JP5482796B2 - シート状照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート状照明装置に関する。
近年、有機EL素子や無機EL素子を用いた面発光デバイスが照明装置として利用されている。例えば、部屋の内部の隣合って接する複数の面のうち、いずれか一方の面に取り付けられる照明装置において、他方の面との境界線から離れるほど輝度が低くなるものが提案されている(特許文献1参照)。このようなグラデーション効果のある照明装置は、間接照明のような効果を与えることができる。
また、光天井(ひかりてんじょう)という、天井全面に乳白色のガラスやプラスチック板を張るか、光をやわらかく通すルーバーで光源をカバーする照明方式があるが、有機ELは面発光なので、そのように手間のかかる方法をとらなくても、貼るだけで光天井を実現可能である。
しかし、この光天井という照明方法は、照明にメリハリがないため、曇天と同じように感じられて快活感がなく、陰気くさく感じられることすらあった。
しかし、間接照明のように輝度の変化する照明では、光にメリハリを与えることが可能である。
このように、間接照明には、直接照明にはない心理的効果がある。
特開2007−227019号公報
しかしながら、照明装置が発光していないときには、照明装置の存在が目立ってしまい、インテリアにおいてマイナスの効果を与えるおそれがあった。
また、壁面を点光源又は線光源で照らして作りだす間接照明では、光のエネルギーの大半は壁面に吸収されてしまい、エネルギーの無駄が多かった。
本発明は上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、不使用時に目立つことなく、設置に自由度のある、グラデーション効果を有するシート状照明装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、透明で可撓性を有する面発光デバイスと、当該面発光デバイスに給電する給電手段と、を備え、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成されているシート状照明装置であって、前記面発光デバイスが、第1の透明電極層と第2の透明電極層との間に発光層が介在された積層構造を有し、前記第1の透明電極層及び前記第2の透明電極層のうちいずれか一方の透明電極層の厚さが面方向において連続的に異なっているシート状照明装置である。
請求項に記載の発明は、透明で可撓性を有する面発光デバイスと、当該面発光デバイスに給電する給電手段と、を備え、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成されているシート状照明装置であって、前記面発光デバイスが、第1の透明電極層と第2の透明電極層との間に発光層が介在された積層構造を有し、前記発光層の厚さが面方向において連続的に異なっているシート状照明装置である
請求項に記載の発明は、透明で可撓性を有する面発光デバイスと、当該面発光デバイスに給電する給電手段と、を備え、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成されているシート状照明装置であって、において、前記面発光デバイスが、第1の透明電極層と第2の透明電極層との間に発光層が介在された積層構造を有し、前記第1の透明電極層及び前記第2の透明電極層のうちいずれか一方の透明電極層、又は、前記発光層に、レジストの微小ドットが複数配置され、複数の前記微小ドットの密度が面方向において連続的に異なっているシート状照明装置である
請求項に記載の発明は、透明で可撓性を有する面発光デバイスと、当該面発光デバイスに給電する給電手段と、を備え、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成されているシート状照明装置であって、前記面発光デバイスが、第1の透明電極層と第2の透明電極層との間に発光層が介在された積層構造を有し、前記第1の透明電極層及び前記第2の透明電極層のうちいずれか一方の透明電極層は、面方向において部分的に設けられているシート状照明装置である
請求項に記載の発明は、透明で可撓性を有する面発光デバイスと、当該面発光デバイスに給電する給電手段と、を備え、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成されているシート状照明装置であって、前記面発光デバイスが、第1の透明電極層と第2の透明電極層との間に発光層が介在された積層構造を有し、前記面発光デバイスは、紫外線の照射により、面方向において発光機能に疎密の差が生じた部分を有するシート状照明装置である
請求項に記載の発明は、透明で可撓性を有する面発光デバイスと、当該面発光デバイスに給電する給電手段と、を備え、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成されているシート状照明装置であって、前記面発光デバイスが、第1の透明電極層と第2の透明電極層との間に発光層が介在された積層構造を有し、前記面発光デバイスの表面は、レーザー光の照射によって切削されることにより、面方向において非発光部分の面積又は密度が連続的に異なっているシート状照明装置である
請求項に記載の発明は、透明で可撓性を有する面発光デバイスと、当該面発光デバイスに給電する給電手段と、を備え、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成されているシート状照明装置であって、前記面発光デバイスが、第1の透明電極層と第2の透明電極層との間に発光層が介在された積層構造を有し、前記第1の透明電極層又は前記第2の透明電極層に電気的に接触された状態で、金属グリッドからなる補助電極が面方向において部分的に設けられているシート状照明装置である
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載のシート状照明装置において、前記面発光デバイスは有機EL素子である。
