JP5505850B1 - 切断加工用刃物 - Google Patents

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Abstract

【課題】段ボールシート等のシート材を切断した際に形成される切断面を綺麗な状態とすることができる切断加工用刃物を提供する。
【解決手段】シート材を切断する切断加工用刃物であって、扇形状の刃物本体と、前記刃物本体の外周部に沿って配置される刃部とを備え、前記刃物本体の側面には、前記刃部により切断したシート材の切断端面と接触する粗面部が形成されている切断加工用刃物。
【選択図】図3

Description

本発明は、切断加工用刃物に関する。特に、ダンボールシート等のシート材にスリットを形成する切断加工用刃物に関する。
物を保管又は移動等させるための包装箱として、図9に示すような段ボールシート50を組み立てて製造される段ボール箱が知られている。この段ボール箱の上蓋及び底板は、段ボールシート50の一部にスリット51,52を形成して切り離された部分を互いに重なり合うように折り畳んで形成される。
このスリット51,52の形成に際して、溝切り装置が用いられるのが一般的であり、この溝切り装置には、図10に示すような切断加工用刃物60がよく用いられる(例えば、特許文献1の従来技術参照)。
この切断加工用刃物60は、扇形状に形成された刃物本体61に切込生成刃62と切断刃63とが一体形成されている。切込生成刃62は、刃物本体61の外周面の一端から径方向外方に、刃物本体61の端面と面一になるように突出しており、端面の幅方向両側に角部64を備えている。切断刃63は、刃物本体61の外周面に沿って、刃物本体61の厚み方向両側にそれぞれ設けられている。
切断加工用刃物60は、図11及び図12に示すような溝切り装置70に取り付けられる。図11は溝切り装置の概略構成を示す側面図であり、図12は正面図である。この溝切り装置70には、上述した切断加工用刃物60が2枚取り付けられるが、それぞれの刃物を切断加工用刃物60a,60bとして、溝切り装置70の構成について以下説明する。
溝切り装置70は、上側回転軸71及び下側回転軸72を備えている。上側回転軸71及び下側回転軸72は、互いに平行に、シート給送ラインLを挟んで対向するように配置されており、それぞれ円盤状の一対の上側回転ホルダ73,73及び一対の下側回転ホルダ74,74を備えている。
一対の上側回転ホルダ73,73には、2枚の切断加工用刃物60a,60bがそれぞれボルト等の締結具(図示せず)により挟持されている。これら切断加工用刃物60a、60bは、一対の回転ホルダ73,73の外周に沿って所定の間隔を空けて、かつ、それぞれの切込生成刃62a,62bが、外周方向に沿って向き合うように取り付けられる。これに対し、一対の下側回転ホルダ74,74のそれぞれの対向面には、2枚の受刃75,75が取り付けられる。
次に、以上の構成を備えた溝切り装置70を用いて、段ボールシート50にスリットを形成する方法を説明する。図11に示すように、上側回転ホルダ73,73及び下側回転ホルダ74,74を回転させた状態で、溝切り装置70のシート給送ラインL上に沿って、段ボールシート50を図11の右側から溝切り装置70に給送する。これにより、切断加工用刃物60aが、受刃75,75の隙間に挟み込まれて、段ボールシート50が順次切断され、図9に示すような終端部53を終点とした前方スリット51が形成される。同様に、他方の切断加工用刃物60bが、受刃75,75の隙間に挟み込まれて、段ボールシート50が順次切断され、始端部54を起点とした後方スリット52が形成される。
特開平9−39118号公報
