使用してサポート可能である)。同様に、eNodeB111とSGW112の間におけるS1−uセッションは、ルーティングプロトコル(たとえば、オープンショーテストパスファースト(OSPF)、インターミディエイトシステムツーインターミディエイトシステム(ISIS)など)を使用するIPルーティングネットワークを用いてサポート可能である。LTEネットワーク110のさまざまなタイプのセッションのそれぞれをサポートするために利用可能な基礎をなす通信機能のタイプは、当業者によって理解されるであろう。
LTEネットワーク110は、非LTEネットワーク120からIPネットワーク130へのアクセスをサポートする。
LTEネットワーク110がインターフェースすることができる非LTEネットワーク120は、3GPPアクセスネットワーク121を含む。3GPPアクセスネットワーク121は、LTEネットワーク110にインターフェースするのに適した任意の3GPPアクセスネットワーク(たとえば、2.5Gネットワーク、3Gネットワーク、3.5Gネットワークなど)を含むことができる。たとえば、3GPPアクセスネットワーク121は、グローバルシステムフォーモバイル(GSM(登録商標))エンハンスドデータレートフォーGSMエボリューション(EDGE)ラジオアクセスネットワーク(GERAN)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)、またはLTEにインターフェースするのに適したその他の任意の3GPPアクセスネットワークなど、ならびにそれらの組合せを含むことができる。
LTEネットワーク110は、サービング汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(SGSN)122を介して3GPPアクセスネットワーク121にインターフェースする。MME114は、S3インターフェースを介したSGSN122との通信を使用して、LTEネットワーク110と3GPPアクセスネットワーク121の間におけるモビリティーのためのコントロールプレーン機能をサポートする。たとえばS3インターフェースは、アイドルおよび/またはアクティブ状態における3GPPネットワークアクセスモビリティーのためのユーザとベアラによる情報のやり取りを可能にする。SGW112は、S4インターフェースを介したSGSN122との通信を使用して、LTEネットワーク110と3GPPアクセスネットワーク121の間におけるモビリティーのためのユーザプレーン機能をサポートする。たとえばS4インターフェースは、SGSN122とSGW112の間における関連したコントロールおよびモビリティーのサポートを伴うユーザプレーンを提供する。
LTEネットワークがインターフェースすることができる非LTEネットワークは、非3GPPアクセスネットワーク125を含む。非3GPPアクセスネットワーク125は、LTEネットワーク110にインターフェースするのに適した任意の非3GPPアクセスネットワークを含むことができる。たとえば非3GPPアクセスネットワークは、3GPP2アクセスネットワーク(たとえば、符号分割多元接続2000(CDMA2000)ネットワーク、およびその他の3GPP2アクセスネットワーク)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)などを含むことができる。LTEネットワーク110と非3GPPアクセスネットワーク125の間におけるモビリティーのためのサポートは、S2aインターフェース、S2bインターフェース、S2cインターフェースなどのうちの1つまたは複数、ならびにそれらの組合せなど、任意の適切な(1つまたは複数の)インターフェースを使用して提供され得る。S2aインターフェースは、LTEネットワークへの信頼できる非3GPPアクセスのためのユーザプレーンに対するコントロールおよびモビリティーのサポートを提供する。S2aインターフェースは、MPIP、クライアントモバイルIPv4フォーリンエージェント(FA)モード(たとえば、MPIPをサポートしない信頼できる非3GPPアクセス用)など、ならびにそれらの組合せなど、任意の適切な(1つまたは複数の)プロトコルを使用して、信頼できる非3GPPネットワークのためのアクセスを提供することができる。S2bインターフェースは、LTEネットワークへの信頼できない非3GPPアクセスのためのユーザプレーンに対するコントロールおよびモビリティーのサポートを提供する。S2bインターフェースは、PGW113と、信頼できない非3GPPアクセスネットワークに関連付けられているエボルブドパケットデータゲートウェイ(ePDG)との間におけるインターフェースを提供され得る。S2bインターフェースは、MPIPまたはその他の任意の適切なプロトコルなど、任意の適切なプロトコルを使用することができる。S2cインターフェースは、クライアントモバイルIPコロケーテッドモードに基づく1つまたは複数のプロトコルを使用した信頼できるおよび/または信頼できない3GPPアクセスを介したPGW113へのアクセスをUEに提供するためのユーザプレーンに対するコントロールおよびモビリティーのサポートを提供する。
LTEネットワーク110は、エボルブドパケットシステム/ソリューション(EPS)を含む。一実施形態においては、EPSは、EPSノード(たとえば、eNodeB111、SGW112、PGW113、MME114、およびPCRF115)、ならびにEPS関連相互接続(たとえば、Sインターフェース、Gインターフェースなど)を含む。EPS関連インターフェースは、本明細書ではEPS関連経路と呼ばれることがある。
IPネットワーク130は、1つまたは複数のパケットデータネットワークを含み、それらのパケットデータネットワークを介して、UE102は、コンテンツ、サービスなどにアクセスすることができる。たとえばIPネットワーク130は、IPコアネットワークを含み、任意選択で、1つまたは複数のその他のIPネットワーク(たとえば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)ネットワークなど)を含む。IPネットワーク130は、LTEネットワーク110を介してUE102に提供されるサービスのサポートにおけるベアラ機能およびコントロール機能をサポートする。IPコアネットワークは、そのようなコアネットワークによって提供可能な任意の機能を提供することができる。IPコアネットワークは、パケットデータネットワークであり、これを介して、UE102は、コンテンツ、サービスなどにアクセスすることができる。
IMSネットワークは、IMSネットワークによって提供可能な任意の機能を提供することができる。
MS140は、LTEネットワーク110を管理するためのマネージメント機能を提供する。MS140は、任意の適切な様式でLTEネットワーク110と通信することができる。一実施形態においては、たとえばMS140は、IPネットワーク130を横断しない通信経路141を介してLTEネットワーク110と通信することができる。一実施形態においては、たとえばMS140は、IPネットワーク130を経由する通信経路142を介してLTEネットワーク110と通信することができる。通信経路141および142は、任意の適切な通信機能を使用して実施され得る。図1のMS140として使用するのに適した例示的なマネージメントシステムが、図2に関して示され、説明される。
本明細書において示され説明される際、通信システム100は、例示的なものにすぎない。本明細書においては、特定の数および構成のeNodeB111、SGW112、PGW113、MME114、およびPCRF115に関して示され説明されるが、LTEワイヤレスネットワークは、別の数および/または構成のeNodeB111、SGW112、PGW113、MME114、およびPCRF115を使用して実施され得るということが理解されるであろう。たとえばLTEネットワークは、階層的に実施されることが通常であり、LTEネットワークが1つまたは複数のPGWを含む場合には、PGWのそれぞれが、それぞれの複数のSGWをサポートし、SGWのそれぞれが、それぞれの複数のeNodeBをサポートする、といった具合である。本明細書においては、特定のタイプのインターフェース(すなわち、Sインターフェース、ならびにその他の非Sインターフェース)をサポートするLTEワイヤレスネットワークに関して示され説明されるが、LTEワイヤレスネットワークの要素間において、および/またはLTEワイヤレスネットワークのコンポーネントと、非LTEワイヤレスネットワークのコンポーネントとの間において、多くのその他のタイプのインターフェースがサポート可能であるということがさらに理解されるであろう。したがって、本明細書において示され説明されるマネージメント機能は、LTEワイヤレスネットワークのいかなる特定の構成における使用にも限定されない。
図2は、セッションバンドル割り当て機能をサポートするように構成されている例示的なネットワーク要素のハイレベルブロック図を示している。
