JP5499645B2 - ガス化ガス精製排水の処理方法及び処理設備 - Google Patents

ガス化ガス精製排水の処理方法及び処理設備 Download PDF

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本発明はガス化ガス精製排水の処理方法及び処理設備に関する。
固形燃料をガス化する方法としては、循環流動層を用いた常圧水蒸気ガス化方式がある。図5は循環流動層ガス化装置の全体の一例を示すブロック図であり、図5に示した循環流動層ガス化炉50は、内部にシリカ(SiO)等の流動媒体が装入された燃焼炉1とガス化炉2とを有しており、燃焼炉1ではガス化炉2から供給される未反応物3(チャー)が下部から供給される空気1aによって流動燃焼することによって流動媒体を加熱するようになっている。燃焼炉1から導出される燃焼ガス4は分離器5に導入されて流動媒体6と排ガス7とに分離されるようになっている。前記ガス化炉2には、前記分離器5からの流動媒体6と石炭等の原料8とが供給されており、下部から導入される水蒸気8aにより流動化して原料8をガス化し、ガス化ガス9を生成するようになっている。又、ガス化炉2でガス化されない未反応物3(チャー)は前記燃焼炉1に供給されるようになっている。
前記循環流動層ガス化炉50の分離器5からの排ガス7は、熱回収ボイラ10により熱回収された後、還元剤としてアンモニア、尿素等が供給された脱硝装置11及び脱硫装置12等の排ガス処理装置13により処理して大気に排気するようにしている。
一方、前記循環流動層ガス化炉50のガス化炉2からのガス化ガス9には、凝縮性有機化合物であるタールやアンモニア、シアン等の不純物質が含まれており、ガス化ガス9を発電や化学原料合成に利用するに当たっては、これらの不純物質はガス精製プロセスによって除去するようにしている(特許文献1、2参照)。
図5のガス精製プロセスでは、酸素或いは空気を導入して高温を維持することにより、前記ガス化炉2からのガス化ガス9中のタールを改質する改質炉14と、更に、ガス化ガス9の熱を回収する熱回収ボイラ15とを備えており、該熱回収ボイラ15の下流には、400℃前後のガス化ガス9を給水によって70℃前後まで冷却する直接冷却器16a(スプレ塔)と、70℃前後に冷却されたガス化ガス9を更に30℃前後まで冷却する間接冷却器16bとからなる水冷装置16を備えている。
上記水冷装置16においては、ガス化ガス9中のタールの殆んどが水によって凝縮除去され、シアンの殆んども水によって除去され、アンモニアは一部が水によって除去される。
水冷装置16を経たガス化ガス9は、アンモニア吸収塔17とアンモニア放散塔18を有する脱アンモニア装置19に導入されている。脱アンモニア装置19では、アンモニア吸収塔17において水からなる吸収剤20によりアンモニアを吸収し、アンモニアを吸収した吸収剤20はアンモニア放散塔18に導かれて、空気、水蒸気等の放散材の供給により放散されてアンモニアオフガス21として取り出すようにしている。このアンモニアオフガス21は図示しない燃焼装置等により無臭化処理されて大気放出される。前記アンモニア吸収塔17でアンモニアが除去されたガス化ガス9は溶媒吸収塔或いは活性炭吸着塔等の処理装置22に導いて残留するタールを除去し、製品としてのガス化ガス9を得ている。
前記したように、水冷装置16よりガス化ガス9を冷却して精製する際に生じる不純物を含んだ排水23は無害化処理する必要がある。
前記直接冷却器16aからの排水23はデカンタ24に導いて、軽質のタールは浮上分離させると共に、重質のタールは沈殿分離させている。デカンタ24で分離したタール24aは前記燃焼炉1に供給して燃焼するようにしている。前記デカンタ24の排水23中には細径のタールや例えばフェノールのような水溶性のタールが含まれている。デカンタ24の排水23は第1段バッファタンク25に導かれ、排水23の一部は前記直接冷却器16aに導かれて給水と共に冷却に循環使用される。第1段バッファタンク25からオーバーフローした排水23は、間接冷却器16bで凝縮した排水23を受ける第2段バッファタンク26に導かれる。
そして、第2段バッファタンク26に貯留された排水23は、排水処理装置27に導いて不純物質の無害化処理を行うようにしている。
