JP5486943B2 - 電動送風機 - Google Patents

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Description

本発明は、吸気口を有するファンカバーと、吸込口を有する遠心ファンと、ファンカバーおよび遠心ファンの隙間と吸気口との間の気体の流通を防止するシール部材とを備えた電動送風機に関する。
電気掃除機などでは、空気を吸い込み負圧を発生させる電動送風機が用いられている。この種の電動送風機は、吸気口を有したファンカバーと、ファンカバーに収容されるとともに吸気口に対向させた吸込口を有した遠心ファンと、遠心ファンを回転させるモータと、モータを収容するモータケースとを備える。
そして、電動送風機では、モータを駆動させて遠心ファンが回転されると、吸気口から遠心ファンの軸方向に空気が吸い込まれ、遠心ファンの径外方向に転向してモータ内に導入される。モータ内に導入された空気はモータを冷却しながら電動送風機から吐出される。
遠心ファンとファンカバーとの間には間隙が設けられ、遠心ファンから整流板に吐出される空気の一部がこの間隙を通って遠心ファンの吸込口に流れ込む循環流を生じると、電動送風機の効率が低下する。
そこで、上記のような循環流を防止するため、吸気口の周縁部に環状のシール材をあらかじめ配設しておき、モータケースをファンカバーに嵌め込んで電動送風機を組み立てた時に、遠心ファンの吸込口の周縁部をシール部材に差し込むことで、ファンカバーおよび遠心ファンの隙間と遠心ファンの吸込口との間をシールしている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平6−323297号公報
しかしながら、シール部材は、接着剤を用いたり、あるいは、外側からかしめてファンカバーの周縁部に固定されているため、次のような問題がある。
すなわち、電動送風機の構成部品の誤差や部品組み付け誤差などにより、ファンカバーの吸気口の周縁部と、遠心ファンの吸込口の周縁部との間隔にばらつきが生じ、ばらつきの程度が大きいとシール部材によって適切にシールできない場合がある。上記のようなシール部材の固定構成では、シール部材をファンカバーに一度固定してしまうと、ファンカバーからシール部材を取り外して交換することが困難であるため、シール部材によって適切にシールされていない場合に、これを修正することが困難であるという問題がある。
しかも、モータケースをファンカバーに嵌め込み電動送風機を組み立てた後でなければ、遠心ファンの吸込口の周縁部がシール部材に食い込み適切にシールされているか否か判別できないこともあり、適切にシールされていないことが判別されても既に電動送風機が組み立てられいると、シール部材以外の構成部品の交換や部品の再度の組み付け直しなどによってシール不良を修正することが困難であるという問題がある。
本発明は、上記問題を考慮してなされたものであり、ファンカバーおよび遠心ファンの隙間と遠心ファンの吸込口との間をシール部材によって適切にシールされていない場合に、これを容易に修正することができる電動送風機を提供することを目的とする。
本発明に係る電動送風機は、吸気口を有したファンカバーと、前記ファンカバーに収容され前記吸気口に対向させた吸込口を有した遠心ファンと、前記遠心ファンを回転させるモータと、前記ファンカバーと前記遠心ファンとの間隙と、前記吸込口との間の気体の流通を防止する環状のシール部材とを備え、前記シール部材は、前記遠心ファンと当接するシール部と、前記シール部と別部材からなり前記シール部を保持する保持具とを備え、前記保持具が前記ファンカバーに係止して、前記シール部材が前記ファンカバーに対して外側から着脱可能に設けられていることを特徴とする。
本発明の電動送風機では、上記構成により、ファンカバーおよび遠心ファンの隙間と遠心ファンの吸込口との間をシール部材によって適切にシールされていない場合に、これを容易に修正することができる。
