JP5511783B2 - 一時登録および拡張バインディング破棄メッセージを用いるマルチホーミング・プロトコルのサポート - Google Patents

一時登録および拡張バインディング破棄メッセージを用いるマルチホーミング・プロトコルのサポート Download PDF

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Description

関連出願データ
本出願は、2008年3月19日に出願した米国仮特許出願第61/037,840号に関連し、この先行出願の優先権を、米国特許法119条(e)項の下で主張する。この米国仮特許出願はまた、本特許出願に参照によって組み込まれている。
一時登録メッセージおよび拡張バインディング破棄指示メッセージを用いて、通信システム上の移動ノードにアドレス指定を割り振る方法。
IPベースのモバイル・システムは、少なくとも1つの移動ノードとワイヤレス通信ネットワークとの間の通信を可能にする。「移動ノード」という用語は、移動通信ユニット(たとえば、以下でより詳細に記載するように、移動端末、「スマート・フォン」、ワイヤレス接続可能なラップトップPCなどの移動装置)を含む。他の要素の中でも特に、ワイヤレス通信システムは、ホーム・ネットワークおよび移動先ネットワークを含む。移動ノードは、こうしたネットワークを介したインターネットへの接着点を変え得るが、移動ノードは、IPアドレス指定のために、常に1つのホーム・ネットワークに関連づけられる。ホーム・ネットワークはホーム・エージェントを含み、移動先ネットワークは移動先エージェントを含み、両方とも、そのネットワークとの間の情報パケットの経路指定を制御する。
移動ノード、ホーム・エージェントおよび移動先エージェントは、特定の任意のネットワーク構成または通信システムで使われる呼称に依存して、異なる名称でも呼ばれ得る。たとえば、「移動ノード」は、たとえばインターネット・アクセス、eメール、メッセージ・サービスなど、様々な特徴および機能を有する様々な型およびモデルの移動端末(「セル電話」)で実装され得るように、ワイヤレス・ネットワークにケーブル(たとえば、電話線(「ツイスト・ペア」)、イーサネット・ケーブル、光ケーブルなど)接続可能であり、かつセルラー・ネットワークに直接的にワイヤレス接続可能であるPCを包含する。移動ノードは、特定のシステム・プロバイダによって採用される呼称に依存して、ユーザ機器、移動ユニット、移動端末、移動装置、または同様の名称で呼ばれる場合もある。一般に、移動ノードとの通信のためにネットワーク上に位置づけることができる、移動式でも固定でもよい通信先ノードも存在する。
ホーム・エージェントは、ローカル移動性アンカ、ホーム移動性マネージャ、ホーム位置レジスタと呼ぶこともでき、移動先エージェントは、移動アクセス・ゲートウェイ、サービス側移動性マネージャ、訪問先位置レジスタ、および訪問サービス・エンティティと呼ぶことができる。移動ノード、ホーム・エージェントおよび移動先エージェントという用語は、制限的に定義されることは意図しておらず、ホームまたは移動先ネットワーク上に位置づけられる他の移動通信ユニットも、監督経路指定装置も含み得る。移動先ネットワークは、サービス側ネットワークとも呼ばれ得る。
移動ノードの登録
移動先エージェントおよびホーム・エージェントは、そのエージェントに関連づけられたローカル・ネットワーク上の全ノードにエージェント広告を定期的にブロードキャストする。エージェント広告とは、移動IPプロトコル(RFC2002)または他の任意のタイプの通信プロトコルの下で発行され得る、ネットワーク上のエージェントからのメッセージである。この広告は、移動ノード向けの移動性エージェント(たとえば、ホーム・エージェント、移動先エージェントなど)を一意に識別するのに必要とされる情報を含むべきである。移動ノードは、エージェント広告を調べ、移動ノードがホーム・ネットワークに接続されるのか、それとも移動先ネットワークに接続されるのか判定する。
移動ノードは、そのホーム・ネットワークおよびサブネットワークに、IPアドレス指定のために常に関連づけられ、ホームおよび移動先ネットワーク上に位置づけられたルータによって、移動ノードに情報を経路指定させることになる。移動ノードが、そのホーム・ネットワーク上に位置づけられる場合、情報パケットは、標準アドレス指定および経路指定方式に従って移動ノードに経路指定される。ただし、移動ノードが、移動先ネットワークを訪問中である場合、移動ノードは、エージェント広告から適切な情報を取得し、そのホーム・エージェントに、移動先エージェントを介して登録要求メッセージ(バインディング更新要求と呼ばれる場合もある)を送信する。登録要求メッセージは、移動ノード向けの気付アドレスを含むことになる。登録返信メッセージ(バインディング更新確認メッセージともいう)は、登録プロセスが首尾よく完了したことを確かめるために、ホーム・エージェントによって移動ノードに送られ得る。
移動ノードは、ホーム・エージェントに「気付アドレス」を登録することによって、移動先ネットワーク上での移動ノードの位置をホーム・エージェントに知らせ続ける。登録された気付アドレスは、移動ノードが位置づけられた移動先ネットワークを識別し、ホーム・エージェントは、この登録された気付アドレスを使って、移動先ネットワークに情報パケットをフォワードし、続いて情報パケットは移動ノードに転送される。ホーム・エージェントが、移動ノードにアドレス指定された情報パケットを受信し、移動ノードが移動先ネットワーク上に位置づけられている場合、ホーム・エージェントは、適用可能な気付アドレスを使って、移動先ネットワーク上での移動ノードの現在の位置に情報パケットを送信する。つまり、気付アドレスを含むこの情報パケットは次いで、気付アドレスに従って、移動先ネットワーク上のルータによって、移動先ネットワーク上の移動ノードにフォワードされ経路指定されることになる。
移動ノードが、ある移動先ネットワークから別の移動先ネットワークに移動すると、ホーム・エージェントまたはローカル移動性アンカへの気付アドレス指定の登録に伴って問題が発生する場合がある。さらに、複数のインタフェースを、異なる通信アクセス・タイプ802.11d、802.11g、HRPD、WiFi、WiMax、CDMA、またはLTEを含み得る、1つまたは複数の移動先ネットワーク上でサポートすることができる。移動ノードが1つまたは複数のネットワーク上の異なるアクセス・タイプに結合されると、問題が発生する場合がある。最後に、ローカル移動性アンカおよび移動性エージェント・ゲートウェイによるネットワーク上の資源利用の最適化に関するハンドオフ手順に伴って問題が起こるが、たとえば、移動性エージェント・ゲートウェイ(または移動先エージェント)による、資源破棄要求を拒絶するための判定、およびどのネットワーク資源を保持し、破棄し、または所定の期間だけ一時的に保留するべきかという判定に関連した問題が含まれる。
したがって、本発明の主な目的は、新たな移動先ネットワークへのハンドオーバ、同一移動先ネットワーク上の第2のアクセス・タイプへのハンドオーバが起こる(移動先ネットワーク上で複数のアクセス・タイプがサポートされる)、かつ/または移動ノードを移動先ネットワークに接続する複数のインタフェースがサポートされる移動ノードに、アドレス指定サポートを提供することである。さらに、本発明の主な目的は、資源破棄要求をいつ拒絶するべきか判定し、どのネットワーク資源を保持し、破棄し、または所定の期間だけ一時的に保留するべきか判定するのに十分な情報を含む、十分な情報をローカル移動性エージェントから提供し、そうすることによって移動性エージェント・ゲートウェイ(または移動先エージェント)がネットワーク上での資源利用を最適化し得るようにすることである。
本発明は、新規指示子および識別情報を有する新規プロキシ・バインディング更新要求およびプロキシ・バインディング確認用メッセージ、ならびにローカル移動性アンカによって提供され、移動性エージェント・ゲートウェイ(または移動先エージェント)によってネットワーク上の資源利用を最適化するのに使われる付加情報を有する拡張バインディング破棄トリガ・メッセージに伴うこうした問題を解決する。
すなわち、ホーム・エージェント/ローカル移動性アンカは、移動ノード識別(MN−ID)、ホーム・ネットワーク・プレフィックス(HNP)などの情報を含むが、アクセス・タイプ、ハンドオーバ指示子(HO)、およびインタフェース識別(インタフェースID)などの選択的情報フィールドも含み得るプロキシ・バインディング更新メッセージおよびプロキシ・バインディング確認メッセージを交換することになる。新たなアクセス・タイプ、指示子、および識別情報を含むことによって、ローカル移動性アンカは、移動ノードからの新規接続性要求をよく理解した上で、バインディング更新要求メッセージに応答することができる。プロキシ・バインディング更新要求および確認用メッセージは、付加情報の送信用に新規フィールドまたは拡張フィールドを必要とする場合があり、ローカル移動性アンカ/ホーム・エージェントは、そのバインディング・キャッシュ項目テーブルを、こうした新規情報フィールドをサポートするように拡張する必要もある。
さらに、ローカル移動性アンカによって移動性エージェント・ゲートウェイ(または移動先エージェント)に送られる拡張バインディング破棄トリガ・メッセージは、移動性エージェント・ゲートウェイが、資源破棄要求をいつ拒絶するべきか判定し、またはネットワーク上の資源を破棄し、保持し、もしくは所定の期間だけ一時的に保留するべきか判定するのに用いることができる詳細な情報を含むことになる。本発明は、新規プロトコル・アプリケーションまたは先行登録アプリケーションからの修正メッセージを用いて実装することができる。
例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
移動先ネットワーク上での移動ノードの登録方法であって、
