JP5504491B2 - 支持体表面の処理用架橋重合体組成物 - Google Patents
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Description
これらの従来技術の問題点を下記にまとめる。
(2)下記(式I)で示されるコモノマーの共重合により製造された塗膜形成性共重合体に大気圧低温プラズマを照射することにより得ることのできる架橋された共重合体を含んでなる架橋重合体組成物が提供される。
CH2=C(R)−X−A−B (I)
式中
(a)Rは水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Xは−C(O)O−を表し、そして
Aは直鎖もしくは分岐鎖のC1−C6アルキレンを表し、そして
Bはヒドロキシル、C1−C4アルキルオキシ、モノ−C1−C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノ、C1−C4アルキルオキシカルボニル、ホスホリルコリンを表すか、
(b)Rは水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Xは−C(O)O−を表し、そして
A−Bはフッ素原子1個以上でフッ素化されていてもよい直鎖もしくは分岐鎖のC1−C20アルキル、C3−C6シクロアルキル、C1−C4アルキレン−C3−C6シクロアルキル、C1−C4アルキレンフェニルまたはフェニルを表すか、
(c)Rは水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Xは−C(O)O−を表し、そして
A−Bは式−(CH2CH2O)pRa、−(CH2CH(CH3)O)qRbまたは−(CH2CH2CH2CH2O)rRcを表し、ここでRa、RbおよびRcは独立してC1−C4アルキルを表し、そしてp、qおよびrは独立して2−200の整数を表す
か、
(d)Rは水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Xは−C(O)N(R1)−を表し、ここでR1は水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Aは直鎖もしくは分岐鎖のC1−C6アルキレンまたはC3−C6シクロアルキルを表し、そして
Bは水素原子またはアミノ、モノ−C1−C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノ、カルボキシを表すか、
(e)Rは式−CH2C(O)R2を表し、ここでR2は水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Xは−C(O)O−を表し、
A−Bは水素原子またはC1−C4アルキルを表すか、
(f)Rは水素原子を表し、
Xは−O−C(O)−を表し、そして
A−BはC1−C4アルキルを表すか、
(g)Rは水素原子を表し、または
X−A−Bは、水素原子、メチル、C1−C4アルキルにより置換されていてもよいフェニル、2−ピロリドン−1イルを表す、
で示される1種以上のエチレン性不飽和重合性コモノマー。
の材料設計が可能になる。
本発明にいう、大気圧低温プラズマは本発明の目的に沿うものである限り如何なる装置から放射されるものであってもよいが、代表的なものとしては、北野勝久・浜口智志“低周波大気圧マイクロプラズマジェット”応用物理 77巻、383−389頁(2008)に記載の「2.3単電極方式のプラズマジェット」生成装置等により発生されるものを意味する(また、WO2008/072390 A1も参照されたい。これらの文献の内容は、引用することにより本明細書の内容となる。)。要約すれば、低周波大気圧マイクロプラズマジェットは、大気圧下、室温において、細長い形状を有する媒質ガス塊にその長手方向の双方に向って部分放電が発生するように電場を形成することにより、簡易な構成により、エネルギー効率良く、かつ幅広いパラメーターに対して安定して発生されるプラズマのことを示している。媒質ガス塊はHeやArなどの放電開始電圧が低いガス種が好適である。
岐鎖C1−C6アルキレンとしては、限定されるものでないが、メチレン、エチレン、1もしくは2−メチルエチレン(またはプロピレン)、トリメチレン、2−エチルトリメチレン、テトラメチレンおよびヘキサメチレン等を挙げることができる。フッ素原子1個以上でフッ素化されていてもよい直鎖もしくは分岐鎖C1−C20アルキルは、限定されるものでないが、メチル、エチル、プロピル、iso−プロピル、ブチル、iso−ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、ヘキシル、ドデシル、オクタデシル、等であり、このようなアルキル基は、それらの水素原子1個もしくは2個以上がフッ素原子で置換されていてもよい。
