JP5504826B2 - データ処理装置及びデータ生成方法 - Google Patents

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本発明はデータ処理装置及びデータ生成方法に関し、特にQAM変調を伴うデータ処理装置及びデータ生成方法に関する。
昨今、音声及び動画をデジタルデータとして送信する地上デジタルテレビ放送が世界各地に普及している。地上デジタルテレビにおける送信規格は多数存在しており、ヨーロッパ等では主にDVB−T(Digital Video Broadcasting-Terrestrial)規格が採用されている。DVB−T規格においては、デジタル化された音声及び動画のデータは、OFDM(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing)技術を用いて送信されている。また、次世代(第2世代)の地上デジタルテレビ放送に向けて、DVB−Tをさらに発展させたDVB−T2の検討が開始されている。以下に、図4を用いて、DVB−T2規格に基づいたデジタルテレビ変調器における構成例について説明する。
はじめに、デジタルテレビ変調器は、BCH Encoder101及びLDPC Encoder102において、送信するTS(Transport Stream)データに対してBCH(Bose Chaudhuri Hocquenghem)符号化及びLDPC(Low Density Parity Check codes)符号化を実行し、送信フレームを生成する。次に、Bit−to−Cell Demux103は、生成された送信フレームを、QAM変調を行うサイズに分割し、分割データを生成する。QAM変調は、16QAM、64QAM、256QAM等を用いることができる。たとえば、16QAMによるQAM変調を行う場合、Bit−to−Cell Demux103は、4ビットの分割データを生成する。
次に、QAM Mapper104は、分割データを、同相成分及び直交成分により構成される複素平面上の各シンボルにマッピングする。たとえば、64QAM変調を実施する場合は、複素平面上に示される64シンボルのいずれかに分割データをマッピングする。
次に、QAM Rotation105は、送信シンボルがマッピングされた各シンボルを、あらかじめ定められた角度に基づいて、複素平面上の原点を中心に回転させる。回転させた状態を、図5を用いて説明する。図5は、64QAM変調を実施してマッピングされた送信シンボルデータを、複素平面の原点を中心に、8.6度右まわりに回転させた様子を示している。横軸は同相成分を示し、縦軸は直交成分を示す。回転後に複素平面上に位置する送信シンボルデータは、回転角度等により異なるが、6ビットより大きいビットサイズを用いて示される。回転後に複素平面上に位置する送信シンボルデータは、64QAM変調において示されるシンボルとは異なる位置に配置されることとなるため、6ビットではその位置を示すことができないためである。
次に、QAM Rotation105により得られた送信シンボルデータを、Cell Interleaver106及びTime Interleaver107を用いてインターリーブ処理を実施する。
また、特許文献1には、再送時において、複素平面上にマッピングするデータを、初回データ送信時と異なる位置に配置する技術が開示されている。
特開2005−109972号公報
しかし、上述したデジタルテレビ変調器は、送信データを、QAM Mapper104及びQAM Rotation105における処理を実行し、送信シンボルを生成した後、当該送信シンボルを用いてインターリーブ処理を実行する。このため、Bit−to−Cell Demux103において生成した分割データより大きいビットサイズを有するデータを用いてインターリーブ処理等の信号処理を実行する必要がある。例えば、QAMマッピングの設定が64QAMである場合、Bit−to−Cell Demux103からは、6bitの分割データが出力される。Bit−to−Cell Demux103から出力された6bitの分割データを、QAM Rotation105の処理後に、16bitの送信シンボルデータとして出力する場合、インターリーバは、16bitのデータ幅を有するメモリを必要とする。また、QAM Rotation105の処理後の送信シンボルデータがさらに大きなビットサイズを有する場合、Cell Interleaver106及びTime Interleaver107は、さらにメモリサイズを拡大したメモリを必要とする。このように、ビットサイズの大きなデータについてインターリーブ等の信号処理を行う必要が生じるため、処理負担が増大するという問題が生じていた。
