JP5499586B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は電子写真プロセスにより記録材上に画像を形成する画像形成装置に関する。
電子写真プロセスでは、周知のように像担持体上に静電潜像が形成され、形成され静電潜像が現像されてトナー像が形成される。形成されたトナー像は紙等の記録材に転写される。
高画質化が進み、特に、カラー画像の高画質化が進んだ結果、写真画像や模様画像の精細な表現が可能となってきている。
しかしながら、写真画像、模様画像等の面画像、特に、面画像の中間濃度部における画質を向上する際に、画像のがさつきが問題となっている。
特許文献1、2では、画像のがさつきを抑制するために、現像装置の下流に電極を像担持体に対向して設置し、該電極に交番電圧を印加することにより、トナーを前記像担持体と前記電極との間で往復移動させることが提案されている。
画像のがさつきは、均一濃度となるべき部分のトナー分布が不均一になることが原因と考えられるが、特許文献1、2では、トナーを往復運動させることで、トナー分布を均一化し、がさつきを抑制している。
特開平4−372964号公報 特開平6−274040号公報
また、写真画像、模様画像等の面画像を磁気ブラシ現像で現像した場合には、特許文献1、2で指摘されているがさつきの他に局部的な濃度過剰である掃き寄せも発生する。
特許文献1、2では、トナー像を形成しているトナーを往復運動させることにより、画像を修復しがさつきを防止し、画質を向上している。この技術は、現像により像担持体上に付着したトナーを交番電界の作用で往復運動させ再配置することにより、トナーを均し、がさつきを防止するものである。ここで、前記に説明した掃き寄せやがさつきを防止するには、前記電極へのトナー付着がない状態で前記電極に交番電圧を印加することが必要である。
特許文献2においては、電極に印加される交番電圧のピーク電圧、周波数、画像コントラスト電位、像担持体と電極間の間隔等の間の関係を調整することによりがさつきを防止している。しかしながら、電極へのトナー付着について、特許文献2には記載がない。したがって、交番電圧等の調整を電極へのトナー付着と関連づけることが特許文献2に記載されていないことは勿論である。このために、特許文献2の方法によっては、掃き寄せやがさつき等のように画質を低下させる現象を十分に防止することができない。電極条件の調整がない特許文献1により、前記現象を防止することができないことは勿論である。
本発明は、写真画像や模様画像等の面画像を形成する場合に生ずる掃き寄せ、がさつき等を防止し、高画質の画像を安定して形成することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記目的は下記の発明により達成される。
.像担持体と、
該像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成装置と、
該像担持体に担持されている静電潜像を現像して、前記像担持体上にトナー像を形成する現像装置と、
該現像装置に対して、前記像担持体の移動方向下流側に位置し、前記像担持体に対向して配置された電極と、
該電極に少なくとも交番電圧を印加する電源と、
前記電極へのトナー付着を検知するトナー付着検知装置と、
前記電極をクリーニングする電極クリーニング装置と、
制御部とを備え、
前記潜像形成装置により前記像担持体上に静電潜像を形成し、前記現像装置で現像することにより前記像担持体上にトナー像を形成し、前記電源により前記電極に少なくとも交番電圧を印加して、前記像担持体と前記電極との間でトナーを往復運動させるトナー再配置をトナー像に対して行って画像を形成する画像形成装置であって、
前記電極クリーニング装置は、前記電源を有し、
前記制御部は、前記トナー付着検知装置により前記電極へのトナー付着が検知された場合に、前記電極クリーニング装置により前記電極をクリーニングし、前記トナー付着検知装置による前記電極へのトナー付着の検知結果に基づいて、前記電源を制御することにより、前記トナー再配置における前記電極の電極条件を調整し、トナーが除去された前記電極により、前記トナー再配置を行うことを特徴とする画像形成装置。
.前記電極条件の調整は、前記交番電圧のピーク電圧の調整又は周波数の調整を含むことを特徴とする前記に記載の画像形成装置。
