JP5491549B2 - 変換装置、情報処理システム、変換方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

変換装置、情報処理システム、変換方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、変換装置、情報処理システム、変換方法、プログラム及び記録媒体に係り、更に詳しくは、互いにインターフェース規格が異なる2つの装置間の通信路上に設けられる変換装置、該変換装置を備える情報処理システム、互いにインターフェース規格が異なる2つの装置間の通信路上に設けられる変換装置における変換方法、互いにインターフェース規格が異なる2つの装置間の通信路上に設けられた装置に用いられるプログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体に関する。
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置は、外部機器を付加することによって、機能を拡張することが可能であり、様々なシステムの中核となる装置として用いられている。
そこで、情報処理装置と外部機器とを接続するためのインターフェースとして種々のものが提案された。
例えば、SCSI(Small Computer System Interface)が、ANSI(米国規格協会)によって1986年に規格化された。
また、USB(Universal Serial Bus)規格が、1996年に発表された。
これらの規格は、その後、転送性能の向上等を目的として拡張が行われた。例えば、SCSIについては、シリアル化されたSAS(Serial Attached SCSI)が2003年に標準化された。
例えば、特許文献1には、USBストレージ機器が開示されている。
特許文献2には、USB−ATAPIインターフェイスシステムとこれに用いるATAPI−USB変換機器が開示されている。
また、特許文献3には、センスデータの保持に必要なメモリ容量を低減することを目的としたセンスデータ保持方法が開示されている。
特許第4381036号公報 特開2001−337911号公報 特開平5−289955号公報
発明者らは、USB規格に対応した第1の装置とSAS規格に対応した第2の装置との間の通信路上に設けられる変換装置を開発している。
そして、発明者らは、第1の装置からのUSB規格に対応した形式の情報を、SAS規格に対応した形式に変換して第2の装置に出力するとともに、第2の装置からのSAS規格に対応した形式の情報を、USB規格に対応した形式の情報に変換して第1の装置に出力する変換装置を試作した。
この試作した変換装置(以下では、便宜上、「試作変換装置」ともいう)を介して、第1の装置としての情報処理装置と第2の装置としてのテープ装置とを接続したとき、該テープ装置に磁気テープが装着されていない等の異常があっても、その異常に関する情報が情報処理装置に通知されないという不都合があった。
発明者らは、種々検討を行い、上記不都合の原因を見出した。この原因について図22を用いて説明する。
例えば、情報処理装置からリードコマンドが発行されると、試作変換装置は、該リードコマンドを所定のコマンドフレームに変換してテープ装置に出力する。
このとき、テープ装置に磁気テープが装着されていないと、テープ装置は異常の内容に関する情報が含まれるセンスデータを作成し、該センスデータが含まれる所定のレスポンスフレームを試作変換装置に出力する。なお、テープ装置では、該レスポンスフレームの出力後、センスデータはクリアされる。
試作変換装置は、テープ装置から上記レスポンスフレームを受け取ると、ダミーデータ及びコマンドの失敗を意味するステータス情報を情報処理装置に出力する。
情報処理装置は、上記ステータス情報を受け取ると、センス情報を要求するリクエストセンスコマンドを発行する。
試作変換装置は、該リクエストセンスコマンドを所定のコマンドフレームに変換してテープ装置に出力する。
テープ装置は、センス情報が含まれる所定のデータフレームを試作変換装置に出力する。但し、このとき、テープ装置では、すでにセンスデータはクリアされているため、該センス情報にはセンスデータはセットされていない。
試作変換装置は、テープ装置からデータフレームを受け取ると、所定の形式に変換して情報処理装置に出力する。
情報処理装置は、センス情報を受け取っても、センスデータがないため、テープ装置での異常内容を知ることができない。
本発明は、上述した発明者等の得た新規知見に基づいてなされたものであり、以下の構成を有する。
本発明は、第1の観点からすると、USB規格に対応した第1の装置とSAS規格に対応した第2の装置との間の通信路上に設けられる変換装置であって、前記USB規格に準拠し、前記第1の装置との通信を制御する第1の通信制御部と、前記SAS規格に準拠し、前記第2の装置との通信を制御する第2の通信制御部と、所定のシーケンスフラグを設定することにより、複数の通信シーケンスから1つの通信シーケンスを設定可能であって、前記第2の通信制御部を介して入力された前記第2の装置から受信したフレームがデータフレームであるかレスポンスフレームであるかを判断するフレーム判断処理を実行し、前記レスポンスフレームに含まれるセンスデータを保存するためのセンスデータ格納領域を設ける処理装置とを備え、前記処理装置は、前記シーケンスフラグに第1フラグを設定して前記通信シーケンスを第1シーケンス状態とした場合おいて、前記フレーム判断処理の結果、前記第2の装置から受信したフレームがレスポンスフレームと判断した場合、前記レスポンスフレームにおける前記センスデータの有無を判断し、さらに前記レスポンスフレームに前記センスデータが有ると判断した場合は、前記センスデータを前記センスデータ格納領域に保存するとともに、異常発生フラグをセット状態として、ダミーデータを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置へ送信し、続いてコマンド失敗を意味するCSWを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置に出力した後前記シーケンスフラグを前記第1フラグから第2フラグに変更して前記通信シーケンスを第2シーケンス状態とし、前記通信シーケンスが第2シーケンス状態において、前記異常発生フラグがセット状態で前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置から前記CSWに対するリクエストセンスコマンドであるCBWが入力されると、前記センスデータ格納領域に保存された前記センスデータを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置に出力し、前記通信シーケンスが前記第1シーケンス状態において、前記フレーム判断処理の結果、前記第2の装置から受信したフレームがデータフレームと判断した場合は、受信した前記データフレームをUSB規格に対応したデータに変換し、当該変換後のデータを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置に出力することを特徴とする変換装置である。
