JP5485515B2 - 心電図解析装置及び心電図解析プログラム - Google Patents

心電図解析装置及び心電図解析プログラム Download PDF

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Description

本発明は、心電図解析装置及び心電図解析プログラムに関する。
従来、心電図解析レポートとしては、例えば特許文献1に記載されたものがある。この心電図解析レポートには、被検者の個人情報と、解析結果を被検者に分かりやすく伝えるためのマーク等の情報と、取得された心電図波形のうち、ノイズ等の影響が小さい代表的な1心拍分の心電図波形と、解析区間における全心電図波形と、解析結果の説明に適した心臓のイラストとが、同一紙面において表示される。
特開2007−190227号公報
しかしながら、上記従来の心電図解析レポートで表示される心電図波形は、心起電力の強度の時間的変化を示すいわゆるスカラー心電図である。このため、被検者にとっては勿論のこと、医師にとっても、心臓の状態についての立体的な特徴が見た目には分かりにくく、よって、心電図解析レポートにおいて心電図波形と心臓のイラストとを単に併用するだけで、被検者に心疾患を実体的に把握させるのは容易でない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、心電図波形と心臓のイラスト等とを併用することにより、医師が理解しやすく被検者にも心疾患を実体的に把握させることができる心電図解析装置及び心電図解析プログラムを提供することを目的とする。
本発明の心電図解析装置は、被検者から取得された標準12誘導心電図の波形を解析する解析手段と、前記波形の解析結果に基づいて、1画面上に又は1枚の用紙上に、心電図解析レポートを作成する作成手段とを有する心電図解析装置であって、前記解析手段は、前記波形の解析結果として前記波形の所見を導出し、前記作成手段は、前記心電図解析レポート毎に表される心臓の表示態様を前記所見に応じて変更し、前記心電図解析レポートの所見表示部においては、前記波形の所見と共に、心臓の概観を表す概観図を描画し、前記心電図解析レポートの波形表示部においては、前記波形のうちI誘導、II誘導、III誘導、aVL誘導、aVR誘導及びaVF誘導の波形と組み合わせて、前方から見た心臓の断面を表す前面図を描画し、前記波形のうちV1誘導、V2誘導、V3誘導、V4誘導、V5誘導及びV6誘導の波形と組み合わせて、上方から見た心臓の断面を表す水平面図を描画し、記所見表示部における前記概観図、又は前記波形表示部における前記前面図、若しくは前記水平面図において、心臓の内部に存在する異常部位を目立たせるマークであって前記所見に応じて異なるマークとともに心臓示する構成を採る。
また、本発明の心電図解析装置は、被検者から取得された心電図の波形を解析する解析手段と、前記波形の解析結果に基づいて、1画面上に又は1枚の用紙上に、心電図解析レポートを作成する作成手段とを有する心電図解析装置であって、前記解析手段は、前記波形の解析結果として前記波形の所見を導出し、前記作成手段は、前記心電図解析レポート毎に表される心臓の表示態様を前記所見に応じて変更し、前記心電図解析レポートの所見表示部においては、前記波形の所見と共に、心臓の概観を表す概観図を描画し、前記心電図解析レポートの波形表示部においては、前記波形のうちX軸方向誘導とY軸方向誘導の波形と、前方から見た心臓の断面を表す前面図の組み合わせと、前記波形のうちX軸方向誘導とZ軸方向誘導の波形と、上方から見た心臓の断面を表す水平面図の組み合わせと、前記波形のうちY軸方向誘導とZ軸方向誘導の波形と、側方から見た心臓の断面を表す側面図の組み合わせのうち、少なくとも二つ以上の組み合わせを描画し、記所見表示部における前記概観図、又は前記波形表示部における前記前面図、前記水平面図、若しくは前記側面図において、心臓の内部に存在する異常部位を目立たせるマークであって前記所見に応じて異なるマークとともに心臓示する構成を採る。