前記移動先ネットワークに接続された前記移動ノードに関する登録要求メッセージをローカル移動性アンカで受信するステップであって、前記登録要求メッセージが、移動ノード識別子、前記移動ノードに接続するのに使われるその通信アクセス・タイプを示すアクセス・タイプ識別子、新規登録要求が前記移動先ネットワーク上の新たなアクセス・タイプへのハンドオーバに関連づけられるのか、それとも新たな移動先ネットワークへのハンドオーバに関連づけられるのかを指定するハンドオーバ指示子、および前記移動ノードに接続するのに使われる特定のアクセス・インタフェースを示すインタフェース識別子を含むステップと、
第1の登録要求中に受信された情報の、前記ローカル移動性アンカに関連づけられたキャッシュ項目テーブル上の情報との相関、および新たな移動先ネットワークへのハンドオーバが検出されるのか、それとも予め接続された前記移動先ネットワーク上の新規アクセス・インタフェースへのハンドオーバが検出されるのかに依存して、前記キャッシュ項目テーブル上に適切な項目を作成するステップと、
新たな移動先ネットワークへの前記ハンドオーバが検出されるのか、それとも前記移動先ネットワーク上の新規アクセス・インタフェースへの前記ハンドオーバが検出されるのかに依存して、適切なネットワーク・プレフィックスを有する登録応答を前記ローカル移動性アンカから送信するステップと、
前記移動アクセス・ゲートウェイによって、前記移動ノードに割り振られたネットワーク資源が破棄されるべきかどうか判定するのに使われるべき拡張トリガ情報フィールド、および破棄されるべきである場合は、前記移動ノードへの接続性をサポートしていた前記ネットワーク資源の破棄のやり方を有する破棄要求メッセージを、前記ローカル移動性アンカから、前記移動ノードが接続されていた前記移動先ネットワーク上の移動アクセス・ゲートウェイに送信するステップとを含む方法。
(項目2)
インタフェースごとにただ1つのアクセス・タイプが前記移動先ネットワーク上でサポートされるので、前記ローカル移動性アンカが、前記アクセス・タイプ指示子を含む登録要求情報に従って、新たな移動先ネットワークへの前記ハンドオーバを検出する、項目1に記載の登録方法。
(項目3)
複数のインタフェースが前記移動先ネットワーク上で同一のアクセス・タイプをサポートするので、前記ローカル移動性アンカが、前記アクセス・タイプ指示子を含む登録要求情報に従って、新たな移動先ネットワークへの前記ハンドオーバを検出する、項目1に記載の登録方法。
(項目4)
複数のインタフェースが、前記移動先ネットワーク上で同一のアクセス・タイプをサポートするので、前記ローカル移動性アンカが、前記インタフェース識別およびハンドオーバ指示子を含む登録要求情報に従って、前記移動先ネットワーク上の新規インタフェースへの前記ハンドオーバを検出する、項目1に記載の登録方法。
(項目5)
どのネットワーク資源が直ちに破棄されるべきか判定するのに使われる拡張トリガ情報フィールドを、前記ローカル移動性アンカが前記移動アクセス・ゲートウェイに送る、請求項1に記載の方法。
(項目6)
どのネットワーク資源が所定の期間だけ保持されるべきか判定するのに使われる拡張トリガ情報フィールドを、前記ローカル移動性アンカが前記移動アクセス・ゲートウェイに送る、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記移動ノードが前記移動アクセス・ゲートウェイに接続し直すことを試みるかどうか判定されるまで、どのネットワーク資源が保持されるべきか判定するのに使われる拡張トリガ情報フィールドを、前記ローカル移動性アンカが前記移動アクセス・ゲートウェイに送る、項目1に記載の方法。
(項目8)
移動先ネットワーク上での移動ノードの登録方法であって、
前記移動先ネットワーク上の前記移動ノードに関する登録要求メッセージをローカル移動性アンカで受信するステップであって、前記登録要求メッセージが、移動ノード識別子、前記移動ノードを接続するのに使われるその通信アクセス・タイプを示すアクセス・タイプ識別子、前記新規登録要求が前記移動先ネットワーク上の新たなアクセス・タイプへのハンドオーバに関連づけられるのか、それとも新たな移動先ネットワークへのハンドオーバに関連づけられるのかを指定するハンドオーバ指示子、および前記移動ノードに接続するのに使われる特定のアクセス・インタフェースを示すインタフェース識別子を含むステップと、
第1の登録要求中に受信された情報と、前記ローカル移動性アンカに関連づけられたキャッシュ項目テーブル上の情報との比較に基づいて、および新たな移動先ネットワークへの前記ハンドオーバが検出されるのか、それとも前記移動先ネットワーク上の新規アクセス・インタフェースへの前記ハンドオーバが検出されるのかに依存して、適切なネットワーク・プレフィックスを有する登録応答を前記ローカル移動性アンカから送信するステップと、
前記移動アクセス・ゲートウェイによって、前記移動ノードに割り振られたネットワーク資源が破棄されるべきかどうか判定するのに使われるべき拡張トリガ情報フィールド、および破棄されるべきである場合は、前記移動ノードへの接続性をサポートしていた前記ネットワーク資源の破棄のやり方を有する破棄要求メッセージを、前記ローカル移動性アンカから、前記移動ノードが接続されていた前記移動先ネットワーク上の移動アクセス・ゲートウェイに送信するステップとを含む方法。
(項目9)
どのネットワーク資源が直ちに破棄されるべきか判定するのに使われる拡張トリガ情報フィールドを、前記ローカル移動性アンカが前記移動アクセス・ゲートウェイに送る、請求項8に記載の方法。
(項目10)
どのネットワーク資源が所定の期間だけ保持されるべきか判定するのに使われる拡張トリガ情報フィールドを、前記ローカル移動性アンカが前記移動アクセス・ゲートウェイに送る、項目8に記載の方法。
(項目11)
前記移動ノードが前記移動アクセス・ゲートウェイに接続し直すことを試みるかどうか判定されるまで、どのネットワーク資源が保持されるべきか判定するのに使われる拡張トリガ情報フィールドを、前記ローカル移動性アンカが前記移動アクセス・ゲートウェイに送る、項目8に記載の方法。
(項目12)
新たな移動先ネットワークへのハンドオーバが検出されるのか、それとも予め接続された前記移動先ネットワーク上の新規アクセス・インタフェースへのハンドオーバが検出されるのかに依存して、前記キャッシュ項目テーブル上に適切な項目を作成するステップをさらに含む、項目8に記載の方法。
(項目13)
前記バインディング・キャッシュ項目テーブルが、前記移動ノードを前記移動先ネットワークに接続するのに使われる前記移動ノード識別情報および前記アクセス・タイプを含む、移動先ネットワークに接続された前記移動ノードに関する情報を含む、項目12に記載の登録方法。
(項目14)
どのネットワーク資源が直ちに破棄されるべきか判定するのに使われる拡張トリガ情報フィールドを、前記ローカル移動性アンカが前記移動アクセス・ゲートウェイに送る、請求項12に記載の方法。
(項目15)
どのネットワーク資源が所定の期間だけ保持されるべきか判定するのに使われる拡張トリガ情報フィールドを、前記ローカル移動性アンカが前記移動アクセス・ゲートウェイに送る、項目12に記載の方法。
(項目16)
前記移動ノードが前記移動アクセス・ゲートウェイに接続し直すことを試みるかどうか判定されるまで、どのネットワーク資源が保持されるべきか判定するのに使われる拡張トリガ情報フィールドを、前記ローカル移動性アンカが前記移動アクセス・ゲートウェイに送る、項目12に記載の方法。
(項目17)
1つまたは複数の移動先ネットワークに結合されたローカル移動性エージェントを有するホーム・ネットワークであって、各移動先ネットワークが、1つまたは複数の移動ノードに接続された移動アクセス・ゲートウェイを有するホーム・ネットワークを備え、
前記ローカル移動性エージェントが、前記移動先ネットワークに接続された前記1つまたは複数の移動ノードに関する情報を保持するためのキャッシュ項目テーブルを有し、
前記ローカル移動性エージェントが、前記要求中で受信された情報と、前記キャッシュ項目テーブル上の前記情報との比較に基づき、前記ローカル移動性エージェントによって受信された登録要求に応答して、移動ノード接続性に関する適切な情報を提供し、前記登録要求が、移動ノード識別子、前記移動ノードを前記移動先ネットワークに接続するのに使われる通信アクセス・タイプを示すアクセス・タイプ識別子、新規登録要求が同一の移動先ネットワーク上の新たなアクセス・タイプへのハンドオーバに関連づけられるのか、それとも新たな移動先ネットワークへのハンドオーバに関連づけられるのかを指定するハンドオーバ指示子、および前記移動ノードを前記移動先ネットワークに接続するのに使われる特定のアクセス・インタフェースを示すインタフェース識別子を含み、
前記ローカル移動性エージェントが、前記移動アクセス・ゲートウェイによって、前記移動ノードに割り振られたネットワーク資源が破棄されるべきかどうか判定するのに使われるべき拡張トリガ情報フィールド、および破棄されるべきである場合は、前記移動ノードへの接続性をサポートしていた前記ネットワーク資源の破棄のやり方を有する破棄要求メッセージを、前記移動ノードが接続されていた前記移動先ネットワーク上の移動アクセス・ゲートウェイに送信する通信ネットワーク。
(項目18)
どのネットワーク資源が直ちに破棄されるべきか判定するのに使われる拡張トリガ情報フィールドを、前記ローカル移動性アンカが前記移動アクセス・ゲートウェイに送る、請求項17に記載の通信ネットワーク。
(項目19)
どのネットワーク資源が所定の期間だけ保持されるべきか判定するのに使われる拡張トリガ情報フィールドを、前記ローカル移動性アンカが前記移動アクセス・ゲートウェイに送る、項目17に記載の通信ネットワーク。
(項目20)
前記移動ノードが前記移動アクセス・ゲートウェイに接続し直すことを試みるかどうか判定されるまで、どのネットワーク資源が保持されるべきか判定するのに使われる拡張トリガ情報フィールドを、前記ローカル移動性アンカが前記移動アクセス・ゲートウェイに送る、項目17に記載の通信ネットワーク。
本発明の目的および特徴は、添付の図面と併せ読むと、以下の詳細な説明および添付の請求項からより容易に理解されよう。図面において、同じ番号は同じ要素を表す。