これによれば、コストアップを招くことなく、USB規格に対応した第1の装置とSAS規格に対応した第2の装置との間の通信を正常に行うことができる。
本発明は、第2の観点からすると、USB規格に対応した第1の装置と接続される本発明の変換装置と、前記変換装置の第2の通信制御部に接続され、SAS規格に対応した第2の装置と、を備える情報処理システムである。
これによれば、コストアップを招くことなく、目的に応じたシステムを構築することができる。
本発明は、第3の観点からすると、本発明の変換装置と、前記変換装置の第1の通信制御部に接続され、USB規格に対応した第1の装置と、前記変換装置の第2の通信制御部に接続され、SAS規格に対応した第2の装置と、を備える情報処理システムである。
これによれば、コストアップを招くことなく、目的に応じたシステムを構築することができる。
本発明は、第4の観点からすると、USB規格に対応した第1の装置とSAS規格に対応した第2の装置との間の通信路上に設けられ、所定のシーケンスフラグを設定することにより、複数の通信シーケンスから1つの通信シーケンスを設定可能な変換装置における変換方法であって、
前記シーケンスフラグに第1フラグを設定して前記通信シーケンスを第1シーケンス状態とする第1の工程と、
前記第2の装置から受信したフレームがデータフレームであるかレスポンスフレームであるかを判断する第2の工程と、
前記第2の工程において、前記第2の装置から受信したフレームがレスポンスフレームと判断した場合、前記レスポンスフレームにおけるセンスデータの有無を判断する第3の工程と、
前記第3の工程において、前記レスポンスフレームに前記センスデータが有ると判断した場合、前記センスデータを前記第1の装置に出力することなく一時的に保存する第4の工程と、
異常発生フラグをセット状態として、ダミーデータを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置へ送信する第5の工程と、
コマンド失敗を意味するCSWを前記第1の装置に出力する第6の工程と、
前記第6の工程後に、前記シーケンスフラグを前記第1フラグから第2フラグに変更して前記通信シーケンスを第2シーケンス状態とする第7の工程と、
前記通信シーケンスが第2シーケンス状態において、前記異常発生フラグがセット状態で、前記第1の装置から前記CSWに対するリクエストセンスコマンドであるCBWが入力されたときに、時的に保存されている前記センスデータを前記第1の装置に出力する第8の工程と、
前記通信シーケンスが前記第1シーケンス状態における前記第2の工程において、前記第2の装置から受信したフレームがデータフレームと判断した場合、受信した前記データフレームをUSB規格に対応したデータに変換する第9の工程と、
前記第9の工程において、変換した前記データを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置に出力する第10の工程とを含む変換方法である。
これによれば、コストアップを招くことなく、USB規格に対応した第1の装置とSAS規格に対応した第2の装置との間の通信を正常に行うことができる。
本発明は、第5の観点からすると、USB規格に対応した第1の装置とSAS規格に対応した第2の装置との間の通信路上に設けられ、所定のシーケンスフラグを設定することにより、複数の通信シーケンスから1つの通信シーケンスを設定可能な変換装置における変換方法であって、前記シーケンスフラグに第1フラグを設定して前記通信シーケンスを第1シーケンス状態とする第1の手順と、前記第2の装置から受信したフレームがデータフレームであるかレスポンスフレームであるかを判断する第2の手順と、前記第2の手順において、前記第2の装置から受信したフレームがレスポンスフレームと判断した場合、前記レスポンスフレームにおけるセンスデータの有無を判断する第3の手順と、前記第3の手順において、前記レスポンスフレームに前記センスデータが有ると判断した場合、前記センスデータを前記第1の装置に出力することなく一時的に保存する第4の手順と、異常発生フラグをセット状態として、ダミーデータを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置へ送信する第5の手順と、コマンド失敗を意味するCSW(Comand Status Wrapper)を前記第1の装置に出力する第6の手順と、前記第6の手順後に、前記シーケンスフラグを前記第1フラグから第2フラグに変更して前記通信シーケンスを第2シーケンス状態とする第7の手順と、前記通信シーケンスが第2シーケンス状態において、前記異常発生フラグがセット状態で、前記第1の装置から前記CSWに対するリクエストセンスコマンドであるCBW(Comand Block Wrapper)が入力されたときに、時的に保存されている前記センスデータを前記第1の装置に出力する第8の手順と、前記通信シーケンスが前記第1シーケンス状態における前記第2の手順において、前記第2の装置から受信したフレームがデータフレームと判断した場合、受信した前記データフレームをUSB規格に対応したデータに変換する第9の手順と、前記第9の手順において、変換した前記データを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置に出力する第10の手順と、を前記変換装置の制御用コンピュータに実行させるプログラムである。
これによれば、コストアップを招くことなく、USB規格に対応した第1の装置とSAS規格に対応した第2の装置との間の通信を正常に行わせることができる。
本発明は、第6の観点からすると、本発明のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
これによれば、コストアップを招くことなく、USB規格に対応した第1の装置とSAS規格に対応した第2の装置との間の通信を正常に行わせることができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成を説明するための図である。 図1における情報処理装置を説明するための図である。 SSPフレームフォーマットを説明するための図である。 図3における「FRAME TYPE」フィールドを説明するための図である。 図3における「INFORMATION UNIT」フィールドにセットされるデータ(DATA information unit)を説明するための図である。 図3における「INFORMATION UNIT」フィールドにセットされるコマンド(COMMAND information unit)を説明するための図である。 図3における「INFORMATION UNIT」フィールドにセットされるレスポンス(RESPONSE information unit)を説明するための図である。 