JP5489256B1 - 操作ボタン誤操作防止具および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作ボタンの本来の操作性を維持しつつも、子供による操作ボタンの誤操作を防止できる操作ボタン誤操作防止具を提供する。
【解決手段】基台10は、嵌合対の一方としてのロック用突起逃げ部10cを備えている。ボタンキャップ20は、嵌合対の他方としてのロック用突起22cを備えている。ボタンキャップ20に備えられたロック用突起22cは、電子機器の押しボタン式の操作ボタンを中心とした、基台10に備えられたロック用突起逃げ部10cと同じ回転半径上を回転可能である。ロック用突起逃げ部10cとロック用突起22cとの位置が一致していないときは、誤操作を含む操作ボタンの押下操作をロックする一方、一致しているときは、ボタンキャップ20を介した操作ボタンの押下操作をアンロックする。
【選択図】図3
【解決手段】基台10は、嵌合対の一方としてのロック用突起逃げ部10cを備えている。ボタンキャップ20は、嵌合対の他方としてのロック用突起22cを備えている。ボタンキャップ20に備えられたロック用突起22cは、電子機器の押しボタン式の操作ボタンを中心とした、基台10に備えられたロック用突起逃げ部10cと同じ回転半径上を回転可能である。ロック用突起逃げ部10cとロック用突起22cとの位置が一致していないときは、誤操作を含む操作ボタンの押下操作をロックする一方、一致しているときは、ボタンキャップ20を介した操作ボタンの押下操作をアンロックする。
【選択図】図3
Description
本発明は、スマートフォン、情報処理タブレット、携帯電話機等の電子機器に備えられた操作ボタンの誤操作を防止する誤操作防止具に関する。
一般に、スマートフォン、情報処理タブレット、携帯電話機等には、ユーザが、これらの電子機器に対して指示を行ったり情報を入力するために、入力ユーザーインターフェース(以下、入力UIまたはUIとも記す)が備えられている。入力UIとしては、タッチパネル、マイクロフォン、光学センサ等の他に、操作ボタンがある。操作ボタンは、機械動作を伴う、電子機器の制御部に接続された電気スイッチと、ユーザによる操作を電気スイッチに伝達するボタン部とによって構成されている。
一般に、スマートフォン等の電子機器においては、操作ボタンとして、電源操作ボタン、音量上下操作ボタン等のほか、ホームボタンが設けられている。ホームボタンは、電子機器が実行中のアプリ(アプリケーション・プログラム・ソフトウエア)を終了してホーム画面(初期画面、基本画面)をディスプレイによって表示させたり、電子機器をサスペンドモードから通常モードに復帰させるなどの指示を受け付ける入力UIである。このようにホームボタンは、電子機器の主要な動作に関するものであるため、この種の電子機器に備えられる操作ボタン類の中でも、操作頻度がかなり高い。
このため、ホームボタンは、電子機器の筐体のうち、ユーザの目に付き易い所謂目立つ箇所であり、なおかつ、電子機器の筐体を片手または両手で把持したユーザが操作し易い箇所に設けられることが多い。尚、そのような箇所とは、具体的には、電子機器の筐体のおもて面(正面)におけるディスプレイの下側などである。
筐体のおもて面におけるディスプレイの下側に設けられたホームボタンを有する情報処理タブレットは、例えば、特許文献1に開示されている。
ところで、ユーザの目に付き易い箇所であり、なおかつ、ユーザが操作し易い箇所に設けられたホームボタンは、ユーザが操作し易く操作性に優れている反面、誤操作を招きやすいという実情にある。例えば、ユーザがスマートフォン等の電子機器を片手または両手で把持しながら使用中に、誤ってホームボタンに指を掛けて誤操作をしてしまう可能性がある。
ただし、大人のユーザであれば、そのような無意識な誤操作をしないようにある程度、気を付けることができる。一方、例えば、スマートフォン等の電子機器をユーザが子供と一緒に使用中に、子供は、目立つ箇所に備えられたホームボタンを、敢えて意図的に押してしまいがちである。
ホームボタンの誤操作があると、実行中のアプリがユーザの希望しないタイミングで終了するなどし、大変不便である。このため、スマートフォン、情報処理タブレット、携帯電話機等の電子機器に備えられた操作ボタンの誤操作、特に、子供による誤操作を防止するチャイルドプルーフ策が望まれている。
