JP2011045983A - チップソー - Google Patents

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Abstract

【課題】 段ボール積層材の切断時に発生する返りを無くしかつ、紙粉の発生を抑止する。
【解決手段】 第1チップ2及び第2チップ3がチップ回転方向Fへ向けて配列される。第1チップ2は刃先エッジ2dを台金4の厚さ範囲から左側へ張り出して位置し、かつ刃内側面2cが台金4の厚さから右へ張り出さない状態に位置している。第2チップ3は刃先エッジ2dを台金4の厚さ範囲から右側へ張り出して位置し、かつ内側面2cが台金4の厚さから左へ張り出さない状態に位置している。
【選択図】図3

Description

本発明は段ボール積層材のように軟らかい物の切断に適したチップソーに関する。
包装容器リサイクルの観点から、包装用梱包緩衝材としてリサイクル可能な段ボール積層材が使用されている。段ボール積層材を包装容器に加工する際に、切断手段としてチップソーが使用される。一般に木材の切断に使用されるチップソーは、頭頂部に回転面に対して垂直或いはやや斜めとなった切断稜で、被加工物を削ることにより切断するものであるため、このようなチップソーを段ボール積層材の切断に使用すると、切り屑や紙粉が舞い上がり作業環境を悪くするとともに、切屑は紙繊維が破壊されており再生にも利用できなかった。
従来、段ボール積層材を切断する際に発生する切り屑や紙粉を減らすために、例えば特許文献1に開示されるようなチップソーが知られている。
ここに開示されるチップソーは、鋸刃チップの刃先エッジをナイフ形状とするもので、刃先エッジにより段ボール積層材を切り裂き、さらに左右に押し開くものである。このような、鋸刃チップの刃先エッジをナイフ形状としたものの他の例として、特許文献2及び3に示されるものもある。
これらの従来技術従来のチップソーにおいては、発生する切り屑や紙粉が抑えられるものの、段ボール積層材を切断する際に、刃先エッジで段ボール積層材を左右に押し開くものであるため、段ボール積層材の切断面に押し開かれたダンボール紙の返りが残ってしまい、包装容器としての見栄えが劣るという問題があった。
また、特許文献4は、刈払い機用回転カッターが開示されている。このカッターは、円周方向にロウ付けされ隣接した刃(チップ)の横すくい角を互いに反対方向にするものであるが、隣接した刃のすくい面の範囲が同じ範囲であり、またすくい面はロウ付け後に研削された面ではない。
このようなカッターを仮に段ボール積層材に用いると、ダンボール紙切断面の両側に返りが生じるのみでなく、ロウ付けの際に生じる刃(チップ)の位置誤差、ロウ付けによる歪みや変形によって、すくい面が一様ではなく、連続素材であるダンボール紙の切断抵抗により異音や振動が発生する。
実用新案登録第3148287号公報 特開2008−307625号公報 特開平10−337687号公報 特開2006−288268号公報
本発明は、このような問題点に鑑みて創案されたものであって、段ボール積層材などの柔らかい物の切断時に発生する返りを無くしかつ、紙粉の発生を抑止するチップソーを提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、円板状の台金の外周部に間隔を置いて円周方向へ列設された複数刃台に、回転方向前側に突出するようチップを固定したチップソーにおいて、前記チップのうち第1チップは、回転方向前側に向けた面が前記刃台上で刃外側面から刃内側面にかけて15度〜60度の範囲で研削された刃面を持ち、前記台金の回転面の外側に刃外側面と刃面により台金の半径方向に長さを持つ刃先エッジが形成され、前記チップのうち第2チップは、回転方向前側に向けた面が前記刃台上で刃外側面から刃内側面にかけて15度〜60度の範囲で第1チップとは対称となる角度に研削された刃面を持ち、前記回転面の反対側外側に刃外側面と刃面による第1チップと同一の角度を持つ刃先エッジが形成され、前記第1或いは第2チップの一方の刃面は他方の刃先エッジが通過する面までには至らない内側で終端しており、かつ前記研削により前記第1及び第2チップの刃面は等間隔であり、前記第1及び第2チップの刃先エッジの外周側先端から回転方向後側に掛けて刃外側面と面取り面によって回転円接線に対して+10乃至〜−60度傾斜した頭部稜が形成され、前記面取り面は前記刃面に連続していることを特徴とする。