アクセス・タイプ・フィールドを指定するプロキシ・メッセージを用いる、本発明において使われる移動IPベースの通信システムを示す図である。 図1に示すシステム用の項目をサポートするバインディング・キャッシュ項目テーブルを示す図である。 アクセス・タイプおよびハンドオーバ指示子フィールドを指定するプロキシ・メッセージを用いる、本発明において使われる移動IPベースの通信システムを示す図である。 図3に示すシステム用の項目をサポートするバインディング・キャッシュ項目テーブルを示す図である。 一時バインディング更新メッセージおよび拡張バインディング破棄トリガ・メッセージの使用を示すコール・フロー図である。
本発明の目的および特徴は、添付の図面と併せ読むと、以下の詳細な説明および添付の請求項からより容易に理解されよう。図面において、同じ番号は同じ要素を表す。
図1に、IPベースのモバイル・システムの全体的アーキテクチャを、モバイル・モード125、ホーム・ネットワーク110および移動先ネットワーク130、150それぞれとともに示してある。図1に示すように、ホーム・ネットワーク110は、ホーム・エージェントまたはローカル移動性アンカ113を有する。ローカル移動性アンカ113は、通信リンク112によって移動先ネットワーク150上の移動性エージェント・ゲートウェイ155に結合され、ローカル移動性アンカ113は、通信リンク115によって移動先ネットワーク130上の移動性エージェント・ゲートウェイ135に結合される。
移動性エージェント・ゲートウェイ135は、ワイヤレス通信リンク127を介してアンテナ/送信機137に結合された基地局トランシーバ139から構成される無線アクセス・システムを介して移動ノード125に結合される。移動性エージェント・ゲートウェイ155は、インタフェース141およびワイヤレス通信リンク157によってサポートされる、WiMaxやWiFiなどの第2の通信アクセス・タイプを用いて移動ノード125に結合される。
図1は、接続176および第2のアクセス・インタフェース177を介した、移動先エージェント135から移動ノード125への接続も示している。このインタフェースは、ワイヤレス通信リンク180を介して移動ノード125に接続される。本実施形態では、接続インタフェース177によってサポートされる通信アクセス・タイプは、インタフェース141によってサポートされる第2の通信アクセス・タイプと同じである。本実施形態では、ネットワーク上で複数のインタフェースがサポートされ得ると限定しているが、所与のどの移動先ネットワーク(ネットワーク150や130など)上でも、各通信アクセス・タイプ用にただ1つのインタフェースがサポートされることになる。
移動ノード125を、それぞれワイヤレス通信リンク157、127を経由して移動先ネットワーク150、130に電子結合して示してある。ただし、移動ノード125は、移動先ネットワークに結合されたどのトランシーバまたはアクセス・ネットワークとも通信することができる。つまり、通信リンク127、157は無線伝送リンクであるが、こうしたリンクは、ネットワーク上の2つ以上のノードまたはネットワークもしくは管理ドメイン上のユーザの間のどの接続からも構成され得る。
ローカル移動性アンカ、ホーム・エージェント、および移動先エージェントという用語は、移動IPプロトコル(RFC2002)において定義されるものでよいが、こうしたエージェントは、1つのプロトコルまたはシステムに制限されない。実際、この適用分野において使われるホーム・エージェントという用語は、ホーム移動性マネージャ、ホーム位置レジスタ、ホーム・サービス・エンティティ、または移動ノード125用の移動性関連機能の管理を担当する、ホーム・ネットワーク110にある他のどのエージェントも指し得る。同様に、この適用分野において使われる移動性エージェント・ゲートウェイという用語は、移動先エージェント、サービス側移動性マネージャ、訪問先位置レジスタ、訪問サービス・エンティティ、または移動ノード125用の移動性関連機能の管理を担当する、移動先ネットワーク上の他のどのエージェントも指し得る。
図1に示す移動IP通信システムでは、移動ノード125は、永久IPアドレスによって識別される。移動ノード125がそのホーム・ネットワーク110に結合されている間、移動ノード125は、ホーム・ネットワーク110上の他の任意の固定ノードのように、情報パケットを受信する。モバイルであるとき、移動ノード125は、それ自体を、ネットワーク130または150などの移動先ネットワーク上に位置づけることもできる。移動先ネットワーク130または150上に位置づけられているとき、ホーム・ネットワーク110は、移動先ネットワーク130または150に通信を「トンネリング」することによって移動ノード125にデータ通信を送る。
移動ノード125は、その現在の位置、または移動先ネットワークとの関連づけを、ローカル移動性アンカ113に気付アドレスを登録することによって、ローカル移動性アンカ113に知らせ続ける。本質的に、気付アドレスは、移動ノード125が現時点で位置づけられている移動先ネットワークを表す。移動ノード125が移動先ネットワーク130上に位置づけられている間に、ローカル移動性アンカ113が、移動ノード125にアドレス指定された情報パケットを受信した場合、ローカル移動性アンカ113は、情報パケットを移動先ネットワーク130に「トンネリング」し、続いてパケットは移動ノード125に送信される。
移動先エージェント135は、ローカル移動性アンカ113に、移動ノード125の現在の気付アドレスを知らせるのに関与する。移動先エージェント135は、情報パケットがローカル移動性アンカ113によって移動先エージェント135にフォワードされた後、移動ノード125向けの情報パケットも受信する。さらに、移動先エージェント135は、移動先ネットワーク130に接続されている間、移動ノード125によって生成された発信情報パケット用のデフォルト・ルータとして働く。
移動ノード125は、その現在の位置をローカル移動性アンカ113に知らせるのに関与し、関連づけられた移動先ネットワークへの接続を要求する。移動ノード125が、移動先ネットワークまたは全く異なる移動先ネットワーク上の異なるアクセス・タイプへの接続に移行(ハンドオーバ)すると、移動ノード125は、移動先ネットワークおよび/または移動先エージェントのアドレスに関する適切な情報をエージェント広告から取得する。
ローカル移動性アンカ113に最初に接続されるとき、移動ノード125は、移動ノード125用の移動ノード識別を指定した、図2のバインディング・キャッシュ項目テーブル上の項目を作成済みであるはずである。情報のアクセス・タイプ・フィールドは、プロキシ・バインディング更新要求および図2のバインディング・キャッシュ項目テーブル中に、移動ノード識別フィールドとともに含まれる。図2は、移動ノード識別165およびアクセス・タイプ167用の少なくとも列および行項目を有するバインディング・キャッシュ項目テーブル160である。他のフィールドも、バインディング・キャッシュ項目テーブル上に保持されるが、こうしたフィールドは、本発明を考慮する上では付属的な項目である。
図1に示すネットワーク上の各アクセス・タイプは、各移動先ネットワークからの1つのインタフェースに限られるので、ローカル移動性アンカは、移動ノード125から受信される後続プロキシ・バインディング更新要求をチェックして、このプロキシ・バインディング更新要求が、その移動ノード125用にバインディング・キャッシュ項目テーブル160上で予め保持されているのと同じアクセス・タイプ指示子を有するかどうか判定することになる。その移動ノード125用にバインディング・キャッシュ項目テーブル160上で予め保持されているのと同じアクセス・タイプ指示子がプロキシ・バインディング更新要求の中に見つかった場合、ローカル移動性アンカ113は、移動先ネットワーク130から移動先ネットワーク150への移動ノード125のハンドオーバなど、新たな移動先ネットワークへの移動ノード125のハンドオーバとして状況を認識することになる。
ローカル移動性アンカ113は、移動ノード用の新規バインディング・キャッシュ項目を作成し、気付アドレス指定およびホーム・ネットワーク・プレフィックスは、移動ノード125が位置づけられ得るネットワークとして、新たな移動先ネットワークを指定するように変更され、この情報は、適切な移動性アクセス・ゲートウェイ135および移動ノード125に送信されることになる。プロキシ・バインディング更新要求中の情報との比較により、移動ノード125用に異なるアクセス・タイプ接続が示される場合、ローカル移動性アンカは、ホーム・ネットワーク・プレフィックスが、移動ノード125が予め位置づけられた移動先ネットワークを、新たな移動先ネットワークへのハンドオーバを指示せずに指定するべきかどうか判定することになる。このように指定する場合、移動ノード125用の項目は、移動ノード125が最初の移動先ネットワーク130に接続されたままであることを示すように、バインディング・キャッシュ項目テーブル上で修正され、この情報は、適切な移動性アクセス・ゲートウェイ135および移動ノード125に送信されることになる。
つまり、この比較は単に、移動ノード125用の新規接続が、新たな移動先ネットワークへのハンドオーバとは反対に、新たなアクセス・タイプへの接続であることを示し得る。そうである場合、ローカル移動性アンカ113は、最初の移動先ネットワーク130を指すホーム・ネットワーク・プレフィックス指示子を有するプロキシ・バインディング更新応答を用いて、プロキシ・バインディング更新要求に応答することになる。このようにして、ローカル移動性アンカ113での新規プロキシ・バインディング更新要求の受信は、この移動ノード用の新規ホーム・ネットワーク・プレフィックスを自動的に作成するわけではないので、移動ノードが同じネットワーク上の新たなアクセス・タイプに単に接続し、または新たな移動先ネットワークにハンドオーバされているときの判定に関する問題の一部を解決する。
