JP5498856B2 - チャネル情報フィードバック方法、プリコーディング方法、受信局及び送信局 - Google Patents

チャネル情報フィードバック方法、プリコーディング方法、受信局及び送信局 Download PDF

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本発明は、移動通信システムに係り、特に、シングルユーザ多入力多出力SU−MIMO(Single User Multi-Input Multi-Output)通信システムにおけるチャネル情報フィードバック方法、プリコーディング方法、受信局及び送信局に関する。
マルチアンテナ技術は、次世代の移動通信においてキーとなる技術である。SU−MIMO通信システムのスループットを向上するために、プリコーディング技術がSU−MIMO通信システムにおいて多く使用されている。
SU−MIMO通信システムにおいてプリコーディング技術を使用する場合、基地局BS(Base Station)が、基地局とユーザデバイスUE(User Equipment)との間のチャネルのチャネル情報を取得する必要がある。
しかし、周波数分割双方向FDD(Frequency Division Duplex)システムにおいて、チャネル情報のフィードバックオーバーヘッドを充分に考慮しなければならない。コードブック(Codebook)に基づくプリコーディング技術は、チャネル情報のフィードバックオーバーヘッドを減少することができる。
コードブックに基づくプリコーディング技術では、ユーザデバイスが、ランク指示RI(Rank Indicator)、プリコーディング行列指示PMI(Precoding Matrix Indicator)及びチャネル品質情報CQI(Channel Quality Information)をフィードバックする必要がある。
FDDシステムにおけるフィードバックオーバーヘッドの制限を受け、ユーザデバイスのチャネル情報のフィードバックは、サブバンドSB(Sub Band)に対して行われる。
サブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法では、それぞれ異なったRIとPMIを各サブバンドに対してフィードバックする。仮にサブバンドが10個あり、フィードバックするRIとPMIがそれぞれAビットとBビットである場合、サブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法では、ユーザデバイスがフィードバックすべき数が10(A+B)となる。
FDDシステムにおけるフィードバックオーバーヘッドの制限を考慮し、3GPP LTE(Long Term Evolution)では、チャネル情報のフィードバック方法が提案されている。一回のデータ伝送において、ユーザデバイスが各サブバンドに対して各自のPMIをフィードバックするが、すべてのサブバンドに対して一つのRIしかフィードバックしない。引き続き上述場合を例にし、3GPP LTEによるチャネル情報のフィードバック方法では、フィードバックすべきビット数がA+10Bとなる。
しかし、上述の3GPP LTEによるチャネル情報のフィードバック方法では、チャネル情報のフィードバックオーバーヘッドが低下されたものの、システムスループットから見ると、サブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法と比べ約10%の性能上の損失がある。
従って、チャネル情報のフィードバックオーバーヘッドを低下させると共に、システムスループットの性能上の損失を減少させる、チャネル情報フィードバック方法、プリコーディング方法、受信局及び送信局を提供する必要がある。
そこで、本発明は、シングルユーザ多入力多出力通信システムにおけるチャネル情報のフィードバックオーバーヘッドを低下させると共に、システムスループットの性能上の損失を減少させる、チャネル情報フィードバック方法、プリコーディング方法、受信局及び送信局を提供することを目的とする。
上記目的を実現するために、本発明の実施例は、シングルユーザMIMO通信システムに用いられるチャネル情報フィードバック方法を提供し、記憶手順と、初期選択手順と、対応インデックス確定手順と、フィードバック手順とを含み、
記憶手順は、複数の、ランク指示RIとプリコーディング行列指示PMIとの対であるRI/PMIを要素とする第1集合、及び、前記第1集合の各要素に対応する第2の集合であって、前記第1集合の空でない真部分集合である第2集合を予め記憶するステップを含み、
受信局が、現在のサブバンドに後続するサブバンドに対してRI/PMIを選択する際、前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属する任意の要素が選択される第1の確率が、前記第1の集合に属するが前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意の要素が選択される第2の確率より大きくなるように設定され、
初期選択手順は、現在のデータフレームの全てのサブバンド又は一部の連続するサブバンドからなるサブバンドシーケンスにおける一個目のサブバンドを先頭サブバンドとし、受信局が、前記先頭サブバンドに対して前記第1集合から一つのRI/PMIを選択するステップを含み、
対応インデックス確定手順は、前記先頭サブバンド以外の各サブバンドに対して、受信局が、一つ前の隣接するサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合から一つのRI/PMIを選択し、選択されたRI/PMIの、一つ前の隣接するサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合におけるインデックスを確定するステップを含み、
フィードバック手順は、受信局が、初期選択手順で選択した先頭サブバンドのRI/PMIと、対応インデックス確定手順で確定した各サブバンドに対応するインデックスとを送信局にフィードバックし、送信局が、予め記憶されている第1集合、および第1集合の各RI/PMIと第2集合との対応関係に基づいてプリコーディング処理を行なう。
上記チャネル情報フィードバック方法では、第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列距離を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列距離を有し、
前記第1行列距離が前記第2行列距離より小さい。
上記チャネル情報フィードバック方法では、前記第1行列距離と第2行列距離は、弦距離又はユークリッド距離である。
上記チャネル情報フィードバック方法では、第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列相関度を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列相関度を有し、前記第1行列相関度が前記第2行列相関度より大きい。
上記チャネル情報フィードバック方法では、前記初期選択手順と前記対応インデックス確定手順において、サブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法でRI/PMIを選択する。