特許文献1には、情報処理タブレットのホームボタンについて、誰でも容易に接触・押下げできないようにしたカバーケースが開示されている。しかし、ホームボタンの操作が必要なときには、カバーケースを取り外すか、カバーケースに形成されたスリットから、別途用意した細長いピン等の操作具を差し込んでホームボタンを操作する必要がある。これは、子供のみならず、大人のユーザにとっても操作性が著しく阻害されることになり、使用頻度が高いが故にユーザが操作し易い箇所に設けるようにしたという、前述した元来のホームボタンの事情を考えると、不合理なことである。
それ故、本発明の課題は、操作ボタンの本来の操作性を維持しつつも、子供による操作ボタンの誤操作を防止できる操作ボタン誤操作防止具を提供することである。
本発明によれば、電子機器に入力ユーザーインターフェースとして設けられた押しボタン式の操作ボタンを覆うように、電子機器に備えられる操作ボタン誤操作防止具であって、環状を呈し、電子機器の操作ボタンの周囲の面に備えられる基台と、常に操作ボタンに接触した状態で操作ボタンと一体にストローク可能に、前記基台によって支持されるボタンキャップとを有し、前記基台は、ロック用突起と、前記ロック用突起に対応した形状を呈するロック用突起逃げ部とから成る嵌合対の一方を備え、前記ボタンキャップは、前記嵌合対の他方を備え、前記ボタンキャップに備えられた前記嵌合対の他方は、操作ボタンを中心とした、前記基台に備えられた前記嵌合対の一方と同じ回転半径上を回転可能であり、前記嵌合対の一方と他方との位置が一致していないときは、前記ボタンキャップが押下不可能であることによって誤操作を含む操作ボタンの押下操作をロックする一方、前記嵌合対の一方と他方との位置が一致しているときは、前記ボタンキャップを介した操作ボタンの押下操作をアンロックすること特徴とする操作ボタン誤操作防止具が得られる。
前記ボタンキャップは、常に操作ボタンに接触した状態で前記基台によって支持されるキャップ本体と、前記回転半径上を回転可能に前記キャップ本体を介して前記基台に支持されたロックリングとによって構成され、前記嵌合対の他方は、前記ロックリングに備えられており、前記キャップ本体には、前記基台に備えられた前記嵌合対の一方の位置を代替的に表す固定表示部が形成されていると共に、前記ロックリングには、該ロックリングに備えられた前記嵌合対の他方の位置を表す回転表示部が形成され、これにより、操作ボタンのロック/アンロック状態をユーザに知らしめるように構成されていてもよい。
また、本発明によれば、筐体と、該筐体の表面に設けられた前記操作ボタンと、前記操作ボタン誤操作防止具とを有することを特徴とする電子機器が得られる。
本発明による操作ボタン誤操作防止具は、操作ボタンの本来の操作性を維持しつつも、子供による操作ボタンの誤操作を防止できる。
本発明による操作ボタン誤操作防止具は、電子機器に入力ユーザーインターフェースとして設けられた押しボタン式の操作ボタンを覆うように、電子機器に備えられた操作ボタン誤操作防止具である。
特に、本操作ボタン誤操作防止具は、基台と、ボタンキャップとを有している。基台は、環状を呈し、スマートフォン、情報処理タブレット、携帯電話機等の電子機器の操作ボタンの周囲の面に備えられる。ボタンキャップは、常に操作ボタンに接触した状態で操作ボタンと一体にストローク可能に、基台によって支持されている。
基台は、ロック用突起と、ロック用突起に対応した形状を呈するロック用突起逃げ部とから成る嵌合対の一方を備えている。ボタンキャップは、嵌合対の他方を備えている。ボタンキャップに備えられた嵌合対の他方は、操作ボタンを中心とした、基台に備えられた嵌合対の一方と同じ回転半径上を回転可能である。
そして、嵌合対の一方と他方との位置が一致していないときは、ボタンキャップが押下不可能であることによって誤操作を含む操作ボタンの押下操作をロックする。一方、嵌合対の一方と他方との位置が一致しているときは、ボタンキャップを介した操作ボタンの押下操作をアンロックする。
上記構成により、本発明による操作ボタン誤操作防止具は、電子機器の操作ボタンの本来の操作性を維持しつつも、子供による操作ボタンの誤操作を防止できる。
