JP5503024B2 - 広がり特性および可撓性を有する蹄鉄 - Google Patents

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Description

本発明は蹄鉄に関し、より具体的には比較的安価であり、広がり特性および可撓性を提供し、馬の蹄の快適さと蹄組織の再生を促進する蹄鉄に関する。
蹄鉄の設計者および蹄鉄工の多くの者にとって、蹄にやさしく、且つ馬が、特に硬い表面上を、歩いたり走ったりする際の蹄の動きにある程度追従する蹄鉄を提供することが課題であった。長きに渡って種々の試みがなされ、ある程度の可撓性と弾性を提供する非金属製要素の導入によって、従来の金属製の蹄鉄の剛性が回避されてきた。
従来の技術には、金属部材を含む層中または別の方法で、広がりのための措置を伴わず、衝撃吸収材を導入した蹄鉄の設計例を含む(例えば米国特許第5,348,098号等)。同様に、従来の技術において、広がりのための措置を伴わない、可撓性蹄鉄設計の例が存在する。米国特許第6,076,607号、第4,513,824号、第4,333,532号および第3,628,608号が可撓性蹄鉄の例である。米国特許第6,810,962号は、弾性の中間層により剛性のある上部と下部との間隙を埋めた複合蹄鉄を記載している。
従来の技術において、広がりではないが、特定の設計ニーズに対応するための特殊な類の蹄鉄が存在する。例えば、Ovnicekの米国特許第5,727,633号は、足の不自由な馬用に設計され、蹄骨の先端の真下にある馬の脚底が接触するのを防ぐのに十分な陥凹部が設けられた閉止端蹄尖部を有する蹄鉄を記載している。Ovnicekの特許は、本質的に、足の不自由な馬を補助するための、蹄叉インサートを備える蹄パッド(好ましくは楔形)と馬の踵の位置を上昇する蹄鉄要素との「組み合わせ」を記載している。Ovnicekの特許において、この「組み合わせ」が効果的であるためには、上昇された踵および蹄叉インサートは長くしなければならないと思われる(Ovnicekの特許の第2欄を参照)。とりわけ、Ovnicekの特許は蹄鉄の左翼部と右翼部との間に一切の可撓性を与えず、内部においてもそのような可撓性は想定されていない。
米国特許第6,076,607号(Bergeleen)は、左右本体部と、中央領域に置かれた、選択的に取り外し可能な交換式中央部を有し、蹄鉄の可撓性を意図する通りに調整可能とする複合蹄鉄を記載している。選択された中央部は、水平に延びるねじ穴を各側に1つずつ備え、左右本体部に挿入されたねじにより所定の位置に組み立てられ保持される。この従来技術の特許の蹄鉄は、組み立ての必要な広がり防止フランジを備えると記載されており、したがって、この種の従来技術の蹄鉄を用いるコストは増大する。
米国特許第6,082,462号(Lyden)は、可撓性の材料と比較的非可撓性の材料とで作り、衝撃および振動を減衰するための弾性パッドを含むことができる複合蹄鉄を記載している。米国特許第6,443,232号は、衝撃吸収性を有し、金属プレートの間に弾性ポリマーを挟んだ蹄鉄を記載している。いかなる地面に対しても密着性とグリップ性を有すると記載されている他の蹄鉄は、米国特許第5,988,288号(Bourdieu)に見られ、これによれば、合成のコアピースをゴム化合物で部分的に被覆するか、またはゴム化合物内で包む。
2005年2月17日に公開されたBelgeleenの米国特許公開第2005/0034877号は、成形された超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)またはポリプロピレン等の、可撓性のある成形ポリオレフィンプラスチックからなる本体部を備え、この本体部が、蹄鉄本体部と同様の形状とされた別体のスプリング金属インサートを有し、蹄鉄の広がりを可能とする蹄鉄を提供する。この公開第2005/0034877号に記載された蹄鉄は、鉄、アルミニウムまたは他の金属製でありモールド成形されたスクリーンまたはメッシュを蹄鉄本体部に埋設して、蹄鉄に剛性を付与するとともに、一つの平面内で蹄鉄が動かないようにする。この従来技術の複合設計におけるばね金属インサートは、蹄への荷重が取り除かれると、UHMWPE本体部を初期構成に引き戻すほどに十分に強靭であると記載されている。
