JP5481267B2 - 制御プログラム作成装置および制御プログラム作成装置の駆動方法 - Google Patents

制御プログラム作成装置および制御プログラム作成装置の駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は制御プログラム作成装置および制御プログラム作成装置の駆動方法に関する。
システムプログラマは、プラントを自動運転するためのプログラムを、プラント制御装置のアプリケーションプログラム(以降、「制御プログラム」と呼ぶ)として、作成、試験、調整後、プラント運転者へ提供する。システムプログラマは、プラントを安全に制御するために、制御プログラムの調整時に制御プログラムのデバッグを行う。
制御プログラムは、例えばIEC61131-3で規定されているLD(ラダー)やFBD(ファンクションブロックダイアグラム)などの言語を用いて記述される。制御プログラムのデバッグ時は、オンライン状態で、制御プログラム単位の置き換え、または接点(A接点やB接点など)や変数の値を強制変更することにより、制御プログラムの動作確認を行う。この動作確認のとき、システムプログラマに対して、誤操作を招かないように、制御プログラム作成装置がわかりやすく提示することが求められる。
例えば特許文献1には、コントローラ機器に依存せず、プロセスアプリケーションの階層構造に従って、ワークフレーム設計を支援し得るエンジニアリングシステムが提案されている。
特開平11−85490号公報
制御プログラム作成装置では、制御プログラムの構成は、表現性・移植性・再利用性を高めるため、例えばソース/オブジェクト方式が採用される。システムプログラマは、制御プログラムソースにIEC61131-3で規定されている制御プログラム言語、およびプログラムの実行に直接関係しない拡張情報(図形、コメント、等)を記述し、プラント制御装置が実行可能なオブジェクトを生成後、書き込むことで、実行、動作確認を行う。システムプログラマは、制御プログラムの動作確認を行うためには、プラント制御装置にロードしたオブジェクトの基となる制御プログラムソースが必要になる。
そのため、制御プログラムソースを人為的にバックアップしておかないと、制御プログラムの改造中に、プラント制御装置に書き込まれている改造前の制御プログラムの動作確認を行うことができなかった。
また、ハードウエア構成情報(プログラムコード)、および入出力信号情報(プログラムデータ)についても、プラント制御装置に書き込まれないソースファイルとして管理される場合には、制御プログラムと同様の課題があった。
本発明は上記事情を鑑みて成されたものであって、システムプログラマの負担を軽減するプログラム作成装置および制御プログラム作成装置の駆動方法を提供することを目的とする。
実施形態に係るプログラム作成装置は、ネットワークを経由して、コントローラに制御プログラムのオブジェクトファイルを書き込むプログラム作成装置であって、前記制御プログラムのソースファイルをコンパイル処理してオブジェクトファイルに変換するコンパイラと、前記オブジェクトファイルを前記コントローラに送付する通信手段と、を備えた制御プログラム編集部と、前記ソースファイルと前記オブジェクトファイルとを格納し、前記ソースファイルと前記オブジェクトファイルとを前記制御プログラム毎に設定されたキー情報により管理する第1データベースと、前記コントローラに書き込まれた前記制御プログラムの前記オブジェクトファイルと、対応するソースファイルとを格納し、前記ソースファイルと前記オブジェクトファイルとを前記制御プログラム毎に設定されたキー情報により管理する第2データベースと、前記制御プログラムの前記オブジェクトファイルと前記ソースファイルとを前記第2データベースに記録するファイルバックアップ部と、ユーザに前記コントローラに書き込まれた前記オブジェクトファイルの動作確認画面を提示する表示装置と、ユーザによって操作され、操作信号を前記制御プログラム編集部へ出力する入力装置と、を備え、前記制御プログラム編集部は、前記コントローラに前記オブジェクトファイルの書き込み、および、前記表示装置に前記動作確認画面に提示を行い、前記オブジェクトファイルの書き込みと前記動作確認画面の提示とは非同期に、キー情報により対応するオブジェクトファイルとソースファイルとを前記第2データベースに記録するように前記ファイルバックアップ部に要求するように構成されている制御プログラム作成装置である。
