JP5503458B2 - 固体撮像素子および撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は固体撮像素子のカラー化技術に関する。
近年、CCDやCMOS等の固体撮像素子(以下、「撮像素子」と称する場合がある。)を用いたデジタルカメラやデジタルムービーの高機能化、高性能化には目を見張るものがある。急速な半導体製造技術の進歩により、固体撮像素子における画素構造の微細化が進んでいる。その結果、固体撮像素子の画素および駆動回路の高集積化が図られてきた。このため、わずかの年数で撮像素子の画素数が100万画素程度から1000万画素以上へと著しく増加した。その一方で、撮像素子の多画素化に伴い、1画素の受ける光の量(光量)が低下するため、カメラ感度も低下するという問題が起きている。
さらに通常のカラーカメラでは、撮像素子の各光感知部上に顔料を色素とする減色型の色フィルタが配置されるため、光利用率はかなり低い。例えば、赤(R)1要素、緑(G)2要素、青(B)1要素を基本構成としたベイヤー型の色フィルタでは、RフィルタはR光を透過させ、G光、B光を吸収する。GフィルタはG光を透過させ、R光、B光を吸収する。BフィルタはB光を透過させ、R光、G光を吸収する。すなわち、各色フィルタを透過する光はRGB3色のうちの1色であり、その他の2色は色フィルタに吸収されるため、利用される光は色フィルタに入射する可視光の約1/3である。
一方、撮像素子からの信号読み出し方式には、1行毎に画素信号を読み出すノンインターレース方式(別名:プログレッシブ方式)と、1行おきに飛び越し走査で画素信号を読み出すインターレース方式とがある。ノンインターレース方式では、一般にベイヤー型の色フィルタ配列が用いられる。インターレース方式では、垂直方向に隣接する2画素の信号を混合するフィールド蓄積モードにおいて、ベイヤー型よりも感度が良好なカラー化方式が複数報告されている。
例えば、特許文献1は、ホワイト(W)、緑、シアン(Cy)、黄(Ye)の色フィルタを用いて、感度及び解像度を改善する技術を開示している。また、特許文献2は、ホワイト、シアン、黄、およびその他の色の色フィルタを用いて垂直方向の色偽信号を減少させる技術を開示している。また、特許文献3には、赤、緑、シアン、黄の色フィルタを用いて色再現性を向上させる技術が開示されている。さらに、特許文献4は、マゼンタ(Mg)、緑、シアン、黄の色フィルタを用いて、感度および色再現性の良好な特性が得られる技術を開示している。特許文献4に開示された技術は、現在、フィールド蓄積モードにおいて主流の技術となっている。
以下、図10を参照しながら特許文献4に開示されたカラー化方式を説明する。図10は、特許文献4に開示された撮像素子における色フィルタの基本色配置を示す図である。4行2列に配列された8個の光感知セル(画素)を単位ブロックとする光感知セルアレイに対向して色フィルタアレイが配置される。色フィルタアレイは、マゼンタ(Mg)、緑(G)、シアン(Cy)、黄(Ye)の4種類の色フィルタから構成されている。画素信号の読み出しに関しては、例えばテレビジョンのNTSC方式に準じて2ラインずつ画素信号が読み出される。第1フィールドと第2フィールドとで読み出される画素信号の組み合わせは1ラインだけずれる。2ライン分の画素信号は、垂直方向のみ加算され、各フィールドにおける1ライン分の画素信号として処理される。
ここで、マゼンタ、緑、シアン、黄の各色フィルタを透過する光の光電変換信号量をそれぞれMs、Gs、Cs、Ysと表し、またそれらに含まれる赤成分、青成分をそれぞれRs、Bsと表すことにする。Ms=Rs+Bs、Cs=Gs+Bs、Ys=Rs+Gsより、第1フィールドのnラインの信号は、以下の式1、2で表される信号Sn,1、Sn,2の繰り返しとなる。
(式1) Sn,1=Ms+Cs=Rs+Gs+2Bs
(式2) Sn,2=Gs+Ys=Rs+2Gs
また、第1フィールドのn+1ラインの信号は、次の式3、4で表される信号Sn+1,1、Sn+1,2の繰り返しとなる。
(式3) Sn+1,1=Ms+Ys=2Rs+Gs+Bs
(式4) Sn+1,2=Gs+Cs=2Gs+Bs
これらの信号の読み出し方については、第2フィールドでも全く同じである。すなわち、第2フィールドにおけるn´ラインの信号および(n+1)´ラインの信号もそれぞれ式1、2の繰り返しおよび式3、4の繰り返しで表される。
nライン、n+1ラインともに、水平方向に隣接する2画素に対応する信号の加算により輝度信号YLが生成される。また、nラインにおける信号Sn,1とSn,2との間の差分により色差信号BYが生成され、n+1ラインにおける信号Sn+1,1とSn+1,2との間の差分により色差信号RYが生成される。その結果、YL、BY、RYは、以下の式5〜7で表される。
(式5)YL=Sn,1+Sn,2=Sn+1,1+Sn+1,2=2Rs+3Gs+2Bs
(式6)BY=Sn,1−Sn,2=2Bs−Gs
(式7)RY=Sn+1,1+Sn+1,2=2Rs−Gs
以上の信号演算処理により、特許文献4に開示されたカラー化方式によれば色を良好に再現できる。また、感度についても、特許文献4の撮像素子では補色であるマゼンタ、シアン、黄の色フィルタが用いられるため、ベイヤー方式を用いた場合よりも良好である。
特公昭63−51437号公報 特開昭61−93787号公報 特開平8−9395号公報 特公平6−28450号公報
特許文献1〜4に開示されたカラー化方式では、補色の色フィルタが用いられるため、原色の色フィルタを用いる方式に比べて光利用率を高めることができる。しかし、特許文献1〜4の方式においても、用いられる色フィルタは減色型であるため、一部の光が吸収され、光損失が発生するという課題がある。