排水処理装置27では、第2段バッファタンク26の排水23は先ず加圧浮上槽28に導いて加圧することにより排水23中のタール分の浮上分離を行い、続いて、空気、水蒸気等が供給されたアンモニア放散塔29に導いてアンモニアの放散を行い、続いて、オゾン処理器30に導いてシアンのオゾン処理を行い、続いて、活性汚泥槽31に導いて、排水23中に残留するタール、アンモニア、シアンの分解処理を行った後、沈殿槽32により含有物の沈殿分離を行った後、放流するようにしている。排水処理装置27の簡素化を図るようにしたものとしては排液の燃焼処理方法が提案されている(特許文献3参照)。
特開2009−040816号公報 特開2009−040862号公報 特開2008−025876号公報
しかしながら、図5に示したように、水冷装置16によってガス化ガス9を冷却して第2段バッファタンク26から排水処理装置27に導かれる排水23中のタール、アンモニア、シアンの濃度は高い状態にあるために、排水処理装置27には、タールを除去するための大型の加圧浮上槽28が必要であり、更に、アンモニアを分離するための大型のアンモニア放散塔29を設置する必要があり、更に、シアンを除去するためのオゾン処理器30を設置する必要があり、更に、残留するタール、アンモニア、シアンの分解処理を行うための大型の活性汚泥槽31を設置する必要があり、このために、排水処理装置27を設置するための広大な設置面積が必要になるという問題を有していた。
又、特許文献3では排液を熱交換器で加熱しフラッシュ装置でフラッシュさせて液分と蒸気分とに分離し、この液分と蒸気分を燃焼処理炉により完全燃焼させるようにしているために、新たな燃焼処理炉を設置する必要があり、更に、大量の液分と蒸気分を完全燃焼させるために大量のエネルギが必要になるという問題がある。
本発明は、斯かる実情に鑑みてなしたものであり、簡単な装置によって排水処理装置の小型化と設置面積の縮小が図れるようにしたガス化ガス精製排水の処理方法及び処理設備を提供しようとするものである。
本発明は、燃焼炉とガス化炉に流動媒体を循環させてガス化炉により原料のガス化を行うようにした循環流動層ガス化炉からのガス化ガスを水冷装置により水で冷却してガス化ガス中の不純物質を除去し、不純物質を含有した排水は排水処理装置に導いて無害化するようにしているガス化ガス精製排水の処理方法であって、前記水冷装置からの排水を加圧ポンプで加圧した後、加熱装置で加熱し、加圧及び加熱した排水を減圧フラッシュさせて排水と気化成分とに分離し、分離した気化成分は前記循環流動層ガス化炉の燃焼炉に供給して燃焼処理し、排水はアンモニア放散塔及び活性汚泥槽に導いて不純物質を無害化処理することを特徴とするガス化ガス精製排水の処理方法、に係るものである。
上記ガス化ガス精製排水の処理方法において、加圧した排水は沸騰しない温度で加熱することが好ましい。
本発明は、燃焼炉とガス化炉に流動媒体を循環させてガス化炉により原料のガス化を行うようにした循環流動層ガス化炉からのガス化ガスを水冷装置により水で冷却してガス化ガス中の不純物質を除去し、不純物質を含有した排水は排水処理装置に導いて無害化するようにしているガス化ガス精製排水の処理設備であって、前記水冷装置からの排水を加圧する加圧ポンプと、該加圧ポンプで加圧した排水を加熱する加熱装置と、加圧ポンプで加圧し加熱装置で加熱した排水を減圧フラッシュさせて排水と気化成分とに分離するフラッシュドラムと、フラッシュドラムからの気化成分を前記循環流動層ガス化炉の燃焼炉に供給して燃焼させる気化成分供給流路と、フラッシュドラムからの排水を導入してアンモニアを放散させるアンモニア放散塔と、更に排水を導入して不純物質を無害化する活性汚泥槽とを有することを特徴とするガス化ガス精製排水の処理設備、に係るものである。
上記ガス化ガス精製排水の処理設備において、前記加熱器が、循環流動層ガス化炉に備えられる熱回収ボイラで得た蒸気により排水を加熱する熱交換器であることは好ましい。
本発明のガス化ガス精製排水の処理方法及び処理設備によれば、排水処理装置からの排水を加圧ポンプで加圧した後、加熱装置で加熱し、加圧及び加熱した排水を減圧フラッシュさせて排水と気化成分とに分離し、分離した気化成分は前記燃焼炉に供給して燃焼処理し、排水はアンモニア放散塔及び活性汚泥槽に導いて不純物質を無害化処理するようにしたので、前記減圧フラッシュによって、排水中に含まれる不純物質の多くを気化成分側に移行させ、この気化成分を循環流動層ガス化炉に備えた燃焼炉を利用して効果的に燃焼処理することができ、更に、排水中の不純物質は前記減圧フラッシュによって気化成分側へ移行した分だけ減少するため、特に、タール分が殆んど含まれていないために、加圧浮上槽の設置は不要にできると共に、小さい容積のアンモニア放散塔及び活性汚泥槽でよいために排水処理装置の簡略・小型が図れて設置面積の大幅な削減を達成できるという優れた効果を奏し得る。
