JP5505584B2 - 露光装置 - Google Patents

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本発明は露光装置に係り、更に詳しくは、感応物体を露光してパターンを形成する露光装置に関する。
従来より、半導体素子又は液晶表示素子などを製造するリソグラフィ工程では、ステッパやスキャニング・ステッパなどの投影露光装置を含む種々の露光装置が用いられている。
従来のステッパなどの露光装置では、レチクルを位置決めするレチクルステージ系、及びウエハを2次元移動するウエハステージ系には、それぞれ高精度な位置決め、又は高精度な走査ができるような構成が採用されていた。そして、この種の露光装置では、フレーム機構(ボディ)に対して投影光学系が装着され、更には各ステージ系が順次フレーム機構に対して直接組み上げられていた。
しかしながら、このようにフレーム機構に対して順次各ステージ系等を組み上げていく方法では、組立調整に時間を要すると共に、各ステージ系と投影光学系との間の相対位置の調整等に長い時間を要するなどの不都合があった。そこで、かかる不都合を改善するものとして、第1物体(レチクル)を保持して移動する第1ステージ系を収納すると共に、フレーム機構に対して着脱可能に装着される第1ステージ室と、第2物体(ウエハ)を保持して移動する第2ステージ系を収納すると共に、フレーム機構に対して着脱可能に装着される第2ステージ室とが、ともにモジュール構成とされ、第1及び第2ステージ室を組み立てた後に、フレーム機構に装着することによって、露光装置の組立調整を容易に、かつ迅速に行うことができる露光装置が、本出願人によって提案されている(特許文献1参照)。
このようなモジュール構成を採用した場合、モジュールをフレーム機構に対して搬入した際に、モジュールとフレーム機構との間の位置関係が所望の状態に維持される必要がある。
特開2001−291663号公報
本発明は、上述した事情の下になされたものであり、第1の観点からすると、感応物体を露光してパターンを形成する露光装置であって、複数のモジュールを含む露光装置本体と;前記各モジュールを所定の位置関係に維持するボディと;前記複数のモジュールのうちの特定モジュールと前記ボディのいずれか一方に設けられた、球面状部分を有する第1接触部材と、前記特定モジュールと前記ボディのいずれか他方に設けられ、前記第1接触部材の前記球面状部分と少なくとも2箇所で接触する第2接触部材と、を有し、前記特定モジュールと前記ボディのいずれか一方が他方に押し付けられる方向に沿った第1の方向に関する前記特定モジュールと前記ボディとの位置決め可能な位置決め機構と;前記第1の方向と交差する第2の方向に関して、前記特定モジュールの位置を調整可能な調整機構と、を備え、前記位置決め機構は、前記調整機構によって前記特定モジュールの前記第2の方向に関する位置が調整されて前記球面状部材と前記第2接触部材とが接触することで、前記位置決めを行う第1の露光装置である。
これによれば、ボディに対して露光装置本体を構成する特定モジュールが搬入された際に、位置決め機構を構成する第1接触部材の球面状部分と第2接触部材とが少なくとも2箇所にて接触するので、ボディに対する特定モジュールの位置決め(少なくとも一方向に関する位置決め)を行うことが可能となる。
本発明は、第2の観点からすると、感応物体を露光してパターンを形成する露光装置であって、複数のモジュールを含む露光装置本体と;前記各モジュールを所定の位置関係に維持するボディと;前記複数のモジュールのうちの前記ボディに対して出し入れが可能な特定モジュールの高さ位置を調整する調整機構と;前記特定モジュールの出し入れの際に、前記特定モジュールを、該特定モジュールが載置される載置面に対して浮上させる浮上機構と;を備え、前記特定モジュールは、前記調整機構により、特定モジュールの高さ位置が、前記ボディに対して押し付けられる第1位置に設定された状態で、前記高さ方向と交差する方向に関して前記ボディに対して位置決めされ、前記浮上機構は、前記特定モジュールの高さ位置が、前記第1位置よりも下がった第2位置に設定された状態で前記特定モジュールを浮上させる第2の露光装置である。
これによれば、ボディに対して露光装置本体を構成する特定モジュールが搬入された際に、調整機構により、特定モジュールの高さ位置が調整され、特定モジュールがボディに対して押し付けられた状態で位置決めされる。これにより、ボディを基準として特定モジュールの位置決めを行うことができるので、該特定モジュールを用いることにより高精度な露光を実現することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図11(B)に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係る露光装置100の概略構成が示されている。この露光装置100は、ステップ・アンド・スキャン方式の投影露光装置(いわゆるスキャナ)である。
この露光装置100は、光源及び照明光学系を含み、照明光(露光光)ILによりレチクルRを照明する照明系10、レチクルRを保持するレチクルステージRSTを含むレチクルステージモジュール12、投影光学系PLを含む投影ユニットPU、ウエハWが載置されるウエハステージWST及び計測ステージMSTを含むステージモジュール30、ステージモジュール30のX軸方向両側近傍にそれぞれ配置されたカウンタマスモジュール32A,32B、レチクルステージモジュール12及び投影ユニットPUなどが搭載されたボディBD及びこれらの制御系等を含んでいる。
照明系10は、例えば特開2001−313250号公報(対応する米国特許出願公開第2003/0025890号公報)などに開示されるように、光源、オプティカルインテグレータ等を含む照度均一化光学系、ビームスプリッタ、リレーレンズ、可変NDフィルタ、レチクルブラインド等(いずれも不図示)を含んでいる。この照明系10では、レチクルブラインドで規定されたレチクルR上のスリット状の照明領域を照明光ILによりほぼ均一な照度で照明する。ここで、照明光ILとしては、一例としてArFエキシマレーザ光(波長193nm)が用いられている。
レチクルステージモジュール12は、レチクルベース36上に設けられており、レチクルステージRST及び該レチクルステージRSTを駆動するリニアモータ等を含むレチクルステージ駆動系(不図示)等を含んでいる。レチクルステージRSTは、その底面に設けられた不図示のエアベアリングによって、レチクルベース36上に例えば数μm程度のクリアランスを介して浮上支持されている。このレチクルステージRST上には、レチクルRが、例えば真空吸着(又は静電吸着)され、保持されている。また、レチクルステージRSTは、上記レチクルステージ駆動系により、後述する投影光学系PLの光軸AXに垂直なXY平面内で2次元的に(X軸方向、Y軸方向及びXY平面に直交するZ軸回りの回転方向(θz方向)に)微少駆動可能であるとともに、レチクルベース36上を所定の走査方向(ここでは、図1における紙面直交方向であるY軸方向とする)に指定された走査速度で駆動可能となっている。