図7における「DATAPRES」フィールドを説明するための図である。 図1における変換装置を説明するための図である。 リード(READ)コマンドを説明するための図である。 CBW(Command Block Wrapper)を説明するための図である。 変換装置におけるCPUの動作を説明するためのフローチャート(その1)である。 ステータス情報を説明するための図である。 センスデータのフォーマット(Sense Data Format)を説明するための図である。 変換装置におけるCPUの動作を説明するためのフローチャート(その2)である。 変換装置におけるCPUの動作を説明するためのフローチャート(その3)である。 CSW(Command Status Wrapper)を説明するための図である。 リクエストセンス(REQUEST SENSE)コマンドを説明するための図である。 変換装置におけるCPUの動作を説明するためのフローチャート(その4)である。 テープ装置に異常がある場合の、情報処理装置と変換装置とテープ装置との間の主なやりとりを説明するための図である。 テープ装置に異常がない場合の、情報処理装置と変換装置とテープ装置との間の主なやりとりを説明するための図である。 試作した変換装置の不都合を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図21に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係る情報処理システム10の概略構成が示されている。
この情報処理システム10は、情報処理装置100と、変換装置300と、テープ装置500などを備えている。
情報処理装置100は、一例として図2に示されるように、CPU110、RAM120、ROM130、表示装置140、入力装置150、HDD装置160、光ディスク装置170、USBインターフェース(USB I/F)180、及びUSBポートPuなどを有している。
表示装置140は、表示器として液晶ディスプレイを含み、CPU110から指示された各種情報を表示する。
入力装置150は、入力媒体としてキーボードを含み、操作者から入力された各種情報をCPU110に通知する。
HDD装置160は、記録媒体であるハードディスクと、該ハードディスクに対してデータの読み書きを行うためのRW装置と、CPU110の指示に応じて前記RW装置を制御する制御装置などから構成されている。そして、ハードディスクには、OSを含む複数のプログラム、該複数のプログラムで用いられる各種データなどが記録されている。
光ディスク装置170は、記録媒体である光ディスクに対してデータの読み書きを行うためのRW装置と、CPU110の指示に応じて該RW装置を制御する制御装置などから構成されている。
CPU110は、ROM130及びRAM120に格納されているプログラムを実行することができる。
ROM130には、電源投入時にCPU110によって実行されるプログラム、いわゆるブートプログラムが格納されている。このブートプログラムが実行されると、ハードディスクに記録されているOSがRAM120に転送される。
CPU110は、ブートプログラムの実行が完了すると、RAM120に転送されたOSを起動する。
USBポートPuは、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠した通信ポートである。
USBインターフェース180は、USBポートPuを介した情報の入出力を制御する。
ここでは、情報処理装置100として、パーソナルコンピュータが用いられている。そして、OS(オペレーティングシステム)として、マイクロソフト社製のWindows(登録商標)が用いられている。
テープ装置500は、記録媒体である磁気テープと、該磁気テープに対してデータの読み書きを行うためのRW装置と、情報処理装置100からの指示に応じて該RW装置を制御する制御装置などから構成されている。なお、磁気テープはカートリッジ化されており、取り替えることが可能である。
テープ装置500は、可変長のブロックに対応しており、磁気テープには、サイズの異なる複数のブロックにそれぞれデータが記録されている。
テープ装置500は、SAS(Serial Attached SCSI)規格に対応している。そして、テープ装置500と変換装置300との間の情報の通信におけるトランスポート層(Transport layer)は、SSP(Serial SCSI Protocol)トランスポート層に準拠している(例えば、「Serial Attached SCSI (SAS) Interface Manual」参照)。
図3には、SSPにおけるフレームのフォーマット(SSP frame format)が示されている。図3において、「FRAME TYPE」フィールドに「01h」がセットされていると、該フレームは「データフレーム」であり、「INFORMATION UNIT」フィールドにデータがセットされている(図4参照)。また、「FRAME TYPE」フィールドに「06h」がセットされていると、該フレームは「コマンドフレーム」であり、「INFORMATION UNIT」フィールドにコマンドがセットされている(図4参照)。さらに、「FRAME TYPE」フィールドに「07h」がセットされていると、該フレームは「レスポンスフレーム」であり、「INFORMATION UNIT」フィールドにレスポンスがセットされている(図4参照)。
図5には、上記データフレームの「INFORMATION UNIT」フィールドにセットされるデータ(DATA information unit)が示されている。
図6には、上記コマンドフレームの「INFORMATION UNIT」フィールドにセットされるコマンド(COMMAND information unit)が示されている。
図7には、上記レスポンスフレームの「INFORMATION UNIT」フィールドにセットされるレスポンス(RESPONSE information unit)が示されている。図7において、「DATAPRES」フィールドに「00b」がセットされていると、データがないことを意味している(図8参照)。また、「DATAPRES」フィールドに「01b」がセットされていると、レスポンスデータがあることを意味している(図8参照)。さらに、「DATAPRES」フィールドに「10b」がセットされていると、センスデータがあることを意味している(図8参照)。
変換装置300は、一例として図9に示されるように、第1の通信制御部310、処理部320、及び第2の通信制御部330などを有している。
そして、第1の通信制御部310は、USBポート311、USBインターフェース312、USB送受信部313を有している。
また、第2の通信制御部330は、SASポート331、SASインターフェース332、SAS送受信部333を有している。
USBポート311は、USB規格に準拠した通信ポートであり、USBケーブルを介して情報処理装置100のUSBポートPuに接続されている。
