JP5511361B2 - 画像表示装置およびその制御方法、プログラム - Google Patents
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Description
図1は本実施形態の画像表示装置の構成を示すブロック図である。図1において、101は入力画像信号において視聴者に注目してほしい領域である注目領域を決定する注目領域決定部、102は前記注目領域決定部によって決定された注目領域と非注目領域との表示周波数を異ならせるように入力画像信号を表示する制御部である。さらに制御部102は、周波数決定部103、発光強度決定部104、表示駆動制御部105を含む。
図3は注目領域を説明する図である。図3において、301は注目領域、302は非注目領域である。一例として、画像データのメタデータから注目領域を決定する方法について説明する。一般的な画像データはExif(Exchangeable image file format)と呼ばれるフォーマットでメタデータが記録されている。Exifでは、SubjectAreaのタグ名で、シーンにおける主被写体の位置および領域を記録することができる。そのため、画像データにSubjectAreaタグが含まれる場合は、主被写体の領域を注目領域として決定することができる。また、Exifのプライベートタグを用いて、画像データに注目領域を記録してもよい。また、画像データのフォーカス位置や測光位置を注目領域として決定してもよい。なお、画像データのメタデータはExifフォーマットに限定したものではなく、上記情報が記録可能なフォーマットであればよい。
図4は、周波数決定の処理を示すフローチャートである。本フローチャートにおいて、周波数決定部103は以下の処理を行う。
図7は、光強度決定の処理を示すフローチャート図である。本フローチャートにおいて、発光強度決定部104は以下の処理を行う。
P=f×I・・・(5)
また、注視領域の表示周波数をf’[Hz]、1回あたりの発光強度をI’[W]とすると、単位時間あたりの発光量P’[W]は次式(6)で表すことができる。
P’=f’×I’・・・(6)
ここで、単位時間あたりの発光量を一致させるために、P=P’とすると、1回あたりの発光強度I’は、次式(7)となる。
I’=I×f/f’・・・(7)
したがって、表示周波数によって輝度が変化しないようにするには、(7)式を用いて1回あたりの発光強度を調整すればよい。
B=f×I×k(f)・・・(8)
また、注視領域の表示周波数をf’[Hz]、1回あたりの発光強度をI’[W]とすると、明るさの知覚量B’は、次式(9)で表すことができる。
B’=f’×I’×k(f’)・・・(9)
ここで、明るさの知覚量を一致させるために、B=B’とすると、1回あたりの発光強度I’は、次式(10)で表すことができる。
I’=I×k(f)×f/(k(f’)×f’)・・・(10)
したがって、表示周波数によって明るさが変化しないようにするには、(10)式を用いて1回あたりの発光強度を調整すればよい。
図9は、画像データの各ピクセルに対する表示周波数と発光強度に基づいて、表示駆動を制御する方法を説明する図である。図9において、Δtは画像表示装置のクロック幅、すなわち最大表示周波数の逆数である。表示周波数で駆動制御するには、ステップS203で取得した発光強度の信号と発光強度が0の信号の挿入比率を変更することにより実現できる。図9では、最大表示周波数が480Hzの画像表示装置において、発光強度が0の信号を1対2の比率で挿入し、表示周波数が160Hzになるように駆動制御している。また、発光強度が0の信号を1対1の比率で挿入すれば表示周波数が240Hzになり、1対3の比率で挿入すれば表示周波数が120Hzになる。さらに、最大表示周波数を変更することにより、任意の表示周波数で駆動制御することができる。
実施形態1では、入力画像信号が一般的な画像データである場合の画像表示方法について説明した。本実施例においては、入力画像信号が一般的な動画データである場合について説明する。
ここで、f(S)、f’(S)は注目領域の大きさに対する視野中心の感度関数、および視野周辺の感度関数、g(Y)は注目領域の輝度に対する感度関数であり、実施形態1と同一である。また、h(M)は注目領域の動き量に対する感度関数であり、次式(12)で表すことができる。
図1、図10に示したそれぞれの装置が有する各部は全てハードウェアでもって構成しているものとして上記実施形態では説明した。しかし、各部をコンピュータプログラムでもって構成しても良い。この場合、このようなコンピュータプログラムを格納するためのメモリと、このメモリに格納されているコンピュータプログラムを実行するCPUとを有するコンピュータは、上記各実施形態に係る画像表示装置に適用することができる。
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
Claims (13)
- 入力画像信号に基づく画像の表示周波数を変更可能な画像表示装置であって、
入力画像信号に基づく画像の注目領域を決定する注目領域決定手段と、