請求項に記載の発明は、請求項のいずれか一項に記載のシート状照明装置において、前記第1の透明電極層及び前記第2の透明電極層のうち、前記面発光デバイスが設置される壁側の透明電極層と前記発光層との間に金属層が設けられている。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載のシート状照明装置において、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が低いほど発光色の色温度が低くなるように構成されている。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいずれか一項に記載のシート状照明装置において、前記給電手段は、複数の給電点を有し、当該複数の給電点のそれぞれに対して異なる電圧又は波形で給電を行う。
請求項12に記載の発明は、請求項1〜11のいずれか一項に記載のシート状照明装置において、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの輝度ムラを補正するように構成されている。
請求項13に記載の発明は、請求項1〜12のいずれか一項に記載のシート状照明装置において、前記面発光デバイスのいずれか一方の面に反射防止処理が施されている。
本発明によれば、不使用時に目立つことなく、設置に自由度のある、グラデーション効果を有するシート状照明装置を提供することができる。
また、本発明によれば、間接照明のような効果が得られることで、照明にメリハリができるという効果がある。そのため、天井に面光源を採用した場合であっても、曇天のようには感じられず、快活感があり、陰気くさくない照明を演出することができる。
更に、本発明によれば、壁面を点光源又は線光源で照らして作りだす間接照明よりも、エネルギーに無駄が少ない直接照明で、間接照明と同様の効果が得られることから、省エネ効果を得ることができる。
(a)は、シート状照明装置の取り付け例であり、電源がオフの場合の図である。(b)は、シート状照明装置の取り付け例であり、電源がオンの場合の図である。 シート状照明装置の外観構成図である。 図2のA−A線に沿った面発光デバイスの断面図である。 電源ラインから透明電極層への接続を離散的な点として電力の供給を局所的にした場合の面発光デバイスの発光例である。 電源ラインから透明電極層への接続を連続的にして電力を供給した場合の面発光デバイスの発光例である。 シート状照明装置の設置方法を示す図である。 (a)は、透明電極層の厚さを最適値から徐々に厚くした面発光デバイスの断面を示す模式図である。(b)は、透明電極層の厚さを最適値から徐々に薄くした面発光デバイスの断面を示す模式図である。 スパッタリング装置の構成図である。 有機層の厚さの制御方法を説明するための図である。 4枚のパネルに明るい部分と暗い部分とを設ける方法を説明するための図である。 有機層の厚さを変える他の方法を説明するための図である。 レジストの印刷方法を説明するための図である。 発光層を塗布する前に面方向において部分的にレジストを印刷した面発光デバイスの断面を示す模式図である。 発光層を塗布した後に面方向において部分的にレジストを印刷した面発光デバイスの断面を示す模式図である。 透明電極層が面方向において部分的に設けられた面発光デバイスの断面を示す模式図である。 発光層を塗布した後に有機ポリマーを面方向において部分的に印刷した面発光デバイスの断面を示す模式図である。 紫外線照射により、発光機能を部分的に劣化させる方法を説明するための図である。 レーザーアブレーションにより、非発光部分を形成する方法を説明するための図である。 レーザーアブレーションにより、非導電部分が形成された面発光デバイスの断面を示す模式図である。 透明電極層に補助電極が面方向において部分的に設けられた場合の例である。 透明電極層の一部に銅グリッドが重ねられて構成された面発光デバイスの断面を示す模式図である。 補助電極を用いた他の例を説明するための図である。 銀ナノワイヤを含む導電ポリマー層が設けられた面発光デバイスの断面を示す模式図である。 銀ナノワイヤを含む導電ポリマー層の断面の模式図である。 (a)は、暗いほど赤みが強く、明るいほど青みが強い場合の発光例である。(b)は、暗いほど青みが強く、明るいほど赤みが強い場合の発光例である。 複数の給電点のそれぞれに対して異なる電圧又は波形で給電を行う場合の例である。 四辺の枠に不透明電極が設けられた面発光デバイスにおける通常の点灯時の輝度分布を示す図である。 (a)は、中央部と比較して四隅の方が輝度が落ちるような構成を示す図である。(b)は、補正結果を反映した発光例である。 (a)は、中央部と比較して四隅の方が輝度が落ちるように、かつ、上部ほど明るく下部ほど暗くなるような構成を示す図である。(b)は、補正結果を反映した発光例である。
[シート状照明装置の構成]
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1(a)及び(b)に、本実施の形態に係るシート状照明装置1を部屋の内部に取り付けた場合の例を示す。シート状照明装置1は、壁面2,3,4のうち壁面2,3の天井面5側(床面6と反対側)に取り付けられている。図1(a)は、シート状照明装置1の電源がオフの場合の図であり、図1(b)は、シート状照明装置1の電源がオンの場合の図である。
シート状照明装置1は透明であるため、壁面2,3に設置しても、電源がオフの場合にはそれほど存在感はなく、壁面2,3の雰囲気をそのままに保つことができる。シート状照明装置1の電源をオンにすると、シート状照明装置1自体が面発光し、図1(b)に示すように、発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように見える。すなわち、壁面2,3が他の照明装置により照らされたようなグラデーション効果を有する。なお、「発光部分の輝度が面方向において連続的に異なる」とは、発光部分の輝度が面方向において段階的に異なる場合も含むものとする。また、図1(b)においては、黒色が濃いほど輝度が高いことを示している。
図2に、シート状照明装置1の外観構成を示す。シート状照明装置1は、面発光デバイス7と、給電手段としての給電装置8と、が給電ケーブル9を介して接続されて構成されている。
面発光デバイス7は、透明で可撓性を有するシート状の発光デバイスである。
給電装置8は、商用電源から受けた電力を、面発光デバイス7用の電圧に変圧し、直流に整流して、面発光デバイス7に電力を供給する。
図3に、図2のA−A線に沿った面発光デバイス7の断面を示す。面発光デバイス7は、フィルム基板10、透明電極層11、金属層12、発光層13、透明電極層14、封止層15、反射防止層16、電源ライン17,18、固定部材19等から構成されている。
