JP5507926B2 - 耳部回収装置及び帯状フィルムの製造設備 - Google Patents

耳部回収装置及び帯状フィルムの製造設備 Download PDF

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Description

本発明は、耳部回収装置及び帯状フィルムの製造設備に関する。
ポリマーフィルムの主な製造方法として、溶液製膜方法や溶融製膜方法が知られている。溶液製膜方法は、ポリマーが溶剤に溶解するポリマー溶液(以下、ドープと称する)を支持体上に連続的に流出して流延膜を形成し、流延膜が自己支持性を有するものとなった後、流延膜を支持体から剥ぎ取って湿潤フィルムとし、湿潤フィルムを乾燥してフィルムとする方法である。一方、溶融製膜方法は、融解したポリマーを押出機で押し出してフィルムを製造する方法である。溶液製膜方法は、溶融押出方法と比べて、膜厚の均一性に優れるとともに、含有異物の少ないフィルムを得ることができるため、光学フィルム等の製造方法に適している。
製造されたポリマーフィルムには、ローレット加工処理、耳切処理、及び巻取処理が順次施される。ローレット加工処理では、凹凸に形成された周面を有するニップローラでポリマーフィルムの幅方向両側縁部を挟持する。このニップローラの挟持により、ポリマーフィルムの両側縁部にローレットが形成される。耳切処理では、耳切装置を用いて、ポリマーフィルムのうちローレットよりも外側にある部分(以下、耳部と称する)を切り離す。その後、巻取り処理では、耳部が切り離されたポリマーフィルムは巻き芯に巻き取られる。
耳切装置には、耳部回収装置及びチップ化装置が併設される。耳部回収装置は、ポリマーフィルムから切り離された一対の耳部を回収するものであり、切り離された耳部を導入する一対の導入部と、一対の導入部に導入した耳部を合流させる合流箱と、各導入部及び合流箱を接続する一対の接続部とを有する。チップ化装置は、回収された耳部を所定の長さに切断して、チップにする。チップは、新たなフィルムを製造する際の原料として再利用される。
ところで、液晶表示装置の普及に伴い、様々の大きさの液晶表示装置が要求されている。これに伴い、液晶表示装置に用いられる光学フィルム等も、様々の大きさのものが要求されている。かかる要求に応えるため、切断位置が調節可能なスリッタ(例えば、特許文献1)が用いられていた。
特開平8−257990号公報
しかしながら、特許文献1に記載のスリッタの耳部回収装置に設けられる蛇腹状のフレキシブルホースは内壁に突起部分を有するため、フレキシブルホース内を通過する耳部はこの突起部分と接触しやすい。この接触により、フレキシブルホース内において耳部が詰まってしまう。耳部が詰まってしまうと、ポリマーフィルムの製造設備を一旦停止する必要があるため、ポリマーフィルムの製造効率が低下してしまう。したがって、特許文献1に記載のスリッタを、そのままポリマーフィルムの製造設備に適用することができない。
そこで、ポリマーフィルムの製造効率の低下を回避するために、耳部及び突起部分の接触を回避する必要がある。耳部及び突起部分の接触を回避する方策として、導入部や接続部の口径を大きくする方法や、複数の耳部回収装置を設ける方法が考えられる。しかしながら、前者の方法を用いると、耳部の風送を安定化するために風速を従来よりも大きくしなければならず、設備の大規模化やエネルギー効率が低くなる点から好ましくない。一方、後者の方法を用いると、設備の大規模化の点から好ましくない。
以上より、ポリマーフィルムの製造設備において、幅の異なるポリマーフィルムを製造する場合には、製造効率を向上することができず、問題となっていた。
本発明は、上記課題を解決するものであり、切り離された耳部が送り出される位置が変更となっても、耳部の詰まりを回避しつつ、耳部を回収する耳部回収装置を提供するものである。更に、本発明は、この耳部回収装置を有し、幅の異なるポリマーフィルムを効率よく製造するポリマーフィルムの製造設備を提供するものである。