本願発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、インターリーブ処理を含む信号処理実行時の処理負担を低減させることができるデータ処理装置及びデータ生成方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかるデータ処理装置は、送信データを、同相成分及び直交成分を有する複素平面上の各シンボルにマッピングして送信シンボルデータを生成するデータ処理装置であって、前記送信データを、前記複素平面上の各シンボルを示すために用いられるビット数のデータに分割する分割部と、前記分割部により分割された送信データを用いて、インターリーブ処理を含む信号処理を行う信号処理部と、前記信号処理されたデータを前記複素平面上の各シンボルにマッピングし、当該マッピングされたデータを複素平面上の原点を中心に回転させることにより、当該回転後の位置において定められる送信シンボルデータを生成するデータ生成部と、を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかるデータ生成方法は、送信データを、同相成分及び直交成分を有する複素平面上の各シンボルにマッピングして送信シンボルデータを生成するデータ生成方法であって、前記送信データを、前記複素平面上の各シンボルを示すために用いられるビット数のデータに分割するステップと、前記分割された送信データを用いて、インターリーブ処理を含む信号処理を行うステップと、前記信号処理されたデータを前記複素平面上の各シンボルにマッピングするステップと、前記各シンボルにマッピングされたデータを複素平面上の原点を中心に回転させることにより、当該回転後の位置において定められる送信シンボルデータを生成するステップと、を備えるものである。
本発明により、インターリーブ処理を含む信号処理実行時の処理負担を低減させることができるデータ処理装置及びデータ生成方法を提供することができる。
実施の形態1にかかるデータ処理装置の構成図である。 実施の形態1にかかるデータ処理装置の構成図である。 実施の形態1にかかるデータ生成にかかるフローチャートである。 デジタルテレビ変調器の構成図である。 QAM Rotation実施後の状態を示す図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1を用いて本発明の実施の形態1にかかるデータ処理装置の構成例について説明する。データ処理装置は、分割部10と、信号処理部20と、データ生成部30と、を備えている。
データ処理装置は、送信データを、同相成分及び直交成分を有する複素平面上の各シンボルにマッピングして送信シンボルデータを生成する装置である。送信データとは、例えば、音声データ、動画データ等をトランスポートストリーム(TS)により多重されたデータである。
分割部10は、複素平面上の各シンボルを示すために用いられるビット数のデータに送信データを分割する。例えば、64QAM変調を用いて複素平面上にシンボルデータをマッピングする場合、各シンボルは6ビットデータとして示される。そのため、分割部10は、取得した送信データを、6ビットデータに分割して、分割データを生成する。分割部10は、生成した分割データを、信号処理部20へ出力する。
信号処理部20は、分割部10から出力された分割データを用いて、インターリーバ20_1を用いてインターリーブ処理を実行する。また、信号処理部20は、分割データを用いてフレーム生成処理等を実行してもよい。また、インターリーブ処理を実行するインターリーバ20_1は、分割部10から出力されるデータのビット幅を有するメモリを備えている。信号処理部20は、インターリーブ処理、フレーム生成処理等の信号処理が実行された分割データを、データ生成部30へ出力する。
データ生成部30は、信号処理部20から出力された分割データを、複素平面上のいずれかのシンボルにマッピングする。例えば、64QAM変調を実施する場合、複素平面上には6ビットデータとして示される64個のシンボルが存在する。信号処理部20から出力された分割データは、この64個のシンボルのいずれかにマッピングされる。
さらに、上述したシンボルにマッピングされた分割データは、複素平面上の原点を中心に回転され、回転後の複素平面上の位置により決定される送信シンボルデータが生成される。たとえば、回転後の複素平面上の位置が16ビットデータとして示される場合、送信シンボルデータは16ビットデータとなる。
以上説明したように、図1におけるデータ処理装置を用いることにより、分割部10により分割されたデータを用いて、信号処理を実行することができる。分割データは、データ生成部30により生成された送信シンボルデータよりもビットサイズが小さいため、送信シンボルデータを用いて信号処理を実行する場合よりも、信号処理部20の処理負担が軽減される。また、信号処理部20が有するインターリーバ等の回路は、分割データが示されるビット幅のメモリを保持すればよい。そのため、データ生成部30により生成された送信シンボルデータを用いて信号処理を実行する場合よりも、メモリリソースを低減することができる。
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態1にかかるデータ処理装置の詳細な構成例について説明する。