例示的なネットワーク要素200は、モバイルゲートウェイ機能をサポートし、そのモバイルゲートウェイ機能は、サービングゲートウェイ(SGW)機能、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)機能、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)機能、ならびに3Gロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク、4Gネットワーク、およびその他のタイプのネットワーク内のルータによってサポート可能な同様の機能のうちの1つまたは複数を含むことができる。
例示的なネットワーク要素200は、中央処理モジュール(CPM:central processing module)210と、複数の入力/出力モジュール(IOM:input/output module)220−220(まとめてIOM220)と、複数のモバイルスイッチングモジュール(MSM)230−230(まとめてMSM230)とを含む。CPM210は、IOM220およびMSM230と通信し、IOM220とMSM230は、(たとえば、直接および/またはCPM210を介して)互いに通信する。
CPM210は、セッションバンドル割り当て機能を提供することに関連付けられているさまざまな機能を含む、例示的なネットワーク要素200のためのさまざまな処理機能を実行するように構成されている。CPM210は、プロセッサ211を含む。CPM210は、MSM220の全体にわたって例示的なネットワーク要素200を介してトラフィックをルーティングすることに関連付けられている負荷を分散するように構成されているロードバランサーモジュール(LBM)212を含む。CPM210は、セッションバンドル割り当て機能のサポートにおけるさまざまな機能を提供するように構成されているセッションバンドル割り当てモジュール(SBAM:session bundle allocation module)214を含む。CPM210は、さまざまなタイプの情報(たとえば、プログラム、データなど)を格納するように構成されているメモリ126を含む。CPM210は、CPM210が例示的なネットワーク要素200のその他の要素(たとえば、IOM220、MSM230など)にインターフェースすることを可能にするように構成されている入力/出力(I/O:input/output)モジュール218を含む。LBM212のロードバランシング機能、およびSBAM214のセッションバンドル割り当て機能はそれぞれ、CPM210によって任意の適切な様式で提供され得る。一実施形態においては、たとえばLBM212およびSBAM214は、プロセッサ211と協働して各自の機能を提供するモジュールとして実施され得る。一実施形態においては、たとえばLBM212およびSBAM214は、各自の機能を提供するためにメモリ216内に格納されてプロセッサ211によって実行可能なそれぞれのプログラムに相当することができる。そのような実施形態のさまざまな組合せも、使用可能である。ロードバランシング機能および/またはセッションバンドル割り当て機能はまた、その他の任意の適切な様式で提供され得る。
MSM220は、例示的なネットワーク要素200を介してルーティングされるトラフィックのためのさまざまな処理機能を提供するように構成されている。MSM220は、複数の処理エンティティーまたはコア222−222(まとめてコア222)をそれぞれ含むが、MSM220のうちの1つまたは複数は、単一のコア222のみを含むこともできるということが理解されるであろう。MSM220はまた、バンドルマネージメントクライアントモジュール(BMCM)225を含むモバイルサービス制御プレーン(MSCP)224をそれぞれ含む。MSM220はまた、MSMバンドルルックアップテーブル(MBLT)226をそれぞれ含む。
IOM230は、例示的なネットワーク要素200への入口ポイントおよび/または例示的なネットワーク要素200からの出口ポイントとして機能するように構成されている。IOM230は、IOM制御モジュール232およびIOMバンドルルックアップテーブル(IBLT)234をそれぞれ含む。
本明細書においては主に、例示的なネットワーク要素200と統合されている中央処理モジュール(例としては、CPM210)によって例示的なネットワーク要素200の制御機能が提供される一実施形態に関して示され説明されるが、その他の実施形態においては、例示的なネットワーク要素200の制御機能のうちの少なくとも一部分は、例示的なネットワーク要素200のうちの他の機能の外部にあることが(また、そうした機能から離れていることさえ)可能であるということに留意されたい。
一実施形態においては、たとえば、MSM220およびIOM230は、MSM220およびIOM230から分離されているコントローラによって制御され得る。この実施形態においては、コントローラは、MSM220およびIOM230と任意の適切な様式で(たとえば、直接接続を使用して、1つまたは複数の通信ネットワークを介した間接接続を使用してなど、ならびにそれらのさまざまな組合せで)通信することができる。この実施形態においては、コントローラは、プロセッサ、メモリ、(1つまたは複数の)入力/出力(I/O:Input−output)モジュール、ならびにその他の任意の適切な(1つまたは複数の)モジュールおよび/またはコンポーネント(たとえば、図2のCPM210に関して示され説明されているのと同様のもの)を含むことができる。この実施形態においては、(1つまたは複数の)I/Oモジュールは、コントローラと例示的なネットワーク要素の間における通信をサポートするように構成可能である。この実施形態においては、メモリは、本明細書に記載されているセッションバンドル割り当て機能のさまざまな機能をサポートする際にプロセッサによって使用されるように構成されているさまざまなプログラムおよびデータを格納することができる。一実施形態においては、たとえばメモリは、ロードバランシングプログラムおよびセッションバンドル割り当てプログラム(および/またはセッションバンドル割り当て機能を提供する際に使用するのに適したその他の任意の(1つまたは複数の)プログラム)のうちの1つまたは複数を格納することができる。この実施形態においては、ロードバランシングプログラムおよびセッションバンドル割り当てプログラムは、さまざまな動作(たとえば、ロードバランシング動作、セッションバンドル割り当て動作など)を実行する目的でMSM220およびIOM230のうちの1つまたは複数の動作を外部から制御するためにコントローラのプロセッサによって実行されること、ならびに/あるいはさまざまな動作(たとえば、ロードバランシング動作、セッションバンドル割り当て動作など)を実行する目的でMSM220およびIOMS230のうちの1つまたは複数によって使用するためにコントローラから例示的なネットワーク要素200にダウンロードされることが可能である。
一実施形態においては、例示的なルータネットワーク要素は、Alcatel−Lucent7750サービスルータであるが、本明細書に記載されているように、セッションバンドル割り当て機能は、その他の任意の適切なネットワーク要素内に実装され得る。
本明細書に記載されているように、図2の例示的なネットワーク要素200は、セッションバンドル割り当て機能のさまざまな機能を提供するように構成されている。
一実施形態においては、サービスルータ(たとえば、SGWまたはPGWを実施しているモバイルゲートウェイサービスルータ)内の複数の処理モジュールの間でセッションバンドルを割り当てる目的で、複数の処理モジュールによって例示的なネットワーク要素200のMSM220のグループ上にトンネルエンドポイント識別子(TEID)を論理的に割り当てるために、セッションのバンドルに関連付けられているバンドル識別子(バンドルID)が使用される)。
一実施形態においては、モバイルゲートウェイ上で、それぞれのMSMは、MSMグループ識別子によって識別されるMSMグループに割り当てられる。そのような一実施形態においては、たとえば、1つのMSMグループは、(a)2つのMSM(たとえば、これらのMSMは、完全に冗長であり、アクティブMSMおよびスタンバイMSMである)、(b)2つのMSM(たとえば、これらのMSMの両方は、アクティブであり、互いをバックアップしており、50%の利用率で稼働している)、または(c)単一のMSM(冗長性なし)とすることができる。MSMグループは、その他の方法で(たとえば、別の数のMSMを使用して、その他のタイプの冗長性および/または負荷分散の目的でMSMグループのMSMを使用してなど、ならびにそれらのさまざまな組合せで)実施され得ることが理解されるであろう。
一実施形態においては、(たとえばSGW上の)UE、および(たとえばPGW上の)インターネットプロトコル接続アクセスネットワーク(IP CAN:Internet Protocol Connectivity Access Network)セッションは、CPM210のSBAM214によってMSM220に割り当てられる。概して、(たとえばSGW上の)UE、または(たとえばPGW上の)IP CANセッションがMSM220/MSCP224に割り当てられると、そのUE/IP CANセッションに関連したすべての制御トラフィックおよびデータトラフィックは、関連付けられているMSM220/MSCP224に転送されることになる。一実施形態においては、そのような制御トラフィックおよびデータトラフィックを受信すると、そのトラフィックを受信しているCPM210またはIOM230は、そのトラフィックを適切なMSM220/MSCP224に転送するために、適切な識別子(たとえば、TEID、ジェネリックルーティングエンキャプシュレーション(GRE)キー、またはセッションID)を見る。
