JP5505084B2 - 太陽光発電モジュールのアース接地方法 - Google Patents

太陽光発電モジュールのアース接地方法 Download PDF

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Description

本発明の太陽光発電モジュールのアース接地方法に関し、水平な又は傾斜した設置面上に金属製架台を介して設置される太陽光発電モジュールをアース接地する方法に関する。
従来から、太陽光発電モジュール(以下、発電モジュールということもある)は、地上や屋上や傾斜屋根などの水平な又は傾斜した設置面上に金属製架台を介して設置される。架台は、複数の縦ラックと、これら縦ラックの上に固定される複数の横ラックとで構成されている。複数の発電モジュールを横方向に並べたモジュール列の各々は、2条の横ラックにより両端支持する状態に設置される。
発電モジュールは、発電パネルと、この発電パネルの外周を保持するアルミニウム製の外周枠とを有し、この外周枠をアース接地することが必要である。複数の横ラックは金属片を介して接続することで電気的に接続され、この電気的に接続された横ラック接続体の各々は導線により予め地面にアース接地される。そのため、各発電モジュールの外周枠を何れかの横ラックに電気的に接続することで、各発電モジュールをアース接地することができる。
次に、従来の発電モジュール10Aのアース接地方法について説明する。
図5に示すように、発電モジュール10Aの外周枠12Aの底部に、発電モジュール10Aの設置面Sと平行なフランジ部50が設けられ、このフランジ部50が横ラック3Aの横支持板7A上に載置される。
発電モジュール10Aの取り付け時に、各発電モジュール10Aの横幅方向の中央部位において、前記のフランジ部50と横ラック3Aの横支持板7Aとにドリルで下穴51を穿孔し、その両下穴にアースビス52を上面側から挿通・螺合させて、各発電モジュール10Aと横ラック3Aを電気的に接続する。ここで、上記のアースビス52としては、特許文献1,2に開示されているような種々のネジ部材を適用することができる。
例えば、特許文献1の導通用緩み防止ネジは、ネジ軸部とネジ頭部を有し、この頭部に皿バネ形状のフランジが形成され、このネジ頭部の座面に複数の楔形状の突起部が設けられている。1対の鋼板を電気的に接続する際には、この緩み防止ネジを表側の鋼板のネジ挿通穴を挿通させて、裏面側の鋼板のネジ穴に螺合させる。このとき、複数の突起部により鋼板の絶縁被膜を削り取って、前記突起部を表側の鋼板の素地に導通させる。
特許文献2のネジ部品は、ネジ軸部とネジ頭部を有し、このネジ軸部には先端側から順にタッピンネジ部とネジ部が形成されている。ネジ頭部の座面には突起が設けられている。1対の金属板部材を電気的に接続する際には、このネジ部品を表側の金属板部材の貫通穴を挿通させて、裏面側の金属板部材の雌ネジ穴の内周面の塗装膜をタッピンネジ部で削り取りながらネジ穴に螺合する。これにより、ネジ部品を介して2枚の金属板部材を電気的に接続することができる。
特開平8−334114号公報 特開平10―26119号公報
しかし、上記に示す従来の発電モジュールのアース接地方法では、発電モジュールの外周枠にアース接地用フランジ部を予め形成しておく必要があるため、発電モジュールの製造コストが高くなる。しかも、外周枠のフランジ部と、架台の横ラックの横支持板とにドリルにて下穴を穿孔しなければならないため、発電モジュールを設置する工事量が増し、労力と時間がかかり、コスト増を招く。
さらに、アースビスを発電モジュールに対し垂直姿勢にして発電モジュールと金属製架台に取り付けるため、アースビスを締結するドライバーを、発電モジュールに対して垂直に使用することになる。このとき、ビット滑りなどにより、スクリュードライバーで発電モジュールの表面を傷つける虞があり、発電モジュールの品質低下を招く虞がある。
他方、特許文献1の緩み防止ネジは、穿孔機能がないため、アース接地する際には鋼板にネジ挿通穴やネジ穴を形成する必要がある。特許文献2のネジ部品も、穿孔機能を有する訳ではないため、接続対象の2枚の金属板部材にネジ挿通穴やネジ穴を形成する必要がある。そのため、ドリルによる穿孔の工事量が増え、コスト増が避けられない。
本発明の目的は、太陽光発電モジュールの製造コストと太陽光発電モジュールの設置コストを低減可能で、設置施工時間を短縮可能な太陽光発電モジュールのアース接地方法を提供することである。
請求項1の太陽光発電モジュールのアース接地方法は、水平な又は傾斜した設置面上に金属製架台を介して設置される太陽光発電モジュールをアース接地する方法において、前記太陽光発電モジュールを載置する金属製架台に形成した設置面と平行なビス挿通穴に先端にドリルネジ部が形成されたアースビスを挿通させる工程と前記アースビスを回転させて前記ドリルネジ部によって前記太陽光発電モジュールの金属製外周枠に穿孔しながら前記ドリルネジ部を螺合させて太陽光発電モジュールを前記アースビスと金属製架台を介してアース接地する工程と、を有することを特徴としている。