新たな移動先ネットワーク150および移動先エージェント155への、移動ノード125用のハンドオーバが完了した場合、通常のプロキシ・バインディング更新要求メッセージが、ローカル移動性アンカ113に送られる。ローカル移動性アンカ113は、図2に示すそのバインディング・キャッシュ項目テーブルを、移動ノードが現時点で新たな移動先ネットワーク150および移動先エージェント155に配属されていることを示すように更新する。キャッシュ項目テーブルにおいて、移動ノード125とのトラフィックのやり取りが双方向であることが指示される。ローカル移動性アンカ113は、ハンドオーバ要求の受信を確かめるプロキシ・バインディング確認を新たな移動先エージェント155に送り、ローカル移動性アンカは、移動ノード125への接続性をサポートしていた以前の移動先ネットワーク130および移動先エージェント135に関する、キャッシュ項目テーブル中の情報を削除する。
ローカル移動性アンカはまた、移動先ネットワーク130上の以前の移動先エージェント135に、拡張トリガ・フィールド情報を有するプロキシ・バインディング破棄メッセージを送る。プロキシ・バインディング破棄メッセージは、以前は移動先エージェント135から移動ノード125への接続性のサポートに専用だったネットワーク資源を破棄するよう、移動先エージェント135に命令する。本発明の一部として、拡張トリガ・フィールド情報は、移動先エージェント135に説明情報を提供するので、移動先エージェント135は、破棄要求を受諾することが適切か、それとも拒絶することが適切か判定し、拒絶することが適切な場合、どのような資源が破棄される必要があるか、こうした資源がいつ破棄される必要があるか、およびどのように資源が破棄されるか判定することができる。
最初に、移動先エージェント135は、移動ノードが移動先ネットワーク130に接続されたままであるかどうか判定し、接続されている場合、移動先エージェントは、破棄要求に対して、ローカル移動性アンカ113への拒絶応答で応答することになる。他の条件も、移動先エージェント135による拒絶応答を促し得る。拡張トリガ情報を有するバインディング破棄要求を受信した後で、および以前は移動ノード125専用だった資源を破棄することが適切であると確かめた後で、移動先エージェント135は、拡張トリガ情報を分析して、どのようなネットワーク資源が直ちに破棄され、所定の期間だけ保持され、または無期限に保持される必要があるか判定することになる。プロキシ・バインディング破棄要求中の拡張トリガ情報は、移動先エージェント135がその資源破棄を実施するのに有用な情報を含む以下の条件に設定することができる。
1 未指定
2 管理上の理由
3 MAG間ハンドオフ:同一のアクセス・タイプ
4 MAG間ハンドオフ:異なるアクセス・タイプ
5 MAG間:未知のハンドオフ
6 ピア単位でのポリシー
7 ノード・ローカル・ポリシーの破棄
8 ユーザ開始セッション(群)終了
9 アクセス・ネットワーク・セッション(群)終了
10 IPv4 HoAリース満了
11 可能非同期BCE状態
250〜255 テスト目的でのみ予約
破棄要求の中に見られる、こうした条件および拡張トリガ情報は、移動先エージェントによって、移動先ネットワーク130上でサポートされる資源の破棄を最適化するのに使われる。条件1は未指定であり、「未指定」のハンドオーバまたはデフォルト手順において資源を破棄するのに十分な情報を移動先エージェント135に提供することになる。条件2は、ローカル移動性アンカ113から移動先エージェント135への破棄要求の原因が「管理上の理由」であることを移動先エージェント135に示す。条件3、4、5は、移動ノード125のハンドオフが、それぞれ、移動先ネットワーク130と同一のアクセス・タイプ、移動先ネットワーク130とは異なるアクセス・タイプで、または未知の理由のハンドオフのために第2の移動先ネットワーク150に対して行われたことを移動先エージェント135に示すことになる。条件1〜6の場合、エア・アクセスやエア・インタフェース資源など、一定の資源が直ちに破棄されることになる。他のネットワーク資源は、直ちに破棄されてよく、他のネットワーク資源は、いつどのようにネットワーク資源を破棄するのが最良かというその最適化分析に基づいて、移動先エージェント135によって破棄されることになる。移動先エージェント135によって指揮される最適化分析は、特定の移動先ネットワーク130およびそのネットワーク資源可用性に合わせて個々にプログラミングすることができ、その最適化分析は、指示される条件のタイプ、ネットワーク資源の可用性、現在使用中のネットワーク資源、将来のネットワーク資源利用のあらゆる予測に依存することになる。
条件6、7は、移動先ネットワーク130と150との間でピア接続ポリシーごとにハンドオフが起きている最中であること、および移動ノード125との通信を以前サポートしていたノード・ローカル・ポリシーの破棄をハンドオフ資源破棄が含むかどうかを、移動先エージェント135に対して示す。条件6、7の場合、エア・アクセスやエア・インタフェース資源など、一定の資源が直ちに破棄されることになる。他のネットワーク資源は、直ちに破棄されてよく、他のネットワーク資源は、いつどのようにネットワーク資源を破棄するのが最良かというその最適化分析に基づいて、移動先エージェント135によって破棄されることになる。移動先エージェント135によって指揮される最適化分析は、特定の移動先ネットワーク130およびそのネットワーク資源可用性に合わせて個々にプログラミングすることができ、その最適化分析は、指示される条件のタイプ、ネットワーク資源の可用性、現在使用中のネットワーク資源、将来のネットワーク資源利用のあらゆる予測に依存することになる。
条件8は、移動先エージェント135による資源の破棄が、ユーザ開始セッション(群)資源の終了を含むべきであることを示し、条件9は、移動先エージェント135による資源の破棄が、アクセス・ネットワーク・セッション資源の終了を含むべきであることを示す。条件10は、移動先エージェント135が、IPv4 HoAリースに関連した資源をリース満了において破棄するべきであることを示す。条件8、9の場合、エア・アクセスやエア・インタフェース資源など、一定の資源が直ちに破棄されることになる。他のネットワーク資源は、直ちに破棄されてよく、他のネットワーク資源は、いつどのようにネットワーク資源を破棄するのが最良かというその最適化分析に基づいて、移動先エージェント135によって破棄されることになる。移動先エージェント135によって指揮される最適化分析は、特定の移動先ネットワーク130およびそのネットワーク資源可用性に合わせて個々にプログラミングすることができ、その最適化分析は、指示される条件のタイプ、ネットワーク資源の可用性、現在使用中のネットワーク資源、将来のネットワーク資源利用のあらゆる予測に依存することになる。
条件11は、可能非同期BCE状態が存在することを移動先エージェント135に対して示す。この「非同期」条件が存在する場合、一定の資源が、所定の期間(たとえば、残りの存続期間)だけ保持されることになる。というのは、移動ノード125が移動先ネットワーク130に戻り、その期間中に移動先エージェント135に再度接続される可能性があり得るからである。したがって、一定の資源は、そのイベント中に移動ノード125への接続性をサポートするのに必要とされる場合があるので、直ちに破棄されるわけではない。移動先エージェント135によって指揮される最適化分析は、特定の移動先ネットワーク130およびそのネットワーク資源可用性に合わせて個々にプログラミングすることができ、その最適化分析は、指示される条件のタイプ、ネットワーク資源の可用性、現在使用中のネットワーク資源、将来のネットワーク資源利用のあらゆる予測に依存することになる。
条件250〜255は、「テスト目的で予約」される拡張トリガ情報であり、したがって、移動先エージェント135またはネットワークに接続された他のエンティティによって使用されるいくつかのテスト条件を示し得る。移動先エージェント135がその最適化分析を実施し、適切なネットワーク資源を破棄した後、移動先エージェントは、ローカル移動性アンカ113にバインディング破棄確認用メッセージを送信して、破棄要求の受信およびバインディング破棄要求に従って移動先エージェントによってとられるアクションを確かめることになる。
図3に、IPベースのモバイル・システムの全体的アーキテクチャを、モバイル・モード225、ホーム・ネットワーク210および移動先ネットワーク230、250それぞれとともに示してある。図3に示すように、ホーム・ネットワーク210は、ホーム・エージェントまたはローカル移動性アンカ213を有する。ローカル移動性アンカ213は、通信リンク212によって移動先ネットワーク250上の移動性エージェント・ゲートウェイ255に結合され、ローカル移動性アンカ213は、通信リンク215によって移動先ネットワーク230上の移動性エージェント・ゲートウェイ235に結合される。
移動性エージェント・ゲートウェイ235は、通信リンク227を介してアンテナ/送信機237に結合された基地局トランシーバ239から構成される無線アクセス・システムを介して移動ノード225に結合される。移動性エージェント・ゲートウェイ255は、通信リンク257によって移動ノード225に結合されたインタフェース241を介して、WiMaxやWiFiなど、第2のアクセス・タイプに結合される。図3は、接続276および第2のアクセス・インタフェース277を介した、移動ノード225と移動先エージェント255との接続のために、インタフェース241によってサポートされるのと同じアクセス・タイプの第2の接続も示す。このインタフェースは、通信リンク280を介して移動ノード225に接続される。
移動ノード225を、それぞれワイヤレス通信リンク257(または280)、227を経由して移動先ネットワーク250、230に電子結合して示してある。ただし、移動ノード225は、移動先ネットワークに結合されたどのトランシーバまたはアクセス・ネットワークとも通信することができる。つまり、通信リンク227、280は無線伝送リンクであるが、こうしたリンクは、ネットワーク上の2つ以上のノードまたはネットワークもしくは管理ドメイン上のユーザの間のどの接続からも構成され得る。