本願発明によれば、第1チップ及び第2チップの刃先エッジにより、段ボール積層材が切り裂かれ、続いて研削により角度・間隔が整えられた刃面の案内作用で切断面を左右へ押してチップが段ボール積層材中を移動するに要するスペースを生成させる。この結果、段ボール積層材には「返り」が生じることになるが、刃先エッジは台金の回転面の両側を通過して「返り」が生じた段ボール積層材の部分の外側から切り落とすため、段ボール積層材の切断面には「返り」を残さない。一方、段ボール積層材の切断は、もっぱら刃先エッジの切り裂きにより行われるため、紙粉の発生が抑止される。
チップソーを示す側面図である。 第1チップの側面図である。 第1チップを半径方向から見た平面図である。 第1チップを回転方向正面から見た正面図である。 第1チップ及び第2チップを回転方向に重ねた正面図である。
以下、本実施例について図面を参照して説明する。
チップソーには、チップのロー付け方法として、大きく千鳥刃、両測刃、片刃の刃形を有するものが知られている。本実施例のチップソー1は、このうちの千鳥刃を構成するものである。一般に千鳥刃は、チップを表裏交互に台金から出してロー付けして、台金から飛び出した一方側の側面を研磨したものである。
図1に示すように、本実施例に係るチップソー1は、円形の台金4と、第1チップ2及び第2チップ3からなっている。本例では台金4は半径Dが約455mm、厚さT01が約1.8mmである。台金4の中心位置pには図示しない回転駆動軸に固定するための円形透孔1aが形成されている。
台金4の外周には半径方向外方に突出する30個の刃台1bが円周方向に等ピッチで形成されている。各刃台1b間には、半径方向内方に窪む刃袋1cが形成されている。各刃台1bの先部に超硬合金など硬質材で形成された第1チップ2及び第2チップ3のいずれか一つが円周方向へ交互にロウ付けされている。第1チップ2及び第2チップ3は、刃台1bよりも回転方向Fの前側に突出した状態で固定されている。台金4の回転面に対して、第2チップ3と第1チップ2とは相互に左右対称形状となっている。
図2、図3及び図4を参照して第1チップ2について代表的に説明する。図2は、第1チップ2の側面図である。図2において、第1チップ2は、回転方向Fへ向けられた刃面2aと、その裏側の刃外側面2bとにより、ナイフ形状の刃先エッジ2dを構成している。刃先エッジ2dは、台金4の回転面の外側半径方向に形成するものとなる。刃面2aは、第1チップを台金4の刃台1b上にロー付けした後に研削した面である。第1チップ(第2チップについても同様)をロウ付けされた段階では、台金4に対して不揃いとなる。チップをロウ付けした台金4を研削機に設定し、一定の間隔・角度となるように回転砥石(ダイヤモンドホイール)で研削することより、各チップ間の刃面2a(刃面3a)の間隔と、角度を等しく(刃面2aと刃面3aとは左右対称の同一角)する。尚、刃台1bが第1チップ2及び第2チップ3よりも回転方向Fの前側から後退していることで、刃面2a(刃面3a)を研削する際に台金4が研削機の回転砥石に干渉しないようになっている。
回転方向Fにおいて刃面2aの後方には、刃内側面2cが続いている。刃内側面2cは、台金4の回転面に一致されている。また、第1チップ2の頭部にはチップソー1の回転円接線から傾斜した頭部稜2fが形成されており、さらに刃面2aに連続する面取り面2eが形成されている。刃面2aと面取り面2eとにより、側部稜2iが形成されている。面取り面2eも刃面2aと同様に、ロー付け後に研削した面である。刃外側面2bは、従来の千鳥刃のチップソーと同様に、ロー付け後に研磨されている。
刃先エッジ2dのすくい角θ1は台金4の直径線L01と刃先エッジ2dに沿った直線L02との交叉角で表されるものである。回転方向Fに対して刃先エッジ2dの頭部が後退側に傾く角度をマイナス側と定義すると、本実施例ではすくい角θ1は、−5度である。この角度θ1は、頭部が後退側への傾き−30度から前進側への傾き+15度の範囲とすることができる。−30度よりも大きいと、刃先エッジ2dが、段ボール積層材に突き刺さるように入り込む効果が少なくなる。また、頭部が前進側へ+15度以上とすると、段ボール積層材に突き刺さり、切り裂くのではなく引きちぎるように作用するため、切断面が荒れる原因となる。
本実施例では、頭部稜2fはチップソー1の外周円接線L06から回転中心に向かって傾斜しており、頭部稜2fの延長線L05とチップソー1の回転円接線L06との交叉角である外周逃げ角θ4は、接線L06から回転中心側から離れる角度をマイナス側と定義すると、本実施例では+6度である。外周逃げ角θ4は、回転円接線L06に対して回転中心から離れる方向に傾斜する傾き−60度から、回転中心に向かって傾斜する傾き+10度までの範囲とすることができる。頭部稜2fの先端を−60度より大きくすると、切裂抵抗が大きくなり、また回転中心に向かって傾斜する傾きを+10度より大きくすると、送り速度によるが頭部稜2fによる切裂きが期待出来なくなると共に、チップが弱くなる。
