JP5497459B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、光源としてLEDユニットを用いた照明器具に関するものである。
従来より、LEDを光源として用いた照明器具がある(例えば特許文献1参照)。
以下、図13に基づいて、特許文献1に記載の従来の照明器具について説明する。この照明器具100では、基板101の表面に所定間隔で直線状に複数個のLEDユニット102が実装されている。LEDユニット102は複数列配設されており、隣合う列の間には、直線状に配設されたLEDユニット102に沿って列の略全長にわたるスリット103が設けられている。
一方、基板101と略同じ大きさの金属製の基部104の表面には、複数枚の放熱フィン105が基部104に対して垂直に取り付けられて、ヒートシンク106が形成されている。放熱フィン105は、基板101のスリット103の間隔に対応した間隔で設けられており、スリット103の長さよりも若干短めとなっている。
従って、基板101の裏面側(図13において下側)から放熱フィン105をスリット103に挿入し、基板101の裏面にヒートシンク106の基部104を重ねて取り付ける。
これにより、LEDユニット102が発した熱は基板101に広がり、基板101の裏面に伝達された熱はヒートシンク106へ伝わってヒートシンク106全体に広がる。そして、放熱フィン105により放熱されるので、LEDユニット102が発した熱を効率よく放熱することができる。
特開2004−55229号公報(第2図)
しかしながら、高出力のLEDユニットを用いて電源ユニットを器具本体に内蔵する場合、電源ユニットサイズが大きくなって照明器具が深型となるため、十分な光量を確保するには照射開口付近にLEDユニットを配置する必要がある。このため、器具本体とLEDユニットとの間には空間が生まれるので、前述した特許文献1に記載の照明器具にように基板101等の板厚方向に対する放熱構造だけでは対応しきれず、空間内の熱を効率よく器具本体へ伝熱することが望まれる。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、LEDユニットによって発せられた熱を効率よく器具本体へ伝熱して放熱することができる照明器具を提供することを目的とする。
本発明の照明器具は、照射開口を有し外郭を構成する器具本体と、前記照射開口より光を照射する光源部および光源部が発生した熱を外部へ放熱させる放熱部を有するLEDユニットと、前記LEDユニットに電力を供給する電源ユニットと、前記LEDユニットの前記放熱部の熱を伝熱する熱伝導手段と、を備え、前記熱伝導手段は、前記LEDユニットが配設され前記放熱部の熱を伝熱させる第1の熱伝導板と、前記第1の熱伝導板に直接的にまたは間接的に接触する複数の第2の熱伝導板と、前記第1の熱伝導板の反対側において複数の前記第2の熱伝導板に直接的にまたは間接的に接触する第3の熱伝導板とを有し、前記第2の熱伝導板は、前記第1の熱伝導板に接触する前板部と、前記前板部に所定間隔で対向し前記第3の熱伝導板に接触する後板部と、前記前板部および前記後板部を連結する立設板部とを有し、複数の前記第2の熱伝導板を、各々の前記立設板部が同じ方向に立設されるように配列した構成を有している。
この構成により、電源ユニットから電力の供給を受けて、器具本体の照射開口から光を照射するLEDユニットの光源部が発生した熱は、LEDユニットの放熱部から熱伝導手段を介して器具本体に伝熱される。熱伝導手段は、LEDユニットが配設され放熱部の熱を伝熱させる第1の熱伝導板と、第1の熱伝導板に直接的にまたは間接的に接触する複数の第2の熱伝導板と、第1の熱伝導板の反対側において複数の第2の熱伝導板に直接的にまたは間接的に接触する第3の熱伝導板とを有しているので、LEDユニットが発した熱は、第1の熱伝導板、第2の熱伝導板、第3の熱伝導板を介して器具本体に伝熱される。このとき、第2の熱伝導板は、第1の熱伝導板に接触する前板部と、前板部に所定間隔で対向し第3の熱伝導板に接触する後板部と、前板部および後板部を連結する立設板部とを有しているので、LEDユニットが器具本体取付面から離れていても、前板部および後板部で熱伝導の平均化を図り、立設板部により熱を伝導させることができ、効率的に器具本体へ伝熱させて、熱の集中化を避けることができる。また、各々の立設板部が同じ方向に立設されるように複数の第2の熱伝導板が配列されているので、熱風の対流を促進して、効率的に放熱することができる。