このレチクルステージRSTのステージ移動面内の位置は、不図示のレチクルレーザ干渉計によって、例えば0.5〜1nm程度の分解能で常時検出されている。不図示の制御装置は、レチクルレーザ干渉計の検出結果に基づいて、レチクルステージ駆動系を介してレチクルステージRSTを駆動制御する。
投影ユニットPUは、レチクルステージRSTの図1における下方でボディBDの一部に保持されている。このボディBDは、クリーンルームの床面F上に設置されたフレームキャスタFC上に設けられた第1コラム(メインフレーム)232と、この第1コラム232の上に固定された第2コラム34とを含んでいる。また、フレームキャスタFCは、床面F上に水平に置かれたベースプレートBSと、該ベースプレートBS上に固定された3本の脚部39A〜39C(ただし、図1では、紙面奥側の脚部39Cは不図示、図2参照)とを含んでいる。
ボディBDの第1コラム232は、3本の脚部39A〜39Cによって、ほぼ水平に支持されている。この第1コラム232は、鏡筒定盤とも呼ばれ、そのほぼ中央部に不図示の円形開口が形成されている。この円形開口内に、投影ユニットPU(フランジFLGが設けられた鏡筒40と、該鏡筒40に保持された複数の光学素子から成る投影光学系PLとによって構成されている)が、上方から挿入され、フランジFLGを介して第1コラム232に支持されている。
また、第1コラム232の上面には、投影ユニットPUを取り囲む位置に、複数本、例えば3本の脚41(但し、図1における紙面奥側の脚は図示省略)の一端(下端)が固定されている。これら複数本の脚41によってレチクルベース36が水平に支持されている。すなわち、レチクルベース36とこれを支持する3本の脚41とによって第2コラム34が構成されている。レチクルベース36には、その中央部に照明光ILの通路となる開口36aが形成されている。
なお、不図示ではあるが、投影ユニットPUの+Y側には、オフアクシス・アライメント系(以下、「アライメント系」と略述する)が設けられている。このアライメント系は、第1コラム232により支持されている。アライメント系からの撮像信号は、不図示の制御装置に供給される。
図2は、ステージモジュール30及びカウンタマスモジュール32A,32Bを示す平面図である。この図2及び図1に示されるように、ステージモジュール30は、複数の浮上・昇降機構18を介してベースプレートBS上で水平に支持された平板MPと、該平板MP上に設けられたステージベース(ステージ定盤)71と、該ステージベース71の上面上にて浮上支持されたウエハステージWST及び計測ステージMSTとを含んでいる。平板MPは、図2に示される位置決め機構16A〜16Cにより、脚部39A〜39Cに対して水平面内(XY面内)及び高さ方向(Z方向)の位置が位置決めされた状態となっている。
ここで、平板MPの下面に設けられた浮上・昇降機構18について、図3(A)、図3(B)に基づいて説明する。
この浮上・昇降機構18は、図3(A)に示されるように、エアスプリング機構22Aと、ホバー機構22Bとを含んでいる。エアスプリング機構22Aは、円板状の板状部材24と、該板状部材24の下側に設けられたエアマウント26とを有し、板状部材24の上面は、平板MPの下面に固定されている(図4(A)等参照)。エアマウント26には、板状部材24に設けられた第1の気体供給口24aを介して気体を供給することが可能であり、エアマウント26内に充填された気体量に応じて、そのZ軸方向に関する幅(高さ方向の幅)を調整することが可能である。
ホバー機構22Bは、図3(B)に示されるように、エアマウント26を下側から支持するベース28と、ベース28の下面(−Z側の面)に設けられたエアホバー29とを含んでいる。エアホバー29には、図3(A)に示される板状部材24に設けられた第2の気体供給口24b及び板状部材24内に形成された管路24c並びに該管路24cとベース28とを連結する配管31を介して、圧縮気体を供給することが可能であり、該圧縮気体がエアホバー29からベースプレートBS上面に噴出されると、その噴出力により、エアホバー29とベースプレートBSとの間に所定間隔が形成される(図4(C)参照)。
また、ベース28の下面の四隅部それぞれには、平面視(−Z方向から見て)三角形状のホバー接触防止部材35が設けられている。このホバー接触防止部材35の高さ方向(Z方向)に関する幅(高さ)は、図4(A)等に示されるように、エアホバー29の高さ方向(Z方向)に関する幅(高さ)よりも大きく設定されている。これにより、エアホバー29から圧縮気体が噴出されない場合であっても、エアホバー29の下面とベースプレートBS上面とが非接触状態に維持される。
また、ベース28の上面の四隅部それぞれには、柱部材33が設けられている(図3(A),図3(B)では奥側に位置する柱部材は不図示)。この柱部材33は、図4(B)に示されるように、エアマウント26内の気体を減少させた際に、平板MPの下面と接触して、エアマウント26の代わりに平板MPの自重を支持するものである。
上記のように構成される浮上・昇降機構18は、図4(A)の状態、図4(B)の状態、図4(C)の状態の間で遷移するようになっている。以下、各状態について説明する。
図4(A)の状態は、エアマウント26に気体を充填し、かつエアホバー29には圧縮気体を供給しない状態である。この図4(A)の状態では、ホバー接触防止部材35がベースプレートBS上面に接触し(以下、この状態を「着地状態」と呼ぶ)、柱部材33が平板MP下面に接触しない状態(以下、この状態を「上昇状態」と呼ぶ)となっている。以下においては、図4(A)の状態を「第1状態」と呼ぶこととする。
また、図4(B)の状態は、エアマウント26内の気体を減少させ、かつエアホバー29に圧縮気体を供給しない状態である。この図4(B)の状態では、ホバー接触防止部材35が前記着地状態であり、柱部材33が平板MPに接触した状態(以下、この状態を「下降状態」と呼ぶ)となっている。以下においては、図4(B)の状態を「第2状態」と呼ぶこととする。
また、図4(C)の状態は、エアマウント26内の気体を減少させ、かつエアホバー29に圧縮気体を供給した状態である。この図4(C)の状態では、ホバー接触防止部材35がベースプレートBSと非接触となっており(以下、この状態を「浮上状態」と呼ぶ)、柱部材33が前記下降状態となっている。以下においては、図4(C)の状態を「第3状態」と呼ぶこととする。
なお、露光装置の稼働中(露光中など)においては、浮上・昇降機構18は、図4(A)の第1の状態に維持されている。
次に、位置決め機構16A〜16Cについて、図2、図5(A)〜図6(B)等に基づいて説明する。
前記位置決め機構16Aは、図2に示されるようにフレームキャスタFCを構成する脚部39Aの+Y側の面に固定された第1部材43Aと、平板MPの上面に固定された第2部材43Bとを含んでいる。