本発明は、インターレース走査を行い、フィールド蓄積モードで画素信号を読み出す方式において、光の損失を大幅に低減できるカラー化技術を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像素子は、各々が4行2列に配列された8個の光感知セルを含む複数の単位ブロックが行列状に配列された光感知セルアレイと、前記光感知セルアレイに対向して配置された分光要素アレイであって、1行2列目の光感知セルに対向して配置された第1の分光要素、2行1列目の光感知セルに対向して配置された第2の分光要素、3行1列目の光感知セルに対向して配置された第3の分光要素、および4行1列目の光感知セルに対向して配置された第4の分光要素を含む分光要素アレイとを備えている。前記第1の分光要素は、1行1列目の光感知セルに第1の色成分の光を入射させ、1行2列目の光感知セルに前記第1の色成分以外の光を入射させる。前記第2の分光要素は、2行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光を入射させ、2行1列目の光感知セルに第2の色成分以外の光を入射させる。前記第3の分光要素は、3行2列目の光感知セルに前記第1の色成分の光を入射させ、3行1列目の光感知セルに前記第1の色成分以外の光を入射させる。前記第4の分光要素は、4行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光を入射させ、4行1列目の光感知セルに前記第2の色成分以外の光を入射させる。
各単位ブロックにおいて、前記第1の分光要素は、1行1列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の半分を入射させ、第1の隣接単位ブロックに含まれる1行1列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の残りの半分を入射させ、前記第2の分光要素は、2行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の半分を入射させ、第2の隣接単位ブロックに含まれる2行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の残りの半分を入射させ、前記第3の分光要素は、3行2列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の半分を入射させ、前記第2の隣接単位ブロックに含まれる3行2列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の残りの半分を入射させ、前記第4の分光要素は、4行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の半分を入射させ、前記第2の隣接単位ブロックに含まれる4行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の残りの半分を入射させてもよい。
各単位ブロックにおいて、1行1列目の光感知セルおよび3行2列目の光感知セルは、いずれの分光要素も介さずに入射する前記第1の色成分の光、前記第2の色成分の光、および第3の色成分の光と、隣接する光感知セルに対向する分光要素から入射する前記第1の色成分の光とを受け、1行2列目の光感知セルおよび4行2列目の光感知セルは、いずれの分光要素も介さずに入射する前記第1の色成分の光、前記第2の色成分の光、および第3の色成分の光と、隣接する光感知セルに対向する分光要素から入射する前記第2の色成分の光とを受け、1行2列目の光感知セルおよび3行1列目の光感知セルは、対向する分光要素から入射する前記第1の色成分以外の光を受け、2行1列目の光感知セルおよび4行1列目の光感知セルは、対向する分光要素から入射する前記第2の色成分以外の光を受けるように各構成要素が構成されていてもよい。
本発明の他の固体撮像素子は、各々が4行2列に配列された8個の光感知セルを含む複数の単位ブロックが行列状に配列された光感知セルアレイと、前記光感知セルアレイに対向して配置された分光要素アレイであって、1行2列目の光感知セルに対向して配置された第1の分光要素、2行1列目の光感知セルに対向して配置された第2の分光要素、3行2列目の光感知セルに対向して配置された第3の分光要素、および4行2列目の光感知セルに対向して配置された第4の分光要素を含む分光要素アレイとを備えている。前記第1の分光要素は、1行1列目の光感知セルに、第1の色成分の光を入射させ、1行2列目の光感知セルに前記第1の色成分以外の光を入射させる。前記第2の分光要素は、2行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光を入射させ、2行1列目の光感知セルに第2の色成分以外の光を入射させる。前記第3の分光要素は、3行1列目の光感知セルに前記第1の色成分の光を入射させ、3行2列目の光感知セルに前記第1の色成分以外の光を入射させる。前記第4の分光要素は、4行1列目の光感知セルに前記第2の色成分の光を入射させ、4行2列目の光感知セルに前記第2の色成分以外の光を入射させる。
各単位ブロックにおいて、前記第1の分光要素は、1行1列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の半分を入射させ、第1の隣接単位ブロックに含まれる1行1列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の残りの半分を入射させ、前記第2の分光要素は、2行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の半分を入射させ、第2の隣接単位ブロックに含まれる2行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の残りの半分を入射させ、前記第3の分光要素は、3行1列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の半分を入射させ、前記第2の隣接単位ブロックに含まれる3行1列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の残りの半分を入射させ、前記第4の分光要素は、4行1列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の半分を入射させ、前記第2の隣接単位ブロックに含まれる4行1列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の残りの半分を入射させてもよい。
各単位ブロックにおいて、1行1列目の光感知セルおよび3行1列目の光感知セルは、いずれの分光要素も介さずに入射する前記第1の色成分の光、前記第2の色成分の光、および第3の色成分の光と、隣接する光感知セルに対向する分光要素から入射する前記第1の色成分の光とを受け、1行2列目の光感知セルおよび4行1列目の光感知セルは、いずれの分光要素も介さずに入射する前記第1の色成分の光、前記第2の色成分の光、および第3の色成分の光と、隣接する光感知セルに対向する分光要素から入射する前記第2の色成分の光とを受け、1行2列目の光感知セルおよび3行2列目の光感知セルは、対向する分光要素から入射する前記第1の色成分以外の光を受け、2行1列目の光感知セルおよび4行2列目の光感知セルは、対向する分光要素から入射する前記第2の色成分以外の光を受けるように各構成要素が構成されていてもよい。
