JP5489841B2 - 防食装置および管 - Google Patents
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Description
また、塗装以外のものでは、図9に示すように、管41の切断端面42を防食部材43で覆い、管41の切断側端部に外嵌された挿口リング44によって防食部材43を固定する防食装置45がある。挿口リング44は周方向に一つ割に構成されている。挿口リング44には内周突起部46が設けられ、内周突起部46は管41の切断側端部の外周に形成された環状溝47に嵌まり込んでいる。これにより、挿口リング44が管41の切断側端部から脱落するのを防止することができる。尚、このように防食部材43と挿口リング44とからなる防食装置45については下記特許文献1に記載されている。
さらに、上記図10に示すものでは、固定リング52を管41の切断側端部の内周に容易に装着し難く、特に管41の口径が小さくなるほど、固定リング52の装着が困難になるという問題がある。
管の切断端面に当接して切断端面を防食する環状の防食部材と、防食部材を支持する第1リングと、第1リングを管に固定する第2リングとを有し、
第1リングは管の切断側端部内に差し込まれる筒状の第1差込部を有し、
第1差込部に、径方向外向きに突出する突部が設けられ、
突部は第1差込部の径方向へ移動自在であり、
第2リングは、第1リング内に差し込まれる筒状の第2差込部と、第1リングの突部を径方向外向きに押し出す押出手段とを有し、
防食部材は第1差込部に外嵌されているものである。
突部は揺動片に設けられ、
押出手段は第2差込部の外周面に設けられて径方向外向きに突出した押出片からなり、
第2リングを一方向に回転させることにより、押出片が揺動片を径方向外向きに押圧するものである。
(第1の実施の形態)
図1は、水道管路等を構成する管1同士の継手部分の断面図である。各管1は一端部に挿口3を有し、他端部に受口4を有している。また、管1は、鋳鉄製(金属製の一例)の管本体1aと、管本体1aの内周面に形成されたモルタルのライニング層1bとを有している。
図4に示すように、第2リング18は、第1リング17内に差し込まれる円筒形状の第2差込部26と、第2差込部26の一端から全周にわたって径方向外向きCに突出した六角形状の第2鍔部27と、各突部24を径方向外向きCに押し出す押出手段28とを有している。押出手段28は、第2差込部26の外周面に設けられて径方向外向きCに突出した複数の押出片29からなる。
配管現場において、管1の挿口側を切断して管長を調節した後、切断した管1の挿口3に防食装置15を装着して、管1の切断端面9を防食する。この際、防食装置15を以下のようにして装着する。
上記第1の実施の形態では、図4に示すように、押出手段28として押出片29を第2差込部26に設けたが、下記第2の実施の形態では、押出片29を設けず、その代わりに、図8に示すように、押出手段28として押出面35を第2差込部26に形成している。
先ず、パッキン16を第1リング17の第1差込部20に外嵌して第1鍔部21の対向面22に隣接させ、第1差込部20を挿口3内に差し込む。
上記各々の実施の形態では、鋳鉄製の管1を挙げたが、鋳鉄以外の金属製の管であってもよい。
3 挿口(切断側端部)
9 切断端面
15 防食装置
16 パッキン(防食部材)
17 第1リング
18 第2リング
20 第1差込部
23 揺動片
24 突部
26 第2差込部
28 押出手段
29 押出片
E 一方向
Claims (3)
- 切断端面を有する金属製の管に取り付けられる防食装置であって、
管の切断端面に当接して切断端面を防食する環状の防食部材と、防食部材を支持する第1リングと、第1リングを管に固定する第2リングとを有し、
第1リングは管の切断側端部内に差し込まれる筒状の第1差込部を有し、
第1差込部に、径方向外向きに突出する突部が設けられ、
突部は第1差込部の径方向へ移動自在であり、
第2リングは、第1リング内に差し込まれる筒状の第2差込部と、第1リングの突部を径方向外向きに押し出す押出手段とを有し、
防食部材は第1差込部に外嵌されていることを特徴とする防食装置。 - 第1差込部は径方向へ揺動自在な揺動片を有し、
突部は揺動片に設けられ、
押出手段は第2差込部の外周面に設けられて径方向外向きに突出した押出片からなり、
第2リングを一方向に回転させることにより、押出片が揺動片を径方向外向きに押圧することを特徴とする請求項1記載の防食装置。 - 上記請求項1又は請求項2に記載された防食装置を切断側端部に取り付けたことを特徴とする金属製の管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010100445A JP5489841B2 (ja) | 2010-04-26 | 2010-04-26 | 防食装置および管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010100445A JP5489841B2 (ja) | 2010-04-26 | 2010-04-26 | 防食装置および管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011231810A JP2011231810A (ja) | 2011-11-17 |
JP5489841B2 true JP5489841B2 (ja) | 2014-05-14 |
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ID=45321348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010100445A Active JP5489841B2 (ja) | 2010-04-26 | 2010-04-26 | 防食装置および管 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP5489841B2 (ja) |
-
2010
- 2010-04-26 JP JP2010100445A patent/JP5489841B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2011231810A (ja) | 2011-11-17 |
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