JP5512846B1 - 入力装置、その駆動方法及び電子機器 - Google Patents

入力装置、その駆動方法及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 透明度が高く、表示デバイスの視認性に影響を与えない入力装置を提供する。
【解決手段】 入力装置(10)は、透明基板の上に配列された第1の電極(15)と、前記第1の電極と交差するようにして前記透明基板の上に配列された第2の電極(16)と、前記第1の電極と前記第2の電極の各交差点に配置されて前記第1の電極と前記第2の電極とを絶縁する絶縁体(17)と、を備え、少なくとも前記第1の電極の一部と少なくとも前記第2の電極の一部が、外部に露出している。層数を少なくできるため、入力装置の厚さを薄くして透明度を高め、表示デバイスの視認性に与える影響を少なくすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入力装置、その駆動方法及び電子機器に関し、特にタッチ式の入力装置、その駆動方法及び電子機器に関する。
近年、スマートフォンやタブレット型情報処理装置などの電子機器においては、その入力装置にタッチ式のもの、すなわち、表示デバイスの表示面に貼り付けられた透明なタッチパネルを用いることが主流になっている。タッチパネルを透して表示面上のアイコン等のオブジェクトが見えるため、ユーザは、オブジェクトに“触れる”または“タッチする”という直感的操作を行うことができる。
図9は、タッチパネルの断面図である。図示のタッチパネル1は、現在主流の投影型静電容量方式である。このタッチパネル1は、簡略的に、透明保護層2と透明基板3の間に、上部透明電極4、透明絶縁層5及び下部透明電極6を挟み込んだ構造を有している(下記の特許文献1参照)。上部透明電極4と下部透明電極6は共に微細幅の長尺電極であり、それぞれ表示デバイス7の表示面の縦方向(行方向)と横方向(列方向)に微細な間隔を保持してマトリクス状に配列されている。タッチパネル1の動作原理は、人体の一部(一般的には指)または静電容量ペンなどの物体(以下、これらを総称して静電容量体という)がタッチパネル1に触れると、静電容量体の静電容量により、タッチ位置の上部透明電極4と下部透明電極6の間に微小な高周波電流が流れるので、この電流からタッチ位置(上部透明電極4と下部透明電極6の交点座標)を検出するというものである。
実用新案登録第3161738号
しかしながら、前記のタッチパネル1は、透明保護層2、上部透明電極4、透明絶縁層5、下部透明電極6及び透明基板3の5層の構造体になっているため、タッチパネル1の厚さが増し、透明度が低下して表示デバイス7の視認性に影響を与えるという問題点がある。この問題点は、投影型静電容量方式以外の方式(たとえば、抵抗膜方式など)のタッチパネルにおいても同様である。層数に多少の違いはあるものの5層ないしはそれに近い多層構造体であることに変わりなく、やはり、透明度が低下して表示デバイス7の視認性に影響を与えるという問題点がある。
そこで、本発明の目的は、透明度が高く、表示デバイスの視認性に影響を与えない入力装置、その駆動方法及び電子機器を提供することにある。
本発明の入力装置は、透明基板の上に配列された第1の電極と、前記第1の電極と交差するようにして前記透明基板の上に配列された第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極の各交差点に配置されて前記第1の電極と前記第2の電極とを絶縁する絶縁体と、を備え、少なくとも前記第1の電極の一部と少なくとも前記第2の電極の一部が、外部に露出しており、さらに、前記第1の電極を順次に選択しつつ当該第1の電極の一つが選択されている間に前記第2の電極を順次に選択する選択手段と、前記選択手段によって選択中の前記第1の電極または前記第2の電極に対して直流電圧を印加する印加手段と、前記第1の電極または前記第2の電極のうち前記直流電圧が印加されない方の電極に現れた直流電圧に基づいて前記第1の電極及び前記第2の電極の交点位置への導電体のタッチを検出する検出手段と、前記検出手段によって導電体のタッチが検出された際に、前記印加手段によって前記第1の電極または前記第2の電極に対して印加される直流電圧を値の高い直流電圧に変更するように前記印加手段を制御する制御手段とを備える
