JP5490400B2 - 高速シリアルデータ信号のレシーバ回路網 - Google Patents

高速シリアルデータ信号のレシーバ回路網 Download PDF

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Description

本発明は、集積回路デバイスに関し、特に、非常に高いビットレート(例えば、約10ギガビット/秒(10Gbpsまたは10G)以上の範囲)において、シリアルデータ信号を受信するために用いられ得る集積回路上の回路網に関する。
(本発明の背景)
システムにおいて、比較的接近した間隔で配置された集積回路(「チップ」)の間で、シリアルデータ信号の伝送を求める業界標準が開発されてきた。1つの典型的なアプリケーションは、いわゆる、10 Gigabit Small Form Factor Pluggableモジュールである。この標準に対するモジュール仕様の全体は、XFPとして公知であり、この標準に対するインターフェイス仕様は、XFIとして公知である。このモジュールは、SONET OC−192およびG.709「OUT−2」などの電気通信アプリケーション、ならびに10Gb/sイーサネット(登録商標)および10Gb/sファイバーチャネルなどのデータ通信アプリケーションをサポートする。この標準におけるシリアルリンクは、コネクタと、ほんのわずか(traces of)200mm未満の一対の印刷回路基板(「PCB」)とを含む。チャネル減衰は、5.5GHzにおいて約6dBである。そのような高いデータレートの信号を受信する回路網において、十分な等化を提供し、同時に、そのような高いデータレート(すなわち、約10Gbps以上の範囲)をサポートすることは、非常に挑戦的な技術的な課題である。
別の挑戦的な課題は、上記されたタイプのチャネルから受信されるシリアル形式から、レシーバから下流の(downstream)回路網によって、より容易に処理され得るパラレル形式への、良好かつ効率的なデータの変換を提供することである。関連した問題は、トランスミッタ側(すなわち、極めて高速なシリアル出力のためにパラレルデータをシリアル形式に変換する)における逆のプロセスである。
(本発明の概要)
本発明の一実施可能な局面に従うと、高速シリアルデータ信号(例えば、約10Gbps以上の範囲におけるビットレートを有する)は、2ステージ、連続時間、線形の(two−stage,continuous−time,linear)等化器回路網によって受信され、この等化器回路網は、直列に接続された2つのステージのみを有する。これらのステージの特定のパラメータ(例えば、DCゲイン、周波数応答の零点(zero)の周波数に関する位置、および/または周波数応答の極(pole)の周波数に関する位置)は変更可能(例えば、プログラムによって選択可能または制御可能)であり得る。
本発明の別の実施可能な局面に従うと、上記等化器の出力信号は、ハーフレート、バンバン(half−rate,bang−bang)の位相検出器回路網によって処理され得る。この位相検出器回路網は、連続する複数の対のシリアルデータビットを、連続するパラレル形式の複数のビット対へと変換することによって、入来するデータを部分的に逆シリアル化(deserialize)すなわちデマルチプレックスする(demultiplex)。さらに多重ステージのデマルチプレクサ回路網は、連続するパラレル形式の複数のビット対のグループを、連続するかなり多数のパラレルのビット(例えば、1ブロックあたり64ビット)のブロックへとデマルチプレックスするために提供され得る。
本発明のさらに別の実施可能な局面は、反対の方向に送るための、すなわち、連続する相対的に大きいパラレルデータビットのブロックを、高速シリアルデータビットストリームへと変換するための、多重ステージのマルチプレクサ回路網に関する。
本発明のさらなる特徴、その本質および様々な利点は、添付図面および以下の詳細な説明からより明らかになる。
本発明は、さらに以下の手段を提供する。
(項目1)
約10Gbpsの範囲におけるシリアルビットレートを有する高速シリアルデータ信号を受信するためのレシーバ回路網であって、
2ステージ、連続時間、線形の等化器であって、直列に接続された2つのステージのみを有する、等化器
を備える、回路網。
(項目2)
上記ステージのそれぞれは、周波数に関して位置が変更可能な極を有する、項目1に記載の回路網。
(項目3)
上記ステージのそれぞれは、周波数に関して位置が変更可能な零点を有する、項目1に記載の回路網。
(項目4)
各ステージの上記極の位置は、プログラムによって変更可能である、項目2に記載の回路網。
(項目5)
各ステージの上記零点の位置は、プログラムによって変更可能である、項目3に記載の回路網。
(項目6)
上記ステージのそれぞれは、変更可能なDCゲインのパラメータを有する、項目1に記載の回路網。
(項目7)
各ステージの上記DCゲインのパラメータは、プログラムによって変更可能である、項目6に記載の回路網。
(項目8)
上記等化器は、5.5GHzにおいて6dBまでのゲイン上昇を提供し得る、項目1に記載の回路網。
(項目9)
上記等化器の出力信号を受信し、上記シリアルビットレートの2分の1の周波数を有するクロック信号を用いて、該出力信号を処理することにより、該等化器の出力信号から連続するデータビットを回復する、位相検出器回路網