本発明の耳部回収装置は、帯状フィルムの幅方向両端部から切り離された一対のストリップ状の耳部を導入するスリットを前端に有し、前記スリットの開口方向と交差する方向に開口する開口部を、前記スリットを通過した前記耳部が管内を流通する気流により風送される後端に有し、内壁面が平坦に形成されている導入管が前記幅方向に並べられてなる導入管対と、ベローズを介して前記一対の開口部と気密に連結され、前記一対の開口部から風送される前記耳部を合流させて回収する合流箱と、前記導入管対を移動させる管移動機構とを備え、前記導入管は、前記スリットを有する第1管と、前記開口部を有する第2管と、前記第1管及び前記第2管を連結するスイベルジョイントとを有し、前記一対の第1管は前記幅方向において移動自在であり、前記一対の第2管は前記開口部の開口方向が平行となる第1位置及び前記スイベルジョイントとの連結部が前記第1位置よりも前記幅方向の外側に位置する第2位置の間で移動自在であり、前記管移動機構は、前記一対の第1管を前記幅方向において互いに逆の方向に移動させる第1管移動装置と、前記一対の第1管を移動させたときに、前記一対の開口部が前記第1位置における前記開口方向へ移動するように、前記一対の第2管を移動させる第2管移動装置とを有することを特徴とする。
前記導入管は湾曲に形成される湾曲管を含み、この湾曲管の内径をDとし、前記湾曲管の曲率半径をRとするときに、R/Dの値が5以上であることが好ましい。また、前記一対の第2管は前記一対の開口部の開口方向がなす角の角度θが−20°以上90°以下の範囲内で移動することが好ましい。更に、前記導入管は金属から形成されることが好ましい。加えて、前記第2管移動装置は、前記開口方向及び前記幅方向がなす面の直交方向を中心に回動自在である軸部と、前記面上において前記軸部を案内する案内部とを有し、前記第2管は前記軸部の周りを回動自在となるように前記第2管移動装置に取りつけられていることが好ましい。
本発明の帯状フィルムの製造設備は、前記帯状フィルムを製造する製膜ユニットと、前記幅方向に移動自在に設けられ、前記帯状フィルムの前記耳部を切り離す耳切装置と、請求項1ないし5のうちいずれか1項記載の耳部回収装置と、前記耳切装置を前記幅方向に移動させる耳切移動装置とを有することを特徴とする。
前記管移動機構は、前記耳切装置の前記幅方向への移動と連動して、前記導入管を移動することが好ましい。
本発明の耳部回収装置によれば、耳部が導入される一対の第1管が幅方向へ移動しても、スイベルジョイントを介して第1管に連結する一対の第2管は、一対の開口部が開口方向へ移動するように移動するため、切り離された耳部が送り出される位置が変更となっても、耳部の詰まりを回避しつつ、一対の耳部を回収することができる。したがって、幅の異なるポリマーフィルムを効率よく製造することができる。更に、本発明によれば、導入部や接続部の口径を大きくすること及び耳部回収装置を複数用いることが不要となるため、これらに起因する設備の大規模化やエネルギー効率の低下を回避することができる。
フィルム製造設備の概要を示す説明図である。 耳切装置及び耳切装置の周辺の概要を示す斜視図である。 耳部回収装置及び耳部回収装置の周辺の概要を示す側面図である。 耳部回収装置の概要を示す斜視図である。 支持部の概要を示す側面図である。 支持筒の概要を示す断面図である。 管案内機構の案内により、第2管が第1位置及び第2位置の間を移動する概要を示す説明図である。 管案内機構の概要を示す分解図である。 製膜ユニットの概要を示す説明図である。
図1に示すように、フィルム製造設備10は製膜ユニット11及び巻取室12を有する。製膜ユニット11は帯状のポリマーフィルム14を製造するものである。製膜ユニット11で製造されたポリマーフィルム14は巻取室12へ送り出される。巻取室12には、巻取機16が設置されている。巻取機16は、ポリマーフィルム14を巻き取りロール状とするものであり、プレスローラ17と巻き芯18を有する。
製膜ユニット11及び巻取室12の間には、ローレット付与ローラ21及び耳切装置22が、ポリマーフィルム14の送り方向(以下、A方向と称する)において順次設けられる。また、耳切装置22には、耳部回収装置26が接続し、耳部回収装置26にはチップ化装置27が接続する。
ローレット付与ローラ21は、ポリマーフィルム14をニップして、所定の場所にローレット部を形成するものであり、一対のニップローラを有する。一対のニップローラは、ポリマーフィルム14の搬送路の幅方向両端にそれぞれ設けられる。ニップローラを構成する各ローラ21aは、周面に凹凸を有する。
図1及び図2に示すように、耳切装置22は、ポリマーフィルム14のうち幅方向(以下、B方向と称する)両端にある一対の耳部14aを、一対の耳部14aの間にあるフィルム本体14bから切り離すものであり、B方向に並ぶ耳切装置本体22aから構成される。耳切装置本体22aは、上刃22b及び下刃22cを有し、上刃22b及び下刃22cはそれぞれ円盤状に形成される。