請求項2の太陽光発電モジュールのアース接地方法は、請求項1の発明において、前記アースビスの頭部の座面に1又は複数の突起を予め形成しておき、このアースビスを取り付けるときに、前記突起により前記金属製架台の表面の皮膜を破って電気的に導通させることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、太陽光発電モジュールを載置する金属製架台に形成した設置面と平行なビス挿通穴に先端にドリルネジ部が形成されたアースビスを挿通させる工程と、アースビスを回転させてドリルネジ部によって太陽光発電モジュールの金属製外周枠に穿孔しながらドリルネジ部を螺合させて太陽光発電モジュールをアースビスと金属製架台を介してアース接地する工程とを有するので、アースビスを取り付けるだけで、太陽光発電モジュールを金属製架台を介してアース接地することができる。
従って、太陽光発電モジュールの外周枠にアース接地用フランジ部を予め設ける必要がなくなるため、太陽光発電モジュールの製造コストを低減させることができるうえ、前記外周枠に予め下穴を形成する必要がないので、太陽光発電モジュール設置のためのコストを低減でき、施工時間を短縮できる。
しかも、金属製架台側から金属製架台の設置面と平行方向なビス挿通穴にアースビスを挿入してアースビスを外周枠にネジ込むので、ビット滑りなどで太陽光発電モジュールを損傷するのを防止でき、モジュールの品質の低下を防止できる。アースビスは水平な又は傾斜した設置面と平行方向に取り付けられるため、アースビスと太陽光発電モジュールの外周枠及び金属製架台との接触部に雨水などが溜まりにくくなり、酸化被膜発生による導電性能の低下が発生しにくくなる。
請求項2の発明によれば、アースビスの頭部の座面に1又は複数の突起を予め形成しておき、このアースビスを取り付けるときに、突起により金属製架台の表面の被膜を破って電気的に導通させるので、金属製架台に対してアースビスを確実に電気的に接続することができ、太陽光発電モジュールの外周枠をアースビスを介して金属製架台に電気的に確実に接続することができる。
本発明の実施例に係る太陽光発電モジュールの外周枠と金属製架台と金属製架台の挿通穴に挿通したアースビスとを示す縦断側面図である。 太陽光発電モジュールの外周枠と金属製架台とこれらに取り付けたアースビスを示す縦断側面図である。 太陽光発電モジュールの外周枠と金属製架台とアースビスとカバー部材とを示す縦断側面図である。 アースビスの斜視図である。 従来技術に係る太陽光発電モジュールの外周枠と金属製架台と未装着のアースビスとを示す縦断側面図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
先ず、水平な又は傾斜状の屋根面からなる設置面Sに太陽光発電モジュール10を設置する為の金属製架台1について簡単に説明する。この金属製架台1は、地上や屋上や傾斜屋根の上に設置される。図1〜図3に示すように、金属製架台1は、縦方向(図1の左右方向)向きに延び且つ横方向(図1の紙面直交方向)に所定間隔おきに設置される複数の縦ラック2と、これらの複数の縦ラック2上に配置されて横方向向きに延び且つ縦方向に所定間隔おきに設置される複数の横ラック3とを主体として構成されている。
縦ラック2と横ラック3は、夫々、アルミニウム押し出し材の条材からなる。縦ラック2と横ラック3の表面には防蝕の為の酸化アルミニウムを主成分とする絶縁被膜が形成されている。縦ラック2と横ラック3の各交差部において、横ラック3は縦ラック2に対して1対の位置決め金具4により固定されている。横方向に延びる各列の複数の横ラック3は、各継目において導電接続片を介して導電接続され、その各列の横ラック接続体は導電線により予め地面にアース接地されている。
横ラック3は、前記位置決め金具4で固定された底板5、この底板5に垂直に形成され横方向に延びる複数のリブ6a,6b,6c、図1の左側のリブ6a上に一体形成された横支持板7a、図1の右側のリブ6b,6c上に一体形成された横支持板7b、この横支持板7b上に垂直に一体形成された縦支持板8などを有するものである。
横支持板7aの図1の右端部分は、リブ6aより横支持板7bの方へ延びて、その先端部には下方傾斜した傾斜受け部9aが形成されている。横支持板7bの図1の左端部分は、中央のリブ6cよりも横支持板7aの方へ延びて、その先端部には下方傾斜した傾斜受け部9bが形成されている。縦支持板8の右端面下部には、発電モジュール10の外周枠12を受け止めるL字状受部8aが突出状に形成されている。
各発電モジュール10の横方向の所定部位(例えば、中間点)に対応する位置において、横ラック3の縦支持板8の中段部には、アース接地用のアースビス25が挿通される1つのビス挿通穴8bが形成されている。このビス挿通穴8bは、太陽光発電モジュール10を載置する金属製架台1が設置される設置面Sと平行に形成されている。このビス挿通穴8bは、後述するアースビス25のネジ軸部26よりも僅かに大径に形成され、アースビス25を挿通した状態においてネジ軸部26の外周側には僅かな隙間が形成される。
