JP5482795B2 - 通信方法、通信システム、送信装置、受信装置 - Google Patents
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Description
この通信方法は、第1通信装置が、第2通信装置へ複数のパケットを新規送信する第1ステップと、
第2通信装置が、前記複数のパケットの新規受信時の受信結果に基づいて第1識別情報を特定し、前記第1識別情報を第1通信装置へ送信する第2ステップと、
第1通信装置が、前記第1識別情報に基づいて、第2通信装置における新規受信時の受信成功パケットによって復号可能な符号化方法を決定し、決定した前記符号化方法で前記複数のパケットを符号化し、符号化パケットを第2通信装置へ再送信する第3ステップと、
第2通信装置が、前記符号化パケットを新規受信時の受信成功パケットによって復号し、新規受信時の受信誤りパケットを再生する第4ステップと、
を備え、
前記符号化パケットの数は、第2通信装置における新規受信時の受信誤りパケットの数と同一であり、
前記第3ステップは、
第1通信装置が、前記複数のパケットの内の単一のパケットにより、又は2以上のパケットをビット単位で加算して1個の符号化パケットを生成するとともに、前記複数のパケットの各々がいずれかの符号化パケットとなる、又はいずれかの符号化パケットを生成するときの加算対象となるようにすべての符号化パケットを生成する。
図1は、本実施形態の無線通信システムを示す図である。図1に示すように、本実施形態の無線通信システムには、基地局(BS:Base Station)と、無線基地局のサービスエリア内に存在する移動局(MS:Mobile Station)とが含まれる。本実施形態では、基地局から移動局に対し、複数のパケットを送信する場合を例として説明する。
次に、符号化パケットの生成について図2を参照して説明する。図2は、本実施形態における符号化パケットの生成を説明するための図である。
図2において、基地局から移動局に対する新規送信時の複数のパケット(N個のパケット)としてP1,P2,…,PNを想定する。新規送信時には、この複数のパケットに対して誤り検出のためのCRC(Cyclic Redundancy Check)コードが付加され(+CRC)、FEC(Forward Error Correction)符号化(FEC)が行われて移動局へ送信される。再送時には、移動局から受信インデックスR_IDXがフィードバックされ、この受信インデックスに応じて符号化方法が選択される。
次に、本実施形態の無線通信システムにおける基地局(送信装置)及び移動局(受信装置)の構成について、図3及び図4を参照して説明する。図3は、移動局の内部構成の要部を示すブロック図である。図4は、基地局の内部構成の要部を示すブロック図である。
図3に示すように、移動局は、受信機31、信号分離部32、FEC復号部33、パケット復号部34、誤り検出部35、バッファ36、再送制御部37、制御信号生成部38、送信機39を備える。
(Orthogonal Frequency Division Multiple)通信方式を採る場合には、この信号分離部32においてFFT処理により各サブキャリアのシンボル列が生成される。そして、所定のサブキャリアに挿入されているデータ信号、制御信号を分離することが行われる。
信号分離部32により得られたデータ信号は、復調された後、FEC復号部33へ出力される。信号分離部32により得られた制御信号は、復調された後、再送制御部37へ出力される。
誤り検出部35は、パケットに付加されているCRCビットを用いて、誤り検出を行う。誤り検出部35では、誤り検出結果として、パケット単位でのACK信号(受信成功)又はNACK信号(受信誤り)を再送制御部37へ出力する。受信成功パケットは、上位のレイヤーへ出力されるとともに、バッファ36に格納される。
また、この無線通信システムにおいて、移動局と基地局との間では、複数のパケットの各々の受信成功又は受信誤りの組合せごとに予め固有の受信インデックス(識別情報)が対応付けられている。そして、再送制御部37は、誤り検出部35における各パケットの誤り検出結果に基づいて受信インデックスを特定する。この受信インデックスR_IDXは、制御信号生成部38により制御信号に多重化され、送信機39により基地局へ送信される。