本発明の心電図解析プログラムは、被検者から取得された標準12誘導心電図の波形を解析する解析機能と、前記波形の解析結果に基づいて、1画面上に又は1枚の用紙上に、心電図解析レポートを作成する作成機能とをコンピュータに実現させ、前記解析機能は、前記波形の解析結果として前記波形の所見を導出し、前記作成機能は、前記心電図解析レポート毎に表される心臓の表示態様を前記所見に応じて変更し、前記心電図解析レポートの所見表示部においては、前記波形の所見と共に、心臓の概観を表す概観図を描画し、前記心電図解析レポートの波形表示部においては、前記波形のうちI誘導、II誘導、III誘導、aVL誘導、aVR誘導及びaVF誘導の波形と組み合わせて、前方から見た心臓の断面を表す前面図を描画し、前記波形のうちV1誘導、V2誘導、V3誘導、V4誘導、V5誘導及びV6誘導の波形と組み合わせて、上方から見た心臓の断面を表す水平面図を描画し、記所見表示部における前記概観図、又は前記波形表示部における前記前面図、若しくは前記水平面図において、心臓の内部に存在する異常部位を目立たせるマークであって前記所見に応じて異なるマークとともに心臓示するようにした。
また、本発明の心電図解析プログラムは、被検者から取得された心電図の波形を解析する解析機能と、前記波形の解析結果に基づいて、1画面上に又は1枚の用紙上に、心電図解析レポートを作成する作成機能とをコンピュータに実現させ、前記解析機能は、前記波形の解析結果として前記波形の所見を導出し、前記作成機能は、前記心電図解析レポート毎に表される心臓の表示態様を前記所見に応じて変更し、前記心電図解析レポートの所見表示部においては、前記波形の所見と共に、心臓の概観を表す概観図を描画し、前記心電図解析レポートの波形表示部においては、前記波形のうちX軸方向誘導とY軸方向誘導の波形と、前方から見た心臓の断面を表す前面図の組み合わせと、前記波形のうちX軸方向誘導とZ軸方向誘導の波形と、上方から見た心臓の断面を表す水平面図の組み合わせと、前記波形のうちY軸方向誘導とZ軸方向誘導の波形と、側方から見た心臓の断面を表す側面図の組み合わせのうち、少なくとも二つ以上の組み合わせを描画し、記所見表示部における前記概観図、又は前記波形表示部における前記前面図、前記水平面図、若しくは前記側面図において、心臓の内部に存在する異常部位を目立たせるマークであって前記所見に応じて異なるマークとともに心臓示するようにした。
本発明によれば、心電図波形と心臓のイラスト等とを併用することにより、医師が理解しやすく被検者にも心疾患を実体的に把握させることができる心電図解析レポートを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る心電図解析装置の構成を示すブロック図である。
図1において、心電図解析装置100は、制御部101、ディスプレイインタフェース(以下「I/F」と略記する)102、プリンタI/F103、心電計I/F104及び記憶部105を有する。
本発明の解析手段及び作成手段としての制御部101は、CPU(Central Processing Unit)と、CPUにより実行する心電図解析プログラムを記憶する記憶装置とにより構成される。制御部101は、心電図解析プログラムを実行することにより、後述する心電図レポート作成処理における各ステップを実行する機能を、心電図解析装置100において実現する。
ディスプレイI/F102は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)表示装置等のディスプレイ120と心電図解析装置100とを通信可能に接続するI/Fであり、ディスプレイ120と心電図解析装置100との間で授受されるデータは、ディスプレイI/F102を経由する。
プリンタI/F103は、レーザ式やサーマルヘッド式等のプリンタ130と心電図解析装置100とを通信可能に接続するI/Fであり、プリンタ130と心電図解析装置100との間で授受されるデータは、プリンタI/F103を経由する。
心電計I/F104は、四肢用電極部141と胸部用電極部142とにより被検者から標準12誘導心電図を取得する心電計140と心電図解析装置100とを通信可能に接続するI/Fであり、心電計140と心電図解析装置100との間で授受されるデータは、心電計I/F104を経由する。
記憶部105は、ハードディスクドライブや半導体記憶装置等の記憶装置により構成される。記憶部105は、心電図波形の所見を示す所見データと、心臓の概観を表す概観図を示す概観図データと、前方から見た心臓の断面を表す前面図を示す前面図データと、上方から見た心臓の断面を表す水平面図を示す水平面図データと、を記憶する。所見データ、概観図データ、前面図データ及び水平面図データは、別々のテーブルに記憶される。概観図データテーブルに記憶された個々の概観図データは、異なる所見に対応するインデックスを付与されている。前面図データテーブルに記憶された個々の前面図データも、異なる所見に対応するインデックスを付与されている。水平面図データテーブルに記憶された個々の水平面図データも、異なる所見に対応するインデックスを付与されている。なお、以下の説明において、概観図データ、前面図データ及び水平面図データの総称を「心臓イラストデータ」という。