一実施形態においては、トラフィックを適切なMSM220/MSCP224にこのように自動的に転送することを容易にするために、関連する識別子の値が、複数のバンドルへとグループ化され、次いでそれらのバンドルは、複数のMSMグループに割り当てられること(たとえば、UEの複数のバンドルを複数のMSMグループに割り当てること、GREキーの複数のバンドルを複数のMSMグループに割り当てること、および/またはIP CANセッションの複数のバンドルを複数のMSMグループに割り当てること)が可能である。一実施形態においては、バンドルのサイズは、1セットのUEに関する複数のベアラおよび複数のセッションを一度に迅速に動かすために比較的小さく維持される。
一実施形態においては、1つの識別子の複数の値を複数のバンドルへとグループ化することは、その識別子の複数範囲の値(たとえば、複数範囲のTEID、複数範囲のGREキー、および/または複数範囲のIP CANセッション)を使用して実行される。(明確にするために本明細書において主に示され説明される)一実施形態においては、それぞれのバンドルは、関連付けられている識別子の単一範囲の値(たとえば、単一範囲のTEID、単一範囲のGREキー、または単一範囲のIP CANセッション)のみを含む。(明確さを旨として省略されている)一実施形態においては、複数の範囲の値が関連付けられて、単一のバンドルを形成することが可能である。
MSMグループへのセッションバンドルの例示的なマッピングが、図3に関して示され、説明される。
図3は、図2の例示的なルータによってサポートされている複数のセッションバンドルの、図2の例示的なルータの複数のMSMグループへの例示的な割り当てを示している。
図3に示されているように、例示的なネットワーク要素200は、複数のセッションバンドル310−310(まとめてセッションバンドル310)をサポートし、複数のMSMグループ320−320(まとめてMSMグループ320)を含む。セッションバンドル310は、複数の割り当て315を使用して、MSMグループ320に割り当てられる。
一実施形態においては、それぞれのセッションバンドル310は、1つのMSMグループ320にのみ割り当てられ、それぞれのMSMグループ320は、セッションバンドル310のうちの1つまたは複数をMSMグループ320に割り当てさせることが可能である。図3の割り当て315は、この実施形態に従って示されている。すなわち、図3においては、セッションバンドル310は、MSMグループ320に割り当てられ、セッションバンドル310は、MSMグループ320J−1に割り当てられ、セッションバンドル310は、MSMグループ320に割り当てられ、セッションバンドル310は、MSMグループ320に割り当てられ、セッションバンドル310N−1は、MSMグループ320J−1に割り当てられ、セッションバンドル310は、MSMグループ320に割り当てられる。その他の実施形態(たとえば、1つのセッションバンドル310を複数のMSMグループ320に割り当てること、どのセッションバンドルもMSMグループ320に割り当てないことなど、ならびにそれらのさまざまな組合せ)も考えられるということが理解されるであろう。
上述のように、図3は、処理モジュールのグループへのセッションバンドルの割り当てを例示するために、ネットワーク要素の例示的な一実施形態を示しており、ここでのネットワーク要素はモバイルゲートウェイであり、ネットワーク要素の処理モジュールはMSMであり、セッションは、通常モバイルゲートウェイによってサポートされるタイプのセッションである。しかし、本明細書に記載されているように、セッションバンドル割り当て機能は、その他のさまざまなタイプのネットワーク要素において利用され得る。したがって図3は、複数の処理モジュールを有して複数のセッションをサポートするネットワーク要素において、そのネットワーク要素の処理モジュールが、処理モジュールの複数のグループ(本明細書においては、処理モジュールグループとも呼ばれる)を形成するように構成されており、ネットワーク要素によってサポートされているセッションがバンドルされて、セッションの複数のバンドル(セッションバンドルとも呼ばれる)を形成し、次いでそれぞれのセッションバンドルが、複数の処理モジュールグループのうちの1つに割り当てられるという、より概括的な実施形態のうちの例示的な一実施形態であるとみなされる。
次いで図2に戻って、図3の割り当て315を確立して使用する際の図2の例示的なネットワーク要素200の動作が次に説明される。
CPM210上のSBAM214が、要求に応じてバンドルをMSMグループに割り当てる。SBAM214は、(たとえば、1つまたは複数のテーブルまたはその他の適切なデータ構造を使用して)MSMグループへのバンドルの割り当てを追跡把握し、それによってCPM210は、トラフィックをMSM220に適切に転送するために、バンドルからMSMグループへの割り当て情報を使用することができる。SBAM214は、バンドルからMSMグループへの割り当て情報を、IBLT234内にそれぞれ格納するためにIOM230にダウンロードし、それによってIOM230は、トラフィックをMSM220に適切に転送するために、バンドルからMSMグループへの割り当て情報を使用することができる。
一実施形態においては、それぞれのMSCP224/MSM220上のそれぞれのBMCM225は、(たとえば、MSCP224/MSM220が構成されてアクティブになったときに、またはその他の任意の適切な時点で)CPM210上のSBAM214によって1つまたは複数のセッションバンドル310を割り当てられる。一実施形態においては、使用されていない(すなわち完全にフリーの)セッションバンドル310は、MSCP224/MSM220のBMCM225によって、CPM210のSBAM214に戻されない。ただし、MSCP224/MSM220のペアが構成を解除された場合、またはモバイルゲートウェイがシャットダウンされた場合は除く。これが行われるのは、セッションバンドルから割り当てられたTEIDが再利用可能であるためである。
概して、例示的なネットワーク要素200を通じて接続しているユーザのUE IDは、任意の適切な様式で割り当てられ得る。一実施形態においては、たとえば、CPM210のSBAM214は、ノードを通じて接続するユーザごとにUE IDを割り当てる。一実施形態においては、たとえば、MSCP224上のBMCM225は、バンドルをMSCP224上でローカルに管理し、要求に応じて一意のUE IDを割り当てることができる。
一実施形態においては、TEID、GREキー、およびIP CANセッション用のセッションIDを生成するために、要求側によってPDNセッションID(PSID)が使用される。すなわちPSIDは、生成され使用されるその他のすべてのIDの根源として機能する。一実施形態においては、たとえば、MSCP224/MSM220上で新たなUEに関して新たなIP CANセッションが構築されると、新たなPSIDが割り当てられる。
SBAM214によって使用されることが可能な割り当てスキームについての理解は、TEID/GREキー/セッションIDのスペースをどのように分割するかについての理解によって与えられる。
識別子のレイアウト:
概して、TEID、GREキー、およびセッションID(たとえば、PCRFを用いてやり取りされる)は、すべて32ビットの数である。IP CANセッションに割り当てられているこれらの値(たとえば、TEID、GREキー、およびセッションID)のそれぞれが、何らかの方法で同じPSIDから得られているか、またはそうでなくとも何らかの様式で関連している場合には、割り当ての追跡/デバッグは簡略化されるが、これは必要条件ではないということが理解されるであろう。
一実施形態においては、UEIDは、バンドルから割り当てられ、PSIDは、Sのビットを別々の値に設定して結果として下記のとおり最大で8つのセッションが生じることによって、UEIDから得られる。
Figure 0005512890
32ビットUEIDおよびPSIDのこの例示的なレイアウトにおいては、12個のBのビットは、バンドルIDを識別し、11個のUのビットは、UEを識別し、3個のSのビットは、UEIDごとの(S11/S1−U TEIDによって使用されていない)IP CANセッションを識別し、Dのビットは、フローがアップストリームであるか、またはダウンストリームであるかを示し、Iのビットは、TEIDが間接トンネル用に使用されているかどうかを示し、4個のXのビットは、対応するIP CANセッション内のベアラを識別するために使用される(それらは、PCRFを用いてやり取りされるGREキーおよびセッションIDに関しては、すべてゼロ(または、いくつかの固定されたランダムな値)に設定可能である)。