図4に示すように、受信機11、制御信号抽出部12、再送制御部13、バッファ14、CRC付与部15、FEC符号化部16、信号多重化部17、送信機18を備える。
再送制御部13は、パケット再送時に、制御信号抽出部12からの受信インデックスに基づいて、複数設けられる符号化方法の中のいずれかを選択する。さらに、再送制御部13は、選択した符号化方法に従い、バッファ14内の複数のパケットから符号化パケットを生成する。このとき、再送制御部13は、バッファ14内の送信対象の複数のパケットの内、移動局における新規受信時の受信成功パケットによって復号可能な符号化方法を決定し、決定した符号化方法で送信対象の複数のパケットを符号化する。この符号化処理については、後に詳しく説明する。
次に、再送時のパケットの符号化処理と復号処理に関し、送信対象のパケット数が4である場合を例に、図5及び図6を参照して具体的に説明する。図5は、4個のパケットで想定される複数の誤りパターン(組合せ)と、各誤りパターンに対応する受信インデックスR_IDXとの関係を示す図である。図6は、受信インデックスR_IDXに応じて基地局で適用される符号化方法(符号化行列)との対応関係を示す図である。
なお、以下で説明する演算は、すべてビット演算(MOD2演算)である。
ここで再度図3を参照すると、移動局の再送制御部37は、誤り検出部35から与えられる各パケットの受信状態(ACK又はNACK)に基づいて、図5に示す対応関係を参照して受信インデックスR_IDXを決定し、受信インデックスを基地局へフィードバックする。
この場合、移動局から基地局に対して受信インデックスR_IDXとして「0」がフィードバックされる。これにより、基地局は、すべてのパケットが受信成功であることを認識し、パケットの再送を行わない。
このとき、図5に示すように、4個のパケットの内いずれのパケットが受信誤りであった場合でも、移動局から基地局に対し、受信インデックスR_IDXとして「1」がフィードバックされる。そして、図6に示すように、基地局は、フィードバックされた受信インデックスに対応する符号化行列G1,0を選択して、符号化パケットを生成する。
具体的には、選択される符号化行列G1,0は、以下の式(2)に示すものであるため、符号化パケットをR1とすると、R1は式(3)に示すとおりとなる。この1個の符号化パケットR1が再送パケットとして移動局へ送信される。ここでR1やP1、P2、P3、P4などは、数式(1)と同様にn番目のビットを表すが、以下の説明では全てのビットで同様の処理として説明するため、因数のnを省略して記載する。
この場合、移動局から基地局に対し、受信インデックスR_IDXとして「2」又は「3」がフィードバックされる。そして、基地局は、フィードバックされた受信インデックスに対応する符号化行列G2,0又はG2,1を選択して、符号化パケットを生成する。
誤りパターンが「5」である場合、図5及び図6に示すように、基地局へフィードバックされる受信インデックスR_IDXは「2」であり、基地局では符号化行列G2,0が選択される。このとき、移動局へ再送される2個の符号化パケットR1,R2は、式(5)に示すとおりとなる。
誤りパターンが「7」である場合、図5及び図6に示すように、基地局へフィードバックされる受信インデックスR_IDXは「2」であり、基地局では符号化行列G2,0が選択される。このとき、2個の符号化パケットR1,R2(式(5))から既知の受信成功パケット(2個のパケットP2,P3)をキャンセルすると、式(7)に示すように、キャンセル後の符号化パケットR1’,R2’が得られる。
誤りパターンが「8」である場合、図5及び図6に示すように、基地局へフィードバックされる受信インデックスR_IDXは「2」であり、基地局では符号化行列G2,0が選択される。このとき、2個の符号化パケットR1,R2(式(5))から既知の受信成功パケット(2個のパケットP1,P4)をキャンセルすると、式(8)に示すように、キャンセル後の符号化パケットR1’,R2’が得られる。
誤りパターンが「10」である場合、図5及び図6に示すように、基地局へフィードバックされる受信インデックスR_IDXは「2」であり、基地局では符号化行列G2,0が選択される。このとき、2個の符号化パケットR1,R2(式(5))から既知の受信成功パケット(2個のパケットP1,P2)をキャンセルすると、式(9)に示すように、キャンセル後の符号化パケットR1’,R2’が得られる。