Millerの米国特許第6,497,293号は、弾性材料(ポリウレタン、天然ゴム、合成ゴムまたはこれらの組合せ等)で作られた底部と、蹄尖インサートと、2つの踵領域と、蹄尖インサートを踵領域の一方に接続する2つのテーパー状ヒンジを含む複合蹄鉄を教示している。テーパー状ヒンジは、底部と同じ材料から作られると記載されており、蹄鉄の拡大と応力緩和を可能として馬の動きを支援すると記されている。
米国特許第5,348,098号明細書 米国特許第6,076,607号明細書 米国特許第4,513,824号明細書 米国特許第4,333,532号明細書 米国特許第3,628,608号明細書 米国特許第6,810,962号明細書 米国特許第5,727,633号明細書 米国特許第6,082,462号明細書 米国特許第6,443,232号明細書 米国特許第5,988,288号明細書 米国特許公開第2005/0034877号明細書 米国特許第6,497,293号明細書
しかし、弾性を付与する従来技術の蹄鉄の設計は、複合式であるか、複数の部品および構成要素を用いるものであり、単純さ、信頼性または費用対効果を示すものではない。設計上、主として弾性材料を用いるこれらの弾性部材は、拡張を制限し、したがって、特にレース中に馬の蹄および脚への負担を増加させる従来技術の剛体金属設計に比べて、概して耐久性が劣る(寿命が短い)。
衝撃吸収、可撓性およびかかる特性を与える蹄鉄設計が可能であるにもかかわらず、簡素で、経済的で、部品の複数化および部品の組み立ての必要なしに広がりを制御できることを特徴とする蹄鉄設計に対する必要性が依然としてある。本発明は、従来技術の蹄鉄設計のあまり望ましくない側面を防止することを意図するものであり、比較的高価でなく、特にレース中の蹄への負担を緩和する、より望ましい広がりを提供することを目指した非常に単純な設計を提供する。また、本発明は、蹄の快適さと、その結果としての蹄壁の成長および蹄組織の再生を促進するための蹄鉄の構造特性を提供することを目指すものである。
本発明は、一体構造で、好ましくは金属製の、単純且つ経済的な蹄鉄設計であって、広がりと可撓性を可能とし、したがって、使用時における蹄の自然な拡張を可能とし、蹄領域の血液の循環を改善し、従来技術による従来型の剛体蹄鉄で生ずる蹄への負担を軽減することのできる蹄鉄設計を提供する。さらに、本発明は、蹄の快適さと、その結果としての蹄壁の成長および蹄組織の再生を促進することを意図した蹄鉄を提供する。
本発明の第一態様は、包括的な形式において、使用時に馬の蹄の広がりに適応することが可能な蹄鉄であって、前記蹄鉄は、蹄踵領域と、前記蹄鉄の共通底面上に位置する下面を有する左本体部および右本体部と、前記蹄踵領域から離れた位置で前記左本体部および右本体部に接続された中央蹄尖範囲とを含む略U字形の一体の本体を有し、前記中央蹄尖範囲は、ばね要素のごとく作用し、凸状外縁および凹状内縁を含む略三日月状であり、前記凸状外縁は実質的に前記共通底面内にあり、前記凹状内縁は、使用時において、選択した設計寸法だけ前記共通底面から下方に突出しており、前記蹄鉄の前記中央蹄尖範囲が使用時に地面に接触している際に、前記中央蹄尖範囲がばね要素のごとく作用し、前記中央蹄尖範囲の凹状内縁が弾性的に押し上げられて平坦になり、前記蹄鉄の左本体部および右本体部を広がらせ、前記中央蹄尖範囲が地面に接触していない際に、前記蹄鉄の左本体部および右本体部が広がること無く初期位置に復元することを特徴とする蹄鉄である。任意選択で、左翼部および右翼部は、それらの下面に、鋸歯または類似の形状を有し、共通の底面に対して実質的に垂直な方向への左翼部および右翼部の屈曲を容易にしているので、蹄の快適さを高めることができる。本発明の蹄鉄は、構造上、複合式でないことが好ましい。