一実施形態においては、それぞれのMSM220は、MSMグループIDによって識別されるMSMグループに属する。MSMグループは、単一のMSM220、複数のMSM220などを含むことができる。概して、それぞれのMSM220は、複数のIP CANセッションを割り当てられ、この場合、MSM220は、(本明細書においては、セッションIDのバンドルとも呼ばれる)特定の範囲のセッションID内の特定のIP CANセッションIDを有するIP CANセッションを取り扱うために使用される。
上述のように、既存のソリューションは、1つのセッションをサポートする特定のMSMグループが、セッションIDの最初の数ビットへとハードコードされることである。しかし、不利なことに、そのようなハードコーディングは、最初のMSMから1つまたは複数の後続のMSMへのセッションのリロケーションを妨げる。セッションバンドル割り当て機能の一実施形態においては、対照的に、UEIDは、バンドルから割り当てられ、PSIDは、Sのビットを別々の値に設定すること(たとえば、結果として最大で8つのセッションが生じること)によって、UEIDから得られる。
一実施形態においては、CPM210は、それぞれのセッションごとに、特定のTEIDに関連付けられているパケットを処理するために使用されることになる特定のMSM220(ならびにMSM220上の特定のコア222)を定義するマッピング情報を保持する。
概して、それぞれのTEIDは、複数のフィールドとして構成される複数のビットを含む。
第1のフィールドが、パケットを処理するために、またはパケットをその最終的な宛先に向けて転送するために使用されることになる特定のMSM220またはIOM230を定義するために使用される。このフィールドは、複数のセッションを効果的に結合してセッションのバンドル310を提供するように機能し、セッションのそれぞれのバンドル310は、同じMSM220によって処理される。一実施形態においては、単一のMSM220が、セッションの1つのバンドル310のみからのセッションを処理する。その他の実施形態においては、単一のMSM220が、セッションの複数のバンドル310のセッションを処理することができる。複数のセッションの複数のバンドル310と、複数のMSM220との間におけるマッピングを適合させることによって、特定のMSM220のローディングは、それに対応して適合され得る。セッションをセッションのバンドル310に割り当て、セッションのバンドル310をMSMグループ320に割り当てるメカニズムは、MSM220へのセッションの仮想割り当てを可能にし、それによって、ロードバランシング、セッションのマイグレーション、MSMハードウェアのホットスワッピング、MSMセッションの冗長性/バックアップ、地理的冗長性、およびその他の目的が達成され得る。
第2のフィールドが、パケットを処理するために使用されることになるMSM220内の特定のコア222を定義するために使用される。コア222は、MSM220またはMSM220の一部内に含まれる複数のハードウェア/処理要素のうちの特定のまたは一意の1つを含むことができる。コア222は、プロセッササイクル時間の割り当てを有するソフトウェアで定義された仮想スペースなどの仮想コアを含むこともできる。MSM220によって処理されるセッションのバンドル310内の特定のセッションにコア222(またはコア222のインスタンス)を割り当てるメカニズムは、MSM220のコア222へのセッションの仮想割り当てを可能にし、それによって、MSM220のコア222内のロードバランシングを可能にする。これはさらに、冗長性およびQoSの持続性を促進する。
一実施形態においては、UEIDとPSIDは、「同じ」バンドルID(これは、Bのビットが同じであることを意味する)から割り当てられる。UのビットとSのビットは、互いに依存しない。1つのSGW上では、UEIDは、1回だけ割り当てられ、その一方でPSIDは、最大で11回まで割り当てられる(なぜなら、所与のUEに関しては、11個のベアラのみが可能であるためである)。
そのような一実施形態においては、32ビットUEIDのレイアウトは、下記のとおりである。
Figure 0005512890
32ビットUEIDのこの例示的なレイアウトにおいては、12個のBのビットはバンドルIDを識別し、12個のUのビットはUEを識別する。一実施形態においては、2個のYのビットは、それぞれ0に設定され、1個のDのビットは、フローがアップストリームであるか、またはダウンストリームであるかを示し、1個のIのビットは、TEIDが間接トンネル用に使用されているかどうかを示し、4個のXのビットは、IP CANセッション内のベアラを識別するために使用される。一実施形態においては、これは、UEごとのS11制御TEIDを得るために使用される。
そのような一実施形態においては、32ビットPSIDのレイアウトは、下記のとおりである。
Figure 0005512890
32ビットPSIDのこの例示的なレイアウトにおいては、12個のBのビットは、バンドルIDを識別し、14個のSのビットは、IP CANセッションを識別し、4個のXのビットは、UEまたはIP CANセッションに関連付けられているベアラを識別するために使用され(たとえば、それらは、PCRFを用いてやり取りされるGREキーおよびセッションIDに関しては、すべてゼロ(または、いくつかの固定されたランダムな値)に設定され)、Dのビットは、フローがアップストリームであるか、またはダウンストリームであるかを示し、Iのビットは、TEIDが間接トンネル用に使用されているかどうかを示す。
一実施形態においては、S11−C上のTE−IDのレイアウトは、下記のとおりである。
Figure 0005512890
S11−C上のTEIDのこの例示的なレイアウトにおいては、12個のBのビットは、セッションのバンドルのバンドル識別子を識別し、12個のUのビットは、UEを識別する。一実施形態においては、2個のYのビットは、それぞれ0に設定され、1個のDのビットは、(アップリンク方向を示すために)1に設定され、1個のIのビットは、0に設定され、4個のXのビットは、それぞれ0に設定される。
一実施形態においては、S5/S8インターフェース上のTEIDのレイアウトは、下記のとおりである。
Figure 0005512890
S5/S8インターフェース上のTEIDのこの例示的なレイアウトにおいては、12個のBのビットは、セッションのバンドルのバンドル識別子を識別し、14個のSのビットは、IP CANセッションを識別し、1個のDのビットは、サービングゲートウェイ(SGW)に関しては0に設定され、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)に関しては1に設定され、1個のIのビットは、0に設定され、4個のXのビットは、IP CANセッション内のベアラを識別するために使用される。この例示的なレイアウトにおいては、Sのビットは、セッションごとに一意であり(これは、さまざまなIP CANセッションを見分けるのに役立つ)、Xのビットは、IP CANセッションに関連付けられているさまざまなベアラを見分けるために使用される(たとえば、S5/S8制御TEIDに関しては、Xのビットは、0に設定される)。一実施形態においては、S5/S8インターフェース上のGREキーのレイアウトは、下記のとおりである:
Figure 0005512890
S5/S8インターフェース上のGREキーのこの例示的なレイアウトにおいては、12個のBのビットは、セッションのバンドルのバンドル識別子を識別し、14個のSのビットは、アクセスポイントネーム(APN)間における区別を可能にするためにセッションごとに一意であり、1個のDのビットは、SGWに関しては0に設定され、PGWに関しては1に設定され、1個のIのビットは、0に設定され、4個のXのビットは、0に設定される。
一実施形態においては、内部で使用されるか、またはPCRFを用いてやり取りされるセッションIDのレイアウトは、下記のとおりである。
Figure 0005512890
内部で使用されるか、またはPCRFを用いてやり取りされるセッションIDのこの例示的なレイアウトにおいては、12個のBのビットは、セッションのバンドルのバンドル識別子を識別し、14個のSのビットは、アクセスポイントネーム(APN)間における区別を可能にするためにセッションごとに一意であり、1個のDのビットは、SGWに関しては0に設定され、PGWに関しては1に設定され、1個のIのビットは、0に設定され、4個のXのビットは、0に設定される。
上述の例においては、GREキー、TEID、PCRFセッションIDにおけるさまざまな未使用のビットは、それらを一見してすぐに識別することを容易にするためにゼロに設定される。
バンドルIDは、最初の12ビットによって識別され、その結果、1つのノード上に4000個のバンドルが生じる。これは、CPM210上のSBAM214によって割り当てられる。UEは、UEIDによって識別され、UEIDは、26ビットの長さである。
UEIDは、CPM210上のSBAM214によって割り当てられ得る。PSIDは、関連付けられているMSM220のMSCP224上のBMCM225によって割り当てられ得る。