以上、心電図解析装置100の構成について説明した。なお、本実施の形態では、心電図解析装置100と心電計140とが互いに独立しているが、これらは一体化されていてもよい。
図2は、心電図解析装置100の制御部101により実行される心電図解析レポート作成処理を説明するためのフロー図である。
ステップS10では、解析対象の心電図データ(被検者から取得された標準12誘導心電図の波形を示すデータ)を、心電計I/F104を介して心電計140から取得する。
ステップS20では、取得した標準12誘導心電図の波形を解析し、その結果として、波形の所見を導出する。
ステップS30では、解析結果として導出した所見に基づいて、記憶部105に記憶された所見データ及び心臓イラストデータを読み出す。
ステップS40では、解析した心電図データ並びに読み出した所見データ及び心臓イラストデータに基づいて、心電図解析レポートを、ディスプレイ120の画面上に表示し、或いは、プリンタ130によりレポート用紙上に印刷する。所見データに示された所見や、心臓イラストデータに示された概観図、前面図及び水平面図は、画面上又はレポート用紙上の所定の位置にそれぞれ描画される。
以上のようにして、心電図解析レポートが作成される。
図3は、レポート用紙上に印刷された心電図解析レポートの第1の例を示す図である。
心電図解析レポートは、1枚のレポート用紙の表示面(印刷可能な面)150に、所見や波形等の、医師から被検者への報告事項を全て表示することができる。
表示面150は、所見表示部161と波形表示部162とを有する。所見表示部161は、表示面150の上段に、波形表示部162は、表示面150の下段に、それぞれ配置されている。波形表示部162は、左側に四肢誘導波形表示部163を有し、右側に胸部誘導波形表示部164を有する。
所見表示部161は、被検者の個人情報及び所見と共に、心臓のイラストとして概観図171aを表示する。
波形表示部162は、被検者から取得された標準12誘導心電図の波形を主として表示する。
波形表示部162の四肢誘導波形表示部163は、標準12誘導心電図の波形のうち、I誘導、II誘導、III誘導、aVL誘導、aVR誘導及びaVF誘導の波形を表示すると共に、これらの波形と組み合わせて、心臓のイラストとして前面図172aを表示する。I誘導、II誘導、III誘導、aVL誘導、aVR誘導及びaVF誘導の各波形は、前面図172aの周囲に配置される。前面図172aを、I誘導、II誘導、III誘導、aVL誘導、aVR誘導及びaVF誘導の波形と組み合わせて表示し、さらにこれらの波形を図示したような電極位置に応じた順番で並置することにより、実際の心臓との位置関係について、波形間にどのような相対的な関係があるかを分かりやすくすることができる。
波形表示部162の胸部誘導波形表示部164は、標準12誘導心電図の波形のうち、V1誘導、V2誘導、V3誘導、V4誘導、V5誘導及びV6誘導の波形を表示すると共に、これらの波形と組み合わせて、心臓のイラストとして水平面図173aを表示する。V1誘導、V2誘導、V3誘導、V4誘導、V5誘導及びV6誘導の各波形は、水平面図173aの周囲に配置される。水平面図173aを、V1誘導、V2誘導、V3誘導、V4誘導、V5誘導及びV6誘導の波形と組み合わせて表示し、さらにこれらの波形を図示したような順番で並置することにより、実際の心臓との位置関係について、波形間にどのような相対的な関係があるかを分かりやすくすることができる。
波形表示部162は、四肢誘導波形表示部163及び胸部誘導波形表示部164の下側に、リズム波形174を表示し、さらに、リズム波形174における心拍のうち、四肢誘導波形表示部163及び胸部誘導波形表示部164に表示された波形に対応する心拍を示すマーク175を表示する。
表示面150において、所見表示部161と波形表示部162とを上下に配置し、さらに波形表示部162においては、四肢誘導波形表示部163と胸部誘導波形表示部164とを左右に並置し、これらの下側の横長部分に横長のリズム波形174を配置することにより、報告事項を、1枚の用紙上に収め且つ見やすくすることができる。