ローカル移動性アンカ、ホーム・エージェント、および移動先エージェントという用語は、移動IPプロトコル(RFC2002)において定義されるものでよいが、こうしたエージェントは、1つのプロトコルまたはシステムに制限されない。実際、この適用分野において使われるホーム・エージェントという用語は、ホーム移動性マネージャ、ホーム位置レジスタ、ホーム・サービス・エンティティ、または移動ノード225用の移動性関連機能の管理を担当する、ホーム・ネットワーク210にある他のどのエージェントも指し得る。同様に、この適用分野において使われる移動性エージェント・ゲートウェイという用語は、移動先エージェント、サービス側移動性マネージャ、訪問先位置レジスタ、訪問サービス・エンティティ、または移動ノード225用の移動性関連機能の管理を担当する、移動先ネットワーク上の他のどのエージェントも指し得る。
図3に示す移動IP通信システムでは、移動ノード225は、永久IPアドレスによって識別される。移動ノード225がそのホーム・ネットワーク210に結合されている間、移動ノード225は、ホーム・ネットワーク210上の他の任意の固定ノードのように、情報パケットを受信する。モバイルであるとき、移動ノード225は、それ自体を、ネットワーク230または250などの移動先ネットワーク上に位置づけることもできる。移動先ネットワーク230または250上に位置づけられているとき、ホーム・ネットワーク210は、移動先ネットワーク230または250に通信を「トンネリング」することによって移動ノード225にデータ通信を送る。
移動ノード225は、その現在の位置、または移動先ネットワークとの関連づけを、ローカル移動性アンカ213に気付アドレスを登録することによって、ローカル移動性アンカ213に知らせ続ける。本質的に、気付アドレスは、移動ノード225が現時点で位置づけられている移動先ネットワークを表す。移動ノード225が移動先ネットワーク230上に位置づけられている間に、ローカル移動性アンカ213が、移動ノード225にアドレス指定された情報パケットを受信した場合、ローカル移動性アンカ213は、情報パケットを移動先ネットワーク230に「トンネリング」し、続いてパケットは移動ノード225に送信される。
移動先エージェント235は、ローカル移動性アンカ213に移動ノード225の現在の気付アドレスを知らせるのに関与する。移動先エージェント235は、情報パケットがローカル移動性アンカ213によって移動先エージェント235にフォワードされた後、移動ノード225向けの情報パケットも受信する。さらに、移動先エージェント235は、移動先ネットワーク230に接続されている間、移動ノード225によって生成された発信情報パケット用のデフォルト・ルータとして働く。
移動ノード225は、その現在の位置をローカル移動性アンカ213に知らせるのに関与し、関連づけられた移動先ネットワークへの接続を要求する。移動ノード225が、移動先ネットワーク250への接続に移行すると、移動ノード225は、移動先ネットワークおよび/または移動先エージェントのアドレスに関する適切な情報をエージェント広告から取得する。
ローカル移動性アンカ213に最初に接続されるとき、移動ノード225は、第1のアクセス・タイプ用の移動ノード識別を指定した、図4のバインディング・キャッシュ項目テーブル上の項目を作成済みであるはずである。情報のアクセス・タイプ・フィールドは、図4のこのバインディング・キャッシュ項目テーブル中に、移動ノード識別フィールドとともに含まれる。図4は、移動ノード識別265およびアクセス・タイプ267用の少なくとも列および行項目を有するバインディング・キャッシュ項目テーブル260である。
図3に示すシステムにおいて、1つの移動先ネットワーク250上の複数のアクセス・タイプは、インタフェース241、277など、複数のインタフェースによってサポートされる。図4のバインディング・キャッシュ項目テーブル上の同一のアクセス・タイプの対応は、先行接続された移動先ネットワークから異なる移動先ネットワークへの固有ハンドオーバを示すわけではないので、プロキシ・バインディング更新要求は、ローカル移動性アンカ213による分析用のハンドオーバ指示子を含むことになる。
ハンドオーバ指示子は、同じ移動先ネットワーク上の同一のアクセス・タイプへのハンドオーバまたは新たな移動先ネットワークへのハンドオーバを示す新規フィールドを送信パケット中に含むはずである。この情報は、開始される予定のハンドオーバのタイプを示すためのフラグまたは他の指示子によって示すこともでき、たとえば、フラグ「1」は同じ移動先ネットワーク上の同一のアクセス・タイプへのハンドオーバに相当し、フラグ「0」は、異なる移動先ネットワークへのハンドオーバに相当する。新規フィールドは、ハンドオーバ状況が未知であるかどうか、またはこれがプロキシ・バインディング更新要求に対する初回要求であるかどうかを示すこともできよう。他のフィールドをバインディング・キャッシュ項目テーブル上に保持することもでき、送信パケットは、情報の新たなアクセス・タイプ・フィールドを調整するように拡張することができる。
ローカル移動性アンカ213は、移動ノード225から受信された後続プロキシ・バインディング更新要求をチェックして、ハンドオーバ指示子の状況を判定することになる。移動ノードが異なる移動先ネットワークに接続中であることをハンドオーバ指示子が示す場合、ローカル移動性アンカ113は、移動先ネットワーク250から移動先ネットワーク230への移動ノード225のハンドオーバなど、新たな移動先ネットワークへの移動ノード225のハンドオーバ用のプロトコルを開始する。ローカル移動性アンカ213は、移動ノード用の新規バインディング・キャッシュ項目を作成し、気付アドレス指定およびホーム・ネットワーク・プレフィックスは、移動ノード225を位置づけることができるネットワークとして新たな移動先ネットワークを指定するように変更され、この情報は、適切な移動性アクセス・ゲートウェイ235および移動ノード225に送信されることになる。
同じ移動先ネットワーク250上の移動ノード225用の異なるアクセス・タイプ接続へのハンドオーバが要求されていることをハンドオーバ指示子が示す場合、ローカル移動性アンカ213は、新たな移動先ネットワークへのハンドオーバを何も指示することなく、移動ノード225が以前位置づけられていた移動先ネットワーク250用のホーム・ネットワーク・プレフィックスを指定するプロトコルを開始する。このように開始する場合、移動ノード225用の項目は、移動ノード225が最初の移動先ネットワーク250に接続されたままであることを示すように、バインディング・キャッシュ項目テーブル上で修正され、この情報は、適切な移動性アクセス・ゲートウェイ235および移動ノード225に送信されることになる。
つまり、このハンドオーバ指示子は単に、移動ノード225向けの新規接続が、新たな移動先ネットワークへのハンドオーバとは反対に、同じ移動先ネットワーク250上の同一のアクセス・タイプ向けの新規インタフェースに対するものであることを示し得る。そうである場合、ローカル移動性アンカ213は、最初の移動先ネットワーク250を指すホーム・ネットワーク・プレフィックス指示子を有するプロキシ・バインディング更新応答を用いて、プロキシ・バインディング更新要求に応答することになる。このようにして、ローカル移動性アンカ213での新規プロキシ・バインディング更新要求の受信は、この移動ノード用の新規ホーム・ネットワーク・プレフィックスを自動的に作成するわけではないので、移動ノード気付アドレス指定のハンドオーバが必要であるかどうか、および移動ノード向けのこの気付アドレス指定に対して新たな移動先ネットワークを指定することが必要か、それとも同じ移動先ネットワークを指定することが必要かの判定に関する問題の一部を解決する。
本発明の範囲に含まれる代替実施形態として、ローカル移動性アンカ213に最初に接続されたとき、移動ノード225は、第1のアクセス・タイプ用の移動ノード識別およびインタフェース識別情報を指定した、図4のバインディング・キャッシュ項目テーブル上に項目を作成済みであるはずである。情報のアクセス・タイプ・フィールドは、図4のこのバインディング・キャッシュ項目テーブルに、移動ノード識別フィールドとともに含まれ、列269中のインタフェース識別情報は、インタフェース241または277の具体的なインタフェース情報を示してあるはずである。図4は、移動ノード識別265、アクセス・タイプ267、およびインタフェース269用の少なくとも列および行項目を有するバインディング・キャッシュ項目テーブル260である。
図3に示すシステムにおいて、1つの移動先ネットワーク250上の複数のアクセス・タイプは、インタフェース241、277など、複数のインタフェースによってサポートされる。図4のバインディング・キャッシュ項目テーブル上の同一のアクセス・タイプの対応は付加情報を含むはずなので、ローカル移動性アンカは、その情報を用いて、プロキシ・バインディング更新要求が、先行接続された移動先ネットワーク250から異なる移動先ネットワーク230へのハンドオーバに関するのか、それとも同じ移動先ネットワーク250上の同一のアクセス・タイプ向けの異なるインタフェースへのハンドオーバに関するのかを分析することになる。
上述したアクセス・タイプ情報およびハンドオーバ指示子に加え、プロキシ・バインディング更新要求は、移動ノードを移動先ネットワークに接続するのに使われる予定のインタフェースを識別することになる、送信パケット中の新規フィールドを含むはずである。新規フィールドは、インタフェース識別が未知であるかどうかも示し得る。他のフィールドをバインディング・キャッシュ項目テーブル上に保持することもでき、送信パケットは、情報の新たなアクセス・タイプ・フィールドを調整するように拡張することができる。