本発明の駆動方法は、本発明の入力装置に適用する駆動方法であって、前記第1の電極を順次に選択しつつ当該第1の電極の一つが選択されている間に前記第2の電極を順次に選択する選択工程と、前記選択工程によって選択中の前記第1の電極または前記第2の電極に対して直流電圧を印加する印加工程と、前記第1の電極または前記第2の電極のうち前記直流電圧が印加されない方の電極に現れた直流電圧に基づいて前記第1の電極及び前記第2の電極の交点位置への導電体のタッチを検出する検出工程と、前記検出工程によって導電体のタッチが検出された際に、前記印加工程によって前記第1の電極または前記第2の電極に対して印加される直流電圧を値の高い直流電圧に変更するように前記印加工程を制御する制御工程とを含む。
本発明の電子機器は、本発明の入力装置を備える。
本発明によれば、透明度が高く、表示デバイスの視認性に影響を与えない入力装置、その駆動方法及び電子機器を提供することができる。
実施形態の入力装置の構造図である。 タッチパネル10の構成図である。 タッチパネル10のタッチ検出の原理図である。 実施形態の入力装置(タッチパネル10)を適用する電子機器の構成図である。 表示デバイス11の表示例を示す図である。 制御プログラムの概略フローを示す図である。 第2の実施形態の入力装置の構造図である。 図8は、第2の実施形態の変形例を示す図である。 タッチパネルの断面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態の入力装置の構造図である。この図において、入力装置としてのタッチパネル10は、液晶ディスプレイパネル等の表示デバイス11の表示面に貼り付けられた薄板状の透明基板12と、この透明基板12の上に積層された透明電極層13と、駆動回路14とを含んで構成されている。
透明電極層13は、外部に露出するようにして表示デバイス11の横方向(列方向またはX軸方向)に等間隔に配列された長尺状の多数の透明列電極15と、外部に露出するようにして縦方向(行方向またはY軸方向)に等間隔に配列された長尺状の多数の透明行電極16と、それら透明列電極15と透明行電極16の各交差点に設けられて、それらの透明列電極15と透明行電極16を電気的に絶縁する透明絶縁体17とを有している。ここで、「外部に露出するようにして」とは、周囲の雰囲気(空気)に晒された状態にすることをいい、より具体的には、指先や物体などで直接触れることができる状態にすることをいう。
このように、この第1の実施形態のタッチパネル10は、透明基板12、透明列電極15、透明行電極16及び透明絶縁体17の4層構造であるが、そのうちの透明絶縁体17は交差点のみに位置する局所層であるので、層数から除外することができ、結局のところ、この第1の実施形態のタッチパネル10は、透明基板12と透明列電極15と透明行電極16の3層構造を有している。
したがって、この第1の実施形態のタッチパネル10によれば、冒頭で説明したタッチパネル1(図9参照)よりも少ない層数(5層→3層)であるから、また、仮に透明絶縁体17を層数に加えたとしても、やはり、タッチパネル1(図9参照)よりも少ない層数(5層→4層)であるから、その層数分だけタッチパネル10の厚さを薄くして透明度を高め、表示デバイス11の視認性に与える影響を少なくすることができるという利点が得られる。
しかも、表示デバイス11に何ら手を加えないので、表示デバイス11の汎用性を損なうことなく、また、表示デバイス11のコストアップも招かない。
ここで、各層の材料を検討すると、透明基板12は、絶縁性を有する透明な基板(フレキシブル性があってもよい)であればよく、たとえば、ガラス板やアクリル板などを用いてもよい。また、透明列電極15及び透明行電極16は、導電性を有する透明薄膜であればよく、たとえば、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電膜を用いてもよい。さらに、透明絶縁体17は、絶縁性を有する透明薄膜体であればよく、たとえば、アクリル系界面活性剤などを含む透明絶縁膜を用いてもよい。
図2は、タッチパネル10の構成図である。この図において、タッチパネル10の平面形状は、表示デバイス11の表示面とほぼ同じ平面サイズ(縦横の大きさ)のタッチ部18で表すことができる。ここで、タッチ部18の縦方向(図面の上下方向)をY軸方向、横方向(図面の左右方向)をX軸方向ということにし、横方向に配列された透明列電極15にX1〜X8の符号を付すとともに、縦方向に配列された透明行電極16にY1〜Y8の符号を付すことにする。