USBインターフェース312は、USBポート311を制御する。
USB送受信部313は、USBポート311及びUSBインターフェース312を介した情報処理装置100との双方向の通信を制御する。USB送受信部305は、情報処理装置100からの受信があると、処理部320に通知する。また、USB送受信部313は、処理部320から送信要求があると、指示された情報を、情報処理装置100に出力する。
SASポート331は、SAS規格に準拠した通信ポートであり、SASケーブルを介してテープ装置500が接続されている。
SASインターフェース332は、SASポート331を制御する。
SAS送受信部333は、SASポート331及びSASインターフェース332を介したテープ装置500との双方向の通信を制御する。SAS送受信部333は、テープ装置500からの受信があると、処理部320に通知する。また、SAS送受信部333は、処理部320から送信要求があると、指示された情報をテープ装置500に出力する。
処理部320は、CPU321、ROM322、及びRAM323を有している。
CPU321は、ROM322に格納されているプログラムを実行する。
ROM322には、CPU321にて解読可能なコードで記述された複数のプログラム、及び各プログラムの実行に用いられる複数のデータ等が格納されている。
RAM323は、作業用のメモリである。このRAM323には、センスデータ(図14及び図15参照)が一時的に格納されるセンスデータ格納領域が設けられている。ここでは、該センスデータ格納領域の大きさは96バイトである。なお、第2の通信制御部330にてセンスデータのデータ長を検知し、該センスデータ格納領域の大きさを96バイト以下で使用することもできる。
次に、テープ装置500にセットされている磁気テープに記録されているデータを、情報処理装置100のハードディスクにコピーする場合について説明する。なお、ここでは、情報処理装置100と変換装置300との間のデータ転送プロトコルとして、USB Mass Strage Class Bulk−Only Transport(例えば、”Universal Serial Bus Mass Storage Class Bulk−Only Transport Revision1.0”、USB Implementers Forum、September 31、1999.参照)を使用する。
操作者は、入力装置150を介して、USB規格に対応したテープ装置用に作成され、テープ装置に対してデータの読み書きを行うためのアプリケーションソフトウェアであるテープRWソフトウェア(以下では、「テープRWソフトウェア600」という)を起動させる。なお、該テープRWソフトウェア600は、前記ハードディスクに記録されており、操作者の起動要求があると、OSによってRAM120に転送され、起動される。
テープRWソフトウェア600は、起動すると、初期メニュー画面を表示装置510に表示させる。
操作者は、磁気テープに記録されているデータのハードディスクへのコピー(以下では、便宜上、単に「コピー処理」ともいう)をテープRWソフトウェア600に指示する。これにより、テープ装置500に対するリードコマンド(図10参照)が、情報処理装置100から変換装置300に出力される。なお、該リードコマンドは、図11に示されるCBW(Command Block Wrapper)のフォーマットで、情報処理装置100から出力される。
ここで、該CBWのフォーマットについて簡単に説明する。図11における「dCBWSignature」は、データパケットがCBWであると認知するためのフィールドである。「dCBWTag」は、コマンドブロックタグであり、CBWと対応するCSW(Command Status Wrapper)とを結びつけるために存在し、情報処理装置100が指定する。
また、図11における「dCBWDataTransferLength」は、データトランスポートの予定データ長であり、ここが0の場合、データトランスポートは存在しない。「bmCBWFlags」は、ビット7が0の場合、データトランスポートはバルクアウト転送で行われ、ビット7が1の場合、データトランスポートはバルクイン転送で行われる。ビット6〜0は0固定である。ここでは、テープ装置500からデータを受け取るので、上記ビット7は1である。
また、図11における「bCBWLUN」は、コマンドブロックが送られている装置の論理ユニット番号(Logical Unit Number)である。「bCBWCBLength」は、次の「CBWCB」フィールドの有効バイト数を表す。
さらに、図11における「CBWCB」は、テープ装置500によって実行されるコマンドブロックが格納されるフィールドである。このフィールドに情報処理装置100が実行したいコマンドがセットされる。ここでは、コマンドフォーマットとして、「SCSI Primary Commands」が用いられるように設定されている。
変換装置300では、該CBWを受信すると、情報処理装置100から受信があった旨の通知が、USB送受信部313から処理部320のCPU321になされる。
このときの、CPU321の動作について、図12のフローチャートを用いて説明する。図12のフローチャートは、通信シーケンスが「アイドル状態」(シーケンスフラグ=0)にあるときの、CPU321によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
最初のステップS401では、情報処理装置100からのCBWを、コマンドフレームに変換する。
次のステップS403では、上記コマンドフレームの送信をSAS送受信部333に指示する。これにより、該コマンドフレームは、SASインターフェース332及びSASポート331を介して、テープ装置500に出力される。
次のステップS405では、通信シーケンスを「アイドル状態」から「テープ装置からのデータ待ち状態(第1シーケンス状態)」(第1フラグ:シーケンスフラグ=1)に変更する。そして、通信シーケンスが「アイドル状態」にあるときの処理を終了する。
テープ装置500は、変換装置300からコマンドフレームを受信すると、ここでは、該コマンドフレームのコマンドがリードコマンドであるため、磁気テープからのデータの読み出し操作を行う。そして、テープ装置500は、データが正常に読み出されると、該データが含まれるデータフレームを変換装置300に出力する。
また、テープ装置500は、上記データフレームを出力すると、続けて、センスデータを含まないレスポンスフレームを変換装置300に出力する。このとき、該レスポンスフレームの「STATUS」フィールドには、「Status Code」が「GOOD」を意味する「00h」であるステータス情報(図13参照)がセットされている。