次に、太陽光発電モジュール10について説明する。
図1〜図3に示すように、発電モジュール10は、発電パネル11と、この発電パネル 11の外周部に取り付けられた金属製の外周枠12などから構成されている。本実施例の外周枠12はアルミニウム製のものであるが、アルミニウム以外の軽合金製とすることも可能である。外周枠12の表面には酸化アルミニウムの絶縁性被膜が形成されている。この発電モジュール10は、例えば、1.3m×1.0m程度のサイズに構成されている。発電パネル11は、4〜5mm程度の厚さに形成され、太陽光のエネルギーを直接電力に変換するものである。
発電モジュール10の外周枠12は、底板部13と、縦板部14とを有する。縦板部14の上端部の内周部の係合溝15には、発電パネル11の外周部が係合されている。底板部13の外周部分は縦板部14よりも外周側へ突出し、この外周部分の先端部には上方へ突出する突起部16が形成されている。
図1に示すように、発電モジュール10の外周枠12の底板部13の右端部分が横ラック3の左側の横支持板7aの上に載置支持され、この外周枠12の底板部13の右端部分が、外周枠12の横方向の両端付近において、1対の固定機構17により横ラック3に固定される。
固定機構17は、リブ6a,6b間に配置されて傾斜受け部9a,9bに下側から係合する下固定金具18と、外周枠12の突起部16と1対の傾斜受け部9a,9bの上面を押える上固定金具19と、この上固定金具19の挿通穴19aを挿通して下固定金具18に螺合された締結ボルト21などで構成されており、外周枠12の突起部16を横ラック3に固定する。
図1に示すように、外周枠12の縦板部14のうちの横ラック3の縦支持板8に対向する縦板部14の図1の右端面の中段部には、前記挿通穴8bに対応する高さ位置において、横方向に延びるV溝22が形成されている。このV溝22は、発電モジュール10をアース接地する際に、アースビス25の先端部を係合させる為の溝である。このV溝22は、例えば、深さは0.5m程度、幅1〜3mm程度に形成されている。アースビス25を装着する際に、アースビス25の先端部のドリルネジ部29の先端をV溝22に係合させることでドリルネジ部29の先端の上下方向への移動を規制し、ドリルネジ部29による穿孔を安定的に行うことができる。
次に、アースビス25について説明する。
図4に示すように、アースビス25は、金属製架台1の横ラック3と発電モジュール10の外周枠12を電気的に接続する為のものである。アースビス25は、細長いネジ軸部26と、ネジ軸部26の基端部の頭部27とを有する。ネジ軸部26には、基端側から順に、ロッド部28と、ドリルネジ部29とが形成され、ドリルネジ部29の先端部には穿孔用のドリル部30が形成されている。ドリル部30には、通常のドリルの先端と同様に、捩れた形状の複数の刃と溝が形成されている。アースビス25は、縦支持板8と外周枠12間の間隔よりも長く形成され、アースビスの外径は、例えば4mm〜5mm程度である。ドリルネジ部29の長さは例えば10〜20mmである。但し、前記のサイズに限定される訳ではない。
アースビス25の頭部27の上面には、ドライバーで操作する為の十字溝31が形成されている。頭部27の座面32には、円錐状の3つの突起33が周方向に等間隔に形成されている。尚、突起33は3つ形成されているが、この数に限定されず、3未満でもよく、4以上であってもよい。突起33の形状は、円錐状に限定されず、縦支持板8の表面の絶縁皮膜を破ることが可能であれば、楔形状、角柱状、円柱状などの種々の形状の突起を採用してもよい。
次に、太陽光発電モジュール10のアース接地方法について説明する。
以上説明したように、水平又は傾斜した設置面S上に金属製架台1を介して複数の太陽光発電モジュール10を設置した状態において、前記各発電モジュール10に対応するビス挿通穴8bを予め横ラック3の縦支持板8に形成しておき、各発電モジュール10の外周枠12のうち前記の横ラック3の縦支持板8に対向する縦板部14にはV溝22を予め形成しておく。
各発電モジュール10毎に、前記ビス挿通穴8bにアースビス25を挿通させ、アースビス25の先端のドリル部30を発電モジュール10のV溝22に係合させる。次に、図2に示すように、ドライバーなどの工具を頭部27の十字溝31に係合させて、アースビス25を回転させて、このアースビス25のドリル部30により外周枠12に穿孔しながらドリルネジ部29を螺合させる。このとき、外周枠12を穿孔しながら螺合させるので、アースビス25と外周枠12とを電気的に確実に導通させることができる。
一方、アースビス25の頭部27の座面32が横ラック3の縦支持板8の表面に強力に当接する状態になるまで、アースビス25のドリルネジ部29を螺合させ、頭部27の座面32に形成した3つの突起33により、縦支持板8の金属被膜を破りながら締結回転させる。こうして、アースビス25の頭部27を横ラック3の縦支持板8の素地部分に電気的に導通させることができる。