ある好ましい実施形態において、前記第1の色成分は、赤および青の一方の色成分であり、前記第2の色成分は、赤および青の他方の色成分である。
本発明の撮像装置は、本発明による固体撮像素子と、前記固体撮像素子の撮像面に像を形成する光学系と、前記固体撮像素子から出力される信号を処理して色情報を生成する信号処理部とを備えている。
本発明の固体撮像素子によれば、減色型の色フィルタではなく光を波長域に応じて分離する分光要素を用いて色情報の生成が行われる。そのため、従来技術と比較して光損失を低減できるとともに、フィールド蓄積モードにおいて良好な輝度信号及び色信号を生成できるという効果を有する。
本発明の第1の実施形態における撮像装置の全体構成図である。 本発明の第1の実施形態におけるレンズと撮像素子を示す図である。 本発明の第1の実施形態における撮像素子の画素配列を模式的に示す図である。 (a)は本発明の第1の実施形態における撮像素子の基本構造を示す平面図であり、(b)は(a)におけるAA´線断面図であり、(c)は(a)におけるBB´線断面図であり、(d)は(a)におけるCC´線断面図である。 本発明の第1の実施形態における各画素に入射する光の色成分を示す図である。 本発明の第1の実施形態における各画素に入射する光の色成分を一般化した図である。 (a)は本発明の第2の実施形態における撮像素子の基本構造を示す平面図であり、(b)は(a)におけるDD´線断面図である。 本発明の第2の実施形態における各画素に入射する光の色成分を示す図である。 (a)は本発明の第3の実施形態における撮像素子の基本構造を示す平面図であり、(b)は(a)におけるEE´線断面図であり、(c)は(a)におけるFF´線断面図である。 特許文献4におけるフィールド蓄積モードによるカラー化に用いられる基本色配置図である。
以下、図1〜9を参照しながら本発明の実施形態を説明する。以下の説明において、共通する要素には同一の符号を付している。なお、以下の説明において、波長域または色成分の異なる光を空間的に分離することを「分光」と称することがある。
(実施形態1)
まず、図1〜6を参照しながら本発明の第1の実施形態による撮像装置を説明する。図1は、本実施形態による撮像装置の全体構成を示すブロック図である。本実施形態の撮像装置は、デジタル式の電子カメラであり、撮像部100と、撮像部100から送出される信号に基づいて画像を示す信号(画像信号)を生成する信号処理部200とを備えている。
撮像部100は、被写体を結像するための光学レンズ12と、光学フィルタ11と、光学レンズ12および光学フィルタ11を通して結像した光情報を、光電変換によって電気信号に変換する固体撮像素子10とを備えている。撮像部100はさらに、撮像素子10を駆動するための基本信号を発生するとともに撮像素子10からの出力信号を受信して信号処理部200に送出する信号発生/受信部13と、信号発生/受信部13によって発生された基本信号に基づいて撮像素子10を駆動する素子駆動部14とを備えている。光学レンズ12は、公知のレンズであり、複数のレンズを有するレンズユニットであり得る。光学フィルタ11は、画素配列が原因で発生するモアレパターンを低減するための水晶ローパスフィルタに、赤外線を除去するための赤外カットフィルタを合体させたものである。撮像素子10は、典型的にはCCDまたはCMOSセンサであり、公知の半導体製造技術によって製造される。信号発生/受信部13および素子駆動部14は、例えばCCDドライバなどのLSIから構成されている。
信号処理部200は、撮像部100から送出される信号を処理して画像信号を生成する画像信号生成部15と、画像信号の生成過程で発生する各種のデータを格納するメモリ17と、生成した画像信号を外部に送出する画像信号出力部16とを備えている。画像信号生成部15は、公知のデジタル信号処理プロセッサ(DSP)などのハードウェアと、画像信号生成処理を含む画像処理を実行するソフトウェアとの組合せによって好適に実現され得る。メモリ17は、DRAMなどによって構成される。メモリ17は、撮像部100から送出された信号を記録するとともに、画像信号生成部15によって生成された画像データや、圧縮された画像データを一時的に記録する。これらの画像データは、画像信号出力部16を介して不図示の記録媒体や表示部などに送出される。
なお、本実施形態の撮像装置は、電子シャッタ、ビューファインダ、電源(電池)、フラッシュライトなどの公知の構成要素を備え得るが、それらの説明は本発明の理解に特に必要でないため省略する。また、以上の構成はあくまでも一例であり、本発明において、撮像素子10を除く構成要素には、公知の要素を適切に組み合わせて用いることができる。
以下、本実施形態における撮像素子10を説明する。
図2は、露光中にレンズ12を透過した光が撮像素子10に入射する様子を模式的に示す図である。図2では、簡単のためレンズ12および撮像素子10以外の構成要素の記載は省略されている。また、レンズ12は、一般には光軸方向に並んだ複数のレンズによって構成され得るが、簡単のため、単一のレンズとして描かれている。撮像素子10の撮像面10aには、2次元状に配列された複数の光感知セル(画素)を含む光感知セルアレイが配置されている。各光感知セルは、典型的にはフォトダイオードであり、光電変換によって入射光量に応じた光電変換信号(画素信号)を出力する。撮像面10aにはレンズ12および光学フィルタ11を透過した光(可視光)が入射する。一般に、撮像面10aに入射する光の強度および波長域ごとの入射光量の分布(分光分布)は、入射位置に応じて異なる。
図3は、本実施形態における画素配列を示す平面図である。光感知セルアレイ50は、撮像面10a上に正方格子状に配列された複数の光感知セルを有している。光感知セルアレイ50は、複数の単位ブロック40から構成され、各単位ブロック40は4行2列に配列された8個の光感知セル5a、5b、5c、5d、5e、5f、5g、5hを含んでいる。なお、光感知セルの配列は、このような正方格子状の配列に限らず、斜交型の配列であってもよいし、他の配列であってもよい。以下の説明では、方向を示す際に図3に示すXY座標を用いることとする。また、本明細書において、X方向を「水平方向」、Y方向を「垂直方向」と呼ぶことがある。