誤りパターンが「6」である場合、図5及び図6に示すように、基地局へフィードバックされる受信インデックスR_IDXは「3」であり、基地局では符号化行列G2,1が選択される。このとき、移動局へ再送される2個の符号化パケットR1,R2は、式(10)のとおりとなる。
誤りパターン「6」の場合において、仮に、符号化行列をG2,1でなくG2,0を選択したとすれば、式(5)に基づき符号化パケットR1’,R2’は以下の式(12)のとおりとなる。この式(12)から明らかなように、仮に符号化行列G2,1を選択したとすれば、パケットP1,P3を一意に定めることができない。これは、式(12)の右辺における行列が逆行列を有さないためである。よって、誤りパターン「6」の場合には、符号化パケットから受信成功パケットをキャンセルした後に得られる行列が逆行列を持つように、G2,0とは別の符号化行列G2,1が設定されている。
誤りパターンが「9」である場合、図5及び図6に示すように、基地局へフィードバックされる受信インデックスR_IDXは「3」であり、基地局では符号化行列G2,1が選択される。このとき、2個の符号化パケットR1,R2(式(10))から既知の受信成功パケット(2個のパケットP1,P3)をキャンセルすると、式(13)に示すように、キャンセル後の符号化パケットR1’,R2’が得られる。式(13)からパケットP2,P4が再生(復号)される。
この場合、図5及び図6に示すように、移動局から基地局に対し、受信インデックスR_IDXとして「4」がフィードバックされる。そして、基地局は、フィードバックされた受信インデックスに対応する符号化行列G3,0を選択して、誤り数と同数の3個の符号化パケットを生成する。この符号化パケットは、以下の式(16)のとおりである。
誤りパターンが「11」である場合、基地局から送信される符号化パケットから1個の受信成功パケットP4をキャンセル(減算)すると、キャンセル後の符号化パケットR1’,R2’,R3’は、式(17)のとおりとなる。式(17)の右辺に示す行列の行列式(determinant)は、式(18)のとおり「0」ではない。よって、式(17)からパケットP1,P2,P3が再生(復号)されうる。
誤りパターンが「12」である場合、基地局から送信される符号化パケットから1個の受信成功パケットP3をキャンセル(減算)すると、キャンセル後の符号化パケットR1’,R2’,R3’は、式(19)のとおりとなる。式(19)の右辺に示す行列の行列式(determinant)は、式(20)のとおり「0」ではない。よって、式(19)からパケットP1,P2,P4が再生(復号)されうる。
誤りパターンが「13」である場合、基地局から送信される符号化パケットから1個の受信成功パケットP2をキャンセル(減算)すると、キャンセル後の符号化パケットR1’,R2’,R3’は、式(21)のとおりとなる。式(21)の右辺に示す行列の行列式(determinant)は、式(22)のとおり「0」ではない。よって、式(21)からパケットP1,P3,P4が再生(復号)されうる。
誤りパターンが「14」である場合、基地局から送信される符号化パケットから1個の受信成功パケットP1をキャンセル(減算)すると、キャンセル後の符号化パケットR1’,R2’,R3’は、式(23)のとおりとなる。式(23)に示す行列の行列式(determinant)は、式(24)のとおり「0」ではない。よって、式(23)からパケットP2,P3,P4が再生(復号)されうる。
この場合、図5及び図6に示すように、移動局から基地局に対し、受信インデックスR_IDXとして「5」がフィードバックされる。そして、基地局は、フィードバックされた受信インデックスに対応する符号化行列G4,0を選択する。この符号化行列G4,0は4×4の単位行列であって、4個のパケットP1〜P4をすべて再送することと等価である。
次に、基地局から移動局へ複数のパケットを送信するときの動作について、図7を参照して説明する。図7は、基地局から移動局へ複数のパケットの送信動作を示すフロー図である。なお、この動作説明では、適宜、図3及び図4に示す各部位が参照される。