.前記電源は前記電極に直流電圧を印加し、前記電極条件の調整は、前記直流電圧の調整を含むことを特徴とする前記に記載の画像形成装置。
.像担持体と、
該像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成装置と、
該像担持体に担持されている静電潜像を現像して、前記像担持体上にトナー像を形成する現像装置と、
該現像装置に対して、前記像担持体の移動方向下流側に位置し、前記像担持体に対向して配置された電極と、
該電極に少なくとも交番電圧を印加する電源と、
前記電極へのトナー付着を検知するトナー付着検知装置と、
前記電極をクリーニングする電極クリーニング装置と、
制御部とを備え、
前記潜像形成装置により前記像担持体上に静電潜像を形成し、前記現像装置で現像することにより前記像担持体上にトナー像を形成し、前記電源により前記電極に少なくとも交番電圧を印加して、前記像担持体と前記電極との間でトナーを往復運動させるトナー再配置をトナー像に対して行って画像を形成する画像形成装置であって、
前記制御部は、前記トナー付着検知装置により前記電極へのトナー付着が検知された場合に、前記電極クリーニング装置により前記電極をクリーニングし、トナーが除去された前記電極により、前記トナー再配置を行い、
前記電極は、前記トナー再配置が行われるときに前記像担持体に対向する面を有し、該面は前記トナー付着検知装置によりトナー付着が検知される検知位置に移動可能であることを特徴とする画像形成装置。
.前記面は前記検知位置に連続的に移動することを特徴とする前記に記載の画像形成装置。
.前記面は前記検知位置に断続的に移動することを特徴とする前記に記載の画像形成装置。
.前記トナー付着検知装置は、前記電極上のトナーを検知するトナーセンサを有することを特徴とする前記1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
.前記制御部は、前記電極クリーニング装置によりトナーが除去された前記電極により所定枚数の画像に対して前記トナー再配置を行うことを特徴とする前記1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
本発明においては、トナー再配置を行う電極へのトナー付着を検知し、検知結果に基づいて、トナー付着がない状態とし、トナー付着がない状態でトナー再配置を行い画像を形成する。これにより、掃き寄せやがさつき等の画質を低下させる現象が防止され、高画質の画像が安定して形成される。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置における制御系のブロック図である。 トナーセンサ20を示す図である。 電極クリーニング及びトナー再配置を実行しつつ画像を形成する画像形成工程のフローチャートである。 トナーセンサ20の出力を示すグラフである。 トナーセンサ20の検知濃度の積算値を示すグラフである。 電極10の一例を示す図である。 電極10の一例を示す図である。 電極10の一例を示す図である。 電極10の一例を示す図である。 電極10の一例を示す図である。 電極10の一例を示す図である。 電極10の一例を示す図である。 電極10の一例を示す図である。 電極10の一例を示す図である。
<画像形成装置>
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図である。
静電潜像及びトナー像を担持する像担持体としての感光体1は、OPC感光体からなり、導電性のドラム基体上に形成された有機感光層を表面に有する。
2はスコロトロン帯電器からなる帯電装置、3はレーザ、発光ダイオードアレイ等を光源とする露光装置であり、画像データに基づいて発光し感光体1を露光する。帯電装置2と露光装置3とは、感光体1上に静電潜像を形成する潜像形成装置を構成する。
4は、現像装置であり、トナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤で磁気ブラシを形成し現像を行う。4Aは、現像剤を現像領域に搬送し、現像領域において現像剤の磁気ブラシを支持する現像剤担持体としての現像ローラである。
4Bは、現像磁極、現像剤搬送磁極等の複数の磁極を有する磁界形成部としての磁石ロールであり、現像ローラ4Aの中に固定配置される。
現像ローラ4Aには電源4Cにより直流電圧に交番電圧が重畳された現像バイアスが印加される。