データ処理装置の分割部10は、Input Processing11と、BCH Encoder12と、LDPC Encoder13と、Bit Interleaver14と、Bit−to−Cell Demux15と、を備えている。また、データ処理装置の信号処理部20は、Axis Delay21と、1FEC Block Delay22と、Cell Interleaver23_1及び23_2と、Time Interleaver24_1及び24_2と、Frame Mapper25_1及び25_2と、Frequency Interleaver26_1及び26_2と、Cell Multiplexer27_1及び27_2と、を備えている。また、データ処理装置のデータ生成部30は、QAM Mapper31_1及び31_2と、QAM Rotation32_1及び32_2と、を備えている。さらに、データ処理装置は、Selector41と、IFFT部42と、PAPR Reduction43と、GI Insertion44と、PI Insertion45と、を備えている。上記各構成要素は、1つのマイクロプロセッサ又はデジタルシグナルプロセッサ等のプロセッサに搭載されてもよく、もしくは、複数のマイクロプロセッサ又はデジタルシグナルプロセッサ等のプロセッサに搭載されてもよい。
Input Processing11は、送信するデータを用いてベースバンドフレームを生成する。ベースバンドフレームは、ヘッダ部とデータ部とから構成される。Input Processing11は、送信するデータをデータ部に格納する。また、Input Processing11は、ヘッダ部に、データ部が開始されるビット位置を示す情報及びCRCエラー検出を行うエラー検出ビット等を格納する。Input Processing11は、生成したベースバンドフレームをBCH Encoder12へ出力する。
BCH Encoder12は、ベースバンドフレームに対して誤り訂正に用いられるBCH符号を付加する。具体的には、BCH Encoder12は、BCH符号化に用いるパリティビットをベースバンドフレームに付加する。BCH Encoder12は、BCH符号を付加したベースバンドフレームを、LDPC Encoder13へ出力する。
LDPC Encoder13は、BCH符号が付加されたベースバンドフレームに対して、さらに、誤り訂正に用いられるLDPC符号を付加する。具体的には、LDPC Encoder13は、LDPC符号化に用いるパリティビットをベースバンドフレームに付加する。LDPC Encoder13は、パリティビットが付加されたベースバンドフレームをBit Interleaver14へ出力する。以下、BCH符号及びLDPC符号が付加されたベースバンドフレームを、FEC(Forward Error Collection)フレームとする。
Bit Interleaver14は、LDPC Encoder13から取得したFECフレームを、ビット毎にデータを並び替えて、Bit−to−Cell Demux15へ出力する。データの並び替え方法について、例えば、Bit Interleaver14が、カラム方向とロウ方向とにデータを記憶するメモリを有している場合について説明する。Bit Interleaver14は、ロウ方向にFECフレームのデータを書き込み、カラム方向に従って、書込まれたデータを読み出す。Bit Interleaver14は、このようにしてビット毎にデータの並び替えを実行する。Bit Interleaver14は、ビット毎にデータの並び替えを実行したフレームを、Bit−to−Cell Demux15へ出力する。上述したデータの並び替え方法(インターリーブ)は、一例であり、Bit Interleaver14が実行するデータの並び替え方法は、これに限定されるものではない。
Bit−to−Cell Demux15は、Bit Interleaver14から取得したFECフレームを、複数のデータに分割し、分割データを生成する。例えば、データ生成部30において256QAMにより変調データを生成する場合、FECフレームを分割して8ビットの分割データを生成する。Bit−to−Cell Demux15は、分割データを、Axis Delay21及び1FEC Block Delay22へ出力する。
Axis Delay21及び1FEC Block Delay22は、Bit−to−Cell Demux15から出力されたデータを、1符号化ブロック分保持する。1符号化ブロックは、例えば1FECフレームのデータの集合でもよく、複数のFECフレームのデータの集合でもよく、1FECフレームよりも少ないデータの集合でもよい。1符号化ブロック内には、N個の分割データを有している。例えば、データ生成部30において256QAMにより変調データを生成する場合、1符号化ブロックは、8ビットの分割データを1FECフレーム分含んでいる。もしくは、Bit−to−Cell Demux15から出力されたデータのうち同相成分を示す4ビットをAxis Delay21が取得し、直行成分を示す4ビットを1FEC Block Delay22が取得してもよい。