上記目的を実現するために、本発明の実施例は更にシングルユーザMIMO通信システムに用いられるプリコーディング方法を提供し、記憶手順と、第1のプリコーディング処理手順と、第2のプリコーディング処理手順とを含み、
記憶手順は、複数の、ランク指示RIとプリコーディング行列指示PMIとの対であるRI/PMIを要素とする第1集合、及び、前記第1集合の各要素に対応する第2の集合であって、前記第1集合の空でない真部分集合である第2集合を予め記憶するステップを含み、
受信局が、現在のサブバンドに後続するサブバンドに対してRI/PMIを選択する際、前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属する任意の要素が選択される第1の確率が、前記第1の集合に属するが前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意の要素が選択される第2の確率より大きくなるように設定され、
第1のプリコーディング処理手順は、送信予定のデータフレームの全てのサブバンド又は一部の連続するサブバンドからなるサブバンドシーケンスにおける一個目のサブバンドを先頭サブバンドとし,送信局が、前記先頭サブバンドに対して、受信局からフィードバックされたRI/PMIに基づいたプリコーディング処理を行なうステップを含み、
第2のプリコーディング処理手順は、前記サブバンドシーケンスの先頭サブバンド以外の各サブバンドに対して、送信局が、一つ前の隣接するサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合の中から、受信局からフィードバックされたインデックスに対応するRI/PMIを取得し、取得したRI/PMIを利用して前記サブバンドシーケンスの先頭サブバンド以外のサブバンドに対してプリコーディング処理を行なう。
上記プリコーディング方法では、第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列距離を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列距離を有し、前記第1行列距離が前記第2行列距離より小さい。
上記プリコーディング方法では、前記第1行列距離と第2行列距離は、弦距離又はユークリッド距離である。
上記プリコーディング方法では、第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列相関度を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列相関度を有し、前記第1行列相関度が前記第2行列相関度より大きい。
上記プリコーディング方法では、取得したRI/PMIを利用して前記サブバンドシーケンスの先頭サブバンド以外の各サブバンドに対してプリコーディング処理を行なうことは、現在のサブバンドのRIが第1の値であり、当該サブバンドの前後あらかじめ決められた個数のサブバンドのRIが共に第2の値であるとき、現在のサブバンドのRIを第2の値に補正し、補正後のRI/PMIを利用してプリコーディング処理を行なう。
上記目的を実現するために、本発明の実施例は更にシングルユーザMIMO通信システムに用いられる受信局を提供し、記憶モジュールと、初期選択モジュールと、対応インデックス確定モジュールと、フィードバックモジュールとを含み、
記憶モジュールは、複数の、ランク指示RIとプリコーディング行列指示PMIとの対であるRI/PMIを要素とする第1集合、及び、前記第1集合の各要素に対応する第2の集合であって、前記第1集合の空でない真部分集合である第2集合を予め記憶し、
受信局が、現在のサブバンドに後続するサブバンドに対してRI/PMIを選択する際、前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属する任意の要素が選択される第1の確率が、前記第1の集合に属するが前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意の要素が選択される第2の確率より大きくなるように設定され、
初期選択モジュールは、現在のデータフレームの全てのサブバンド又は一部の連続するサブバンドからなるサブバンドシーケンスにおける一個目のサブバンドを先頭サブバンドとし、受信局が、前記先頭サブバンドに対して前記第1集合から一つのRI/PMIを選択し、
対応インデックス確定モジュールは、前記先頭サブバンド以外の各サブバンドに対して、受信局が、一つ前の隣接するサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合から一つのRI/PMIを選択し、選択されたRI/PMIの、一つ前の隣接するサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合におけるインデックスを確定し、
フィードバックモジュールは、初期選択モジュールで選択した先頭サブバンドのRI/PMIと、対応インデックス確定モジュールで確定した各サブバンドに対応するインデックスとを送信局にフィードバックし、送信局が、予め記憶されている第1集合、および第1集合の各RI/PMIと第2集合との対応関係に基づいてプリコーディング処理を行なう。
上記受信局は、第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列距離を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列距離を有し、前記第1行列距離が前記第2行列距離より小さい。
上記受信局は、前記第1行列距離と第2行列距離は、弦距離又はユークリッド距離である。
上記受信局は、第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列相関度を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列相関度を有し、前記第1行列相関度が前記第2行列相関度より大きい。
上記受信局は、前記初期選択モジュールと前記対応インデックス確定モジュールにおいて、サブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法でRI/PMIを選択する。
上記目的を実現するために、本発明の実施例は更にシングルユーザMIMO通信システムに用いられる送信局を提供し、記憶モジュールと、第1のプリコーディング処理モジュールと、第2のプリコーディング処理モジュールとを含み、
記憶モジュールは、複数の、ランク指示RIとプリコーディング行列指示PMIとの対であるRI/PMIを要素とする第1集合、及び、前記第1集合の各要素に対応する第2の集合であって、前記第1集合の空でない真部分集合である第2集合を予め記憶し、
受信局が、現在のサブバンドに後続するサブバンドに対してRI/PMIを選択する際、前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属する任意の要素が選択される第1の確率が、前記第1の集合に属するが前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意の要素が選択される第2の確率より大きくなるように設定され、