光感知セルアレイ50に対向して、光が入射する側に複数の分光要素を含む分光要素アレイが配置される。以下、本実施形態における分光要素を説明する。
本実施形態における分光要素は、屈折率が異なる2種類の透光性部材の境界で生じる光の回折を利用して入射光を波長域に応じて異なる方向に向ける光学素子である。このタイプの分光要素は、屈折率が相対的に高い材料で形成された高屈折率透明部材(コア部)と、屈折率が相対的に低い材料で形成されコア部の各々の側面と接する低屈折率透明部材(クラッド部)とを有している。コア部とクラッド部との間の屈折率差により、両者を透過した光の間で位相差が生じるため、回折が起こる。この位相差は光の波長によって異なるため、光を波長域(色成分)に応じて空間的に分離することが可能となる。例えば、第1の方向および第2の方向に第1の色成分の光を半分ずつ向け、第3の方向に第1の色成分以外の光を向けることができる。また、3つの方向にそれぞれ異なる波長域(色成分)の光を向けることも可能である。コア部とクラッド部との屈折率差によって分光が可能になるため、本明細書では、高屈折率透明部材のことを「分光要素」と呼ぶことがある。このような回折型の分光要素の詳細は、例えば、特許第4264465号公報に開示されている。
以上のような分光要素を有する分光要素アレイは、公知の半導体製造技術により、薄膜の堆積およびパターニングを実行することにより、製造され得る。分光要素の材質(屈折率)、形状、サイズ、配列パターンなどを適切に設計することにより、個々の光感知セルに所望の波長域の光を分離・統合して入射させることが可能となる。その結果、各光感知セルが出力する光電変換信号の組から、必要な色成分に対応する信号を算出することができる。
次に、図4を参照しながら本実施形態における撮像素子10の基本構造および各分光要素の働きを説明する。
図4(a)は撮像素子10の基本構造を模式的に示す平面図である。各単位ブロックにおいて、4つの光感知セル(画素)5b、5c、5e、5gの各々に対向して分光要素1b、1c、1e、1gがそれぞれ配置されている。画素5a、5d、5f、5hには対向する分光要素は配置されていない。このような基本構造を有する複数のパターンが撮像面10a上に繰り返し形成されている。
1行2列目および3行1列目の画素5b、5eにそれぞれ対向する分光要素1b、1eは、シアン(緑および青)の色成分に対応する波長域の光(Cy光)を対向画素に入射させ、赤の色成分に対応する波長域の光(R光)を対向画素の水平方向における隣接画素に入射させる。2行1列目および4行1列目の画素5c、5gにそれぞれ対向する分光要素1c、1gは、黄(赤および緑)の色成分に対応する波長域の光(Ye光)を対向画素に入射させ、青の色成分に対応する波長域の光(B光)を対向画素の水平方向における隣接画素に入射させる。1行1列目、2行2列目、3行2列目、4行2列目の画素5a、5d、5f、5hには対向する分光要素は配置されないため、これらの画素は、いずれの分光要素も経由せずに直接入射する可視光(W光)を受ける。図4(a)には、各画素に入射する光の色成分を示す記号を記載している。なお、図中における括弧内の記号は、隣接画素に対向する分光要素から入射する光の色成分を表している。
図4(b)、(c)、(d)は、それぞれ図4(a)におけるAA´線断面、BB´線断面、CC´線断面を模式的に示す図である。なお、図4(a)における4行目の構造は2行目の構造と同一であるため、4行目については断面の図示を省略する。
図4(b)は、画素配列の1行目の断面構造を示している。光感知セル5a、5b上には各分光要素よりも屈折率の低い透光性部材からなる透明層2が形成されている。透明層2における光が入射する側の表面には、凸レンズ状の構造が形成されている。これによって各光感知セルへの集光性を高めることができる。透明層2および凸レンズ状の構造は、2行目〜4行目についても全く同様に形成されている。なお、本発明において、透明層2における光が入射する側の表面は凸レンズ状に形成されていなくてもよい。
1行2列目の光感知セル5bに対向して、光をR光とCy光とに分離する分光要素1bが配置されている。1行1列目の光感知セル5aは、可視光W(=R+G+B)を受光すると共に1行2列目の分光要素1bから入射するR光も受光する。1行2列目の分光要素1bは透明な高屈折率部材から形成され、光の進行方向に長い板状の形状を有し、光が出射する側の先端の片側が欠けている。その形状および周辺の透明層2との間の屈折率差により、分光要素1bは、1行1列目の光感知セル5aにR光を入射させ、対向する1行2列目の光感知セル5bにCy光を入射させる。
図4(c)は画素配列の2行目の断面構造を示している。2行1列目の分光要素1cも、透明な高屈折率部材から形成され、光の進行方向に長い板状の形状を有し、光が出射する側の先端の片側が欠けている。その形状および周辺の透明層2との間の屈折率差により、分光要素1cは、2行1列目の光感知セル5cにYe光を入射させ、2行2列目の光感知セル5dにB光を入射させる。また、2行2列目の光感知セル5dは直接入射する可視光Wを受光すると共に2行1列目の分光要素1cから入射するB光も受光する。なお、画素配列の4行目も断面構造は2行目と同じであり、各画素への光の入射の仕方も同じである。
図4(d)は画素配列の3行目の断面構造を示している。3行1列目の分光要素1eは、1行2列目の分光要素1bと同様の形状を有しているが、その向きは1行目の分光要素1bの向きと逆である。したがって、3行1列目の光感知セル5eはCy光を受光し、3行2列目の光感知セル5fは直接入射するW光および光感知セル5eから入射するR光を受光する。
図5は、各光感知セルが受ける光の色成分を示す図である。以上の構成により、1行1列目および3行2列目の画素はW光およびR光を受ける。1行2列目および3行1列目の画素はCy光(G光およびB光)を受ける。2行1列目および4行1列目の画素はYe光(R光およびG光)を受ける。
フィールド蓄積モードでは、輝度信号及び色差信号は以下のように表される。第1フィールドについては、図5における1行目および2行目がnライン、3行目および4行目が(n+1)ラインとなる。垂直方向に隣接する2画素の画素信号が加算されるため、第1フィールドのnラインの信号は、以下の式8、9で表される信号Sn,1、Sn,2の繰り返しとなる。