本発明によれば、システムプログラマの負担を軽減するプログラム作成装置および制御プログラム作成装置の駆動方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る制御プログラム作成装置の一構成例を概略的に示す図である。 JISB3503(またはIEC61131-3)で規定された言語を使って作成した制御プログラムの一例である。 本発明の一実施形態に係る制御プログラム作成装置のデータベースの一構成例を概略的に示す図である。 制御プログラムのオブジェクト情報をコントローラに書き込んだときに、その基となるソース情報、および書き込んだオブジェクト情報をバックグラウンドで自動的にバックアップする動作の一例を説明するための図である。 制御プログラムの試験、調整時、一部の命令語を変更したときに、該当箇所をバックグラウンドで自動的にバックアップに反映する動作の一例を説明するための図である。 制御プログラムの改造中に、コントローラに書き込まれている改造前の制御プログラムの動作確認を行う動作の一例を説明するための図である。 改造中の制御プログラムと、改造前のバックアップ情報とを比較する動作の一例を説明するための図である。 制御プログラムのバックアップ処理中に、途中経過の不正なプログラム表示および変更を禁止する動作の一例を説明するための図である。
以下、本発明の第1実施形態に係るプログラム作成装置について図面を参照して説明する。
図1に、本発明の一実施形態に係るプログラム作成装置の一構成例を概略的に示す。本実施形態に係るプログラム作成装置は、制御プログラム編集部110と、第1データベース150と、第2データベース160と、を備えたコンピュータ100と、コンピュータ100の入力装置としてのマウス12およびキーボード14と、コンピュータ100の出力装置としての表示装置16と、を備えている。コンピュータ100とプラント制御装置のコントローラ200とはネットワーク300に接続されている。
プラント制御装置のコントローラ200は、制御プログラムのオブジェクトファイルを格納するためのオブジェクトメモリ210と、これらの書き込み、読み出し、実行を行う標準処理部220を有している。さらに、オブジェクトメモリ210は、データメモリ212とコードメモリ214とを有している。
標準処理部220は、プログラムロードサーバ部222と、オブジェクトメモリ210に記録された制御プログラムを実行するためのプログラム実行処理部224と、制御対象であるプラントからのプロセス信号を制御プログラムに与えるためのプロセス入出力処理部225とを備える。
プログラムロードサーバ部222は、ネットワーク300を経由してコンピュータ100から送付された制御プログラムのオブジェクトファイルを、オブジェクトメモリ210のデータメモリ212およびコードメモリ214に配置する。
コンピュータ100は、システムプログラマ(ユーザ)が制御プログラムを作成するための制御プログラム編集部110と、ファイルバックアップ部120と、ファイル比較部130と、ファイル排他部140と、制御プログラムを格納する第1データベース150と、バックアップ用の制御プログラムが格納される第2データベース160と、を備える。
制御プログラム編集部110は、プログラムコンパイラ112と、プログラムロードクライアント部114と、を備えている。プログラムコンパイラ112は、制御プログラムのソースファイルをオブジェクトファイルに変換するためのコンパイル処理を行う。プログラムロードクライアント部114は、プログラムコンパイラ112によってソースファイルから変換されたオブジェクトファイルをコントローラへ200送付する通信手段である。
ファイルバックアップ部120は、後述するソースファイルのバックアップ処理を行う。ファイル比較部130は、バックアップ処理によって保存された制御プログラムと、編集後の制御プログラムとを比較する比較処理を行う。ファイル排他部140は、バックアップ中の制御プログラムについて、他者への表示を禁止する排他処理を行う。
第1データベース150は、制御プログラムのソースファイルを格納するためのソースファイル部152と、制御プログラムのオブジェクトファイルを格納するためのオブジェクトファイル部154と、を備えている。
第2データベース160も同様に、制御プログラムのソースファイルを格納するためのソースファイル部152と、制御プログラムのオブジェクトファイルを格納するためのオブジェクトファイル部154と、を備えている。
