JP5503908B2 - マシニングセンタのツール交換機構及び方法 - Google Patents
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Description
マシニングセンタは、複数種類の部品を加工する汎用性を有しており、加工する部品によって使用するツールを適宜変更する必要がある。そのため、加工する部品が異なるときには、内部マガジンに保持するいくつかのツールを他のツールに取り替える必要が生じる。
なお、特許文献2においては、複数の工具を工具搬送マガジンに保持してマシニングセンタへ搬送することが開示されているが、工具搬送マガジンと工具マガジンとの間でどのようにして工具を交換するかについては何ら記載されていない。
上記マシニングセンタにおける、回転するよう構成された加工テーブルに対して着脱可能に設置する外部マガジンを備えており、該外部マガジンは、上記ツールを保持するための外部保持部を複数有しており、
上記複数の内部保持部は、上記内部マガジンにおいて円周状に配列してあり、該内部マガジンは、上記複数の内部保持部を循環させて、該各内部保持部を特定の内部受渡位置に順次割り出すことができるよう構成してあり、
上記複数の外部保持部は、上記外部マガジンにおいて円周状に配列してあり、該外部マガジンは、上記複数の外部保持部の円中心を上記加工テーブルの回転中心と一致させて該加工テーブルに設置するよう構成してあり、該加工テーブルは、上記複数の外部保持部を循環させて、該各外部保持部を特定の外部受渡位置に順次割り出すことができるよう構成してあり、
上記内部マガジンの回動軸と上記加工テーブルの回動軸とは、いずれも鉛直方向に向けて設けてあると共に、互いに平行に配設されており、
上記回転主軸は、上記内部受渡位置に移動した上記内部保持部である受渡内部保持部に対してツールの受渡を行うと共に、上記外部受渡位置に移動した上記外部保持部である受渡外部保持部に対してツールの受渡を行うよう構成してあり、
上記内部受渡位置と上記外部受渡位置とは、上記受渡内部保持部における受渡開口部と上記受渡外部保持部における受渡開口部とが互いに向き合う位置に設定してあり、
上記外部マガジンを上記加工テーブルに設置したときには、上記受渡内部保持部におけるツールを上記回転主軸によって把持すると共に該回転主軸を移動させて上記受渡外部保持部へ移載し、上記受渡外部保持部におけるツールを上記回転主軸によって把持すると共に該回転主軸を移動させて上記受渡内部保持部へ移載するよう構成してあることを特徴とするマシニングセンタのツール交換機構にある(請求項1)。
上記ツールを保持するための外部保持部を複数有しており、
上記加工テーブルに設置したときには、上記回転主軸の移動によって、上記内部保持部に保持するツールを上記外部保持部へ受け取ると共に、上記外部保持部に保持するツールを上記内部保持部へ受け渡すよう構成してあることを特徴とするマシニングセンタのツール交換機構に用いる外部マガジンにある。
上記マシニングセンタにおける、回転するよう構成された加工テーブルに対して着脱可能に設置する外部マガジンを用い、該外部マガジンには、上記ツールを保持するための外部保持部を複数形成し、
上記複数の内部保持部は、上記内部マガジンにおいて円周状に配列してあり、該内部マガジンは、上記複数の内部保持部を循環させて、該各内部保持部を特定の内部受渡位置に順次割り出すことができるよう構成し、
上記複数の外部保持部は、上記外部マガジンにおいて円周状に配列してあり、該外部マガジンは、上記複数の外部保持部の円中心を上記加工テーブルの回転中心と一致させて該加工テーブルに設置するよう構成し、該加工テーブルは、上記複数の外部保持部を循環させて、該各外部保持部を特定の外部受渡位置に順次割り出すことができるよう構成し、
上記内部マガジンの回動軸と上記加工テーブルの回動軸とは、いずれも鉛直方向に向けて設けると共に、互いに平行に配設し、
上記回転主軸は、上記内部受渡位置に移動した上記内部保持部である受渡内部保持部に対してツールの受渡を行うと共に、上記外部受渡位置に移動した上記外部保持部である受渡外部保持部に対してツールの受渡を行うよう構成し、