本発明の第2の態様は、左翼部と、右翼部と、前記左翼部および右翼部と一体であり、実質的に水平な面内で前記左翼部および右翼部に対向する開口凹部を含む中央蹄尖範囲とを有する略U字形の柔軟蹄鉄であって、前記蹄鉄は、前記中央蹄尖範囲に近接して配置され、前記左翼部と右翼部とを橋架する柔軟な板ばねを含み、前記板ばねは、第1の非付勢状態と第2の付勢状態とを有し、前記板ばねは、非付勢状態において、前記左翼部および右翼部から下方へ、前記水平な面より下に突出する弓状を有しており、前記板ばねは、地面からの衝撃により使用時の前記蹄鉄に負荷が加わり、前記弓状が垂直上方に弾性的に変形して、前記左翼部および右翼部から側方に水平な圧力を生じ、前記左翼部および右翼部を所望の予め定められた寸法で広げた際に、前記第2の付勢状態となり、前記板ばねは、使用時の前記蹄鉄に負荷または地面からの衝撃が加わっていない場合で、前記左翼部および右翼部が広がること無く初期位置に復元した場合に、第1の非付勢状態に復元することを特徴とする蹄鉄である。任意選択で、左翼部および右翼部は、それらの下面に、鋸歯を有し、地面のグリップ性の向上を促進し、水平面に対して実質的に垂直な方向への左翼部および右翼部の屈曲を補助しているので、蹄の快適さを高めることができる。
第3の態様は、包括的な形式において、使用時に馬の蹄の広がりに適応することが可能な金属製の蹄鉄であって、前記蹄鉄は、略U字形の一体の本体を有し、前記蹄鉄の底面上に位置する左本体部および右本体部を含み、前記左本体部および右本体部は、底面に実質的に垂直な方向への左本体部および右本体部の屈曲を可能とする鋸歯を含む底面に隣接しており、前記U字形の一体の本体と、前記左本体部および右本体部を橋架する中央蹄尖部とを含み、
前記左本体部および右本体部は、底面に平行な方向に広がることが可能であり、前記中央蹄先部は、板ばねとして機能するよう構成されており、第1の非付勢状態および第2の付勢状態を有しており、前記非付勢状態の前記中央蹄先部は、使用時において、前記底面より下に突出する、実質的に中央が凸状の構造を有しており、前記中央蹄先部は、前記蹄鉄が使用時に地面からの衝撃を受けた際に起きる、蹄鉄への負荷により、前記付勢状態となり、前記板ばねの中央が凸状の構造は、前記第2の付勢状態において、平坦となる傾向があり、前記左本体部および右本体部の、予め定められた寸法での広がりを可能とするものであり、前記中央蹄先部は、使用時に、馬の蹄が地面に衝突/接触した際と地面から離れた際とで、連続して交互に、それぞれ前記第2の付勢状態と前記第1の非付勢状態とになることを特徴とする蹄鉄である。
本発明の第1の実施形態を示す。 本発明の第2の実施形態を示す。 本蹄鉄の第1の実施形態の斜視図を示す。 本発明の蹄鉄の第3の実施形態を示すものであり、広がりを起こす機構を備え、付加的に、必要に応じて垂直面内での蹄鉄の左右部の可撓性を可能とする鋸歯を含む。
本発明の原理を例示的に示す添付の図面を参照して、以下に本発明の1つ以上の実施形態を詳細に説明する。これらの実施形態との関連で本発明を説明するが、本発明がいずれかの特定の実施形態に限定されるものではないことを理解すべきである。反対に、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定されるものであり、本発明は、種々の代替物、変形物および均等物を包含するものである。本発明の十分な理解のために、例示目的で、種々の具体的な詳細を以下の説明で行う。
これらの具体的な詳細のうちの一部または全部がなくとも、特許請求の範囲にしたがって本願発明を実施することができる。明確化のために、本発明に関連する技術分野において公知の技術的材料を詳細には説明しておらず、本発明が不必要なまでに不明瞭となることがないようにしている。
以下の好適な実施形態の詳細な説明において、本願の一部をなし、本発明を実施することのできる具体的な実施形態を例示的に示す添付の図面を参照する。他の実施形態も利用可能であり、構造的な変更もできることを理解されたい。ここに含めた実施形態は、当業者が本発明を実施可能なよう十分に詳細に説明されており、本発明の範囲を逸脱することなく行うことのできる変更を含んだ他の実施形態も利用可能であることを理解すべきである。ここでの説明は例示に過ぎず、したがって限定的に解釈すべきではなく、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲とその均等物とによってのみ定義される。