このように、各発電モジュール10の外周枠12をアースビス25のドリルネジ部29に電気的に接続し、アースビス25の頭部27を横ラック3の縦支持板8に電気的に接続するので、予めアース接地されている金属製架台1を介して、全部の発電モジュール10をアース接地することができる。その後、図3に示すように、発電モジュール10間の隙間を塞ぐ為のカバー部材35を図示のように装着する。
次に、本発明の太陽光発電モジュール10のアース接地方法の効果について説明する。
発電モジュール10を載置する金属製架台1に形成した設置面Sと平行なビス挿通穴8bに先端にドリルネジ部29が形成されたアースビス25を挿通させる工程と、アースビス25を回転させてドリルネジ部29によって発電モジュール10の金属製外周枠12に穿孔しながらドリルネジ部29を螺合させて発電モジュール10をアースビス25と金属製架台1を介してアース接地する工程とを有するので、アースビス25を取り付けるだけで、発電モジュール10を金属製架台1を介してアース接地することができる。
従って、発電モジュール10の外周枠12にアース接地用のフランジ部を設ける必要がなくなるため、発電モジュール10の製造コストを低減させることができるうえ、発電モジュール10の設置段階において、発電モジュール10の外周枠12にアース設置の為の下穴を形成する必要がないので、発電モジュール10設置の為のコストを低減でき、施工時間を短縮できる。
また、金属製架台1側から金属製架台1の設置面Sと平行なビス挿通穴8bにアースビス25を挿入してアースビス25を外周枠12にネジ込むので、ビット滑りなどによる発電モジュール10の損傷を防止でき、発電モジュール10の品質の低下を防止できる。アースビス25は水平な又は傾斜した設置面Sと平行に配置されるので、アースビス25と発電モジュール10又は金属製架台1との接触部に雨水などが溜まらずに、酸化被膜発生による導電率低下を抑制できる。
アースビス25の頭部27の座面32に1又は複数の突起33を予め形成しておき、このアースビス25を取り付けるときに、突起33により金属製架台1の表面の被膜を破って電気的に導通させるので、アースビス25を確実に金属製架台1に対して電気的に接続することで、発電モジュール10をアースビス25を介して金属製架台1に確実に電気的に接続できる。
そして、発電モジュール10の外周枠12の縦板部14にV溝22を予め形成し、このV溝22にアースビス25のドリル部30の先端を係合させることで、ドリル部30の先端の上下方向への移動を規制し、アースビス25を所期の姿勢となるように取り付けることができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更例について説明する。
[1]前記実施例の金属製架台1において、複数の横ラック接続体を何れかの特定の縦ラック2に夫々電気的に接続し、その特定の縦ラック2を地面にアース接地してもよい。
[2]その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例の種々の変更を付加した形態で実施可能で、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
本発明は、水平な又は傾斜した設置面上に金属製架台を介して設置される種々の構造の太陽光発電モジュールのアース接地方法に適用することができる。
S 設置面
1 金属製架台
2 縦ラック
3 横ラック
8 縦支持板
8b 挿通穴
10 太陽光発電モジュール
11 太陽光パネル
12 外周枠
22 V溝
25 アースビス
26 ネジ軸部
27 頭部
28 ロッド部
29 ドリルネジ部
30 ドリル部
33 突起

Claims (2)

  1. 水平な又は傾斜した設置面上に金属製架台を介して設置される太陽光発電モジュールをアース接地する方法において、
    前記太陽光発電モジュールを載置する金属製架台に形成した設置面と平行なビス挿通穴に先端にドリルネジ部が形成されたアースビスを挿通させる工程と
    前記アースビスを回転させて前記ドリルネジ部によって前記太陽光発電モジュールの金属製外周枠に穿孔しながら前記ドリルネジ部を螺合させて太陽光発電モジュールを前記アースビスと金属製架台を介してアース接地する工程と、
    を有することを特徴とする太陽光発電モジュールのアース接地方法。
  2. 前記アースビスの頭部の座面に1又は複数の突起を予め形成しておき、このアースビスを取り付けるときに、前記突起により前記金属製架台の表面の皮膜を破って電気的に導通させることを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電モジュールのアース接地方法。
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