をさらに備える、項目1に記載の回路網。
(項目10)
上記位相検出器回路網は、上記データビットのうちの2つの連続するものを、パラレルの一対のデータビットとして出力する、項目9に記載の回路網。
(項目11)
上記位相検出器は、連続するパラレルの複数の対の上記データビットを出力し、各連続する一対の該データビットは、該位相検出器の出力信号内の連続する偶数データビットのそれぞれの1つと、該位相検出器の出力信号内の連続する奇数データビットのそれぞれの1つとからなる、項目10に記載の回路網。
(項目12)
上記連続する複数の対を受信し、該連続する複数の対を、パラレルデータビットの連続するブロック内へとデマルチプレックスするためのデマルチプレクサ回路網であって、該ブロックのそれぞれは、該複数の数の対を含む、デマルチプレクサ回路網をさらに備える、項目11に記載の回路網。
(項目13)
上記複数の数は、32である、項目12に記載の回路網。
(項目14)
上記デマルチプレクサ回路網は、
上記連続する複数の対を、パラレルデータビットの連続する中間ブロック内へとデマルチプレックスするための第1ステージのデマルチプレクサ回路網であって、該中間ブロックのそれぞれは、上記複数の数より少ない、多重の数の該複数の対を含む、第1ステージのデマルチプレクサ回路網と、
上記連続するブロックを作り出すように、該連続する中間ブロックをデマルチプレックスするための第2ステージのデマルチプレクサ回路網と
を備える、項目12に記載の回路網。
(項目15)
上記多重の数は、4である、項目14に記載の回路網。
(項目16)
上記第1ステージのデマルチプレクサ回路網は、
上記連続するパラレルの複数の対のそれぞれの内の、上記偶数データビットを受信するための第1のデマルチプレクサと、
該連続するパラレルの複数の対のそれぞれの内の、上記奇数データビットを受信するための第2のデマルチプレクサと
を備える、項目14に記載の回路網。
(項目17)
複数のパラレルデータビットの連続するブロックを、シリアルデータ出力信号へと変換するためのマルチプレクサ回路網であって、該回路網は、
該連続するブロックのそれぞれを、第1の中間ブロックの連続へと変換するための第1のマルチプレクサ回路網であって、該第1の中間ブロックのそれぞれは、現在処理されている該ブロックからの第1の分割の複数のビット(subplurality of bits)を含む、第1のマルチプレクサ回路網と、
該連続する第1の中間ブロックのそれぞれを、第2の中間ブロックの連続へと変換するための第2のマルチプレクサ回路網であって、該第2の中間ブロックのそれぞれは、現在処理されている該第1の中間ブロックからの第2の分割の複数のビットを含む、第2のマルチプレクサ回路網と、
該連続する第2の中間ブロックのそれぞれを、該個々のビットの連続へと変換するための第3のマルチプレクサ回路網と
を備える、回路網。
(項目18)
上記第2のマルチプレクサ回路網は、
上記第1のマルチプレクサ回路網からの偶数ビットのみを受信する第1のマルチプレクサと、
該第1のマルチプレクサ回路網からの奇数ビットのみを受信する第2のマルチプレクサと
を備える、項目17に記載の回路網。
(項目19)
上記第1のマルチプレクサおよび上記第2のマルチプレクサは、パラレルに上記第3のマルチプレクサ回路網に印加するための、1つの偶数ビットと1つの奇数ビットとを同時に出力するように連係して動作する、項目18に記載の回路網。
(項目20)
シリアルデータ入力信号を、複数のパラレルデータビットの連続するブロックへと変換するためのデマルチプレクサ回路網であって、該回路網は、
該シリアルデータ入力信号内の連続する複数の対のビットを、連続するパラレル形式の複数のビット対へと変換するための第1のデマルチプレクサ回路網と、
該パラレル形式の複数のビット対の連続するグループを、パラレルデータビットの連続する中間ブロックへと変換するための第2のデマルチプレクサ回路網であって、該中間ブロックのそれぞれは、複数の数の該パラレル形式のビット対を含む、第2のデマルチプレクサ回路網と、
該中間ブロックの連続するグループを、パラレルデータビットの連続する最終的なグループへと変換するための第3のデマルチプレクサ回路網であって、該最終的なグループのそれぞれは、多重の数の該中間ブロックを含む、第3のデマルチプレクサ回路網と
を備える、回路網。
(項目21)
上記第2のデマルチプレクサ回路網は、
上記連続するパラレル形式の複数のビット対のそれぞれの内の第1のビットを受信するための第1のデマルチプレクサと、
該連続するパラレル形式の複数のビット対のそれぞれの内の第2のビットを受信するための第2のデマルチプレクサと
を備える、項目20に記載の回路網。
(項目22)
複数のパラレルデータビットの連続するブロックを、シリアルデータ出力信号へと変換する方法であって、該方法は、
該連続するブロックのそれぞれを、パラレルデータビットの第1の中間ブロックの連続へと変換することであって、該第1の中間ブロックのそれぞれは、現在処理されている該ブロックからの第1の分割の複数のビットを含むことと、
該連続する第1の中間ブロックのそれぞれを、パラレルデータビットの第2の中間ブロックの連続へとさらに変換することであって、該第2の中間ブロックのそれぞれは、現在処理されている該第1の中間ブロックからの第2の分割の複数のビットを含むことと、