又、前記加熱装置を、循環流動層ガス化炉に備えた熱回収ボイラで得た蒸気により排水を加熱する熱交換器としているので、循環流動層ガス化炉に備えた熱回収ボイラの蒸気を有効に利用して排水を加熱できる効果がある。
本発明のガス化ガス精製排水の処理設備の一実施例を示すブロック図である。 本発明のガス化ガス精製排水の処理設備の他の実施例を示すブロック図である。 400kPaに加圧した排水を温度を変えて加熱し、減圧フラッシュした時の加熱温度とタール、アンモニア及びシアンの気化成分への分離性能を示したグラフである。 130℃に加熱した排水を圧力を変えて加圧し、減圧フラッシュしたときの圧力とタール、アンモニア及びシアンの気化成分への分離性能を示したグラフである。 循環流動層ガス化装置の全体の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1は図5の排水の処理設備に適用した本発明の一実施例を示すブロック図であり、図1中、図5と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。図1中、33は本発明における排水処理装置を示しており、この排水処理装置33は、前記第2段バッファタンク26からの排水23を加圧するための加圧ポンプ34を有しており、更に、該加圧ポンプ34で加圧した排水23を加熱する加熱装置35を設け、更に、加圧ポンプ34で加圧し加熱装置35で加熱した排水23を減圧フラッシュさせて排水23aと気化成分36とに分離するフラッシュドラム37を設けている。
前記フラッシュドラム37で排水23を減圧フラッシュすると、排水23に含まれるタール、アンモニア及びシアンからなる不純物質の多くは気化成分36側へ移行する。不純物質が気化成分36側へ移行する蒸発特性は、減圧フラッシュ条件によって決まり、減圧フラッシュの条件は、排水23の供給圧力と温度である。
加圧ポンプ34で400kPaに加圧した場合の排水23の沸点は143℃であるため、排水23が沸騰しない温度である143℃以下の条件で加熱装置35による加熱を調整する。加熱温度とタール、アンモニア及びシアンの分離性能を図3に示した。図3によれば、加熱温度が高いほど、タール、アンモニア及びシアンのいずれも分離性能が向上することが分かる。
図3によれば、排水23に含まれる約95%以上のタールと、約30%〜50%のアンモニア及び約20%〜40%のシアンの分離除去が可能な115℃〜135℃の温度で加熱することが好ましいことが分かる。
又、加熱温度130℃において、加圧圧力(排水供給圧力)を200kPa〜900kPaまで変化させた時の、タール、アンモニア及びシアンが気化成分側へ移行する分離割合を図4に示した。図4によると、加圧圧力を変化させたことによる分離性能への影響は小さいことが分かる。ここで、加圧ポンプ34の運転エネルギを考慮すると、加圧圧力はできるだけ小さいことが好ましいので、分離性能を高く維持できる最低の圧力である300kPaで加圧することが好ましいことが分かる。
前記フラッシュドラム37での減圧フラッシュによって図3に示した不純物質が移行した気化成分36は、気化成分供給流路38により、循環流動層ガス化炉50の燃焼炉1に供給して燃焼させることで無害化するようにしている。
一方、フラッシュドラム37での減圧フラッシュによって不純物質の割合が低下した排水23aは、アンモニア放散塔39に導入してアンモニアを放散させ、更に、排水23aは活性汚泥槽40に導入して不純物質を無害化するようにしている。そして、沈殿槽41により含有物の沈殿分離を行った後、放流している。
次に、図1の実施例の作用を説明する。
水冷装置16の第2段バッファタンク26から排出される排水23は、本発明の排水処理装置33を構成する加圧ポンプ34に供給されて例えば300kPaに加圧された後、加熱装置に導かれて例えば115℃〜135℃の温度範囲で加熱される。このようにして加圧及び加熱した排水23は、フラッシュドラム37に供給されて減圧フラッシュされ、これによって、排水23aと気化成分36とに分離される。このとき、図3に示すように、排水23に含まれる約95%以上のタールと、約30%〜50%のアンモニア及び約20%〜40%のシアンは気化成分36側に移行されるようになる。