現像ローラ4Aは回転して現像剤を現像領域に搬送する。感光体1と現像ローラ4Aとが対向する現像領域においては、磁石ローラ4Bの現像磁極により磁気ブラシが形成され、磁気ブラシ現像が行われる。図示の例では現像ローラ4Aは現像領域において、感光体1と反対方向に移動するが、現像ローラ4Aを感光体1と同方向に移動させる現像方式を採ることもできる。
前者の現像方式は逆回転現像方式と呼ばれ、後者の現像方式は正回転現像方式と呼ばれる。
図示の現像装置4では、負帯電トナーを用いて負電荷からなる静電潜像を現像する反転現像が行われる。
5は半導電性の転写ベルトであり、記録材Pを搬送するとともに、トナー像を感光体1から記録材Pに転写する。転写ベルト5には転写位置において、バックアップローラ7により転写電圧が印加される。6は感光体1をクリーニングするクリーニング装置である。
矢印のように反時計方向に感光体1が回転し、帯電装置2による帯電及び露光装置3による露光で、感光体1上に静電潜像が形成される。実施の形態においては、感光体1は負に帯電され、感光体1上には、負電荷からなる潜静電像が形成される。現像装置4においては、負帯電トナーにより潜像が現像される。現像により感光体1上に形成されたトナー像は転写ベルト5とバックアップローラ7とからなる転写装置により記録材Pに転写される。転写されたトナー像は定着装置(図示せず)により記録材Pに定着される。転写後の感光体1はクリーニング装置6によりクリーニングされる。
感光体1の移動方向に関して、現像装置4の下流側に、電極10が配置される。電極10には、AC電源からなる電源10Aと、DC電源からなる電源10Bとにより、交番電圧に直流電圧が重畳された電圧を印加することができる。
電極10と、電源10Aと、電源10Bとは、感光体1上に形成されたトナー像を構成しているトナーを再配置するトナー再配置部を構成する。
20は電極10のトナーを検知するトナーセンサである。
<トナー再配置>
写真画像、模様画像等の面画像を磁気ブラシ現像によりトナー像を形成する場合、局部的な濃度過剰である掃き寄せや均一な濃度となるべき画像に濃度むらが出るがさつき発生する。
掃き寄せは、現像の際に感光体上に形成されたトナー像が磁気ブラシにより摺擦される結果、トナーが掃き寄せられて画像の後端部に高濃度部ができる現象である。また、がさつきは、感光体上に形成されたトナー像に対して磁気ブラシが摺擦する結果、トナー像が乱されて発生すると考えられる。
これらの現象で画質が低下したトナー像を次に説明するトナー再配置により修復することができる。
トナー再配置は、電極10と感光体1との間に交番電界を形成することにより、トナー像が電極10と感光体1との間を通過する際に、トナー像を形成しているトナーを電極10と感光体1との間で往復運動させる処理である。この往復運動により、面画像を形成しているトナーの分布が均されて均一化する。その結果、掃き寄せ、がさつき等が修復されて高画質の画像が形成される。トナー再配置では、電極10に少なくとも交番電圧が印加されるが、該交番電圧に直流電圧を重畳してもよい。
前記に説明したトナー再配置は、電極10上のトナー付着がない状態で行われることが重要である。電極10のトナー付着がないとは、電極10上にトナーが存在しない状態であるが、全くトナーが存在しないというのではなく、少量のトナーが存在しても画像の修復は行われる。電極10上のトナーは後に説明するように、トナーセンサにより検知されるが、トナー付着がない状態とはトナーセンサの出力が、トナーが全く存在しない値から変化した場合の出力変化が、所定値以下であることであり、該所定値は定められ実験により決定される。
電極10へのトナー付着があると、トナー再配置による画像修復が不十分となり、掃き寄せ、がさつきが発生して画質を低下させる。
電極10のトナー付着がない状態でトナー再配置を行うには、初期状態として、電極10のトナー付着がないとともに、トナーが電極10に付着することがないような電極条件でトナー再配置が行われることが好ましい。このような好ましい電極条件を設定するには、電極10に印加される交番電圧のピーク電圧及び周波数の少なくとも何れか一つが調整される。トナーセンサにより電極10のトナー付着が検知されたときには、電極10の電極条件は、トナー付着を起さない方向に調整される。