また、本発明の照明器具は、少なくとも1組の隣合う前記第2の熱伝導板において、前記立設板部同士が互いに接触する構成を有している。
この構成により、隣合って立設板部同士が接触する第2の熱伝導板を少なくとも1組有するので、立設板部を介して熱を分散して伝達することができ、効率よく伝熱することができる。
また、本発明の照明器具は、少なくとも1組の隣合う前記第2の熱伝導板において、前記立設板部同士の間に隙間が設けられている構成を有している。
この構成により、隣合う第2の熱伝導板の立設板部同士の間に隙間を設けたので、熱による空気の対流速度が大きくなり、より放熱効果を高めることができる。
また、本発明の照明器具は、少なくとも1組の隣合う前記第2の熱伝導板において、前記前板部同士および前記後板部同士が互いに接触する構成を有している。
この構成により、少なくとも1組の隣合う第2の熱伝導板において、前板部同士および後板部同士が互いに接触するように向かい合わせるので、筒状が形成され、熱による対流を制御しやすくなる。
また、本発明の照明器具は、前記第2の熱伝導板は、前記前板部および前記後板部の少なくとも一方に屈曲部を有する構成を有している。
この構成により、前板部および後板部に屈曲部を設けることにより前板部および後板部の形状補強を図ることができ、接触する第1の熱伝導板や第3の熱伝導板との接触性を向上させて熱伝導性を高めることができる。
また、本発明の照明器具は、前記第1の熱伝導板の端縁に縦壁部を設けた構成を有している。
この構成により、第1の熱伝導板の端縁に縦壁部を設けたので第1の熱伝導板の強度を増すことができるとともに、縦壁部を器具本体等に接触させることにより、熱伝導方向の分散化を図って、熱伝導性を高めることができる。
さらに、本発明の照明器具は、記第3の熱伝導板には、締結部材の突起部を収容する穴を設けた構成を有している。
この構成により、3の熱伝導板には、締結部材の突起部を収容する穴を設けたので、第2の熱伝導板を連結してユニット化した際に、締結部材の突起部は穴に収容される。このため、突起部が邪魔にならないので、第2の熱伝導板と第3の熱伝導板とが面で接触することができ、熱伝導性を向上させることができる。
本発明では、LEDユニットが発した熱を器具本体に伝熱する熱伝導手段が、LEDユニットが配設され放熱部の熱を伝熱させる第1の熱伝導板と、第1の熱伝導板に直接的にまたは間接的に接触する複数の第2の熱伝導板と、第1の熱伝導板の反対側において複数の第2の熱伝導板に直接的にまたは間接的に接触する第3の熱伝導板とを有するので、LEDユニットが発した熱は、第1の熱伝導板、第2の熱伝導板、第3の熱伝導板を介して器具本体に伝熱される。このとき、第2の熱伝導板は、第1の熱伝導板に接触する前板部と、前板部に所定間隔で対向し第3の熱伝導板に接触する後板部と、前板部および後板部を連結する立設板部とを有しているので、LEDユニットが器具本体取付面から離れていても、前板部および後板部で熱伝導の平均化を図り、立設板部により熱を伝導させることができ、効率的に器具本体へ伝熱させて熱の集中化を避けることができる。また、各立設板部が同じ方向に立設されるように複数の第2の熱伝導板が配列されているので、熱風の対流を促進して、効率的に放熱することができるという効果を有する照明器具を提供できる。
本発明に係る第1実施形態の照明器具を示す斜視図 照明器具の分解斜視図 照明器具を前方からみた正面図であり、(A)は反射板の前面、(B)は第1の熱伝導板の前面、(C)は第2の熱伝導板の前板部の前面、(D)は後板部の前面 (A)は図1中IV-IV位置の断面図、(B)は(A)中B部分の拡大図 第2の熱伝導板の斜視図 第2の熱伝導板の変形例を示す断面図 本発明に係る第2実施形態の照明器具を示す分解斜視図 第2の熱伝導板の斜視図 第2の熱伝導板の変形例を示す断面図 本発明に係る第3実施形態の照明器具の第2の熱伝導板を示す斜視図 第2の熱伝導板の変形例を示す断面図 第2の熱伝導板の変形例を示す断面図 従来の照明器具の分解斜視図
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