なお、ここでは、心電図解析レポートをレポート用紙上に印刷した場合を例にとって説明したが、図3に示したものと同一内容の心電図解析レポートを、ディスプレイ120の画面上に、1画面で表示することもできる。
また、図3には、心電図解析レポートの一例として、「正常」との所見に基づく心電図解析レポートが示されているが、上記心電図解析レポート作成処理においては、他の所見に基づく心電図解析レポートの作成も可能である。
図4、図5、図6、図7及び図8はそれぞれ、心電図解析レポートの他の例を示す図である。
図4、図5、図6、図7及び図8にそれぞれ示す例では、対応する所見に基づき、概観図171b、171c、171d、171e、171f、前面図172b、172c、172d、172e、172f及び水平面図173b、173c、173d、173e、173fが、表示される。
図4に示された概観図171b、前面図172b及び水平面図173bは、記憶部105に記憶された心臓イラストデータの中から、「WPW症候群(A型)」との所見を描写したものとして選択されたものに対応する。この例では、前面図172b及び水平面図173bの表示態様が、「正常」との所見に基づく前面図172a及び水平面図173aの表示態様と相違している。
図5に示された概観図171c、前面図172c及び水平面図173cは、記憶部105に記憶された心臓イラストデータの中から、「右胸心」との所見を描写したものとして選択されたものに対応する。この例では、概観図171c、前面図172c及び水平面図173cの表示態様が、「正常」との所見に基づく概観図171a、前面図172a及び水平面図173aの表示態様と相違している。
図6に示された概観図171d、前面図172d及び水平面図173dは、記憶部105に記憶された心臓イラストデータの中から「急性の前壁梗塞」「急性の側壁梗塞」「亜急性の下壁梗塞」「高位後壁梗塞の可能性」との所見を描写したものとして選択されたものに対応する。この例では、概観図171d、前面図172d及び水平面図173dの表示態様が、「正常」との所見に基づく概観図171a、前面図172a及び水平面図173aの表示態様と相違している。
図7に示された概観図171e、前面図172e及び水平面図173eは、記憶部105に記憶された心臓イラストデータの中から「左室肥大」との所見を描写したものとして選択されたものに対応する。この例では、概観図171e、前面図172e及び水平面図173eの表示態様が、「正常」との所見に基づく概観図171a、前面図172a及び水平面図173aの表示態様と相違している。
図8に示された概観図171f、前面図172f及び水平面図173fは、記憶部105に記憶された心臓イラストデータの中から「心房細動」との所見を描写したものとして選択されたものに対応する。この例では、前面図172fの表示態様が、「正常」との所見に基づく前面図172fの表示態様と相違している。
このように、本実施の形態において、心臓イラストの表示態様は所見に応じて変更される。これにより、心疾患の実体を視覚によって被検者に伝えることができる。また、本実施の形態において、前面図172a〜172f及び水平面図173a〜173fは、心臓の断面を示す。これにより、心臓の内部に異常部位が存在する場合に、これを視覚化することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、心電図解析レポートの所見表示部においては、所見と共に心臓の概観図を表示し、心電図解析レポートの波形表示部においては、四肢誘導波形(I誘導、II誘導、III誘導、aVL誘導、aVR誘導及びaVF誘導の波形)と組み合わせて心臓の前面図を、胸部誘導波形(V1誘導、V2誘導、V3誘導、V4誘導、V5誘導及びV6誘導の波形)と組み合わせて心臓の水平面図を、それぞれ表示するため、心臓の状態についての立体的な特徴を心電図波形と心臓イラストとの併用によって視覚化することができ、医師にとっても理解しやすく、ひいては被検者にも心疾患を実体的に把握させることができる心電図解析レポートを提供することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。なお、以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されない。つまり、上記装置の構成及び動作等についての説明は一例であり、本発明の範囲においてこれらの例に対する様々な変更や追加が可能であることは明らかである。