ローレット付与ローラ21をなす一対のニップローラや耳切装置本体22aはB方向へ移動自在に設けられている。更に、耳切移動装置23は、図示しない制御部の下、一対のニップローラや耳切装置本体22aを個別にB方向へ移動する。耳切装置本体22aのB方向への移動を、一対のニップローラのB方向への移動と連動させてもよい。
図3及び図4に示すように、耳部回収装置26は、耳切装置22(図2参照)から送り出された一連のストリップ状の耳部14aを回収してチップ化装置27へ案内するものである。耳部回収装置26の詳細は後述する。
チップ化装置27は、耳部回収装置26から送り出された耳部14aを所定の長さに切断してチップにするものであり、内部にカッターを有する。このチップは、新たなフィルムを製造する際の原料として再利用される。
また、チップ化装置27には図示しない吸引装置が接続する。吸引装置の吸引により、一対の耳部14aは耳部回収装置26にて合流して回収され、回収された耳部14aは、配管28を介して、チップ化装置27に送られる。なお、配管28にサイレンサ29を設けてもよい。サイレンサ29を設けることにより、耳部14aの風送に起因して発生する騒音を抑えることができる。
(耳部回収装置)
耳部回収装置26は、耳部14aを導入する一対の導入部31と、導入部31に導入された一対の耳部14aを合流させて回収する合流箱32と、導入部31及び合流箱32を接続する一対の接続管33と、接続管33を支持する支持部34と、接続管33を支持し、接続管33の移動を案内する管案内機構35と、接続管33を移動する管移動部36とを有する。
(導入部)
一対の導入部31はB方向に並べられ、B方向に移動自在に設けられる。それぞれの導入部31は導入ケース41を有する。導入ケース41には入口及び出口が設けられる。ニップローラ42は導入ケース41内に設けられる。一対の導入部31は、ニップローラ42を用いて、一対の耳切装置本体22aから送り出された一対の耳部14aを、入口を介して導入ケース41へ導入した後、耳部14aを出口から送り出す。なお、導入ケース41を省略し、導入部31をニップローラ42から構成してもよい。
(合流箱)
合流箱32は、一対の接続管33から送り出された耳部14aを合流させて回収するものであり、入口と出口とが設けられる。対になって設けられる入口には、一対の接続管33がそれぞれ挿入される。出口には配管28が挿着される。蛇腹状の支持筒(ベローズ)45は、入口に挿入された接続管33と合流箱32とを気密に連結するように、合流箱32に設けられる。
一対の接続管33は、移動自在に設けられ、管案内機構35及び管移動部36により所定の方向へ移動する。接続管33、管案内機構35及び管移動部36の詳細は後述する。
(支持部)
図3及び図5に示すように、支持部34は接続管33を支持するものであり、ジャッキボルト34a及びキャスター34bを有する。支持部34の高さは、ジャッキボルト34aの回転により調節可能となっている。キャスター34bは、球状に形成され、回転自在となって支持部34に取り付けられるため、支持部34は、B方向(図4参照)及び後述するC方向(図4参照)がなす面上において移動自在となる。また、緩衝材48を、接続管33及び支持部34の間に設けてもよい。緩衝材48としては、例えば、ゴム板を用いることが好ましい。
(接続管)
図4及び図6に示すように、一対の接続管33は、一対の導入部31から送り出された耳部14aをそれぞれ合流箱32へ案内するものであり、B方向に並べられる。接続管33は、導入部31と接続する入口33a及び合流箱32と接続する出口33bを有し、入口33a側の部分が導入ケース41の出口に挿入した状態で固定され、出口33b側の部分が支持筒45の中空部に挿入した状態で固定される。入口33aは、B方向に長く伸びるスリット状に形成される。出口33bの開口方向は、入口33aの開口方向と交差する。また、接続管33の内壁面は平坦に形成される。一対の接続管33は、B方向に直交する面において左右対称であることが好ましい。接続管33は、金属から形成され、特にステンレス鋼から形成されることが好ましい。
接続管33は、入口33aを有する第1管51と、出口33bを有する第2管52と、第1管51及び第2管52を連結するスイベルジョイント53とから構成される。第1管51及びスイベルジョイント53は、真っ直ぐに形成され、鉛直方向に配される。第2管52は、湾曲に形成される。