なお、図示の電極本数(X、Y各々8本)は説明上の一例に過ぎない。タッチ部18の平面サイズにもよるが、実際には数百乃至数千本にも及ぶ。また、電極Y1〜Y8、X1〜X8を含むタッチ部18の全体は透光性を有しており、タッチ部18の裏面側に位置する表示デバイス11の表示面に表示された任意の表示情報を、このタッチ部18を透して視認できるようになっている。
電極X1〜X8の一端側(図では上端側)には駆動回路14のX電極選択部19が接続され、同様に、電極Y1〜Y8の一端側(図では右端側)には駆動回路14のY電極選択部20が接続されている。これらのX電極選択部19およびY電極選択部20は、駆動回路14の走査駆動部21からの走査信号に応答して電極X1〜X8と電極Y1〜Y8とを線順次に選択する。線順次の方法は、行(Y)単位や列(X)単位のいずれであってもよい。たとえば、行(Y)単位に各列(X)を選択してもよく、あるいは、列(X)単位に各行(Y)を選択してもよいが、ここでは後者の方法を採用することにする。すなわち、X電極選択部19およびY電極選択部20は、走査駆動部21からの走査信号に応答して、まず、第1列目のX電極(X1)を選択しながら、その選択中に第1行目から第8行目までのY電極(Y1〜Y8)を順次選択し、次いで、第2列目のX電極(X2)を選択しながら、その選択中に第1行目から第8行目までのY電極(Y1〜Y8)を順次選択し、・・・・、最後に、第8列目のX電極(X8)を選択しながら、その選択中に第1行目から第8行目までのY電極(Y1〜Y8)を順次選択する、という動作を延々と繰り返すことにより、線順次に電極X1〜X8と電極Y1〜Y8とを選択するものとする。なお、ここでは、順次選択方式で説明したが、これに限らない。たとえば、一つ飛ばしや複数本飛ばしなどの間引き的な選択方式であってもよい。
X電極選択部19とY電極選択部20の枠内に描かれている8接点のロータリスイッチ19a、20aは、それらX電極選択部19とY電極選択部20の選択動作を模式化して示したものである。X電極選択部19は、ロータリスイッチ19aの接点を介して駆動回路14の直流電源22から出力された直流電圧を選択電極(X1〜X1のいずれか)に印加する。また、Y電極選択部20は、選択電極(Y1〜Y1のいずれか)と、その時点でX電極選択部19によって選択されているX電極との交点抵抗R(図3参照)を通過した直流電圧をロータリスイッチ20aの接点を介して取り出し、駆動回路14のタッチ判定部23に出力する。
タッチ判定部23は、Y電極選択部20を介して取り出した直流電圧から不要な信号成分を取り除き、直流化した後、この直流信号と所定の判定閾値とを比較してタッチ部9へのタッチ操作の有無を判定し、その判定結果をタッチ信号として出力する。
図3は、タッチパネル10のタッチ検出の原理図である。まず、人体の一部(たとえば、指先)などの導電体24がタッチパネル10に触れていない通常時は、(a)に示すように、透明列電極15と透明行電極16が透明絶縁体17によって互いに絶縁されているため、直流電源22からの直流電圧は透明行電極16に現れない。一方、導電体24がタッチパネル10に触れているタッチ時は、(b)に示すように、透明列電極15と透明行電極16の間が、導電体24の電気抵抗(導電体24が指先であれば皮膚抵抗)に相当する値を持つ交点抵抗Rを介して電気的に接続されるため、直流電源22からの直流電圧(正確にはこの直流電圧よりも低い電圧)が透明行電極16に現れる。
したがって、タッチ時には、直流電源22から透明列電極15及び交点抵抗Rを経て透明行電極16に至り、さらにグランドを経由して直流電源22に戻るという閉回路が形成されることになる。この閉回路を流れる電流をIとすると、このIは、次式(1)で与えられる。
I=E/R ・・・・(1)
ただし、Eは直流電源22から出力される直流電圧の値、Rは交点抵抗の値(たとえば、導電体24が指先であれば皮膚抵抗に相当する値:一般的に乾湿や電極に対する接触面積の大小などにより著しく変化するが、概ね1kΩ〜5kΩ)である。
そして、(a)に示す通常時の電流Iは0であり、一方、(b)に示すタッチ時の電流Iは0よりも大きい値(I=E/R:R=1kΩ〜5kΩ)であるので、その電流差(通常時の電流Iとタッチ時の電流Iの差)から、タッチパネル10に対する導電体24のタッチの有無を検出することができる。