第1のプリコーディング処理モジュールは、送信予定のデータフレームの全てのサブバンド又は一部の連続するサブバンドからなるサブバンドシーケンスにおける一個目のサブバンドを先頭サブバンドとし、送信局が、前記先頭サブバンドに対して、受信局からフィードバックされたRI/PMIに基づいたプリコーディング処理を行ない、
第2のプリコーディング処理モジュールは、前記サブバンドシーケンスの先頭サブバンド以外の各サブバンドに対して、送信局が、一つ前の隣接するサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合の中から、受信局からフィードバックされたインデックスに対応するRI/PMIを取得し、取得したRI/PMIを利用して前記サブバンドシーケンスの先頭サブバンド以外のサブバンドに対してプリコーディング処理を行なう。
上記送信局は、第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列距離を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列距離を有し、前記第1行列距離が前記第2行列距離より小さい。
上記送信局は、前記第1行列距離と第2行列距離は、弦距離又はユークリッド距離である。
上記送信局は、第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列相関度を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列相関度を有し、前記第1行列相関度が前記第2行列相関度より大きい。
上記送信局は、前記第2のプリコーディング処理モジュールは補正ユニットとプリコーディングユニットを有し、
補正ユニットは、現在のサブバンドのRIが第1の値であり、当該サブバンドの前後あらかじめ決められた個数のサブバンドのRIが共に第2の値であるとき、現在のサブバンドのRIを第2の値に補正し、
プリコーディンユニットは、補正後のRI/PMIを用いてプリコーディング処理を行なう。
本発明の実施例によれば、下記の有益な効果が実現できる。
本発明の実施例では、周波数領域においてチャネルの変化が緩やかであるため、隣接するサブバンド上のチャネルの間に一定の相関性を持つが、チャネルに相関性を持つときに、隣接するサブバンド上のチャネルにとって、受信局がコードブックから選択したプリコーディング行列(一つのRI/PMIに対応する)も一定の相関性を持つ。上記事情を踏まえ、予め一つのRI/PMIと一つのRI/PMI集合との対応関係を確定する。該集合における要素が現在のサブバンドに対して選択されたRI/PMIである場合、該サブバンドに後続するサブバンドに最も選択可能なRI/PMIについて、上述の対応関係が予め確定されたため、一つのサブバンドに対してRI/PMIを確定すると、それに後続するサブバンドに対して、小さい集合からRI/PMIを選択すればよく、選択したサブバンドの、小さい集合における位置情報だけをフィードバックすればよい。従って、3GPP LTEによるチャネル情報のフィードバック方法と比べ、サブバンドに対してRI/PMIを選択するための計算の量が減少しているだけではなく、各サブバンド上のフィードバックオーバーヘッドも減少しており、同時に性能も一定程度の向上が見られる。
図1は、本発明の実施例に用いられるサブバンドを説明するための図である。 図2は、本発明の実施例の受信局の構造図である。 図3は、本発明の実施例の送信局の構造図である。 図4は、本発明の実施例のシミュレーション図である。
周波数領域においてチャネルの変化が緩やかであるため、隣接するサブバンド上のチャネルの間に一定の相関性を持つ。チャネルに相関性を持つときに、隣接するサブバンド上のチャネルにとって、受信局がコードブックから選択したプリコーディング行列(一つのRI/PMIに対応する)も一定の相関性を持つ。
本発明の実施例のチャネル情報フィードバック方法、受信局及び送信局では、予め定義された第1RI/PMI集合(複数のRI/PMIを要素とする。RI/PMIは一つのRIと一つのPMIからなる対である)について、各RI/PMIがプリコーディングに用いられる行列に対応する。上記第1RI/PMI集合における任意のRI/PMIは、各自対応するものであって、所定数のRI/PMIからなる第2RI/PMI集合を有し、上記第2RI/PMI集合は、上記第1RI/PMI集合の真部分集合である。
受信局が現在のサブバンドに対して一つの第1RI/PMIを選択する際に、受信局が現在のサブバンドに後続するサブバンドに対して選択したRI/PMIは、上記第2RI/PMI集合からのものである確率が、第3RI/PMI集合からのものである確率より大きい。
上記第3RI/PMI集合は、第1RI/PMI集合のうち、第2RI/PMI集合の補集合である。
受信局が現在のサブバンドに隣接するサブバンドに対して選択したRI/PMIについて、上記第2RI/PMI集合からのものである確率が、第3RI/PMI集合(第1RI/PMI集合に属するが、第2RI/PMI集合に属さない)からのものである確率より大きいことは、下記のようにも解釈できる。
受信局が現在のサブバンドに対して一つの第1RI/PMIを選択し、現在のサブバンドに隣接するサブバンドに対してRI/PMIを選択するときに、選択されたRI/PMIに対応する第2RI/PMI集合における任意のRI/PMIが選択される確率は、選択されたRI/PMIに対応する第3RI/PMI集合における任意のRI/PMIが選択される確率より大きい。
もちろん、該所定数は、必要に応じて定められる。
次のように例を挙げて説明する。
予め定義されたRI/PMI集合にはRI/PMIが10個あると仮定し、それぞれA1、A2、A3、A4、…、A10と命名する。
A1は、RI/PMIA5、A7と対応関係を持つと仮定する。
すると、A1にとって、それに対応する第2RI/PMI集合は{A1 A5 A7}であり、第3RI/PMI集合は{A3 A2 A4 A6 A8 A9 A10}である。
該対応関係は、次の意味を有する。現在のサブバンドに対してRI/PMIA1を選択すると仮定すると、実際の状況では、受信局が現在のサブバンドの隣接するサブバンドに選択したRI/PMIは、{A1 A5 A7}からのものである確率が、{A3 A2 A4 A6 A8 A9 A10}からのものである確率より大きい。もちろん、受信局が現在のサブバンドの隣接するサブバンドに対してRI/PMIを選択するときに、{A1 A5 A7}における任意のRI/PMIが選択される確率が、{A3 A2 A4 A6 A8 A9 A10}における任意のRI/PMIが選択される確率より大きいとも理解できる。
本発明の具体的な実施例では、下記の三つのサブバンドの概念に関係する。図1を例として説明する。
一個目のサブバンド:サブバンド1であり、データフレームの一個目のサブバンド。
第1サブバンド:データフレームにおける任意のサブバンドを第1サブバンドとすることができる。例えば、サブバンド1、サブバンド2、…サブバンドn、…。