例えば、心電図解析レポートの表示フォーマットに関して、本実施の形態では、表示面150において、所見表示部161と波形表示部162とを上下に配置し、さらに波形表示部162においては、四肢誘導波形表示部163と胸部誘導波形表示部164とを左右に並置し、これらの下側の横長部分に横長のリズム波形174を配置している。このようなフォーマットは、ユーザである医師のニーズに応じて、適宜変更することができる。
また、心臓イラストデータに関して、本実施の形態では、記憶部105に予め記憶された多数の心臓イラストデータの中から、所見に応じて適切なものが読み出され描画されているが、所見に応じて適切な心臓イラストデータを制御部101において生成してもよい。
また、心臓の前面図及び水平面図に関して、本実施の形態では、前面図172a〜172f及び水平面図173a〜173fは、心臓の断面を示しているが、心臓の外観を示すものであってもよい。
また、心臓の概観図、前面図及び水平面図に関して、本実施の形態では、心臓のイラストを用いているが、心臓の写真等を用いてもよい。また、これらはいずれも白黒であってもカラーであってもよい。
また、本実施の形態では、標準12誘導心電図の解析を例にとり、四肢誘導波形(I誘導、II誘導、III誘導、aVL誘導、aVR誘導及びaVF誘導の波形)と組み合わせて心臓の前面図を、胸部誘導波形(V1誘導、V2誘導、V3誘導、V4誘導、V5誘導及びV6誘導の波形)と組み合わせて心臓の水平面図を、1画面又は1枚の用紙に表示する場合を説明したが、本発明は、他の心電図の解析結果を表示する場合にも適用可能である。例えば、被検者から取得された心電図波形を、ベクトル心電図に倣って、X軸方向誘導の波形、Y軸方向誘導の波形及び軸方向誘導の波形に分類することができる場合には、X軸方向誘導及びY軸方向誘導の波形と組み合わせて心臓の前面図を、X軸方向誘導及びZ軸方向誘導の波形と組み合わせて心臓の水平面図を、Y軸方向誘導及びZ軸方向誘導の波形と組み合わせて心臓の側面図(側方から見た心臓の断面を表す図)を、1画面又は1枚の用紙に表示してもよい。この場合、波形と前面図との組合せ、波形と水平面図との組合せ及び波形と側面図との組合せのうち、二つ又は三つの組合せを表示することにより、上記実施の形態と同様、心疾患の実体的な把握を実現することができる。また、標準12誘導心電図の場合と同様、所見に応じて心臓の表示態様を変更することも当然に可能である。
本発明の一実施の形態に係る心電図解析装置の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る心電図解析レポート作成処理を説明するためのフロー図 本発明の一実施の形態に係る心電図解析レポートの第1の例を示す図 本発明の一実施の形態に係る心電図解析レポートの第2の例を示す図 本発明の一実施の形態に係る心電図解析レポートの第3の例を示す図 本発明の一実施の形態に係る心電図解析レポートの第4の例を示す図 本発明の一実施の形態に係る心電図解析レポートの第5の例を示す図 本発明の一実施の形態に係る心電図解析レポートの第6の例を示す図
符号の説明
100 心電図解析装置
101 制御部
102 ディスプレイI/F
103 プリンタI/F
104 心電図I/F
105 記憶部
120 ディスプレイ
130 プリンタ
140 心電計

Claims (4)

  1. 被検者から取得された標準12誘導心電図の波形を解析する解析手段と、前記波形の解析結果に基づいて、1画面上に又は1枚の用紙上に、心電図解析レポートを作成する作成手段とを有する心電図解析装置であって、
    前記解析手段は、
    前記波形の解析結果として前記波形の所見を導出し、
    前記作成手段は、
    前記心電図解析レポート毎に表される心臓の表示態様を前記所見に応じて変更し、
    前記心電図解析レポートの所見表示部においては、前記波形の所見と共に、心臓の概観を表す概観図を描画し、前記心電図解析レポートの波形表示部においては、前記波形のうちI誘導、II誘導、III誘導、aVL誘導、aVR誘導及びaVF誘導の波形と組み合わせて、前方から見た心臓の断面を表す前面図を描画し、前記波形のうちV1誘導、V2誘導、V3誘導、V4誘導、V5誘導及びV6誘導の波形と組み合わせて、上方から見た心臓の断面を表す水平面図を描画し、