前記第1部材43Aは、図5(A)に示されるように、略直方体状の部材から成り、その下面(−Z側の面)には、V溝45が形成されている。このV溝45は、XY面内でX軸及びY軸に交差する方向に沿って形成されている。また、前記第2部材43Bは、半球状部分44と該半球状部分44を下側から支持する土台部46とを有している。
この位置決め機構16Aによると、図5(B)に示されるように、第1部材43Aに第2部材43Bが下側から押し付けられることにより、第2部材43Bの半球状部分44と、第1部材43AのV溝45とが、2点で接触するようになっている。
前記位置決め機構16Bは、位置決め機構16Aと同様の構成であり、図2に示されるように、フレームキャスタFCを構成する脚部39Bの+Y側の面に固定された第1部材143Aと、平板MPの上面に固定された第2部材143Bとを含んでいる。第1部材143Aは、図6(A)に示されるように、XY面内でX軸及びY軸に交差する方向に沿って形成されたV溝145を有している。この第1部材143Aは、Y軸方向に関して前述した第1部材43Aと左右対称な構成を有している。また、第2部材143Bは、前述した第2部材43Bと同様の構成となっている。
この位置決め機構16Bによると、位置決め機構16Aと同様に、第1部材143Aに第2部材143Bが下側から押し付けられることにより、第2部材143Bの半球状部分と、第1部材143AのV溝145とが、2点で接触するようになっている。
前記位置決め機構16Cも、図2に示されるように、フレームキャスタFCを構成する脚部39Cの+Y側の面に固定された第1部材243Aと、平板MPの上面に固定された第2部材243Bとを含んでいる。第1部材243Aの底面には、図6(B)に示されるように、V溝245がX軸に沿って形成されている。また第2部材243Bは、前述した第2部材43,143と同様の構成となっている。
この位置決め機構16Cも、第1部材243Aに第2部材243Bが下側から押し付けられることにより、第2部材243Bの半球状部分と、第1部材243AのV溝245とが、2点で接触するようになっている。
以上のように構成される3つの位置決め機構16A〜16Cでは、浮上・昇降機構18が図4(A)に示される第1の状態にあるときには、各第1部材(43A,143A,243A)に対して、これらに対応する第2部材(43B,143B,243B)が下側から押し付けられる。これにより、平板MPを脚部39A〜39C(フレームキャスタFC)に対して、水平面内(XY面内)及び高さ方向(Z軸方向)に関する所望の位置(すなわち、すべての位置決め機構16A〜16Cの第1部材のV溝と第2部材の半球状部分とが2点で接触する位置)に、位置決めすることができる。したがって、前述のように、露光装置の稼働中は、浮上・昇降機構18が第1の状態に維持されているので、露光装置の稼働中は、ステージモジュール30をフレームキャスタFCに対して常に位置決めした状態に維持することができる。
なお、第2の状態及び第3の状態にあるときには、第1部材(43A,143A,243A)とこれに対応する第2部材(43B,143B,243B)とが接触することはない(図4(B),図4(C)参照)。
図1に戻り、ステージモジュール30を構成するステージベース71の+Z側の面(上面)は、その平坦度が非常に高くなるように加工されており、ウエハステージWST及び計測ステージMSTのガイド面とされている。また、ステージベース71の+X側の面(側面)及び−X側の面(側面)も同様に、平坦度が非常に高くなるように加工されている。これら側面は、計測ステージMSTのガイド面とされているが、この点については後に更に詳述する。
前記ウエハステージWSTの底面には、不図示の非接触軸受、例えば空気静圧軸受(すなわち、エアベアリング(エアパッドとも呼ばれる))が複数ヶ所に設けられており、これらの空気静圧軸受からステージベース71の上面に向けて噴出された加圧空気の静圧により、ステージベース71の上面の上方にウエハステージWSTが数μm程度のクリアランスを介して非接触で浮上支持されている。
このウエハステージWSTは、実際には、上述したエアベアリングがその底面に設けられたウエハステージ本体91と、該ウエハステージ本体91上に不図示のZ・レベリング機構(例えばボイスコイルモータなどのアクチュエータを含む)を介して搭載され、ウエハステージ本体91に対してZ軸方向、X軸回りの回転方向(θx方向)及びY軸回りの回転方向(θy方向)に微小駆動されるウエハテーブルWTBとを含んでいる。ウエハテーブルWTB上には、ウエハWを真空吸着等によって保持するウエハホルダWHが設けられている。
ウエハステージWSTを構成するウエハステージ本体91に形成された不図示の開口(X軸方向に貫通した断面矩形の開口)には、X軸方向に延びるX軸固定子80が挿入された状態となっている。また、ウエハステージ本体91の上記開口の内部には、例えば磁極ユニットから成る不図示のX軸可動子が設けられている。すなわち、X軸固定子80とX軸可動子とによりウエハステージWSTをX軸方向に駆動するムービングマグネット型のX軸リニアモータが構成されている。以下では、適宜、このX軸リニアモータを、その固定子であるX軸固定子80と同一の符号を用いて、X軸リニアモータ80と呼ぶ。
X軸固定子80の長手方向の一端と他端には、図2に示されるように、一対のY軸可動子82,83がそれぞれ設けられている。これら一対のY軸可動子82,83は、ステージモジュール30の+X側に設けられたカウンタマスモジュール32Aを構成するY軸固定子86、及びステージモジュール30の−X側に設けられたカウンタマスモジュール32Bを構成するY軸固定子87に対して、それぞれ係合した状態となっている。Y軸固定子86,87はその内部に複数のコイルを有する電機子ユニットによって構成され、Y軸可動子82、83のそれぞれは、複数の永久磁石を有する磁極ユニットによって構成されている。すなわち、Y軸固定子86とY軸可動子82により、Y軸可動子82をY軸方向に駆動するムービングマグネット型のY軸リニアモータが構成され、Y軸固定子87とY軸可動子83により、Y軸可動子83をY軸方向に駆動するムービングマグネット型のY軸リニアモータがそれぞれ構成されている。以下においては、上記2つのY軸リニアモータのそれぞれを、それぞれのY軸可動子82、83と同一の符号を用いて、適宜、Y軸リニアモータ82、Y軸リニアモータ83と呼ぶものとする。
2つのY軸リニアモータ82、83が上記のように構成されていることから、これらY軸リニアモータ82,83によって、X軸固定子80と一体的にウエハステージWSTがY軸方向に駆動される。したがって、本実施形態では、ウエハステージWSTは、Y軸リニアモータ82、83及びX軸リニアモータ80によって、X軸及びY軸方向に駆動されるとともに、Y軸リニアモータ82,83の駆動力を異ならせることによりZ軸回りの回転方向(θz方向)に駆動される。また、ウエハステージWSTが有するZ・チルト駆動機構によって、ウエハテーブルWTBが、Z軸方向、X軸回りの回転方向(θx方向)、Y軸回りの回転方向(θy方向)に駆動される。