ところが、従来から用いられている切断加工用刃物を用いてスリット加工を行った場合、図13に示すように、切断面に細いひげ状の切断屑50aが残ってしまうという問題があった。具体的に説明すると、上記切断加工用刃物により切断される段ボールは、通常、図14に示すように、表面ライナーaと裏面ライナーbとの間に波型形状の中芯cが配置される構造を有しており、切断時の切断加工用刃物と受刃との押圧により、段ボールシートが、表面ライナーa、中芯c及び裏面ライナーbの積層方向に対して直交する方向に歪みやすく(横ずれし易く)、図14に示す様に中芯cの山部分と谷部分との中間部分が略S字状に潰された状態で切断されてしまい、切断線が中芯cの波形方向に平行ではなく複数の山部分や谷部分を斜めに横切ることがある。したがって、図14において、中芯cでのdで示す部分は細い切断屑50aとなり、段ボール紙の切断端部に繋がってひげ状にぶら下がって残留してしまう。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、段ボールシート等のシート材を切断した際に形成される切断面を綺麗な状態とすることができる切断加工用刃物を提供することを目的とする。
本発明の前記目的は、回転しながらシート材にスリットを形成する切断加工用刃物であって、扇形状の刃物本体と、前記刃物本体の外周部に沿って前記刃物本体の厚さ方向両側にそれぞれ設けられる第1切断刃及び第2切断刃とを備え、前記第1切断刃及び前記第2切断刃の各刃先部は、前記刃物本体の周方向に沿って形成され、かつ、前記刃物本体の厚さ方向に凸部及び凹部が繰り返される波型形状に形成されている切断加工用刃物により達成される。
また、上記切断加工用刃物において、前記第1切断刃の刃先部の波型形状と前記第2切断刃の刃先部の波型形状とは、前記刃物本体の両側面の厚さ方向の中心面を基準として面対称となるように形成されていることが好ましい。
また、前記第1切断刃及び前記第2切断刃の各刃先部の先端において、前記各凹部における凹部頂点同士を結ぶ仮想の第1ラインと、前記各凸部における凸部頂点同士を結ぶ仮想の第2ラインとは、一定の間隔で互いに平行となるように構成してもよい。
また、前記第1切断刃及び前記第2切断刃の各刃先部の先端において、前記各凹部と前記各凸部との各境界部分のうち、少なくとも一部は、前記刃物本体の厚さ方向に平行となるように構成してもよい。
また、前記第1切断刃及び前記第2切断刃の各刃先部は、スリットの切断面形状が、平面視において略正弦波形状または略矩形波形状となるように形成することができる。
本発明によれば、段ボールシート等のシート材を切断した際に形成される切断面を綺麗な状態とすることができる切断加工用刃物を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る切断加工用刃物の概略側面図である。 図1のA−A断面図である。 図2の矢印B方向から見た上面図の概略要部拡大図である スリットの切断面形状を説明するためのシート材要部拡大平面図である。 図1に示す切断加工用刃物の効果を説明するためのシート材要部拡大平面図である。 図1に示す切断加工用刃物の変形例を説明するための上面図の概略要部拡大図である。 図1に示す切断加工用刃物の他の変形例を説明するための上面図の概略要部拡大図である。 図1に示す切断加工用刃物の更なる変形例を説明するための上面図の概略要部拡大図である。 スリットが形成された後の段ボールシートの概略平面図である。 従来の切断加工用刃物の側面図である。 切断加工用刃物が取り付けられた溝切り装置の概略構成を示す側面図である。 切断加工用刃物が取り付けられた溝切り装置の概略構成を示す正面図である。 段ボールシートに形成されたスリットの一例を示す拡大図である。 段ボールシートの構造を説明するための説明図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる切断加工用刃物を示す概略側面図であり、図2は、そのA−A断面図である。本発明に係る切断加工用刃物1は、上述の溝切り装置70に設置され、回転しながら、段ボールシートや合成樹脂製シート等のシート材を切断してスリットを形成するための刃物であり、図1及び図2に示すように、刃物本体2と、第1切断刃3と、第2切断刃4と、切込生成刃5とを備えている。
刃物本体2は、ステンレスや鉄等の金属材料により形成されており、図1に示すように、側面視において扇形状に形成されている。