    記所見表示部における前記概観図、又は前記波形表示部における前記前面図、若しくは前記水平面図において、心臓の内部に存在する異常部位を目立たせるマークであって前記所見に応じて異なるマークとともに心臓示する、
    ことを特徴とする心電図解析装置。
  2. 被検者から取得された心電図の波形を解析する解析手段と、前記波形の解析結果に基づいて、1画面上に又は1枚の用紙上に、心電図解析レポートを作成する作成手段とを有する心電図解析装置であって、
    前記解析手段は、
    前記波形の解析結果として前記波形の所見を導出し、
    前記作成手段は、
    前記心電図解析レポート毎に表される心臓の表示態様を前記所見に応じて変更し、
    前記心電図解析レポートの所見表示部においては、前記波形の所見と共に、心臓の概観を表す概観図を描画し、前記心電図解析レポートの波形表示部においては、前記波形のうちX軸方向誘導とY軸方向誘導の波形と、前方から見た心臓の断面を表す前面図の組み合わせと、前記波形のうちX軸方向誘導とZ軸方向誘導の波形と、上方から見た心臓の断面を表す水平面図の組み合わせと、前記波形のうちY軸方向誘導とZ軸方向誘導の波形と、側方から見た心臓の断面を表す側面図の組み合わせのうち、少なくとも二つ以上の組み合わせを描画し、
    記所見表示部における前記概観図、又は前記波形表示部における前記前面図、前記水平面図、若しくは前記側面図において、心臓の内部に存在する異常部位を目立たせるマークであって前記所見に応じて異なるマークとともに心臓示する、
    ことを特徴とする心電図解析装置。
  3. 被検者から取得された標準12誘導心電図の波形を解析する解析機能と、
    前記波形の解析結果に基づいて、1画面上に又は1枚の用紙上に、心電図解析レポートを作成する作成機能とをコンピュータに実現させ、
    前記解析機能は、
    前記波形の解析結果として前記波形の所見を導出し、
    前記作成機能は、
    前記心電図解析レポート毎に表される心臓の表示態様を前記所見に応じて変更し、
    前記心電図解析レポートの所見表示部においては、前記波形の所見と共に、心臓の概観を表す概観図を描画し、前記心電図解析レポートの波形表示部においては、前記波形のうちI誘導、II誘導、III誘導、aVL誘導、aVR誘導及びaVF誘導の波形と組み合わせて、前方から見た心臓の断面を表す前面図を描画し、前記波形のうちV1誘導、V2誘導、V3誘導、V4誘導、V5誘導及びV6誘導の波形と組み合わせて、上方から見た心臓の断面を表す水平面図を描画し、
    記所見表示部における前記概観図、又は前記波形表示部における前記前面図、若しくは前記水平面図において、心臓の内部に存在する異常部位を目立たせるマークであって前記所見に応じて異なるマークとともに心臓示する、
    ことを特徴とする心電図解析プログラム。
  4. 被検者から取得された心電図の波形を解析する解析機能と、
    前記波形の解析結果に基づいて、1画面上に又は1枚の用紙上に、心電図解析レポートを作成する作成機能とをコンピュータに実現させ、
    前記解析機能は、
    前記波形の解析結果として前記波形の所見を導出し、
    前記作成機能は、
    前記心電図解析レポート毎に表される心臓の表示態様を前記所見に応じて変更し、
    前記心電図解析レポートの所見表示部においては、前記波形の所見と共に、心臓の概観を表す概観図を描画し、前記心電図解析レポートの波形表示部においては、前記波形のうちX軸方向誘導とY軸方向誘導の波形と、前方から見た心臓の断面を表す前面図の組み合わせと、前記波形のうちX軸方向誘導とZ軸方向誘導の波形と、上方から見た心臓の断面を表す水平面図の組み合わせと、前記波形のうちY軸方向誘導とZ軸方向誘導の波形と、側方から見た心臓の断面を表す側面図の組み合わせのうち、少なくとも二つ以上の組み合わせを描画し、
    記所見表示部における前記概観図、又は前記波形表示部における前記前面図、前記水平面図、若しくは前記側面図において、心臓の内部に存在する異常部位を目立たせるマークであって前記所見に応じて異なるマークとともに心臓示する、
    ことを特徴とする心電図解析プログラム。
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