れる。
電極の近傍でチューブを送り出すことにより、チューブ内面のプラズマ処理を連続的に行うことも可能である。
1−1.低周波誘電体バリア放電プラズマジェット(LFプラズマジェット)
プラズマジェット生成装置の略図を図1に示す。ガラス管を使用してHeガスを流した。高電圧電極として、電導性接着テープを備えたCuフィルムをガラス管の外側に設置した。本発明で使用されるプラズマは、40L/分〜100L/分のHeガス流近傍に配置した電極に低周波高電圧(10KHz、10kV)を印加することにより発生させた。
1−2.サイズ排除クロマトグラフィー
サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)測定は、TSKゲルカラム(Super HZ4000およびSuper HZ3000)と内部屈折率(RI)と紫外線(UV)検出器を備えたTOSOHHLC−8120を用いて実施した。溶離液として流速0.35mL/分の5%(v/v)トリエチルアミン含有テトラヒドロフラン(THF)を40℃で用いた。
1−3.1H NMR
1H NMRスペクトルは270MHzのJEOLEX270スペクロメーターによりCDCl3を用いて得た。
1−4.ガラス転移温度(Tg)は示差走査熱量計(DSC;Seiko Instruments Inc.EXSTRAR6000 DSC/TG/DTA)により測定した。
1−5.接触角
調製した表面の水の接触角は接触角分析器(CA−X、KyowaInterface
ScienceCo.、Ltd.、Asaka、Japan)を用いて以下のように測定した。液滴をゆっくりと表面上に置き、設置後θ/2法により10秒接触角を測定した。表面の正味表面電荷はゼータ(ζ)電位分析器(He−Neレーザ、Zetasizer Nano ZZS、Malvem、UK)を25℃で用いて測定した。
上記のCMSとMEAの重合反応はスムーズに進行し、ゲルの生成は認められなかった。
上記で製造したポリマー(製造番号5)のトルエン溶液(5wt%)を調製した。2cm×3cmのポリプロピレン(PP)基板に200μL滴下し、500rpm、5秒間スピンコートし、2000rpmで25秒間スピンコートした。常温常圧で一晩乾燥させた。これらの基板を、接触角測定およびゼータ電位測定、走査型電子顕微鏡(SEM)、X線光電子分光分析装置(XPS)などにより評価した。
様々な条件下(照射条件:Heガス流量40L/分、電圧10kV、周波数:10kHz、照射距離:12.5mm、照射時間:5分、15分、30分、60分、照射温度:室温)でプラズマ照射を行った。照射後は、接触角測定およびゼータ電位測定、走査型電子顕微鏡(SEM)、X線光電子分光分析装置(XPS)などにより評価した。
PMCをコーティングした後、プラズマ処理を施し、その前後での接触角を測定した。図4に示されるようにプラズマ照射前のPMCコーティング表面ではトルエン洗浄によって接触角がコーティング前に戻り、洗い流されているものの、プラズマ後はトルエン洗浄によっても接触角が変わること無く安定に固定化されたことが分かる。また、PMC中のCMS重量分率を変化させて接触角を測定すると、図5に示されるようにCMS含量の小さいところではプラズマ照射前後での接触角に変化はなく、殆ど反応していないのに対し、CMS含有量をますとプラズマ処理表面は未処理に比べて接触角が低下し、反応が起こっていることが確認される。
表面機能化のためのアミノ化方法の検討は、コーティング基板、プラズマ照射基板を水:ジメチルスルホキシド(DMSO)=1:1の混合溶媒20mLの10mMトリエチレンテトラミン(N4)溶液に24時間浸漬後、残存クロロベンジル基への塩化水素の脱離を伴うトリエチレンテトラミンの導入を行った。蒸留水で十分に洗浄した後、接触角測定およびゼータ電位測定、走査型電子顕微鏡(SEM)、X線光電子分光分析装置(XPS)などにより評価した。
図6に示されるようにプラズマ処理前の表面をN4と反応させると反応前後でゼータ電位が−10mV程度で変わらなかった。これは基材表面に固定されていないとともに、架橋していないので、クロロベンジル基とN4が反応することにより可溶化して剥がれたものと考えられる。これに対してプラズマ処理表面に対してN4を反応させるとアミノ化によって大きくゼータ電位が上昇し、効率的なN4導入が達成された。この表面は生体適合性で高度に細胞接着性の高い表面として期待される。