一対の第1管51はB方向に移動自在に設けられる。一対の第2管52は、一対の出口33bの開口方向が平行となる第1位置、及びこの第1位置よりもB方向の外側に位置する第2位置の間で移動自在に設けられる。図7において、第1位置にある第2管52を実線で、第2位置にある第2管52を2点鎖線で示す。以下、第1位置における出口33bの開口方向をC方向と称する。なお、開口方向とは、一対の出口33bの中心線の方向を指す。スイベルジョイント53は、第1管51を通過した耳部14aを第2管52へ案内し、第1管51がB方向へ移動したときに、鉛直方向を軸に第252を回転させる。
第2管52の曲率半径をRとし、第2管52の直径をDとするときに、R/Dの値が5以上となることが好ましい。R/Dの値が5未満では、耳部14aが詰まりやすくなるため好ましくない。また、R/Dの値が大きくなると、設備が大規模となるため好ましくない。そこて、R/Dの値の上限は、例えば10以下であることが好ましい。第2管52の曲げ方向は、第2管52を通過する耳部14aの曲がりやすい方向であることが好ましく、例えば、耳部14aの厚さ方向であることが好ましい。なお、この第2管52の曲げ方向の規定が及ぶ範囲は、第2管52全体でもよいし、耳部14aの流れ方向上流側の部分のみでもよい。
(管案内機構)
図4及び図8に示すように、管案内機構35は第1板61及び第2板62から構成される。第1板61はB方向及びC方向がなす面と平行となるように配される。第1板61には軸部61aが設けられる。軸部61aは、第1板61からB方向及びC方向がなす面に直交する方向へ突出するように形成される。第2板62は軸部61aが挿入可能な寸法に形成される穴62aを有する。第2板62は、軸部61aが穴62aに挿入するように配される。これにより、第1板61は、軸部61aを中心に回動自在であり、穴62aに沿って回動自在のまま移動自在となる。また、取り付け具65により、接続管33は第1板61に固定される。これにより、接続管33は、軸部61aを中心に、一定の半径で回動自在であり、且つ、穴62aに沿って移動自在となる。
図7及び図8に示すように、穴62aは、第2管52が第1位置及び第2位置の間を移動するときに、入口33aの移動方向がB方向であり、且つ出口33bの移動方向がC方向となるような軸部61aの軌跡に形成される。ここで、C方向へ移動とは、出口33bの導入部31側から出口33bの合流箱32側に向かう方向へ移動すること、及び出口33bの合流箱32側から出口33bの導入部31側に向かう方向へ移動することの両方を指す。
(管移動部)
図4に示すように、管移動部36は、一対の導入部31及び第1管51を、B方向へ互いに逆の方向へ移動する。管移動部36による一対の導入部31及び第1管51の移動量は、それぞれ等しいことが好ましい。なお、ニップローラ42のB方向の長さが、耳部14aの送り出し位置の変化量に比べ長い場合には、管移動部36は、導入部31やニップローラ42を移動させなくてもよい。
次に、本発明の作用について説明する。図1及び図2に示すように、ローレット付与ローラ21は、製膜ユニット11から送り出されたポリマーフィルム14に対し、ローレット加工処理を施す。ローレット加工処理により、このフィルム本体14bの幅方向両端にローレット部14cが形成される。耳切装置22はローレット加工処理が施されたポリマーフィルム14を切断し、フィルム本体14bは巻取室12へ送られ、耳部14aは耳部回収装置26へ送られる。
図3に示すように、一対の耳部14aがそれぞれ一対の導入部31へ送られる。図示しない吸引装置により、導入部31へ送られた耳部14aは、第1管51、スイベルジョイント53、第1位置にある第2管52、及び合流箱32を介して、チップ化装置27に送られる。
図1及び図2に戻って、製膜ユニット11から送り出されるポリマーフィルム14の幅が変更されると、耳切移動装置23の制御の下、ローレット付与ローラ21及び耳切装置本体22aはB方向にそれぞれ移動し、所定の位置へそれぞれセットされる。そして、新たな幅のポリマーフィルム14から耳部14aを切り離し、耳部14aを耳部回収装置26へ送る。