フィルム基板10は、透明なプラスチックフィルムにより構成される。
透明電極層11,14は、透明な導電体により構成され、面発光デバイス7の端に設置される電源ライン17,18から電力の供給を受ける。透明電極層11,14としては、ITO(Indium Tin Oxide)系の素材が代表的であるが、これに限定するものではない。
金属層12は、数nmの厚さの極薄い金属膜である。透明電極層11,14として同じ素材を用いる場合には、エネルギー準位が同じであるため、発光層13に電子を注入することができない。そこで、陰極側の透明電極層11にAl、Ag、Mg等の金属を薄く蒸着させる。また、この金属層12で反射が生じるため、面発光デバイス7の明るさは両面で異なる。金属層12が蒸着された透明電極層11を壁側、透明電極層14を部屋の内側として、面発光デバイス7を設置することにより、光を有効に利用することができる。
なお、面発光デバイス7に表裏を明記することが望ましい。また、表裏の記号を標準化することが望ましい。
発光層13は、複数の層から構成され、二つの透明電極層11,14から電力の供給を受けて発光する。発光層13には、有機EL材料又は無機EL材料が用いられるが、特に限定しない。
封止層15には、透明であって、空気や水分を通さない素材を用いる。
反射防止層16は、面発光デバイス7を壁面等に設置した際に面発光デバイス7が目立たないように、外光の反射を防止するものである。図3に示すように反射防止層16として層を形成してもよいし、封止層15を表面処理することによって、反射を防止してもよい。
電源ライン17,18は、給電ケーブル9と接続されており、面発光デバイス7に電力を供給する。電源ライン17,18を、面発光デバイス7の一端(図3において左端)に配置させることにより、極力電源ライン17,18を目立たなくする効果がある。
固定部材19は、電源ライン17,18を固定するための部材である。
透明電極層11,14は、電源ライン17,18と比較して抵抗値が高い。この電気抵抗のため、図4に示すように、電源ライン17,18から面発光デバイス7の透明電極層11,14への接続を離散的な点17a,17b,17c,17d,18a,18b,18c,18dとし、電力の供給を局所的にすると、面発光デバイス7の面方向において2次元的なグラデーション効果を発生させることができる。すなわち、点17a〜17d(18a〜18d)を中心として、中心に近いほど明るく、中心から離れるほど暗くなる。なお、図4においては、黒色が濃いほど輝度が高いことを示している。
また、図5に示すように、電源ライン17,18から面発光デバイス7の透明電極層11,14への接続を連続的にして電力を供給すると、一方向にグラデーション効果を発生させることができる。すなわち、電源ライン17,18に近いほど明るく、電源ライン17,18から離れるほど暗くなる。なお、図5においては、黒色が濃いほど輝度が高いことを示している。
面発光デバイス7の発光部分の輝度を面方向において連続的に異ならせる他の方法(グラデーション実現方法)については後述する。透明電極層11,14の電気抵抗を利用する方法の他、発光領域を予め複数の領域に分割し、領域毎に発光量が変わるように発光層を調整してもよいし、また、複数の領域に分割した発光層に与える電力のデューティーを調節してグラデーションを実現してもよい。
なお、シート状照明装置1は、面発光デバイス7の縦・横の長さがそれぞれ10cm以上30cm程度で商品性が高まる。
図6に、シート状照明装置1を壁面2,3に設置する典型的な方法を示す。
図6に示すように、面発光デバイス7を曲げた部分と、壁面2,3の角の隙間に給電ケーブル9を通すことによって、給電ケーブル9を目立たせることなく、かつ面発光デバイス7の発光を妨げることなく、面発光デバイス7に電力を供給することができる。
図6は、二つの壁面2,3の角に給電ケーブル9を通す場合を示しているが、壁面2,3,4と天井面5に跨って面発光デバイス7を設置する場合は、壁面2,3,4と天井面5の角との隙間に給電ケーブル9を通せばよい。
シート状照明装置1の壁面2,3への取り付け方法は、両面テープで貼り付けてもよいし、また何回も貼り直しが可能な粘着性のある部材を用いてもよい。取り付け面との間に空隙を設けるときは、その空隙を維持するための透明部材(透明な支柱)等をスペーサとして用いてもよい。
給電ケーブル9は透明であれば最もよいが、透明の導体は抵抗値が高いか、又は高価であることが多いため、取り付け面(壁面2,3)と同じ色の素材で被覆した金属導体を給電ケーブル9として用いてもよい。
また、給電ケーブル9を用いずに、電磁誘導による非接触の給電方法を使用することもできる。その場合、壁面2,3には予めコイル等の給電装置を埋設する必要があるが、光源側のコイルを透明導電体で形成すると、設置の自由度を広げることができるため、望ましい。
[グラデーション実現方法]
以下、面発光デバイス7の発光部分の輝度を面方向において連続的に異ならせる他の方法(グラデーション実現方法)について説明する。
<A.透明電極層の厚さを変える>
面発光デバイス7の透明電極層11,14のうち、部屋の内側に向けて使用される方の透明電極層14の厚さを面方向において連続的に変えることにより、発光部分の輝度が連続的に異なるように構成することができる。透明電極層14は、光学的に、発光の波長と干渉しない厚さであれば光を多く透過し、明るくなる。透明電極層14の厚さが最適値(発光の波長と干渉しない厚さであって、輝度が最も高くなる厚さ)からずれるほど、干渉により暗くなる。そこで、透明電極層14の厚さを最適値より厚く、又は薄くすることで、輝度のグラデーションを実現することができる。
発光層13から発せられた光について、透明電極層14の下面の反射光と透明電極層14の上面の反射光が干渉して打ち消し合うことで、透明電極層14で反射して取り出せない光が減少する。ここで、外部に取り出せる光の量は、透明電極層14の厚さによるが、(1)抵抗値の低下による発光層13の発光の量の増大、(2)透明電極層14の厚さが増加することによる透過率の低下、(3)透明電極層14の厚さが増加することによる干渉の変化、の三つが影響し合っている。干渉は光の波長に依存するため、取り出せる光の量が極大となる厚さは周期的に現れる。実際には、透明電極層11側にも発光するため、内部で複雑な光の伝搬が発生する。このように複数の効果が絡み合っているが、透明電極層14の膜厚を制御することで、取り出せる光を効果的に制御することができる。