本発明の1実施形態にかかる電動送風機の構成を示す断面図である。 本発明の1実施形態にかかる電動送風機の分解斜視図である。 図1の電動送風機の要部拡大断面図である。 遠心ファンとシール部材との距離を変更する方法を示す電動送風機の要部拡大断面図である。 本発明の変更例にかかる電動送風機の要部を拡大して示す断面図である。 本発明の他の変更例にかかる電動送風機の要部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示す電動送風機10は、例えば、電気掃除機や産業用ブロワなどに用いられるもので、ケース16と、ケース16に収容された遠心ファン17と、モータ18と、整流板部19とを備える。なお、説明を容易にするため、以下、図1に示す姿勢を基本姿勢とし、矢符X方向を前方として前後の方向説明を行う。
ケース16は、電動送風機10の外殻であり、吸気口21を有するファンカバー22と、排気口23を有するモータケース24とから構成される。
ファンカバー22は、略有底円筒状に形成され、その内部に遠心ファン17と整流板部19とが収容される。ファンカバー22の前端に設けられた底面部25には、中央部に略円形の吸気口21が穿設されており、吸気口21から吸い込まれた空気が遠心ファン17に案内される。吸気口21の周縁部には、ファンカバー22と遠心ファン17との間隙と、遠心ファン17に設けられた吸込口49との間の気体の流通を防止する環状のシール部材28が配設されている。
モータケース24は、有底円筒状に形成され、その内部にモータが収容される。モータケース24の前端に設けられた開口端部には、外方に突出するフランジ部31が形成され、このフランジ部31がファンカバー22の後端に設けられた開口端部に嵌合される。これにより、ファンカバー22とモータケース24との内部を連通する空間がケース16の内部に形成されている。
モータケース24の底面部34の中央部には、後方に陥没するモータヘッド部36が形成されており、その内部に軸受37が収容されている。
モータ18は、遠心ファン17の駆動力を発生させる駆動源であり、モータケース24の内周面に配設される固定子55と、固定子55の内側に配設された回転子56と、一対のブラシ機構57とを備える。
回転子56の軸心に設けられた回転軸42が、モータ18から遠心ファン17に軸動力を伝達する。回転軸42は、モータケース24の長手方向軸の略同軸上に配設される。回転軸42には整流子58が設けられている。
ブラシ機構57は、整流子58に摺接するカーボンブラシ59と、カーボンブラシ59を保持するブラシ保持器61とを有する。ブラシ保持器61は、回転軸42に略軸直交方向にカーボンブラシ59を保持する。カーボンブラシ59は、ブラシ保持器61に押圧されて整流子58に摺接させる。カーボンブラシ59と整流子58とは、互いに電気的に導通される。
モータケース24の開口部には、整流板部19をモータケース24に配設するための整流板保持体38が設けられている。
整流板保持体38は、板状をなしており、モータケース24の開口部の一部を覆うようにモータケース24の径方向に架設され、フランジ部31においてネジなどにより固定されている。モータケース24の開口部のうち整流板保持体38で覆われていない部分は、モータケース24の内部とファンカバー22の内部とを連通させる連通口26である。
整流板保持体38の中央部には、モータケース24の前方に突出する軸受収納部39が設けられている。この軸受収納部39の内周面には、軸受40が収容されている。この軸受40は、モータヘッド部36に収容された軸受37と対をなし、一対の軸受37、40によってモータ18の回転軸42を回転自在に軸支している。軸受収納部39の底面には挿通孔43が穿設されている。この挿通孔43にはモータ18の回転軸42が挿通され、回転軸42の一端部(前端部)42aが一対の軸受37,40に挟まれた領域より外方(電動送風機10の前方)へ遠心ファン17の吸込口49に向けて突出している。
整流板部19は、整流板保持体38に固定され、遠心ファン17と整流板保持体38との間に配設される。整流板部19の径寸法はファンカバー22の内径より小さい設定されており、整流板部19の外周部がファンカバー22の内周面から離隔されている。整流板部19は、整流板本体62と、複数の上流整流板63と、複数の下流整流板64とを備える。
整流板本体62は、略円板状に形成され、その中心部に整流板保持体38の軸受収納部39を嵌挿する略円形の貫通孔66が設けられている。整流板本体62は、遠心ファン17の径寸法より大きく形成されている。