このような調整は、交番電圧のピーク電圧を低くする、交番電圧の周波数を高くする又は電極10に印加される直流電圧をトナーの帯電と同極性の高い値にするものである。
電極10には、電源10A、10Bにより直流電圧に交番電圧が重畳された電圧が印加されるが、適正な電極条件となるような電極条件の調整は、電源10A、10Bの出力の調整により行われる。
図2は本発明の実施の形態に係る画像形成装置における制御系のブロック図である。図において、CSは画像形成、トナー再配置及びトナー再配置における電極条件の制御を含む各種の制御を行う制御部であり、トナーセンサ20の検知結果を読み取り、電源4C、10A及び10Bを制御する。制御部CSは、また、トナーを検知したことによるトナーセンサ20の出力の変化が所定値を超えたときに、電極10へのトナー付着有りと判断する。このように、トナーセンサ20と制御部CSとは電極10へのトナー付着を検知するトナー付着検知装置を構成する。
図3はトナーセンサ20を示す。トナーセンサ20は電極10に向けて光を出射するLEDからなる発光素子20Aと、電極10からの反射光を受光するフォトダイオードからなる受光素子20Bとを有する。断面円形の棒状部材からなる電極10が回転することにより、電極10上に付着したトナーの濃度が光学的に連続して検知される。
画像形成工程においては、現像装置4の現像で感光体1上にトナー像が形成される。形成されたトナー像は電極10の位置を通過する際にトナー再配置を受ける。そして、トナー再配置において、感光体1から電極10に移動して付着したトナーがトナーセンサ20により検知される。電極10は矢印で示し時計方向に回転するので、電極10上のトナーは連続的に検知される。
図1に示す例では、電極10はその感光体1に対向してトナー再配置を行う面が、電極10の回転によりトナーセンサ20によりトナー付着が検知される検知位置に連続的に移動する例である。
なお、トナーセンサ20は、例えば、電極10の中央部のように、画像の代表的な部分においてトナーを検知するが、電極10の幅方向の複数カ所においてトナーを検知する構成とすることも可能である。
制御部CSはトナーセンサ20の検知結果から電極10のトナー付着を検知する。即ち、電極10上にトナーが存在しない状態が正常状態であるので、トナーセンサ20の出力がトナー検知により所定値を超えて変化した場合、制御部CSはトナー付着有りと判断する。
制御部CSはトナー付着があった場合、電極クリーニング装置を制御して電極10上のトナーを除去する。電極クリーニング装置としては、a機械的な除去を行う電極クリーニング装置又はb電気的な除去を行う電極クリーニング装置とがある。
a機械的な除去を行う電極クリーニング装置としては、ブレード等のクリーニング部材がある。b電気的な除去を行う電極クリーニング装置としては、トナーを電極10から感光体1に吐き出させる電界を形成する装置がある。さらに、b電気的な除去を行うクリーニング装置としては、b1電極10上からトナーを吐き出させ除去する手段と、b2トナー再配置において、トナーを電極10上に付着させない電極条件とがある。
感光体1が−700V程度に帯電される実施に形態の例では、b1電極10上からトナーを除去する手段が電極10に対して、−1000Vの直流電圧と、ピーク電圧1.3kV、周波数9kHzの交番電圧とを印加してトナー吐き出しによる電極クリーニングを行う。
b2電極条件の設定はトナー再配置において、制御部CSにより行われる。電極条件には、電極10に交番電圧を印加する電源10Aのピーク電圧、周波数又は直流電圧が含まされる。制御部CSは、電極10のトナー付着が検知された場合、トナー付着検知情報をトナー再配置における電極条件にフィードバックして、トナー再配置において、電極10にトナー付着を起こさない電極条件を設定する。このような電極条件の制御ではトナー再配置におけるトナーの往復運動を小さくする調整、即ち、交番電圧のピーク電圧を低くするか、又は交番電圧の周波数を高くするか、又はトナーの帯電と同極性の直流電圧を高くする調整が行われる。
図4は電極クリーニング及びトナー再配置を実行しつつ画像を形成する画像形成工程のフローチャートであり、図4の制御は制御部CSにより行われる。
ステップST1において、最高濃度補正が行われる。
最高濃度補正では、現像装置4の電源4Cを制御することにより、現像バイアスの直流電圧Vdcが調整される。
ステップST2において、電極10に印加される直流電圧Vdceの補正係数mが初期値0にセットされる。