図7(a)は、透明電極層14の厚さを、最適値から徐々に厚くすることによって、輝度が面方向において連続的に異なるように構成された面発光デバイス7aの断面を示す模式図である。透明電極層14の厚さが最適値の部分は最も明るく、透明電極層14の厚さが厚くなるほど暗くなる。なお、図3と同様の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。また、反射防止層16については図示していないが、図3と同様に、設けられていてもよい。
図7(b)は、透明電極層14の厚さを、最適値から徐々に薄くすることによって、輝度が面方向において連続的に異なるように構成された面発光デバイス7bの断面を示す模式図である。透明電極層14の厚さが最適値の部分は最も明るく、透明電極層14の厚さが薄くなるほど暗くなる。なお、図3と同様の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。また、反射防止層16については図示していないが、図3と同様に、設けられていてもよい。
図8に、厚さが連続的に異なる透明電極層14(ITO)を生成するためのスパッタリング装置20の構成を示す。スパッタリングは、真空中に不活性ガス(主にArガス)を導入しながら基板21とターゲット(成膜させる物質)22間に直流高電圧を印加し、イオン化した不活性ガスをターゲット22に衝突させて、はじき飛ばされたターゲット物質を基板21に成膜させる方法である。また、Arガスと共に微量のOガスやNガスを入れることにより、反応性スパッタリングを行うことができる。基板21を傾けることで、ターゲット22に近いほどITOの厚さは厚くなり、ターゲット22から遠いほどITOの厚さは薄くなる。なお、図8において、基板21には、ITOの形成前に既に形成されている層(フィルム基板10、透明電極層11、金属層12、発光層13等)が含まれる。
<B.発光層の厚さを変える>
面発光デバイス7の発光層13の厚さを面方向において連続的に変えることにより、発光部分の輝度が連続的に異なるように構成することができる。以下、発光層13として有機層を形成する場合を例にして説明する。有機層が厚いほど抵抗値が上がり、暗くなる。これにより、輝度のグラデーションを調整することができる。
図9に示すように、有機層の蒸発源30に可変絞り31を設けることで、基板32上に形成される有機層33の厚さを制御することができる。有機層33が厚い部分ほど暗く、有機層33が薄い部分ほど明るくなる。可変絞り31に代えて、複数の絞りが交換可能となっていてもよい。なお、基板32には、有機層33の形成前に既に形成されている層(フィルム基板10、透明電極層11、金属層12等)が含まれる。
また、図10(a)に示すように、4枚のパネル34,35,36,37の中央上部に有機層の蒸発源の絞り38を置いて有機層を蒸着させると、発光時には、図10(b)に示すように、中心部ほど暗く、中心から離れるほど明るくなる。具体的には、有機層が厚い部分ほど暗く、有機層が薄い部分ほど明るくなる。4枚のパネル34,35,36,37を図10(c)に示すように配置すれば、明るい部分と暗い部分とが連続的に変化した、間接照明のような効果を得られる。なお、図10(c)においては、黒色が濃いほど輝度が低いことを示している。
次に、図11を参照して、有機層の厚さを変える他の方法について説明する。
リニア蒸発源40は、有機材料を線状に蒸発させる長尺坩堝であり、複数の発生穴41が基板42の移動方向と垂直な方向に並んで構成されている。複数の発生穴41の並びの疎密の程度により、基板42上に形成される有機層の厚さに差(勾配)を付ける。具体的には、発生穴41が密な部分ほど有機層が厚くなり、暗くなる。一方、発生穴41が疎な部分ほど有機層が薄くなり、明るくなる。また、複数の発生穴41から蒸発させる有機材料の量を調整することとしてもよい。これらの方法により、有機層の厚さが面方向において連続的に異なるパネルを製造することができる。なお、基板42には、有機層の形成前に既に形成されている層(フィルム基板10、透明電極層11、金属層12等)が含まれる。
<C.レジストを形成する>
面発光デバイス7を形成する際に、発光層13を塗布する前、又は、発光層13を塗布した後にレジストパターンを印刷することにより、発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成することができる。レジストは透明絶縁体であればよく、フィルム基板10、封止層15と同じ樹脂の材質を用いてもよい。レジストを設けた部分は、他の部分より暗くなる。
図12(a)に示すように、印刷ローラ50により、部材51の上にレジストの微小ドットを印刷する。点状のレジスト領域が複数散在するように配置され、そのレジスト領域の密度を面方向において異ならせることで、輝度のグラデーションを実現する。なお、部材51には、フィルム基板10、透明電極層11、金属層12が含まれ、発光層13を塗布した後にレジストパターンを印刷する場合には、更に発光層13も含まれる。
図12(b)は、部材51におけるレジスト52の分布例である。図12(b)の上部ほどレジスト52の微小ドットの密度が高くなっている。すなわち、発光時には、上部ほど暗く、下部ほど明るくなる。
面発光デバイスに減光層を重ねた従来の方法では、光に変換されたエネルギーが無駄になるが、このレジストを形成する方法では、給電されない部分を設けるため、そのようなエネルギーの無駄がない。したがって、変換効率を犠牲にすることなく、輝度に差を付けることができる。
また、減光層を重ねた場合には、非点灯時にも濃淡が見えるおそれがあるが、レジストを形成する方法では、レジスト領域の面積、分布により、輝度のグラデーションを実現するため、非点灯時の濃淡の差は少ない。また、面発光デバイス7を介して壁が見える状態の場合でも、壁の色が変化する程度は少ない。
図13は、発光層13を塗布する前に、面方向において部分的にレジスト60を印刷した面発光デバイス7cの断面を示す模式図である。図14は、発光層13を塗布した後に、面方向において部分的にレジスト61を印刷した面発光デバイス7dの断面を示す模式図である。面発光デバイス7c,7dの面方向においてレジスト60,61の面積又は密度を変えることにより、発光領域・非発光領域を調整することができる。なお、図13及び図14において、図3と同様の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。また、反射防止層16については図示していないが、図3と同様に、設けられていてもよい。