このようにして分離された気化成分36は、気化成分供給流路38により循環流動層ガス化炉50の燃焼炉1に供給されて燃焼される。これにより、不純物質を含む気化成分36を既存の装置を利用して効果的に無害化処理することができる。
一方、フラッシュドラム37での減圧フラッシュによって不純物質の濃度が低下した排水23aは、アンモニア放散塔39によりアンモニアを放散させた後、活性汚泥槽40に導いて濃度が低下したタール、アンモニア及びシアンの分解を行うことにより無害化する。
このとき、排水23a中の不純物質は前記減圧フラッシュによって気化成分36側へ移行した分だけ減少しており、特に、タール分は殆んど含まれていないために、従来の加圧浮上槽の設置は不要にできる。更に、小さい容積のアンモニア放散塔39及び活性汚泥槽40を設けるだけで良いため、排水処理装置33の簡略・小型が図れて設置面積の大幅な削減を達成することができる。
図2は、本発明の他の実施例を示したもので、この実施例では、図1の加熱装置35を熱交換器42としており、該熱交換器42に、前記循環流動層ガス化炉50に備えられた熱回収ボイラ15で得た蒸気を蒸気供給管43で供給して排水23を加熱するようにしている。図2ではガス化ガス9と熱交換する熱回収ボイラ15からの蒸気を利用する場合について例示したが、排ガス7と熱交換する熱回収ボイラ10からの蒸気を利用するようにしてもよい。
従って、図2の実施例によれば、循環流動層ガス化炉50に備えられた熱回収ボイラ15の蒸気を有効に利用して排水23の加熱を行うことができるので、装置上及びエネルギ上において有効となる。
尚、本発明のガス化ガス精製排水の処理方法及び処理設備は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 燃焼炉
2 ガス化炉
3 未反応物
4 燃焼ガス
5 分離器
6 流動媒体
8 原料
8a 水蒸気
9 ガス化ガス
10 熱回収ボイラ
15 熱回収ボイラ
16 水冷装置
23 排水
23a 排水
33 排水処理装置
34 加圧ポンプ
35 加熱装置
36 気化成分
37 フラッシュドラム
38 気化成分供給流路
39 アンモニア放散塔
40 活性汚泥槽
42 熱交換器
43 蒸気供給管
50 循環流動層ガス化炉

Claims (4)

  1. 燃焼炉とガス化炉に流動媒体を循環させてガス化炉により原料のガス化を行うようにした循環流動層ガス化炉からのガス化ガスを水冷装置により水で冷却してガス化ガス中の不純物質を除去し、不純物質を含有した排水は排水処理装置に導いて無害化するようにしているガス化ガス精製排水の処理方法であって、前記水冷装置からの排水を加圧ポンプで加圧した後、加熱装置で加熱し、加圧及び加熱した排水を減圧フラッシュさせて排水と気化成分とに分離し、分離した気化成分は前記循環流動層ガス化炉の燃焼炉に供給して燃焼処理し、排水はアンモニア放散塔及び活性汚泥槽に導いて不純物質を無害化処理することを特徴とするガス化ガス精製排水の処理方法。
  2. 前記加圧ポンプで加圧した排水は、沸騰しない温度で加熱装置により加熱することを特徴とする請求項1に記載のガス化ガス精製排水の処理方法。
  3. 燃焼炉とガス化炉に流動媒体を循環させてガス化炉により原料のガス化を行うようにした循環流動層ガス化炉からのガス化ガスを水冷装置により水で冷却してガス化ガス中の不純物質を除去し、不純物質を含有した排水は排水処理装置に導いて無害化するようにしているガス化ガス精製排水の処理設備であって、前記水冷装置からの排水を加圧する加圧ポンプと、該加圧ポンプで加圧した排水を加熱する加熱装置と、加圧ポンプで加圧し加熱装置で加熱した排水を減圧フラッシュさせて排水と気化成分とに分離するフラッシュドラムと、フラッシュドラムからの気化成分を前記循環流動層ガス化炉の燃焼炉に供給して燃焼させる気化成分供給流路と、フラッシュドラムからの排水を導入してアンモニアを放散させるアンモニア放散塔と、更に排水を導入して不純物質を無害化する活性汚泥槽とを有することを特徴とするガス化ガス精製排水の処理設備。
  4. 前記加熱装置は、循環流動層ガス化炉に備えられる熱回収ボイラで得た蒸気によって排水を加熱する熱交換器であることを特徴とする請求項3に記載のガス化ガス精製排水の処理設備。
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