(式8) Sn,1=Ws+Rs+Ys=3Rs+2Gs+Bs
(式9) Sn,2=Cs+Ws+Bs=Rs+2Gs+3Bs
また、第1フィールドの(n+1)ラインの信号は、以下の式10、11で表される信号Sn+1,1、Sn+1,2の繰り返しとなる。
(式10) Sn+1,1=Cs+Ys=Rs+2Gs+Bs
(式11) Sn+1,2=2Ws+Rs+Bs=3Rs+2Gs+3Bs
輝度信号YLは、各ラインにおいて、隣接する2列の信号の加算によって生成される。したがって、輝度信号YLは、nライン、(n+1)ラインとも以下の式12で表される。
(式12) YL=Sn,1+Sn,2=Sn+1,1+Sn+1,1=4Rs+4Gs+4Bs
また、色差信号は次のように生成される。まず、各ラインにおいて隣接する2列の信号間で減算が行われる。その結果、nラインについては以下の式13で表される信号C(n)が得られ、(n+1)ラインについては以下の式14で表される信号C(n+1)が得られる。
(式13) C(n)=Sn,1−Sn,2=2Rs−2Bs
(式14) C(n+1)=Sn+1,2−Sn+1,1=2Rs+2Bs
次に、C(n)+C(n+1)の演算により4Rsが得られ、C(n+1)−C(n)の演算により4Bsが得られる。得られた4Rs、4Bsと輝度信号YLとの差分演算により、以下の式15、16に示す色差信号(R‐Y)、(B‐Y)が生成される。但し、式15、16において、α、βはホワイトバランスを取るための係数である。α、βの値は、白の被写体を写した場合に色差信号(R-Y)、(B-Y)が0になるように設定される。
(式15)R-Y=4Rs−αYL
(式16)B-Y=4Bs−βYL
第2フィールドでは、画素配列の2行目および3行目をn´ライン、4行目および5行目を(n+1)´ラインとし、垂直方向に隣接する2画素の画素信号が加算される。その結果、n´ラインの信号は、(Ys+Cs)、(2Ws+Rs+Bs)の繰り返しとなる。また、(n+1)´ラインの信号は、(Ys+Ws+Rs)、(Ws+Bs+Cs)の繰り返しとなる。すなわち、第2フィールドにおける読み出し信号は、第1フィールドにおける読み出し信号に対して1ライン分ずれるが、全体として読み出される信号は同じである。したがって、輝度信号、色差信号とも第1フィールドと全く同様の信号処理によって生成される。
以上のように、本実施形態の撮像装置によれば、フィールド蓄積モードにおけるインターレース走査において、第1フィールド、第2フィールドとも、同一の信号処理によって同一の色情報を示す輝度信号、色差信号を生成することができる。
本実施形態の撮像装置における画像信号生成部15は、上記の信号演算を行うことによって色情報を生成する。生成された色情報は画像信号出力部16によって不図示の記録媒体や表示装置などに出力される。
以上のように、本実施形態の撮像装置は、4行2列を単位ブロックとする光感知セルアレイに対向して分光要素アレイが配置される。1行1列目、2行2列目、3行2列目、4行2列目の画素には分光要素は配置されず、これらの画素は透明層2を通って直接入射する光を受ける。一方、1行2列目および3行1列目の画素に対向して、入射光に含まれるR光を対向画素の隣接画素に入射させ、Cy光(G光およびB光)を対向画素に入射させる分光要素が配置される。また、2行1列目および4行1列目の画素には、入射光に含まれるB光を対向画素の隣接画素に入射させ、Ye光(R光およびG光)を対向画素に入射させる分光要素が配置される。これらの分光要素により、フィールド蓄積モードにおけるインターレース走査においてカラー化を実現できるとともに、光の損失を大幅に低減できるという効果を奏する。
なお、各分光要素は、入射光に含まれるR光またはB光のほぼ全てを対向画素の隣接画素に入射させ、その他の光のほぼ全てを対向画素に入射させることが理想であるが、多少の光損失があっても問題はない。光損失の程度に応じて信号を補正することによって良好な色情報を得ることができる。
さらに、本実施形態における画像信号生成部15が行う信号演算処理を、撮像装置自身ではなく他の機器に実行させることも可能である。例えば、撮像素子10から出力される光電変換信号の入力を受けた外部の機器に本実施形態における信号演算処理を規定するプログラムを実行させることによっても色情報を生成することが可能である。
本実施形態では、入射光をR光とCy光とに分ける分光要素、および入射光をB光とYe光とに分ける分光要素が用いられるが、他の分光要素を用いることも可能である。一般化すると、入射光Wが3つの色成分の光C1、C2、C3の集合であるとして、入射光をC1光とその補色光C1~(=W−C1=C2+C3)とに分ける分光要素、およびC2光とその補色C2~(=W−C2=C1+C3)とに分ける分光要素が用いられていればよい。図6に、このように一般化された場合における各画素が受ける光の色成分を示す。
このように一般化された場合、輝度信号YLおよび色差信号(R-Y)、(B-Y)の生成は以下の手順で行われる。
まず、第1フィールド、第2フィールドとも、nラインの信号は、以下の式17、18で表される信号Sn,1、Sn,2の繰り返しとなる。ここで、C1光、C1~光、C2光、C2~光、C3光を示す信号をそれぞれC1s、C1~s、C2s、C2~s、C3sと表す。
(式17) Sn,1=Ws+C1s+C2~s=3C1s+C2s+2C3s
(式18) Sn,2=C1~s+Ws+C2s=C1s+3C2s+2C3s
また、第1フィールド、第2フィールドとも、(n+1)ラインの信号は、以下の式19、20で表される信号Sn+1,1、Sn+1,2の繰り返しとなる。
(式19) Sn+1,1=C1~s+C2~s=C1s+C2s+2C3s
(式20) Sn+1,2=2Ws+C1s+C2s=3C1s+3C2s+2C3s
したがって、輝度信号YLは、nライン、(n+1)ラインとも以下の式21で表される。
(式21) YL=Sn,1+Sn,2=Sn+1,1+Sn+1,1=4C1s+4C2s+4C3s=4Ws
また、色差信号に関しては、まず、各ラインにおいて2列の信号間で減算が行われる。その結果、nラインについては以下の式22で表される信号C(n)が得られ、(n+1)ラインについては以下の式23で表される信号C(n+1)が得られる。
(式22) C(n)=Sn,1−Sn,2=2C1s−2C2s
(式23) C(n+1)=Sn+1,2−Sn+1,1=2C1s+2C2s