ステップST3において、電極10に印加される直流電圧、即ち、電源10Bの出力であるVdceが初期値Vdce0に設定される。初期値Vdce0は現像バイアスの直流電圧Vdcを基準として次のように設定される。
Vdce0=(Vdc+V0)/2
ステップST4において、電極10に印加される交番電圧のピーク電圧Vaceが初期値Vace0に設定される。初期値Vace0には制御開始時の現在値が用いられる。ST4では、さらに、ピーク電圧の補正係数nが初期値n=0にセットされる。
ステップST5において、電極10のトナー付着検知の有り/無しの判断が行われる。
トナー付着検知はトナーセンサ20により電極10上のトナーを検知することにより行われる。図5はトナーセンサ20の出力を示す。図5の横軸はトナーの濃度を表し、縦軸はトナーセンサ20の出力電圧を表す。直線L1はトナー付着有り/無し判断の閾値であり、トナーセンサ20の出力がL1(2.5V)以上のときトナー付着無し、L1より低いときトナー付着有りと判断される。
ステップST5においてトナー付着無しと判断された場合、ステップST13において、Vdce=Vdce0、Vace=Vace0という電極条件が設定される。なお、図4においては、Vdce=Vdce0+m×0.05と記載されているが、初期状態では補正係数m=0であるので、直流電圧Vdceは初期値Vdce0に設定される。
ステップST5でトナー付着有りと判断された場合、ステップST6において、トナー吐き出しが実行される。ST6のトナー吐き出しでは、電極10上のトナーを感光体1に移すことにより電極10上のトナーを除去することが行われる。例えば、電極10にVdce=−1000V、Vace=1.3kV、周波数9kHzが印加される。この電極条件により電極10に付着していたトナーは感光体1に移動し、電極10がクリーニングされる。即ち、図4では、電気的な電極クリーニング装置による電極10のクリーニングが行われる。
ステップST7において、補正係数nがn=n+1にセットされる。ステップST8において、補正係数nが4以下では(ST8のNo)、ステップST9に移行する。
ステップST9において、ピーク電圧VaceがVace=Vace0−n×0.05kVに調整される。ピーク電圧Vaceは数kV程度であるので、調整単位はピーク電圧の数%である。ST9における調整は、交流成分のピーク電圧を低くするものであり、この調整によりトナー再配置において、トナーの往復運動が小さくなり、トナーが電極10に付着しない方向の調整が行われる。
ステップST10において、直流電圧VdceがVdce=Vdce+m×0.05kVに調整される。この調整については後に説明する。
ステップST10に続くステップST11において画像形成が行われる。画像形成は、トナー再配置を伴って実行される。このトナー再配置は、Vace0−n×0.05kV、Vdce=Vdce+m×0.05kVという電極条件で行われる。ステップST11の画像形成は、1枚以上数十枚の所定枚数段位で実行される。したがって、ST6のトナー吐き出しによりクリーニングされた電極10によるトナー再配置を伴った画像形成が所定枚数について行われた後にST12に移行する。
ジョブ終了の場合は終了し(ST12のYes)、終了でない場合は、ST5に戻る。
ST5〜ST12を繰り返して画像形成が行われる。画像形成では、ステップST6のトナー吐き出しを行った電極10によりトナー再配置が行われるので、電極10のトナー付着による画質低下は起こらない。
ST5〜ST12のループを1回実行する毎にnがインクリメントされてピーク電圧Vaceが低い値Vace0−n×0.05kVとなる。
補正係数nが4を超えたときに(ST8のYes)、ステップST14に移行する。ST8からST14に移行する制御は、交番電圧の調整によっては、電極10のトナー付着を生じない電極条件が設定できない場合に、電極10に印加される直流電圧を調整して、トナー付着を起こさない電極条件を設定するものである。
ステップST14においては、電極10に印加される直流電圧がVdce=Vdce0+m×0.1kVに調整される。この調整は、電極10の電圧をトナーの帯電と同極性で、且つ、より高くすることにより電極10にトナーが付着し難くなる方向の調整である。
またステップST14において、補正係数mがm=m+1にセットされる。