第1切断刃3及び第2切断刃4は、シート材にスリットを形成するための刃部であり、刃物本体2と同種の金属材料から形成され、刃物本体2の外周部21に沿って当該刃物本体2の厚さ方向両側にそれぞれ設けられている。第1切断刃3及び第2切断刃4は、それぞれ、刃物本体2の外周部21の端面から立設する基端部31,41と、この基端部31,41に接続し、刃物本体2の径方向外側に向けて突出して形成される刃先部32,42とを備えている。これら刃先部32,42は、尖鋭となるように形成されている。また、図1、及び、図2の矢印B方向から見た上面図の要部拡大図である図3(a)に示すように、第1切断刃3及び第2切断刃4における各刃先部32,42は、刃物本体2の周方向に沿って形成され、かつ、刃物本体2の厚さ方向(図3(a)における左右方向)に凸部10及び凹部11が繰り返される波型形状に形成されている。また、各刃先部32,42における側面32a,42aは、刃物本体2の外周部21の端面に対して略垂直となるように構成されている。ここで、第1切断刃3及び第2切断刃4の各刃先部32,42の波型形状の具体的形態は特に限定されないが、例えば、スリット51の切断面形状が、図4(a)の要部拡大平面図に示すように、シート材50の平面視において略正弦波形状となるように構成することが好ましい。また、スリット51の切断面形状が、図4(b)の要部拡大平面図に示すようにシート材50の平面視において略矩形波形状となるように、或いは、図4(c)の要部拡大平面図に示すようにジグザグ形状となるように、第1切断刃3及び第2切断刃4の各刃先部32,42の波型形状を設定してもよい。
また、本実施形態においては、図3(a)に示すように、第1切断刃3の刃先部32の波型形状と、第2切断刃4の刃先部42の波型形状とは、刃物本体2の両側面の厚さ方向の中心面Sを基準として面対称となるように形成されている。なお、図3(a)においては、刃物本体2の両側面の厚さ方向の中心面Sを一点鎖線で示している。
また、本実施形態においては、図3(b)に示すように、第1切断刃3及び第2切断刃4の各刃先部32,42の先端において、各凹部10における凹部頂点10a同士を結ぶ仮想の第1ラインL1と、各凸部11における凸部頂点11a同士を結ぶ仮想の第2ラインL2とは、一定の間隔で互いに平行となるように構成されている。なお、これら第1ラインL1及び第2ラインL2は、図3(b)においては直線状に表されるが、図1の側面図においては円弧上に表されることとなる。
切込生成刃5は、切断加工用刃物1によりスリット加工されるときに出る屑片の一端を段ボールシートから切り落とすための刃であり、刃物本体2の外周面の一端から径方向外方に、刃物本体2の側方端面22と面一になるように突出しており、側方端面22の幅方向両側に角部を備えている。
以上の構成を備えた切断加工用刃物1は、例えば図9及び図10に示すような溝切り装置70における一対の回転ホルダ73,73間に取り付けられて使用される。段ボールシートにスリットを形成する方法は、上記背景技術で説明した方法と同一であるため、ここでは詳細な説明を省略する。なお、上述のように、本発明に係る切断加工用刃物1は、従来の切断加工用刃物60a、60bに比べて特殊な刃先形状を有しているため、溝切り装置70の下側回転ホルダ74,74に配置される受刃75も、この切断加工用刃物1に対応したものを採用する。
本実施形態に係る切断用加工刃物1は、上述のように、スリットを形成する一対の刃部である第1切断刃3及び第2切断刃4を波型形状となるように構成しているため、シート材を切断する際に発生する切断加工用刃物1と受刃との押圧によるシート材の横ずれ(シート材の厚み方向に対して垂直な方向の変形)を効果的に抑制することができ、第1切断刃3及び第2切断刃4がしっかりとシート材に食い込み、スムーズに切断することができる。この結果、スリットの切断面に切断屑が残存することを防止し、綺麗な切断面を有するスリットを形成することが可能となる。具体的に説明すると、段ボールシート等のシート材にスリットを形成する際、第1切断刃3及び第2切断刃4の刃先部32,42は、シート材に当接した後、押圧しながらシート材の内部へと進入していくことになるが、従来の切断加工用刃物においては、刃先部の先端は、単に尖鋭となるように形成されているため、シート材と各刃先部との当接領域・押圧領域は一本の細い直線状の領域となる。