Axis Delay21は、1符号化ブロック内の分割データを、1つづらしてCell Interleaver23_1へ出力し、1FEC Block Delay22は、保持した1符号化ブロックをそのままCell Interleaver23_2へ出力する。つまり、Bit−to−Cell Demux15から出力された分割データに、取得した順番に識別番号1〜Nを付した場合、1FEC Block Delay22は、1〜Nの順番により分割データをCell Interleaver23_2へ出力する。これに対して、Axis Delay21は、2〜Nの順番により分割データをCell Interleaver23_1へ出力し、最後に識別番号1が付された分割データをCell Interleaver23_1へ出力する。ここで、Axis Delay21に入力された信号fqと、出力する信号gqは、式(1)により示すことができる。
=fq−1(g=fN−1、q=1、2、3・・・N−1)・・・(1)
Cell Interleaver23_1及び23_2は、Axis Delay21及び1FEC Block Delay22から、1符号化ブロック分の分割データを取得する。例えば、256QAM変調が行われる場合、Cell Interleaver23_1及び23_2は、Axis Delay21及び1FEC Block Delay22からそれぞれ、8ビットの分割データをN個取得する。また、この場合、インターリーバは、8ビット幅分のメモリリソースを有するメモリに分割データを保持する。ここで、本図においては、Axis Delay21から取得する分割データと、1FEC Block Delay22から取得する分割データとを異なるCell Interleaver23_1及び23_2において取得しているが、Axis Delay21及び1FEC Block Delay22から同一のCell Interleaverを用いて分割データを取得してもよい。同一のCell Interleaverを設ける場合は、本図におけるCell Interleaver23のメモリサイズの2倍のメモリサイズを有するCell Interleaverを設ける。
Cell Interleaver23_1及び23_2は、上述したように、例えば256QAM変調が行われる場合は、1符号化ブロック分のデータである8ビットの分割データN個を、メモリに保持する。Cell Interleaver23_1及び23_2は、メモリに保持された1符号化ブロックの分割データの順番を入れ替えることによりインターリーブを実行する。Cell Interleaver23_1及び23_2は、インターリーブを実行した分割データをTime Interleaver24_1及び24_2へ出力する。
Time Interleaver24_1及び24_2は、Cell Interleaver23_1及び23_2と同様のサイズのメモリを有する。Time Interleaver24_1及び24_2は、Cell Interleaver23_1及び23_2から出力された分割データであって、到着順に並んでいる分割データの順番を入れ替えて、同一のTI−blocks(Time Interleaving blocks)へ格納する。もしくは、Cell Interleaver23_1及び23_2から出力された分割データを、異なるTI−blocksへ格納してもよい。TI−blocksに格納された分割データは、Frame Mapper25_1及び25_2へ出力される。
Frame Mapper25_1及び25_2は、Time Interleaver24_1及び24_2から取得した分割データを、物理フレームに格納する。物理フレームへの格納は、TI−blocks毎に割り当てられる物理フレームへ格納してもよく、TI−blocksに格納されている複数の分割データを、複数の物理フレームへ分割して格納してもよい。Frame Mapper25_1及び25_2は、生成した物理フレームを、Frequency Interleaver26_1及び26_2へ出力する。
Frequency Interleaver26_1及び26_2は、取得した物理フレームに基づいて、OFDMセルを生成する際に実行される処理であり、周波数軸上で重なり合う搬送波に対して、Frame Mapper25_1及び25_2から取得した物理フレームを、それぞれ割り当てる。Cell Multiplexer27_1及び27_2は、生成されたOFDMセルに対して、セルの参照情報を示すパイロットセルを挿入する。
QAM Mapper31_1及び31_2は、Cell Multiplexer27_1及び27_2から取得したOFDMセルのデータを、あらかじめ定められた変調方式に基づいて、同相成分及び直交成分から構成される複素平面上にマッピングする。たとえば、QAM Mapper31_1及び31_2は、64QAM変調を行う場合には、複素平面上にそれぞれ6ビットで示されるシンボルにマッピングを行う。256QAM変調を行う場合には、複素平面上にそれぞれ8ビットで示されるシンボルにマッピングを行う。