上記内部受渡位置と上記外部受渡位置とは、上記受渡内部保持部における受渡開口部と上記受渡外部保持部における受渡開口部とが互いに向き合う位置に設定しておき、
上記マシニングセンタの外部において、上記外部マガジンにおける上記複数の外部保持部にツールを保持させた後、当該外部マガジンを上記加工テーブルへ搬入して設置する搬入工程と、
上記受渡内部保持部におけるツールを上記回転主軸によって把持すると共に該回転主軸を移動させて上記受渡外部保持部へ移載し、上記受渡外部保持部におけるツールを上記回転主軸によって把持すると共に該回転主軸を移動させて上記受渡内部保持部へ移載する移載工程と、
上記外部マガジンを上記加工テーブルから搬出する搬出工程とを含むことを特徴とするマシニングセンタのツール交換方法にある(請求項5)。
これにより、ツールの交換を行う際に、この交換を専用で行う装置を別途用いる必要がなく、マシニングセンタの大型化を防止して、極めて簡単にツールの交換を行うことができる。
それ故、第1の発明のツール交換機構によれば、装置の複雑化を防止し、ツール交換にかかる時間を短縮し、マシニングセンタにおける生産性を向上させることができる。
第3の発明のツール交換方法によれば、第1の発明と同様に、装置の複雑化を防止し、ツール交換にかかる時間を短縮し、マシニングセンタにおける生産性を向上させることができる。
第1、第3の発明においては、上記複数の内部保持部は、上記内部マガジンにおいて環状に配列してあり、該内部マガジンは、上記複数の内部保持部を循環させて、該各内部保持部を特定の内部受渡位置に順次割り出すことができるよう構成してあり、上記複数の外部保持部は、上記外部マガジンにおいて環状に配列してあり、上記加工テーブルは、上記複数の外部保持部を循環させて、該各外部保持部を特定の外部受渡位置に順次割り出すことができるよう構成してあり、上記回転主軸は、上記内部受渡位置に移動した上記内部保持部である受渡内部保持部に対してツールの受渡を行うと共に、上記外部受渡位置に移動した上記外部保持部である受渡外部保持部に対してツールの受渡を行う。
そのため、ツール交換の際に、回転主軸が移動する経路を短縮すると共に、ツール交換にかかる時間をより短縮することができる。
この場合には、加工テーブルの回転によって、外部マガジンにおける各外部保持部を容易に外部受渡位置に割り出すことができる。
この場合には、受渡内部保持部と受渡外部保持部とに移動する回転主軸の移動経路をさらに短縮することができる。
ツールに設けた保持溝は、回転主軸に対するツールの回止めを行うために用いることができる。また、ツールには、保持溝とは別に、回転主軸に対する回止めを行うためのキー溝を設けることもできる。
この場合には、回転主軸の回転位置を一定にした状態で、回転主軸を直線状に移動させてツールの受渡を行うことができ、回転主軸の移動経路をさらに短縮することができる。
この場合は、受渡内部保持部における溝係合部と、受渡外部保持部における溝係合部とが異なる方向を向く場合であり、回転主軸を2つの回転位置で回転停止させることにより、容易にこれに対応することができる。
この場合には、外部マガジンの構造が最適であり、加工テーブルに設置した外部マガジンを、外部保持部を配置した周方向割出間隔で逐次回転させることにより、ツール交換にかかる時間をより短縮することができる。
(実施例1)
本例のマシニングセンタ2のツール交換機構1は、図1、図2に示すごとく、マシニングセンタ2の回転主軸3に把持するツール6を、内部マガジン4と外部マガジン5との間で交換するよう構成してある。マシニングセンタ2は、ツール6を保持する内部保持部41を複数設けた内部マガジン4と、内部マガジン4に保持する複数のツール6のうちのいずれかを把持し、3次元的に移動して回転加工を行う回転主軸3とを備えている。ツール交換機構1は、マシニングセンタ2における加工テーブル21に対して着脱可能に設置する外部マガジン5を備えている。