図4及び図7に示すように、管移動部36の制御の下、一対の導入部31を耳部14aが送り出される位置へセットするために、一対の導入部31をB方向へ互いに逆の方向へ移動する。第1管51及び第2管52はスイベルジョイント53で接続されているため、第1管51は、入口33aの向きが一定の状態のまま、導入部31の移動に追従してB方向へ移動し、第2管52は第1位置から第2位置へと移動する。
所定の形状に形成された穴62a及び穴62aを回動自在に移動する軸部61aにより、第2管52が第1位置から第2位置へ移動するときには、入口33aはB方向へ移動し、かつ出口33bはC方向へ移動するように、第2管52は軸部61aを中心に回動しながら穴62aに沿って移動する。同様に、第2管52が第2位置から第1位置へ移動するときにも、入口33aはB方向へ移動し、かつ出口33bはC方向へ移動するように、第2管52は軸部61aを中心に回動しながら穴62aに沿って移動する。
このように、本発明は、内壁面が平坦であり、蛇腹構造のような突起部分を有さない接続管33を、軸部61a及び穴62aを有する管案内機構35を用いて案内するため、耳部14aの送り出される位置が変更となっても、接続管33の長さが一定の状態まま、合流箱32にて耳部14aを回収することができる。
また、管案内機構35は、軸部61aを案内する穴62aが上述した形状を有するため、合流箱32において、一対の出口33bから送り出される耳部14aの合流角度θの変化量を小さくすることができる。
上記接続管において、耳部14aとの接触により接続管33の内壁が削られてしまうと、削られた部分がチップと混ざってしまい、チップを再利用する際には、異物となってしまう。本発明の接続管33は、ポリマーフィルムよりも硬い金属から形成されるため、内壁面及び耳部14aが接触しても、内壁が削られない。したがって、本発明によれば、再利用に用いるチップに異物が混入する故障を防ぐことができる。
上記実施形態では、接続管33を第1板61に取り付けたが、本発明はこれに限られず、接続管33を第2板62に取り付けてもよい。また、第2板62の上に第1板61を設けたが、第1板61の上に第2板62を設けてもよい。
上記実施形態では、接続管33の入口33aの開口方向を鉛直方向にしたが、本発明はこれに限られず、鉛直方向に交差する方向にしてもよい。同様に、上記実施形態では、接続管33の出口33bの開口方向を水平方向にしたが、本発明はこれに限られず、水平方向に交差する方向にしてもよい。また、入口33aがフィルム14(図2参照)の表面に正対するように、接続管33を設けてもよい。
上記実施形態では第1管51を鉛直方向に設けたが、本発明はこれに限られず、鉛直方向に交差する方向に設けてもよい。上記実施形態では、真っ直ぐに形成されたスイベルジョイント53を用いたが、本発明はこれに限られず、例えばL字型のように湾曲したものを用いてもよい。また、第1管51や第2管52も、それぞれ真っ直ぐに形成されたものでもよいし、湾曲したものでもよい。
接続管33を構成する各部材51〜53の各接続部において、下流側の配管の内径は、上流側の配管の内径と等しい、或いは、上流側の配管の内径よりも大きいほうが好ましい。また、接続管33を構成する各部材51〜53の各接続部において、内壁に段差が生じる場合には、内部にスリーブを設け、下流側の配管の内径が、上流側の配管の内径と等しい、或いは、上流側の配管の内径よりも大きくなるようにしてもよい。
合流角度θは、合流箱32において、一対の接続管33の出口33bの開口方向がなす角度であり、一対の接続管33の出口33bが互いにB方向の内側を向く場合には、合流角度θは正の値をとり、一対の接続管33の出口33bが互いにB方向の外側を向く場合には、合流角度θは負の値をとる。合流角度θは、−20°以上90°以下であることが好ましく、0°以上60°以下であることがより好ましい。合流角度θが90°を超えると、合流箱32において耳部14aの詰まりが発生するため好ましくない。
なお、管移動部36による接続管33の移動を、耳切装置本体22aの移動と連動させてもよい。
なお、C方向は、B方向と交差する方向でもよいし、B方向と直交する方向でもよい。また、C方向はA方向(図1参照)と交差する方向でもよいし、A方向と平行でもよい。
図9に示すように、製膜ユニット11は、溶液製膜方法を行う。ポリマーと溶剤とを含むドープ81の温度は、30℃以上40℃以下の範囲内でほぼ一定となるように維持されている。図示しない制御部の制御の下、流延ドラム82は軸82aを中心に回転する。この回転により、周面82bは、所定の速度で走行方向Z1へ走行する。また、伝熱媒体循環装置83により、周面82bの温度は、−10℃以上10℃以下の範囲内で略一定に保持される。