好ましくは金属製であり、蹄の快適さと、その結果としての蹄壁の成長および蹄組織の再生とを促進することを意図した構成を有する、単一の非複合式蹄鉄の実施形態を以下に詳細に説明する。
図1は、概して本発明の蹄鉄の第1の実施形態を例示的な概略図を示す。図示のとおり、蹄鉄は、共通の底面104上に位置する下面を有する左本体部102および右本体部103を含む略U字形の一体の本体101を含む。左本体部102および右本体部103は、板ばねのごとく作用し、凹状内縁106と凸状外縁108とを含む、三日月状に形成された蹄尖範囲105により架橋されている。凹状内縁106は、選択した設計寸法110だけ共通底面104から下方に突出する部位を含む。蹄鉄に負荷がかかる際(馬が起立している際、または疾走中に蹄が地面に衝突する際など)、蹄尖範囲105内の板ばねの中央凸状形状は、その負荷状態または付勢状態となり、このときに、蹄尖範囲105の板ばね部が弾性的に平坦になり、蹄鉄の左本体部および右本体部を予め決められた量で弾性的に広がらせることができる。蹄尖範囲105の非付勢状態において、広がりは生じず、または、逆転する。したがって、中央蹄尖範囲105は、馬の蹄が地面に接触/衝突した際と地面から離れた際とで、交互に連続して、それぞれ付勢状態と非付勢状態とになる。中央凸状形状は、使用時に、上記した板ばね部と馬の蹄の下面との間に空間または間隙を形成することにさらに留意されたい。好適には、空間または間隙を、圧縮性(弾性)材料フィラー105’、例えばポリウレタンまたは適当な等級の圧縮可能な樹脂で満たすことができ、この樹脂は、所定の位置に保持されると、板ばねが意図したように機能するのを妨げるおそれがあり、また、蹄を不快にする小石/土または他の硬質材料の体積を阻止することができるものである。ポリウレタン材料の代わりとなる他の適当なフィラーは、本発明の範囲内である。ポリウレタン材料/樹脂は、蹄鉄が作られる際に、または、蹄鉄が馬の蹄に取り付けられた後に蹄鉄工によって、空間/間隙内に配置することができる。ポリウレタン発泡材料の弾性は、上記したように板ばねが平坦になるのを妨げるであろうが、蹄鉄の左本体部および右本体部が広がるのを許容するとかんがえられる。本発明の蹄鉄は、釘孔107に配置された釘により蹄の所定の位置に固定/取り付けされる。当業者には理解されるように、釘に代わる他の固定具を用いることができる。
任意選択で、第1の実施形態は、以下の特徴を有することができる。
第1実施形態の凹状内縁は、共通底面と実質的に同じ高さの端を有し、選択した設計寸法は、実質的に凹状内縁の中央範囲において発生することができる。選択した設計寸法を、蹄鉄の左本体部および右本体部の広がりの所望の大きさにより決定することができる。中央蹄尖範囲を、左本体部および右本体部と一体とすることができ、または、溶接、ろう付けもしくは機械的接合により左本体部および右本体部に接続することができる。あるいは、蹄鉄全体を、鍛造、鋳造、鋳造と鍛造の組み合わせ、または溶接により得ることができる。
蹄鉄は、例えば硬化型ステンレス鋼17−4PHもしくは他の適当な等級の鉄材料、または、例えばチタニウムもしくは適当なアルミニウム合金である非鉄材料を含むことができる。蹄鉄の中央蹄尖範囲を、別の鍛造操作により得ることができる。あるいは、中央蹄尖範囲、左本体部および右本体部の全てを、チタニウム、アルミニウム合金、または、例えば硬化型ステンレス鋼17−4PHである任意の所望の等級のステンレス鋼を含む材料から、同時に鋳造(およびその後に任意選択で鍛造)することができる。
変形例として、蹄鉄の中央蹄尖範囲は、凸状外縁に隣接した細長凹部111を含むことができる。好ましくは、中央蹄尖範囲は、蹄鉄の左本体部および右本体部に一般に限られる釘孔107を有していない。