2 ガス供給用誘導体パイプ管
3 電極
4 電圧印加装置
5 非平衡プラズマジェット
Claims (15)
- (1)ハロゲンが塩素、臭素、ヨウ素及びフッ素からなる群より選ばれるハロゲン化メチルスチレンと、
(2)式
CH2=C(R)−X−A−B (I)
式中
(a)Rは水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Xは−C(O)O−を表し、そして
Aは直鎖もしくは分岐鎖のC1−C6アルキレンを表し、そして
Bはヒドロキシル、C1−C4アルキルオキシ、モノ−C1−C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノ、C1−C4アルキルオキシカルボニル、ホスホリルコリンを表すか、
(b)Rは水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Xは−C(O)O−を表し、そして
A−Bはフッ素原子1個以上でフッ素化されていてもよい直鎖もしくは分岐鎖のC1−C20アルキル、C3−C6シクロアルキル、C1−C4アルキレン−C3−C6シクロアルキル、C1−C4アルキレンフェニルまたはフェニルを表すか、
(c)Rは水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Xは−C(O)O−を表し、そして
A−Bは式−(CH2CH2O)pRa、−(CH2CH(CH3)O)qRbまたは−(CH2CH2CH2CH2O)rRcを表し、ここでRa、RbおよびRcは独立してC1−C4アルキルを表し、そしてp、qおよびrは独立して2−200の整数を表すか、
(d)Rは水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Xは−C(O)N(R1)−を表し、ここでR1は水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Aは直鎖もしくは分岐鎖のC1−C6アルキレンまたはC3−C6シクロアルキルを表し、そして
Bは水素原子またはアミノ、モノ−C1−C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノ、カルボキシを表すか、
(e)Rは式−CH2C(O)R2を表し、ここでR2は水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Xは−C(O)O−を表し、
A−Bは水素原子またはC1−C4アルキルを表すか、
(f)Rは水素原子を表し、
Xは−O−C(O)−を表し、そして
A−BはC1−C4アルキルを表すか、
(g)Rは水素原子を表し、または
X−A−Bは、水素原子、メチル、C1−C4アルキルにより置換されていてもよいフェニル、2−ピロリドン−1イルを表す、
で示される1種以上のエチレン性不飽和重合性コモノマーの共重合体に大気圧低温プラズマを照射することにより得ることができ、かつ、(1)のハロゲン化メチルスチレンに由来するハロゲン化ベンジル基が独立してまたは相互に反応することにより架橋された共重合体を含んでなる架橋重合体組成物。 - 請求項1記載の架橋重合体組成物であって、該ハロゲン化メチルスチレンが4−クロロメチルスチレンである、上記組成物。
- 請求項1記載の架橋重合体組成物であって、該エチレン性不飽和共重合性コモノマーが、式(I)におけるRが水素原子またはメチルを表し、Xが−C(O)O−を表し、そして
Aは直鎖もしくは分岐鎖のC1−C6アルキレンを表し、そして
BはヒドロキシルまたはC1−C4アルキルオキシを表すか、あるいは
A−Bがフッ素原子1個以上でフッ素化されていてもよい直鎖もしくは分岐鎖のC1−C20アルキルを表す、上記組成物。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の架橋重合体組成物が支持体表面上に固定された塗膜。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の架橋重合体組成物が支持体表面上に固定された塗膜。
- 支持体が、織布、不織布、金属、セラミック、プラスチックからなる群より選ばれる材料から作製された医用材料である、請求項4または5記載の塗膜。