即ち、本発明による操作ボタン誤操作防止具は、ロック状態時に、子供に操作ボタンを押すことが出来ないようにする一方、誤操作をする心配がない大人のユーザが電子機器を使用する際には、ボタンキャップを回転させるだけで容易にアンロック状態に移行し、常用時と変わりのない操作性で操作ボタンを押下操作することができる。
尚、本発明のロック用突起とロック用突起逃げ部との嵌合対においては、ロック用突起とロック用突起逃げ部とが、きつい嵌め合いの関係にあるのではなく、操作ボタン内蔵のバネ等の力によってロック用突起がロック用突起逃げ部から容易に外れ得る、緩い嵌め合いの関係にあるものとする。
以下、図面を参照して、本発明による操作ボタン誤操作防止具のより具体的な実施例を説明する。
図1、図2(a)および(b)ならびに図3(a)および(b)を参照すると、本発明の実施例1による操作ボタン誤操作防止具は、電子機器としてのスマートフォン100の筐体110のおもて面110aのうち、タッチパネル式ディスプレイ120の下側に入力ユーザーインターフェースとして設けられた押しボタン式のホームボタン130を覆うように備えられている。
本操作ボタン誤操作防止具は、基台10と、ボタンキャップ20とを有している。基台10は、樹脂から成り、環状を呈し、スマートフォン100のホームボタン130の周囲の面に備えられる。一方、ボタンキャップ20は、樹脂から成り、常にホームボタン130に接触した状態でのホームボタン130と一体にストローク可能に、基台10によって支持されている。
基台10は、ロック用突起と、ロック用突起に対応した形状を呈するロック用突起逃げ部とから成る嵌合対の一方として、ロック用突起逃げ部10cを90度の間隔を置いて4個備えている。他方、ボタンキャップ20は、嵌合対の他方として、ロック用突起22cを90度の間隔を置いて4個備えている。ボタンキャップ20に備えられた嵌合対の他方としてのロック用突起22cは、ホームボタン130を中心とした、基台10に備えられた嵌合対の一方としてのロック用突起逃げ部10cと同じ回転半径上を回転可能である。
そして、嵌合対の一方と他方との位置(ロック用突起逃げ部10cとロック用突起22cとの位置)が一致していないときは、ボタンキャップ20が押下不可能であることによって誤操作を含むホームボタン130の押下操作をロックする(ロック状態)。一方、嵌合対の一方と他方との位置(ロック用突起逃げ部10cとロック用突起22cとの位置)が一致しているときは、ボタンキャップ20を介したホームボタン130の押下操作をアンロックする(アンロック状態)。
尚、本実施例においては、嵌合対のうちのロック用突起逃げ部が基台に形成されていると共にロック用突起がボタンキャップに形成されているが、本発明においては、嵌合対のうちのロック用突起が基台に形成されると共にロック用突起逃げ部がボタンキャップに形成されてもよい。
また、本実施例においては、嵌合対(ロック用突起逃げ部と、ロック用突起)が90度の角度間隔を置いてそれぞれ4個形成されているが、本発明においては、嵌合対(ロック用突起逃げ部と、ロック用突起)の数量は、3個または5個以上であってもよい。いずれの個数にしても、複数の嵌合対(ロック用突起逃げ部と、ロック用突起)は、等角度間隔を置いて形成されることが好ましい。
ボタンキャップ20は、常にホームボタンに接触した状態で基台10によって支持されるキャップ本体21と、前記の回転半径上を回転可能にキャップ本体21を介して前記基台10に支持されたロックリング22とによって構成されている。
ボタンキャップ20に備えられた嵌合対の他方としてのロック用突起22cは、ロックリング22に備えられている。ロックリング22は、キャップ本体21に対して回転はするけれども相対的に上下動はせず、キャップ本体21と一体に基台10に対して上下動するように構成されている。
尚、キャップ本体21は、基台10に対して回転不可能に構成されている。図示はしないが、基台10とキャップ本体21とには、ホームボタンのストローク方向に延在するキー溝とリッジとから成る回転禁止対の一方および他方がそれぞれ形成されている。これにより、キャップ本体21は、基台10に対して上下動はするものの、回転動作はしないようになっている。