第2サブバンド:第1サブバンドに対するサブバンドのこと。第1サブバンドが確定すると、該第2サブバンドは、第1サブバンドの後ろにあり且つ第1サブバンドに隣接するサブバンドであって、即ち第1サブバンドに後続するサブバンドである。次のように例を挙げて説明する。
図1に示すように、第1サブバンドがサブバンド1であるとすれば、第2サブバンドがサブバンド2であり、第1サブバンドがサブバンドnであるとすれば、第2サブバンドがサブバンドn+1である。
本発明の具体的な実施例では、該対応関係は、下記方式により成立する。
<方式一>
シミュレーションをし、シミュレーション結果を統計する。以下のように詳しく説明する。
一つのRI/PMI Aに対して繰り返してシミュレーションをし、シミュレーション結果を取得する。シミュレーションをするときに、シミュレーション条件の設定により、ユーザデバイスが現在のサブバンドにおいてRI/PMI Aをフィードバックし、且つ、現在のサブバンドに隣接するサブバンドがいずれもサブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法でRI/PMIの選択をするよう設定する。
現在のサブバンドに隣接するサブバンドに対して選択したすべてのRI/PMIのうち各RI/PMIが選択された回数を、シミュレーション結果に基づいて統計する。
現在のサブバンドに隣接するサブバンドに対して選択したすべてのRI/PMIの中から、選択された回数の多い順に所定数のRI/PMIを選択する。
RI/PMI Aと、選択した所定数のRI/PMIとの間の対応関係を作成する。
各RI/PMIに対して上記手順を実施すれば、各RI/PMIに対応する所定数のRI/PMIを取得することができる。
<方式二>
シミュレーションをし、シミュレーション結果を統計する。以下のように詳しく説明する。
充分に多い場合に対してそれぞれシミュレーションをし、シミュレーション結果を取得する。シミュレーションをするときに、すべてのサブバンドがいずれもサブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法でRI/PMIの選択をするよう設定する。
すべてのシミュレーション結果を統計し、各サブバンドに対して選択したRI/PMIの状況、及び各サブバンドの隣接するバンドに対して選択したRI/PMIの状況を統計する。
最後に、各RI/PMIに対して次のような統計をする。
現在のサブバンドに対してRI/PMI Aを選択するときに、その後のサブバンドに対して選択したすべてのRI/PMIのうち各RI/PMIが選択された回数を統計する。
現在のサブバンドに隣接するサブバンドに対して選択したRI/PMIを、選択された回数の多い順に排列する。
排列の順番に基づき所定数のRI/PMIを選択する。
RI/PMIAと選択した所定数のRI/PMIとの間の対応関係を作成する。
<方式三>
RI/PMIに対応する行列間の弦距離に基づいて対応関係を作成する。詳しくは下記手順を含む。
手順11において、予め定義されたRI/PMI集合の中から、RI/PMIを一つ選択する。
手順12において、選択したRI/PMIに対応する行列と、予め定義された集合における各RI/PMIに対応する行列との弦距離(Chordal Distance)を計算する。
手順13において、予め定義されたRI/PMI集合の中から所定数のRI/PMIを弦距離の小さい順に選択する。
手順14において、手順11で選択したRI/PMIと、手順13で選択した所定数のRI/PMIとの間の対応関係を作成する。
予め定義されたRI/PMI集合におけるすべてのRI/PMIが処理済みになるまで手順11〜14を繰り返す。
行列FpとFqとの弦距離について、下記式が成立する。
Figure 0005498856
上記式において、
Figure 0005498856
は、フロベニウスノルム計算を示す。
<方式四>
RI/PMIに対応する行列間のユークリッド距離(Euclidian Distance)に基づいて対応関係を作成する。詳しくは下記手順を含む。
手順21において、予め定義されたRI/PMI集合の中から、RI/PMIを一つ選択する。
手順22において、選択したRI/PMIに対応する行列と、予め定義された集合における各RI/PMIに対応する行列とのユークリッド距離を計算する。
手順23において、予め定義されたRI/PMI集合の中から所定数のRI/PMIをユークリッド距離の小さい順に選択する。
手順24において、手順21で選択したRI/PMIと、手順23で選択した所定数のRI/PMIとの間の対応関係を作成する。
予め定義されたRI/PMI集合におけるすべてのRI/PMIが処理済みになるまで手順21〜24を繰り返す。
行列FpとFqとのユークリッド距離について、下記式が成立する。
Figure 0005498856
上記式において、
Figure 0005498856
はノルム計算を示す。
<方式五>
RI/PMIに対応する行列間の相関度に基づいて対応関係を作成する。詳しくは下記手順を含む。
手順31において、予め定義されたRI/PMI集合の中から、RI/PMIを一つ選択する。
手順32において、選択したRI/PMIに対応する行列と、予め定義された集合における各RI/PMIに対応する行列との相関度を計算する。
手順33において、予め定義されたRI/PMI集合の中から所定数のRI/PMIを相関度の大きい順に選択する。
手順34において、手順31で選択したRI/PMIと、手順33で選択した所定数のRI/PMIとの間の対応関係を作成する。
予め定義されたRI/PMI集合におけるすべてのRI/PMIが処理済みになるまで手順31〜34を繰り返す。
行列FpとFqとの相関度について、下記式が成立する。
Figure 0005498856
上記式において、traceは行列のトレース演算を示す。
以上、RI/PMI及びそれに対応するRI/PMIの第2集合を確定する五つの方式を説明した。ただし、他の方式による確定もありうることが理解されよう。
上述の対応関係を確定した後に、以下、本発明の実施例のチャネル情報フィードバック方法、プリコーディング方法、受信局及び送信局について詳しく説明する。
フィードバックとプリコーディングとを同時に説明するが、後述の記憶手順と、初期選択手順と、対応インデックス確定手順と、フィードバック手順と、第1プリコーディング処理手順と、第2プリコーディング処理手順とを含む。
記憶手順において、RI/PMIからなる一つの第1集合、及び第1集合における各RI/PMIと第2集合との対応関係を受信局と送信局に予め記憶する。
任意の第2集合は、所定数のRI/PMIからなり、且つ、上記第1集合の真部分集合である。
サブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法により、受信局が一つのサブバンドに対して一つのRI/PMIを選択した後に上記サブバンドに後続するサブバンドに対してRI/PMIを選択するときに、上記サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合から選択し、上記サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合における任意の要素が選択される確率が、上記サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第3集合における任意の要素が選択される確率より大きい。即ち、受信局が、現在のサブバンドに後続するサブバンドに対してRI/PMIを選択する際、第1の確率が第2の確率より大きい。上記第1の確率は上記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属する任意の要素が選択される確率であり、上記第2の確率は上記第1集合に属するが上記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意の要素が選択される確率である。
上記第1集合にとって、RI/PMIに対応する第3集合は、第2集合の補集合である。
初期選択手順において、現在のデータフレームの一個目のサブバンド(先頭サブバンドとも言う)に対して、受信局が、上記第1集合から一つのRI/PMIを、サブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法により選択する。
対応インデックス確定手順は、現在のデータフレームの一個目のサブバンド以外の各第2サブバンドに対して実行される手順である。該対応インデックス確定手順において、後述のステップA1と、ステップA2と、ステップA3とを含む。
ステップA1において、第1サブバンドに対して選択するRI/PMIが確定した後、RI/PMIと第2集合との対応関係に基づき、第1サブバンドに対して選択するRI/PMIに対応する第2集合を取得する。第2サブバンドは、第1サブバンドとは相対的な概念であり、第1サブバンドの後ろにあるものであって第1サブバンドに隣接する。
ステップA2において、サブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法により、第1サブバンドに対して選択するRI/PMIに対応する第2集合の中から第2サブバンドに対してRI/PMIを選択する。
ステップA3において、第2サブバンドに対して選択したRI/PMIの、第1サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合における位置情報(インデックス)を確定する。
フィードバック手順において、受信局が、選択したRI/PMIを現在のデータフレームの一個目のサブバンドに対してフィードバックし、第2サブバンドに対して選択したRI/PMIの、第1サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合における位置情報を、現在のデータフレームの各第2サブバンドに対してフィードバックする。
第1プリコーディング処理手順において、送信待ちデータフレームの一個目のサブバンドに対して、送信局が、受信局からフィードバックされたRI/PMIに基づいてプリコーディング処理を行う。
第2プリコーディング処理手順は、送信待ちデータフレームの一個目のサブバンド以外の各第2サブバンドに対して実行される手順である。該第2プリコーディング処理手順において、後述のステップB1と、ステップB2と、ステップB3とを含む。
ステップB1において、第1サブバンドに対して選択するRI/PMIが確定した後、RI/PMIと第2集合との対応関係に基づき、第1サブバンドに対して選択するRI/PMIに対応する第2集合を取得する。第1サブバンドは、第2サブバンドの前にあるものであって第2サブバンドに隣接する。
ステップB2において、受信局からフィードバックされた位置情報を利用して、第1サブバンドに対して選択するRI/PMIに対応する第2集合の中からRI/PMIを取得する。
ステップB3において、ステップB2で取得したRI/PMIを利用して、第2サブバンドに対してプリコーディング処理を行う。
図2に示すように、本発明の実施例の受信局には後述の記憶モジュールと、初期選択モジュールと、集合確定モジュールと、第2選択モジュールと、対応インデックス確定モジュールと、フィードバックモジュールとを含む。
記憶モジュールは、RI/PMIからなる一つの第1集合、及び第1集合における各RI/PMIと第2集合との対応関係を予め記憶する。
任意の第2集合は、所定数のRI/PMIからなり、且つ、上記第1集合の真部分集合である。
サブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法により、受信局が、一つのサブバンドに対して一つのRI/PMIを選択した後に上記サブバンドに後続するサブバンドに対してRI/PMIを選択する際、上記サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属する任意の要素が選択される確率が、上記サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第3集合における任意の要素が選択される確率より大きい。
上記サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第3集合は、上記第1集合のうち、上記サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合の補集合である。
初期選択モジュールは、サブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法により、受信したデータフレームの一個目のサブバンドに対して上記第1集合からRI/PMIを一つ選択する。
集合確定モジュールは、上記データフレームのうち、一個目のサブバンド以外の各第2サブバンドに対して、RI/PMIと第2集合との対応関係に基づいて、第1サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合を取得する。第1サブバンドは、第2サブバンドの前にあるものであって第2サブバンドに隣接する。
第2選択モジュールは、サブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法により、第1サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合から第2サブバンドに対してRI/PMIを選択する。
対応インデックス確定モジュールは、第2選択モジュールで選択したRI/PMIの、集合確定モジュールで確定した第2集合における位置情報を確定する。
フィードバックモジュールは、データフレームの一個目のサブバンドに対して選択したRI/PMI及びデータフレームの各第2サブバンドに対応する位置情報を、無線ネットワークを利用して送信する。
図3に示すように、本発明の実施例の送信局には後述の記憶モジュールと、受信モジュールと、第1プリコーディング処理モジュールと、集合確定モジュールと、RI/PMI確定モジュールと、第2プリコーディング処理モジュールとを含む。
記憶モジュールは、RI/PMIからなる第1集合、及び第1集合における各RI/PMIと第2集合との対応関係を予め記憶する。
任意の第2集合は、所定数のRI/PMIからなり、且つ、上記第1集合の真部分集合である。
サブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法により、受信局が、一つのサブバンドに対して一つのRI/PMIを選択した後に上記サブバンドに後続するサブバンドに対してRI/PMIを選択する際、上記サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属する任意の要素が選択される確率が、上記サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第3集合における任意の要素が選択される確率より大きい。
上記サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第3集合は、上記第1集合のうち、上記サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合の補集合である。
受信モジュールは、受信局が送信した一つのRI/PMI及び位置情報を受信する。
第1プリコーディング処理モジュールは、受信局からフィードバックされたRI/PMIに基づいて、送信待ちデータフレームの一個目のサブバンドに対してプリコーディング処理を行う。
集合確定モジュールは、上記送信待ちデータフレームのうち、一個目のサブバンド以外の各第2サブバンドに対して、RI/PMIと第2集合との対応関係に基づいて、第1サブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合を取得する。第1サブバンドは、第2サブバンドの前にあるものであって第2サブバンドに隣接する。
RI/PMI確定モジュールは、集合確定モジュールが取得した第2集合から第2サブバンドに対してRI/PMIを、受信局からフィードバックされた位置情報を利用して取得する。
第2プリコーディング処理モジュールは、送信待ちデータフレームの第2サブバンドに対し、RI/PMI確定モジュールで確定したRI/PMIを利用してプリコーディング処理を行う。
なお、送信局側において、誤差伝播の問題を考慮して、連続するサブバンドのRIには一定の連続性が見られる。上記事情に踏まえ、本発明の実施例の送信局には、RI補正モジュールを更に備える。
RI補正モジュールは、第1RI/PMI確定モジュールが一つの第2サブバンドに対して確定したRI/PMIにおけるRIが第1の値であり、第1RI/PMI確定モジュールが該第2サブバンドの前後あらかじめ決められた個数のサブバンドに対して確定したRI/PMIにおけるRIが共に第2の値であるとき、上記第2サブバンドのRIを第2の値に補正する。
第2プリコーディング処理モジュールは、補正後のRI/PMIを利用して、送信待ちデータフレームの第2サブバンドに対してプリコーディング処理を行う。
誤差伝播を遮断するために、本発明の実施例の送信局側と受信局側の両方において、データフレームのサブバンドを二以上のサブバンドシーケンスに分割し、各サブバンドシーケンスに対して上述の方法により処理を行なうことができる。データフレームのサブバンドを二以上のサブバンドシーケンスに分割するには、各サブバンドシーケンスに含まれるサブバンドがデータフレームにおける連続するサブバンドであることと、データフレームの各サブバンドがただ一つのサブバンドシーケンスのみに属することを満足する必要がある。
従って、一部の連続するサブバンドに対して処理をする場合、上述の具体的な実施例における一個目のサブバンドは、サブバンドシーケンスにおける一個目のサブバンドであり、第1サブバンドがサブバンドシーケンスにおける任意の一つである。第2サブバンドは、第1サブバンドに対するものであり、第1サブバンドが確定した後に、該第2サブバンドがサブバンドシーケンスのうち、第1サブバンドに後続するサブバンドである。
他の処理過程がデータフレームのすべてのサブバンドに対する処理とはまったく同じであり、単に処理対象のサイズが異なるだけであるため、ここでは再び詳しく説明することはしない。
上述の処理により、伝送する際、第1部分に属する一つのサブバンドのRI/PMIの伝送にエラーが生じた場合、第2部分のサブバンドに響くことがないため、誤差の伝播を遮断している。
以下、本発明の具体的な実施例における方法のシミュレーションについて説明する。シミュレーションする際のパラメータは下記のとおりである。
Figure 0005498856
図4は、上述のシミュレーション条件の下、異なるSNRにおけるシステムスループットのシミュレーションカーブである。図3において、下の方のカーブは、3GPP LTEによるチャネル情報フィードバック方法を使用する際のシミュレーションカーブであり、上の方のカーブは、本発明の実施例のチャネル情報フィードバック方法を使用する際のシミュレーションカーブである。図を参照して分かるように、3GPP LTEによるチャネル情報フィードバック方法と比べ、SNRが同じである場合に、本発明の実施例のチャネル情報フィードバック方法によりシステムのスループットを高めることができる。
本発明の実施例の方法では、ユーザ端末が一個目のサブバンドのRI/PMIを確定した後に、後続のサブバンドに対して、一つ前のサブバンドのRI/PMIに対応する集合からRI/PMIを選択して確定できる。また、受信局と送信局の両方にこのような対応関係が維持されているため、受信局は、該RI/PMIが一つの集合における位置を送信局にフィードバックすればよい。RI/PMIに対応する集合におけるRI/PMIの数が元のRI/PMIの数より小さいため、フィードバックオーバーヘッドを減少できる。以下、例を挙げて説明する。
システムにおいて元のプリコーディング行列の数を64(PMI=1、2、3、…、16 RI=1、2、3、4)と仮定すると、3GPP LTEによるチャネル情報のフィードバック方法によれば、サブバンドが10個ある場合に、受信局のフィードバック量は2ビット(RIのフィードバック用)+10*4(PMIのフィードバック用)、つまり42ビットとなる。本発明の実施例の方法では、各RI/PMIに対応する集合にはRI/PMIが8個有する場合、受信局のフィードバック量は6(2+4、一個目のサブバンドがフィードバックすべきビット数)+9*3(選択したRI/PMIの集合における位置情報のフィードバック用)となる。従って、本発明の実施例の方法は、33ビットしかフィードバックしなく、3GPP LTEによるチャネル情報のフィードバック方法と比べ、フィードバックオーバーヘッドを減少したと共に、システムのスループットを高めている。
各RI/PMIに対応する集合にはRI/PMIが16個あっても、本発明の実施例の方法は、6+9*4=42ビットしかフィードバックしなく、3GPP LTEによるチャネル情報のフィードバック方法と比べ、フィードバックオーバーヘッドが同じであるが、性能が高められている。
従って、フィードバックオーバーヘッドを3GPP LTEによるチャネル情報のフィードバック方法以下に確保したければ、RI/PMIに対応する集合に含むRI/PMIの数を、元の集合におけるPMIの数以下に保証すればよい。
以上は、本発明の好ましい実施方式に過ぎない。なお、当該分野の一般技術者にとって、本発明の原理を背離しない前提で、若干の改進や修飾が考えられる。ただし、これらの改進や修飾も本発明の保護範囲にあることが理解されよう。

Claims (20)