図1および図2に示すように、本発明に係る実施形態の照明器具10は、被取付部である例えば天井11に取り付けて使用することができる。照明器具10は、矩形箱状の外郭を構成する器具本体20を有しており、器具本体20の内部に、光源である複数のLEDユニット30およびLEDユニット30の熱を器具本体20に伝熱して放熱するための熱伝導手段40を有する。
器具本体20は照明方向前面20aに照射開口21を有しており、前面20aには枠22が着脱可能に取り付けられる。枠22は器具本体20の前面20aと同様の矩形状をしており、照射開口21と略同じ大きさの開口22aを有する。開口22aには、透明樹脂製のカバー23が取り付けられている。また、器具本体20の外側面20bには、器具本体20を天井11に取り付けるための例えばL字形状の取付具24が複数個取り付けられている。従って、取付具24を天井11に取り付けることにより、照明器具10を天井11に取り付けることができる。
図3および図4に示すように、LEDユニット30は、光源部であるLEDチップ31の前方にレンズ32を有しており、LEDチップ31が発生した熱を外部へ放熱させる放熱部である取付金具33によって、第1の熱伝導板41の前面(図4において下面)に取り付けられている。従って、LEDチップ31が発した熱は、取付金具33を介して第1の熱伝導板41に伝熱される。複数個(ここでは、例えば4個)のLEDユニット30が、直線状に配置され、複数列(ここでは、例えば4列)設けられている。
なお、各LEDユニット30は、器具本体20の内部に取り付けられている電源ユニット25に接続されており、点灯用の電力が供給される。
図2ないし図4に示すように、熱伝導手段40は、LEDユニット30が配設された第1の熱伝導板41と、第1の熱伝導板41に接触する複数の第2の熱伝導板42と、第1の熱伝導板41の反対側において複数の第2の熱伝導板42に接触する第3の熱伝導板43とを有する。
第1の熱伝導板41は、熱伝導率の高い薄い金属板(例えば薄いアルミ板)で形成された平板状部材であり、前面に複数個のLEDユニット30を搭載するための取付穴41cおよびLEDユニット30と電源ユニット30とを接続するための接続穴41dが、貫通して設けられている(図3(B)参照)。第1の熱伝導板41は、隙間41bを設けて2分割されており、各第1の熱伝導板41には、各々例えば4個のLEDユニット30が例えば2列ずつ配置されている。各第1の熱伝導板41の長手方向両端縁は後方へ直角に折り曲げて縦壁部41aが設けられている。なお、各第1の熱伝導板41の縦壁部41aは、第1の熱伝導板41を器具本体20の内部に取り付けた際に、少なくとも一方の縦壁部41aが器具本体20の内面に接触するのが望ましい。これにより、器具本体へ熱伝導の分散化により熱伝導の平均化をさらに図ることができ、効率的に放熱することができる。
なお、図2においては、縦壁部41aを隙間41bと直交する方向に沿って設けたが、縦壁部41aを、第1の熱伝導板41、41の隙間41bと平行な両端部に設けることもできる(図7に示す第1の熱伝導板41参照)。この場合には、隙間41bを広げることにより、両縦壁部41aの間隔を広げることができるので、容易に両縦壁部41aを器具本体20の内面に接触するようにすることができる。
また、第1の熱伝導板41の前面には、レンズ32を前方へ露出する穴26a(図3(A)参照)を有する反射板26が、取付金具26b(図3(B)参照)およびネジ26c(図3(A)参照)によって取り付けられている。反射板26は、例えば薄いアルミ板の表面を白く塗装して形成することができる。
図2ないし図5に示すように、第1の熱伝導板41の後方には、複数個(ここでは例えば4個)の第2の熱伝導板42が設けられている。第2の熱伝導板42は、第1の熱伝導板41の後面に接触する前板部42aと、前板部42aに所定間隔で対向し第3の熱伝導板43に接触する後板部42bと、前板部42aおよび後板部42bを連結する立設板部42cとを有している。
前板部42aには、第1の熱伝導板41に設けられているLEDユニット30取り付け用の取付穴41cに対応して、取付穴42fが貫通して設けられている(図3(C)参照)。後板部42bには、後述する連結板44b取り付け用の取付穴42gが貫通して設けられている(図3(D)参照)。また、立設板部42cは前板部42aの一端と後板部42bの一端とを連結しており、前板部42aの他端および後板部42bの他端は互いに接近する方向へ屈曲する屈曲部42dが設けられている。これにより、各第2の熱伝導板42は断面C字形状となって、内部に連通空間42eが形成される。第2の熱伝導板42は、熱伝導率の高い薄い金属板(例えば薄いアルミ板)を折り曲げ加工して形成することができる。