UEIDは、UEを識別する。一実施形態においては、SGW上で、UEのすべてのIP CANセッションが、同じMSM220/MSCP224に割り当てられる。一実施形態においては、PGW上で、(たとえば、おそらくはポリシー上の理由またはその他の理由から)IP CANセッションごとに別のMSMグループ320に行くという決定が下されてもよい。これによって、何の問題も生じないはずである。なぜなら、これらの割り当ては、独立している(つまり、別々のMSCP224上の別々のBMCM225である)ためである。PGW上でポリシー上の理由から(同じUEおよびAPNの、ただし別のPDNタイプの)複数のIP CANセッションを同じMSMグループ320に割り当てるという決定が下された場合には、(たとえば、同じポリシー上の理由から)(同じUEに属するが、別のPSIDを有する)それらのIP CANセッションを同じMSMグループ320にリロケートするという試みが行われ得る。
このスキームは、最大で226(すなわち、6,400万)個のUEに関するサポートを可能にする。
上述のそのような複数の実施形態のさまざまな組合せが、任意の適切な粒度(たとえば、ネットワーク要素の部分ごとに、ネットワーク要素ごとに、ネットワークの部分ごとになど)で使用可能である。
セッションバンドル割り当て機能のさまざまな実施形態のコンテキスト内で使用可能なさまざまなタイプのルックアップについての説明が、以降に続く。
転送プレーン:
本明細書に記載されているように、IOM230のそれぞれは、IBLT234を含む。一実施形態においては、それぞれのIBLT234は、212個のエントリーを含み、それぞれのエントリーは、4ビットの幅であり、トラフィックが転送される必要があるMSM220のMSMグループIDを提供する。一実施形態においては、それぞれのIBLT234エントリーは、PSIDの最初の12ビット(MSB)によってインデックスを付けられる。そのような一実施形態においては、単一のバイトが、下記のように2つのレコードを保持する。
Figure 0005512890
一実施形態においては、それぞれのIOM230上で、IOM230のIOM制御モジュール232が、データパケット上でのモバイル関連処理を実行することになるMSM220を決定するために、データパケット内のTEIDまたはGREキーのバンドルID部分を使用する。これは、たとえばIBLT234内のルックアップを使用して決定され得る。
CPM:
本明細書に記載されているように、IOM230のそれぞれと同様に、CPM210は、212個のエントリーを含むMBLT226を含み、それぞれのエントリーは、4ビットの幅であり、トラフィックが転送される必要があるMSM220のMSMグループIDを提供する。一実施形態において、MBLT236は、PSIDの最初の12ビット(MSB)によってインデックスを付けられる。そのような一実施形態においては、単一のバイトが、下記のように2つのレコードを保持する。
Figure 0005512890
概して、CPM210に到着する制御トラフィックは、検査されて、対応するMSM220上のMSCP224に転送される必要があり、そこで、その制御トラフィックは、さらに処理されることになる。一実施形態においては、CPM210は、知られているセッションの間に到着するパケットを、そのパケット内の関連するインジケータ(たとえば、TEID、セッションID、IMSIなど)を抽出することによって検査し、そのインジケータは、CPM210が、それらのパケット上でルックアップを行って、それらのパケットを適切なMSM210のMSCP224に割り当て/リダイレクトすることを可能にする。
GTP制御パケット:
一実施形態においては、例示的なネットワーク要素200への入口ポイントとして機能するように構成されているIOM230上で、ゼロ以外のTEIDの値を有するパケットが受信された場合には、IOM230は、そのパケットをダイレクトする先の対応するMSM220を決定する目的でIBLT234内へのインデックス検索を行うために、TEIDのバンドルビット(12個のMSBのビット)を使用する。一実施形態においては、例示的なネットワーク要素200への入口ポイントとして機能するように構成されているIOM230上で、ゼロのTEIDの値を有するパケットが受信された場合(たとえば、UEからの最初の接続要求を示している場合)には、CPM210上のLBモジュール212は、ロードバランシング動作を実行し、それによってパケットは、MSM220/MSCP224に割り当てられ、MSM220/MSCP224は、それによって、MSMグループを自動的に決定する(たとえば、この場合には、バンドルIDが、MSCP224上のBMCM225に割り当てられ、CPM210からMSCP224に搬送されて、ローカルのUE/セッションデータベースに投入される)。
PCRFパケット:
概して、PCRFパケット内のセッションIDは、IP CANセッションを識別する。一実施形態においては、セッションIDの12個のMSBのビットであるバンドルIDは、PCRFパケットのためのMSMグループ320を決定する目的でバンドルルックアップテーブル(たとえば、PCRFパケットが受信されるIOM230上のIBLT234)内へのインデックス検索を行うために使用される。
PMIPパケット:
一実施形態においては、PMIPパケットに関して、そのパケット内のIMSI値が、PMIPパケットを処理することになるMSMグループ320を識別するために(また場合によっては、必要または希望に応じて、セッションのバンドル310のバンドルIDを識別するために)、ローカルのUE/セッションデータベース内へのインデックスとして使用される。
MSCP:
本明細書に記載されているように、それぞれのMSM220は、MBLT226を含む。一実施形態においては、それぞれのMBLT226は、212個のエントリーを含み、それぞれのエントリーは、16ビットの幅である。そのような一実施形態においては、最初の5ビットは、セッションのバンドル310を有するタスクインデックス(16個の可能なタスクのうちの1つを識別する)を指定し、残りの11ビットは、そのタスクのためのバンドルの割り当てが利用可能であるロケーションへのインデックス(またはオフセット)を提供する。一実施形態においては、タスクインデックスと、タスクバンドルテーブルへのオフセット/インデックスとの組合せが、下に示されているような構造の始まりを提供する。
Figure 0005512890
一実施形態においては、この構造は、関連付けられているバンドルにおけるUEID/PSIDに関する情報を含む。そのような一実施形態においては、この構造は、14ビットによってインデックスを付けられる第2のテーブルまたはアレイを含む。UEIDのビット13から24、またはPSIDのビット13から26は、それぞれUEレコード/セッションレコードのインジケータを提供する。
その他のさまざまなタイプのルックアップが、セッションバンドル割り当て機能のコンテキスト内でサポート可能であるということに留意されたい。
一実施形態においては、MSM上で新たなUEIDに関して構築されたそれぞれの新たなセッションごとに、新たなPDNセッションID(PSID)が割り当てられる。一実施形態においては、UEIDおよびPSIDのそれぞれが、共通のバンドル(たとえば、共通のMSMまたはMSM処理要素)に割り当てられる。一実施形態においては、それぞれのMSM220のそれぞれのMSCP224上のそれぞれのBMCM225が、セッションのそれぞれのバンドル310内のPSIDの割り当てを管理し、同様に、CPM210上のSBAM214が、MSM220へのセッションのバンドル310の割り当てと、MSM220へのタスクの割り当てとを管理する。結果として、セッションの共通のバンドルに関連付けられているセッションのすべてが、SBAM214内の、セッションのバンドルに関連付けられているマッピングを変更することによって、1つのMSM220から別のMSM220に移動/マイグレーションされ得る。このようにして、1つのMSM220から別のMSM220へのセッションの迅速な移行がもたらされる。対照的に、既存の構成におけるハードコーディング(たとえば、既存の構成のTEIDにおけるMSMの識別情報のハードコーディング)の使用に起因して、既存の構成は、1つのMSMから別のMSMにセッションのそれぞれを個々に移動/マイグレーションさせることを必要とする。換言すれば、セッションバンドル割り当て機能は、TEIDを特定のMSMにハードコードする必要性を取り除くことによって、次のような状況を回避する。すなわち、MSMのうちの1つが機能しなくなったときに、その機能しなくなったMSMにハードコードされているセッションのすべてが影響を受け、セッションバンドルのハードコーディングを変更するのに多大な時間が必要となるために、ユーザ経験の著しい悪化につながるという状況が回避される。