  1. シングルユーザMIMO通信システムに用いられるチャネル情報フィードバック方法であって、
    記憶手順と、初期選択手順と、対応インデックス確定手順と、フィードバック手順とを含み、
    記憶手順は、複数の、ランク指示RIとプリコーディング行列指示PMIとの対であるRI/PMIを要素とする第1集合、及び、前記第1集合の各要素に対応する第2の集合であって、前記第1集合の空でない真部分集合である第2集合を予め記憶するステップを含み、
    受信局が、現在のサブバンドに後続するサブバンドに対してRI/PMIを選択する際、前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属する任意の要素が選択される第1の確率が、前記第1の集合に属するが前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意の要素が選択される第2の確率より大きくなるように設定され、
    初期選択手順は、現在のデータフレームの全てのサブバンド又は一部の連続するサブバンドからなるサブバンドシーケンスにおける一個目のサブバンドを先頭サブバンドとし、受信局が、前記先頭サブバンドに対して前記第1集合から一つのRI/PMIを選択するステップを含み、
    対応インデックス確定手順は、前記先頭サブバンド以外の各サブバンドに対して、受信局が、一つ前の隣接するサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合から一つのRI/PMIを選択し、選択されたRI/PMIの、一つ前の隣接するサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合におけるインデックスを確定するステップを含み、
    フィードバック手順は、受信局が、初期選択手順で選択した先頭サブバンドのRI/PMIと、対応インデックス確定手順で確定した各サブバンドに対応するインデックスとを送信局にフィードバックし、送信局が、予め記憶されている第1集合、および第1集合の各RI/PMIと第2集合との対応関係に基づいてプリコーディング処理を行なうことを特徴とするチャネル情報フィードバック方法。
  2. 請求項1に記載のチャネル情報フィードバック方法であって、
    第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列距離を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列距離を有し、
    前記第1行列距離が前記第2行列距離より小さいことを特徴とするチャネル情報フィードバック方法。
  3. 請求項2に記載のチャネル情報フィードバック方法であって、
    前記第1行列距離と第2行列距離は、弦距離又はユークリッド距離であることを特徴とするチャネル情報フィードバック方法。
  4. 請求項1に記載のチャネル情報フィードバック方法であって、
    第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列相関度を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列相関度を有し、
    前記第1行列相関度が前記第2行列相関度より大きいことを特徴とするチャネル情報フィードバック方法。
  5. 請求項1に記載のチャネル情報フィードバック方法であって、
    前記初期選択手順と前記対応インデックス確定手順において、サブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法でRI/PMIを選択することを特徴とするチャネル情報フィードバック方法。
  6. シングルユーザMIMO通信システムに用いられるプリコーディング方法であって、
    記憶手順と、第1のプリコーディング処理手順と、第2のプリコーディング処理手順とを含み、
    記憶手順は、複数の、ランク指示RIとプリコーディング行列指示PMIとの対であるRI/PMIを要素とする第1集合、及び、前記第1集合の各要素に対応する第2の集合であって、前記第1集合の空でない真部分集合である第2集合を予め記憶するステップを含み、
    受信局が、現在のサブバンドに後続するサブバンドに対してRI/PMIを選択する際、前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属する任意の要素が選択される第1の確率が、前記第1の集合に属するが前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意の要素が選択される第2の確率より大きくなるように設定され、
    第1のプリコーディング処理手順は、送信予定のデータフレームの全てのサブバンド又は一部の連続するサブバンドからなるサブバンドシーケンスにおける一個目のサブバンドを先頭サブバンドとし,送信局が、前記先頭サブバンドに対して、受信局からフィードバックされたRI/PMIに基づいたプリコーディング処理を行なうステップを含み、
    第2のプリコーディング処理手順は、前記サブバンドシーケンスの先頭サブバンド以外の各サブバンドに対して、送信局が、一つ前の隣接するサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合の中から、受信局からフィードバックされたインデックスに対応するRI/PMIを取得し、取得したRI/PMIを利用して前記サブバンドシーケンスの先頭サブバンド以外のサブバンドに対してプリコーディング処理を行なうことを特徴とするプリコーディング方法。
  7. 請求項6に記載のプリコーディング方法であって、
    第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列距離を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列距離を有し、
    前記第1行列距離が前記第2行列距離より小さいことを特徴とするプリコーディング方法。
  8. 請求項7に記載のプリコーディング方法であって、
    前記第1行列距離と第2行列距離は、弦距離又はユークリッド距離であることを特徴とするプリコーディング方法。
  9. 請求項6に記載のプリコーディング方法であって、
    第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列相関度を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列相関度を有し、
    前記第1行列相関度が前記第2行列相関度より大きいことを特徴とするプリコーディング方法。
  10. 請求項6に記載のプリコーディング方法であって、
    取得したRI/PMIを利用して前記サブバンドシーケンスの先頭サブバンド以外の各サブバンドに対してプリコーディング処理を行なうことは、
    現在のサブバンドのRIが第1の値であり、当該サブバンドの前後あらかじめ決められた個数のサブバンドのRIが共に第2の値であるとき、現在のサブバンドのRIを第2の値に補正し、