各第2の熱伝導板42は、立設板部42cが同じ方向すなわち平行に立設されるように配設されて、熱伝導率の高い薄い金属板(例えば薄いアルミ板)からなる平板状の連結板44bにより連結されている。すなわち、図4(A)および(B)に示すように、締結部材であるリベット44aにより、後板部42bの取付穴42gと、連結板44bの取付穴44dとが締結されている。隣接する2つの第2の熱伝導板42は、前板部42aおよび後板部42bの屈曲部42d同士が接触するように向かい合って連結板44bに締結され、矩形箱状のユニット45を構成している。2つのユニット45は、中心側の第2の熱伝導板42の立設板部42cを対向させ、所定の大きさの隙間46を設けて連結板44bに締結されている。
各第2の熱伝導板42の連通空間42eの方向すなわち立設板部42cの方向は、分割された第1の熱伝導板41の隙間41bと平行に設けられており、第2の熱伝導板42の隙間46は、第1の熱伝導板41の隙間41bと同じ位置に設けられている。
従って、第2の熱伝導板42は、前板部42aが第1の熱伝導板41の後面に面接触するとともに、後板部42bが連結板44bに面接触することになる。また、第1の熱伝導板41に設けられているLEDユニット30は、第2の熱伝導板42の連通空間42eの略中央に沿って配置されている。
図2ないし図5に示すように、第2の熱伝導板42の後方すなわち連結板44bの後方には、第3の熱伝導板43が配設されている。第3の熱伝導板43は、第2の熱伝導板42すなわち連結板44bを覆う大きさの平板状をしており、一端部には第2の熱伝導板42側に直角に屈曲した縦壁部43aを有する。図2に示すように、第3の熱伝導板43は、第1の熱伝導板41の配設方向と交差するように配設されている。すなわち、第3の熱伝導板43の縦壁部43aは、第1の熱伝導板41の縦壁部41aと直交する方向に配設されている。
なお、前述した第3の熱伝導板43においては、一方の端部にのみ縦壁部43aを設けたが、これに対向する他端部にも縦壁部を設けることができる。この場合には、両縦壁部43aが器具本体20の内面に接触することが望ましい。また、第3の熱伝導板43の縦壁部が四方設けられた箱状であってもよい。
また、図4(B)に示すように、第3の熱伝導板43において、各第2の熱伝導板42を連結板44bに締結しているリベット44aに対応する位置には、突起部であるリベット44aの頭部44cを収容する穴43bが設けられている。これにより、連結板44bは第3の熱伝導板43と面接触することができる。
次に、照明器具10の組み立て手順について説明する。
まず、4個の第2の熱伝導板42の後板部42bを、リベット44aで連結板44bの所定位置に連結しておく(図4参照)。第2の熱伝導板42の前板部42aの前面に第1の熱伝導板41を重ね、第1の熱伝導板41の前面の所定位置に複数個のLEDユニット30を配列して、第1の熱伝導板41および第2の熱伝導板42を貫通してLEDユニット30を取り付ける(図3および図4参照)。これにより、第1の熱伝導板41と第2の熱伝導板42が一体化する。そして、第1の熱伝導板41の前面に、取付金具26bにより反射板26を着脱可能に取り付ける。
次いで、第2の熱伝導板42を連結している連結板44bの後面に第3の熱伝導板43を配し、器具本体20の底板20cの前面に取り付ける。この際、連結板44bを締結しているリベット44aの頭部44cが、第3の熱伝導板43に設けられている穴43bに収容されるようにする。
さらに、カバー23が取り付けられている枠22を、器具本体20の前面に取り付ける。
以上、説明した本発明に係る第1実施形態の照明器具10によれば、電源ユニット25から電力の供給を受けて、器具本体20の照射開口21から光を照射するLEDユニット30のLEDチップ31が発生した熱は、LEDユニット30の取付金具33から熱伝導手段40を介して器具本体20に伝熱される。熱伝導手段40は、LEDユニット30が配設されLEDチップ31の熱を伝熱させる第1の熱伝導板41と、第1の熱伝導板41に接触する複数の第2の熱伝導板42と、第1の熱伝導板41の反対側において連結板44bを介して複数の第2の熱伝導板42に接触する第3の熱伝導板43とを有しているので、LEDユニット30が発した熱は、第1の熱伝導板41、第2の熱伝導板42、第3の熱伝導板43を介して器具本体20に伝熱される。