第2の実施形態において、本発明は、左翼部と、右翼部と、左翼部および右翼部と一体であり、実質的に水平な面内で前記左翼部および右翼部に対向する任意選択の開口凹部を含む中央蹄尖範囲とを有する略U字形の柔軟蹄鉄であって、蹄鉄は、中央蹄尖範囲に近接して配置されているが、中央蹄尖範囲には配置されていない、左翼部と右翼部とを橋架する柔軟な板ばねを含む蹄鉄を提供する。第2実施慶太の一例を図2に示す。図示のように、この実施形態は、共通の下面204上に位置する左翼部202および右翼部203を含む、略U字状の本体201を含む。好ましくは本体201と一体である柔軟な板ばね205は、左翼部と右翼部を橋架し、通常の非付勢状態にて、選択した設計寸法210だけ下面204から下方に突出している。開口凹部206が位置する中央蹄尖範囲に隣接して板ばねを配置すると有利である。板ばねは、第1の(通常の)非付勢状態と第2の付勢状態とを有し、地面に接触して使用時の蹄鉄が負荷または衝撃を受けると第2の付勢状態になる。この第2の付勢状態において、板ばねは、下面204の垂直上方に弾性的に変形し、左翼部および右翼部から側方に水平な圧力を生じ、左翼部および右翼部を所望の予め定められた寸法で広げる。板ばねは、使用時の蹄鉄に負荷がかかっていないか、または地面に接触していない場合、第1の非付勢状態に復元し、広がりを逆転または無効にする。したがって、蹄鉄が地面に衝突するたびに、または、馬が蹄鉄に体重をかけることにより蹄鉄に負荷が加わるたびに、板ばねは第2の付勢状態となり、左翼部202および右翼部203を弾性的に広げる。馬の走行動作の間の蹄が瞬間的に空中にある場合のように、蹄鉄に負荷が加わっていない間は、広がりは起きない。ここで説明する全ての実施形態において、広がっている状態と広がりのない状態との周期は、自然な蹄への負荷と一致しており、したがって、蹄の快適さを向上させる。開口凹部206の存在は、左翼部202と右翼部203の広がりへの反応を保持する。釘孔207は、蹄鉄を蹄に固定することを可能とする。蹄鉄を蹄に固定する代替的な方法も可能であり、当業者には理解されるであろう。
図3に示す他の好適な形態において、本発明は、使用時に馬の蹄の広がりに適応することが可能な蹄鉄であって、蹄鉄は、踵領域、左本体部302および右本体部303を含む略U字形の一体の本体301と、共通の底面(図示せず)上に位置する下面と、踵領域から離れた位置でU字形本体301の左本体部302および右本体部303に接続された中央蹄尖範囲305とを有し、中央蹄尖範囲305は、ばね要素のごとく作用し、凸状外縁および凹状内縁を含む略三日月状である蹄鉄を提供する。中央蹄尖範囲305は、凸状縁308、凹状内縁306、任意選択の円弧状開口306’、中央蹄尖領域の前方にある任意選択のスリットを有する。図3には、円弧状開口306’は示されているが、スリットは示されていない。スリットは、開口306’の内側から中央蹄尖範囲の前方まで延在することが好ましい。中央蹄尖範囲305の凸状外縁308は、実質的に上記の共通底面内にあり、凹状内縁306は、選択した設計寸法(図1の寸法110と同様)だけ共通底面の下方に突出しており、蹄鉄の中央蹄尖範囲が使用時に地面に衝突した際に、中央蹄尖範囲がばね要素のごとく作用し、ばね動作を生じる。中央蹄尖範囲305の凹状内縁306は、蹄鉄が地面を打撃し、または地面と衝突した際に弾性的に押し上げられることによるばね動作によって平坦になり、左本体部および右本体部が弾性的に広がることを可能とする。中央蹄尖範囲が地面と衝突/接触していない場合には、左本体部および右本体部は、広がること無く初期位置に復元することに留意されたい。広がり動作は、馬がレースをしている際には一時的なものであるが、厩舎で起立している際には広がりは一時的なものではないかもしれない。凹状内縁が共通底面から突出する寸法である選択した設計寸法を決定するに際して、蹄への負荷/衝撃を考慮に入れる。選択した設計寸法は、広がりの大きさを制御するばね動作の大きさに影響する。ここで説明した広がり動作は、馬がレースしている際に蹄が地面と接触したことによる応力を緩和するのに必要であり、望ましい。