ステップST14に続くステップST15において、交流成分のピーク電圧Vaceが初期値Vace0に戻される。ST8〜ST15の制御は、交流成分のピーク値Vaceの調整によりトナー付着が解消しないときに、直流電圧の調整によりトナー付着を起こり難い電極条件を設定し、交流成分のピーク値Vaceを初期値化して電極条件の調整をし直すものである。ST10において調整される直流電圧Vdce=Vdce+m×0.05kVはST14を経由することにより調整された値であり、例えば、ST14を2回経由すれば、Vdce=Vdce+2×0.05kVとなる。
ステップST8において、補正係数が4を超える場合、即ち、ピーク電圧Vaceの調整ではトナー付着を起こさない条件を設定することができない場合は、掃き寄せが起こっている場合が多い。
図6はトナーセンサ20の検知濃度の積算値を示し、図6は、電極10のトナー付着量の積算値を示すということができる。直線L2は通常の画像形成におけるトナー付着量の積算値を示し、直線L3はトナー付着量が多い場合の積算値を示す。直線L3で示すように、トナー付着量が多い場合としては、掃き寄せが起こるような画像形成の場合であるが、図4のST8、ST14、ST15の制御を行うことにより、直線L3で示すトナー付着量が多い場合でも、画質の低下を起こすことなく、高画質の画像を形成することができる。
<他の実施の形態>
次に、本発明における種々の実施の形態について説明する。図7〜15は種々の形態の電極10を用いた実施の形態を示す。
図7の例では、電極10は金属又は導線性樹脂からなる導電性ベルト10Cと導電性ベルト10Cを張架する2個のローラ10Dとからなる。導電性ベルト10Cは矢印のように、感光体1の移動方向と同方向に移動する。トナー再配置において、導電性ベルト10Cに付着したトナーは電極10の上方に配置されたトナーセンサ20により検知される。
図7の例では、トナー再配置時に感光体1に対向する電極10の面がトナーセンサ20により検知される検知位置に連続的に移動し、電極10上のトナーが連続的に検知される。
図8は電極10の実施の形態例を示す。図8に示す実施の形態においては、電極10をクリーニングする電極クリーニング装置が機械的なクリーニングを行うクリーニング部材21により構成される。21はブレードからなり電極10からトナーを除去する電極クリーニング部材であり、電極10は電極クリーニング部材21によりクリーニングされた状態でトナー再配置を行う。棒状金属からなる電極10にはトナー再配置においてトナーが付着しうるが、付着したトナーを電極10の回転によりトナーセンサ20で連続的に検知することができる。
トナーセンサ20により検知されるトナー濃度は、例えば、1枚の画像毎に読み取られるが、図8に示す例によれば、電極10は常にクリーニングされた状態でトナー再配置を行い、トナーセンサ20は直前のトナー再配置において付着したトナーを検知する。
図8に示す実施の形態を用いることにより、トナー再配置における電極10へのトナー付着がリアルタイムで検知される。したがって、この場合、トナーセンサ20の検知結果を電極条件の調整にフィードバックすることにより、電極10にトナー付着を起こさない電極条件を高精度で設定することが可能となる。
図9は図7と同様に導電性ベルト10Cを用いた例であり、導電正ベルト10Cはクリーニング部材21により連続的にクリーニングされる。
図10の電極10は断面5角形の棒状部材からなる。5角形の各面を感光体1の周面に対向させた状態でトナー再配置が行われる。所定枚数(例えば数十枚)毎に電極10が矢印のように回転し、トナー再配置を行った面上のトナーがトナーセンサ20により検知される。図10の電極10は図4におけるST5のトナー付着検知時に回転される。このように、トナー再配置時に感光体1に対向した電極10の面は、トナー付着が検知される検知位置に断続的に移動する。
図11は電極10の例を示し、図12は電極10の動作を示す。
図11、12の例では、平板状の電極10が軸10xを中心に回転可能であるとともに、図12に示すように移動可能である。電極10の上方にトナーセンサ20が配置される。図12(a)に示すように、電極10が感光体1に接近した状態でトナー再配置が行われる。電極10上のトナーを検知する場合には、電極10は図12(b)に示すように感光体1の表面とトナーセンサ20との中間位置まで上昇する。上昇後図12(c)に示すように電極10が回転して、トナー付着面10tが上方を向く図12(d)の状態となる。図12(d)の状態で電極10上のトナーがトナーセンサ20により検知される。