QAM Rotation32_1及び32_2は、各シンボルにマッピングされたデータを、変調方式に応じて決定される回転角度分回転させる。たとえば、64QAM変調を行った場合は、8.6度回転させ、16QAM変調を行った場合は、16.8度回転させるとしてもよい。各シンボルにマッピングされたデータを回転した後、当該データは、64QAM変調もしくは256QAM変調において、あらかじめ定められているシンボル位置とは異なる位置に配置される。そのため、当該位置は、6ビットもしくは8ビットより大きいビット数を用いて示される。
Selector41は、Axis Delay21から出力されたデータ及び1FEC Block Delay22から出力されたデータそれぞれに対して、QAM Rotation32_1及び32_2までの処理が完了したデータを取得して、IFFT部42へ出力する。この時、Selector41は、Axis Delay21から出力されたデータから同相成分データを抽出し、1FEC Block Delay22から出力されたデータから直交成分データを抽出し、抽出した同相成分データ及び直交成分データに基づいて、送信シンボルデータを生成してIFFT部42へ出力してもよい。もしくは、Bit−to−Cell Demux15から同相成分をAxis Delay21へ出力し、直交成分を1FEC Block Delay22へ出力している場合、Selector41は、QAM Rotation32_1及び32_2から出力されるデータを組み合わせて、送信シンボルデータを生成してもよい。もしくは、QAM Rotation32_1又は32_2いずれかから取得するデータを、送信シンボルデータとしてIFFT部42へ出力してもよい。
IFFT部42は、Selector41から取得した送信シンボルデータに対して、逆フーリエ変換を実行する。PAPR Reduction43は、IFFT部42から取得したデータに対して、Active Constellation Extension等のPAPR(Peak to Average Power Ratio)抑圧法を用いて、PAPRの抑圧処理を行う。GI Insertion44は、PAPR Reduction43の処理後に、OFDMフレームにガードインターバルを挿入し、さらにPI Insertion45において、フレームの先頭位置を示すPreamble Symbolを挿入する。
続いて、図3を用いて本発明の実施の形態1にかかる送信シンボル生成に係る処理の流れについて説明する。
はじめに、Bit−to−Cell Demux15は、送信データに基づいて生成されたFECフレームについてデータ分割を行う(S10)。Bit−to−Cell Demux15により分割された後のデータサイズは、変調方式に基づいて定められる。たとえば、分割データについて、64QAM変調を実施する場合、各シンボルは6ビットにより示されるため、分割データも6ビットのデータサイズを有する。
次に、分割データは、1FEC Block Delay22へ出力され、1FEC Block Delay22においては、分割データを取得した順に信号処理を実施する(S11)。ステップS11における信号処理とは、Cell Interleaver23_2及びTime Interleaver24_2によるインターリーブ処理、Frame Mapper25_2によるフレーム生成処理等を含む。次に、QAM Mapper31_1は、信号処理が実行された分割データを、複素平面上の各シンボルのいずれかにマッピングする(S12)。複素平面上のシンボルの数は、適用する変調方法に応じて定まる。例えば、64QAM変調を実施する場合、シンボル数は6ビットで示され、64個存在する。次に、QAM Rotation32_2は、複素平面上のシンボルにマッピングされた分割データを複素平面における原点を中心に回転し、回転後の位置に基づいて送信シンボルデータを生成する(S13)。
また、ステップS10において分割された送信データは、1FEC Block Delay22へ出力されるとともに、Axis Delay21へも出力される。Axis Delay21へ出力された分割データは、取得した順番から1つづらしてCell Interleaver23_1へ出力される(S21)。ステップS22〜S24の処理は、ステップS11〜S13の処理と同様であるため、説明を省略する。
次に、Selector41は、QAM Rotation32_1及び32_2から出力された送信シンボルデータを用いて、新たに送信シンボルデータを生成する(S25)。例えば、QAM Rotation32_1から出力された送信シンボルデータに基づいて同相成分を抽出し、QAM Rotation32_2から出力された送信シンボルデータに基づいて直交成分を抽出し、それらを結合して新たな送信シンボルデータを生成する。