流延ダイ84は、スロットを有し、このスロットからドープ81を周面82bへ吐出するものである。スロットのB方向両端部には、拡散板が設けられる。スロットのB方向両側に配される拡散板の形状や大きさの調節により、スロットの幅を調節することが可能となる。したがって、目標とするポリマーフィルム14の幅に応じた拡散板を選択することにより、所望の幅のポリマーフィルム14を製造することができる。
流延ダイ84から吐出したドープ81により、周面82b上には流延膜86が形成される。流延膜86は冷却によりゲル化が進行する。ゲル化の結果、流延膜86には自己支持性が発現する。減圧チャンバ85を用いて、吐出されたドープ81が形成するビードの方向Z1下流側を減圧してもよい。本明細書において、ゲル化とは、ドープ81に含まれる溶剤がポリマーの分子鎖の中で保持された状態で流動性を失い、結果的にドープ81の流動性が失われた状態にあることを意味する。流延膜86は、自己支持性を有するものとなった後に、湿潤フィルム88として剥取ローラ89で支持されながら周面82bから剥ぎ取られる。剥ぎ取り時の流延膜86の残留溶剤量は、250重量%以上280重量%以下であることが好ましい。
ゲル化が維持された湿潤フィルム88は、渡り部90、ピンテンタ91、テンタ部92、及び耳切装置22に順次送られる。渡り部90、ピンテンタ91及びテンタ部92では、湿潤フィルム88に所定の乾燥空気をあてて、湿潤フィルム88に含まれる溶剤を蒸発させる。また、テンタ部92では、溶剤の蒸発を行いつつ、湿潤フィルム88を所定の方向に延伸する延伸処理を行う。耳切装置22では、湿潤フィルム88から耳部を切り離し、切り離した耳部を耳部回収装置26へ送る。
乾燥室97では、湿潤フィルム88に所定の乾燥空気をあてて、湿潤フィルム88に含まれる溶剤を蒸発させる。乾燥室97にて十分に乾燥した湿潤フィルム88は、ポリマーフィルム14となり、冷却室98では所定の温度になるまで冷却処理が施される。その後、ポリマーフィルム14には、除電処理等が施された後、巻取室12(図1参照)送り出される。
(ポリマー)
ポリマーフィルム14の原料となるポリマーとしては、例えば、セルロースアシレート、ラクトン環含有重合体、環状オレフィン、ポリカーボネイト等が挙げられる。中でも好ましいのがセルロースアシレート、環状オレフィンであり、中でも好ましいのがアセテート基、プロピオネート基を含むセルロースアシレート、付加重合によって得られた環状オレフィンであり、さらに好ましくは付加重合によって得られた環状オレフィンである。
(セルロースアシレート)
セルロースアシレートとしては、トリアセチルセルロース(TAC)が特に好ましい。そして、セルロースアシレートの中でも、セルロースの水酸基をカルボン酸でエステル化している割合、すなわち、アシル基の置換度が下記式(I)〜(III)の全てを満足するものがより好ましい。なお、以下の式(I)〜(III)において、A及びBは、アシル基の置換度を表わし、Aはアセチル基の置換度、またBは炭素原子数3〜22のアシル基の置換度である。なお、TACの90重量%以上が0.1mm〜4mmの粒子であることが好ましい。
(I) 2.5≦A+B≦3.0
(II) 0≦A≦3.0
(III) 0≦B≦2.9
セルロースを構成するβ−1,4結合しているグルコース単位は、2位,3位及び6位に遊離の水酸基を有している。セルロースアシレートは、これらの水酸基の一部または全部を炭素数2以上のアシル基によりエステル化した重合体(ポリマー)である。アシル置換度は、2位,3位及び6位それぞれについて、セルロースの水酸基がエステル化している割合(100%のエステル化は置換度1である)を意味する。
全アシル化置換度、即ち、DS2+DS3+DS6は2.00〜3.00が好ましく、より好ましくは2.22〜2.90であり、特に好ましくは2.40〜2.88である。また、DS6/(DS2+DS3+DS6)は0.28以上が好ましく、より好ましくは0.30以上、特に好ましくは0.31〜0.34である。ここで、DS2はグルコース単位の2位の水酸基のアシル基による置換度(以下、「2位のアシル置換度」とも言う)であり、DS3は3位の水酸基のアシル基による置換度(以下、「3位のアシル置換度」とも言う)であり、DS6は6位の水酸基のアシル基による置換度(以下、「6位のアシル置換度」とも言う)である。