これに対して、本発明に係る切断加工用刃物1における刃先部32,42は、上述のような波型形状を有しているため、シート材と各刃先部32,42との当接領域・押圧領域は、刃物本体2の厚み方向、すなわち、給送されるシート材の移動方向に対して直交する方向に所定幅を有する領域となる。このようにシート材と各刃先部32,42との当接領域・押圧領域が、シート材の移動方向に対して直交する方向に所定幅を有する領域となることにより、シート材は、切断過程において横ずれすることが効果的に抑制されて、各刃先部32,42により切断されることとなる。
また、本実施形態においては、図3(a)に示すように、第1切断刃3の刃先部32の波型形状と、第2切断刃4の刃先部42の波型形状とは、刃物本体2の両側面の厚さ方向の中心面を基準として面対称となるように形成されている。このような構成により、シート材の切断過程における横ずれの発生をより一層防止することができ、スリットの切断面に切断屑が残存することを効果的に防止することができる。具体的に、図5に示すシート材50に形成されたスリット51の平面図を用いて説明すると、例えば、矢印Cにて示す方向にシート材50を順次切断してスリット形成を進めていく場合において(この場合、シート材50は矢印Dに示す方向に移動する)、シート材50に順次食い込んで切断する両刃先部32,42の切断中心は、刃物本体2の両側面の厚さ方向の中心面Sを基準として面対称となるように第1切断刃3の刃先部32と第2切断刃4の刃先部42とが形成されているため、シート材50の進行方向と平行な一本の直線上(図5において一点鎖線で示す直線上)に沿って移動することとなる。つまり、シート材50の進行方向に対して異なる方向に両刃先部32,42の切断中心を移動させないようにしてスリット51を形成できる結果、シート材50が横ズレしてしまうような外力を当該シート材50に対して付与してしまうことを効果的に抑制でき、切断屑を残存させることなく綺麗なスリット51を形成できることとなる。
また、本実施形態においては、図3(b)に示すように、第1切断刃3及び第2切断刃4の各刃先部32,42の先端において、各凹部10における凹部頂点10a同士を結ぶ仮想の第1ラインL1と、各凸部11における凸部頂点11a同士を結ぶ仮想の第2ラインL2とは、一定の間隔で互いに平行となるように構成されている。このように構成することにより、第1切断刃3及び第2切断刃4のそれぞれにおいて、シート材50に順次食い込んで切断する各刃先部32,42の切断位置の移動幅(第1ラインL1と第2ラインL2との幅に相当)を一定とすることができ、シート材50が横ズレしてしまうような外力を当該シート材に与えにくくでき、また、第1ラインL1と第2ラインL2との間でしっかりとシート材50を挟み込みながらシート材50にスリット51を形成することが可能となり、切断屑を残存させることなく綺麗なスリット51を形成できることとなる。
以上、本発明の一実施形態に係る切断加工用刃物1について説明したが、切断加工用刃物1の具体的構成は、上記実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態においては、図3(a)に示すように、第1切断刃3の刃先部32の波型形状と、第2切断刃4の刃先部42の波型形状とは、刃物本体2の両側面の厚さ方向の中心面を基準として面対称となるように形成されているが、このような態様に限定されない。例えば、図2の矢印B方向から見た上面図の概略要部拡大図に相当する図6に示すように、刃物本体2の両側面の厚さ方向の中心面Sを基準として面対称とならないように(刃物本体2の周方向に位相がずれた状態となるように)、第1切断刃3の刃先部32の波型形状と、第2切断刃4の刃先部42の波型形状とを構成してもよい。