図3に示すごとく、外部マガジン5は、内部保持部41に保持させるためのツール6を保持する外部保持部51を複数有している。ツール交換機構1は、外部マガジン5を加工テーブル21に設置したときには、回転主軸3の移動によって、内部保持部41におけるツール6を外部保持部51へ移載すると共に、外部保持部51におけるツール6を内部保持部41へ移載するよう構成してある。
図1、図2に示すごとく、本例のマシニングセンタ2は、複数種類のワークに対して種々の加工ができるよう汎用性を有するものである。マシニングセンタ2は、加工するワークの部位、種類によって回転主軸3に把持するツール6を、内部マガジン4に保持する別のツール6と交換することができるよう構成してある。また、加工テーブル21は、鉛直方向に設けた回動軸の回りに回動するよう構成してある。マシニングセンタ2は、加工テーブル21に載置したワークを回転させ、このワークに対して、回転主軸3に把持したツール6を3次元的に移動させながら回転させて加工を行うよう構成してある。
内部マガジン4の回動軸と加工テーブル21の回動軸とは、いずれも鉛直方向に向けて設けてあり、互いに平行に配設されている。
図4に示すごとく、回転主軸3に取り付けるツール6のすべては、共通部分として、回転主軸3によって把持される被把持部61と、被把持部61に対して拡径したフランジ部62と、回転主軸3に対する回止めを行うためのキー溝63と、フランジ部62においてキー溝63の形成方向と同一方向に形成した保持溝64と、ツール6の中心部にクーラントを受け入れるクーラント受入部65とを有している。また、ツール6のすべては、フランジ部62の下方には、種々の形状のツール本体部60を有している。キー溝63は、径方向に互いに対向する部位に一対に形成してあり、保持溝64は、キー溝63の周方向の形成部位と同じ部位に一対に形成してある。
図3に示すごとく、外部保持部51は、外部マガジン5の中心に対する径方向外周側からツール6を挿入して保持するよう構成してあり、ツール6のフランジ部62に共通して形成された溝部621を係止する係止部52と、係止部52に対する外部マガジン5の周方向Rの両側に位置してツール6の抜け出しを防止する一対の受け部53と、一対の保持溝64の一方に係合する溝係合部54とを有している。
また、一方の保持溝64に対して溝係合部54が係合することにより、外部保持部51に対するツール6の周方向Rの向き(キー溝63の向き)が固定される。
また、複数の外部保持部51は、外部受渡位置501に移動したときには、ツール6の保持溝64に係合する溝係合部54を一定方向へ向けるよう構成してある。
また、内部マガジン4における内部受渡位置401と、外部マガジン5における外部受渡位置501とは、当該内部マガジン4と当該外部マガジン5とが向き合う側、すなわち受渡内部保持部41Aにおける受渡開口部411と受渡外部保持部51Aにおける受渡開口部511とが互いに向き合う位置に設定してある。本例の内部マガジン4の内部受渡位置401は、内部マガジン4の中心から若干右側に回転した位置に形成してあり、受渡内部保持部41Aは、この若干右側に回転した位置において、マシニングセンタ2の前方側へ向けて(内部マガジン4における前方側に位置する左右45°の範囲内に)形成してある。なお、同図において、前方側を矢印Fで示す。
また、複数の内部保持部41は、内部受渡位置401に移動したときには、ツール6の保持溝64に係合する溝係合部44を一定方向へ向けるよう構成してある。
本例の加工テーブル21に設置した外部マガジン5の外部受渡位置501は、加工テーブル21の中心から若干右側に回転した位置に形成してあり、受渡外部保持部51Aは、この若干右側に回転した位置において、マシニングセンタ2の後方側へ向けて(外部マガジン5における後方側に位置する左右45°の範囲内に)形成してある。
そして、回転主軸3は、その回転位置を第1回転位置301にして、受渡内部保持部41Aとの間でツール6の受渡を行うよう構成してある。第1回転位置301は、回転主軸3の回止め部32の向きが、受渡内部保持部41Aにおける溝係合部54の周方向の向きと一致する回転位置としてある。また、回転主軸3は、その回転位置を第2回転位置302にして、受渡外部保持部51Aとの間でツール6の受渡を行うよう構成してある。第2回転位置302は、回転主軸3の回止め部32の向きが、受渡外部保持部51Aにおける溝係合部54の向きと一致する回転位置としてある。