次に、C(n)+C(n+1)の演算により4C1sが得られ、C(n+1)−C(n)の演算により4C2sが得られる。得られた4C1s、4C2sと輝度信号YLとの差により、以下の式24、25に示す色差信号(R‐Y)、(B‐Y)が生成される。但し、式24、25において、α、βはホワイトバランスを取るための係数である。α、βの値は、白の被写体を写した場合に色差信号(R-Y)、(B-Y)が0になるように設定される。
(式24)R-Y=4C1s−αYL
(式25)B-Y=4C2s−βYL
このように、色成分を一般化した場合においても、上記の信号演算によって色情報を生成することができる。
なお、本実施形態では、分光要素として部材間の屈折率差による回折を利用して分光するものが用いられるが、分光要素はこのような回折型のものに限定されない。例えば、マイクロプリズムや、ダイクロイックミラー等の分光要素を用いても同様の効果を得ることが可能である。
(実施形態2)
次に図7、8を参照しながら本発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態の撮像装置は、第1の実施形態の撮像装置と比較して、撮像素子の画素配列における3行目および4行目の画素に対応する分光要素の配置が異なっている点のみが異なっている。以下の説明においては、第1の実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する点については説明を省略する。
図7(a)は本実施形態における撮像素子10の基本構造を模式的に示す平面図である。各単位ブロックにおいて、4つの光感知セル5b、5c、5f、5hの各々に対向して分光要素1b、1c、1f、1hがそれぞれ配置されている。光感知セル5a、5d、5e、5g上には分光要素は配置されていない。このような基本構造を有する複数のパターンが撮像面10a上に繰り返し形成されている。このように、本実施形態においては、1行目および2行目の構造は実施形態1における構造と同様であるが、3行目および4行目については実施形態1における構造に対して分光要素の配置が異なっている。本実施形態において、3行目は1行目と同じ構造となっている。一方、4行目は2行目と同様の構成であるが、分光要素の水平方向の向きが逆である。そのため、1行目から3行目については断面構造の図示を省略する。
図7(b)は、図7(a)におけるDD´線断面図であり、画素配列の4行目の断面構造を示している。図示されるように、入射光(W光)に含まれるB光を4行1列目の光感知セル5gに入射させ、Ye光(R光およびG光)を4行2列目の光感知セル5hに入射させる分光要素1hが画素5hに対向して配置されている。このため、4行2列目の光感知セル5hはYe光を受け、4行1列目の光感知セル5gはW光およびB光を受ける。
図8は、本実施形態において各光感知セルが受ける光の色成分を示す図である。以上の構成により、1行1列目および3行1列目の画素はW光およびR光を受ける。2行2列目および4行1列目の画素はW光およびB光を受ける。1行2列目および3行2列目の画素はCy光(G光およびB光)を受ける。2行1列目および4行2列目の画素はYe光(R光およびG光)を受ける。
本実施形態における各画素が受ける光の色成分は、実施形態1における各画素が受ける光の色成分と比べて、3行1列目と3行2列目とが逆であり、4行1列目と4行2列目とが逆である点を除けば同じである。よって、本実施形態における輝度信号YLも、実施形態1における輝度信号と同様、式12で表すことができる。また、第1フィールド、第2フィールドとも、nラインの隣接する2列の信号の差分C(n)は式13で表され、(n+1)ラインの隣接する2列の信号の差分C(n+1)は式14において符号を逆にした信号となる。したがって、実施形態1における信号演算処理と同様の処理を行うことにより、色情報を生成することができる。
以上のことから、本実施形態の撮像装置においても、フィールド蓄積モードにおけるインターレース走査においてカラー化を実現できるとともに、光の損失を大幅に低減できるという効果を奏する。
なお、本実施形態においても、入射光をR光とCy光とに分ける分光要素、および入射光をB光とYe光とに分ける分光要素に限らず、他の分光要素を用いることが可能である。一般化すれば、入射光WをC1光とその補色光C1~(=W−C1=C2+C3)とに分ける分光要素、およびC2光とその補色C2~(=W−C2=C1+C3)とに分ける分光要素が用いられていればよい。
また、分光要素は、部材間の屈折率差による回折を利用して分光するものに限らず、例えば、マイクロプリズムや、ダイクロイックミラー等の分光要素を用いても同様の効果を得ることが可能である。
(実施形態3)
次に図9を参照しながら本発明の第3の実施形態を説明する。本実施形態の撮像装置は実施形態1の撮像装置と比較して、各画素が受ける光の色成分は同じであるが、分光要素の構造および分光の仕方が異なっている。そこで、以下の説明においては、第1の実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する点についての説明は省略する。
図9(a)は、本実施形態における撮像素子の基本構造を模式的に示す平面図である。各単位ブロックにおいて、4つの光感知セル5b、5c、5e、5gの各々に対向して分光要素1b、1c、1e、1gがそれぞれ配置されている。光感知セル5a、5d、5f、5h上には分光要素は配置されていない。このような基本構造を有する複数のパターンが撮像面10a上に繰り返し形成されている。本実施形態では、各光感知セルが受ける光の色成分は実施形態1における各光感知セルが受ける光の色成分と同じである。本実施形態における分光要素は、特定の色成分の光を対向画素の水平方向における2つの隣接画素に等量ずつ入射させるように設計されている点が実施形態1における分光要素と異なっている。
図9(b)は、図9(a)におけるEE´線断面図であり、画素配列の1行目の断面構造を示している。画素5bに対向して配置された分光要素3bは、透明な高屈折率部材によって形成され、光の進行方向に長い板状の形状を有している。分光要素3bは、周辺の透明層2との屈折率差による回折を利用して、Cy光を対向画素5bに入射させ、R光を対向画素の両隣の画素に半分ずつ入射させる。その結果、1行1列目の画素5aは、いずれの分光要素も介さずに入射する可視光Wと、分光要素3bから入射するR光(R/2)と、隣接単位ブロックに含まれる分光要素から入射するR光(R/2)とを受ける。ここで、記号R/2は、分光要素3bに入射する光Wに含まれるR光の半分の量であることを表している。1行2列目の画素5bは、対向する分光要素3bから入射するCy光(G光およびB光)を受ける。なお、画素配列の3行目も、分光要素の配置は1列ずれるが、1行目と同様の構成を有しており、各画素へ入射する光の色成分も1行目と同様である。