一方、テープ装置500は、磁気テープからのデータの読み出しが正常に行われなかった場合には、データフレームを出力せずに、異常の内容を示すセンスデータ(図14及び図15参照)を作成し、該センスデータが含まれるレスポンスフレームを変換装置300に出力する。このとき、該レスポンスフレームの「STATUS」フィールドには、「Status Code」が「CHECK CONDITION」を意味する「02h」であるステータス情報がセットされている。なお、テープ装置500は、該レスポンスフレームを出力すると、ここで作成されたセンスデータを消去(クリア)する。
そこで、テープ装置500に異常がない場合には、レスポンスフレームにセンスデータはなく、テープ装置500に異常がある場合には、レスポンスフレームにセンスデータが存在することとなる。
変換装置300では、テープ装置500からのフレームを受信すると、テープ装置500から受信があった旨の通知が、SAS送受信部333から処理部320のCPU321になされる。
このときの、CPU321の動作について、図15及び図16のフローチャートを用いて説明する。図15及び図16のフローチャートは、通信シーケンスが「テープ装置からのデータ待ち状態」にあるときに、CPU321によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
最初のステップS501では、前記「FRAME TYPE」フィールドを参照し、受信したフレームがデータフレームであるかレスポンスフレームであるかを判断するフレーム判断処理を実行する。「FRAME TYPE」フィールドにセットされている値が「01h」であれば、受信したフレームがデータフレームであると判断し、ステップS503に移行する。
このステップS503では、受信したデータフレームを、USB規格に対応したデータに変換する。
次のステップS505では、上記データの送信をUSB送受信部313に指示する。これにより、該データは、USBインターフェース312及びUSBポート311を介して、情報処理装置100に出力される。ここでは、上記「dCBWDataTransferLength」で予定された長さのデータが、データトランスポートとして出力される。そして、通信シーケンスが「テープ装置からのデータ待ち状態」にあるときの処理を終了する。
一方、上記ステップS501において、「FRAME TYPE」フィールドにセットされている値が「07h」であれば、受信したフレームがレスポンスフレームであると判断し、図16のステップS601に移行する。
このステップS601では、受信したレスポンスフレームの前記「DATAPRES」フィールドを参照し、該レスポンスフレームにセンスデータが有るか否かを判断する。「DATAPRES」フィールドにセットされている値が「10b」であれば、ここでの判断は肯定され、ステップS603に移行する。
このステップS603では、レスポンスフレームに含まれるセンスデータをRAM323のセンスデータ格納領域に保存する。
次のステップS605では、異常発生フラグに、テープ装置500に異常があったことを示す1をセットする。すなわち、異常発生フラグをセット状態とする。
次のステップS607では、ダミーデータを作成する。
次のステップS609では、該ダミーデータの送信をUSB送受信部313に指示する。これにより、該ダミーデータは、USBインターフェース312及びUSBポート311を介して、情報処理装置100に出力される。
次のステップS611では、ステータス情報として、図17に示されるCSW(Command Status Wrapper)を作成する。
ここで、CSWについて簡単に説明する。図17における「dCSWSignature」フィールドは、データパケットがCSWであると認知するためのフィールドである。「dCSWTag」フィールドは、コマンドブロックタグであり、CBWにCSWを結びつけるために存在し、上記CBWの「dCBWTag」フィールドと同じ値が入る。
また、図17における「CSWDataResidue」フィールドは、上記CBWの「dCBWDataTransferLength」フィールドの値と実際にテープ装置500が処理したデータ量の相違がセットされる。「bCSWStatus」フィールドは、コマンドの成功あるいは失敗を意味する値がセットされる。例えば、コマンドが正常に終了した場合は「Command Passed」を意味する「00h」がセットされ、コマンドが失敗した場合は「Command Failed」を意味する「01h」がセットされる。ここでは、「bCSWStatus」フィールドに「01h」がセットされる。
次のステップS613では、該CSWの送信をUSB送受信部313に指示する。これにより、該CSWは、USBインターフェース312及びUSBポート311を介して、情報処理装置100に出力される。
次のステップS615では、通信シーケンスを、「テープ装置からのデータ待ち状態」から「情報処理装置からのリクエストセンス待ち状態(第2シーケンス状態)」(第2フラグ:シーケンスフラグ=2)に変更する。そして、通信シーケンスが「テープ装置からのデータ待ち状態」にあるときの処理を終了する。
一方、上記ステップS601において、「DATAPRES」フィールドにセットされている値が「10b」でなければ、ステップS601での判断は否定され、ステップS621に移行する。
このステップS621では、前記「bCSWStatus」フィールドに正常終了を意味する「00h」がセットされたCSWを作成する。
次のステップS623では、該CSWの送信をUSB送受信部313に指示する。これにより、該CSWは、USBインターフェース312及びUSBポート311を介して、情報処理装置100に出力される。
次のステップS625では、通信シーケンスを、「テープ装置からのデータ待ち状態」から「アイドル状態」(シーケンスフラグ=0)に変更する。
次のステップS627では、異常発生フラグに0をセットし、異常発生フラグをリセット状態にする。そして、通信シーケンスが「テープ装置からのデータ待ち状態」にあるときの処理を終了する。
情報処理装置100では、変換装置300からデータ(ダミーデータを含む)を受信すると、CPU110は、該データをRAM120に格納する。
そして、情報処理装置100では、「bCSWStatus」フィールドに正常終了を意味する「00h」がセットされたCSWを受信すると、CPU110は、RAM120に格納されている該データのハードディスクへの書き込みをHDD装置160の制御装置に指示する。これにより、磁気テープに記録されているデータは、情報処理装置100のハードディスクにコピーされ、テープRWソフトウェア600でのコピー処理が終了する。
一方、情報処理装置100は、「bCSWStatus」フィールドにコマンド失敗を意味する「01h」がセットされたCSWを受信すると、センスデータを要求するコマンドであるリクエストセンス(REQUEST SENSE)コマンド(図18参照)のCBWを変換装置300に出力する。
変換装置300では、該CBWを受信すると、情報処理装置100から受信があった旨の通知が、USB送受信部313から処理部320のCPU321になされる。