図3(b)から明らかなように、本実施例において、キャップ本体21は、キャップ主部21aと、中央下部21bと、天板部21cとから成る3ピース構造である。キャップ本体21の天板部21cには、図2(a)に示されるように、基台10に備えられた嵌合対の一方としてのロック用突起逃げ部10cの位置を代替的に表す固定表示部21dが形成されている。他方、ロックリング22には、これに備えられた嵌合対の他方としてのロック用突起22cの位置を表す4個の回転表示部22dが形成されている。ユーザは、ロック/アンロック状態を切り替えるためにロックリング22を操作するが、固定表示部21dに対して回転表示部22dが如何なる位置にあるかを視認することにより、ホームボタンのロック/アンロック状態を知ることができる。尚、1個の固定表示部21dに対し、4個の回転表示部22dのうちのいずれか1つが揃えば、それぞれ4個の嵌合対の一方と他方同士が全て合致することになる(アンロック状態)。
尚、ロックリング22は、不用意に回転してしまうことがないように、キャップ主部21aおよび/または天板部21cに対してある程度の摩擦力を発生するように構成される。
また、嵌合対の一方と他方との位置が一致しているとき(アンロック状態時)のボタンキャップ20の押下ストローク長は、ロック用突起22cの高さよりも僅かに大きい。
図2(b)および図3(b)に示されるように、本実施例において、基台10は、自己吸着式粘着シート30を使用してスマートフォン100の筐体110のおもて面110aに取り外し可能に取り付けられている。自己吸着式粘着シート30は、ガラス面などのつるつるした面に接着剤を用いず吸着し、剥がすときに粘着剤跡が残らない素材である。自己吸着式粘着シートの吸着力は、水洗いをすることで回復する。よって、本操作ボタンご操作防止具のスマートフォン100への着脱が容易になる。尚、本発明においては、自己吸着式粘着シートに代えて、両面テープによって操作ボタン誤操作防止具を電子機器に貼り付けるようにしてもよい。
また、ボタンキャップ20(中央下部21b)は、図2(b)および図3(b)から明らかなように、フェルト材やゴム等から成り、弾性を有するボタン接触部材40を介してホームボタン130に接触している(ホームボタン130は、図2(b)および図3(b)に図示せず)。これにより、ホームボタン130やボタンキャップ20(中央下部21b)の寸法バラつきに起因して起こり得るボタンキャップ20のガタつきを防止できると共に、ホームボタン130の表面に傷が付くことを防止できる。
さらに、図示はしないが、基台10とボタンキャップ20との間、例えば、図3(b)におけるそれぞれ環状を呈する間隙部S1またはS2に、挿入配置されたバネをさらに有していてもよい。これにより、操作ボタン誤操作防止具がホームボタン130上にない場合でも、ボタンキャップ20は上方に押し上げられている。
尚、本実施例による操作ボタン誤操作防止具は、次のようにして組み立てて完成した後、電子機器に装着される。
即ち、図3(b)を参照すると、基台10の図中下側から中央下部21bを、前述のキー溝とリッジ(図示せず)とを合致させて挿入し、この中央下部21bにキャップ本体21aを固定する。尚、この固定には、接着剤または両面テープを用いるか、もしくは、爪と凹部との係止関係またはきつい嵌め合いの嵌合関係を中央下部21bキャップ本体21aとの間に具備させる。
次に、キャップ本体21a上にロックリング22を載置した後、天板21cを、これに形成された固定表示部21dが基台10に形成された4個のロック用突起逃げ部10cのうちの1個に対応した位置(図2(a))になるように、キャップ本体21aに固定する。尚、この固定には、接着剤または両面テープを用いるか、もしくは、爪と凹部との係止関係またはきつい嵌め合いの嵌合関係をキャップ本体21aと天板21cとの間に具備させる。ここで、ロックリング22は、キャップ本体21aに対して固定されないため回転可能である一方、天板21cによって規制されるため、キャップ本体21a、中央下部21b、天板21cと共に、基台10に対して上下動可能である。
次に、図1〜図5を参照して、本実施例による操作ボタン誤操作防止具の動作を、ユーザによる使用方法に即して説明する。
子供が使用することが想定されるスマートフォン100(図1)のホームボタン130の周囲に、自己吸着式粘着シート30を介して本操作ボタン誤操作防止具が装着される。