該連続する第2の中間ブロックのそれぞれを、該個々のビットの連続へとよりさらに変換することと
を包含する、方法。
(項目23)
シリアルデータ入力信号を、複数のパラレルデータビットの連続するブロックへと変換する方法であって、該方法は、
該シリアルデータ入力信号内の連続する複数の対のビットを、連続するパラレル形式の複数のビット対へと変換することと、
該パラレル形式の複数のビット対の連続するグループを、パラレルデータビットの連続する中間ブロックへとさらに変換することであって、該中間ブロックのそれぞれは、該パラレル形式の複数の数のビット対を含むことと、
該中間ブロックの連続するグループを、パラレルデータビットの連続する最終的なグループへとよりさらに変換することであって、該最終的なグループのそれぞれは、多重の数の該中間ブロックを含むことと
を包含する、方法。
(本開示の要約)
高速シリアルデータ信号(例えば、約10Gbps以上の範囲のビットレートを有する)を受信するための回路網は、2ステージ、連続時間、線形の等化器を含み、この等化器は、直列に接続された2つのステージのみを有する。位相検出器回路網は、等化器のシリアル出力を受信することと、その等化器の出力における連続する複数の対のビットを、連続するパラレル形式の複数のビット対へと変換することとのために提供され得る。さらなるデマルチプレックス回路網は、連続するパラレル形式の複数のビット対のグループを、最終的なパラレルビットのグループへとデマルチプレックスするために提供され得る。その最終的なパラレルビットのグループは、ビット数に関してきわめて大きく(例えば、パラレルの64ビット)なり得る。本発明の別の局面は、反対の方向に効率的に送るための、そのような相対的に大きいパラレルデータビットのグループから、高速シリアルデータ出力信号へのマルチプレクサ回路網に関する。
(詳細な説明)
本発明に従う高速シリアルデータ信号のレシーバ回路網10において用いるための、等化器回路網20の例示的な実施形態が図1に示される。ここでまた、10Gのレシーバ等化器20は、XFP/XFIなどのチップ対チップのシリアルリンクアプリケーションをターゲットとする。等化器20の機能は、レシーバ10の一部分でもあるクロックおよびデータリカバリ(clock and data recovery)(「CDR」)回路網における位相検出器への要求を低減することである。位相検出器回路網(本発明に従う例示的な実施形態については図2を見られたい)は、エラーなくデータをデジタル信号レベルに変換する必要がある。
本発明に従って、等化器20は、2ステージ、連続時間、線形の(CTL)等化器である。このアーキテクチャは、比較的単純(すなわち、2つのステージ30aおよび30bのみ)であり、相対的に小さな面積および低い電力消費量を有する。等化器20は、5つの極および2つの零点を有する。1番目の極は、第1のステージ30aへの差動入力inpおよびinnにある。(入力inpおよびinnは、もちろん、通信リンク(図示されない)を介して送信デバイス(図示されない別のチップ)から受信されている高速シリアルデータ信号である)。2番目の極は、第2のステージ30bへの差動入力にある。3番目の極は、第2のステージ30bの差動出力outpおよびoutnにある。4番目の極(位置は、好適には変更可能(例えば、プログラムによって変更可能または選択可能)である)は、第1のステージ30aのWpである。5番目の極(位置はまた、好適には変更可能(例えば、プログラムによって変更可能または選択可能)である)は、第2のステージ30bのWpである。1番目の零点(位置は、好適には変更可能(例えば、プログラムによって変更可能または選択可能)である)は、第1のステージ30aのWzである。2番目の零点(位置はまた、好適には変更可能(例えば、プログラムによって変更可能または選択可能)である)は、第2のステージ30bのWzである。(上記文中の「位置」は、図1に示された周波数軸に沿う周波数に関する、WpまたはWzの場所を意味する)。
図1において、ステージ30aおよび30bのそれぞれに対するシンボルは、そのステージの(パラメータ化された)周波数応答を示す図を含んでいる。描かれた周波数応答パラメータは、DCゲイン、ACゲイン、零点の位置Wz、極の位置Wp、および等化領域の開始の上りスロープ(upward slope)(すなわち、WzとWpとの間のACゲインの領域)である。各ステージ30に対する好適には変更可能なWzおよびWpに加えて、各ステージ30のDCゲインの量はまた、好適には変更可能(例えば、プログラムによって変更可能または選択可能)である。各ステージ30のスロープおよびACゲインのパラメータは、独立して変更可能であり得ないが、そのステージの零点(Wz)の場所などの他の因子に依存し得る。