図2に、JISB3503(またはIEC61131-3)で規定された言語を使って作成した制御プログラムの一例を示す。制御プログラムは、表示装置16の画面上で、プログラム言語に対応する図を組み合わせることによってその構造を組み立てることができる。例えば、C1〜C7のそれぞれは、JISB3503(またはIEC61131-3)で規定された言語で記述された命令語に対応している。
システムプログラマは、図を組み立てて制御プログラムのソースファイルを作成する。システムプログラマは、ソースファイルをプログラムコンパイラ112によってコンパイルして、オブジェクトファイルを作成する。
図3に、第1データベース150の一構成例を示す。第1データベース150のソースファイル部152には、制御プログラムのソースファイルが記録されている。ソースファイル部152は、制御プログラム情報152Aと、命令語およびその構造が定義されているプログラムコード152Bと、制御プログラム内で使用される内部変数が定義されているプログラムデータ152Cとで構成される。
1つの制御プログラムに対するプログラムコード152Bとプログラムデータ152Cとは複数のデータで構成される。プログラムコード152Bとプログラムデータ152Cとを階層構造で管理している。最上位階層を制御プログラム情報152Aとし、1つの制御プログラムに対して、固有の1つのキー情報を割り当てる。制御プログラム情報152Aには、キー情報と、プログラム名と、プログラム種類とが含まれる。キー情報は、例えば、数字や文字を組み合わせた情報である。
下位階層のプログラムコード152Bとプログラムデータ152Cとは、このキー情報で制御プログラム情報152Aと関連付けられる。プログラムコード152Bは、各命令語を管理し、サブキー情報と、命令語位置情報と、命令語コードと、参照キー情報とが含まれる。プログラムデータ152Cは、制御プログラムの入力信号と出力信号とを管理し、サブキー情報と、内部信号名と、信号型名と、コメント情報と、参照キー情報とが含まれる。サブキー情報は、例えば制御プログラムの命令語ごとに付与された固有の情報である。
第2データベース160においても、第1データベース150と同じ階層構造で制御プログラムが管理される。第1データベース150からバックアップされた第2データベース160の制御プログラムは、第1データベース150の制御プログラム情報152Aと同じキー情報で管理される。
上記コンピュータ100およびコントローラ200の動作について以下に説明する。システムプログラマは、表示装置16に表示される制御プログラム編集画面を使用して、制御プログラムを作成する。システムプログラマが制御プログラムを保存した時、その制御プログラムは、第1データベース150のソースファイル部152に格納され、かつ、そのソースファイルをプログラムコンパイラ112でコンパイルしたオブジェクトファイルを第1データベース150のオブジェクトファイル部154へ保存する。
システムプログラマは、上記のように制御プログラムを作成、保存、コンパイルを実施した後に、ネットワーク300を経由してコントローラ200にオブジェクトファイルを書き込み、制御プログラムを実行させる。
オブジェクトファイルをコントローラ200に書き込むとき、コンピュータ100およびコントローラ200は、プログラムロードクライアント部114が第1データベース150からオブジェクトファイルを読み出して、ネットワーク300を経由して、コントローラ200のプログラムロードサーバ部222に送付する。プログラムロードサーバ部222は、オブジェクトファイルを受信して、オブジェクトメモリ210のデータメモリ212およびコードメモリ214上に配置し、さらにプログラム実行処理部224がこれを実行して、制御プログラムが実行される。
本実施形態にかかるプログラム作成装置では、コントローラ200へ制御プログラムを書き込み、動作確認、および、デバックの動作と同時に、制御プログラムのバックアップ処理を行う。
図4に、制御プログラムのオブジェクトファイルをコントローラ200に書き込んだときに、その基となるソースファイルおよび書き込んだオブジェクトファイルを自動的にバックアップする動作の一例を説明するための図を示す。