前記注目領域決定手段によって決定された前記注目領域の画像が周辺視野で知覚された場合は前記注目領域でフリッカが知覚され、視野の中心で知覚された場合は前記注目領域で前記フリッカが知覚されない第1の表示周波数で前記注目領域の画像が表示され、前記注目領域とは異なる非注目領域の画像が前記周辺視野及び前記視野の中心で知覚された場合に前記非注目領域で前記フリッカが知覚されない第2の表示周波数であって前記第1の表示周波数よりも高い前記第2の表示周波数で前記非注目領域の画像が表示されるように、前記注目領域と前記非注目領域との画像の表示周波数を異ならせる制御を行う制御手段と
を備えることを特徴とする画像表示装置。 - 前記注目領域および前記非注目領域の画像の表示のための表示部の発光強度を決定する発光強度決定手段であって、前記制御手段により決定された前記第1の表示周波数に基づいて前記注目領域の画像の表示のための発光強度を決定し、前記第2の表示周波数に基づいて前記非注目領域の画像の表示のための発光強度を決定する発光強度決定手段と、
前記制御手段によって決定された表示周波数と前記発光強度決定手段によって決定された発光強度とに基づいて前記表示部の表示駆動を制御する表示駆動制御手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記制御手段は、前記注目領域の面積が第1の面積の場合よりも、前記注目領域の面積が前記第1の面積より大きい第2の面積の場合のほうが、前記注目領域の前記第1の表示周波数が高くなるように、前記注目領域の面積に基づいて前記第1の表示周波数を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記発光強度決定手段は、表示周波数と発光強度の積が一定となるように発光強度を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
- 前記発光強度決定手段は、視聴者の明るさ知覚感度に基づいて発光強度を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
- 入力画像信号に基づく画像の動き領域を検出する動き領域検出手段とを備え、
前記注目領域決定手段は、前記動き領域検出手段によって検出された動き領域を注目領域として決定することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記制御手段は、前記注目領域の輝度が第1の輝度の場合、前記注目領域の輝度が前記第1の輝度より高い第2の輝度の場合よりも、前記注目領域の前記第1の表示周波数が低くなるように前記注目領域の輝度に基づいて前記第1の表示周波数を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示装置。
- 入力画像信号に基づく画像の表示周波数を変更可能な画像表示装置の制御方法であって、
入力画像信号に基づく画像の注目領域を決定する注目領域決定工程と、
前記注目領域決定工程によって決定された前記注目領域の画像が周辺視野で知覚された場合は前記注目領域でフリッカが知覚され、視野の中心で知覚された場合は前記注目領域で前記フリッカが知覚されない第1の表示周波数で前記注目領域の画像が表示され、前記注目領域とは異なる非注目領域の画像が前記周辺視野及び前記視野の中心で知覚された場合に前記非注目領域で前記フリッカが知覚されない第2の表示周波数であって前記第1の表示周波数よりも高い前記第2の表示周波数で前記非注目領域の画像が表示されるように、前記注目領域と前記非注目領域との画像の表示周波数を異ならせる制御を行う制御工程と
を備えることを特徴とする画像表示装置の制御方法。 - 前記注目領域および前記非注目領域の画像の表示のための表示部の発光強度を決定する発光強度決定工程であって、前記制御工程により決定された前記第1の表示周波数に基づいて前記注目領域の画像の表示のための発光強度を決定し、前記第2の表示周波数に基づいて前記非注目領域の画像の表示のための発光強度を決定する発光強度決定工程と、
前記制御工程によって決定された表示周波数と前記発光強度決定工程によって決定された発光強度とに基づいて前記表示部の表示駆動を制御する表示駆動制御工程とを備えることを特徴とする請求項8に記載の画像表示装置の制御方法。 - 前記制御工程は、前記注目領域の面積が第1の面積の場合よりも、前記注目領域の面積が前記第1の面積より大きい第2の面積の場合のほうが、前記注目領域の前記第1の表示周波数が高くなるように、前記注目領域の面積に基づいて前記第1の表示周波数を決定することを特徴とする請求項8に記載の画像表示装置の制御方法。
- 前記発光強度決定工程は、表示周波数と発光強度の積が一定となるように発光強度を決定することを特徴とする請求項9に記載の画像表示装置の制御方法。
- 前記発光強度決定工程は、視聴者の明るさ知覚感度に基づいて発光強度を決定することを特徴とする請求項9に記載の画像表示装置の制御方法。
- コンピュータが読み出して実行することにより、前記コンピュータを、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像表示装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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