等化器20は、相対的に狭い周波数帯域における動作が(例えば、狭帯域10Gの動作をサポートするように)意図されるので、2つのステージ30aおよび30bのみを有する。等化器20がサポートするように設計される、チップ対チップ(例えば、XFP/XFI)動作のタイプにおいて、損失は、送信デバイスと受信デバイスとの間のバックプレーン通信リンクなどに関連する他のタイプのアプリケーションより少ない。そのようなバックプレーンアプリケーション(それは、例えば、6Gbpsで動作し得る)において、かなり大きな損失が存在し得、従ってレシーバ等化器において2つを超えるステージに対するニーズがあり得る。2つを超えるレシーバ等化器ステージは、本発明に関連して関心のある、相対的に低損失、チップ対チップアプリケーションのタイプにおいて望ましくない。なぜならば、2つを超える等化器ステージは、非常に多量の雑音を増幅する傾向がある。全般的に、等化器20は、一般に、送信デバイス(図示されない)からレシーバ10までのチャネルにわたって信号に対して補償するために、5.5GHzにおいて6dBまでのゲイン上昇を提供し得る。等化器20の意図される動作の範囲は、(上記されたように)10Gbpsを中心として相対的に狭いけれども、その回路網は、多少より高い周波数(例えば、約11.3Gbpsまで)をもサポートし得る。
レシーバ回路網10内の等化器20からの下流は、位相検出器である。位相検出器は、本発明のさらなる局面に従い図2において40で示されるように、構成され得る。図2における位相検出器40への差動入力信号inpおよびinnは、図1における差動出力信号outpおよびoutnである。位相検出器は、高速シリアルデータ信号レシーバの一部分を形成するCDR回路網において、重要な高速なブロックである。位相検出器40は、等化器20からの出力を受け取り、2進の出力に変換する(DoddおよびDeven)。位相検出器40はまた、(1)CDR回路網内の電圧制御発振器(「VCO」)から回復されたクロック信号と、(2)等化された入力データとの間の位相差を比較する。検出された位相差(リード(lead)およびラグ(lag))は、入力データ信号内に埋め込まれたクロック情報をVCOが同期させることに役立つ。
高いデータレートに適応させるために、10Gの位相検出器40は、ハーフレート、バンバンの構成を用いる。この構成は、4つの、2進で、高速な比較器またはサンプリング回路(sampler)42a〜42dを含む。サンプリング回路42のそれぞれは、上記されたVCOからの4つの直角位相クロックのうちのそれぞれの1つによって駆動される。特に、サンプリング回路42aは、相対的な位相0°を有するクロック信号によって駆動され、サンプリング回路42bは、相対的な位相90°を有するクロック信号によって駆動され、サンプリング回路42cは、相対的な位相270°を有するクロック信号によって駆動され、そしてサンプリング回路42dは、相対的な位相180°を有するクロック信号によって駆動される。従って、直角位相クロック信号が、1回の完全なクロック周期(360°)にわたって等しく分配されるか、または間隔をおいて配置される位相を有することが理解される。各サンプリング回路42は、それに印加されたクロック信号の立ち上がりエッジと同期して、受信する差動データ信号をサンプリングする。そのようなサンプルがサンプリング回路42によって採られるときに、そのサンプリング回路へのプラス入力がマイナス入力より高い電圧を有する場合、サンプリング回路は、2進の1の信号を出力する。一方、そのようなサンプルがサンプリング回路42によって採られるときに、そのサンプリング回路へのプラス入力がマイナス入力より低い電圧を有する場合、サンプリング回路は、2進の0の信号を出力する。クロック信号の周波数は、シリアルデータレートの半分であることに注目されたい(すなわち、クロック信号の1つの完全な周期が、高速シリアルデータ入力信号の2つの連続する単位間隔(unit interval)(データビット持続期間)と同じ時間の量を占める)。従って、サンプリング回路42aは、シリアルデータ入力信号内の連続する奇数ビットの中間付近をサンプリングするはずであり、一方サンプリング回路42cは、シリアルデータ入力信号内の連続する偶数ビットの中間付近をサンプリングするはずである。よって、サンプリング回路42aは、Dodd出力信号(すなわち、シリアルデータ入力信号内の奇数データビットを示す2進データ出力信号)を作り出し得るはずであり、一方サンプリング回路43cは、Deven出力信号(すなわち、シリアルデータ入力信号内の偶数データビットを示す2進のデータ出力信号)を作り出し得るはずである。
ロジックブロック44は、すべての4つのサンプリング回路42a〜42dの出力信号を受信して、サンプリング回路42aおよび42cが、実際にサンプリングしている奇数および偶数ビットの中央にどの程度近いかを示す信号(リードおよびラグ)を生成する。例えば、サンプリング回路42aおよび42cが、奇数および偶数ビットの中央より前でサンプリングしている場合、サンプリング回路42aおよび42bの出力は、いつも同じになり(なぜならば、これらのサンプリング回路の両方が、シリアルデータ入力信号の同じ単位間隔においてサンプリングするからである)、サンプリング回路42cおよび42dの出力もまた、いつも同じになる。ロジックブロック44は、この状態を検出し得、その「リード」出力線上にパルスを出力し得、VCOクロック信号が、シリアルデータ入力信号の最適なサンプリングのために有するべきである位相を進めていることを示す。そのような「リード」出力パルスは、VCOによって作り出された直角位相クロック信号の整相(phasing)を改善するために、VCOに、周波数に関してわずかに減速させるために用いられ得る。