上流整流板63は、モータケース24に対して固定された静翼であり、整流板本体62の前側の面、すなわち、遠心ファン17側の面に、電動送風機10の前方に向けて突出させて形成される。上流整流板63は、遠心ファン17の外周から若干離間された整流板本体62の周縁部に配置されており、遠心ファン17の外周に対向させて突出される。
上流整流板63は、整流板本体62に対して略垂直な円弧壁状に形成される。それぞれの上流整流板63は、電動送風機10の長手軸方向視で渦巻状に配置される。それぞれの上流整流板63は、互いに略等間隔に離隔される。
上流整流板63の渦巻方向は、遠心ファン17のファン翼46の渦巻方向の逆方向に形成される。それぞれの上流整流板63の間には、整流板本体62の外周方向に向かって次第に幅広となる案内風路68が区画形成される。この案内風路68は、遠心ファン17から吐出された空気をファンカバー22の内周に螺旋状に案内する風路である。
下流整流板64は、整流板本体62の後側の面、すなわち、モータ18側の面に、電動送風機10の後方に向けて突出させて形成される。それぞれの下流整流板64は、整流板本体62に対して略垂直な円弧壁状に形成される。それぞれの下流整流板64は、上流整流板63の渦巻方向とは逆方向の渦巻状に配置されている。それぞれの下流整流板64は、互いに略等間隔に離隔される。それぞれの下流整流板64の間には、流過風路69が区画される。この流過風路69は、案内風路68からファンカバー22の内周に吐出された空気をモータケース24の開口部に案内する。
遠心ファン17は、回転軸42の前端部42aに設けられモータ18により回転されるもので、その回転時に空気との摩擦によって発生する熱に対する耐熱性や、回転時の慣性や重量などを考慮して、例えば、アルミニウム合金などを用いて形成される。遠心ファン17は、上板部44と、下板部45と、複数のファン翼46とを備え、上板部44と、下板部45と、複数のファン翼46とで区画された複数の渦巻状の吸気風路48を有する。
上板部44は、略円板状に形成され、その中心部分に吸込口49が設けられている。吸込口49は、ファンカバー22の吸気口21に対向させて配置される。上板部44は、吸込口49を中心に下板部45(電動送風機10の後方)に向けて拡開状に形成されている。吸込口49の周縁部49aは、回転軸42方向に沿って前方に向けて突出している。
下板部45は、上板部44と略同径の略円板状に形成され、その中心部分に回転軸42へ向けて後方に陥没する収納凹部74が設けられている。収納凹部74の底面には、連結体70を挿通するための取付孔50が穿設されている。
ファン翼46は、モータ18が駆動することで回転する動翼であり、上板部44および下板部45を離間させて、上板部44および下板部45のそれぞれに接合される。ファン翼46は、電動送風機10の長手軸直交方向に放射状に配置され、かつ、渦巻状の壁状に設けられている。
そして、遠心ファン17は、下板部45の取付孔50に挿通された連結体70によって回転軸42の先端部42aにネジ留めされており、モータ18が駆動されることで、ファン翼46の渦巻方向の逆方向に回転される。
シール部材28は、図3に示すように、吸気口21の周縁部に配設され、ファンカバー22と遠心ファン17との間隙と、遠心ファン17に設けられた吸込口49との間の気体の流通を防止する。シール部材28は、遠心ファン17と当接するシール部81と、シール部81を保持しファンカバー22に係止される保持具82とを備え、ファンカバー22に対して外側から着脱可能に設けられている。
詳細には、シール部81は、例えば、多孔質のポリテトラフロロエチレン樹脂の積層材や、紙と発泡紙の積層材などを用いて環状に形成されている。シール部81は、モータ18の回転軸42方向視における吸気口21の内側に配設されている。
ファンカバー22を遠心ファン17と整流板部19とを覆い隠すようにモータケース24のフランジ部31に嵌め込み電動送風機10を組み立てた状態で、シール部81には、遠心ファン17の吸込口49の周縁部49aが食い込むように挿入される。
そして、シール部81に吸込口49の周縁部49aが食い込むように挿入された後、遠心ファン17が最初に回転した時に、吸込口49の周縁部49aがシール部81を削り取りシール部81により深く食い込む。これにより、シール部81によって遠心ファン17が回転可能に吸込口49の周縁部49aをシールする。