まず、ホームボタン130の押下を禁止するロック状態について説明する。大人のユーザは、ロックリング22を図4(a)中の矢印R22方向に回転させ、4個のロックリング22の回転表示部22d間の4個の領域のいずれかを、固定表示部21dの外周に位置させる。これにより、本実施例による操作ボタン誤操作防止具は、ロック状態となる。ロック状態では、図4(b)に示されるように、基台10にロック用突起22cが当接することにより、矢印P20の方向に、ボタンキャップ20を押下することが不可能であることによって子供による誤操作を含むホームボタン130の押下操作がロックされる。
次に、ホームボタン130の押下を許可するアンロック状態について説明する。大人のユーザは、ホームボタン130を操作するべく、ロックリング22を回転させ、4個のロックリング22の回転表示部22dのいずれかを、固定表示部21dの外周に位置させる(図5(a))。これにより、本実施例による操作ボタン誤操作防止具は、アンロック状態となる。アンロック状態では、図5(b)および(c)に示されるように、基台10のロック用突起逃げ部10c内にロック用突起22cが挿入されて行くため、ボタンキャップ20を介したホームボタン130の押下操作は阻害されることがない。図5(d)および(e)に示されるように、ボタンキャップ20が矢印P20方向にさらに押下されると、ボタン接触部材40を介してボタンキャップ20に押下されたホームボタン130の図示しない電気スイッチが切り替わる。スマートフォン100の制御部は、ホームボタン130が押下されたことを検出し、これに応じたスマートフォン100の動作を実行する。
このように、ロック状態では、大人も子供も含め、ホームボタン130を押下することができない。そして、ロック状態からアンロック状態に切り替えるには、ボタンキャップ20(ロックリング22)を回転させる操作が必要であるため、ホームボタン130の操作が必要なときには、大人は、ロックリング22を回転させて表示部を合わせるという簡単な操作によってアンロック状態に移行させることができる。しかし、子供は、そのような操作が必要なことが分からないためアンロック状態に移行させることができず、ホームボタン130を押下することができない。よって、操作ボタンの本来の操作性を殆ど低下させることなく維持しつつも、子供による操作ボタンの誤操作は確実に防止できる。
尚、スマートフォン100のような電子機器と、本発明による操作ボタン誤操作防止具との組み合わせは、操作ボタン誤操作防止機能付きの電子機器とも云える。この場合、誤操作防止具を取り外したり付け替えたりする必要がないのであれば、予め、基台を、電子機器の筐体と、単一部品として一体に形成してもよい。
本発明の実施例2による操作ボタン誤操作防止具は、ボタンキャップの構造が、実施例1と異なっている。このため、実施例1と同一または同様の部分については、実施例1における説明および図面を援用することとし、詳細な説明は省略する。
図6を参照すると、本発明の実施例2の操作ボタン誤操作防止具は、基台10と、ボタンキャップ20’とを有している。
基台10は、実施例1と同様の形状を呈しており、ロック用突起と、ロック用突起に対応した形状を呈するロック用突起逃げ部とから成る嵌合対の一方として、ロック用突起逃げ部10cを90度の間隔を置いて4個備えている(2個のみ図示)。
他方、ボタンキャップ20’は、嵌合対の他方として、ロック用突起20cを90度の間隔を置いて4個備えている(2個のみ図示)。ボタンキャップ20’に備えられた嵌合対の他方としてのロック用突起20cは、ホームボタン(図示せず)を中心とした、基台10に備えられた嵌合対の一方としてのロック用突起逃げ部10cと同じ回転半径上を回転可能である。
そして、嵌合対の一方と他方との位置(ロック用突起逃げ部10cとロック用突起20cとの位置)が一致していないときは、ボタンキャップ20’が押下不可能であることによって誤操作を含むホームボタンの押下操作をロックする(ロック状態)。一方、嵌合対の一方と他方との位置(ロック用突起逃げ部10cとロック用突起20cとの位置)が一致しているときは、ボタンキャップ20’を介したホームボタンの押下操作をアンロックする(アンロック状態)。