制御プログラム編集部110は、指定された制御プログラムのオブジェクトファイルを第1データベース150のオブジェクトファイル部154から読み出し(ステップ1A)、コントローラ200にオブジェクトファイルを書き込む(ステップ2A)とともに、ファイルバックアップ部120に制御プログラムのキー情報と共に制御プログラムのバックアップ処理を行うように要求する信号を出力する(ステップ3A)。
ファイルバックアップ部120は、要求信号を受信した後、制御プログラム編集部110に制御を返し(ステップ4A)、制御プログラム編集部110における書き込み動作および動作確認(オンラインモニタ)動作(ステップ5A)とは非同期に第1データベース150のキー情報に該当する制御プログラム特定して、特定した制御プログラムのオブジェクトファイルとソースファイルとを第1データベース150から読み出して第2データベース160に書き込む(ステップ5´A)。制御プログラム編集部110は、ファイルバックアップ部120へのバックアップ要求後、ファイルバックアップ部120のコピーが完了する前に、コントローラ200へ書き込んだ制御プログラムの動作確認(オンラインモニタ)を行う。
以上のように、本実施形態のプログラム作成装置では、システムプログラマが制御プログラムの読み出し、コントローラ200への書き込み、制御プログラムの動作確認の操作を行うのみで、自動的に該当の制御プログラムのバックアップ処理が行われる。このように該当の制御プログラムのバックアップ処理を、制御プログラムの書き込み、読み出し、および、動作確認の動作と非同期に行うことにより、バックアップ処理を行うための時間を別途必要とせずに操作を完了させることができる。
すなわち、本実施形態に係るプログラム作成装置によれば、制御プログラムを自動的にバックアップすることによりプログラムの動作確認作業の際のシステムプログラマの負担を軽減するプログラム作成装置およびプログラム作成装置の駆動方法を提供することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るプログラム作成装置について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において上述の第1実施形態に係るプログラム作成装置と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態に係るプログラム作成装置は、上述の第1実施形態に係るプログラム作成装置と同様の構成を備える。
図5に、本実施形態に係るプログラム作成装置において、制御プログラムの一部の命令語を変更する動作を説明するための図を示す。制御プログラムの動作確認作業において、システムプログラマが制御プログラムの一部を変更すると、自動的に第2データベース160に格納された制御プログラムの一部を変更する手段をさらに備えている。
制御プログラムの動作確認(オンラインモニタ)(ステップ1B)の際に、制御プログラム編集部110は、キー情報に対応する制御プログラムを第1データベース150から読み出し、試験、調整を行う。システムプログラマが試験、調整時に命令語の部分変更を行った場合、第1データベース150のキー情報に対応する制御プログラム内の、サブキー情報に対応する命令語情報を部分変更する(ステップ2B)。
制御プログラム編集部110は、第1データベース150に格納された制御プログラムの部分変更が完了した後、ファイルバックアップ部120に、キー情報、サブキー情報、および命令語変更情報と共に、第2データベース160の同じ制御プログラムの同じ命令語に対する部分変更を要求する(ステップ3B)。
ファイルバックアップ部120は、要求を受け取った後、要求されたキー情報、サブキー情報、および命令語変更情報をキュー(FIFO)に一時記憶し(ステップ4B)、制御プログラム編集部110に制御を返す(ステップ5B)。
ファイルバックアップ部120は、キューに一時記憶された一番古い変更情報から順番に、制御プログラム編集部110の動作確認処理とは非同期に、第2データベース160に格納された制御プログラムに対する部分変更を行う(ステップ6B)。
上記のように、本実施形態に係るプログラム作成装置では、システムプログラマへ、従来と同様な制御プログラムに対する試験、調整操作を行うのみで、自動的に該当の制御プログラムの部分変更をバックアップする。また、部分変更情報をキューに一時記憶することで、短い間隔で行われる試験、調整操作における変更にも対応することができる。