保持具82は、シール部81を保持する保持部83と、ファンカバー22の外側から吸気口21の外周部に当接する当接部85とを備える。
保持部83は、シール部81が嵌り込む環状凹溝状をなしている。保持部83は、吸気口21に嵌る円筒状の基部86に遠心ファン17側へ開口するように設けられている。基部86の外周面には、吸気口21の内周面21aに螺合する係止部84が設けられており、保持具82の回動操作によってシール部材28がファンカバー22に着脱可能となっている。係止部84は、保持具82が遠心ファン17の回転方向と逆方向に回転すると遠心ファン17側へ締め付けられるように設定されている。
当接部85は、保持部83が設けられた基部86から径外方向に延設したフランジ状をなしている。当接部85の径方向外側85aはファンカバー22に向けて電動送風機10の後方へ湾曲している。
このようなシール部材28をファンカバー22に固定するには、ファンカバー22の外側より遠心ファン17の回転方向と同じ方向に回転させながら係止部84を吸気口21の内周面21aに螺合させる。これにより、基部86が吸気口21に嵌りながら螺進し、当接部85がファンカバー22の外側から吸気口21の外周部に当接することで、シール部材28がファンカバー22に対して着脱可能に固定される。
また、本実施形態の電動送風機10では、遠心ファン17とシール部材28との距離が調節可能に設けられている。
具体的には、図4に示すように、シール部材28の基部86に環状のスペーサ87を挿通した状態でシール部材28がファンカバー22に取り付けられ、スペーサ87が当接部85とファンカバー22との間に挟まれている。そして、このスペーサ87の厚さ寸法Sを変更することで、シール部81と吸込口49の周縁部49aとの距離を調整することができる。
以上のように本実施形態の電動送風機10では、シール部材28がファンカバー22に着脱可能に設けられている。そのため、シール部材28をファンカバー22に固定した後でも、これを取り外して別のシール部材28に交換して取り付けることができ、ファンカバー22および遠心ファン17の隙間と吸込口49との間のシール不良を容易に修正することができる。
しかも、シール部材28がファンカバー22の外側から着脱可能に設けられているため、モータケース24をファンカバー22に嵌め込み電動送風機10を組み立て後であっても、ファンカバー22からシール部材28を取り外し、別のシール部材28に交換して取り付けることができる。そのため、電動送風機10を組み立てた後に、ファンカバー22に取り付けたシール部材28によって適切にシールされていないことが明らかになった場合でも、これを容易に修正することができる。
吸込口49の周縁部49aをシール部81に摺接させながら遠心ファン17が回転するため、遠心ファン17の回転によってシール部材28には遠心ファン17の回転方向と同じ方向への回転力が付与される。本実施形態において、シール部材28は、吸気口21に嵌り、遠心ファン17の回転方向と同じ方向に回してファンカバー22に固定されるため、遠心ファン17の回転に伴ってファンカバー22に更に締め付けられることとなる。そのため、電動送風機10の使用時に遠心ファン17が回転しても、ファンカバー22からシール部材28が脱落するおそれがない。
また、本実施形態の電動送風機10では、保持具82に設けられた係止部84を吸気口21の内周面に螺着させてシール部材28をファンカバー22に取り付けているため、シール部材28の着脱が容易であることに加え、シール部材28をファンカバー22に係止されるための係止箇所をファンカバー22の内側に配置することができ、該係止箇所によるファンカバー22の外側への突出量を小さく抑えることができる。これにより、吸気口21に引き込まれる気流の一部が吸気口21の外周部に衝突することで生じる乱流の発生を低減でき、電動送風機10の性能低下を抑えることができる。
また、本実施形態の電動送風機10では、スペーサ87の厚さ寸法を変更することで、シール部81と吸込口49の周縁部49aとの距離を調整することができるため、適切にシールされていないことが明らかになった場合でも、簡便な構成によりこれを修正することができる。