図9(c)は、図9(a)におけるFF´線断面図であり、画素配列の2行目の断面構造を示している。画素5cに対向して配置された分光要素3cも、透明な高屈折率部材によって形成され、光の進行方向に長い板状の形状を有している。分光要素3cは、周辺の透明層2との屈折率差による回折を利用して、Ye光を対向画素5cに入射させ、B光を半分ずつ対向画素の両隣の画素に入射させる。その結果、2行1列目の画素5cは、対向する分光要素3cから入射するYe光(R光およびG光)を受ける。2行2列目の画素5dは、いずれの分光要素も介さずに入射する可視光Wと、分光要素3cから入射するB光(B/2)と、隣接単位ブロックに含まれる分光要素から入射するB光(B/2)とを受ける。なお、画素配列の4行目も、2行目と同様の構成を有しており、各画素へ入射する光の色成分も同様である。
本実施形態における各画素が受ける光の色成分は、実施形態1において各画素が受ける光の色成分と全く同じである。そのため、実施形態1における信号演算処理により、フィールド蓄積モードによるインターレース走査に対応したカラー化を実現できる。さらに、原色型の色フィルタではなく分光要素が用いられるため、光の損失を低減できるという効果を有する。また、本実施形態における各分光要素は対向画素に隣接する2画素に特定の色成分の光を分離入射させるため、水平方向に関する光学ローパスフィルタの効果が実施形態1の場合よりも高いという特徴を有している。
なお、本実施形態においても、入射光をR光とCy光とに分ける分光要素、および入射光をB光とYe光とに分ける分光要素に限らず、他の分光要素を用いることが可能である。一般化すれば、入射光WをC1光とその補色光C1~(=W−C1=C2+C3)とに分ける分光要素、およびC2光とその補色C2~(=W−C2=C1+C3)とに分ける分光要素が用いられていればよい。この場合、各分光要素は、C1光またはC2光を半分ずつ各分光要素の両側の画素に入射するように構成されていればよい。
また、分光要素は、部材間の屈折率差による回折を利用して分光するものに限らず、例えば、マイクロプリズムや、ダイクロイックミラー等の分光要素を用いてもよい。
本実施形態における各分光要素は、対向画素の両隣の画素に1つの色成分の光を等量ずつ入射させるが、対向画素の両隣の画素に異なる割合で光を入射させてもよい。例えば、分光要素は、対向画素の一方の隣接画素に入射光に含まれる特定の色成分の光の7割を入射させ、他方の隣接画素に特定の色成分の光の3割を入射させるように構成されていてもよい。このような場合においても、分光要素が配置されていない画素が受ける第1の色成分の光の量に変わりはないため、上記と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態における分光要素と実施形態1における分光要素とを組み合わせて用いてもよい。例えば、1行目および3行目には本実施形態における分光要素が配置され、2行目および4行目には実施形態1における分光要素が配置される構成も可能である。
本実施形態における分光要素の配置は、実施形態1における分光要素と同様の配置であるが、実施形態2における分光要素と同様の配置であってもよい。すなわち、図9において、3行目および4行目の分光要素を配置する位置を1列ずらしてもよい。その場合であっても本実施形態の効果が変わるものではない。
本発明の固体撮像素子および撮像装置は、フィールド蓄積モードでインターレース走査を行うすべてのカメラに有効である。例えば、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの民生用カメラ、放送用の固体カメラ、産業用の固体監視カメラなどに利用可能である。
1b、1e、1f R光とCy光とに分ける分光要素(高屈折率材料)
1c、1g、1h B光とYe光とに分ける分光要素(高屈折率材料)
2 透光性部材
3b、3e R光とCy光とに分ける分光要素(高屈折率材料)
3c、3g B光とYe光とに分ける分光要素(高屈折率材料)
5a、5b、5c、5d、5e、5f、5g、5h 光感知セル(画素)
10 固体撮像素子
10a 固体撮像素子の撮像面
11 光学フィルタ
12 光学レンズ
13 信号発生/受信部
14 素子駆動部
15 画像信号生成部
16 画像信号出力部
17 メモリ
40 光感知セルアレイの単位ブロック
50 光感知セルアレイ
100 撮像部
200 信号処理部

Claims (8)

  1. 各々が4行2列に配列された8個の光感知セルを含む複数の単位ブロックが行列状に配列された光感知セルアレイと、
    前記光感知セルアレイに対向して配置された分光要素アレイであって、1行2列目の光感知セルに対向して配置された第1の分光要素、2行1列目の光感知セルに対向して配置された第2の分光要素、3行1列目の光感知セルに対向して配置された第3の分光要素、および4行1列目の光感知セルに対向して配置された第4の分光要素を含む分光要素アレイと、
    を備え、
    前記第1の分光要素は、1行1列目の光感知セルに第1の色成分の光を入射させ、1行2列目の光感知セルに前記第1の色成分以外の光を入射させ、
    前記第2の分光要素は、2行2列目の光感知セルに第2の色成分の光を入射させ、2行1列目の光感知セルに前記第2の色成分以外の光を入射させ、
    前記第3の分光要素は、3行2列目の光感知セルに前記第1の色成分の光を入射させ、3行1列目の光感知セルに前記第1の色成分以外の光を入射させ、
    前記第4の分光要素は、4行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光を入射させ、4行1列目の光感知セルに前記第2の色成分以外の光を入射させる、
    固体撮像素子。
  2. 各単位ブロックにおいて、
    前記第1の分光要素は、1行1列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の半分を入射させ、第1の隣接単位ブロックに含まれる1行1列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の残りの半分を入射させ、
