JP5486533B2 - フェージングシミュレータ、移動体通信端末試験システム、及びフェージング処理方法 - Google Patents
フェージングシミュレータ、移動体通信端末試験システム、及びフェージング処理方法 Download PDFInfo
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Description
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のフェージングシミュレータであって、前記入力信号のレベルを測定する第2の測定部(21)を備え、前記演算部は、前記第2の測定部による測定結果に基づき前記入力信号のクレストファクタを算出することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のフェージングシミュレータであって、前記演算部は、前記差を前記調整量として前記レベル調整部に出力することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のフェージングシミュレータであって、前記演算部は、前記フェージング信号のクレストファクタと前記入力信号のクレストファクタとの差から、前記入力信号の予め決められた許容レベルと前記入力信号のレベルのピーク値との差を減算した値を前記調整量として前記レベル調整部に出力することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のフェージングシミュレータであって、前記調整量を表示する表示部と、操作部と、を備え、前記レベル調整部は、前記調整量に代えて、前記操作部から入力された調整量により前記フェージング信号のレベルを変更することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、試験用のデジタルのベースバンド信号である入力信号を生成する信号発生部(11)と、前記入力信号を受けて所望のフェージング処理を施し、フェージング信号として出力するフェージングシミュレータ(20)と、前記フェージングシミュレータから出力された前記フェージング信号をアナログ信号に変換するD/A変換器(12)と、前記D/A変換器からの出力信号を、所定の通信方式に従い周波数変換して試験対象の移動体通信端末に出力する周波数変換部(13)と、を備えた移動体通信端末試験システムにおいて、前記フェージングシミュレータは、前記入力信号を受けて、該入力信号にフェージング処理を施し、フェージング信号として出力するフェージング処理部(22)と、前記フェージング信号のレベルを測定する第1の測定部(23)と、前記第1の測定部による測定結果に基づき前記フェージング信号のクレストファクタを算出し、算出された当該クレストファクタと、前記入力信号のクレストファクタとの差を算出する演算部(24)と、前記差に基づく調整量により前記フェージング信号のレベルを変更するレベル調整部(25)と、を備え、前記レベルが変更された前記フェージング信号を出力することを特徴とする移動体通信端末試験システムである。
また、請求項7に記載の発明は、移動体通信端末の試験用のベースバンド信号である入力信号に所望のフェージング処理を施して出力させるフェージング処理方法であって、入力信号を受けて、該入力信号にフェージング処理を施し、フェージング信号として出力するフェージング処理ステップと、前記フェージング信号のレベルを測定する測定ステップと、前記第1の測定部による測定結果に基づき前記フェージング信号のクレストファクタを算出し、算出された該クレストファクタと、前記入力信号のクレストファクタとの差を算出する算出ステップと、前記差に基づく調整量により前記フェージング信号のレベルを変更するレベル調整ステップと、を備えたことを特徴とするフェージング処理方法である。
[a]フェージングシミュレータ20のサンプリング信号の周期に基づく値。
[b]フェージングシミュレータ20に設定されたフェージング条件に基づく値。
[c]通信の条件に基づく値。
CFa=Pa−Ra
CFb=Pb−Rb
K=CFb−CFa
ベースバンド信号発生部11は、試験用のL桁(例えば、L=N=14ビットとし、Nは後述するD/A変換器12に入力されるフェージング信号Ddの桁数)のベースバンド信号Da(ベースバンド信号)を所定のビットレートで生成する。ベースバンド信号発生部11は、ベースバンド信号Daを、フェージングシミュレータ20の処理前レベル測定部21及びフェージング処理部22に出力する。
フェージング処理部22は、ベースバンド信号Daをベースバンド信号発生部11から受ける。フェージング処理部22は、あらかじめ設定されたフェージング条件に基づきベースバンド信号Daにフェージング処理を施すことで、M桁のフェージング信号Dbを生成する。フェージング処理部22は、生成されたフェージング信号Dbを処理後レベル測定部23及びレベル調整部25に出力する。
処理後レベル測定部23は、フェージング信号Dbをフェージング処理部22から受ける。処理後レベル測定部23は、フェージング信号Dbのレベル、具体的には、フェージング信号Dbのピーク値Pb及び実効値(RMS値)Rbを測定する。処理後レベル測定部23は、ピーク値Pb及び実効値Rbの測定結果を演算部24に出力する。
演算部24は、ベースバンド信号Daのピーク値Pa及び実効値Raを処理前レベル測定部21から受ける。演算部24は、ピーク値Pa及び実効値Raから、ベースバンド信号DaのクレストファクタCFaを算出する。
レベル調整部25は、フェージング信号Dbをフェージング処理部22から受ける。また、レベル調整部25は、調整量Kを演算部24から受ける。レベル調整部25は、調整量Kを基にフェージング信号Dbのレベルを調整する(即ち、減衰させる)。これにより、フェージング信号Dbの振幅が、ベースバンド信号Daと略等しいレベルに調整される。なお、調整量Kを基にレベルが調整されたフェージング信号を「フェージング信号Dc」とする。レベル調整部25は、フェージング信号Dcをクリップ処理部26に出力する。