なお、本実施形態では、スペーサ87の厚さ寸法を変更することでシール部81と吸込口49の周縁部49aとの距離を調整する場合について説明したが、保持具82の保持部83に嵌め込まれたシール部81を大きさの異なる別個のシール部81に交換することでシール部81と吸込口49の周縁部49aとの距離を調整してもよい。
更にまた、本実施形態の電動送風機10では、シール部材28に設けられた係止部84を吸気口21の内周面21aに螺合させると、ファンカバー22に向けて湾曲する当接部85の径方向外側85aが先にファンカバー22に当接する。径方向外側85aがファンカバー22に当接した後、更にシール部材28を締め付けることで、当接部85がバネ性を発揮し、ファンカバー22に対して当接部85の径方向外側85aを緊密に当接させることができる。これにより、当接部85とファンカバー22との間に隙間が生じにくくなり、吸気口21の外周部における乱流の発生を低減でき、電動送風機10の性能低下を抑えることができる。
なお、上記した本実施形態の電動送風機10では、シール部材28に設けられた係止部84を吸気口21の内周面21aに螺合させることで、シール部材28をファンカバー22に着脱可能に取り付けたが、図5に例示するように、係止部84を吸気口21の外周面21bに螺合させることで、シール部材28をファンカバー22に着脱可能に取り付けてもよい。
また、上記した本実施形態の電動送風機10では、シール部材28に設けた係止部84および吸気口21の内周面21aにねじ山を設け、係止部84を内周面21aに螺合させることで、シール部材28をファンカバー22に対して着脱可能に設けたが、図6に例示するように、係止爪88を係止溝89にさせることでシール部材28をファンカバー22に着脱可能に取り付けてもよい。
詳細には、吸気口21には係止爪88あるいは係止溝89が設けられ、吸気口21に設けられた係止爪88あるいは係止溝89に係止する係止溝89あるいは係止爪88がシール部材28の基部86に設けられている。係止溝89は、電動送風機10の前後方向に係止爪88を受け入れた後、遠心ファン17の回転方向と同じ方向にシール部材28が回転するように係止爪88を案内する。係止溝89は、シール部材28が遠心ファン17の回転方向に回転すると遠心ファン17側へ締め付けられるように設定されている。
10…電動送風機 16…ケース 17…遠心ファン
18…モータ 19…整流板部 21…吸気口
22…ファンカバー 28…シール部材 81…シール部
82…保持具 83…保持部 84…係止部
85…当接部 85a…径方向外側 86…基部
87…スペーサ 88…係止爪 89…係止溝

Claims (5)

  1. 吸気口を有したファンカバーと、前記ファンカバーに収容され前記吸気口に対向させた吸込口を有した遠心ファンと、前記遠心ファンを回転させるモータと、前記ファンカバーと前記遠心ファンとの間隙と、前記吸込口との間の気体の流通を防止する環状のシール部材とを備え、
    前記シール部材は、前記遠心ファンと当接するシール部と、前記シール部と別部材からなり前記シール部を保持する保持具とを備え、
    前記保持具が前記ファンカバーに係止して、前記シール部材が前記ファンカバーに対して外側から着脱可能に設けられていることを特徴とする電動送風機。
  2. 前記シール部材は、前記吸気口に嵌り、前記遠心ファンの回転方向に回して前記ファンカバーに固定されることを特徴とする請求項1に記載の電動送風機。
  3. 前記シール部材は、前記吸気口の内周面に螺着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動送風機。
  4. 前記遠心ファンと前記シール部材との距離が調整可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動送風機。
  5. 前記保持具は、前記シール部を保持する保持部と、前記保持部から延設され前記ファンカバーの吸気口周縁部に当接する当接部とを備え、前記当接部の径方向外側が前記ファンカバーに向けて湾曲していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動送風機。
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