本例の回転主軸3は、第1回転位置301で回転停止して、受渡内部保持部41Aに対する径方向に移動して受渡内部保持部41Aとの間でツール6の受渡を行い、第2回転位置302で回転停止して、受渡外部保持部51Aに対する径方向に移動して受渡外部保持部51Aとの間でツール6の受渡を行う。
本例においては、マシニングセンタ2の外部において、外部マガジン5に対して内部マガジン4に必要とされる複数のツール6を保持させ、この外部マガジン5を搬送台車等によってマシニングセンタ2まで搬送する。
マシニングセンタ2において加工するワークの種類が替わるときには、加工の段取りとして、内部マガジン4から次の種類のワークに不要なツール6Xを取り出し、内部マガジン4へ次の種類のワークに必要なツール6Yを保持させる。このとき、内部マガジン4に保持する複数のツール6のうち、次の種類のワークの加工にも用いるツール6はそのまま保留して内部保持部41に保持する。
このツール交換方法においては、以下の搬入工程、移載工程及び搬出工程を行って、ツール6の交換をする。
搬出工程においては、加工テーブル21におけるクランプ手段22のクランプ固定を解除し、外部マガジン5を加工テーブル21から取り外して、マシニングセンタ2の外部へ搬出する。
図7に示すごとく、移載工程を行う前には、回転主軸3にはツール6を把持していない状態を形成しておく。
制御装置は、内部マガジン4を制御し、次の種類のワークの加工に不要なツール6Xを保持する内部保持部41を、内部受渡位置401まで回動させる。また、制御装置は、回転主軸3を第1回転位置301で回転停止させ、その回止め部32の向きを、内部受渡位置401に回動した内部保持部41である受渡内部保持部41Aにおける溝係合部44(ツール6Xのキー溝63)の向きと一致させる。
次いで、図8に示すごとく、制御装置は、回転主軸3を第1回転位置301から回転させて、第2回転位置302で回転停止させ、その回止め部32の向きを、外部受渡位置501に回動した外部保持部51である受渡外部保持部51Aにおける溝係合部54の向きと一致させる。そして、制御装置は、ツール6Xを把持する回転主軸3を、受渡外部保持部51Aに対するツール移載方向D2に移動させ、回転主軸3の把持部31をアンクランプ状態にして、空状態の受渡外部保持部51Aに対してツール6Xを受け渡す。次いで、制御装置は、ツール6を把持しない回転主軸3を上昇させた位置で待機させる。
次いで、図10に示すごとく、制御装置は、別のツール6Yを把持する回転主軸3を、受渡外部保持部51Aに対するツール移載方向D2に移動させて、受渡外部保持部51Aから別のツール6Yを受け取り、所定の待機位置まで移動する。そして、図11に示すごとく、制御装置は、回転主軸3を第2回転位置302から回転させて、第1回転位置301で回転停止させる。
次いで、制御装置は、ツール6を把持しない回転主軸3を受渡内部保持部41Aへ下降させた後、把持部31をクランプ状態にし、受渡内部保持部41Aに保持する別のツール6Xを回転主軸3に把持させる。
次いで、図9に示したごとく、制御装置は、別のツール6Xを把持する回転主軸3を、空状態にある受渡外部保持部51Aのツール移載方向D2へ移動させ、回転主軸3から受渡外部保持部51Aへ別のツール6Xを受け渡す。
このように、本例においては、回転主軸3と内部マガジン4と加工テーブル21との協調動作を繰り返すことにより、次の種類のワークの加工に不要な複数のツール6を内部マガジン4から外部マガジン5へ移載すると共に、次の種類のワークの加工に必要な複数のツール6を外部マガジン5から内部マガジン4へ移載することができる。
これにより、ツール6の交換を行う際に、この交換を専用で行う装置を別途用いる必要がなく、マシニングセンタ2の大型化を防止して、極めて簡単にツール6の交換を行うことができる。