逆に、サンプリング回路42aおよび42cが、シリアルデータ入力信号内のデータビットの中央より後でその信号をサンプリングしている場合、サンプリング回路42aおよび42bの出力は、しばしば互いに異なる(なぜならば、これらの2つのサンプリング回路が、入来するシリアルデータ信号内の2つの連続する単位間隔においてサンプリングするからである)けれども、サンプリング回路42bおよび42cの出力はいつも同じになる。同様の挙動は、サンプリング回路42cおよび42dの出力(しばしば異なる)ならびにサンプリング回路42dおよび42aの出力(いつも同じ)の比較において見出される。ロジックブロック44は、この状態を検出し得、その「ラグ」出力線上にパルスを出力し得、VCOクロック信号が、シリアルデータ信号の最適なサンプリングのために有するべきである位相を遅らせていることを示す。そのような「ラグ」出力パルスは、VOCによって作り出された直角位相クロック信号の整相を改善するために、VCOに、周波数に関してわずかに加速させるために用いられ得る。
等化器20と同様に、位相検出器40の意図される動作の範囲は、10Gbpsを中心としているが、多少より高い周波数(例えば、約11.3Gbpsまで)をもサポートし得る。
位相検出器40内の各高速な比較器42は、好適には内蔵のオフセットキャンセル回路網を有する。このオフセットキャンセル回路網は、実際のシリアルデータ信号を処理する回路網の通常動作の前に実行される較正動作によって設定され得る。この較正動作は、好適には各比較器42に0ボルトの閾値を与える。その後、各比較器は、その比較器のプラス入力とマイナス入力との間の正の差異を待ち受け、その差異が正の場合に(すなわち、その比較器のために設定されている0ボルトのしきい値より大きい)2進の1の出力を作り出す。
上記の利益および利点のいくつかを要約すると、レシーバ等化器20内のプログラマブルな零点のWzは、5.5GHzにおいて約6dBまでレシーバゲインを上昇させる。CTL等化器構成20は、低電力および小さな面積を有する。等化器20および位相検出器40の両方は、約11.3Gbpsまでのデータレートをサポートする。位相検出器40内のオフセットキャンセルは、10Gのレシーバ入力感度を増大させる。
本発明者らは、ここで本発明の実施可能なデシリアライザ(および逆のシリアライザ)の局面に向かう。
上記されたように、10Gbpsの電気的な高速シリアル(「HSS」)トランシーバは、OCl92SONET/SDH、10Gビットイーサネット(登録商標)、光伝送ネットワーク、および/またはフォワード型(forward)誤り訂正を有するシステムなどの多くのアプリケーションにおいて所望される。HSSリンク(例えば、本明細書中において図1および図2に示されるような)が、チップのピン端(pin point)において非常に高いスループットを提供するけれども、一方これらの信号を用いる(または供給する)必要があるその他の回路網(例えば、プログラマブルなマイクロコントローラの残りの回路網、フィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)、またはHSS回路網を含む集積回路デバイスのいくつかの他のタイプのコアロジック)はなお、より良好な信号の完全性および時間マージンのために、より低いクロックレートでパラレルにデータを処理し得る。従って、本明細書中の10のようなHSSレシーバ(または、同等のHSSトランスミッタ、例えば、Wongらの、______に出願された米国特許出願______(Docket No.000174−0527−101(A02819))において示されたようなHSSトランスミッタ)は、シリアルデータをパラレルデータに変換する必要がある(またはトランスミッタ側においては反対のことをする)。本開示は、これらの目的のために用いられ得る、1:64デシリアライザ回路網および64:1シリアライザ回路網を提供する。
本発明に従うデシリアライザ回路網100の例示的な実施形態が図3に示される。この回路網は、2つの1:4デマルチプレクサ110aおよび110bを含む第1のステージ、ならびに8つの1:8デマルチプレクサ120a〜120hを含む第2のステージを有する。デマルチプレクサ110aは、回路網40のDeven出力信号を受信する。これと並行して、デマルチプレクサ110bは、回路網40のDodd出力信号を受信する。デマルチプレクサ110a〜110bはまた、(1)図2における位相0から位相270の任意の信号と同じ周波数、および(2)以下でより詳細に記載されるように、デマルチプレクサ110a〜110bが、連続する複数の対の有効なDeven信号およびDodd信号をラッチすることを可能にするための適切な位相を有するハーフレートクロック信号を受信する。デシリアライザのこの第1のステージの出力側は、このデシリアライザステージの入力側をクロックするために用いられたハーフレート周波数から(周波数分割器112によって)4分割された周波数を有するクロック信号によってクロックされる。