また、タッチ位置は、タッチ有りを検出したときの透明列電極15と透明行電極16の走査順から特定することができる。たとえば、タッチ有りを検出したときの走査順が、図2の電極X4と電極Y4であった場合は、タッチ位置として座標(X4,Y4)を特定することができる。
次に、第1の実施形態のタッチパネル10の適用例を説明する。
図4は、第1の実施形態の入力装置(タッチパネル10)を適用する電子機器の構成図である。この図において、電子機器100は、特にそれに限定されないが、たとえば、携帯電話機であり、この電子機器100は、少なくとも、表示部101と、制御部102と、無線通信部103とを備える。
表示部101は、第1の実施形態のタッチパネル10と、そのタッチパネル10を表示面に貼り付けた表示デバイス11とを備える。
なお、図では、表示デバイス11に対してタッチパネル10を若干右下にずらして描いているが、これは図示の都合である。実際には両者は重なっており、ユーザは、表示デバイス11の表示情報をタッチパネル10を透して見るようになっている。
表示デバイス11は、液晶ディスプレイパネルや有機液晶ディスプレイパネルまたはEL(エレクトロルミネッセンス)パネルもしくは電子ペーパなどの平面型二次元表示デバイスであり、制御部102から適宜に出力される様々な情報を表示する。タッチパネル10は、制御部102からの制御に従って駆動回路14の走査駆動部21を駆動すると共に、そのパネル面に対する導電体(たとえば、指先等の人体の一部)のタッチに応答してタッチ信号を制御部102に出力する。
制御部102は、プログラム制御方式の制御要素であり、不揮発性且つ書き換え可能なメモリ(たとえば、フラッシュメモリ、ハードディスクまたはシリコンディスクなど)104にあらかじめ格納されている制御プログラムをコンピュータ(以下、CPU)105で実行することにより、この電子機器100に必要な様々な機能を実現する。
無線通信部103は、ここでは、電話用の無線送受信部であり、アンテナ106を介して携帯電話専用の周波数帯域の無線信号を送信し、または、受信して、最寄りの無線局(携帯電話網の無線基地局)と無線通信する。
図5は、表示デバイス11の表示例を示す図である。この図において、表示デバイス11の表示面には、たとえば、電話のテンキーボタン群が表示されており、このテンキーボタン群は、0〜9の数字ボタン107〜116、アスタリスク記号ボタン117、シャープ記号ボタン118、オンフックボタン119及びオフフックボタン120などのアイコンで構成されている。これらのアイコンは、制御部102のCPU105で実行される制御プログラムによってソフト的に描かれたオブジェクトであり、各アイコンには当該制御プログラムによってそれぞれ所定の処理が割り当てられている。
前記のとおり、ユーザは、これらのアイコン(表示デバイス11の表示情報)をタッチパネル10を透して見ることができる。このため、たとえば、“090−111−1234”という電話番号に発信したい場合、ユーザは、“0”、“9”、“0”、“1”、“1”、“1”、“1”、“2”、“3”、“4”の順番に数字ボタン107〜116を押し(つまり指先でタッチし)、さらに、オンフックボタン119を押す(タッチする)という直感的操作を行うことになる。
タッチパネル10は、“0”、“9”、“0”、“1”、“1”、“1”、“1”、“2”、“3”、“4”の数字ボタン107〜116それぞれへのタッチに応答したタッチ信号と、オンフックボタン119へのタッチに応答したタッチ信号とを、各々のタッチ時点で制御部102に出力する。
制御部102は、上記の各タッチ信号を順次に取り込み、それらのタッチ信号からタッチ位置(座標)を割り出し、そのタッチ位置にオブジェクト(図5の例ではボタン107〜120のいずれか)が存在するか否かを判定する。そして、存在している場合には、そのオブジェクトに割り当てられている所定の処理を実行する。たとえば、数字アイコンであれば、該当する数字を発生して発信電話番号の数字列を生成するという処理を実行し、オンフックボタンであれば、当該発信電話番号を呼び出すという処理を実行する。
図6は、制御プログラムの概略フローを示す図である。この図に示すように、制御部102は、まず、直流電源22の電圧値を第1の直流電圧に設定し(ステップS1)、タッチパネル10からのタッチ信号をモニタしてタッチが検出されたか否かを判定する(ステップS2)。