そのため、ツール6の交換の際に、回転主軸3が移動する経路を短縮すると共に、ツール6の交換にかかる時間をより短縮することができる。
それ故、本例のツール交換機構1及びツール交換方法並びに外部マガジン5によれば、装置の複雑化を防止し、ツール6の交換にかかる時間を短縮し、マシニングセンタ2における生産性を向上させることができる。
本例は、回転主軸3、内部マガジン4、外部マガジン5等の構成が上記実施例1と異なる例を示す。
例えば、図14に示すごとく、受渡内部保持部41Aにおける溝係合部44の向きと、受渡外部保持部5Aにおける溝係合部54の向きとが、いずれもマシニングセンタ2の前後方向になるように構成する。そして、内部マガジン4の受渡内部保持部41Aと外部マガジン5の受渡外部保持部5Aとが前後方向に対向する状態において、回転主軸3は、その回止め部32が前後方向に向く回転位置にし、受渡内部保持部41Aと受渡外部保持部51Aとの間を直線状に移動してツール6の受渡を行うことができる。
本例においては、回転主軸3の回転位置を一定にして、回転主軸3を直線状に移動させてツール6の受渡を行うことができ、回転主軸3の移動経路を短縮し、ツール6の交換にかかる時間を短縮することができる。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
2 マシニングセンタ
21 加工テーブル
3 回転主軸
301 第1回転位置
302 第2回転位置
31 把持部
32 回止め部
4 内部マガジン
401 内部受渡位置
41 内部保持部
41A 受渡内部保持部
5 外部マガジン
501 外部受渡位置
51 外部保持部
51A 受渡外部保持部
54 溝係合部
6 ツール
60 ツール本体部
61 被把持部
62 フランジ部
63 キー溝
64 補助キー溝
Claims (8)
- ツールを保持する内部保持部を複数設けた内部マガジンと、該内部マガジンに保持する複数のツールのうちのいずれかを把持し、3次元的に移動して回転加工を行う回転主軸とを備えたマシニングセンタにおいて構成したツール交換機構であって、
上記マシニングセンタにおける、回転するよう構成された加工テーブルに対して着脱可能に設置する外部マガジンを備えており、該外部マガジンは、上記ツールを保持するための外部保持部を複数有しており、
上記複数の内部保持部は、上記内部マガジンにおいて円周状に配列してあり、該内部マガジンは、上記複数の内部保持部を循環させて、該各内部保持部を特定の内部受渡位置に順次割り出すことができるよう構成してあり、
上記複数の外部保持部は、上記外部マガジンにおいて円周状に配列してあり、該外部マガジンは、上記複数の外部保持部の円中心を上記加工テーブルの回転中心と一致させて該加工テーブルに設置するよう構成してあり、該加工テーブルは、上記複数の外部保持部を循環させて、該各外部保持部を特定の外部受渡位置に順次割り出すことができるよう構成してあり、
上記内部マガジンの回動軸と上記加工テーブルの回動軸とは、いずれも鉛直方向に向けて設けてあると共に、互いに平行に配設されており、
上記回転主軸は、上記内部受渡位置に移動した上記内部保持部である受渡内部保持部に対してツールの受渡を行うと共に、上記外部受渡位置に移動した上記外部保持部である受渡外部保持部に対してツールの受渡を行うよう構成してあり、
上記内部受渡位置と上記外部受渡位置とは、上記受渡内部保持部における受渡開口部と上記受渡外部保持部における受渡開口部とが互いに向き合う位置に設定してあり、
上記外部マガジンを上記加工テーブルに設置したときには、上記受渡内部保持部におけるツールを上記回転主軸によって把持すると共に該回転主軸を移動させて上記受渡外部保持部へ移載し、上記受渡外部保持部におけるツールを上記回転主軸によって把持すると共に該回転主軸を移動させて上記受渡内部保持部へ移載するよう構成してあることを特徴とするマシニングセンタのツール交換機構。 - 請求項1において、上記ツールのすべては、共通部分として、周方向の1箇所又は複数箇所に保持溝を形成してなり、
上記複数の内部保持部は、上記内部受渡位置に移動したときには、上記保持溝に係合する溝係合部を一定方向へ向けるよう構成してあり、