    前記第2の分光要素は、2行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の半分を入射させ、第2の隣接単位ブロックに含まれる2行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の残りの半分を入射させ、
    前記第3の分光要素は、3行2列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の半分を入射させ、前記第2の隣接単位ブロックに含まれる3行2列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の残りの半分を入射させ、
    前記第4の分光要素は、4行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の半分を入射させ、前記第2の隣接単位ブロックに含まれる4行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の残りの半分を入射させる、請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 各単位ブロックにおいて、
    1行1列目の光感知セルおよび3行2列目の光感知セルは、いずれの分光要素も介さずに入射する前記第1の色成分の光、前記第2の色成分の光、および第3の色成分の光と、隣接する光感知セルに対向する分光要素から入射する前記第1の色成分の光とを受け、
    1行2列目の光感知セルおよび4行2列目の光感知セルは、いずれの分光要素も介さずに入射する前記第1の色成分の光、前記第2の色成分の光、および第3の色成分の光と、隣接する光感知セルに対向する分光要素から入射する前記第2の色成分の光とを受け、
    1行2列目の光感知セルおよび3行1列目の光感知セルは、対向する分光要素から入射する前記第1の色成分以外の光を受け、
    2行1列目の光感知セルおよび4行1列目の光感知セルは、対向する分光要素から入射する前記第2の色成分以外の光を受ける、
    請求項1または2に記載の固体撮像素子。
  4. 各々が4行2列に配列された8個の光感知セルを含む複数の単位ブロックが行列状に配列された光感知セルアレイと、
    前記光感知セルアレイに対向して配置された分光要素アレイであって、1行2列目の光感知セルに対向して配置された第1の分光要素、2行1列目の光感知セルに対向して配置された第2の分光要素、3行2列目の光感知セルに対向して配置された第3の分光要素、および4行2列目の光感知セルに対向して配置された第4の分光要素を含む分光要素アレイと、
    を備え、
    前記第1の分光要素は、1行1列目の光感知セルに、第1の色成分の光を入射させ、1行2列目の光感知セルに前記第1の色成分以外の光を入射させ、
    前記第2の分光要素は、2行2列目の光感知セルに第2の色成分の光を入射させ、2行1列目の光感知セルに前記第2の色成分以外の光を入射させ、
    前記第3の分光要素は、3行1列目の光感知セルに前記第1の色成分の光を入射させ、3行2列目の光感知セルに前記第1の色成分以外の光を入射させ、
    前記第4の分光要素は、4行1列目の光感知セルに前記第2の色成分の光を入射させ、4行2列目の光感知セルに前記第2の色成分以外の光を入射させる、
    固体撮像素子。
  5. 各単位ブロックにおいて、
    前記第1の分光要素は、1行1列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の半分を入射させ、第1の隣接単位ブロックに含まれる1行1列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の残りの半分を入射させ、
    前記第2の分光要素は、2行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の半分を入射させ、第2の隣接単位ブロックに含まれる2行2列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の残りの半分を入射させ、
    前記第3の分光要素は、3行1列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の半分を入射させ、前記第2の隣接単位ブロックに含まれる3行1列目の光感知セルに前記第1の色成分の光の残りの半分を入射させ、
    前記第4の分光要素は、4行1列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の半分を入射させ、前記第2の隣接単位ブロックに含まれる4行1列目の光感知セルに前記第2の色成分の光の残りの半分を入射させる、請求項4に記載の固体撮像素子。
  6. 各単位ブロックにおいて、
    1行1列目の光感知セルおよび3行1列目の光感知セルは、いずれの分光要素も介さずに入射する前記第1の色成分の光、前記第2の色成分の光、および第3の色成分の光と、隣接する光感知セルに対向する分光要素から入射する前記第1の色成分の光とを受け、
    1行2列目の光感知セルおよび4行1列目の光感知セルは、いずれの分光要素も介さずに入射する前記第1の色成分の光、前記第2の色成分の光、および第3の色成分の光と、隣接する光感知セルに対向する分光要素から入射する前記第2の色成分の光とを受け、
    1行2列目の光感知セルおよび3行2列目の光感知セルは、対向する分光要素から入射する前記第1の色成分以外の光を受け、
    2行1列目の光感知セルおよび4行2列目の光感知セルは、対向する分光要素から入射する前記第2の色成分以外の光を受ける、
    請求項4または5に記載の固体撮像素子。
  7. 前記第1の色成分は、赤および青の一方の色成分であり、
    前記第2の色成分は、赤および青の他方の色成分である、
    請求項1から6のいずれかに記載の固体撮像素子。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子の撮像面に像を形成する光学系と、
    前記固体撮像素子から出力される信号を処理して色情報を生成する信号処理部と、
    を備えている撮像装置。
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