クリップ処理部26は、M桁のフェージング信号DcをN桁のフェージング信号Ddに変換する。このとき、クリップ処理部26は、フェージング信号Dcの上位レベルが、N桁で表現可能なレベルを超える場合に、フェージング信号Dcにクリップ処理を施す。クリップ処理部26は、フェージング信号DdをD/A変換器12に出力する。
次に、本発明の変形例について説明する。前述の実施形態に係るフェージングシミュレータ20の演算部24は、出力されるフェージング信号のピーク値Pbが、入力されたベースバンド信号のピーク値Paと略等しくなるように調整量Kを算出している。それに対し、変形例に係る演算部24は、入力されたベースバンド信号のピーク値Paが、あらかじめ決められたベースバンド信号の許容レベルP0よりも小さい場合において、このフェージング信号の振幅が許容レベルP0と略等しくなるように調整量Kを算出する。これにより、変形例に係るフェージングシミュレータ20は、入力されたベースバンド信号のピーク値Paが許容レベルP0よりも小さい場合に、フェージング信号のピーク値が許容レベルP0と略等しくなるように調整する。以下に、変形例に係る演算部24の動作について説明する。
K=(CFb−CFa)−(P0−Pa)
なお、この変形例における調整量Kは、先に説明した実施形態における調整量Kよりも、通常小さくなる。
10 送信部
11 ベースバンド信号発生部
12 D/A変換器
13 周波数変換部
20 フェージングシミュレータ
21 処理前レベル測定部
22 フェージング処理部
23 処理後レベル測定部
24 演算部
25 レベル調整部
26 クリップ処理部
27 表示部
28 操作部
2 被試験端末
Claims (7)
- 移動体通信端末の試験用のベースバンド信号である入力信号を受けて、該入力信号にフェージング処理を施し、フェージング信号として出力するフェージング処理部(22)と、
前記フェージング信号のレベルを測定する第1の測定部(23)と、
前記第1の測定部による測定結果に基づき前記フェージング信号のクレストファクタを算出し、算出された当該クレストファクタと、前記入力信号のクレストファクタとの差を算出する演算部(24)と、
前記差に基づく調整量により前記フェージング信号のレベルを変更するレベル調整部(25)と、
を備えたことを特徴とするフェージングシミュレータ。 - 前記入力信号のレベルを測定する第2の測定部(21)を備え、
前記演算部は、前記第2の測定部による測定結果に基づき前記入力信号のクレストファクタを算出することを特徴とする請求項1に記載のフェージングシミュレータ。 - 前記演算部は、前記差を前記調整量として前記レベル調整部に出力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフェージングシミュレータ。
- 前記演算部は、前記フェージング信号のクレストファクタと前記入力信号のクレストファクタとの差から、前記入力信号の予め決められた許容レベルと前記入力信号のレベルのピーク値との差を減算した値を前記調整量として前記レベル調整部に出力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフェージングシミュレータ。
- 前記調整量を表示する表示部と、
操作部と、
を備え、
前記レベル調整部は、前記調整量に代えて、前記操作部から入力された調整量により前記フェージング信号のレベルを変更することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のフェージングシミュレータ。 - 試験用のデジタルのベースバンド信号である入力信号を生成する信号発生部(11)と、
前記入力信号を受けて所望のフェージング処理を施し、フェージング信号として出力するフェージングシミュレータ(20)と、
前記フェージングシミュレータから出力された前記フェージング信号をアナログ信号に変換するD/A変換器(12)と、
前記D/A変換器からの出力信号を、所定の通信方式に従い周波数変換して試験対象の移動体通信端末に出力する周波数変換部(13)と、
を備えた移動体通信端末試験システムにおいて、
前記フェージングシミュレータは、
前記入力信号を受けて、該入力信号にフェージング処理を施し、フェージング信号として出力するフェージング処理部(22)と、
前記フェージング信号のレベルを測定する第1の測定部(23)と、
前記第1の測定部による測定結果に基づき前記フェージング信号のクレストファクタを算出し、算出された当該クレストファクタと、前記入力信号のクレストファクタとの差を算出する演算部(24)と、
前記差に基づく調整量により前記フェージング信号のレベルを変更するレベル調整部(25)と、
を備え、
前記レベルが変更された前記フェージング信号を出力することを特徴とする移動体通信端末試験システム。 - 移動体通信端末の試験用のベースバンド信号である入力信号に所望のフェージング処理を施して出力させるフェージング処理方法であって、
入力信号を受けて、該入力信号にフェージング処理を施し、フェージング信号として出力するフェージング処理ステップと、
前記フェージング信号のレベルを測定する測定ステップと、
前記第1の測定部による測定結果に基づき前記フェージング信号のクレストファクタを算出し、算出された該クレストファクタと、前記入力信号のクレストファクタとの差を算出する算出ステップと、
前記差に基づく調整量により前記フェージング信号のレベルを変更するレベル調整ステップと、
を備えたことを特徴とするフェージング処理方法。
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JP2011051015A JP5486533B2 (ja) | 2011-03-09 | 2011-03-09 | フェージングシミュレータ、移動体通信端末試験システム、及びフェージング処理方法 |
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