<D.透明電極層を部分的に設ける>
面発光デバイス7を形成する際に、透明電極層14を面方向において部分的に設けるように、透明電極層14の印刷パターンを工夫する。透明電極層14が設けられた部分は発光するため明るく、透明電極層14が設けられなかった部分は暗くなる。
図15は、透明電極層14が面方向において部分的に設けられた面発光デバイス7eの断面を示す模式図である。面発光デバイス7eの面方向において透明電極層14の面積又は密度を変えることにより、発光領域・非発光領域を調整することができ、発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成することができる。なお、図3と同様の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。また、反射防止層16については図示していないが、図3と同様に、設けられていてもよい。
この方法では、消灯時の見栄えに重要な透明度を変化させることなく、点灯時の輝度に差を設けることができる。また、この方法では、給電されない部分を設けるため、エネルギーの無駄がない。
<E.発光層塗布後に有機ポリマーを印刷>
次に、発光層13を塗布した後に、有機ポリマーを面方向において部分的に印刷する方法について説明する。
図16は、発光層13を塗布した後に、有機ポリマー62を面方向において部分的に印刷した面発光デバイス7fの断面を示す模式図である。面発光デバイス7fの面方向において有機ポリマー62の面積又は密度を変えることにより、発光領域・非発光領域を調整することができ、発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成することができる。なお、図16において、図3と同様の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。また、反射防止層16については図示していないが、図3と同様に、設けられていてもよい。
有機ポリマー62と透明電極層14との電気抵抗の差により、有機ポリマー62が印刷された部分は、他の部分より輝度が低下する。有機ポリマー62は透明であればよく、フィルム基板10、封止層15と同じ樹脂の材質を用いてもよい。
例えば、透明電極層14としてITOを用いた場合、表面比抵抗は10Ω/□程度であるが、有機ポリマー62は1000Ω/□程度であるため、半径数mmの円形で有機ポリマー62を印刷すると、その円の部分は数十%程度輝度が低下する。これにより、グラデーションのレベルを細かく設定することができる。
有機ポリマー62を部分的に印刷する方法に、透明電極層14を部分的に設ける方法(上記Dの方法)、発光層13を塗布する前後にレジストパターンを印刷する方法(上記Cの方法)を適宜組み合わせることで、更に、グラデーションのレベルを細かく設定することができる。
<F.紫外線照射>
次に、紫外線を照射する方法について説明する。
有機ELに用いられる有機色素は、通常、金属元素を中心に置く錯体であり、これらの元素間の結合は強い紫外線照射のエネルギーにより破壊される。有機色素は通常は紫外線照射により、発光機能を失ってしまう。そこで、紫外線を面発光デバイス7の平面上に選択的に照射することで、輝度を異ならせることができ、紫外線照射部分が暗くなる。
図17(a)に示すように、OLED(Organic Light Emitting Diode)からなる面発光デバイス7gに、透過パターンに疎密(単位面積当たりの透過面積の比率)の差があるマスク70を当てて、紫外線ランプ71により紫外線を照射する。紫外線が照射された部分の有機層は発光機能が劣化し、通電時の輝度が落ちる。
図17(a)のマスク70において、紫外線の透過穴が右側ほど密であって、左側ほど疎である場合には、図17(b)に示すように、面発光デバイス7gの発光時に輝度差が生じ、右側ほど暗く、左側ほど明るくなる。このように、面発光デバイス7gの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成することができる。なお、図17(b)においては、黒色が濃いほど輝度が低いことを示している。
また、紫外線の照射による更なる発光機能の劣化を防ぐために、必要に応じて面発光デバイス7gにUV(UltraViolet)フィルタ72を貼合することとしてもよい。
<G.レーザーアブレーション>
次に、レーザーアブレーションについて説明する。レーザーアブレーションとは、強力なレーザー光を固体に照射した際に、表面から原子、分子、クラスターが蒸発して固体表面が削り取られる現象をいう。この現象を利用し、透明電極層(ITO)11,14や金属層12を蒸発させて、リークやショートを起こすことなく、発光しない領域を作ることができる。
図18(a)に示すように、面発光デバイス7hに対して、レーザー発生源80を移動させてレーザー光を照射し、表面を切削して、非発光部分81を形成する。あるいは、ミラーを介してレーザー光を照射することとしてもよい。面発光デバイス7hの面方向において非発光部分81の面積又は密度を変えることにより、発光領域・非発光領域を調整することができ、発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成することができる。レーザーアブレーションにより、面発光デバイス7hの透明電極層11,14や金属層12が蒸発した非発光部分81が密であるほど点灯時に暗くなり、非発光部分81が疎であるほど点灯時に明るくなる。図18(a)に示すように、非発光部分81が右側ほど密であって、左側ほど疎である場合には、図18(b)に示すように、面発光デバイス7hの発光時に輝度差が生じ、右側ほど暗く、左側ほど明るくなる。なお、図18(b)においては、黒色が濃いほど輝度が低いことを示している。
図19は、レーザーアブレーションにより、非導電部分82,83が形成された面発光デバイス7hの断面を示す模式図である。なお、図19において、図3と同様の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。また、反射防止層16については図示していないが、図3と同様に、設けられていてもよい。非導電部分82,83は、透明電極層11,14や金属層12が蒸発した部分である。