図3は、チップソー1を半径方向から見た平面図である。図3において、刃先エッジ2dの先端V角度θ2は、面取り面を表す直線L03と、チップ回転面L04との交叉角で表されるもので、本例では40度である。先端V角度θ2は、15度乃至60度の範囲とすることができる。好ましくは15度乃至45度である。45度を超えると切削抵抗が増大し、15度未満であるとチップが弱くなる。60度を超えると、段ボール積層材を刃面2a、3aで摺り潰すようになり、粉塵が増加する。
図4は、チップ回転半径方向から第1チップ2を見た正面図である。面取り面2eと刃外側面2bとがなす頭部V角度θ5は、本実施例においては45度である。頭部V角度θ5は、15度乃至60度とすることができる。
なお、図3に示すように、刃内側面2cにはこれをチップ回転方向Fの後方へ向け台金4に近づけるように傾斜させるスクイ角として5度が付けられている。この角度により、刃先エッジ2dにより押し開いた切断面と、刃内側面2cとの接触が少なくなり摩擦抵抗と摩擦熱を低減できる。また、チップ回転中心側へ向けて台金4の厚さ中央面側に近接させるように傾斜させる側面向心角(あさり角)を付けることが好ましい。
第1チップ2は、さらに、図2Aに示すように刃面2aと底面2gを結合する面取り面2hが形成され、面取り面2hと刃袋1cの外形線とが側方視で段差のないように結合されている。
第1チップ2の各部の寸法を例示すると、高さH1(図4)は約5mm、チップ回転方向Fの長さF1(図2)は約4.5mm、厚さT02(図3)は約1.7mm、刃先エッジ2dの長さは約4mm、底面2gの前後方向Fの長さF2(F2)は約3.5mmである。
第2チップ3は上記した第1チップ2と左右対称形状であるほかは変わりないものであるため、各図において対応する部位に同一符号を付して説明を省略する。尚、第2チップ3の部分3a、3b、3c、3d、3e、3f、3g、3h、3iは、第1チップ2の部分2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g、2h、3iに夫々対応する。
図5は、第1チップ及び第2チップを回転方向に重ねた正面図である。第1チップ2及び第2チップ3を図5に示すように、第1チップ2及び第2チップ3と、台金4との関係は、まず第1チップ2については、刃先エッジ2dを含む刃外側面2bが台金4の厚さ範囲から図面右側へ0.3mm程度張り出された状態に位置されると共に内側面2cが台金4の厚さ範囲から左右方向へ張り出さない状態に位置する。一方、第2チップ3については、刃先エッジ3dが台金4の厚さ範囲から図面左側へ0.3mm程度張り出された状態に位置されると共に刃内側面3cが台金4の厚さ範囲から左右方向へ張り出さない状態に位置する。実施例では刃内側面2c、3cの位置を台金4の厚さ範囲としているのは、台金4へのチップの接合面積を十分とするためであり、刃内側面2c、3cは、夫々刃先エッジ3d、2dがチップソー1の回転時に通過する面よりも内側にしておくことが重要である。これにより、刃面2a、3aは、刃先エッジ2d、3dが通過する面までには至らない内側で終端する。したがって、第1チップ2と第2チップ3とを同時にその前方から見たとき、これらチップ2、3の刃先エッジ2d、3d間の距離Sは2mm程度となる。
次にチップソー1で積層された段ボール積層材を切断する使用例及び各部の作用について説明する。
上記したチップソー1は透孔1aに挿嵌された回転駆動軸に同心状に固定された後、回転状態とされ、段ボール積層材に向け送り移動される。
チップソー1が段ボール積層材に到達した後は、第1チップ2及び第2チップ3が不連続的に段ボール積層材に衝突し、その段ボール積層材を切り離す。
第1チップ2は刃先エッジ2dで先ず段ボール積層材を台金4の左側面から約0.3mm左外側へ離れた位置で切り裂き、続いて刃面2aの案内作用で切断面を右側へ押して第1チップが段ボール積層材中を移動するに要するスペースを生成させ、続いて刃内側面2cでこの押し広げた状態(或いは押し潰された状態)を維持し、その後、段ボール積層材中から外方へ抜け出す。第1チップ2が抜け出した後には、段ボール積層材には、刃内側面2c側に押し広げた(或いは押し潰された)ことによる「返り」が生じる。