- 医用材料が、人工器官、カテーテル、注射器、血液バッグ、検査用培養皿、縫合糸、止血剤および体内固定器具からなる群より選ばれる、請求項6記載の塗膜。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の架橋重合体組成物に由来する塗膜を表面の少なくとも1部に有する医用材料。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の架橋重合体組成物に由来する塗膜を表面の少なくとも1部に有する医用材料。
- (1)ハロゲンが塩素、臭素、ヨウ素及びフッ素からなる群より選ばれるハロゲン化メチルスチレンンと、
(2)式
CH2=C(R)−X−A−B (I)
式中
(a)Rは水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Xは−C(O)O−を表し、そして
Aは直鎖もしくは分岐鎖のC1−C6アルキレンを表し、そして
Bはヒドロキシル、C1−C4アルキルオキシ、モノ−C1−C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノ、C1−C4アルキルオキシカルボニル、ホスホリルコリンを表すか、
(b)Rは水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Xは−C(O)O−を表し、そして
A−Bはフッ素原子1個以上でフッ素化されていてもよい直鎖もしくは分岐鎖のC1−C20アルキル、C3−C6シクロアルキル、C1−C4アルキレン−C3−C6シクロアルキル、C1−C4アルキレンフェニルまたはフェニルを表すか、
(c)Rは水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Xは−C(O)O−を表し、そして
A−Bは式−(CH2CH2O)pRa、−(CH2CH(CH3)O)qRbまたは−(CH2CH2CH2CH2O)rRcを表し、ここでRa、RbおよびRcは独立してC1−C4アルキルを表し、そしてp、qおよびrは独立して2−200の整数を表すか、
(d)Rは水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Xは−C(O)N(R1)−を表し、ここでR1は水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Aは直鎖もしくは分岐鎖のC1−C6アルキレンまたはC3−C6シクロアルキルを表し、そして
Bは水素原子またはアミノ、モノ−C1−C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4アルキルアミノ、カルボキシを表すか、
(e)Rは式−CH2C(O)R2を表し、ここでR2は水素原子またはC1−C4アルキルを表し、
Xは−C(O)O−を表し、
A−Bは水素原子またはC1−C4アルキルを表すか、
(f)Rは水素原子を表し、
Xは−O−C(O)−を表し、そして
A−BはC1−C4アルキルを表すか、
(g)Rは水素原子を表し、または
X−A−Bは、水素原子、メチル、C1−C4アルキルにより置換されていてもよいフェニル、2−ピロリドン−1イルを表す、
で示される1種以上のエチレン性不飽和重合性コモノマーの
共重合体を支持体に塗布する工程、および
こうして形成する支持体上の塗膜へ大気圧低温プラズマを照射することにより塗膜の重合体成分の少なくとも一部を架橋せしめる工程
を含んでなる表面処理の施された支持体の製造方法。 - 支持体が医用材料である、請求項10に記載の製造方法。
- 医療材料が織布、不織布、金属、セラミック、プラスチックからなる群より選ばれる材料から作製された、請求項11に記載の製造方法。
- 医用材料が、人工器官、カテーテル、注射器、血液バッグ、検査用培養皿、縫合糸、止血剤および体内固定器具からなる群より選ばれる、請求項11に記載の製造方法。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の架橋重合体組成物または請求項4〜7のいずれか1項に記載の塗膜を、アミノ基含有有機化合物と溶媒中で接触させることにより、該組成物中の架橋された共重合体に残存するハロゲン化メチル基とアミノ基含有化合物を反応させ、こうしてアミノ化合物を該組成物中に導入することを含んでなる該架橋重合体組成物または塗膜の改質方法。
- アミノ基含有化合物が有機ジアミン化合物である、請求項14記載の改質方法。
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