本発明のセルロースアシレートに用いられるアシル基は1種類だけでも良いし、あるいは2種類以上のアシル基が使用されていても良い。2種類以上のアシル基を用いるときは、その1つがアセチル基であることが好ましい。2位,3位及び6位の水酸基による置換度の総和をDSAとし、2位,3位及び6位の水酸基のアセチル基以外のアシル基による置換度の総和をDSBとすると、DSA+DSBの値は、より好ましくは2.22〜2.90であり、特に好ましくは2.40〜2.88である。また、DSBは0.30以上であり、特に好ましくは0.7以上である。さらにDSBはその20%以上が6位水酸基の置換基であるが、より好ましくは25%以上が6位水酸基の置換基であり、30%以上がさらに好ましく、特に33%以上が6位水酸基の置換基であることが好ましい。また更に、セルロースアシレートの6位の置換度が0.75以上であり、さらには0.80以上であり特には0.85以上であるセルロースアシレートも挙げることができる。これらのセルロースアシレートにより溶解性の好ましい溶液(ドープ)が作製できる。特に非塩素系有機溶剤において、良好な溶液の作製が可能となる。さらに粘度が低く、濾過性の良い溶液の作製が可能となる。
セルロースアシレートの原料であるセルロースは、リンター,パルプのどちらから得られたものでも良い。
本発明のセルロースアシレートの炭素数2以上のアシル基としては、脂肪族基でもアリール基でも良く特に限定されない。それらは、例えばセルロースのアルキルカルボニルエステル、アルケニルカルボニルエステルあるいは芳香族カルボニルエステル、芳香族アルキルカルボニルエステルなどであり、それぞれさらに置換された基を有していても良い。これらの好ましい例としては、プロピオニル、ブタノイル、ペンタノイル、ヘキサノイル、オクタノイル、デカノイル、ドデカノイル、トリデカノイル、テトラデカノイル、ヘキサデカノイル、オクタデカノイル、iso−ブタノイル、t−ブタノイル、シクロヘキサンカルボニル、オレオイル、ベンゾイル、ナフチルカルボニル、シンナモイル基などを挙げることができる。これらの中でも、プロピオニル、ブタノイル、ドデカノイル、オクタデカノイル、t−ブタノイル、オレオイル、ベンゾイル、ナフチルカルボニル、シンナモイルなどがより好ましく、特に好ましくはプロピオニル、ブタノイルである。
(溶剤)
ドープを調製する溶剤としては、芳香族炭化水素(例えば、ベンゼン,トルエンなど)、ハロゲン化炭化水素(例えば、ジクロロメタン,クロロベンゼンなど)、アルコール(例えば、メタノール,エタノール,n−プロパノール,n−ブタノール,ジエチレングリコールなど)、ケトン(例えば、アセトン,メチルエチルケトンなど)、エステル(例えば、酢酸メチル,酢酸エチル,酢酸プロピルなど)及びエーテル(例えば、テトラヒドロフラン,メチルセロソルブなど)などが挙げられる。なお、本発明において、ドープとはポリマーを溶剤に溶解または分散して得られるポリマー溶液,分散液を意味している。
これらの中でも炭素原子数1〜7のハロゲン化炭化水素が好ましく用いられ、ジクロロメタンが最も好ましく用いられる。TACの溶解性、流延膜の支持体からの剥ぎ取り性、フィルムの機械的強度など及びフィルムの光学特性などの物性の観点から、ジクロロメタンの他に炭素原子数1〜5のアルコールを1種ないし数種類混合することが好ましい。アルコールの含有量は、溶剤全体に対し2重量%〜25重量%が好ましく、5重量%〜20重量%がより好ましい。アルコールの具体例としては、メタノール,エタノール,n−プロパノール,イソプロパノール,n−ブタノールなどが挙げられるが、メタノール,エタノール,n−ブタノールあるいはこれらの混合物が好ましく用いられる。
ところで、最近、環境に対する影響を最小限に抑えることを目的に、ジクロロメタンを使用しない場合の溶剤組成についても検討が進み、この目的に対しては、炭素原子数が4〜12のエーテル、炭素原子数が3〜12のケトン、炭素原子数が3〜12のエステル、炭素数1〜12のアルコールが好ましく用いられる。これらを適宜混合して用いることがある。例えば、酢酸メチル,アセトン,エタノール,n−ブタノールの混合溶剤が挙げられる。これらのエーテル、ケトン,エステル及びアルコールは、環状構造を有するものであってもよい。また、エーテル、ケトン,エステル及びアルコールの官能基(すなわち、−O−,−CO−,−COO−及び−OH)のいずれかを2つ以上有する化合物も、溶剤として用いることができる。