次いで、制御部102は、ステップS2の判定結果がYESになるまで待機し、ステップS2の判定結果がYESになると、つまり、タッチパネル10に対するタッチが検出されると、制御部102は、そのタッチ検出時点におけるX電極選択部19とY電極選択部20の操作順番に基づいてタッチパネル10のタッチ位置(座標)を割り出し、そのタッチ位置にオブジェクト(図5の例ではボタン107〜120のいずれか)が存在するか否かを判定する(ステップS3)。そして、存在していない場合は、ステップS2に戻り、存在している場合は、直流電源22の電圧値を前記の第1の直流電圧よりも高い第2の直流電圧に設定(ステップS4)するとともに、そのオブジェクトに割り当てられている所定の処理を実行し(ステップS5)、所定時間の経過を待って(ステップS6)から、ステップS1以降を再び実行するという動作を繰り返す。
ここで、図示の制御プログラムにおいては、ステップS4で、「直流電源22の電圧値を前記の第1の直流電圧よりも高い第2の直流電圧に設定」するという特徴的な処理を行っている。この処理の目的は、ユーザに対してタッチ操作のフィードバック感覚を与えることにある。すなわち、表示デバイス11の表示面に描かれたオブジェクトは単なる絵に過ぎないため、機械的なスイッチにおける押圧時の操作感(クリック感ともいい、要するにユーザへのフィードバック感覚である。)が得られない。操作感を与えるために、たとえば、バイブレータ等の震動源を駆動することが行われているが、振動音が耳障りになるし、とりわけ静粛性が求められる場所では周囲のひんしゅくをかう。
図示の制御プログラムは、このような代替的フィードバック手段の欠点を克服しつつ、所望のフィードバック感覚をユーザに与えようとするものであり、その原理は、タッチ検出時に、人体で感じとることができる程度の皮膚電流を流すようにしたことにある。
つまり、直流電源22に設定する二つの電圧のうちの第1の直流電圧はタッチ検出用であり、第2の直流電圧はフィードバック感覚用である。具体的には、第1の直流電圧は、タッチを検出できることに加え、さらに、人体で感じられない程度の微弱な皮膚電流(便宜的にIa)を流すことができる値であり、一方、第2の直流電圧は、人体で感じとることができる程度の比較的大きな皮膚電流(便宜的にIb)を流すことができる値である。
当然ながら、「比較的大きな皮膚電流Ib」は、人体に対して危険を及ぼす値であってはならない。これら二つの皮膚電流Ia、Ibの適正な値は、様々な実験等を通して試行錯誤的に選択され得るが、要は、安全性を十二分に考慮した上で、上記の条件、つまり、「第1の直流電圧は、タッチを検出できることに加え、さらに、人体で感じられない程度の微弱な皮膚電流Iaを流すことができる値であり、一方、第2の直流電圧は、人体で感じとることができる程度の比較的大きな皮膚電流Ibを流すことができる値である」を満たすようにすればよい。
ステップS6の「所定時間」は、フィードバック間隔を与えるための待ち時間であり、その適正値は、様々な実験等を通して試行錯誤的に設定してもよい。
以上のとおりであるから、第1の実施形態の入力装置(タッチパネル10)及びその駆動方法並びにその入力装置(タッチパネル10)を適用した電子機器(電子機器100)においては、以下の効果を奏することができる。
(1)層数の少ない入力装置(タッチパネル10)を提供することができる。たとえば、冒頭の関連技術(図9参照)の5層よりも1層少ない4層とすることができる。あるいは、透明絶縁体17を層数に加えなければ、2層少ない3層とすることができる。このように層数の少ない入力装置(タッチパネル10)としたから、その層数分だけタッチパネル10の厚さを薄くして透明度を高め、表示デバイス11の視認性に与える影響を少なくすることができるという効果が得られる。
(2)表示デバイス11に何ら手を加えないので、表示デバイス11の汎用性を損なうことなく、また、表示デバイス11のコストアップも招かない。
(3)タッチ検出時に、人体で感じとることができる程度の皮膚電流を流すようにしたので、ユーザに対してタッチ時のフィードバック感覚を与えることができる。フィードバック感覚付与の公知技術は振動を用いたものであるが、振動音が耳障りであるし、また、静粛な場所で周囲のひんしゅくをかうという欠点がある。第1の実施形態のフィードバック手段(皮膚電流によるもの)は、このような欠点がない。