上記(4)では、再送時のパケットの符号化処理と復号処理に関し、送信対象のパケット数が4である場合を例にして具体的に説明したが、任意のパケット数に対して適切に符号化行列を設定することができる。以下では、簡便な方法で、任意のパケット数に対する符号化行列の設定方法について説明する。
この設定方法では、送信対象のパケット数をNとしたときに、N個のパケットの内の受信誤り数M(M:1〜N−1)の各々に対する符号化行列を、以下のステップに従って順に算出していく。
特定の誤り数Mに対するM×Nの符号化行列の成分を0又は1の乱数により生成し、符号化行列を生成する。
・ステップB
N個のパケットのうちM個の受信誤りが生ずる場合、誤りパターンはNCM個存在する。このNCM個の誤りパターンの各々に対し、ステップ1で生成した符号化行列に基づく符号化パケット(再送パケット)から受信誤りパケットが再生(復号)可能かを確認する。
具体的には、ステップ1で生成した符号化行列の列のうち、符号化処理において受信誤りパケットに乗算される係数列に対応する列をM個残した縮退行列(M×Mの正方行列)を生成する。この縮退行列の行列式が0でない場合には、その誤りパターンに対する再送パケットから受信誤りパケットを再生(復号)することが可能である。
・ステップC
NCM個の誤りパターンの内、ステップ2で再生できない受信誤りパケットがP個存在した場合、乱数により新たな符号化行列を生成し、そのP個の受信誤りパケットに対して、再生可能な誤りパターンと再生不可能な誤りパターンとに分類する。
NCM個のすべての誤りパターンについて再生可能となるまで、乱数により新たな符号化行列を生成する。すなわち、NCM個のすべての誤りパターンについて再生可能となるまで、符号化行列の数を増加させていく。
ここで、符号化方法を適切に設定すれば、送信対象のパケット数よりも上記識別情報(受信インデックス)の数(すなわち、符号化方法の数)を少なくでき、基地局へのフィードバック情報量が低減されることは既に述べたとおりである。
MS…移動局(第2通信装置、受信装置)、31…受信機、32…信号分離部、33…FEC復号部、34…パケット復号部、35…誤り検出部、36…バッファ、37…再送制御部、38…制御信号生成部、39…送信機
Claims (7)
- 第1通信装置から第2通信装置へ複数のパケットを送信するときの通信方法であって、
第2通信装置における各パケットの受信結果の組合せごとに予め、前記複数のパケットの数より少ない数の識別情報が対応付けられており、
前記通信方法は、
第1通信装置が、第2通信装置へ複数のパケットを新規送信する第1ステップと、
第2通信装置が、前記複数のパケットの新規受信時の受信結果に基づいて第1識別情報を特定し、前記第1識別情報を第1通信装置へ送信する第2ステップと、
第1通信装置が、前記第1識別情報に基づいて、第2通信装置における新規受信時の受信成功パケットによって復号可能な符号化方法を決定し、決定した前記符号化方法で前記複数のパケットを符号化し、符号化パケットを第2通信装置へ再送信する第3ステップと、
第2通信装置が、前記符号化パケットを新規受信時の受信成功パケットによって復号し、新規受信時の受信誤りパケットを再生する第4ステップと、
を備え、
前記符号化パケットの数は、第2通信装置における新規受信時の受信誤りパケットの数と同一であり、
前記第3ステップでは、
第1通信装置が、前記複数のパケットの内の単一のパケットにより、又は2以上のパケットをビット単位で加算して1個の符号化パケットを生成するとともに、前記複数のパケットの各々がいずれかの符号化パケットとなる、又はいずれかの符号化パケットを生成するときの加算対象となるようにすべての符号化パケットを生成する、通信方法。 - 前記第4ステップは、
第2通信装置が、前記符号化パケットから新規受信時の受信成功パケットをビット単位で減算することにより、前記符号化パケットを復号するステップを含む、
請求項1に記載された通信方法。 - 第1通信装置と第2通信装置を備え、第1通信装置から第2通信装置へ複数のパケットが送信される通信システムであって、
第2通信装置における各パケットの受信結果の組合せごとに予め、前記複数のパケットの数より少ない数の識別情報が対応付けられており、
第1通信装置は、
第2通信装置へ複数のパケットを新規送信する第1送信部と、
第2通信装置から前記識別情報を受信する第1受信部と、