設計者が、得ることのできる最大限の広がりを確保するために、馬の蹄の大きさ、馬の体重範囲、予想される最大対地速度、地面の硬さおよび蹄鉄材料の弾性係数を含むパラメータを考慮に入れることで、衝突の大きさを見積もることができる。当業者であれば、競走馬がレーストラックを時速30〜40マイル(時速48〜64km)で走行する場合に、全蹄衝撃時間がミリ秒の範囲であり、しががって、蹄衝撃時間の間に蹄鉄の左本体部および右本体部の広がりを予め決められた大きさで意図的に許容することが望ましいことが理解されよう。本発明は、蹄鉄の複雑な小部品なしに、または、蹄鉄を構成する複合材料を使用することなく、広がりを達成することを目的としている。したがって、本設計は、単純で、信頼性があり、費用効果のある蹄鉄設計を行うことにより、蹄鉄の左本体部および右本体部の広がりを可能とする。
他の蹄鉄の実施形態を例示的に図4にしてあり、この蹄鉄は、右翼部と左翼部の間を比較的可撓性とする鋸歯を含んでおり、蹄鉄が屈曲した状態において、右翼部および左翼部は同一平面でなくすることができる。ここでも、本実施形態が備えるこの種の可撓性は、蹄の快適さと蹄組織の再生に望ましいことが分かっている。図4に示す蹄鉄は、共通の底面404上に位置する左本体部402および右本体部403を有し、蹄尖範囲405により橋架される略U字形の一体の本体401を含む。図中、409で示される構成を有することのできる鋸歯を、蹄鉄の左本体部および右本体部の凸状側および凹状側ならびに下面に選択的に設けることができる。蹄鉄の下面に設けられた鋸歯は、本発明の蹄鉄を取り付けた馬の地面のグリップ性を高める役割をする。鋸歯409は、上記の中央蹄尖範囲から上記のU字形の本体の開口端まで、連続的に設けることができる。通常、鋸歯は、左翼部および右翼部の剛性レベルを低減し、可撓性とさせるような寸法とすることができる。望ましくは、本発明の可撓性蹄鉄は、板ばね、鋸歯およびポリウレタン/樹脂フィラーを含み、本発明の全ての特徴を一つの実施形態に組み合わせることができる。左翼部と右翼部の間を可撓性にする、鋸歯以外の他の代替的な構造上の特徴も、本発明の範囲内である。例えば、鋸歯に代えて刻目を用いてもよい。釘を釘孔407内に用いて、蹄鉄を所定の位置に固定してもよい。地面と衝突し、または蹄鉄に負荷がかかった際に、蹄尖範囲405は寸法410により許容される範囲で弾性的に変形し、左および右(翼)本体部402、403の側方に圧力を生じ、これらを弾性的に広げて離す。図1の実施形態と同様に、図4に示す蹄鉄の構造の蹄尖範囲405は、凹状内縁406および凸状外縁408を含む。内縁406は、選択した設計寸法408だけ下面404の下方に突出する。任意選択で、蹄尖範囲は溝411を含むことができる。
図4に示す蹄尖範囲405は使用時に空洞を形成し、この空洞には、小石、土、礫およびこの種の材料が上述したような空洞または空間内に詰まるのを防ぐことを補助する、ポリウレタンまたは圧縮可能な樹脂等の弾性的に圧縮可能な材料405’を充填してもよい。小石等の外来の材料が空間または空洞内に詰まることは、板ばねの意図した機能を阻害し、低テグの左翼部および右翼部が広がることを妨げるおそれがある。ポリウレタンまたは樹脂に代わる他の圧縮可能な不活性材料をフィラーとして用いることも容認される。
鋸歯とともに、または鋸歯なしに、使用時に蹄尖範囲(405)板ばねは、ポリウレタンフィラーと一緒に、板ばねの弾性変形が蹄鉄の左翼部および右翼部の所定量の広がりを生じさせるように、機能する。上述のように、広がりを与えることで、蹄の快適さと蹄の再生を促進する。
上記の実施形態のいずれにおいても、蹄鉄の略U字形の本体は、鍛造、鋳造、打ち抜き、溶接、ろう付け、または鋳造と鍛造の組み合わせから選択される任意の工程により得られる一体成形とすることができる。U字形の本体を得る他の方法は、本発明の範囲内である。蹄鉄は、析出硬化型ステンレス鋼17−4PHを用いた鍛造操作により得られるU字形本体を含むことができる。あるいは、U字形本体はチタニウムから得ることができる。