上記のようにして構成されるウエハステージWSTの位置は、干渉計やリニアエンコーダなどから構成される計測系によって、例えば0.5〜1nm程度の分解能で常時検出される。
前記計測ステージMSTには、各種計測用部材が設けられている。この計測用部材としては、例えば、特開平5−21314号公報(対応する米国特許第5,243,195号)などに開示される複数の基準マークが形成された基準マーク領域や投影光学系PLを介して照明光ILを受光するセンサ(照度モニタ、照度むらセンサ、空間像計測器等)などが含まれている。
この計測ステージMSTは、その底面に設けられた自重キャンセラ55(図7参照)により、ステージベース71の上面に対して非接触な状態でその自重が支持されている。この自重キャンセラ55としては、例えば、特開2006−253572号公報に開示されている自重キャンセラと同様の構成を採用することができる。
また、計測ステージMSTには、図2に示されるように、X軸方向に伸びる複数の固定子を含む固定子群81が係合状態となっている。この固定子群81の長手方向(X軸方向)の一端と他端には、板状部材69A,69Bをそれぞれ介して、複数の永久磁石を有する磁極ユニットから成る一対のY軸可動子84,85が設けられており、これらY軸可動子84,85は、前述したY軸固定子86,87のそれぞれに係合した状態となっている。したがって、Y軸固定子86とY軸可動子84によって、Y軸可動子84をY軸方向に駆動するムービングマグネット型のY軸リニアモータが構成され、Y軸固定子87とY軸可動子85によって、Y軸可動子85をY軸方向に駆動するムービングマグネット型のY軸リニアモータが構成されている。以下においては、上記2つのY軸リニアモータのそれぞれを、それぞれのY軸可動子84、85と同一の符号を用いて、適宜、Y軸リニアモータ84及びY軸リニアモータ85と呼ぶものとする。
これら2つのY軸リニアモータ84、85によって、固定子群81と一体的に計測ステージMSTがY軸方向に駆動されるようになっている。
次に、固定子群81について説明する。この固定子群81は、前述した板状部材69A、69Bにより位置関係が固定された4本の固定子95,96,97,98(図7参照)を含んでいる。
上記4本の固定子95〜98のうちの、固定子95は、YZ断面H字状の形状を有し、その内部には、図8に破線にて示されるように、第1コイル57Aと、第2コイル57Bとが設けられている。この固定子95は、計測ステージMSTの一部に形成された開口195内を貫通した状態で、計測ステージMSTと係合している。開口195の上下対向面には、図7に示されるように、磁極ユニット59A,59B、59C,59Dが設けられている。磁極ユニット59A,59B間及び磁極ユニット59C,59D間には、Z軸に方向の磁界(図7の矢印参照)が形成されている。
すなわち、磁極ユニット59A〜59Dと、固定子95内に設けられた第1、第2コイル57A,57Bとによると、第1コイル57AをX軸方向に流れる電流と磁界との間の電磁相互作用により、図8に示される矢印A方向(Y軸方向)の駆動力を作用させることができ、また、第2コイル57BをX軸方向に流れる電流と磁界との間の電磁相互作用により、図8に示される矢印B方向(Y軸方向)の駆動力を作用させることができる。したがって、不図示の制御装置は、これらコイル57A,57Bに同一方向・同一大きさの電流を供給することにより、計測ステージMSTにY軸方向の駆動力を作用させることができるとともに、コイル57A、57Bに供給する電流を異ならせることによりZ軸回りの回転方向の駆動力を作用させることができる。以下においては、磁極ユニット59A〜59Dと固定子95とを含んで、「Yボイスコイルモータ」と呼ぶものとする。
図7に戻り、固定子96は、YZ断面H字状の形状を有し、その内部にはX軸方向に沿って複数のコイルが設けられている。この固定子96は、計測ステージMSTの一部に形成された開口196内を貫通した状態で、計測ステージMSTと係合している。この開口196内には、複数の永久磁石を含む磁極ユニット61A,61Bが設けられている。これら固定子96内の複数のコイル及び磁極ユニット61A、61Bによって、X軸リニアモータが構成されており、複数のコイルへの電流の供給を制御することにより、計測ステージMSTにX軸方向の駆動力を作用させることができる。以下においては、磁極ユニット61A,61Bと固定子96とを含んで、「Xリニアモータ」と呼ぶものとする。
固定子97は、YZ断面逆T字状の形状を有し、その内部には、図9に示されるように、第1コイル63A及び第2コイル63Bが設けられている。固定子97には、計測ステージMSTの下面にX軸方向に所定間隔をあけて設けられた一対の可動子65A、65Bが係合した状態となっている。
一方の可動子65Aは、図7に示されるように、全体としてYZ断面逆U字状の形状を有しており、その内部対向面それぞれには永久磁石(不図示)が設けられている。これら永久磁石の間にはY軸方向の磁界が形成されているため、この磁界と第1コイル63A内をX軸方向に流れる電流との間の電磁相互作用により、Z軸方向の駆動力を発生させることができる(図9の矢印C参照)。また、他方の可動子65Bも可動子65Aと同様の構成を有しているため、可動子65B内に形成される磁界と第2コイル63BをX軸方向に流れる電流との間の電磁相互作用により、Z軸方向の駆動力を作用させることができる(図9の矢印D参照)。
固定子98は、上述した固定子97と同様の構成となっており、固定子98には、計測ステージMSTの下面にX軸方向に所定間隔をあけて設けられた、一対の可動子65A,65Bと同様の、一対の可動子65C、65Dが係合した状態となっている。したがって、可動子65C,65Dにも、前述した可動子65A,65Bと同様、Z軸方向の駆動力が作用するようになっている。
以下においては、上記可動子65Aと固定子97、可動子65Bと固定子97、可動子65Cと固定子98、可動子65Dと固定子98のそれぞれの組み合わせを、「Zボイスコイルモータ」と呼ぶものとする。
本実施形態では、上記4つのZボイスコイルモータの駆動力を同一にすることにより、計測ステージMSTをZ軸方向に微小駆動することが可能であり、各Zボイスコイルモータの駆動力を異ならせることにより、X軸回りの回転方向(θx)又はY軸回りの回転方向(θy)に微小駆動することが可能となっている。
以上のように、本実施形態では、計測ステージMSTは、上述したYボイスコイルモータ、Xリニアモータ、Zボイスコイルモータにより、6自由度方向(X,Y,Z,θx,θy,θz)に駆動される。また、本実施形態では、Xリニアモータ及びYボイスコイルモータの発生する駆動力の作用点が、計測ステージMSTの重心とは異なる点に設定されているが、このような場合にも、4つのZボイスコイルモータの駆動力を調整することにより、計測ステージMSTの回転(θx、θy)を抑制することが可能である。