一実施形態においては、モバイルゲートウェイを実装するAlcatel−Lucent7750サービスルータ(たとえば、7750SR−12サービスルータ)は、例として、2つの入力/出力モジュール(IOM:input−output module)と、2つの中央処理モジュール(CPM:central processing module)と、8つのモバイルサービスモジュール(MSM)とを含む。CPMモジュールおよびそのオペレーティブは、個々のMSM、およびMSM上の個々の処理要素にわたってセッションバンドルを割り当てる。一実施形態においては、セッションバンドルは、個々のMSMに割り当てられる。一実施形態においては、セッションバンドルは、個々のMSM内の特定の処理要素に割り当てられる。
図4は、セッションバンドルを処理モジュールグループに割り当てるための方法の一実施形態を示している。
ステップ410において、方法400が開始する。
ステップ420において、複数のセッションがグループ化されて、セッションのバンドルを形成する。セッションのバンドルは、バンドル識別子を当該セッションのバンドルに関連付けさせる。
ステップ430において、セッションのバンドルは、複数の処理モジュールグループのうちの1つに割り当てられる。
ステップ440において、複数の処理モジュールグループのうちの1つへのセッションのバンドルの割り当てに基づいて、マネージメント機能が実行される。
一実施形態においては、たとえばマネージメント機能は、セッションのバンドルのバンドル識別子を使用して1つまたは複数の識別子を提供することを含む。たとえば、1つまたは複数の識別子を提供することは、ユーザデバイスのセッション要求に応答してそのユーザデバイスに関するユーザデバイス識別子(たとえばUEID)を割り当てること、ユーザデバイスのために割り当てられたユーザデバイス識別子を使用してそのユーザデバイスの要求されたセッションに関するセッション識別子(たとえばPSID)を割り当てること、セッション識別子を使用してIP CANセッションに関するTEIDを生成すること、GREキーを生成すること、PCRFセッション識別子を生成すること、ユーザ識別子を使用してS11制御セッションに関するTEIDを得ること、セッション識別子を使用してS5/S8制御セッションに関するTEIDを得ること、セッション識別子を使用してS5/S8制御セッションに関するGREキーを得ること、セッション識別子を使用してPCRFセッション識別子を得ることなど、ならびにそれらのさまざまな組合せのうちの1つまたは複数を含むことができる。本明細書においては、識別子を割り当てるおよび/または得るためのその他のさまざまな実施形態が提供される。
一実施形態においては、たとえばマネージメント機能は、セッションのバンドルの割り当てに基づいた複数の処理モジュールグループのうちの1つへのパケットのためのパケット転送を提供することを含む。たとえば、パケット転送機能は、識別子を含むパケットを受信すること、その識別子に基づいて複数の処理モジュールグループのうちの1つの処理モジュールグループを選択すること、および処理モジュールグループのうちの選択された1つの処理モジュールグループの処理モジュールに向けてそのトラフィックを転送することを含むことができる。
一実施形態においては、たとえばマネージメント機能は、セッションのバンドルを処理モジュールグループ間においてマイグレーションすることを含む。たとえば、セッションのバンドルが割り当てられている処理モジュールグループが、第1の処理モジュールグループである場合には、セッションのバンドルは、イベントに応答して、バンドル識別子を、第1の処理モジュールグループに関連付けられている状態から、第2の処理モジュールグループに関連付けられている状態に変更することによって、第1の処理モジュールグループから第2の処理モジュールグループにマイグレーションされ得る。
複数の処理モジュールグループのうちの1つの処理モジュールグループへのセッションのバンドルの割り当てに基づいて、その他のさまざまなマネージメント機能が実行され得るということに留意されたい。
ステップ450において、方法400は終了する。
本明細書においては主に、ルータまたはその他の切り替えデバイス内の処理/切換え要素へのセッションバンドルの割り当てが、特定のタイプのネットワークの特定のタイプのネットワーク要素(たとえば、LTEネットワークのPGWおよびSGW、または3GネットワークのGGSN)によって実行される実施形態に関して示され説明されているが、処理/切替要素間におけるセッションバンドルの割り当ては、その他のさまざまなタイプのネットワークのその他のさまざまなタイプのネットワーク要素(たとえば、その他のタイプのルータ、切り替えデバイスなど)内で利用され得る。
セッションバンドル割り当て機能のさまざまな実施形態は、負荷の分散、サービスのアップグレード、システムの冗長性などのコンテキスト内で特に有用であるということに留意されたい。概して、セッションバンドル割り当て機能の実施形態は、何らかの理由(たとえば、プラントアップグレードおよび/またはサービシング、ホットスタンバイ、地理的冗長性の適用など)で個々のMSMが劣化するか、またはオフラインにされる任意の状況のコンテキスト内で有用である。セッションバンドル割り当て機能のさまざまな実施形態は、その他のコンテキスト内で、および/またはその他の目的で有用である。
図5は、本明細書に記載されている機能を実行する際に使用するのに適したコンピュータのハイレベルブロック図を示している。
図5に示されているように、コンピュータ500は、プロセッサ要素502(たとえば、中央処理装置(CPU:central processing unit)および/またはその他の適切な(1つまたは複数の)プロセッサ)ならびにメモリ504(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM:read only memory)など))を含む。コンピュータ500はまた、協働モジュール/プロセス505および/またはさまざまな入力/出力デバイス506(たとえば、ユーザ入力デバイス(キーボード、キーパッド、マウスなど)、ユーザ出力デバイス(ディスプレイ、スピーカーなど)、入力ポート、出力ポート、受信機、送信機、およびストレージデバイス(たとえば、テープドライブ、フロッピー(登録商標)ドライブ、ハードディスクドライブ、コンパクトディスクドライブなど))を含むことができる。
本明細書において示され説明されている機能は、ソフトウェアにおいて(たとえば、1つまたは複数のプロセッサ上におけるソフトウェアの実装形態によって)、ならびに/あるいはハードウェアにおいて(たとえば、汎用コンピュータ、1つもしくは複数の特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)、および/またはその他の任意のハードウェア均等物を使用して)実施され得るということが理解されるであろう。
本明細書において示され説明されている機能は、専用コンピュータを実装する目的で汎用コンピュータ上で実行するためのソフトウェアにおいて(たとえば、1つまたは複数のプロセッサによる実行によって)実施されることが可能であり、ならびに/あるいはハードウェアにおいて(たとえば、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)、および/または1つもしくは複数のその他のハードウェア均等物を使用して)実施され得るということが理解されるであろう。
一実施形態においては、協働プロセス505は、本明細書において論じられている機能を実施するために、メモリ504内にロードされて、プロセッサ502によって実行され得る。したがって、協働プロセス505(関連付けられているデータ構造を含む)は、コンピュータ可読ストレージメディア、たとえば、RAMメモリ、磁気または光学ドライブまたはディスケットなどに格納され得る。
図5に示されているコンピュータ500は、本明細書に記載されている機能要素、および/または本明細書に記載されている機能要素の一部を実施するのに適した概括的なアーキテクチャーおよび機能を提供するということがわかるであろう。たとえばコンピュータ500は、例示的なネットワーク要素200、例示的なネットワーク要素200の1つまたは複数の要素などのうちの1つまたは複数、ならびにそれらのさまざまな組合せを実施するのに適した概括的なアーキテクチャーおよび機能を提供する。
本明細書においてソフトウェア方法として論じられているステップのうちのいくつかは、ハードウェア内で、たとえば、さまざまな方法ステップを実行するためにプロセッサと協働する回路として実施され得るということが考えられる。本明細書に記載されている機能/要素の一部は、コンピュータプログラム製品として実装され得、その場合には、コンピュータ命令が、コンピュータによって処理されると、本明細書に記載されている方法および/または技法が呼び出されるかまたはその他の形で提供されるように、そのコンピュータの動作を適合させる。本発明の方法を呼び出すための命令は、固定式のメディアまたは取り外し可能なメディア内に格納されること、ブロードキャストメディアまたはその他の信号搬送メディアに含めてデータストリームを介して伝送されること、および/またはそれらの命令に従って機能するコンピューティングデバイス内のメモリ内に格納されることが可能である。
さまざまな実施形態の態様が、特許請求の範囲において明記される。さまざまな実施形態のそれらおよびその他の態様は、下記の番号付けされた条項において明記される。