F.紫外線照射、G.レーザーアブレーションのような手段は、シート状照明装置の製造の後段、あるいは製造後においても、実施することができる。したがって、シート状照明装置の設置後の輝度の微調整等にも用いることができるため、便利である。
また、発光機能は、加熱あるいは押圧によっても劣化させることができるが、加熱すると樹脂部分までも変質、変形、変色する恐れがある。押圧すると、透明電極同士が接触し、ショートする恐れがあり、また変質、変形、変色する恐れがある。
そのため、以上に述べた手段は、外観に変化をもたらさず、そのため不使用時に目立つこともなく、しかも設置後の輝度の調整にも使えるという自由度があるため、便利な手段である。
<H.透明電極層に補助電極を設ける>
次に、図20に示すように、透明電極層14に電気的に接触させた状態で、補助電極としての銅グリッド90を面方向において部分的に設けた場合について説明する。銅グリッド90は、例えば、膜厚10μmの銅箔をフォトリソグラフィにより、ライン幅50μm、グリッド間隔5mmのグリッドに加工したものであり、シート抵抗換算で約0.23Ω/□である。透明電極層14としては、例えば、表面比抵抗15Ω/□のITOを用いる。銅グリッド90は、図20において上端から給電される。また、銅グリッド90は、例えば、全体で15cm×15cmのサイズのものを使用し、透明電極層14は、30cm×15cmのサイズのものを使用することができる。
図21は、透明電極層14の一部に銅グリッド90が重ねられて構成された面発光デバイス7iの断面を示す模式図である。銅グリッド90は、図21において左側から給電される。透明電極層14に銅グリッド90が重なった領域は、透明電極層14と銅グリッド90とが電気的に接触しているため、略均一に発光し、銅グリッド90が重なっていない透明電極層14のみの領域は、銅グリッド90が重ねられた部分から離れるにつれて徐々に暗くなる。このようにして、面発光デバイス7iの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成することができる。
図22(a)及び(b)に、補助電極を用いた他の例を示す。図22(a)に示すように、透明電極層14に銅グリッド91を重ねる位置によって、輝度のグラデーションを調整することができる。銅グリッド91は、図22(a)において左右端から給電される。図22(b)は、図22(a)に示した透明電極層14及び銅グリッド91を内部に含んで構成された面発光デバイス7jの輝度の状態を示す図である。銅グリッド91が重ねられた部分は明るく、銅グリッド91が重ねられた部分から離れるにつれて徐々に暗くなる。このように、一方向に、暗い部分から連続的に明るくなり、そして連続的に暗くなるという、図22(b)において上下非対称なグラデーションを実現することができる。また、複数の補助電極を組み合わせることで、照明として自然なグラデーションを実現することができる。
<I.銀ナノワイヤを含む導電ポリマー層を設ける>
図23は、銀ナノワイヤを含む導電ポリマー層100を設けた面発光デバイス7kの断面を示す模式図である。銀ナノワイヤを含む導電ポリマー層100の厚さは、銀ナノワイヤを含む導電ポリマー層100を形成するための印刷手段等で制御する。銀ナノワイヤを含む導電ポリマー層100が厚くなると、光の透過率が落ちて暗くなる。また、光の干渉によっても暗くなる。銀ナノワイヤを含む導電ポリマー層100の厚さが最適値(発光の波長と干渉しない厚さであって、輝度が最も高くなる厚さ)の部分は最も明るく、銀ナノワイヤを含む導電ポリマー層100の厚さが厚くなるほど暗くなる。なお、図3と同様の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。また、反射防止層16については図示していないが、図3と同様に、設けられていてもよい。
なお、銀ナノワイヤを含む導電ポリマー層100が厚くなっても非点灯時の透明度への影響は少なく、非点灯時に黒ずんで見栄えが悪いということはない。また、光が散乱するので、面発光デバイス7kを通して見える壁面の模様はぼやけるが、見た目の印象を落とすほどではない。
図24に、銀ナノワイヤを含む導電ポリマー層100の断面を模式的に示す。銀ナノワイヤを含む導電ポリマー層100は、銀ナノワイヤ100aが導電ポリマー100b内に含まれて構成されている。
銀ナノワイヤ100aは、nmレベルの銀の繊維状構造体である。銀ナノワイヤ100aは、銀の微小な針をまばらに重なり合うように敷き詰めたように見える。銀ナノワイヤ100aは、電気抵抗がITOに比べて極めて低いため、効果的に用いることで、発光する光の量を増やすことができる。銀ナノワイヤ100a自体は単純な金属であるため、当然、厚く塗るほど、また、導電ポリマー100b内での含有率を増やすほど、透過率は落ちる。導電ポリマー100b自体もその組成により一定の透過率と抵抗値を持ち、また、導電ポリマー100bの厚さによる光の干渉もあるため、外部に取り出せる光の量を最大化する検討は、ITOよりも複雑になる。
製造時に、銀ナノワイヤ100aの分散液を基板に塗布することでランダムな網目状となる。この低抵抗な銀のパスを使って電気が運ばれる。
銀ナノワイヤ100aの量が増えると開口率が低下して、透過率が下がる。また、銀ナノワイヤを含む導電ポリマー層100については、膜厚による干渉効果で膜厚により透過率が変化するが、導電ポリマー100b自身に吸収があるので、銀ナノワイヤ100aの量が増えるとその影響で透過率が低下する。
なお、銀ナノワイヤ100aに限らず、他の金属ナノワイヤを用いることとしてもよい。金属ナノワイヤとは、金属元素を主要な構成要素とする繊維状構造体のことをいう。特に、原子スケールからnmサイズの短径を有する多数の繊維状構造体を意味する。
金属ナノワイヤとしては、一つの金属ナノワイヤで長い導電パスを形成するために、平均長さが3μm以上であることが好ましく、更には3〜500μmであることが好ましく、特に3〜300μmであることが好ましい。併せて、長さの相対標準偏差は40%以下であることが好ましい。
また、平均短径には特に制限はないが、透明性の観点からは小さいことが好ましく、一方で、導電性の観点からは大きい方が好ましい。金属ナノワイヤの平均短径として10〜300nmが好ましく、30〜200nmであることがより好ましい。併せて、短径の相対標準偏差は20%以下であることが好ましい。