第2通信装置から受信する識別情報に基づき、第2通信装置における新規受信時の受信成功パケットによって復号可能な符号化方法を決定し、決定した前記符号化方法で前記複数のパケットを符号化して符号化パケットを生成するパケット符号化部と、
前記符号化パケットを第2通信装置へ再送信する第2送信部と、
を有し、
第2通信装置は、
第1通信装置から複数のパケットを新規受信する第2受信部と、
前記複数のパケットの受信結果に基づいて第1識別情報を特定する情報特定部と、
前記第1識別情報を第1通信装置へ送信する第3送信部と、
第1通信装置から送信される前記符号化パケットを受信する第3受信部と、
第1通信装置から送信される前記符号化パケットを新規受信時の受信成功パケットによって復号し、新規受信時の受信誤りパケットを再生するパケット復号部と、
を有し、
前記符号化パケットの数は、第2通信装置における新規受信時の受信誤りパケットの数と同一であり、
前記パケット符号化部は、前記複数のパケットの内の単一のパケットにより、又は2以上のパケットをビット単位で加算して1個の符号化パケットを生成するとともに、前記複数のパケットの各々がいずれかの符号化パケットとなる、又はいずれかの符号化パケットを生成するときの加算対象となるようにすべての符号化パケットを生成する、通信システム。 - 前記パケット復号部は、前記符号化パケットから新規受信時の受信成功パケットをビット単位で減算することにより、前記符号化パケットを復号する
請求項3に記載された通信システム。 - 前記複数のパケットの数をN個(N:2以上の整数)、前記複数のパケットの第2通信装置における新規受信時の受信誤りパケットの数をM個(M:2以上の整数)とし、M個の符号化パケットのビット列を、N個の複数のパケットのビット列に対するM×Nの第1行列(成分が0又は1である。)で表したときに、
前記第1行列は、第1行列をM×Mの第2行列に縮退させたときに前記第2行列が逆行列を有するようにして、設定される、
請求項3又は4に記載された通信システム。 - 受信装置へ複数のパケットを送信する送信装置であって、
受信装置へ複数のパケットを新規送信する第1送信部と、
受信装置から、受信装置における各パケットの受信結果の組合せに対応する識別情報を受信する第1受信部と、
受信装置から受信する識別情報に基づき、受信装置における前記複数のパケットの新規受信時の受信成功パケットによって復号可能な符号化方法を決定し、決定した前記符号化方法で前記複数のパケットを符号化するパケット符号化部と、
前記符号化方法で前記複数のパケットを符号化した符号化パケットを受信装置へ再送信する第2送信部と、
を備え、
前記符号化パケットの数は、受信装置における新規受信時の受信誤りパケットの数と同一であり、
前記パケット符号化部は、前記複数のパケットの内の単一のパケットにより、又は2以上のパケットをビット単位で加算して1個の符号化パケットを生成するとともに、前記複数のパケットの各々がいずれかの符号化パケットとなる、又はいずれかの符号化パケットを生成するときの加算対象となるようにすべての符号化パケットを生成する、送信装置。 - 送信装置から複数のパケットを受信する受信装置であって、
前記複数のパケットの各パケットの受信結果の組合せごとに予め、前記複数のパケットの数より少ない数の識別情報が対応付けられており、
送信装置から複数のパケットを新規受信する第2受信部と、
前記複数のパケットの受信結果に基づいて第1識別情報を特定する情報特定部と、
前記第1識別情報を送信装置へ送信する第3送信部と、
前記第1識別情報に基づき、新規受信時の受信成功パケットによって復号可能な符号化方法で前記複数のパケットが符号化され、送信装置から送信される符号化パケット、を受信する第3受信部と、
前記符号化パケットを新規受信時の受信成功パケットによって復号し、新規受信時の受信誤りパケットを再生するパケット復号部と、
を備え、
前記符号化パケットの数は、受信装置における新規受信時の受信誤りパケットの数と同一であり、
前記複数のパケットの内の単一のパケットにより、又は2以上のパケットがビット単位で加算され1個の符号化パケットが生成されるとともに、前記複数のパケットの各々がいずれかの符号化パケットとなる、又はいずれかの符号化パケットが生成されるときの加算対象となるようにすべての符号化パケットが生成される、受信装置。
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