上記複数の外部保持部は、上記外部受渡位置に移動したときには、上記保持溝に係合する溝係合部を一定方向へ向けるよう構成してあることを特徴とするマシニングセンタのツール交換機構。 - 請求項2において、上記回転主軸は、その回転位置を一定にして、上記受渡内部保持部及び上記受渡外部保持部との間でツールの受渡を行うよう構成してあることを特徴とするマシニングセンタのツール交換機構。
- 請求項2において、上記回転主軸は、その回転位置を第1回転位置にして、上記受渡内部保持部との間でツールの受渡を行うと共に、その回転位置を第2回転位置にして、上記受渡外部保持部との間でツールの受渡を行うよう構成してあることを特徴とするマシニングセンタのツール交換機構。
- ツールを保持する内部保持部を複数設けた内部マガジンと、該内部マガジンに保持する複数のツールのうちのいずれかを把持し、3次元的に移動して回転加工を行う回転主軸とを備えたマシニングセンタにおいて使用するツール交換方法であって、
上記マシニングセンタにおける、回転するよう構成された加工テーブルに対して着脱可能に設置する外部マガジンを用い、該外部マガジンには、上記ツールを保持するための外部保持部を複数形成し、
上記複数の内部保持部は、上記内部マガジンにおいて円周状に配列してあり、該内部マガジンは、上記複数の内部保持部を循環させて、該各内部保持部を特定の内部受渡位置に順次割り出すことができるよう構成し、
上記複数の外部保持部は、上記外部マガジンにおいて円周状に配列してあり、該外部マガジンは、上記複数の外部保持部の円中心を上記加工テーブルの回転中心と一致させて該加工テーブルに設置するよう構成し、該加工テーブルは、上記複数の外部保持部を循環させて、該各外部保持部を特定の外部受渡位置に順次割り出すことができるよう構成し、
上記内部マガジンの回動軸と上記加工テーブルの回動軸とは、いずれも鉛直方向に向けて設けると共に、互いに平行に配設し、
上記回転主軸は、上記内部受渡位置に移動した上記内部保持部である受渡内部保持部に対してツールの受渡を行うと共に、上記外部受渡位置に移動した上記外部保持部である受渡外部保持部に対してツールの受渡を行うよう構成し、
上記内部受渡位置と上記外部受渡位置とは、上記受渡内部保持部における受渡開口部と上記受渡外部保持部における受渡開口部とが互いに向き合う位置に設定しておき、
上記マシニングセンタの外部において、上記外部マガジンにおける上記複数の外部保持部にツールを保持させた後、当該外部マガジンを上記加工テーブルへ搬入して設置する搬入工程と、
上記受渡内部保持部におけるツールを上記回転主軸によって把持すると共に該回転主軸を移動させて上記受渡外部保持部へ移載し、上記受渡外部保持部におけるツールを上記回転主軸によって把持すると共に該回転主軸を移動させて上記受渡内部保持部へ移載する移載工程と、
上記外部マガジンを上記加工テーブルから搬出する搬出工程とを含むことを特徴とするマシニングセンタのツール交換方法。 - 請求項5において、上記ツールのすべては、共通部分として、周方向の1箇所又は複数箇所に保持溝を形成してなり、
上記複数の内部保持部は、上記内部受渡位置に移動したときには、上記保持溝に係合する溝係合部を一定方向へ向けるよう構成してあり、
上記複数の外部保持部は、上記外部受渡位置に移動したときには、上記保持溝に係合する溝係合部を一定方向へ向けるよう構成してあることを特徴とするマシニングセンタのツール交換方法。 - 請求項6において、上記移載工程においては、上記回転主軸は、その回転位置を一定にして、上記受渡内部保持部及び上記受渡外部保持部との間でツールの受渡を行うことを特徴とするマシニングセンタのツール交換方法。
- 請求項6において、上記移載工程においては、上記回転主軸は、その回転位置を第1回転位置にして、上記受渡内部保持部との間でツールの受渡を行うと共に、その回転位置を第2回転位置にして、上記受渡外部保持部との間でツールの受渡を行うことを特徴とするマシニングセンタのツール交換方法。
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