<第2の実施形態>
図7は、第2の実施形態の入力装置の構造図である。(a)は上面図、(b)はA−A矢視断面図である。この図において、入力装置としてのタッチパネル30は、液晶ディスプレイパネル等の表示デバイス31の表示面に貼り付けられた薄板状の透明基板32と、この透明基板32の上に積層された透明電極層33とを含んで構成されている。
透明電極層33は、表示デバイス31の縦方向(行方向またはY軸方向)に等間隔に配列された長尺状の多数の透明行電極34と、横方向(列方向またはX軸方向)に等間隔に配列された長尺状の多数の透明列電極35と、それら透明行電極34と透明列電極35の各交差点に設けられて、それらの透明行電極34と透明列電極35を電気的に絶縁する透明絶縁体36と、透明電極層33の全体を覆う透明な絶縁素材からなる保護部材37とを有するとともに、さらに、保護部材37を上下方向に貫通する多数のピンホール38、39を各所に形成して構成している。
このようにすると、透明行電極34と透明列電極35が保護部材37で保護されるので、透明行電極34と透明列電極35の物理的トラブル(剥離等)を生じないから好ましい。
ここで、ピンホール38、39の形成位置は、図7の例では、透明行電極34と透明列電極35の各交差点の上と、各交差点の左右に隣接する透明列電極35の上とされているが、これに限定されない。以下のような形成位置としてもよい。
図8は、第2の実施形態の変形例を示す図である。(a)は上面図、(b)はB−B矢視断面図である。この図において、図7との相違は、ピンホール38を透明行電極34と透明列電極35の各交差点の上からずらした点にある。すなわち、図7の例では、多数のピンホール38、39を縦横に均等に配置しているが、この図8の例では、多数のピンホール38、39を互い違いに配置している点で相違する。
このようにしても、透明行電極34と透明列電極35が保護部材37で保護されるので、透明行電極34と透明列電極35の物理的トラブル(剥離等)を生じないから好ましい。
なお、上記の第2の実施形態及びその変形例においては、ピンホール38、39を形成しているが、このピンホール38、39の代わりに、透明行電極34や透明列電極35の上に形成されたコンタクトを用いてもよい。
実施形態の入力装置(タッチパネル10またはタッチパネル30)の適用は、前記の携帯電話機やスマートフォンなどに限定されない。タッチ式の入力装置を必要とする電子機器であればよく、たとえば、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、PDA(Personal Data Assistants:携帯情報端末)、映像再生装置、ゲーム機、電子辞書、音楽機器、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、産業用機器などに広く適用可能である。
また、実施形態では、「長尺状」の透明列電極15と透明行電極16(第2の実施形態では透明行電極34と透明列電極35)としているが、これに限定されない。たとえば、「波状」など他の形状の透明列電極15と透明行電極16(第2の実施形態では透明行電極34と透明列電極35)としてもよい。
以下、本発明の特徴を付記する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
付記1は、透明基板の上に配列された第1の電極(第1の実施形態の透明列電極15または第2の実施形態の透明列電極35に相当)と、
前記第1の電極と交差するようにして前記透明基板の上に配列された第2の電極(第1の実施形態の透明行電極16または第2の実施形態の透明行電極34に相当)と、
前記第1の電極と前記第2の電極の各交差点に配置されて前記第1の電極と前記第2の電極とを絶縁する絶縁体(第1の実施形態の透明絶縁体17または第2の実施形態の透明絶縁体36に相当)と、を備え、少なくとも前記第1の電極の一部と少なくとも前記第2の電極の一部が、外部に露出している入力装置(第1の実施形態のタッチパネル10または第2の実施形態のタッチパネル30に相当)である。
(付記2)
付記2は、前記第1の電極を順次に選択しつつ当該第1の電極の一つが選択されている間に前記第2の電極を順次に選択する選択手段(第1の実施形態のX電極選択部19及びY電極選択部20に相当)と、