図2に戻り、固定子群81の+X側の端部に設けられた板状部材69Aには、一対のガイド機構19AがY軸方向に所定間隔をあけて設けられ、固定子群81の−X側の端部に設けられた板状部材69Bには、一対のガイド機構19BがY軸方向に所定間隔をあけて設けられている。
図10には、ガイド機構19Aを−Y側から見た状態が示されている。この図10に示されるように、ガイド機構19Aは、板状部材69Aに固定されたY軸方向視略三角形状の固定部材102と、該固定部材102の下面(−Z面)に設けられた軸部材104と、該軸部材104により吊り下げ支持された保持部材106とを含む固定機構108と、保持部材106の−X側に設けられたヒンジ部材110と、ヒンジ部材110の−X側の面に固定されたパッド部材112と、を含んでいる。
ヒンジ部材110は、図10のE−E線断面図である図11(A)に示されるように、略直方体状の本体116と、該本体116の+X側の面に設けられた2本の足114A,114Bとを有している。本体116のX軸方向に関するほぼ中央部には、ヒンジ118が形成されており、本体116の−X側半部が、+X側半部を基準としてZ軸回りに回転可能とされている。2本の足114A,114Bは、圧縮バネ120A,120Bを介して、保持部材106に形成された凹部106a,106bに挿入された状態となっている。これにより、ヒンジ部材110には、常時−X方向の付勢力が付与されている。
パッド部材112としては、例えば、気体静圧軸受を含んでおり、気体静圧軸受の軸受面(−X側の面)とステージベース71の+X側の端面との間には、微小間隔が維持されている。
他方のガイド機構19Bは、図11(B)に示されるように、固定機構208と、ヒンジ部材210と、ヒンジ部210の+X側端面に固定されたパッド部材212とを含んでおり、上述した一方のガイド機構19Aとほぼ同様の構成を有しているが、ヒンジ部材210が固定機構208に対して固定されている点が異なっている。このように構成されるガイド機構19Bによると、パッド部材212の有する気体静圧軸受により、その軸受面(+X側の面)とステージベース71の−X側の面との間が所定間隔に維持されるようになっている。
本実施形態では、固定子群81の長手方向両端部に2種類のガイド機構19A,19Bが設けられていることから、固定子群81をステージベース71の+X側の面及び−X側の面を基準として、Y軸に沿って移動することが可能である。また、各ガイド機構19A,19Bのパッド部材112,212は、ヒンジ部材110,210により、Z軸回りの回転が許容されているので、固定子群81をZ軸回りの回転方向にも微小駆動することが可能である。更に、ガイド機構19Aのヒンジ部材110が圧縮バネ120A,120Bを介して固定機構108(更に詳しくは保持部材106)に設けられているので、固定子群81のX軸方向の振動を減衰することが可能である。
上記のようにして構成される計測ステージMSTの位置は、干渉計やリニアエンコーダなどから構成される計測系によって、例えば0.5〜1nm程度の分解能で常時検出される。
図1に戻り、一方のカウンタマスモジュール32Aは、前述したY軸固定子86と、このY軸固定子86の底面に固定されたカウンタマス75と、このカウンタマス75をY軸方向にスライド自在に支持するベース73と、ベース73を平板MP上で支持する浮上・昇降機構58とを含んでいる。また、他方のカウンタマスモジュール32Bは、前述したY軸固定子87と、このY軸固定子87の底面に固定されたカウンタマス76と、このカウンタマス76を浮上支持するベース74と、ベース74を平板MP上で支持する浮上・昇降機構58とを含んでいる。
カウンタマス75、76は、略直方体状の重量物であり、その下面には、XZ断面V字状で、Y軸方向に延びる凸部が形成されている。この凸部の2つの傾斜面には、気体静圧軸受が設けられている。
ベース73,74は、略直方体状の形状を有し、その上面には、XZ断面V字状でY軸方向に延びるV溝が形成されている。このV溝には、カウンタマス75,76それぞれの凸部が嵌合するようになっているため、凸部の傾斜面に設けられた気体静圧軸受により、カウンタマス75,76のそれぞれがベース73,74上にて非接触支持される。したがって、ウエハステージWST又は計測ステージMSTのY軸方向への移動により生じる反力がY軸固定子86,87に作用した場合には、Y軸固定子86(または87)とカウンタマス75(又は76)とが一体となってY軸方向に沿って移動するので、これにより、上記反力をキャンセルすることが可能となっている。
浮上・昇降機構58、158は、前述した、ステージモジュール30を構成する浮上・昇降機構18と同様の構成となっている。
以上のように構成される露光装置100では、ステージモジュール30及びカウンタマスモジュール32A,32Bのメンテナンスなどを行う際には、各ステージモジュール30及びカウンタマスモジュール32A,32Bを以下のようにして、フレームキャスタFCから引き出す(搬出する)。
前述のように、露光装置の稼働中は、ステージモジュール30の浮上・昇降機構18は、図4(A)に示される第1の状態にあり、また、カウンタマスモジュール32A、32Bを構成する浮上・昇降機構58,158も同様の状態にある。
したがって、各モジュールを引き出す(搬出する)際には、まず、各浮上・昇降機構18(及び58,158)のエアマウント26内の気体を減少させて第2の状態(図4(B)の状態)とし、更に、エアホバー29に圧縮空気を供給して第3の状態(図4(C)と同様の状態)とする。
そして、この第3の状態(すなわち、各モジュール30、32A,32BがベースプレートBS上で浮上した状態)を維持した状態で、最初に、カウンタマスモジュール32A,32Bを+X側及び−X側に引き出し、次にステージモジュール30を+X側又は−X側に引き出す。
本実施形態では、上記のように、各モジュール30,32A,32BをベースプレートBSに対して非接触に維持した状態で搬出することとしているので、各モジュールを搬出するのに必要な力を極力小さくすることができるとともに、ベースプレートBS等に傷を付けることなく各モジュールをフレームキャスタFCから引き出すことが可能である。
一方、各モジュールのメンテナンスが終了し、各モジュールをフレームキャスタFCに対して搬入する際、又は露光装置100をクリーンルーム内で組み上げる際などにおいては、以下のようにして、各モジュール30、32A,32BをフレームキャスタFCに搬入する。
各モジュールを搬入する際には、各モジュール30,32A,32Bを第3の状態(図4(C)の状態)に維持し、最初に、ステージモジュール30をフレームキャスタFC内に搬入する。この際、ステージモジュール30が所定位置に位置決めされた状態で、エアホバー29への圧縮空気の供給を停止して、第2の状態(図4(B)参照)とするとともに、エアマウント26への気体の供給を行うことにより、第1の状態(図4(A)の状態)にする。