このときの、CPU321の動作について、図19のフローチャートを用いて説明する。図19のフローチャートは、通信シーケンスが「情報処理装置からのリクエストセンス待ち状態」にあるときのCPU321によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
最初のステップS701では、異常発生フラグの値が1であるか否かを判断する。異常発生フラグの値が1であれば、ここでの判断は肯定され、ステップS703に移行する。
このステップS703では、異常発生フラグをクリア状態にするため、異常発生フラグに0をセットする。
次のステップS705では、受信したCBWのコマンドがリクエストセンスコマンドであるか否かを判断する。受信したCBWのコマンドがリクエストセンスコマンドであれば、ここでの判断は肯定され、ステップS707に移行する。
このステップS707では、RAM323のセンスデータ格納領域に保存されているセンスデータの送信をUSB送受信部313に指示する。これにより、該センスデータは、USBインターフェース312及びUSBポート311を介して、情報処理装置100に出力される。
次のステップS709では、センスデータの送信を確認した後、センスデータ格納領域に保存されているセンスデータを削除する。
次のステップS711では、「bCSWStatus」フィールドに正常終了を意味する「00h」がセットされたCSWを作成する。
次のステップS713では、該CSWの送信をUSB送受信部313に指示する。これにより、該CSWは、USBインターフェース312及びUSBポート311を介して、情報処理装置100に出力される。
次のステップS715では、通信シーケンスを「情報処理装置からのリクエストセンス待ち状態」から「アイドル状態」(シーケンスフラグ=0)に変更する。そして、通信シーケンスが「情報処理装置からのリクエストセンス待ち状態」にあるときの処理を終了する。
情報処理装置100では、上記センスデータ及び上記CSWを受信すると、テープRWソフトウェア600は、テープ装置500での異常の内容を表示装置510に表示させるとともに、コピー処理を中止し、操作者の指示を待つ。
一方、上記ステップS705において、受信したCBWのコマンドがリクエストセンスコマンドでなければ、ステップS705での判断は否定され、ステップS731に移行する。
このステップS731では、該CBWをコマンドフレームに変換する。
次のステップS733では、該コマンドフレームの送信をSAS送受信部333に指示する。これにより、該コマンドフレームは、SASインターフェース332及びSASポート331を介して、テープ装置500に出力される。
次のステップS735では、コマンドに応じて通信シーケンスを変更する。例えば、該コマンドがリードコマンドであれば、通信シーケンスを「テープ装置からのデータ待ち状態」(シーケンスフラグ=1)に変更する。また、該コマンドがライトコマンドであれば、通信シーケンスを「情報処理装置からのデータ待ち状態」(シーケンスフラグ=3)に変更する。そして、通信シーケンスが「情報処理装置からのリクエストセンス待ち状態」にあるときの処理を終了する。
また、上記ステップS701において、異常発生フラグの値が1でなければ、ステップS701での判断は否定され、上記ステップS731に移行する。
図20及び図21は、前述した情報処理装置100と変換装置300とテープ装置500との間の主なやりとりをわかりやすく図示したものである。なお、図20は、テープ装置500に異常がある場合であり、図21は、テープ装置500に異常がない場合である。
以上の説明から明らかなように、変換装置300のCPU321によって行われる処理において、本発明の変換方法が実施されている。なお、CPU321によるプログラムに従う処理の少なくとも一部をハードウェアによって構成することとしても良いし、あるいは全てをハードウェアによって構成することとしても良い。
また、変換装置300のCPU321によって、本発明における制御用コンピュータが構成され、変換装置300のROM322によって、本発明の記録媒体が構成されている。
以上説明したように、本実施形態に係る変換装置300によると、USB規格に対応した情報処理装置100とSAS規格に対応したテープ装置500との間の通信路上に設けられ、第1の通信制御部、処理部320、及び第2の通信制御部330などを有している。
そして、第1の通信制御部310は、USBポート311、USBインターフェース312、USB送受信部313を有している。また、第2の通信制御部330は、SASポート331、SASインターフェース332、SAS送受信部333を有している。そして、処理部320は、CPU321、ROM322、及びRAM323などを有している。
CPU321は、情報処理装置100からのCBWをコマンドフレームに変換し、テープ装置500に出力する。また、CPU321は、テープ装置500からのデータフレームをUSB規格に対応したデータに変換し、情報処理装置100に出力する。
また、CPU321は、テープ装置500からセンスデータを含むレスポンスフレームを受信すると、該センスデータを情報処理装置100に転送せずに、RAM323のセンスデータ格納領域に一時的に保存するとともに、コマンド失敗を意味するCSWを情報処理装置100に出力する。このとき、CPU321は、異常発生フラグに、テープ装置500に異常があったことを示す1をセットする。
さらに、CPU321は、異常発生フラグの値が1のときに、情報処理装置100からリクエストセンスコマンドのCBWを受信すると、RAM323のセンスデータ格納領域に保存されているセンスデータを情報処理装置100に出力する。
この場合、テープ装置500に磁気テープが装着されていない等の異常があれば、情報処理装置100は該異常の内容を正しく知ることができる。
そこで、USB規格に対応した情報処理装置100とSAS規格に対応したテープ装置500との間の通信路上に変換装置300を配置することにより、コストアップを招くことなく、USB規格に対応した情報処理装置100とSAS規格に対応したテープ装置500との間の通信を正常に行うことが可能となる。
そして、情報処理システム10は、変換装置300を備えているため、結果として、コストアップを招くことなく、目的に応じたシステムを構築することができる。
また、上記実施形態において、磁気テープに記録されているデータを光ディスクにコピーする場合であっても、上記実施形態と同様な効果を得ることができる。
また、上記実施形態において、操作者は、テープRWソフトウェア600に指示して、前記ハードディスク及び光ディスクに記録されているデータをテープ装置500にセットされている磁気テープにコピーすることができる。この場合であっても、テープ装置500に磁気テープが装着されていない等の異常があれば、情報処理装置100は該異常の内容を正しく知ることができる。
ところで、特許文献1には、USBストレージ機器から転送されるデータを、USBとは異なる他のインタフェース(例えば、IDE、SCSI)に変換することが記載されている。しかしながら、USBとSASとの変換に伴う課題を解決する技術は記載されていない。