また、上記実施形態においては、図3(b)に示すように、第1切断刃3及び第2切断刃4の各刃先部32,42の先端において、各凹部10における凹部頂点10a同士を結ぶ仮想の第1ラインL1と、各凸部11における凸部頂点11a同士を結ぶ仮想の第2ラインL2とは、一定の間隔で互いに平行となるように構成されているが、このような態様に限定されない。例えば、図2の矢印B方向から見た上面図の要部拡大図に相当する図7に示すように、第1切断刃3及び第2切断刃4の各刃先部32,42の波型形状を、凹部10の深さや凸部11の高さを種々異ならせた振幅の異なる波型形状となるように構成してもよい。なお、図7においては、第1切断刃3の刃先部32の波型形状と、第2切断刃4の刃先部42の波型形状とは、刃物本体2の両側面の厚さ方向の中心面Sを基準として面対称となるように形成されている。
また、上記実施形態において、例えば、図2の矢印B方向から見た上面図の概略要部拡大図に相当する図8に示すように、第1切断刃3及び第2切断刃4の各刃先部32,42の先端において、各凹部10と各凸部11との各境界部分13のうち、少なくとも一部は、刃物本体2の厚さ方向(図8において左右方向)に平行となるように構成してもよい。このような構成を採用する場合、刃物本体2の厚さ方向(図8において左右方向)に平行となる境界部分13は、給送されるシート材50の移動方向に対して垂直な方向に、当該シート材50に当接・押圧し、更に食い込むため、シート材50を切断する際に発生する切断加工用刃物1と受刃との押圧によるシート材50の横ずれ(シート材の厚み方向に対して垂直な方向の変形)をより一層効果的に抑制することができ、第1切断刃3及び第2切断刃4がしっかりとシート材50に食い込み、スムーズに切断することができる。なお、図8においては、第1切断刃3の刃先部32の波型形状と、第2切断刃4の刃先部42の波型形状とは、刃物本体2の両側面の厚さ方向の中心面Sを基準として面対称となるように形成されているが、このような構成に限定されず、刃物本体2の両側面の厚さ方向の中心面Sを基準として面対称とならないように(刃物本体2の周方向に位相がずれた状態となるように)、第1切断刃3の刃先部32の波型形状と、第2切断刃4の刃先部42の波型形状とを構成してもよい。
1 切断加工用刃物
2 刃物本体
21 刃物本体の外周部
3 第1切断刃
31 第1切断刃の基端部
32 第1切断刃の刃先部
32a 第1切断刃の刃先部の側面
4 第2切断刃
41 第2切断刃の基端部
42 第2切断刃の刃先部
42a 第2切断刃の刃先部の側面
5 切込生成刃
10 凹部
10a 凹部頂点
11 凸部
11a 凸部頂点
50 シート材
51 スリット
L1 仮想の第1ライン
L2 仮想の第2ライン

Claims (5)

  1. 回転しながらシート材にスリットを形成する切断加工用刃物であって、
    扇形状の刃物本体と、前記刃物本体の外周部に沿って前記刃物本体の厚さ方向両側にそれぞれ設けられる第1切断刃及び第2切断刃とを備え、
    前記第1切断刃及び前記第2切断刃の各刃先部は、前記刃物本体の周方向に沿って形成され、かつ、前記刃物本体の厚さ方向に凸部及び凹部が繰り返される波型形状に形成されている切断加工用刃物。
  2. 前記第1切断刃の刃先部の波型形状と前記第2切断刃の刃先部の波型形状とは、前記刃物本体の両側面の厚さ方向の中心面を基準として面対称となるように形成されている請求項1に記載の切断加工用刃物。
  3. 前記第1切断刃及び前記第2切断刃の各刃先部の先端において、前記各凹部における凹部頂点同士を結ぶ仮想の第1ラインと、前記各凸部における凸部頂点同士を結ぶ仮想の第2ラインとは、一定の間隔で互いに平行となるように構成される請求項1又は2に記載の切断加工用刃物。
  4. 前記第1切断刃及び前記第2切断刃の各刃先部の先端において、前記各凹部と前記各凸部との各境界部分のうち、少なくとも一部は、前記刃物本体の厚さ方向に平行となるように構成される請求項1から3のいずれかに記載の切断加工用刃物。
  5. 前記第1切断刃及び前記第2切断刃の各刃先部は、スリットの切断面形状が、平面視において略正弦波形状または略矩形波形状となるように形成される請求項1から4のいずれかに記載の切断加工用刃物。
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