1.複数のセッションを関連付けて、それによって、バンドル識別子が関連付けられるセッションのバンドルを形成し、
セッションのバンドルのうちのセッションに関する通信トラフィックを処理するように構成されている1つまたは複数の処理モジュールを含む処理モジュールグループにセッションのバンドルを割り当て、
ユーザデバイスのセッション要求に応答して、バンドル識別子を使用してユーザデバイスにユーザデバイス識別子を割り当て、ユーザデバイス識別子を使用して要求されているセッションにセッション識別子を割り当てる
ように構成されているプロセッサ
を備える、装置。
2.処理モジュールグループが、複数の処理モジュールグループのうちの1つの処理モジュールグループであり、プロセッサが、
識別子を含むパケットを受信し、
識別子に基づいて複数の処理モジュールグループのうちの1つの処理モジュールグループを選択し、
処理モジュールグループのうちの選択された1つの処理モジュールグループの処理モジュールに向けてトラフィックを転送する
ように構成されている、第1条に記載の装置。
3.処理モジュールグループが、第1の処理モジュールグループであり、プロセッサが、
イベントに応答して、バンドル識別子を、第1の処理モジュールグループに関連付けられている状態から、第2の処理モジュールグループに関連付けられている状態に変更することによって、セッションのバンドルを第1の処理モジュールグループから第2の処理モジュールグループにマイグレーションするように構成されている、第1条に記載の装置。
4.ユーザデバイスが、ユーザ機器(UE)であり、ユーザデバイス識別子が、UEに関するUE識別子(UEID)であり、
セッション識別子が、パケットデータネットワーク(PDN)セッション識別子(PSID)である、
第1条に記載の装置。
5.PSIDが、インターネットプロトコル接続アクセスネットワーク(IP CAN)セッションに関連付けられている、第4条に記載の装置。
6.複数の処理モジュールのうちの1つの処理モジュール上でUEに関してIP CANセッションが構築されたことに応答して、PSIDが割り当てられる、第5条に記載の装置。
7.プロセッサが、
IP CANセッションに関して、IP CANセッションに関連付けられているPSIDを使用して、トンネルエンドポイント識別子(TEID)、ジェネリックルーティングエンキャプシュレーション(GRE)キー、およびポリシー/課金ルール機能(PCRF:Policy and Charging Rules Function)セッション識別子のうちの少なくとも1つを生成するように構成されている、第5条に記載の装置。
8.UEIDが32ビットの値であり、UEIDのレイアウトが、
BBBBBBBB BBBBUUUU UUUUUUUS SSDIXXXXを含み、
12個のBのビットが、セッションのバンドルのバンドル識別子を識別し、
11個のUのビットが、UEを識別し、
3個のSのビットが、IP CANセッションを識別し、
1個のDのビットが、フローがアップストリームであるか、またはダウンストリームであるかを示し、
1個のIのビットが、TEIDが間接トンネル用に使用されているかどうかを示し、
4個のXのビットが、IP CANセッション内のベアラを識別するために使用される、
第5条に記載の装置。
9.UEIDを使用してPSIDを割り当てることが、Sのビットを設定することを含む、第8条に記載の装置。
10.UEIDが32ビットの値であり、UEIDのレイアウトが、
BBBBBBBB BBBBUUUU UUUUUUUU YYDIXXXXを含み、
12個のBのビットが、セッションのバンドルのバンドル識別子を識別し、
12個のUのビットが、UEを識別し、
2個のYのビットが、それぞれ0に設定され、
1個のDのビットが、フローがアップストリームであるか、またはダウンストリームであるかを示し、
1個のIのビットが、トンネルエンドポイント識別子(TEID)が間接トンネル用に使用されているかどうかを示し、
4個のXのビットが、IP CANセッション内のベアラを識別するために使用される、
第5条に記載の装置。
11.プロセッサが、
UEIDを使用してS11制御セッションに関するTEIDを得るように構成され、S11制御セッションに関するTEIDが、32ビットの値であり、S11制御セッションに関するTEIDの値のレイアウトが、
BBBBBBBB BBBBUUUU UUUUUUUU YYDIXXXXを含み、
12個のBのビットが、セッションのバンドルのバンドル識別子を識別し、
12個のUのビットが、UEを識別し、
2個のYのビットが、それぞれ0に設定され、
1個のDのビットが、1に設定され、
1個のIのビットが、0に設定され、
4個のXのビットが、それぞれ0に設定される、
第10条に記載の装置。
12.PSIDが、32ビットの値であり、PSIDの値のレイアウトが、
BBBBBBBB BBBBSSSS SSSSSSSS SSDIXXXXを含み、
12個のBのビットが、セッションのバンドルのバンドル識別子を識別し、
14個のSのビットが、IP CANセッションを識別し、
1個のDのビットが、フローがアップストリームであるか、またはダウンストリームであるかを示し、
1個のIのビットが、TEIDが間接トンネル用に使用されているかどうかを示し、
4個のXのビットが、IP CANセッション内のベアラを識別するために使用される、
第5条に記載の装置。
13.プロセッサが、
PSIDを使用してS5/S8制御セッションに関するTEIDを得るように構成され、S5/S8制御セッションに関するTEIDが、32ビットの値であり、S5/S8制御セッションに関するTEIDの値のレイアウトが、
BBBBBBBB BBBBSSSS SSSSSSSS SSDIXXXXを含み、
12個のBのビットが、セッションのバンドルのバンドル識別子を識別し、
14個のSのビットが、IP CANセッションを識別し、
1個のDのビットが、サービングゲートウェイ(SGW)に関しては0に設定され、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)に関しては1に設定され、
1個のIのビットが、0に設定され、
4個のXのビットが、IP CANセッション内のベアラを識別するために使用される、
第12条に記載の装置。
14.個々のベアラのアップリンク、ダウンリンク、および間接トンネルに関するTEIDが、32ビットの値であり、個々のベアラのそれぞれに関するTEIDの値のレイアウトが、
BBBBBBBB BBBBSSSS SSSSSSSS SSDIXXXXを含み、
12個のBのビットが、セッションのバンドルのバンドル識別子を識別し、
14個のSのビットが、IP CANセッションを識別し、
1個のDのビットが、ダウンリンク方向に関しては0に設定され、アップリンク方向に関しては1に設定され、
1個のIのビットが、通常のトンネルに関しては0に設定され、間接トンネルに関しては1に設定され、
4個のXのビットが、IP CANセッション内のベアラを識別するために使用される、
第13条に記載の装置。
15.プロセッサが、
PSIDを使用してS5/S8制御セッションに関するジェネリックルーティングエンキャプシュレーション(GRE)キーを得るように構成され、S5/S8制御セッションに関するGREキーが、32ビットの値であり、S5/S8制御セッションに関するGREキーの値のレイアウトが、
BBBBBBBB BBBBSSSS SSSSSSSS SSDIXXXXを含み、
12個のBのビットが、セッションのバンドルのバンドル識別子を識別し、
14個のSのビットが、アクセスポイントネーム(APN)同士の間における区別を可能にするためにセッションごとに一意であり、
1個のDのビットが、サービングゲートウェイ(SGW)に関しては0に設定され、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)に関しては1に設定され、
1個のIのビットが、0に設定され、
4個のXのビットが、0に設定される、
第12条に記載の装置。
16.プロセッサが、
PSIDを使用してポリシー/課金ルール機能(PCRF:Policy and Charging Rules Function)セッション識別子を得るように構成され、PCRFセッション識別子が、PCRFを用いてメッセージをやり取りするために使用されるように構成され、PCRFセッション識別子が、32ビットの値であり、PCRFセッション識別子の値のレイアウトが、
BBBBBBBB BBBBSSSS SSSSSSSS SSDIXXXXを含み、
12個のBのビットが、セッションのバンドルのバンドル識別子を識別し、
14個のSのビットが、アクセスポイントネーム(APN)間における区別を可能にするためにセッションごとに一意であり、
1個のDのビットが、サービングゲートウェイ(SGW)に関しては0に設定され、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)に関しては1に設定され、
1個のIのビットが、0に設定され、
4個のXのビットが、0に設定される、
第12条に記載の装置。
17.処理モジュールグループが、複数の処理モジュールグループのうちの1つの処理モジュールグループであり、プロセッサが、