ローカル移動性アンカ213は、移動ノード225から受信された後続プロキシ・バインディング更新要求をチェックして、ハンドオーバ指示子の状況を判定することになる。移動ノードが異なる移動先ネットワークに接続中であることをアクセス・タイプ、ハンドオーバ指示子およびインタフェース識別情報が示す場合、ローカル移動性アンカ113は、移動先ネットワーク250から移動先ネットワーク230への移動ノード225のハンドオーバなど、新たな移動先ネットワークへの移動ノード225のハンドオーバ用のプロトコルを開始する。ローカル移動性アンカ213は、移動ノード用の新規バインディング・キャッシュ項目を作成し、気付アドレス指定およびホーム・ネットワーク・プレフィックスは、移動ノード225を位置づけることができるネットワークとして新たな移動先ネットワークを指定するように変更され、この情報は、適切な移動性アクセス・ゲートウェイ235および移動ノード225に送信されることになる。
同じ移動先ネットワーク250上の移動ノード225用の異なるアクセス・タイプ接続へのハンドオーバが要求されていることをアクセス・タイプ、ハンドオーバ指示子およびインタフェース識別情報が示す場合、ローカル移動性アンカ213は、新たな移動先ネットワークへのハンドオーバを何も指示することなく、移動ノード225が以前位置づけられていた移動先ネットワーク250用のホーム・ネットワーク・プレフィックスを指定するプロトコルを開始する。このように開始する場合、移動ノード225用の項目は、移動ノード225が最初の移動先ネットワーク230に接続されたままであることを示すように、バインディング・キャッシュ項目テーブル上で修正され、この情報は、適切な移動性アクセス・ゲートウェイ235および移動ノード225に送信されることになる。
つまり、アクセス・タイプ、ハンドオーバ指示子およびインタフェース情報は単に、移動ノード225向けの新規接続が、新たな移動先ネットワークへのハンドオーバとは反対に、同じ移動先ネットワーク250上の同一のアクセス・タイプ向けの新規インタフェースに対するものであることを示し得る。そうである場合、ローカル移動性アンカ213は、最初の移動先ネットワーク250を指すホーム・ネットワーク・プレフィックス指示子を有するプロキシ・バインディング更新応答を用いて、プロキシ・バインディング更新要求に応答することになる。このようにして、ローカル移動性アンカ213での新規プロキシ・バインディング更新要求の受信は、この移動ノード用の新規ホーム・ネットワーク・プレフィックスを自動的に作成するわけではないので、移動ノード気付アドレス指定のハンドオーバが必要であるかどうか、および移動ノード向けのこの気付アドレス指定に対して新たな移動先ネットワークを指定することが必要か、それとも同じ移動先ネットワークを指定することが必要かの判定に関する問題の一部を解決する。
ローカル移動性アンカはまた、移動先ネットワーク230上の以前の移動先エージェント235に、拡張トリガ・フィールド情報を有するプロキシ・バインディング破棄メッセージを送る。プロキシ・バインディング破棄メッセージは、以前は移動先エージェント235から移動ノード225への接続性のサポートに専用だったネットワーク資源を破棄するよう、移動先エージェントに命令する。本発明の一部として、拡張トリガ・フィールド情報は、移動先エージェント235に説明情報を提供するので、移動先エージェント235は、破棄要求を受諾することが適切か、それとも拒絶することが適切か判定し、拒絶することが適切な場合、どのような資源が破棄される必要があるか、こうした資源がいつ破棄される必要があるか、およびどのように資源が破棄されるか判定することができる。
最初に、移動先エージェント235は、移動ノードが移動先ネットワーク230に接続されたままであるかどうか判定し、接続されている場合、移動先エージェントは、破棄要求に対して、ローカル移動性アンカ213への拒絶応答で応答することになる。他の条件も、移動先エージェント235による拒絶応答を促し得る。拡張トリガ情報を有するバインディング破棄要求を受信した後で、および以前は移動ノード225専用だった資源を破棄することが適切であると確かめた後で、移動先エージェント235は、拡張トリガ情報を分析して、どのようなネットワーク資源が直ちに破棄され、所定の期間だけ保持され、または無期限に保持される必要があるか判定することになる。プロキシ・バインディング破棄要求中の拡張トリガ情報は、移動先エージェント235がその資源破棄を実施するのに有用な情報を含む以下の条件に設定することができる。
1 未指定
2 管理上の理由
3 MAG間ハンドオフ:同一のアクセス・タイプ
4 MAG間ハンドオフ:異なるアクセス・タイプ
5 MAG間:未知のハンドオフ
6 ピア単位でのポリシー
7 ノード・ローカル・ポリシーの破棄
8 ユーザ開始セッション(群)終了
9 アクセス・ネットワーク・セッション(群)終了
10 IPv4 HoAリース満了
11 可能非同期BCE状態
250〜255 テスト目的でのみ予約
破棄要求の中に見られる、こうした条件および拡張トリガ情報は、移動先エージェント235によって、移動先ネットワーク230上でサポートされる資源の破棄を最適化するのに使われる。条件1は未指定であり、「未指定」のハンドオーバまたはデフォルト手順において資源を破棄するのに十分な情報を移動先エージェント235に提供することになる。条件2は、ローカル移動性アンカ213から移動先エージェント235への破棄要求の原因が「管理上の理由」であることを移動先エージェント235に示す。条件3、4、5は、移動ノード225のハンドオフが、それぞれ、移動先ネットワーク230と同一のアクセス・タイプ、移動先ネットワーク230とは異なるアクセス・タイプで、または未知の理由のハンドオフのために第2の移動先ネットワーク250に対して行われたことを移動先エージェント235に示すことになる。条件1〜6の場合、エア・アクセスやエア・インタフェース資源など、一定の資源が直ちに破棄されることになる。他のネットワーク資源は、直ちに破棄されてよく、他のネットワーク資源は、いつどのようにネットワーク資源を破棄するのが最良かというその最適化分析に基づいて、移動先エージェント235によって破棄されることになる。移動先エージェント235によって指揮される最適化分析は、特定の移動先ネットワーク230およびそのネットワーク資源可用性に合わせて個々にプログラミングすることができ、その最適化分析は、指示される条件のタイプ、ネットワーク資源の可用性、現在使用中のネットワーク資源、将来のネットワーク資源利用のあらゆる予測に依存することになる。
条件6、7は、移動先ネットワーク230と250との間でピア接続ポリシーごとにハンドオフが起きている最中であること、および移動ノード225との通信を以前サポートしていたノード・ローカル・ポリシーの破棄をハンドオフ資源破棄が含むかどうかを、移動先エージェント235に対して示す。条件6、7の場合、エア・アクセスやエア・インタフェース資源など、一定の資源が直ちに破棄されることになる。他のネットワーク資源は、直ちに破棄されてよく、他のネットワーク資源は、いつどのようにネットワーク資源を破棄するのが最良かというその最適化分析に基づいて、移動先エージェント235によって破棄されることになる。移動先エージェント235によって指揮される最適化分析は、特定の移動先ネットワーク230およびそのネットワーク資源可用性に合わせて個々にプログラミングすることができ、その最適化分析は、指示される条件のタイプ、ネットワーク資源の可用性、現在使用中のネットワーク資源、将来のネットワーク資源利用のあらゆる予測に依存することになる。
条件8は、移動先エージェント235による資源の破棄が、ユーザ開始セッション(群)資源の終了を含むべきであることを示し、条件9は、移動先エージェント235による資源の破棄が、アクセス・ネットワーク・セッション資源の終了を含むべきであることを示す。条件10は、移動先エージェント235が、IPv4 HoAリースに関連した資源をリース満了において破棄するべきであることを示す。条件8、9の場合、エア・アクセスやエア・インタフェース資源など、一定の資源が直ちに破棄されることになる。他のネットワーク資源は、直ちに破棄されてよく、他のネットワーク資源は、いつどのようにネットワーク資源を破棄するのが最良かというその最適化分析に基づいて、移動先エージェント235によって破棄されることになる。移動先エージェント235によって指揮される最適化分析は、特定の移動先ネットワーク230およびそのネットワーク資源可用性に合わせて個々にプログラミングすることができ、その最適化分析は、指示される条件のタイプ、ネットワーク資源の可用性、現在使用中のネットワーク資源、将来のネットワーク資源利用のあらゆる予測に依存することになる。
条件11は、可能非同期BCE状態が存在することを移動先エージェント235に対して示す。この「非同期」条件が存在する場合、一定の資源が、所定の期間(たとえば、残りの存続期間)だけ保持されることになる。というのは、移動ノード225が移動先ネットワーク230に戻り、その期間中に移動先エージェント235に再度接続される可能性があり得るからである。したがって、一定の資源は、そのイベント中に移動ノード225への接続性をサポートするのに必要とされる場合があるので、直ちに破棄されるわけではない。移動先エージェント235によって指揮される最適化分析は、特定の移動先ネットワーク230およびそのネットワーク資源可用性に合わせて個々にプログラミングすることができ、その最適化分析は、指示される条件のタイプ、ネットワーク資源の可用性、現在使用中のネットワーク資源、将来のネットワーク資源利用のあらゆる予測に依存することになる。
条件250〜255は、「テスト目的で予約」される拡張トリガ情報であり、したがって、移動先エージェント235またはネットワークに接続された他のエンティティによって使用されるいくつかのテスト条件を示し得る。移動先エージェント235がその最適化分析を実施し、適切なネットワーク資源を破棄した後、移動先エージェントは、ローカル移動性アンカ213にバインディング破棄確認用メッセージを送信して、破棄要求の受信およびバインディング破棄要求に従って移動先エージェントによってとられるアクションを確かめることになる。