また、第2の熱伝導板43は、第1の熱伝導板41に接触する前板部42aと、前板部42aに所定間隔で対向し第3の熱伝導板43に接触する後板部42bと、前板部42aおよび後板部42bを連結する立設板部42cとを有しているので、LEDユニット30が器具本体20の底板20cから離れていても、前板部42aおよび後板部42bで熱伝導の平均化を図り、立設板部42cにより熱を伝導させることができ、効率的に器具本体20へ伝熱させて、熱の集中化を避けることができる。また、各々の立設板部42cが同じ方向に立設されるように複数の第2の熱伝導板42が配列されているので、熱風の対流を促進して、効率的に放熱することができる。
また、隣合う第2の熱伝導板42の立設板部42c同士の間に隙間46を設けたので、熱による空気の対流速度が大きくなり、より放熱効果を高めることができる。
また、前板部42aおよび後板部42bに屈曲部42dを設けることにより前板部42aおよび後板部42bの形状補強を図ることができ、接触する第1の熱伝導板41や第3の熱伝導板43との接触性を向上させて熱伝導性を高めることができる。
また、第1の熱伝導板41の端縁に縦壁部41aを設けたので第1の熱伝導板41の強度を増すことができるとともに、縦壁部41aを器具本体20の内面に接触させることにより、熱伝導方向の分散化を図って、熱伝導性を高めることができる。
また、第3の熱伝導板43には、第2の熱伝導板42を連結板44bに取り付けるリベット44aの頭部44cを収容する穴43bを設けたので、第2の熱伝導板42を連結してユニット45にした際に、リベット44aの頭部44cは穴43bに収容される。このため、頭部44cが出っ張って邪魔にならないので、第2の熱伝導板42と第3の熱伝導板43とが面で接触することができ、熱伝導性を向上させることができる。
また、第1の熱伝導板41の配設方向と第3の熱伝導板43の配設方向とが交差しているので、第1の熱伝導板41の縦壁部41aおよび第3の熱伝導板43の縦壁部43aを設けて、強度を増すことができる。また、器具本体20の内面に縦壁部41a、43aを接触させて伝熱する際に、干渉することなく十分な高さを確保することができる。また、熱の対流方向を制御することができる。
さらに、第1の熱伝導板41の熱を第2の熱伝導板42の前板部42aが面で受け、前板部42aが受けた熱を立設板部42cが面で後板部42bに伝熱し、さらに後板部42bが面で連結板44bを介して第3の熱伝導板43に伝熱するので、効率よく伝熱することができる。また、複数個の第2の熱伝導板42を用いて組み合わせるので、熱伝導手段40を容易に形成することができる。
なお、前述した照明器具10においては、4個の第2の熱伝導板42を用いた場合について説明したが、図6に示すように、3個の第2の熱伝導板42を用いることもできる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態の照明器具を図7ないし図9に示す。なお、前述した第1実施形態にかかる照明器具10と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図7および図8に示すように、第2実施形態の照明器具10Bでは、熱伝導手段402において、少なくとも1組の隣合う第2の熱伝導板42の立設板部42c同士が互いに接触するように第2の熱伝導板42を配置した。また、第3の熱伝導板432を2分割にするとともに、両外側に縦壁部43aを設けた。
以上、説明した本発明に係る第2実施形態の照明器具10Bによれば、第2の熱伝導部42の立設板部42c同士が接触するようにしたので、立設板部42cを介して熱を分散して伝達することができ、効率よく伝熱することができる。
なお、図9に示すように、第2の熱伝導板421を矩形断面に形成し、互いに接するように配置することもできる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態の照明器具を図10に示す。なお、前述した第1実施形態にかかる照明器具10および第2実施形態にかかる照明器具10Bと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図10に示すように、第3実施形態の照明器具10Cでは、熱伝導手段403の第2の熱伝導板423において、前板部42aおよび後板部42bに屈曲部42dを設けず、断面形状をコ字状とした。そして、前板部42aおよび後板部42bの端面同士が互いに接触するように配置して、断面ロ字状のユニット253を形成した。