一実施形態において、鋸歯/刻目を左本体部および右本体部の下面上に設ける。好ましい変形例において、鋸歯を上記の左本体部および右本体部の弓状側面上、ならびに上記の左本体部および右本体部の下面上に設ける。
蹄鉄の中央蹄尖部が、左右本体部/翼部に連続して形成された弓状構造(凸状外縁および凹状内縁を有する)を含み、中央凸形状を上記の凹状内縁に沿って配置すると有利である。好適な実施形態において、中央蹄尖部は、実質的に凸状外縁の中間部内に弓状細長開口を含む。
蹄鉄を馬の蹄に取り付けるために、左本体部および右本体部は、底面に実質的に垂直な方向に釘を進めるための複数の釘孔を含み、中央蹄尖部は、底面に平行な方向に釘を挿入するための構成を含むことができる。凸状外縁は、蹄鉄材料の材料特性および予想される蹄負荷の平均値を考慮して選択された設計寸法だけ上記の底面の下方に突出することに留意されたい。
本発明の全実施形態およびそれらの変形例において、蹄鉄用材料は、チタニウム、アルミニウム合金、適当な等級の鋼鉄、または、例えば硬化型ステンレス鋼17−4PHであるステンレス鋼等の鉄系材料から選択された適当な金属材料を含むことができる。
上述した好適な実施形態は、以下の利点うちの1つ以上を選択的に提供する。
1.上述した本発明の蹄鉄の好適な実施形態は、一体構造であり、組み立てを必要とせず、したがって、付加的な組み立てコストを排除する。
2.一体構造である好適な実施形態は、鍛造、鋳造、打ち抜きまたはこれらの組み合わせにより大量生産することができ、大量生産は製造コストを下げる。
3.本発明の蹄鉄は金属製であり、他の従来技術の金属製蹄鉄と同程度に長持ちする。
4.本発明の蹄鉄は、析出硬化型ステンレス鋼17−4PH製とした場合、防錆性であり、従来技術の鋼鉄製蹄鉄よりも望ましい。
5.全実施形態で得られる広がり動作により、顕著な蹄の快適さが得られ、蹄範囲の血流が改善し、蹄の再生を促進する。
6.蹄鉄の底面上に選択的に設けられた鋸歯は、使用時の蹄鉄の地面のグリップ性を高めるように機能する。
7.左翼部および右翼部の側面領域、ならびに左翼部および右翼部の底面に設けられた鋸歯は、底面に直交する垂直方向への蹄鉄の屈曲を生じさせるのに貢献し、したがって蹄の快適さを高める。
本発明の実施形態に関する上記の詳細な説明において、開示を合理化する目的で、種々の特徴を単一の例示的な実施形態にまとめてグループ化している。このような開示方法は、本発明の請求する実施形態が、各請求項で明示的に記載されているより以上の特徴を必要としていることを反映するものであるというように解釈すべきではない。むしろ、以下の請求項に反映されるよう、本発明の主題は、単一の開示された実施形態の全ての特徴よりも少ない。したがって、以下の特許請求の範囲は、ここにおいて、本発明の実施形態の詳細な説明に組み入れられるものであり、各請求項は、別個の実施形態として独自に存在する。上記の説明は、例示目的であり、制限的ではないことを理解すべきである。添付の特許請求の範囲に記載されたような、本発明の精神および範囲内に含まれる代替例、変形例および均等物の全てを網羅することを意図する。上記の説明を参照すれば、当業者には、多くの他の実施形態が自明であろう。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲を、かかる特許請求の範囲に与えられる均等物の全範囲とともに参照することで決められるべきである。添付の特許請求の範囲において、「含む」および「において」なる用語がある場合には、これらは、それぞれ「備える」および「であって」という用語の平易な均等物として用いられている。さらに、「第1」、「第2」および「第3」等の用語が用いられている場合には、これらは、単なる標識であり、それらの目的において数値的な限定を付する意図はない。

Claims (6)

  1. 使用時に馬の蹄の広がりに適応することが可能な蹄鉄であって、
    前記蹄鉄は、蹄踵領域と、前記蹄鉄の共通底面上に位置する下面を有する左本体部および右本体部と、前記蹄踵領域から離れた位置で前記左本体部および右本体部に接続された中央蹄尖範囲とを含む、略U字形の一体の本体を有し、