図5は、上述した第1および第2の実施形態において使用するためのコール・フローを示すが、図5のコール・フローを説明するために、図3の参照番号を、移動ノード225、移動先エージェント235、移動先エージェント255およびローカル移動性アンカ213を指定するのに使う。ステップ310で、ハンドオーバ指示子メッセージが、移動先エージェント235から移動先エージェント255に送信され、ステップ315で、一時メッセージ指示子および通信フロー指示子を有するプロキシ・バインディング更新メッセージが、移動先エージェント255からローカル移動性アンカ213に送られることになる。プロキシ・バインディング確認一時メッセージが、ステップ320でローカル移動性アンカ213から移動先エージェント255に送られることになる。
ローカル移動性アンカは、移動先エージェント235、255からの全アップリンク・トラフィックは受諾するが、遷移期間中にダウンリンク・トラフィックのみを移動先エージェント255に送ることになる。バインディング・キャッシュ項目テーブル上のバインディング・キャッシュ項目は、ステップ325で、遷移期間中の移動ノード225向けの新規気付アドレスとして、移動先エージェント255についての情報を提供するように更新されることになる。アクセス・タイプは、ローカル移動性アンカによってチェックされ、適切な信号が、要求されるハンドオーバのタイプに依存して、同一のアクセス・タイプ、異なるアクセス・タイプ、または未知のいずれであっても、移動先エージェント235および/または255に送られることになる。
移動先エージェント235によって判定された通りにハンドオーバが完了すると、ハンドオーバ完了指示子メッセージが、ステップ330で移動先エージェント235から移動先エージェント255に送られる。移動先エージェント255は、プロキシ・バインディング更新要求をローカル移動性アンカ213に送って、双方向通信のために、移動ノード225への気付接続として移動先エージェント255を確立する。ローカル移動性アンカは、ステップ360で、そのバインディング・キャッシュ項目テーブルを、双方向(アップリンクおよびダウンリンク)通信が移動先エージェント255を介して移動ノード225に送られるべきであることを示すように更新する。ローカル移動性アンカ213は次いで、ステップ365で移動先エージェント255にプロキシ・バインディング確認メッセージを送信し、引き続き、ローカル移動性アンカは、ステップ370で、移動ノード225接続を移動先エージェント235と関連づける、バインディング・キャッシュ項目テーブル上の、移動ノード225用の項目を削除する。
ローカル移動性アンカ213は、ステップ375で、拡張トリガ・フィールド情報を有するプロキシ・バインディング破棄指示子メッセージを移動先エージェント235に送る。ステップ375で送られるプロキシ・バインディング破棄メッセージは、以前は移動先エージェント235から移動ノード225への接続性のサポートに専用だったネットワーク資源を破棄するよう、移動先エージェント235に命令する。本発明の一部として、拡張トリガ・フィールド情報は、移動先エージェント235に説明情報を提供するので、移動先エージェント235は、破棄要求を受諾することが適切か、それとも拒絶することが適切か判定し、拒絶することが適切な場合、どのような資源が破棄される必要があるか、こうした資源がいつ破棄される必要があるか、およびどのように資源が破棄されるか判定することができる。
ステップ380で、移動先エージェント235は、移動ノードが移動先ネットワーク230に接続されたままであるかどうか判定し、接続されている場合、移動先エージェントは、破棄要求に対して、ローカル移動性アンカ213への拒絶応答で応答することになる。他の条件も、移動先エージェント235による拒絶応答を促し得る。拡張トリガ情報を有するバインディング破棄要求を受信した後で、および以前は移動ノード225専用だった資源を破棄することが適切であると確かめた後で、移動先エージェント235は、拡張トリガ情報を分析して、どのようなネットワーク資源が直ちに破棄され、所定の期間だけ保持され、または無期限に保持される必要があるか判定することになる。プロキシ・バインディング破棄要求中の拡張トリガ情報は、移動先エージェント235がその資源破棄を実施するのに有用な情報を含む以下の条件に設定することができる。
1 未指定
2 管理上の理由
3 MAG間ハンドオフ:同一のアクセス・タイプ
4 MAG間ハンドオフ:異なるアクセス・タイプ
5 MAG間:未知のハンドオフ
6 ピア単位でのポリシー
7 ノード・ローカル・ポリシーの破棄
8 ユーザ開始セッション(群)終了
9 アクセス・ネットワーク・セッション(群)終了
10 IPv4 HoAリース満了
11 可能非同期BCE状態
250〜255 テスト目的でのみ予約
破棄要求の中に見られる、こうした条件および拡張トリガ情報は、移動先エージェント235によって、移動先ネットワーク230上でサポートされる資源の破棄を最適化するのに使われる。条件1は未指定であり、「未指定」のハンドオーバまたはデフォルト手順において資源を破棄するのに十分な情報を移動先エージェント235に提供することになる。条件2は、ローカル移動性アンカ213から移動先エージェント235への破棄要求の原因が「管理上の理由」であることを移動先エージェント235に示す。条件3、4、5は、移動ノード225のハンドオフが、それぞれ、移動先ネットワーク230と同一のアクセス・タイプ、移動先ネットワーク230とは異なるアクセス・タイプで、または未知の理由のハンドオフのために第2の移動先ネットワーク250に対して行われたことを移動先エージェント235に示すことになる。条件1〜6の場合、エア・アクセスやエア・インタフェース資源など、一定の資源が直ちに破棄されることになる。他のネットワーク資源は、直ちに破棄されてよく、他のネットワーク資源は、いつどのようにネットワーク資源を破棄するのが最良かというその最適化分析に基づいて、移動先エージェント225によって破棄されることになる。移動先エージェント235によって指揮される最適化分析は、特定の移動先ネットワーク230およびそのネットワーク資源可用性に合わせて個々にプログラミングすることができ、その最適化分析は、指示される条件のタイプ、ネットワーク資源の可用性、現在使用中のネットワーク資源、将来のネットワーク資源利用のあらゆる予測に依存することになる。
条件6、7は、移動先ネットワーク230と250との間でピア接続ポリシーごとにハンドオフが起きている最中であること、および移動ノード225との通信を以前サポートしていたノード・ローカル・ポリシーの破棄をハンドオフ資源破棄が含むかどうかを、移動先エージェント235に対して示す。条件6、7の場合、エア・アクセスやエア・インタフェース資源など、一定の資源が直ちに破棄されることになる。他のネットワーク資源は、直ちに破棄されてよく、他のネットワーク資源は、いつどのようにネットワーク資源を破棄するのが最良かというその最適化分析に基づいて、移動先エージェント235によって破棄されることになる。移動先エージェント235によって指揮される最適化分析は、特定の移動先ネットワーク230およびそのネットワーク資源可用性に合わせて個々にプログラミングすることができ、その最適化分析は、指示される条件のタイプ、ネットワーク資源の可用性、現在使用中のネットワーク資源、将来のネットワーク資源利用のあらゆる予測に依存することになる。
条件8は、移動先エージェント235による資源の破棄が、ユーザ開始セッション(群)資源の終了を含むべきであることを示し、条件9は、移動先エージェント235による資源の破棄が、アクセス・ネットワーク・セッション資源の終了を含むべきであることを示す。条件10は、移動先エージェント235が、IPv4 HoAリースに関連した資源をリース満了において破棄するべきであることを示す。条件8、9の場合、エア・アクセスやエア・インタフェース資源など、一定の資源が直ちに破棄されることになる。他のネットワーク資源は、直ちに破棄されてよく、他のネットワーク資源は、いつどのようにネットワーク資源を破棄するのが最良かというその最適化分析に基づいて、移動先エージェント235によって破棄されることになる。移動先エージェント235によって指揮される最適化分析は、特定の移動先ネットワーク230およびそのネットワーク資源可用性に合わせて個々にプログラミングすることができ、その最適化分析は、指示される条件のタイプ、ネットワーク資源の可用性、現在使用中のネットワーク資源、将来のネットワーク資源利用のあらゆる予測に依存することになる。
条件11は、可能非同期BCE状態が存在することを移動先エージェント235に対して示す。この「非同期」条件が存在する場合、一定の資源が、所定の期間(たとえば、残りの存続期間)だけ保持されることになる。というのは、移動ノード225が移動先ネットワーク230に戻り、その期間中に移動先エージェント235に再度接続される可能性があり得るからである。したがって、一定の資源は、そのイベント中に移動ノード225への接続性をサポートするのに必要とされる場合があるので、直ちに破棄されるわけではない。移動先エージェント235によって指揮される最適化分析は、特定の移動先ネットワーク230およびそのネットワーク資源可用性に合わせて個々にプログラミングすることができ、その最適化分析は、指示される条件のタイプ、ネットワーク資源の可用性、現在使用中のネットワーク資源、将来のネットワーク資源利用のあらゆる予測に依存することになる。
条件250〜255は、「テスト目的で予約」される拡張トリガ情報であり、したがって、移動先エージェント235またはネットワークに接続された他のエンティティによって使用されるいくつかのテスト条件を示し得る。移動先エージェント235がその最適化分析を実施し、適切なネットワーク資源を破棄した後、移動先エージェントは、ステップ385でローカル移動性アンカ213にバインディング破棄確認用メッセージを送信して、破棄要求の受信およびバインディング破棄要求に従って移動先エージェントによってとられるアクションを確かめることになる。