ボタンキャップ20’は、キャップ主部20aと、中央下部20bとから成る2ピース構造であり、常にホームボタンに接触した状態で基台10によって支持されると共に、ホームボタンを中心として回転可能である。尚、キャップ主部20aと、中央下部20bとは、固定されており、互いに一体に、基台10に対して上下動すると共に、回転動作するように構成されている。
ボタンキャップ20’のキャップ主部20aには、これに備えられたロック用突起20cの位置を表す4個の回転表示部20dが形成されている(2個のみ図示)。ユーザは、ロック/アンロック状態を切り替えるためにボタンキャップ20’(キャップ主部20a)を回転操作するが、基台10に形成された4個のロック用突起逃げ部10cに対して回転表示部20dが如何なる位置にあるかを視認することにより、ホームボタンのロック/アンロック状態を知ることができる。尚、4個のロック用突起逃げ部10cのうちのいずれか1個に対し、4個のロック用突起20cのうちのいずれか1つが揃えば、それぞれ4個の嵌合対の一方と他方同士が全て合致することになる(アンロック状態)。
尚、本発明においては、ボタンキャップ20’に回転表示部を形成しなくともよい。この場合には、嵌合対の一方が、基台10の側面にて露出した状態で形成されていることに加え、嵌合対の他方も、ボタンキャップ20’(キャップ主部20a)の側面にて露出した状態で形成する必要がある。これにより、嵌合対の一方および他方自体が表示部として機能するため、ホームボタンのロック/アンロック状態をユーザに知らしめることが可能である。
尚、ボタンキャップ20’は、不用意に回転してしまうことがないように、基台10に対してある程度の摩擦力を発生するように構成されている。
また、ボタンキャップ20’(中央下部20b)は、フェルト材やゴム等から成り、弾性を有するボタン接触部材40を介してホームボタン(図示せず)に接触する。これにより、ホームボタンやボタンキャップ20’の寸法バラつきに起因して起こり得るボタンキャップ20’のガタつきを防止できると共に、ホームボタンの表面に傷が付くことを防止できる。尚、本実施例では、中央下部20bをも含めボタンキャップ20’やその先端に取り付けられたボタン接触部材40が回転するため、回転時にボタン接触部材40がホームボタンを傷付けることがなく、また、ボタンキャップ20’の回転が前述の摩擦力以外の要因で阻害されないように、ボタン接触部材40が、弾性を有する一方で、少なくともホームボタンに接する面が平滑であると共に低摩擦であることが好ましい。
また、本実施例においても、嵌合対のうちのロック用突起逃げ部が基台に形成されていると共にロック用突起がボタンキャップに形成されているが、本発明においては、嵌合対のうちのロック用突起が基台に形成されると共にロック用突起逃げ部がボタンキャップに形成されてもよい。
また、本実施例においても、基台10とボタンキャップ20’との間の間隙部に、挿入配置されたバネをさらに有していてもよい。
また、本実施例においても、基台10は、自己吸着式粘着シート30を使用してスマートフォンの筐体(図示せず)に取り外し可能に取り付けられる。
本実施例による操作ボタン誤操作防止具は、実施例1に比べて部品点数、ならびに、組み立て工数が少なく、低コストに製造できる。
以上説明した実施例に限定されることなく、本発明は、特許請求の範囲に記載された技術範囲内であれば、種々の変形が可能であることは云うまでもない。
例えば、本発明は、電子機器のホームボタンに限らず、他の押しボタン式の操作ボタンに対しても適用できる。
また、本発明は、スマートフォン、情報処理タブレット、携帯電話機に限定されず、例えば、携帯ゲーム機、携帯型音声/映像再生機、携帯型ナビゲーション装置、デジタルカメラ、タッチパネル付きのノート型パーソナルコンピュータ、もしくは、PDA等、押しボタン式の操作ボタンを備えた電子機器全般に適用可能である。
10 基台
10c ロック用突起逃げ部
20、20’ ボタンキャップ
20a キャップ主部
20b 中央下部
20c ロック用突起
20d 回転表示部
21 キャップ本体
21a キャップ主部
21b 中央下部
21c 天板部
21d 固定表示部
22 ロックリング
22c ロック用突起
22d 回転表示部
30 自己吸着式粘着シート