    補正後のRI/PMIを利用してプリコーディング処理を行なうことを含むことを特徴とするプリコーディング方法。
  11. シングルユーザMIMO通信システムに用いられる受信局であって、
    記憶モジュールと、初期選択モジュールと、対応インデックス確定モジュールと、フィードバックモジュールとを含み、
    記憶モジュールは、複数の、ランク指示RIとプリコーディング行列指示PMIとの対であるRI/PMIを要素とする第1集合、及び、前記第1集合の各要素に対応する第2の集合であって、前記第1集合の空でない真部分集合である第2集合を予め記憶し、
    受信局が、現在のサブバンドに後続するサブバンドに対してRI/PMIを選択する際、前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属する任意の要素が選択される第1の確率が、前記第1の集合に属するが前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意の要素が選択される第2の確率より大きくなるように設定され、
    初期選択モジュールは、現在のデータフレームの全てのサブバンド又は一部の連続するサブバンドからなるサブバンドシーケンスにおける一個目のサブバンドを先頭サブバンドとし、受信局が、前記先頭サブバンドに対して前記第1集合から一つのRI/PMIを選択し、
    対応インデックス確定モジュールは、前記先頭サブバンド以外の各サブバンドに対して、受信局が、一つ前の隣接するサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合から一つのRI/PMIを選択し、選択されたRI/PMIの、一つ前の隣接するサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合におけるインデックスを確定し、
    フィードバックモジュールは、初期選択モジュールで選択した先頭サブバンドのRI/PMIと、対応インデックス確定モジュールで確定した各サブバンドに対応するインデックスとを送信局にフィードバックし、送信局が、予め記憶されている第1集合、および第1集合の各RI/PMIと第2集合との対応関係に基づいてプリコーディング処理を行なうことを特徴とする受信局。
  12. 請求項11に記載の受信局であって、
    第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列距離を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列距離を有し、
    前記第1行列距離が前記第2行列距離より小さいことを特徴とする受信局。
  13. 請求項12に記載の受信局であって、
    前記第1行列距離と第2行列距離は、弦距離又はユークリッド距離であることを特徴とする受信局。
  14. 請求項11に記載の受信局であって、
    第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列相関度を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列相関度を有し、
    前記第1行列相関度が前記第2行列相関度より大きいことを特徴とする受信局。
  15. 請求項11に記載の受信局であって、
    前記初期選択モジュールと前記対応インデックス確定モジュールにおいて、サブバンドに基づく適応RIとPMIフィードバック方法でRI/PMIを選択することを特徴とする受信局。
  16. シングルユーザMIMO通信システムに用いられる送信局であって、
    記憶モジュールと、第1のプリコーディング処理モジュールと、第2のプリコーディング処理モジュールとを含み、
    記憶モジュールは、複数の、ランク指示RIとプリコーディング行列指示PMIとの対であるRI/PMIを要素とする第1集合、及び、前記第1集合の各要素に対応する第2の集合であって、前記第1集合の空でない真部分集合である第2集合を予め記憶し、
    受信局が、現在のサブバンドに後続するサブバンドに対してRI/PMIを選択する際、前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属する任意の要素が選択される第1の確率が、前記第1の集合に属するが前記現在のサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意の要素が選択される第2の確率より大きくなるように設定され、、
    第1のプリコーディング処理モジュールは、送信予定のデータフレームの全てのサブバンド又は一部の連続するサブバンドからなるサブバンドシーケンスにおける一個目のサブバンドを先頭サブバンドとし、送信局が、前記先頭サブバンドに対して、受信局からフィードバックされたRI/PMIに基づいたプリコーディング処理を行ない、
    第2のプリコーディング処理モジュールは、前記サブバンドシーケンスの先頭サブバンド以外の各サブバンドに対して、送信局が、一つ前の隣接するサブバンドに対して選択したRI/PMIに対応する第2集合の中から、受信局からフィードバックされたインデックスに対応するRI/PMIを取得し、取得したRI/PMIを利用して前記サブバンドシーケンスの先頭サブバンド以外のサブバンドに対してプリコーディング処理を行なうことを特徴とする送信局。
  17. 請求項16に記載の送信局であって、
    第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列距離を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列距離を有し、
    前記第1行列距離が前記第2行列距離より小さいことを特徴とする送信局。
  18. 請求項17に記載の送信局であって、
    前記第1行列距離と第2行列距離は、弦距離又はユークリッド距離であることを特徴とする送信局。
  19. 請求項16に記載の送信局であって、
    第1集合の任意のRI/PMIについて、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記任意のRI/PMIに対応する第2集合の任意のRI/PMIに対応する行列とは第1行列相関度を有し、前記任意のRI/PMIに対応する行列と、前記第1の集合に属するが前記任意のRI/PMIに対応する第2集合に属さない任意のRI/PMIに対応する行列とは第2行列相関度を有し、
    前記第1行列相関度が前記第2行列相関度より大きいことを特徴とする送信局。
  20. 請求項16に記載の送信局であって、
    前記第2のプリコーディング処理モジュールは補正ユニットとプリコーディングユニットを有し、
    補正ユニットは、現在のサブバンドのRIが第1の値であり、当該サブバンドの前後あらかじめ決められた個数のサブバンドのRIが共に第2の値であるとき、現在のサブバンドのRIを第2の値に補正し、
    プリコーディンユニットは、補正後のRI/PMIを用いてプリコーディング処理を行なうことを特徴とする送信局。
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