また、特許文献2は、デバイスにステータス情報を書き込むステータスレジスタ、第2の機器(PC)にステータスレジスタの内容を取得するためのUSBリクエストを発行する手段が記載されいる。しかしながら、USBとSASとの変換に伴う課題を解決する技術は記載されていない。
また、特許文献3には、デバイスのセンスデータ保持方法について記載されている。しかしながら、USBとSASとの変換に伴う課題を解決する技術は記載されていない。
なお、上記実施形態では、情報処理装置100と変換装置300との間のデータ転送プロトコルとして、USB Mass Strage Class Bulk−Only Transportが使用される場合について説明したが、これに限定されるものではなく、USB Mass Strage Class Control/Bulk/Interrupt(CBI) Transportが使用されても良い。
また、上記実施形態において、前記テープ装置500に代えて、SAS規格に対応した他のストレージデバイスが用いられても良い。この場合は、前記テープRWソフトウェア600に代えて、該ストレージデバイスに対応したソフトウェアが用いられる。
また、上記実施形態では、表示装置140の表示器が液晶ディスプレイの場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、液晶ディスプレイに代えて、CRTディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどを用いても良い。
また、上記実施形態では、情報処理装置100として、パーソナルコンピュータが用いられる場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、OS(オペレーティングシステム)として、マイクロソフト社製のWindows(登録商標)が用いられる場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、第1の通信制御部310の構成は、上記実施形態に限定されるものではない。
また、処理部320の構成は、上記実施形態に限定されるものではない。
また、第2の通信制御部330の構成は、上記実施形態に限定されるものではない。
以上説明したように、本発明の変換装置は、USB規格に対応した装置とSAS規格に対応した装置との間の通信を正常に行うのに適している。また、本発明の情報処理システムは、目的に応じたシステムを構築するのに適している。また、本発明の変換方法は、USB規格に対応した装置とSAS規格に対応した装置との間の通信を正常に行うのに適している。また、本発明のプログラム及び記憶媒体は、USB規格に対応した装置とSAS規格に対応した装置との間の通信を正常に行わせるのに適している。
10…情報処理システム、100…情報処理装置(第1の装置)、110…CPU、120…RAM、130…ROM、140…表示装置、150…入力装置、160…HDD装置、170…光ディスク装置、180…USB I/F、300…変換装置、310…第1の通信制御部、311…USBポート、312…USBインターフェース、313…USB送受信部、320…処理部(処理装置)、321…CPU、322…ROM(記録媒体)、323…RAM、330…第2の通信制御部、331…SASポート、332…SASインターフェース、333…SAS送受信部、500…テープ装置(第2の装置)、Pu…USBポート。

Claims (12)

  1. USB(Universal Serial Bus)規格に対応した第1の装置とSAS(Serial Attached SCSI)規格に対応した第2の装置との間の通信路上に設けられる変換装置であって、
    前記USB規格に準拠し、前記第1の装置との通信を制御する第1の通信制御部と、
    前記SAS規格に準拠し、前記第2の装置との通信を制御する第2の通信制御部と、
    所定のシーケンスフラグを設定することにより、複数の通信シーケンスから1つの通信シーケンスを設定可能であって、前記第2の通信制御部を介して入力された前記第2の装置から受信したフレームがデータフレームであるかレスポンスフレームであるかを判断するフレーム判断処理を実行し、前記レスポンスフレームに含まれるセンスデータを保存するためのセンスデータ格納領域を設ける処理装置とを備え、
    前記処理装置は、前記シーケンスフラグに第1フラグを設定して前記通信シーケンスを第1シーケンス状態とした場合おいて、前記フレーム判断処理の結果、前記第2の装置から受信したフレームがレスポンスフレームと判断した場合、前記レスポンスフレームにおける前記センスデータの有無を判断し、さらに前記レスポンスフレームに前記センスデータが有ると判断した場合は、前記センスデータを前記センスデータ格納領域に保存するとともに、異常発生フラグをセット状態として、ダミーデータを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置へ送信し、続いてコマンド失敗を意味するCSW(Comand Status Wrapper)を前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置に出力した後前記シーケンスフラグを前記第1フラグから第2フラグに変更して前記通信シーケンスを第2シーケンス状態とし、前記通信シーケンスが第2シーケンス状態において、前記異常発生フラグがセット状態で前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置から前記CSWに対するリクエストセンスコマンドであるCBW(Comand Block Wrapper)が入力されると、前記センスデータ格納領域に保存された前記センスデータを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置に出力し、前記通信シーケンスが前記第1シーケンス状態において、前記フレーム判断処理の結果、前記第2の装置から受信したフレームがデータフレームと判断した場合は、受信した前記データフレームをUSB規格に対応したデータに変換し、当該変換後のデータを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置に出力することを特徴とする変換装置。
  2. 前記処理装置は、前記コマンド失敗を意味するCSWを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置に出力した後に、前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置から前記リクエストセンスコマンドであるCBWを受け取ると、前記異常発生フラグをリセット状態にすることを特徴とする請求項1に記載の変換装置。