本発明の好ましい実施形態を示し説明したが、本発明の精神および教示から逸脱することなく、当業者によって実施形態の変更を行ってよい。本明細書で説明した実施形態は、例示に過ぎず、限定的であることは意図していない。本明細書で開示した本発明の多くの変形形態および変更形態が可能であり、本発明の範囲内である。

Claims (20)

  1. 移動ノードの登録方法であって、前記方法は、
    第1の移動先ネットワークに接続された前記移動ノードに関する登録要求メッセージをローカル移動性アンカで受信することであって、前記登録要求メッセージは、移動ノード識別子と、前記移動ノードに接続するために使われる通信アクセス・タイプを示すアクセス・タイプ識別子と、前記登録要求メッセージが前記第1の移動先ネットワーク上の新たなアクセス・タイプへのハンドオーバ関連づけられているか第2の移動先ネットワークへのハンドオーバ関連づけられているのかを特定するハンドオーバ指示子と、前記移動ノードに接続するために使われる特定のアクセス・インタフェースを示すインタフェース識別子を含む、ことと、
    前記登録要求メッセージ内で受信された情報前記ローカル移動性アンカに関連づけられたキャッシュ項目テーブル上の情報との比較と、前記第2の移動先ネットワークへの前記ハンドオーバが検出されるのか前記第1の移動先ネットワーク上の前記新たなアクセス・タイプへのハンドオーバが検出されるのかに依存して、キャッシュ項目テーブル上に項目を作成することと、
    前記第2の移動先ネットワークへの前記ハンドオーバが検出されるのか前記第1の移動先ネットワーク上の新たなアクセス・タイプへの前記ハンドオーバが検出されるのかに依存して、ネットワーク・プレフィックスを有する登録応答を前記ローカル移動性アンカから送信することと、
    前記移動ノードに割り振られたネットワーク資源が破棄されるべきかどうか判定するために前記移動アクセス・ゲートウェイによって使われるべき拡張トリガ情報フィールドと、破棄されるべきである場合には、前記移動ノードへの接続性をサポートしていた前記ネットワーク資源の破棄のやり方と共に、破棄要求メッセージ前記ローカル移動性アンカから前記第1の移動先ネットワーク上の移動アクセス・ゲートウェイに送信することと
    を含む方法。
  2. 前記ローカル移動性アンカが、前記アクセス・タイプ識別子を含む登録要求情報に従って、前記第2の移動先ネットワークへの前記ハンドオーバを検出し、インタフェース当たり1つのアクセス・タイプのみが前記第2の移動先ネットワーク上でサポートされる、請求項1に記載の登録方法。
  3. 前記ローカル移動性アンカが、前記アクセス・タイプ指示子を含む登録要求情報に従って、前記第2の移動先ネットワークへの前記ハンドオーバを検出し、2つ以上のインタフェースが前記第2の移動先ネットワーク上で前記同一のアクセス・タイプをサポートする、請求項1に記載の登録方法。
  4. 前記ローカル移動性アンカが、前記インタフェース識別およびハンドオーバ指示子を含む登録要求情報に従って、前記第1の移動先ネットワーク上の前記新たなアクセス・タイプへの前記ハンドオーバを検出し、2つ以上のインタフェースが前記第1の移動先ネットワーク上で前記同一のアクセス・タイプをサポートする、請求項1に記載の登録方法。
  5. 前記拡張トリガ情報フィールドは、どのネットワーク資源が直ちに破棄されるべきか判定するために使われる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記拡張トリガ情報フィールドは、どのネットワーク資源が所定の期間だけ保持されるべきか判定するために使われる、請求項1に記載の方法。
  7. 前記拡張トリガ情報フィールドは、前記移動ノードが前記移動アクセス・ゲートウェイに接続し直すことを試みるかどうか判定されるまで、どのネットワーク資源が保持されるべきか判定するために使われる、請求項1に記載の方法。
  8. 移動ノードの登録方法であって、前記方法は、
    第1の移動先ネットワーク上の前記移動ノードに関する登録要求メッセージをローカル移動性アンカで受信することであって、前記登録要求メッセージは、移動ノード識別子と、前記移動ノードを接続するために使われる通信アクセス・タイプを示すアクセス・タイプ識別子と、前記登録要求が前記第1の移動先ネットワーク上の新たなアクセス・タイプへのハンドオーバ関連づけられているのか第2の移動先ネットワークへのハンドオーバ関連づけられているのかを特定するハンドオーバ指示子と、前記移動ノードに接続するために使われる特定のアクセス・インタフェースを示すインタフェース識別子を含む、ことと、
    登録要求メッセージ内で受信された前記情報前記ローカル移動性アンカに関連づけられたキャッシュ項目テーブル上の情報との比較に基づいて、かつ、前記第2の移動先ネットワークへの前記ハンドオーバが検出されるのか前記移動先ネットワーク上の新たなアクセス・タイプへのハンドオーバが検出されるのかに依存して、ネットワーク・プレフィックスを有する登録応答を前記ローカル移動性アンカから送信することと、
    前記移動ノードに割り振られたネットワーク資源が破棄されるべきかどうか判定するために前記移動アクセス・ゲートウェイによって使われるべき拡張トリガ情報フィールドと、破棄されるべきである場合は、前記移動ノードへの接続性をサポートしていた前記ネットワーク資源の破棄のやり方と共に、破棄要求メッセージ前記ローカル移動性アンカから前記第1の移動先ネットワーク上の移動アクセス・ゲートウェイに送信することと
    を含む方法。
  9. 前記拡張トリガ情報フィールドは、どのネットワーク資源が直ちに破棄されるべきか判定するために使われる、請求項8に記載の方法。
  10. 前記拡張トリガ情報フィールドは、どのネットワーク資源が所定の期間だけ保持されるべきか判定するために使われる、請求項8に記載の方法。
  11. 前記拡張トリガ情報フィールドは、前記移動ノードが前記移動アクセス・ゲートウェイに接続し直すことを試みるかどうか判定されるまで、どのネットワーク資源が保持されるべきか判定するために使われる、請求項8に記載の方法。
  12. 前記第2の移動先ネットワークへの前記ハンドオーバが検出されるのか、前記第1の移動先ネットワーク上の前記アクセス・タイプへのハンドオーバが検出されるのかに依存して、前記キャッシュ項目テーブル上に項目を作成することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  13. 前記キャッシュ項目テーブルは、前記移動ノード識別情報と、前記移動ノードを前記第1の移動先ネットワークに接続するために使われる前記アクセス・タイプを含む、第1の移動先ネットワークに接続された前記移動ノードに関する情報を含む、請求項12に記載の登録方法。
  14. 前記拡張トリガ情報フィールドは、どのネットワーク資源が直ちに破棄されるべきか判定するために使われる、請求項12に記載の方法。
  15. 前記拡張トリガ情報フィールドは、どのネットワーク資源が所定の期間だけ保持されるべきか判定するために使われる、請求項12に記載の方法。
  16. 前記拡張トリガ情報フィールドは、前記移動ノードが前記移動アクセス・ゲートウェイに接続し直すことを試みるかどうか判定されるまで、どのネットワーク資源が保持されるべきか判定するために使われる、請求項12に記載の方法。
  17. 1つまたは複数の移動先ネットワークに結合されたローカル移動性エージェントを有するホーム・ネットワークであって、各移動先ネットワークが、1つまたは複数の移動ノードに接続された移動アクセス・ゲートウェイを有するホーム・ネットワークを備え、
    前記ローカル移動性エージェントは、前記移動先ネットワークに接続された前記1つまたは複数の移動ノードに関する情報を保持するためのキャッシュ項目テーブルを有し、
    前記ローカル移動性エージェントは、前記登録要求メッセージ内で受信された情報前記キャッシュ項目テーブル上の前記情報との比較に基づいて、かつ、前記ローカル移動性エージェントによって受信された登録要求メッセージに応答して、移動ノード接続性に関する情報を提供するように構成されており、前記登録要求メッセージは、移動ノード識別子と、前記移動ノードを前記1つまたは複数の移動先ネットワークのうちの少なくとも1つに接続するために使われる通信アクセス・タイプを示すアクセス・タイプ識別子と、前記登録要求メッセージが、前記1つまたは複数の移動ノードのうちの1つに接続されている第1の移動先ネットワーク上の新たなアクセス・タイプへのハンドオーバに関連づけられるのか、それとも新たな移動先ネットワークへのハンドオーバに関連づけられるのかを特定するハンドオーバ指示子と、前記移動ノードを前記1つまたは複数の移動先ネットワークに接続するために使われる特定のアクセス・インタフェースを示すインタフェース識別子を含み、
    前記ローカル移動性エージェントが、前記移動ノードに割り振られたネットワーク資源が破棄されるべきかどうか判定するため前記移動アクセス・ゲートウェイによって使われるべき拡張トリガ情報フィールドと、破棄されるべきである場合は、前記移動ノードへの接続性をサポートしていた前記ネットワーク資源の破棄のやり方と共に、破棄要求メッセージを前記第1の移動先ネットワーク上の移動アクセス・ゲートウェイに送信する、通信ネットワーク。
  18. 前記拡張トリガ情報フィールドは、どのネットワーク資源が直ちに破棄されるべきか判定するために使われる、請求項17に記載の通信ネットワーク。
  19. 前記拡張トリガ情報フィールドは、どのネットワーク資源が所定の期間だけ保持されるべきか判定するために使われる、請求項17に記載の通信ネットワーク。
  20. 前記拡張トリガ情報フィールドは、前記移動ノードが前記移動アクセス・ゲートウェイに接続し直すことを試みるかどうか判定されるまで、どのネットワーク資源が保持されるべきか判定するために使われる、請求項17に記載の通信ネットワーク。
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