以上、説明した本発明に係る第3実施形態の照明器具10Cによれば、第2の熱伝導板423において、前板部42a同士および後板部42b同士が互いに接触するように向かい合わせるので、筒状が形成され、熱による対流を制御しやすくなる。
なお、図10においては、2個の断面ロ字状のユニット253を設けた場合を示したが、図11に示すように、1個のユニット253で、全体として断面ロ字状に形成することも可能である。
なお、本発明の照明器具は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した各実施形態において示した第2の熱伝導板42、423のほかにも、図12に示すような断面形状とすることもできる。この第2の熱伝導板424では、後板部42bの両端から立設板部42cを設け、各立設板部42cの先端から外側に前板部42aを設けた。このようにしても、同様の作用・効果を得ることができる。
また、前述した各実施形態においては、熱伝導手段40を折り曲げ加工により形成したが、押し出し成形によって加工することもできる。
10 照明器具
20 器具本体
21 照射開口
25 電源ユニット
30 LEDユニット
31 LEDチップ(光源部)
33 取付金具(放熱部)
40 熱伝導手段
41 第1の熱伝導板
41a 縦壁部
42 第2の熱伝導板
42a 前板部
42b 後板部
42c 立設板部
42d 屈曲部
43 第3の熱伝導板
43b 穴
44a リベット(締結部材)
44c 頭部(突起部)
46 隙間

Claims (7)

  1. 照射開口を有し外郭を構成する器具本体と、前記照射開口より光を照射する光源部および光源部が発生した熱を外部へ放熱させる放熱部を有するLEDユニットと、前記LEDユニットに電力を供給する電源ユニットと、前記LEDユニットの前記放熱部の熱を伝熱する熱伝導手段と、を備え、
    前記熱伝導手段は、前記LEDユニットが配設され前記放熱部の熱を伝熱させる第1の熱伝導板と、前記第1の熱伝導板に直接的にまたは間接的に接触する複数の第2の熱伝導板と、前記第1の熱伝導板の反対側において複数の前記第2の熱伝導板に直接的にまたは間接的に接触する第3の熱伝導板とを有し、
    前記第2の熱伝導板は、前記第1の熱伝導板に接触する前板部と、前記前板部に所定間隔で対向し前記第3の熱伝導板に接触する後板部と、前記前板部および前記後板部を連結する立設板部とを有し、
    複数の前記第2の熱伝導板を、各々の前記立設板部が同じ方向に立設されるように配列したことを特徴とする照明器具。
  2. 少なくとも1組の隣合う前記第2の熱伝導板において、前記立設板部同士が互いに接触することを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 少なくとも1組の隣合う前記第2の熱伝導板において、前記立設板部同士の間に隙間が
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  4. 少なくとも1組の隣合う前記第2の熱伝導板において、前記前板部同士および前記後板部同士が互いに接触することを特徴とする請求項ないし請求項3のうちのいずれかに記載の照明器具。
  5. 前記第2の熱伝導板は、前記前板部および前記後板部の少なくとも一方に屈曲部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちのいずれかに記載の照明器具。
  6. 前記第1の熱伝導板の端縁に縦壁部を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちのいずれかに記載の照明器具。
  7. 記第3の熱伝導板には、締結部材の突起部を収容する穴を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちのいずれかに記載の照明器具。
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