図12に示す電極10の移動、回転によるトナー検知は、図4のST5において行われる。
図13に示す電極10は軸10xを中心に回転可能な板状部材であり、感光体1の周面にほぼ平行な実線で示す状態でトナー再配置が行われる。所定枚数の画像形成毎に、電極10が点線で示す位置に回転し、電極10上のトナーがトナーセンサ20により検知される。
図14の例では、電極10が矢印で示すように移動可能であり、実線で示す電極10の状態でトナー再配置が行われ、点線で示す電極10の状態で、電極10上のトナーがトナーセンサ20により検知される。
図15の例では、電極10が実線で示す感光体1に接近した位置と、点線で示す感光体1から離間した検知位置とに移動可能である。トナーセンサ20は発光素子20Aと受光素子20Bとからなる。発光素子20Aと受光素子20Bとは、点線の検知位置にある電極10上のトナーを検知するように設定されている。実線で示す状態でトナー再配置が行われ、点線で示す状態で、トナーセンサ20が電極10上のトナーを検知する。
図12〜図15に示す例は、図11に示す例と同様にトナー再配置時に感光体1に対向した電極10の面がトナー付着が検知される検知位置に断続的に移動する例である。
(1)共通条件:
・環境: NN
・感光体直径: 60mm
・現像ローラ直径: 25mm
・現像ローラ表面速度: 720mm(逆回転現像)
・現像ローラ〜感光体隙間: 0.30mm
・現像ローラ上現像剤搬送量: 220g/m
・画像形成装置: モノクロ80ppm機(プロセス速度400mm/s)
・トナー径: 6.5μm
・キャリア径: 33μm
・トナー濃度: 7質量%
・現像器中現像剤量: 1000g
(2)実施例
・実施例1
電極:図1の電極10、即ち、断面円形の棒状電極
・実施例2
電極:図7に示す電極10、即ち、導電性ベルト10C
・実施例3
電極:図10に示す5角形の電極10
・実施例4
電極:図11、12に示す板状の電極10
・比較例1
電極として板状のものを用い、トナー付着及び調整をしない一定の電極条件でトナー再配置を行った。
実施例1〜4では、電極上へのトナー付着検知と、検知結果を電極条件にフィードバックする電極条件の調整と、電極クリーニングとを行った。
印字率5%と印字率30%の画像について、実施例1〜4と比較例1とを実行し、テストNo.1、2とした。
・実施例5
電極:図8に示す電極10とクリーニング部材21とを用いた。
・実施例6
電極:図9に示す導電性ベルト10Cとクリーニング部材21とを用いた。
・比較例2
電極10:図9に示す導電性ベルト10Cとクリーニング部材21とを用いた。
実施例5、6では、トナー付着検知と、トナー付着検知に基づいた電極条件の調整とを行い、比較例2では、トナー付着検知及び電極条件の調整のいずれも行わなかった。
印字率5%と印字率30%の画像について、実施例1〜6と比較例1、2とを実行し、テストNo.1〜4とした。
・テストスタート時 再配置電極条件a:直流電圧 −600V
交番電圧 ピーク電圧1.3kV
周波数f=9kHz
感光体/電極gap=0.15mm〔テストNo.1、2(実施例1〜4、比較例1)〕
・テストスタート時 再配置電極条件b:直流電圧−600V
交番電圧 ピーク電圧2.5kV
周波数f=9kHz
感光体/電極gap=0.30mm〔テストNo.3、4(実施例5、6、比較例2)〕
・がさつき、掃き寄せ評価パターン 書き込みdpi=600で200lpiのラインスクリーン。
濃度data=180/255
テストNo.1、2のテスト結果を表1に示し、テストNo.3、4のテスト結果を表2に示す。
尚、1つのテスト終了後には現像剤を入れ替え、各電極を清掃してテストを行った。
Figure 0005499586
Figure 0005499586
表1、2に示すように、実施例1〜6のいずれにおいても、掃き寄せ、がさつきが発生せず、高画質の画像が形成されたが、比較例1、2では、掃き寄せ又はがさつきのいずれかが発生して、不合格であった。
1 感光体
2 帯電装置
3 露光装置
4 現像装置
10 電極
20 トナーセンサ
21 クリーニング部材
4C、10A、10B 電源
CS 制御部

Claims (8)

  1. 像担持体と、