デマルチプレクサ110a〜110bは、8つのパラレル出力信号を作り出し、それら8つの信号のそれぞれは、8つのデマルチプレクサ120a〜120hのうちのそれぞれの1つに印加される。デマルチプレクサ120a〜120hの入力側は、デマルチプレクサ110a〜110bの出力側をクロックするために用いられたものと同じ周波数を有する信号によってクロックされる。デマルチプレクサ120a〜120hは、結果的に64ビットの有効なデータを蓄積し、Dout線上にパラレルにそのデータを出力する。デシリアライザのこの第2のステージの出力側は、このデシリアライザステージの入力側をクロックするために用いられた周波数から(周波数分割器122によって)8分割された周波数を有するクロック信号によってクロックされる。このクロック信号(CLK_DIVRX)はまた、下流の回路網が有効なDout信号をラッチすることを可能にするために、下流の回路網に印加され得る。
図4は、データが、デマルチプレクサ110a〜110bおよび120a〜120hを介してどのように流れ得るかを例示する。ハーフレートのクロック(すなわち、入来するシリアルビットレートの半分)の第1の期間において、到着する第1の2つのシリアルビット(ビット0およびビット1として任意に示される)は、それぞれデマルチプレクサ110aおよび110b内に格納される。上記のハーフレートクロックの第2の期間において、到着する次の2つのシリアルビット(すなわち、ビット2およびビット3)は、それぞれデマルチプレクサ110aおよび110b内に格納される。ハーフレートクロックの第3の期間において、シリアルに到着する次の2つのビット(すなわち、ビット4およびビット5)は、それぞれデマルチプレクサ110aおよび110b内に格納されるものに追加される。第4のハーフレートクロックの期間において、ビット6およびビット7は、それぞれデマルチプレクサ110aおよび110b内に格納されるものに追加される。デマルチプレクサ110の内容は、次いでデマルチプレクサ120a〜120hに転送される。特に、ビット0は、デマルチプレクサ110aからデマルチプレクサ120aへと転送され、ビット0がここで格納される。ビット1は、デマルチプレクサ110bからデマルチプレクサ120bへと送られ、ビット1がここで格納される。ビット2は、110aから120cへと送られ、ビット2がここで格納される。ビット3は、110bから120dへと送られ、ビット3がここで格納される、などである。ハーフレートクロックの連続する期間において、デマルチプレクサ110aおよび110bは、ここでまた回路網40からのデータで満たされる。次いで、このデータは再びデマルチプレクサ120a〜120hへと転送されることにより、120aがビット0およびビット8を格納し、120bがビット1およびビット9を格納し、120cがビット2およびビット10を格納し、l20dがビット3およびビット11を格納する、などである。
上記されたプロセスは、デマルチプレクサ120a〜120hが満たされる(例えば、120aが、ビット0、8、16、24、32、40、48、およびビット56を含む)まで続く。次いで、8つのデマルチプレクサ120a〜120hのすべてが、Dout線上にパラレルにそれらのデータのすべてを出力する。このパラレルデータは、シリアルデータレートよりかなり低いデータレートにおいてそのデータを処理し得る、下流の回路網に送られ得る。例えば、この下流の回路網は、入来するシリアルビットレートの64分の1(1/64)であるパラレルデータクロック(CLK_DIVRXと同様)を用いて、このパラレルデータを処理し得る。このことは、下流の回路網(時に利用回路網(utilization circuitry)と称される)の設計、構成、および動作を大いに容易にする。
デマルチプレクサ100内においてさえも、その回路網の構成は、シリアルビットレートより低いクロック信号周波数において、デマルチプレクサ100が動作することに役立つことが注目される。例えば、デマルチプレクサ110aおよび110bのそれぞれは、データを受信するために、2分の1のシリアルビットレートを有するのみである。これは、上流の(upstream)回路網40が、シリアルに受信された2つのビットを、パラレルにすでに置くからである(データレートをシリアルビットレートの2分の1に効果的に切り下げる)。デマルチプレクサ110aおよび110bは、8ビットをパラレルにひとまとめにして出力する。従って、それらの出力データレート(およびデマルチプレクサ120a〜120hの入力データレート)は、シリアルビットレートの8分の1である。そして、もちろん、デマルチプレクサ120a〜120hの出力データレートは、シリアルビットレートの64分の1である。
本発明の別の実施可能な局面に従う例示的なマルチプレクサ回路網200が図5に示される。この回路網から上流の回路網は、本明細書中の図3において示された回路網から下流にある回路網の一部分であり得る。図5の回路網から下流の回路網は、トランスミッタのドライバ回路網であり得る(例えば、上記されたWongらの参照文献において示されたような回路網)。
マルチプレクサ210は、DATA_IN[63:0]線を介してパラレルに64ビットのデータを受信し得る。マルチプレクサ210はまた、それが受信する64の有効なデータビットの各連続するブロックを、マルチプレクサ210がラッチすることを可能にする周波数および位相を有するクロック信号を受信する。