一方、第2チップ3は刃先エッジ2dで先ず段ボール積層材を台金4の右側面から約0.3mm右外側へ離れた位置で切り裂き、続いて刃面3aの案内作用で切断面を左側へ押して第2チップが段ボール積層材中を移動するに要するスペースを生成させ、続いて刃内側面3cでこのスペースの生成された状態を維持し、その後、段ボール積層材中から外方へ抜け出ることを繰り返す。段ボール積層材を右外側へ離れた位置で切り裂くのは、第1チップ2により「返り」が生じた段ボール積層材の部分の外側から切り落とすためである。以降、第1チップ2と第2チップ3は、一方のチップで発生した「返り」を切り落としながら、段ボール積層材を切断してゆく。チップソー1が切断した段ボール積層材には、第1チップ2の刃先エッジ2dから第2チップ3の刃先エッジ3dまでの距離Sとほぼ同一の幅の隙間が形成される。
刃面2a、3aが左右対称に同じ角度に研削されて滑らかな面とされているため、切り裂かれた段ボール積層材は刃面2a、3aの研削面上を滑る。そして押し広げられている最中に、チップソー1が段ボール積層材から受ける反力は左右同等である。さらに、刃面2a、3aとが等間隔となるように研削されているため、第1チップ2及び第2チップ3とが段ボール積層材を切り裂く時間間隔が一定となり、振動が発生しにくい。この結果、段ボール積層材のような連続素材を切断する際に、チップソー1の直進性を良好にし、切断面の乱れを抑止することができる。
頭部稜2f、3fは頭部V字角が回転方向に沿ったものであるため、切削抵抗が殆ど無く紙粉が発生しにくい。また、側部稜2i、3iは、チップソー1の進行方向に対面するものであるが、面取り面2e、3eの角度が小さいため、切削には殆ど寄与しない。側部稜2i、3iに衝突する段ボール積層材は「返り」として刃面2d、3dにより押し込まれるのみである。このため、段ボール積層材の切削はもっぱら刃先エッジ2d、3dによる切り裂きにより行われ、紙粉の発生が抑止される。外周逃げ角θ4をマイナス側とすればする程、刃先エッジ2d、3dの外周側の頭部稜2f、3fに沿っても切裂きが進むようになる。面取り面2e、3eは、刃面2a、3aと同様に、頭部稜2f、3fにより切裂かれた段ボール積層材を、刃内側面2c、3cは刃内側面2c、3c側に押し広げる。反対側の頭部稜2f、3fにより、押し広げられ「返り」となった部分の外側が切裂かれる。
上記実施例において、第1チップ2と第2チップ3についての台金4上での配列は任意に変更して差し支えないのであり、例えば、台金4の直径Dが比較的大きくて刃台1bの数が多いような場合には、同種のものを複数個連続させた後に他種のものへ変える順列を繰り返すように配列することも可能である。
チップソー1は、刃先エッジ2d、3dの外周側先端が使用により磨耗する。このような磨耗が生じた場合、面取り面2e、3eを研削することより、磨耗した箇所が除去される。
1 チップソー
1b 刃台
2 第1チップ
3 第2チップ
4 台金
2a、3a 刃面
2b、3b 刃外側面
2c、3c 刃内側面
2d、3d 刃先エッジ
2f、3f 頭部稜
2i、3i 側部稜
F チップ回転方向
T01 台金4の厚さ
θ1 すくい角
θ2 先端V字角
θ4 外周逃げ角
θ5 頭部V字角

Claims (1)

  1. 円板状の台金の外周部に間隔を置いて円周方向へ列設された複数刃台に、回転方向前側に突出するようチップを固定したチップソーにおいて、前記チップのうち第1チップは、回転方向前側に向けた面が前記刃台上で刃外側面から刃内側面にかけて15度〜60度の範囲で研削された刃面を持ち、前記台金の回転面の外側に刃外側面と刃面により台金の半径方向に長さを持つ刃先エッジが形成され、前記チップのうち第2チップは、回転方向前側に向けた面が前記刃台上で刃外側面から刃内側面にかけて15度〜60度の範囲で第1チップとは対称となる角度に研削された刃面を持ち、前記回転面の反対側外側に刃外側面と刃面による第1チップと同一の角度を持つ刃先エッジが形成され、前記第1或いは第2チップの一方の刃面は他方の刃先エッジが通過する面までには至らない内側で終端しており、かつ前記研削により前記第1及び第2チップの刃面は等間隔であり、前記第1及び第2チップの刃先エッジの外周側先端から回転方向後側に掛けて刃外側面と面取り面によって回転円接線に対して+10乃至〜−60度傾斜した頭部稜が形成され、前記面取り面は前記刃面に連続していることを特徴とするチップソー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015168008A (ja) * 2014-03-04 2015-09-28 有限会社クローバーテック 複合材料用チップソー
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