  3. 前記処理装置は、前記保存されたセンスデータを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置に出力すると、前記保存されたセンスデータを消去することを特徴とする請求項1または2に記載の変換装置。
  4. 前記USB(Universal Serial Bus)規格に対応した第1の装置と接続される請求項1〜3のいずれか一項に記載の変換装置と、
    前記変換装置の第2の通信制御部に接続され、SAS(Serial Attached SCSI)規格に対応した第2の装置と、を備える情報処理システム。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の変換装置と、
    前記変換装置の第1の通信制御部に接続され、USB(Universal Serial Bus)規格に対応した第1の装置と、
    前記変換装置の第2の通信制御部に接続され、SAS(Serial Attached SCSI)規格に対応した第2の装置と、を備える情報処理システム。
  6. USB(Universal Serial Bus)規格に対応した第1の装置とSAS(Serial Attached SCSI)規格に対応した第2の装置との間の通信路上に設けられ、所定のシーケンスフラグを設定することにより、複数の通信シーケンスから1つの通信シーケンスを設定可能な変換装置における変換方法であって、
    前記シーケンスフラグに第1フラグを設定して前記通信シーケンスを第1シーケンス状態とする第1の工程と、
    前記第2の装置から受信したフレームがデータフレームであるかレスポンスフレームであるかを判断する第2の工程と、
    前記第2の工程において、前記第2の装置から受信したフレームがレスポンスフレームと判断した場合、前記レスポンスフレームにおけるセンスデータの有無を判断する第3の工程と、
    前記第3の工程において、前記レスポンスフレームに前記センスデータが有ると判断した場合、前記センスデータを前記第1の装置に出力することなく一時的に保存する第4の工程と、
    異常発生フラグをセット状態として、ダミーデータを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置へ送信する第5の工程と、
    コマンド失敗を意味するCSW(Comand Status Wrapper)を前記第1の装置に出力する第6の工程と、
    前記第6の工程後に、前記シーケンスフラグを前記第1フラグから第2フラグに変更して前記通信シーケンスを第2シーケンス状態とする第7の工程と、
    前記通信シーケンスが第2シーケンス状態において、前記異常発生フラグがセット状態で、前記第1の装置から前記CSWに対するリクエストセンスコマンドであるCBW(Comand Block Wrapper)が入力されたときに、時的に保存されている前記センスデータを前記第1の装置に出力する第8の工程と、
    前記通信シーケンスが前記第1シーケンス状態における前記第2の工程において、前記第2の装置から受信したフレームがデータフレームと判断した場合、受信した前記データフレームをUSB規格に対応したデータに変換する第9の工程と、
    前記第9の工程において、変換した前記データを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置に出力する第10の工程とを含む変換方法。
  7. 前記第6の工程後に、前記第1の装置から前記リクエストセンスコマンドであるCBWが入力されると、前記異常発生フラグをリセット状態とする第11の工程を更に含むことを特徴とする請求項6に記載の変換方法。
  8. 前記第6の工程に続いて、
    時的に保存されている前記センスデータを消去する第12の工程を更に含むことを特徴とする請求項6または7に記載の変換方法。
  9. USB(Universal Serial Bus)規格に対応した第1の装置とSAS(Serial Attached SCSI)規格に対応した第2の装置との間の通信路上に設けられ、所定のシーケンスフラグを設定することにより、複数の通信シーケンスから1つの通信シーケンスを設定可能な変換装置における変換方法であって、
    前記シーケンスフラグに第1フラグを設定して前記通信シーケンスを第1シーケンス状態とする第1の手順と、
    前記第2の装置から受信したフレームがデータフレームであるかレスポンスフレームであるかを判断する第2の手順と、
    前記第2の手順において、前記第2の装置から受信したフレームがレスポンスフレームと判断した場合、前記レスポンスフレームにおけるセンスデータの有無を判断する第3の手順と、
    前記第3の手順において、前記レスポンスフレームに前記センスデータが有ると判断した場合、前記センスデータを前記第1の装置に出力することなく一時的に保存する第4の手順と、
    異常発生フラグをセット状態として、ダミーデータを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置へ送信する第5の手順と、
    コマンド失敗を意味するCSW(Comand Status Wrapper)を前記第1の装置に出力する第6の手順と、
    前記第6の手順後に、前記シーケンスフラグを前記第1フラグから第2フラグに変更して前記通信シーケンスを第2シーケンス状態とする第7の手順と、
    前記通信シーケンスが第2シーケンス状態において、前記異常発生フラグがセット状態で、前記第1の装置から前記CSWに対するリクエストセンスコマンドであるCBW(Comand Block Wrapper)が入力されたときに、時的に保存されている前記センスデータを前記第1の装置に出力する第8の手順と、
    前記通信シーケンスが前記第1シーケンス状態における前記第2の手順において、前記第2の装置から受信したフレームがデータフレームと判断した場合、受信した前記データフレームをUSB規格に対応したデータに変換する第9の手順と、
    前記第9の手順において、変換した前記データを前記第1の通信制御部を介して前記第1の装置に出力する第10の手順と、を前記変換装置の制御用コンピュータに実行させるプログラム。
  10. 前記第6の手順後に、前記第1の装置から前記リクエストセンスコマンドであるCBWを受け取ると、前記異常発生フラグをリセット状態とする第11の手順を前記制御用コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記第6の手順に続いて、
    時的に保存されている前記センスデータを消去する第12の手順を前記制御用コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項9または10に記載のプログラム。
  12. 請求項9〜11のいずれか一項に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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