これにより、位置決め機構16A〜16Cでは、第1部材に第2部材が下側から押し付けられるようになるので、ステージモジュール30を、水平面内(XY面内)及び高さ方向(Z方向)に関する所望の位置に位置決めすることが可能である。なお、ステージモジュール30の位置決めに際しては、エアホバー29への圧縮空気の供給を行った状態でエアマウント26への気体の供給を行うことにより、ステージモジュール30を位置決めし、その位置を維持した状態で、エアホバー29への圧縮空気の供給を停止するとともにエアマウント26に更に気体を供給することで、第1の状態に戻すようにしても良い。
上記のようにして、ステージモジュール30の搬入が終了した段階で、カウンタマスモジュール32A,32BのフレームキャスタFC内への搬入を行う。この搬入動作は、前述した搬出動作とは反対の手順で行う。
本実施形態では、各モジュール30,32A,32Bの搬入の際にも、前述した搬出の際と同様に、各モジュールを浮上させた状態で各モジュールを移動させるので、搬入に必要な力を極力小さくすることができるとともに、各モジュールの引きずりなどによるベースプレートBS等の破損を極力抑制することができる。
次に、本実施形態の露光装置100における処理動作を、露光動作を中心に説明する。図1には、ウエハステージWST上のウエハ(ロットの最終ウエハ)Wに対するステップ・アンド・スキャン方式の露光が行われている状態が示されている。このとき、計測ステージMSTは、ウエハステージWSTと衝突しない所定の待機位置(例えば図2の位置)にて待機している。
上記の露光動作は、不図示の制御装置により、事前に行われた例えばエンハンスト・グローバル・アライメント(EGA)などのウエハアライメントの結果及び最新のアライメント系(不図示)のベースラインの計測結果等に基づいて、ウエハW上の各ショット領域の露光のための走査開始位置(加速開始位置)へウエハステージWSTが移動されるショット間移動動作と、各ショット領域に対するレチクルRに形成されたパターンを走査露光方式で転写する走査露光動作とを繰り返すことにより、行われる。
そして、ウエハステージWST側で、ウエハWに対する露光が終了した段階で、制御装置は、ウエハステージWST及び計測ステージMSTの位置を計測する前述した計測系の計測値に基づいて、リニアモータ等を制御して、ウエハステージWSTを投影ユニットPU直下から退避させ、計測ステージMSTを投影ユニットPU直下まで移動させる。
次いで、制御装置は、ウエハステージWSTを所定のウエハ交換位置に移動させるとともに次のロットの最初のウエハへの交換を行う。また、ウエハ交換と並行して、計測ステージMSTを用いた所定の計測を必要に応じて実行する。この場合の所定の計測としては、例えばアライメント系のベースライン計測が一例として挙げられる。
そして、上述した両ステージWST、MST上における作業が終了した段階で、制御装置は、計測ステージMSTを投影ユニットPU直下から退避させ、ウエハステージWST(ウエハテーブルWTB)を投影ユニットPU直下まで移動させる。その後、制御装置では、新たなウエハに対してウエハアライメント、ステップ・アンド・スキャン方式の露光動作を実行し、ウエハ上の複数のショット領域にレチクルパターンを順次転写する。以降、同様の動作を繰り返し行う。
なお、上記の説明では、計測動作として、ベースライン計測を行う場合について説明したが、これに限らず、ウエハステージWST側で各ウエハの交換を行っている間に、計測ステージMSTの計測器を用いて、照度計測、照度むら計測、空間像計測、波面収差計測などの少なくとも一つを行い、その計測結果をその後に行われるウエハの露光に反映させることとしても良い。具体的には、例えば、計測結果に基づいて不図示の結像特性補正コントローラにより投影光学系PLの調整を行うこととすることができる。
以上、詳細に説明したように、本実施形態の露光装置によると、フレームキャスタFCに対して露光装置本体を構成するモジュール(ステージモジュール30)が搬入された際に、位置決め機構16A〜16Cを構成する第2部材の球面状部分と第1部材とが少なくとも2箇所にて接触するので、フレームキャスタFCに対するステージモジュール30の位置決めを行うことが可能である。本実施形態では、位置決め機構を3つ備えていることから、ステージモジュール30の水平面内における位置決め、及び鉛直方向に関する位置決めを行うことが可能である。
また、本実施形態によると、フレームキャスタFCに対してモジュール(ステージモジュール30)が搬入された際に、浮上・昇降機構18により、ステージモジュール30の高さ位置が調整され、ステージモジュール30がフレームキャスタFCに対して押し付けられた状態(より詳細には、ステージモジュールに設けられた第2部材が、フレームキャスタFCの脚部39A〜39Cに設けられた第1部材に押し付けられた状態)で位置決めされる。これにより、フレームキャスタFCを基準とした高精度なステージモジュール30の位置決めを行うことができるので、結果的に、高精度な露光を実現することが可能である。
また、本実施形態によると、ガイド機構19A,19Bが、ステージベース71の+X側の面及び−X側の面のそれぞれに対向するように板状部材69A,69Bに設けられているので、板状部材69A,69Bを両端に有する固定子群81及び該固定子群81に対して係合状態の計測ステージMSTを、ステージベース71の±X側面に沿って高精度に案内することができる。したがって、計測ステージMSTによる計測精度の向上を図ることができ、これにより、高精度な露光を実現することが可能である。
また、本実施形態によると、計測ステージMSTのY軸方向に関する微小駆動及びZ軸回りの回転方向に関する微小駆動を、1つの固定子95を含むYボイスコイルモータによって行うので、2つのYボイスコイルモータによってY軸方向及びZ軸回りの回転方向に関する微小駆動を行う場合と比較して、ステージモジュール全体の軽量化及び低コスト化を図ることが可能である。
なお、上記実施形態では、位置決め機構として、球とV溝の組み合わせの位置決め機構を3つ用いた場合について説明したが、これに限らず、通常のキネマティック構造(点と、V溝と、面とで接触する構造)を採用することとしても良い。
なお、上記実施形態では、位置決め機構16A〜16Cを構成する第1部材43A,143A,243Bが脚部39A〜39Cに設けられ、第2部材43B,143B,243Bが平板MPに設けられる場合について説明したが、これに限らず、第1部材が平板MPに設けられ、第2部材が脚部39A〜39Cに設けられることとしても良い。また、平板MPに代えて、ステージベース71に第1部材又は第2部材を設けることとしても良いし、脚部39A〜39Cに代えて、第1コラム232に第2部材又は第1部材を設けることとしても良い。