マルチプレクサ210は、マルチプレクサ210が、それぞれ8つのパラレルビットの8つのブロックにおいて受信した、64のデータビットを出力する。例えば、マルチプレクサ210が受信したビットが、任意に0〜63の番号を付けられる場合、ビット0〜7が最初に出力され、次いでビット8〜15が出力され、次いでビット16〜23が出力される、などである。これらの8ビットのブロックは、64ビットのブロックがマルチプレクサ210に印加された周波数の8倍の周波数で出力される。
マルチプレクサ210によって出力された各8ビットのブロック内の偶数ビットは、すべてマルチプレクサ220aにパラレルに印加される。そのような各8ビットのブロック内の奇数ビットは、すべてマルチプレクサ220bにパラレルに印加される。従って、例えば、ビット0〜7を含む8ビットのブロックからの、ビット0、2、4、およびビット6は、すべてマルチプレクサ220aに印加され、ビット1、3、5、およびビット7は、すべてマルチプレクサ220bに印加される。
マルチプレクサ220aおよび220bのそれぞれは、それがパラレルに受信する4ビットを次々にシリアルに出力する。しかしながら、マルチプレクサ220aおよび220bによる2つのシリアル出力が、互いに同期させられることにより、それらが、互いにパラレルにある2つのデータストリームを集合的に構成することに、注目されたい。これらの2つのデータストリームは、マルチプレクサ230の入力側にパラレルに印加される。マルチプレクサ220aの連続する出力がすべて偶数ビットであり、一方マルチプレクサ220bの連続する出力がすべて奇数ビットであるので、マルチプレクサ230は、それらの入力側の各動作の周期において、1つの偶数ビットと1つの奇数ビットとを受信する。
マルチプレクサ230は、各一対のビット(それは、パラレルに受信した)を次々にシリアルに出力する。従って、マルチプレクサ230は、最終的なシリアルデータ出力ストリームTX_DATAを作り出す。
マルチプレクサ230の出力側のクロッキング(clocking)は、一般にシリアルビットレート(例えば、約10Gbps以上)にある。マルチプレクサ230の入力側(およびマルチプレクサ220の出力側)のクロッキングは、シリアルビットレートの2分の1であり得る。マルチプレクサ220の入力側(およびマルチプレクサ210の出力側)のクロッキングは、シリアルビットレートの8分の1であり得る。マルチプレクサ210の入力側のクロッキングは、シリアルビットレートの64分の1であり得る。必要なクロック信号のいくつか、またはすべてが、マルチプレクサ200へのCLK入力の周波数の適切な乗算によって提供され得る。代替または追加として、必要なクロック信号のいくつか、またはすべてが、シリアルビットレートのクロック信号(例えば、基準クロック信号供給源240から供給される)の周波数を適切に分割することによって提供され得る。完全性のために、クロック信号(マルチプレクサ210の入力側を除く)のすべてが、そのような高速な基準クロック信号供給源240から提供される実施例が図5に示される。この実施例において、供給源240は、マルチプレクサ230の出力側をクロックする。周波数分割器242は、マルチプレクサ230の入力側およびマルチプレクサ220の出力側をクロックするために、基準クロック周波数を2分割する。周波数分割器244は、マルチプレクサ220の入力側およびマルチプレクサ210の出力側をクロックするために、素子242の出力周波数を4分割する。
図5において示されたマルチプレクサの構成は、上流の回路網が比較的低いクロックレート(例えば、シリアル出力ビットレートの64分の1)において動作することを可能にすることに注目されたい。図5の回路網は、そのような比較的低いクロックレートにおいてデータを受信し得、次いでそのデータを非常に高いシリアルデータレートを有するシリアルデータに変換し得る。さらに、図5の回路網は、相対的に小さいシリアルデータレートの2:1マルチプレクサ230に達する最終まで、非常に高いシリアルデータレートで作動する必要がないという利点を有する。相対的に小さいシリアルデータレートのマルチプレクサ230の出力側のみ、非常に高いシリアルビットレートで動作しなければならない。マルチプレクサ230の入力側は、シリアルビットレートの2分の1で動作し、マルチプレクサ200の上流のステージは、その低減されたレートまたはいっそうさらに低減されたレートで動作する。図5の回路網の別の利点は、2つの4:1マルチプレクサ220aおよび220bが提供され、パラレルにおいて動作することである。これらの構成要素220の両方の入力クロッキングおよび整相は同じであり得る。これらの構成要素の両方の出力クロッキングおよび整相もまた同じであり得る。さらに、これらの相対的に大きい(マルチプレクサ230と比較して)マルチプレクサ220の出力クロッキングは、最終のシリアル出力のデータビットレートより低い周波数であり得る。
図6は、上記された特質を要約し、詳説し、描いている。その特質は、等化器のステージ30aおよび/または30bの変更可能なパラメータの値(例えば、これらのステージのいずれかまたは両方の、DCゲイン、変更可能な零点Wzの周波数における位置、および/または変更可能な極Wpの周波数における位置)が、プログラムによって制御され得ることである。従って、図6は、これらのパラメータのいずれかまたはすべてが、プログラマブルメモリ300によって制御され得ることを示し、そのプログラマブルメモリ300は、本明細書中に示され、記載される10などのその他の回路網を含む集積回路デバイスの一部分であり得る。例えば、この集積回路は、プログラマブルなマイクロコントローラ、プログラマブルロジックデバイス(「PLD」)などのプログラマブルな回路網であり得るか、またはプログラマブルな回路網を含み得る。そのような場合に、メモリ300は、プログラマブルな集積回路デバイスのプログラマブルな構成のメモリの一部分であり得る。