    該像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成装置と、
    該像担持体に担持されている静電潜像を現像して、前記像担持体上にトナー像を形成する現像装置と、
    該現像装置に対して、前記像担持体の移動方向下流側に位置し、前記像担持体に対向して配置された電極と、
    該電極に少なくとも交番電圧を印加する電源と、
    前記電極へのトナー付着を検知するトナー付着検知装置と、
    前記電極をクリーニングする電極クリーニング装置と、
    制御部とを備え、
    前記潜像形成装置により前記像担持体上に静電潜像を形成し、前記現像装置で現像することにより前記像担持体上にトナー像を形成し、前記電源により前記電極に少なくとも交番電圧を印加して、前記像担持体と前記電極との間でトナーを往復運動させるトナー再配置をトナー像に対して行って画像を形成する画像形成装置であって、
    前記電極クリーニング装置は、前記電源を有し、
    前記制御部は、前記トナー付着検知装置により前記電極へのトナー付着が検知された場合に、前記電極クリーニング装置により前記電極をクリーニングし、前記トナー付着検知装置による前記電極へのトナー付着の検知結果に基づいて、前記電源を制御することにより、前記トナー再配置における前記電極の電極条件を調整し、トナーが除去された前記電極により、前記トナー再配置を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記電極条件の調整は、前記交番電圧のピーク電圧の調整又は周波数の調整を含むことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記電源は前記電極に直流電圧を印加し、前記電極条件の調整は、前記直流電圧の調整を含むことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 像担持体と、
    該像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成装置と、
    該像担持体に担持されている静電潜像を現像して、前記像担持体上にトナー像を形成する現像装置と、
    該現像装置に対して、前記像担持体の移動方向下流側に位置し、前記像担持体に対向して配置された電極と、
    該電極に少なくとも交番電圧を印加する電源と、
    前記電極へのトナー付着を検知するトナー付着検知装置と、
    前記電極をクリーニングする電極クリーニング装置と、
    制御部とを備え、
    前記潜像形成装置により前記像担持体上に静電潜像を形成し、前記現像装置で現像することにより前記像担持体上にトナー像を形成し、前記電源により前記電極に少なくとも交番電圧を印加して、前記像担持体と前記電極との間でトナーを往復運動させるトナー再配置をトナー像に対して行って画像を形成する画像形成装置であって、
    前記制御部は、前記トナー付着検知装置により前記電極へのトナー付着が検知された場合に、前記電極クリーニング装置により前記電極をクリーニングし、トナーが除去された前記電極により、前記トナー再配置を行い、
    前記電極は、前記トナー再配置が行われるときに前記像担持体に対向する面を有し、該面は前記トナー付着検知装置によりトナー付着が検知される検知位置に移動可能であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記面は前記検知位置に連続的に移動することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記面は前記検知位置に断続的に移動することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記トナー付着検知装置は、前記電極上のトナーを検知するトナーセンサを有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記電極クリーニング装置によりトナーが除去された前記電極により所定枚数の画像に対して前記トナー再配置を行うことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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