40 ボタン接触部材
100 スマートフォン
110 筐体
110a おもて面
120 タッチパネル式ディスプレイ
130 ホームボタン
S1、S2 間隙部
10c ロック用突起逃げ部
20、20’ ボタンキャップ
20a キャップ主部
20b 中央下部
20c ロック用突起
20d 回転表示部
21 キャップ本体
21a キャップ主部
21b 中央下部
21c 天板部
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100 スマートフォン
110 筐体
110a おもて面
120 タッチパネル式ディスプレイ
130 ホームボタン
S1、S2 間隙部
Claims (9)
- 電子機器に入力ユーザーインターフェースとして設けられた押しボタン式の操作ボタンを覆うように、電子機器に備えられる操作ボタン誤操作防止具であって、
環状を呈し、電子機器の操作ボタンの周囲の面に備えられる基台と、
常に操作ボタンに接触した状態で操作ボタンと一体にストローク可能に、前記基台によって支持されるボタンキャップとを有し、
前記基台は、ロック用突起と、前記ロック用突起に対応した形状を呈するロック用突起逃げ部とから成る嵌合対の一方を備え、
前記ボタンキャップは、前記嵌合対の他方を備え、
前記ボタンキャップに備えられた前記嵌合対の他方は、操作ボタンを中心とした、前記基台に備えられた前記嵌合対の一方と同じ回転半径上を回転可能であり、
前記嵌合対の一方と他方との位置が一致していないときは、前記ボタンキャップが押下不可能であることによって誤操作を含む操作ボタンの押下操作をロックする一方、前記嵌合対の一方と他方との位置が一致しているときは、前記ボタンキャップを介した操作ボタンの押下操作をアンロックすること特徴とする操作ボタン誤操作防止具。 - 前記ボタンキャップは、常に操作ボタンに接触した状態で前記基台によって支持されるキャップ本体と、前記回転半径上を回転可能に前記キャップ本体を介して前記基台に支持されたロックリングとによって構成され、
前記嵌合対の他方は、前記ロックリングに備えられており、
前記キャップ本体には、前記基台に備えられた前記嵌合対の一方の位置を代替的に表す固定表示部が形成されていると共に、前記ロックリングには、該ロックリングに備えられた前記嵌合対の他方の位置を表す回転表示部が形成され、これにより、操作ボタンのロック/アンロック状態をユーザに知らしめるように構成された請求項1に記載の操作ボタン誤操作防止具。 - 前記嵌合対の一方と他方との位置が一致しているときの前記ボタンキャップの押下ストローク長は、該ロック用突起の高さよりも僅かに大きい請求項1または2に記載の操作ボタン誤操作防止具。
- 前記基台は、自己吸着式粘着シートを使用して電子機器に取り外し可能に取り付けられる請求項1乃至3のいずれか一項に記載の操作ボタン誤操作防止具。
- 前記ボタンキャップは、弾性を有する部材を介して操作ボタンに接触している請求項1乃至4のいずれか一項に記載の操作ボタン誤操作防止具。
- 前記基台と前記ボタンキャップとの間に、挿入配置されたバネをさらに有する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の操作ボタン誤操作防止具。
- 前記嵌合対の一方が、前記基台の側面にて露出した状態で形成されていると共に、前記嵌合対の他方が、前記ボタンキャップの側面にて露出した状態で形成されており、これにより、操作ボタンのロック/アンロック状態をユーザに知らしめるように構成された請求項1ならびに3乃至6のいずれか一項に記載の操作ボタン誤操作防止具。
- 筐体と、該筐体の表面に設けられた前記操作ボタンと、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の操作ボタン誤操作防止具とを有することを特徴とする電子機器。
- 筐体と、該筐体の表面に設けられた前記操作ボタンと、請求項1乃至3ならびに5乃至7のいずれか一項に記載の操作ボタン誤操作防止具とを有し、
前記基台は、電子機器の前記筐体と、単一部品として一体に形成されていることを特徴とする電子機器。
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