上記は、本発明の原理の単なる例示であり、様々な改変が、本発明の範囲および精神から逸脱することなく当業者によってなされ得ることは当然である。
図1は、本発明に従う例示的な回路網の簡単化された概略ブロック図である。 図2は、本発明に従うさらなる例示的な回路網の簡単化された概略ブロック図である。 図3は、本発明に従うよりさらなる例示的な回路網の簡単化された概略ブロック図である。 図4は、図3の回路網を介するいくつかの代表的なデータの流れを例示する簡単化された図である。 図5は、本発明に従うよりいっそう例示的な回路網の簡単化された概略ブロック図である。 図6は、図1の回路網の特定の局面が、どのように構成され得るかについて追加の詳細を提供する簡単化された概略ブロック図である。
符号の説明
10 レシーバ回路網
20 等化器回路網
30a 等化器の第1のステージ
30b 等化器の第2のステージ
40 位相検出器回路網
42 サンプリング回路
44 ロジックブロック
100 デシリアライザ回路網
110、120 デマルチプレクサ
200 シリアライザ回路網
210、220、230 マルチプレクサ
300 プログラマブルメモリ

Claims (16)

  1. 約10Gbpsの範囲におけるシリアルビットレートを有する高速シリアルデータ信号を受信するためのレシーバ回路網であって、
    該回路網は、2ステージ、連続時間、線形の等化器を備え、該等化器は、直列に接続された2つのステージのみを有し、かつ、5つの極および2つの零点を有し、該零点の各々の位置は、プログラムによって変更可能であり、該極のうちの3つの位置は、固定であり、該極のうちの2つの位置は、プログラムによって変更可能である、回路網。
  2. 前記ステージのそれぞれは、周波数に関して位置が変更可能な極を有する、請求項1に記載の回路網。
  3. 前記ステージのそれぞれは、周波数に関して位置が変更可能な零点を有する、請求項1に記載の回路網。
  4. 各ステージの前記極の位置は、プログラムによって変更可能である、請求項2に記載の回路網。
  5. 各ステージの前記零点の位置は、プログラムによって変更可能である、請求項3に記載の回路網。
  6. 前記ステージのそれぞれは、変更可能なDCゲインのパラメータを有する、請求項1に記載の回路網。
  7. 各ステージの前記DCゲインのパラメータは、プログラムによって変更可能である、請求項6に記載の回路網。
  8. 前記等化器は、5.5GHzにおいて6dBまでのゲイン上昇を提供し得る、請求項1に記載の回路網。
  9. 前記等化器の出力信号を受信し、前記シリアルビットレートの2分の1の周波数を有するクロック信号を用いて、該出力信号を処理することにより、該等化器の出力信号から連続するデータビットを回復する、位相検出器回路網
    をさらに備える、請求項1に記載の回路網。
  10. 前記位相検出器回路網は、前記データビットのうちの2つの連続するものを、パラレルの一対のデータビットとして出力する、請求項9に記載の回路網。
  11. 前記位相検出器回路網は、連続するパラレルの複数の対の前記データビットを出力し、各連続する一対の該データビットは、該位相検出器回路網の出力信号内の連続する偶数データビットのそれぞれの1つと、該位相検出器回路網の出力信号内の連続する奇数データビットのそれぞれの1つとからなる、請求項10に記載の回路網。
  12. 前記連続する複数の対を受信し、該連続する複数の対を、パラレルデータビットの連続するブロック内へとデマルチプレックスするためのデマルチプレクサ回路網であって、該ブロックのそれぞれは、該複数の数の対を含む、デマルチプレクサ回路網をさらに備える、請求項11に記載の回路網。
  13. 前記複数の数は、32である、請求項12に記載の回路網。
  14. 前記デマルチプレクサ回路網は、
    前記連続する複数の対を、パラレルデータビットの連続する中間ブロック内へとデマルチプレックスするための第1ステージのデマルチプレクサ回路網であって、該中間ブロックのそれぞれは、前記複数の数より少ない、多重の数の該複数の対を含む、第1ステージのデマルチプレクサ回路網と、
    前記連続するブロックを作り出すように、該連続する中間ブロックをデマルチプレックスするための第2ステージのデマルチプレクサ回路網と
    を備える、請求項12に記載の回路網。
  15. 前記多重の数は、4である、請求項14に記載の回路網。
  16. 前記第1ステージのデマルチプレクサ回路網は、
    前記連続するパラレルの複数の対のそれぞれの内の、前記偶数データビットを受信するための第1のデマルチプレクサと、
    該連続するパラレルの複数の対のそれぞれの内の、前記奇数データビットを受信するための第2のデマルチプレクサと
    を備える、請求項14に記載の回路網。
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