また、上記実施形態では、ガイド機構19Aを2つ、ガイド機構19Bを2つ設けることとしたが、これに限らず、ガイド機構19A,19Bを1つずつ設けることとしても良いし、3つ以上設けることとしても良い。
また、上記実施形態では、浮上・昇降機構18が、エアスプリング機構とホバー機構とが一体化されている構成である場合について説明したが、これに限らず、エアスプリング機構とホバー機構とを別体で構成し、それぞれを平板MPの下面に設けることとしても良い。
また、上記実施形態では、エアスプリング機構及びホバー機構を採用したが、これに限らず、ステージモジュール30の高さ方向の位置を調整することができる機構であれば、エアスプリング機構以外の機構を採用することとしても良いし、ステージモジュール30をベースプレートBS上で浮上させることができる機構であれば、エアホバー以外の機構(例えば、気体静圧軸受など)を採用することとしても良い。
また、上記実施形態では、計測ステージMSTを駆動する駆動機構として、図7に示されるような構成を採用したが、これに限らず、例えば、粗微動構造のステージを採用しても良い。
なお、上記実施形態では、位置決め機構16A〜16Cを、ステージモジュール30をフレームキャスタFCに対して位置決めするために用いることとしたが、これとともに又はこれに代えて、カウンタマスモジュール32A,32Bの位置決めのために、上記実施形態と同様の位置決め機構を用いることとしても良い。また、レチクルステージモジュール12の位置決めのために、上記実施形態と同様の位置決め機構を用いることも可能である。この場合、レチクルステージモジュール12とレチクルベース36との間に位置決め機構を設けることができ、レチクルステージモジュール12の自重により、位置決め機構を構成する第1部材と第2部材とを押し付けることで、所望の位置に位置決めすることが可能である。また、ステージモジュールに限らず、露光装置を構成する他のモジュールを位置決めするために、上記実施形態と同様の位置決め機構を用いることが可能である。
なお、上記実施形態では、ステージモジュール30とカウンタマスモジュール32A,32Bとを別体とすることとしたが、これに限らず、ステージモジュールとカウンタマスモジュールを一体的に構成することとしても良い。
なお、上記実施形態では、パッド部材112,212が、気体静圧軸受を含む場合について説明したが、これに限らず、パッド部材112,212それぞれとステージベース71の±X側の側面それぞれとの間に所定間隔を維持する機構であれば、その他の機構(磁気軸受など)を採用することとしても良い。
なお、上記実施形態では露光装置を構成するステージモジュールが、ウエハステージと計測ステージとを有する場合について説明したが、これに限らず、複数のウエハステージを有するツインステージタイプの露光装置にも本発明を適用することが可能である。また、単一のウエハステージを有するシングルステージタイプの露光装置に本発明を適用することも可能である。
なお、国際公開第2004/53955号パンフレットに開示される液浸露光装置に本発明を適用することも可能である。
また、上記実施形態の露光装置における投影光学系の倍率は縮小系のみならず等倍及び拡大系のいずれでも良いし、投影光学系は屈折系のみならず、反射系及び反射屈折系のいずれでも良いし、その投影像は倒立像及び正立像のいずれでも良い。
また、照明光ILは、ArFエキシマレーザ光(波長193nm)に限らず、KrFエキシマレーザ光(波長248nm)などの紫外光や、F2レーザ光(波長157nm)などの真空紫外光であっても良い。例えば真空紫外光としてDFB半導体レーザ又はファイバーレーザから発振される赤外域、又は可視域の単一波長レーザ光を、例えばエルビウム(又はエルビウムとイッテルビウムの両方)がドープされたファイバーアンプで増幅し、非線形光学結晶を用いて紫外域に波長変換した高調波を用いても良い。
また、上記実施形態では、露光装置の照明光ILとしては波長100nm以上の光に限らず、波長100nm未満の光を用いても良いことは言うまでもない。例えば、近年、70nm以下のパターンを露光するために、SORやプラズマレーザを光源として、軟X線領域(例えば5〜15nmの波長域)のEUV(Extreme Ultraviolet)光を発生させるとともに、その露光波長(例えば13.5nm)の下で設計されたオール反射縮小光学系、及び反射型マスクを用いたEUV露光装置の開発が行われている。この装置においては、円弧照明を用いてマスクとウエハを同期走査してスキャン露光する構成が考えられるので、かかる装置にも本発明を好適に適用することができる。このほか、電子線又はイオンビームなどの荷電粒子線を用いる露光装置にも、本発明は適用できる。
また、上記実施形態においては、光透過性の基板上に所定の遮光パターン(又は位相パターン・減光パターン)を形成した光透過型マスク(レチクル)を用いたが、このレチクルに代えて、例えば米国特許第6,778,257号明細書に開示されているように、露光すべきパターンの電子データに基づいて、透過パターンまたは反射パターン、あるいは発光パターンを形成する電子マスク(可変成形マスク)を用いても良い。
また、国際公開2001/035168号パンフレットに開示されているように、干渉縞をウエハ上に形成することによって、ウエハ上にライン・アンド・スペースパターンを形成する露光装置(リソグラフィシステム)にも本発明を適用することができる。
さらに、2つのレチクルパターンを投影光学系を介してウエハ上で合成し、1回のスキャン露光によってウエハ上の1つのショット領域をほぼ同時に二重露光する露光装置にも本発明を適用することができる。
また、物体上にパターンを形成する装置は、前述の露光装置(リソグラフィシステム)に限られず、例えばインクジェット方式にて物体上にパターンを形成する装置にも本発明を適用することができる。
なお、上記実施形態でパターンを形成すべき物体(エネルギビームが照射される露光対象の物体)はウエハに限られるものではなく、ガラスプレート、セラミック基板、あるいはマスクブランクスなど、他の物体でも良い。
露光装置の用途としては半導体製造用の露光装置に限定されることなく、例えば、角型のガラスプレートに液晶表示素子パターンを転写形成する液晶用の露光装置や、有機EL、薄型磁気ヘッド、撮像素子(CCD等)、マイクロマシン及びDNAチップなどを製造するための露光装置にも広く適用できる。また、半導体素子などのマイクロデバイスだけでなく、光露光装置、EUV露光装置、X線露光装置、及び電子線露光装置などで使用されるレチクル又はマスクを製造するために、ガラス基板又はシリコンウエハなどに回路パターンを転写する露光装置にも本発明を適用できる。
なお、半導体デバイスは、デバイスの機能・性能設計を行うステップ、この設計ステップに基づいたレチクルを製作するステップ、シリコン材料からウエハを製作するステップ、上記実施形態の露光方法で、レチクルに形成されたパターンをウエハ等の物体上に転写するリソグラフィステップ、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程を含む)、検査ステップ等を経て製造される。この場合、リソグラフィステップで、上記実施形態の露光装置が用いられるので、高集積度のデバイスの生産性を向上することが可能である。