金属ナノワイヤに用いられる金属としては銅、鉄、コバルト、金、銀等を用いることができるが、導電性の観点から銀が好ましい。また、金属は単一で用いてもよいが、導電性と安定性(金属ナノワイヤの硫化や酸化耐性、及びマイグレーション耐性)を両立するために、主成分となる金属と1種類以上の他の金属を任意の割合で含んでもよい。
金属ナノワイヤの製造方法には特に制限はなく、液相法や気相法等の公知の手段を用いることができる。例えば、銀ナノワイヤの製造方法としては、Adv.Mater.,2002,14,833〜837;Chem.Mater.,2002,14,4736〜4745、金ナノワイヤの製造方法としては特開2006−233252号公報等、銅ナノワイヤの製造方法としては特開2002−266007号公報等、コバルトナノワイヤの製造方法としては特開2004−149871号公報等を参考にすることができる。特に、上述した銀ナノワイヤの製造方法は、水溶液中で簡便に銀ナノワイヤを製造することができ、また銀の導電率は金属中で最大であることから、好ましい。
<J.色味の調整>
透明電極層に補助電極を設ける方法(上記Hの方法)、銀ナノワイヤを含む導電ポリマー層を設ける方法(上記Iの方法)のように、電極の抵抗値の変化により輝度を面方向において連続的に異ならせる方法では、有機ELの特性上、輝度の違いで色味が変化することがある。これは、白色を作るため複数の発光層が設けられているが、それぞれの層の電圧−輝度特性が微妙に異なるためである。
一般的に、図25(a)に示すように、暗いほど赤みが強く(色温度が低く)、明るいほど青みが強く(色温度が高く)なる方が人間にとって自然であり、望ましく感じるとされている(クルイトフカーブ)。一方、図25(b)に示すように、暗いほど青みが強く(色温度が高く)、明るいほど赤みが強く(色温度が低く)なると、人間にとって不快に感じる。
したがって、輝度分布と色温度の関係が、輝度が低いほど色温度が低くなるような色味の変化を伴うグラデーションを実現することができる発光層の組み合わせが望ましい。これにより、ユーザの快適性が向上する。色と輝度の関係は、有機色素の選択や、層設計(層の厚さや重ねる順番)によって、変更することができる。
ここで、図26(a)〜(c)を参照して、電圧で色味が変化する発光層13に対する制御方法について説明する。図26(a)に示すように、面発光デバイスにおいて、透明電極層14の上に銅グリッド101,102が設けられており、銅グリッド101,102の端部には、給電点103,104が設けられている。透明電極層11、金属層12、発光層13及び透明電極層14については、図3における説明と同様であるため、説明を省略する。
図26(b)に、銅グリッド101の給電点103に対する電圧制御例を示し、図26(c)に、銅グリッド102の給電点104に対する電圧制御例を示す。このように、PWM(Pulse Width Modulation)/VVVF(Variable Voltage Variable Frequency)制御により、輝度と色味を変えることができる。同一平面内に複数の給電点103,104を設けることにより、同一平面内で色を変化させる等の制御が可能となる。
また、同一平面内で色を異ならせずに、輝度を異ならせる制御も図26(b)(c)に与える波形を変化することで可能となる。給電点の位置、個数は図26(a)に限定されず、その組み合わせにて、より複雑な制御も可能となる。
<K.輝度ムラの補正>
一般に、面発光デバイスにおいては、電気抵抗により、給電部分から遠ざかるほど暗くなる。
図27に、四辺の枠に不透明電極が設けられた面発光デバイスにおける通常の点灯時の輝度分布を示す。なお、図27においては、黒色が濃いほど輝度が低いことを示している。四辺の電極から遠いほど暗く、四隅が明るくなってしまう。これは、不透明電極(銅やアルミニウム等の良導体)から透明電極層(インジウム等を用いた抵抗値の高い物質)に電気を供給するために起こる現象である。
そこで、図28(a)に示すように、面発光デバイスを製造する際に、中央部と比較して四隅の方が輝度が落ちるような構成とする(輝度ムラの補正)。輝度ムラの補正とは、各エリアの輝度をある値の範囲内に揃えることをいう。図28(a)において、黒色が濃いほど輝度が低くなる構成であることを示している。輝度の調整方法は、上記A〜Jの方法を単独で用いるか、あるいは適宜組み合わせればよい。これにより、図28(b)に示すように、点灯時には、輝度ムラのないフラットな平面光源が得られる。
更に、図29(a)に示すように、中央部と比較して四隅の方が輝度が落ちるような輝度ムラの補正手段と、上部ほど明るく、下部に向かうほど暗くなるようなグラデーションの実現手段と、を組み合わせる場合について説明する。図29(a)において、黒色が濃いほど輝度が低くなる構成であることを示している。輝度の調整方法は、上記A〜Jの方法を単独で用いるか、あるいは適宜組み合わせればよい。また、輝度ムラの補正手段と、グラデーションの実現手段のそれぞれについて、異なる方法を用いてもよい(例えば、輝度ムラの補正手段は上記Bの方法、グラデーションの実現手段は上記Cの方法を用いる等)。これにより、図29(b)に示すように、点灯時には、輝度ムラを補正しつつ、間接照明のような自然なグラデーションを得ることができる。なお、図29(b)においては、黒色が濃いほど輝度が低いことを示している。
以上説明したように、本実施の形態におけるシート状照明装置1によれば、透明であるため、不使用時に目立つことがない。また、透明で可撓性を有するため、設置に自由度があり、インテリアの妨げとなることがない。また、面発光デバイス7の発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成されているので、グラデーション効果を生じさせることができる。
このように、シート状照明装置1は、間接照明のような照明効果があるが、実際は直接照明であるため、エネルギーの無駄がない。
また、間接照明のような効果が得られることで、照明にメリハリができるという効果がある。そのため、天井に面光源を採用した場合であっても、曇天のようには感じられず、快活感があり、陰気くさくない照明を演出することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係るシート状照明装置の例であり、これに限定されるものではない。シート状照明装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 シート状照明装置