前記選択手段によって選択中の前記第1の電極または前記第2の電極に対して直流電圧を印加する印加手段(第1の実施形態の直流電源22に相当)と
をさらに備えた付記1に記載の入力装置である。
(付記3)
付記3は、前記第1の電極または前記第2の電極のうち前記直流電圧が印加されない方の電極に現れた直流電圧に基づいて前記第1の電極及び前記第2の電極の交点位置への導電体のタッチを検出する検出手段(第1の実施形態のタッチ判定部23に相当)
をさらに備えた付記2に記載の入力装置である。
(付記4)
付記4は、前記検出手段によって導電体のタッチが検出された際に、
前記印加手段によって前記第1の電極または前記第2の電極に対して印加される直流電圧を値の高い直流電圧に変更するように前記印加手段を制御する制御手段(第1の実施形態の制御部102に相当)
をさらに備えた付記3に記載の入力装置である。
(付記5)
付記5は、付記1に記載の入力装置に適用する駆動方法であって、
前記第1の電極を順次に選択しつつ当該第1の電極の一つが選択されている間に前記第2の電極を順次に選択する選択工程と、
前記選択工程によって選択中の前記第1の電極または前記第2の電極に対して直流電圧を印加する印加工程と、
前記第1の電極または前記第2の電極のうち前記直流電圧が印加されない方の電極に現れた直流電圧に基づいて前記第1の電極及び前記第2の電極の交点位置への導電体のタッチを検出する検出工程と、
前記検出工程によって導電体のタッチが検出された際に、前記印加工程によって前記第1の電極または前記第2の電極に対して印加される直流電圧を値の高い直流電圧に変更するように前記印加工程を制御する制御工程と
を含む駆動方法である。
(付記6)
付記6は、付記1乃至付記4いずれかに記載の入力装置を備えた電子機器である。
10 タッチパネル
12 透明基板
15 透明列電極
16 透明行電極
17 透明絶縁体
19 X電極選択部
20 Y電極選択部
22 直流電源
23 タッチ判定部
30 タッチパネル
32 透明基板
34 透明行電極
35 透明列電極
36 透明絶縁体
102 制御部

Claims (3)

  1. 透明基板の上に配列された第1の電極と、
    前記第1の電極と交差するようにして前記透明基板の上に配列された第2の電極と、
    前記第1の電極と前記第2の電極の各交差点に配置されて前記第1の電極と前記第2の電極とを絶縁する絶縁体と、を備え、
    少なくとも前記第1の電極の一部と少なくとも前記第2の電極の一部が、外部に露出している入力装置であって、
    さらに、前記第1の電極を順次に選択しつつ当該第1の電極の一つが選択されている間に前記第2の電極を順次に選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択中の前記第1の電極または前記第2の電極に対して直流電圧を印加する印加手段と、
    前記第1の電極または前記第2の電極のうち前記直流電圧が印加されない方の電極に現れた直流電圧に基づいて前記第1の電極及び前記第2の電極の交点位置への導電体のタッチを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって導電体のタッチが検出された際に、前記印加手段によって前記第1の電極または前記第2の電極に対して印加される直流電圧を値の高い直流電圧に変更するように前記印加手段を制御する制御手段と
    を備えた入力装置
  2. 請求項1に記載の入力装置に適用する駆動方法であって、
    前記第1の電極を順次に選択しつつ当該第1の電極の一つが選択されている間に前記第2の電極を順次に選択する選択工程と、
    前記選択工程によって選択中の前記第1の電極または前記第2の電極に対して直流電圧を印加する印加工程と、
    前記第1の電極または前記第2の電極のうち前記直流電圧が印加されない方の電極に現れた直流電圧に基づいて前記第1の電極及び前記第2の電極の交点位置への導電体のタッチを検出する検出工程と、
    前記検出工程によって導電体のタッチが検出された際に、前記印加工程によって前記第1の電極または前記第2の電極に対して印加される直流電圧を値の高い直流電圧に変更するように前記印加工程を制御する制御工程と
    を含む駆動方法。
  3. 請求項1に記載の入力装置を備えた電子機器。
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