    前記中央蹄尖範囲は、ばね要素のごとく作用し、凸状外縁および凹状内縁を含む略三日月状であり、
    前記凸状外縁は実質的に前記共通底面内にあり、前記凹状内縁は、使用時において、選択した設計寸法だけ前記共通底面から下方に突出しており、
    前記蹄鉄の前記中央蹄尖範囲が使用時に地面に接触している際に、前記中央蹄尖範囲がばね要素のごとく作用し、前記略三日月状のばね要素の凹状内縁が弾性的に押し上げられて平坦になり、前記蹄鉄の左本体部および右本体部を広がらせ、
    前記中央蹄尖範囲が地面に接触していない際に、前記蹄鉄の左本体部および右本体部が広がること無く初期位置に復元する
    ことを特徴とする蹄鉄。
  2. 前記凹状内縁は前記共通底面と実質的に同じ高さの端を有し、且つ前記選択した設計寸法は実質的に前記凹状内縁の中央範囲において発生することを特徴とする、請求項1に記載の蹄鉄。
  3. 前記選択した設計寸法は、前記蹄鉄の左本体部および右本体部の広がりの所望の大きさにより決定され、且つ前記蹄尖範囲の前記三日月形状が使用時に空洞を形成し、この空洞は弾性的に圧縮可能な材料で満たされることを特徴とする、請求項2に記載の蹄鉄。
  4. 前記中央蹄尖範囲は、鍛造、鋳造、溶接、ろう付け、鋳造と鍛造の組み合わせ、および機械的接合から選択される操作によって得られることを特徴とする、請求項2に記載の蹄鉄。
  5. 左翼部と、右翼部と、前記左翼部および右翼部と一体であり、実質的に水平な面内で前記左翼部および右翼部に対向する開口凹部を含む中央蹄尖範囲とを有する略U字形の柔軟蹄鉄であって、
    前記蹄鉄は、前記中央蹄尖範囲に近接して配置され、前記左翼部と右翼部とを橋架する柔軟な板ばねを含み、
    前記板ばねは、第1の非付勢状態と第2の付勢状態とを有し、
    前記板ばねは、非付勢状態において、前記左翼部および右翼部から下方へ、前記水平な面より下に突出する弓状を有しており、
    前記板ばねは、地面からの衝撃により使用時の前記蹄鉄に負荷が加わり、前記弓状が垂直上方に弾性的に変形して、前記左翼部および右翼部から側方に水平な圧力を生じ、前記左翼部および右翼部を所望の予め定められた寸法で広げた際に、前記第2の付勢状態となり、
    前記板ばねは、使用時の前記蹄鉄に負荷または地面からの衝撃が加わっていない場合で、前記左翼部および右翼部が広がること無く初期位置に復元した場合に、第1の非付勢状態に復元する
    ことを特徴とする蹄鉄。
  6. 使用時に馬の蹄の広がりに適応することが可能な蹄鉄であって、
    前記蹄鉄は、略U字形の一体の本体を有し、前記蹄鉄の底面上に位置する左本体部および右本体部と、前記左本体部および右本体部を橋架する略三日月状の中央蹄尖部とを含み、
    前記左本体部および右本体部は、広がることが可能であり、
    前記略三日月状の中央蹄先部は、板ばねとして機能するよう構成されており、第1の非付勢状態および第2の付勢状態を有しており、
    前記非付勢状態の前記中央蹄先部は、使用時において、前記底面より下に突出する、実質的に中央が凸状の構造を有しており、
    前記中央蹄先部は、前記蹄鉄が使用時に地面からの衝撃を受けた際に起きる、蹄鉄への負荷により、前記第2の付勢状態となり、
    前記略三日月状の板ばねの中央が凸状の構造は、前記第2の付勢状態において、平坦となる傾向があり、前記左本体部および右本体部の、予め定められた寸法での広がりを生じさせ、かつ、これを可能とするものであり、
    前記中央蹄先部は、使用時に、馬の蹄が地面に接触した際と地面から離れた際とで、連続して交互に、それぞれ前記第2の付勢状態と前記第1の非付勢状態とになり、
    前記蹄鉄の左本体部および右本体部は、前記底面に実質的に垂直な方向での前記左本体部と右本体部の間での相対的な可撓性をもたらす鋸歯を含む
    ことを特徴とする蹄鉄。
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