7 面発光デバイス
7a 面発光デバイス
7b 面発光デバイス
7c 面発光デバイス
7d 面発光デバイス
7e 面発光デバイス
7f 面発光デバイス
7g 面発光デバイス
7h 面発光デバイス
7i 面発光デバイス
7j 面発光デバイス
7k 面発光デバイス
8 給電装置
9 給電ケーブル
10 フィルム基板
11 透明電極層
12 金属層
13 発光層
14 透明電極層
15 封止層
16 反射防止層
60 レジスト
61 レジスト
62 有機ポリマー
82,83 非導電部分
90 銅グリッド
91 銅グリッド
100 銀ナノワイヤを含む導電ポリマー層
100a 銀ナノワイヤ
100b 導電ポリマー

Claims (13)

  1. 透明で可撓性を有する面発光デバイスと、当該面発光デバイスに給電する給電手段と、を備え、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成されているシート状照明装置であって、
    前記面発光デバイスが、第1の透明電極層と第2の透明電極層との間に発光層が介在された積層構造を有し、
    前記第1の透明電極層及び前記第2の透明電極層のうちいずれか一方の透明電極層の厚さが面方向において連続的に異なっているシート状照明装置。
  2. 透明で可撓性を有する面発光デバイスと、当該面発光デバイスに給電する給電手段と、を備え、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成されているシート状照明装置であって、
    前記面発光デバイスが、第1の透明電極層と第2の透明電極層との間に発光層が介在された積層構造を有し、
    前記発光層の厚さが面方向において連続的に異なっているシート状照明装置。
  3. 透明で可撓性を有する面発光デバイスと、当該面発光デバイスに給電する給電手段と、を備え、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成されているシート状照明装置であって、
    前記面発光デバイスが、第1の透明電極層と第2の透明電極層との間に発光層が介在された積層構造を有し、
    前記第1の透明電極層及び前記第2の透明電極層のうちいずれか一方の透明電極層、又は、前記発光層に、レジストの微小ドットが複数配置され、複数の前記微小ドットの密度が面方向において連続的に異なっているシート状照明装置。
  4. 透明で可撓性を有する面発光デバイスと、当該面発光デバイスに給電する給電手段と、を備え、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成されているシート状照明装置であって、
    前記面発光デバイスが、第1の透明電極層と第2の透明電極層との間に発光層が介在された積層構造を有し、
    前記第1の透明電極層及び前記第2の透明電極層のうちいずれか一方の透明電極層は、面方向において部分的に設けられているシート状照明装置。
  5. 透明で可撓性を有する面発光デバイスと、当該面発光デバイスに給電する給電手段と、を備え、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成されているシート状照明装置であって、
    前記面発光デバイスが、第1の透明電極層と第2の透明電極層との間に発光層が介在された積層構造を有し、
    前記面発光デバイスは、紫外線の照射により、面方向において発光機能に疎密の差が生じた部分を有するシート状照明装置。
  6. 透明で可撓性を有する面発光デバイスと、当該面発光デバイスに給電する給電手段と、を備え、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成されているシート状照明装置であって、
    前記面発光デバイスが、第1の透明電極層と第2の透明電極層との間に発光層が介在された積層構造を有し、
    前記面発光デバイスの表面は、レーザー光の照射によって切削されることにより、面方向において非発光部分の面積又は密度が連続的に異なっているシート状照明装置。
  7. 透明で可撓性を有する面発光デバイスと、当該面発光デバイスに給電する給電手段と、を備え、前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が面方向において連続的に異なるように構成されているシート状照明装置であって、
    前記面発光デバイスが、第1の透明電極層と第2の透明電極層との間に発光層が介在された積層構造を有し、
    前記第1の透明電極層又は前記第2の透明電極層に電気的に接触された状態で、金属グリッドからなる補助電極が面方向において部分的に設けられているシート状照明装置。
  8. 前記面発光デバイスは有機EL素子である、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載のシート状照明装置。
  9. 前記第1の透明電極層及び前記第2の透明電極層のうち、前記面発光デバイスが設置される壁側の透明電極層と前記発光層との間に金属層が設けられている、
    請求項のいずれか一項に記載のシート状照明装置。
  10. 前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの発光部分の輝度が低いほど発光色の色温度が低くなるように構成されている、
    請求項1〜のいずれか一項に記載のシート状照明装置。
  11. 前記給電手段は、複数の給電点を有し、当該複数の給電点のそれぞれに対して異なる電圧又は波形で給電を行う、
    請求項1〜10のいずれか一項に記載のシート状照明装置。
  12. 前記面発光デバイスは、当該面発光デバイスの輝度ムラを補正するように構成されている、
    請求項1〜11のいずれか一項に記載のシート状照明装置。
  13. 前記面発光デバイスのいずれか一方の面に反射防止処理が施されている、
    請求項1〜12のいずれか一項に記載のシート状照明装置。
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