なお、セルロースアシレートの詳細については、特開2005−104148号の[0140]段落から[0195]段落に記載されている。これらの記載も本発明にも適用できる。また、溶剤及び可塑剤,劣化防止剤,紫外線吸収剤(UV剤),光学異方性コントロール剤,レターデーション制御剤,染料,マット剤,剥離剤,剥離促進剤などの添加剤についても、同じく特開2005−104148号の[0196]段落から[0516]段落に詳細に記載されている。
(用途)
本発明のポリマーフィルムは、特に限定されないが、液晶表示装置に用いられる偏光板保護フィルムや位相差フィルムとして有用である。このポリマーフィルムに光学的異方性層、反射防止層、防眩機能層等を付与して、高機能フィルムとしてもよい。
上記実施形態のポリマーフィルムは、溶液製膜方法により製造されたものを用いたが、本発明はこれに限られず、他の製膜方法、例えば、溶融製膜方法により製造されたものを用いてもよい。
10 フィルム製造設備
11 製膜ユニット
14 ポリマーフィルム
22 耳切装置
26 耳部回収装置
31 導入部
32 合流箱
33 接続管
33a 入口
33b 出口
35 管案内機構
36 管移動部
61a 軸部
62a 穴

Claims (7)

  1. 帯状フィルムの幅方向両端部から切り離された一対のストリップ状の耳部を導入するスリットを前端に有し、前記スリットの開口方向と交差する方向に開口する開口部を、前記スリットを通過した前記耳部が管内を流通する気流により風送される後端に有し、内壁面が平坦に形成されている導入管が前記幅方向に並べられてなる導入管対と、
    ベローズを介して前記一対の開口部と気密に連結され、前記一対の開口部から風送される前記耳部を合流させて回収する合流箱と、
    前記導入管対を移動させる管移動機構とを備え、
    前記導入管は、前記スリットを有する第1管と、前記開口部を有する第2管と、前記第1管及び前記第2管を連結するスイベルジョイントとを有し
    前記一対の第1管は前記幅方向において移動自在であり、
    前記一対の第2管は前記開口部の開口方向が平行となる第1位置及び前記スイベルジョイントとの連結部が前記第1位置よりも前記幅方向の外側に位置する第2位置の間で移動自在であり、
    前記管移動機構は、前記一対の第1管を前記幅方向において互いに逆の方向に移動させる第1管移動装置と、前記一対の第1管を移動させたときに、前記一対の開口部が前記第1位置における前記開口方向へ移動するように、前記一対の第2管を移動させる第2管移動装置とを有することを特徴とする耳部回収装置。
  2. 前記導入管は湾曲に形成される湾曲管を含み、
    この湾曲管の内径をDとし、前記湾曲管の曲率半径をRとするときに、R/Dの値が5以上であることを特徴とする請求項1記載の耳部回収装置。
  3. 前記一対の第2管は前記一対の開口部の開口方向がなす角の角度θが−20°以上90°以下の範囲内で移動することを特徴とする請求項1または2記載の耳部回収装置。
  4. 前記導入管は金属から形成されることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項記載の耳部回収装置。
  5. 前記第2管移動装置は、前記開口方向及び前記幅方向がなす面の直交方向を中心に回動自在である軸部と、前記面上において前記軸部を案内する案内部とを有し、
    前記第2管は前記軸部の周りを回動自在となるように前記第2管移動装置に取りつけられていることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1項記載の耳部回収装置。
  6. 前記帯状フィルムを製造する製膜ユニットと、
    前記幅方向に移動自在に設けられ、前記帯状フィルムの前記耳部を切り離す耳切装置と、
    請求項1ないし5のうちいずれか1項記載の耳部回収装置と、
    前記耳切装置を前記幅方向に移動させる耳切移動装置とを有することを特徴とする帯状フィルムの製造設備。
  7. 前記管移動機構は、前記耳切装置の前記幅方向への移動と連動して、前記導入管を移動することを特徴とする請求項6記載の帯状フィルムの製造設備。
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