識別子であって、トンネルエンドポイント識別子(TEID)、ジェネリックルーティングエンキャプシュレーション(GRE)キー、およびポリシー/課金ルール機能(PCRF:Policy and Charging Rules Function)セッション識別子のうちの1つを含む、識別子を含んだパケットを受信し、
識別子に基づいて複数の処理モジュールグループのうちの1つの処理モジュールグループを選択し、
処理モジュールグループのうちの選択された1つの処理モジュールグループの処理モジュールに向けてパケットを転送する
ように構成されている、第1条に記載の装置。
18.プロセッサによって実行されると、
複数のセッションを関連付けて、それによって、バンドル識別子が関連付けられるセッションのバンドルを形成すること、
セッションのバンドルのうちのセッションに関する通信トラフィックを処理するように構成されている1つまたは複数の処理モジュールを含む処理モジュールグループにセッションのバンドルを割り当てること、および
ユーザデバイスのセッション要求に応答して、バンドル識別子を使用してユーザデバイスにユーザデバイス識別子を割り当て、ユーザデバイス識別子を使用して要求されているセッションにセッション識別子を割り当てること
を含む方法をプロセッサに実行させる命令を格納している、コンピュータ可読ストレージメディア。
19.複数のセッションを関連付けて、それによって、バンドル識別子が関連付けられるセッションのバンドルを形成すること、
セッションのバンドルのうちのセッションに関する通信トラフィックを処理するように構成されている1つまたは複数の処理モジュールを含む処理モジュールグループにセッションのバンドルを割り当てること、および
ユーザデバイスのセッション要求に応答して、バンドル識別子を使用してユーザデバイスにユーザデバイス識別子を割り当て、ユーザデバイス識別子を使用して要求されているセッションにセッション識別子を割り当てること
を含む、方法。
20.セッションに関連付けられていて識別子を含むパケットを受信することであって、識別子の一部が、セッションのバンドルに関連付けられているバンドル識別子であり、セッションのバンドルが、受信されたパケットのセッションを含むこと、
複数の処理モジュールグループのうちの1つの処理モジュールグループを選択することであって、その選択が、処理モジュールグループのうちの選択される1つの処理モジュールグループへのバンドル識別子のマッピングに基づき、処理モジュールグループが、パケットを処理するように構成されている1つまたは複数の処理モジュールを含むこと、および
処理モジュールグループのうちの選択された1つの処理モジュールグループの処理モジュールに向けてパケットを転送すること
を行うように構成されているプロセッサ
を含む、装置。
21.処理モジュールグループのうちの選択された1つの処理モジュールグループが、第1の処理モジュールグループであり、プロセッサが、
イベントに応答して、バンドル識別子を、第1の処理モジュールグループに関連付けられている状態から、第2の処理モジュールグループに関連付けられている状態に変更することによって、セッションのバンドルを第1の処理モジュールグループから第2の処理モジュールグループにマイグレーションするように構成されている、
第20条に記載の装置。
22.受信されたパケットが、セッションに関連付けられている第1の受信されたパケットであり、プロセッサが、
セッションに関連付けられていて識別子を含む第2のパケットを受信すること、
第2の処理モジュールグループへのバンドル識別子のマッピングに基づいて、第2のパケットを処理するように構成されている1つまたは複数の処理モジュールを含む第2の処理モジュールグループを選択すること、および
第2の処理モジュールグループの処理モジュールに向けて第2のパケットを転送すること
を行うように構成されている、
第21条に記載の装置。
本明細書においては、本発明の教示を組み込むさまざまな実施形態が示され、詳細に説明されたが、当業者なら、それらの教示をなお組み込むその他の多くの変更された実施形態を容易に考案することができる。

Claims (10)

  1. 複数のセッションを関連付けて、それによって、バンドル識別子が関連付けられるセッションのバンドルを形成すること、
    セッションのバンドルのうちのセッションに関する通信トラフィックを処理するように構成されている1つまたは複数の処理モジュールを含む処理モジュールグループにセッションのバンドルを割り当てること、および
    ユーザデバイスのセッション要求に応答して、バンドル識別子を使用してユーザデバイスにユーザデバイス識別子を割り当て、ユーザデバイス識別子を使用して要求されているセッションにセッション識別子を割り当てること
    を行うように構成されているプロセッサ
    を備える、装置。
  2. 処理モジュールグループが、複数の処理モジュールグループのうちの1つの処理モジュールグループであり、プロセッサが、
    識別子を含むパケットを受信すること、
    識別子に基づいて複数の処理モジュールグループのうちの1つの処理モジュールグループを選択すること、および
    複数の処理モジュールグループのうちの選択された1つの処理モジュールグループの処理モジュールに向けてトラフィックを転送すること
    を行うように構成されている、請求項1に記載の装置。
  3. 処理モジュールグループが、第1の処理モジュールグループであり、プロセッサが、
    イベントに応答して、バンドル識別子を、第1の処理モジュールグループに関連付けられている状態から、第2の処理モジュールグループに関連付けられている状態に変更することによって、セッションのバンドルを第1の処理モジュールグループから第2の処理モジュールグループにマイグレーションするように構成されている、請求項1に記載の装置。
  4. ユーザデバイスが、ユーザ機器(UE)であり、ユーザデバイス識別子が、UEに関するUE識別子(UEID)であり、
    セッション識別子が、パケットデータネットワーク(PDN)セッション識別子(PSID)である、
    請求項1に記載の装置。
  5. PSIDが、インターネットプロトコル接続アクセスネットワーク(IP CAN)セッションに関連付けられている、請求項4に記載の装置。
  6. 処理モジュールのうちの1つの処理モジュールにおいてUEに関してIP CANセッションが構築されたことに応答して、PSIDが割り当てられる、請求項5に記載の装置。
  7. プロセッサが、
    IP CANセッションに関して、IP CANセッションに関連付けられているPSIDを使用して、トンネルエンドポイント識別子(TEID)、ジェネリックルーティングエンキャプシュレーション(GRE)キー、およびポリシー/課金ルール機能(PCRF)セッション識別子のうちの少なくとも1つを生成するように構成されている、請求項5に記載の装置。
  8. 処理モジュールグループが、複数の処理モジュールグループのうちの1つの処理モジュールグループであり、プロセッサが、
    識別子であって、トンネルエンドポイント識別子(TEID)、ジェネリックルーティングエンキャプシュレーション(GRE)キー、およびポリシー/課金ルール機能(PCRF)セッション識別子のうちの1つを含む、識別子を含んだパケットを受信すること、
    識別子に基づいて、複数の処理モジュールグループのうちの1つの処理モジュールグループを選択すること、および
    複数の処理モジュールグループのうちの選択された1つの処理モジュールグループの処理モジュールに向けてパケットを転送する
    ことを行うように構成されている、請求項1に記載の装置。
  9. プロセッサによって実行されると、
    複数のセッションを関連付けて、それによって、バンドル識別子が関連付けられるセッションのバンドルを形成すること、
    セッションのバンドルのうちのセッションに関する通信トラフィックを処理するように構成されている1つまたは複数の処理モジュールを含む処理モジュールグループにセッションのバンドルを割り当てること、および
    ユーザデバイスのセッション要求に応答して、バンドル識別子を使用してユーザデバイスにユーザデバイス識別子を割り当て、ユーザデバイス識別子を使用して要求されているセッションにセッション識別子を割り当てること
    を含む方法をプロセッサに実行させる命令を格納している、コンピュータ可読ストレージメディア。
  10. 複数のセッションを関連付けて、それによって、バンドル識別子が関連付けられるセッションのバンドルを形成すること、
    セッションのバンドルのうちのセッションに関する通信トラフィックを処理するように構成されている1つまたは複数の処理モジュールを含む処理モジュールグループにセッションのバンドルを割り当てること、および
    ユーザデバイスのセッション要求に応答して、バンドル識別子を使用してユーザデバイスにユーザデバイス識別子を割り当て、ユーザデバイス識別子を使用して要求されているセッションにセッション識別子を割り当てること
    を含む、方法。
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