以上説明したように、本発明の実施の形態1にかかるデータ処理装置を用いることにより、送信シンボルデータを用いて信号処理を行う場合と比較して、処理負担の軽減及びインターリーバ等のメモリを多く必要とする信号処理部のリソース低減を実現することができる。さらに、送信シンボルデータを用いて信号処理を行う場合の送信シンボルのビット数と、本発明により得られる送信シンボルのビット数を同じ値にすることができるため、信号処理における処理負担を軽減させるとともに、得られる送信シンボルの精度を維持することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施の形態においては、Bit−to−Cell Demux15から出力される分割データを、Axis Delay21及び1FEC Block Delay22へ出力し、冗長性を考慮した構成例について説明しているが、Axis Delay21における処理を行わないことも可能である。この場合は、Cell Interleaver23_1〜QAM Rotation32_1までの処理が不要となるため、さらなるリソースの低減を実現することができる。
10 分割部
11 Input Processing
12 BCH Encoder
13 LDPC Encoder
14 Bit Interleaver
15 Bit−to−Cell Demux
20 信号処理部
20_1 インターリーバ
21 Axis Delay
22 1FEC Block Delay
23_1、23_2 Cell Interleaver
24_1、24_2 Time Interleaver
25_1、25_2 Frame Mapper
26_1、26_2 Frequency Interleaver
27_1、27_2 Cell Multiplexer
30 データ生成部
31_1、31_2 QAM Mapper
32_1、32_2 QAM Rotation
41 Selector
42 IFFT部
43 PAPR Reduction
44 GI Insertion
45 PI Insertion

Claims (4)

  1. 送信データを、同相成分及び直交成分を有する複素平面上の各シンボルにマッピングして送信シンボルデータを生成するデータ処理装置であって、
    前記送信データを、前記複素平面上の各シンボルを示すために用いられるビット数のデータに分割する分割部と、
    前記分割部により分割された送信データをメモリに保持し、当該メモリに保持された送信データに対して、インターリーブ処理を含む信号処理を行う信号処理部と、
    前記信号処理されたデータを前記複素平面上の各シンボルにマッピングし、当該マッピングされたデータを複素平面上の原点を中心に回転させることにより、当該回転後の位置において定められる送信シンボルデータを生成するデータ生成部と、を備え
    前記信号処理部は、
    前記分割部により分割された複数のデータを、前記分割部から出力された順番に保持する第1のデータ保持部と、
    前記第1のデータ保持部とは異なる順番により前記分割部から出力された複数のデータを保持する第2のデータ保持部とを有し、
    前記信号処理部は、前記第1及び第2のデータ保持部が有するデータに対して、それぞれ信号処理を行う、
    データ処理装置。
  2. 前記データ生成部は、
    前記第1のデータ保持部が有するデータに対して信号処理されたデータに基づいて生成された第1の送信シンボルデータと、前記第2のデータ保持部が有するデータに対して信号処理されたデータに基づいて生成された第2の送信シンボルデータとに基づいて、第3の送信シンボルデータを生成する、請求項記載のデータ処理装置。
  3. 送信データを、同相成分及び直交成分を有する複素平面上の各シンボルにマッピングして送信シンボルデータを生成するデータ生成方法であって、
    前記送信データを、前記複素平面上の各シンボルを示すために用いられるビット数のデータに分割するステップと、
    前記分割された送信データをメモリに保持し、当該メモリに保持された送信データに対して、インターリーブ処理を含む信号処理を行うステップと、
    前記信号処理されたデータを前記複素平面上の各シンボルにマッピングするステップと、
    前記各シンボルにマッピングされたデータを複素平面上の原点を中心に回転させることにより、当該回転後の位置において定められる送信シンボルデータを生成するステップと、を備え
    前記信号処理を行うステップは、
    前記分割されたデータが出力された順番に当該分割されたデータを第1のデータ保持部に保持するとともに、前記分割されたデータが出力された順番とは異なる順番に当該分割されたデータを第2のデータ保持部に保持するステップと、
    前記第1及び第2のデータ保持部に保持されたデータそれぞれに対して、信号処理を行うステップと、を備える、
    データ生成方法。
  4. 前記送信シンボルデータを生成するステップは、
    前記第1のデータ保持部に保持されたデータに対して信号処理されたデータに基づいて生成された第1の送信シンボルデータと、前記第2のデータ保持部に保持されたデータに対して信号処理されたデータに基づいて生成された第2の送信シンボルデータとに基づいて、第3の送信シンボルデータを生成するステップを有する請求項記載のデータ生成方法。
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