以上説明したように、本発明の露光装置は、感応物体を露光してパターンを形成するのに適している
一実施形態に係る露光装置を示す概略図である。 図1のステージモジュール及びカウンタマスモジュールを示す平面図である。 図3(A)、図3(B)は、浮上・昇降機構を示す斜視図である。 図4(A)〜図4(C)は、浮上・昇降機構及び位置決め機構の作用を説明するための図である。 図5(A)、図5(B)は、位置決め機構16Aの構成を説明するための図である。 図6(A)は、位置決め機構16Bを構成する第1部材143Aを示す斜視図であり、図6(B)は、位置決め機構16Cを構成する第1部材243Aを示す斜視図である。 計測ステージMST及び固定子群81の構成を説明するための図である。 計測ステージを駆動するYボイスコイルモータを説明するための図である。 計測ステージを駆動するZボイスコイルモータを説明するための図である。 ガイド機構の構成を示す図(その1)である。 図11(A)、図11(B)は、ガイド機構の構成を示す図(その2)である。
符号の説明
12…レチクルステージモジュール(モジュール)、16A,16B,16C…位置決め機構、22A…エアスプリング機構(調整機構)、22B…ホバー機構(浮上機構)、30…ウエハステージモジュール(モジュール、特定モジュール)、32A,32B…カウンタマスモジュール(モジュール、特定モジュール)、43A,143A,243A…第1部材(第2接触部材)、43B,143B,243B…第2部材(第1接触部材)、44…半球状部分(球面状部分)、45,145,245…V溝、71…ステージベース(定盤)、81…固定子群(第1ステージ)、100…露光装置、112,212…パッド部材(非接触軸受)、110,210…ヒンジ部材(ヒンジ部)、120A,120B…圧縮バネ(付勢機構)、FC…フレームキャスタ(ボディ)、MST…計測ステージ(第2ステージ)、W…ウエハ(感応物体)。

Claims (15)

  1. 感応物体を露光してパターンを形成する露光装置であって、
    複数のモジュールを含む露光装置本体と;
    前記各モジュールを所定の位置関係に維持するボディと;
    前記複数のモジュールのうちの特定モジュールと前記ボディのいずれか一方に設けられた、球面状部分を有する第1接触部材と、前記特定モジュールと前記ボディのいずれか他方に設けられ、前記第1接触部材の前記球面状部分と少なくとも2箇所で接触する第2接触部材と、を有し、前記特定モジュールと前記ボディのいずれか一方が他方に押し付けられる方向に沿った第1の方向に関する前記特定モジュールと前記ボディとの位置決め可能な位置決め機構と;
    前記第1の方向と交差する第2の方向に関して、前記特定モジュールの位置を調整可能な調整機構と、を備え、
    前記位置決め機構は、前記調整機構によって前記特定モジュールの前記第2の方向に関する位置が調整されて前記球面状部材と前記第2接触部材とが接触することで、前記位置決めを行う露光装置。
  2. 前記第2接触部材は、V溝を有し、
    前記第1接触部材の球面状部分は、前記V溝に接触する請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記位置決め機構を3つ備える請求項1又は2に記載の露光装置。
  4. 前記位置決め機構とともに、所定平面内で前記特定モジュールを前記ボディに対して位置決めする2つの位置決め部材を更に備える請求項1又は2に記載の露光装置。
  5. 前記特定モジュールは、前記ボディに対して出し入れ可能である請求項1〜4のいずれか一項に記載の露光装置。
  6. 前記調整機構は、前記特定モジュールを支持して、該特定モジュールの高さ位置を調整可能であり、
    前記調整機構によって前記特定モジュールの高さ位置が前記ボディ側に押し付けられる第1位置に調整された状態で、前記特定モジュールを前記ボディに対して位置決めする請求項1〜5のいずれか一項に記載の露光装置。
  7. 前記特定モジュールは、前記ボディに対して出し入れ可能であり、
    前記特定モジュールの出し入れの際には、前記調整機構により、前記特定モジュールの高さ位置が、前記第1位置よりも下がった第2位置に設定されている請求項6に記載の露光装置。
  8. 前記特定モジュールの出し入れの際に、前記特定モジュールを、該特定モジュールが載置される載置面に対して浮上させる浮上機構を更に備える請求項7に記載の露光装置。
  9. 感応物体を露光してパターンを形成する露光装置であって、
    複数のモジュールを含む露光装置本体と;
    前記各モジュールを所定の位置関係に維持するボディと;
    前記複数のモジュールのうちの前記ボディに対して出し入れが可能な特定モジュールの高さ位置を調整する調整機構と;
    前記特定モジュールの出し入れの際に、前記特定モジュールを、該特定モジュールが載置される載置面に対して浮上させる浮上機構と;を備え、
    前記特定モジュールは、前記調整機構により、該特定モジュールの高さ位置が、前記ボディに対して押し付けられる第1位置に設定された状態で、前記高さ方向と交差する方向に関して前記ボディに対して位置決めされ、
    前記浮上機構は、前記特定モジュールの高さ位置が、前記第1位置よりも下がった第2位置に設定された状態で前記特定モジュールを浮上させる露光装置。
  10. 前記特定モジュールの出し入れの際には、前記特定モジュールの高さ位置が、前記第2位置に設定されている請求項9に記載の露光装置。
  11. 前記特定モジュールを、前記ボディに対して位置決めする3つの位置決め部材を更に備える請求項9又は10に記載の露光装置。
  12. 前記特定モジュールは、前記感応物体を保持する物体ステージを含む請求項1〜11のいずれか一項に記載の露光装置。
  13. 前記複数のモジュールには、前記物体ステージの移動により生じる反力を受けて移動するカウンタマスを有するカウンタマスモジュールが含まれ、
    前記カウンタマスモジュールは、前記特定モジュールとは、分離独立している請求項12に記載の露光装置。
  14. 前記カウンタマスモジュールは、前記ボディに対する出し入れが可能であり、
    前記出し入れの際に、前記カウンタマスモジュールが載置される載置面に対して、前記カウンタマスモジュールを浮上させるカウンタマス用浮上機構を更に備える請求項13に記載の露光装置。
  15. 前記特定モジュールは、前記パターンが形成されたマスクを保持するマスクステージを含む請求項1〜11のいずれか一項に記載の露光装置。
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