すなわち、本実施形態に係るプログラム作成装置によれば、上述の第1実施形態にかかるプログラム作成装置と同様の効果を得ることができるとともに、システムプログラマの作業負担をさらに軽減するプログラム作成装置およびプログラム作成装置の駆動方法を提供することができる。
次に、本発明の第3実施形態に係るプログラム作成装置について図面を参照して説明する。本実施形態に係るプログラム作成装置は、上述の第1実施形態に係るプログラム作成装置と同様の構成を備える。
図6に、制御プログラムの改造中に、コントローラ200に書き込まれている制御プログラムの動作確認を行う動作を説明するための図を示す。本実施形態に係るプログラム作成装置は、改造中の制御プログラムと改造前の制御プログラムとの表示を切り替える表示切替手段(図示せず)をさらに備えている。
本実施形態に係るプログラム作成装置では、制御プログラム起動画面において制御プログラム名やキー情報により制御プログラムを指定して制御プログラム編集画面を起動すると、制御プログラム編集部110は、指定された制御プログラムのキー情報に対応する制御プログラムを第1データベース150から読み出し、表示装置16に制御プログラム編集画面を表示する。
制御プログラム編集画面から、バックアップ表示に切り替えた場合、同一キー情報に対する制御プログラムを第2データベース160から読み出し、バックアップ用の制御プログラム編集画面に表示する。また、バックアップ用の制御プログラム編集画面から、同元の制御プログラム編集画面の表示に切り替えた場合、同一キー情報に対する制御プログラムを特定して、特定した制御プログラムを第1データベース150から読み出し、制御プログラム編集画面を表示する。
制御プログラム起動画面から、バックアップ表示に切り替えて、制御プログラム名やキー情報により制御プログラムを指定してバックアップ用の制御プログラム編集画面を起動した場合は、キー情報により対する制御プログラムを特定して、特定した制御プログラムを第2データベース160から読み出し、バックアップ用の制御プログラム編集画面を表示する。
上記のように、本実施形態に係るプログラム作成装置では、システムプログラマが、改造中の制御プログラムを表示した状態から、コントローラ200に書き込まれている改造前の制御プログラムの表示に簡単に切り替えることができる。したがって、本実施形態に係るプログラム作成装置によれば、システムプログラマは、コントローラ200に書き込まれた改造前の制御プログラムの動作確認を容易に行うことができる。また、改造中の制御プログラムと改造前のバックアップされた制御プログラムとを、同一のキー情報により管理することによって、簡単に両者の対応付けをすることができる。
すなわち、本実施形態に係るプログラム作成装置によれば、上述の第1実施形態に係るプログラム作成装置と同様の効果を得ることができるとともに、システムプログラマの作業負担をさらに軽減するプログラム作成装置およびプログラム作成装置の駆動方法を提供することができる。
次に、本発明の第4実施形態に係るプログラム作成装置について、図面を参照して以下に説明する。本実施形態に係るプログラム作成装置は、上述の第1実施形態に係るプログラム作成装置と同様の構成を備える。
図7に、改造中の制御プログラムとバックアップされた改造前の制御プログラムとを比較する動作を説明するための図を示す。ファイル比較部130は、改造中の制御プログラムとバックアップされた改造前の制御プログラムとを比較するように構成されている。
システムプログラマが、キーボード14やマウス12を操作してコンピュータに改造中の制御プログラムと改造前の制御プログラムとを比較する処理を要求すると、ファイル比較部130は、比較元データとして、キー情報に対する制御プログラムのソース情報およびオブジェクト情報を第1データベース150から読み出す。続いて、ファイル比較部130は、比較先データとして、同一のキー情報に対する制御プログラムのソース情報およびオブジェクト情報を第2データベース160から読み出す。
ファイル比較部130は、読み出した比較元データと比較先データとのソース情報およびオブジェクト情報の比較を行う。また、ファイル比較部130は、読み出した比較元データ、または比較先データのオブジェクト情報と、コントローラ200の標準処理部220から読み出したオブジェクト情報との比較を行う。
ファイル比較部130は、制御プログラムの比較をして、表示装置16の画面に比較結果を表示させる。ファイル比較部130は、例えば、改造前と改造後とで制御プログラムが異なる部分のみを表示させたり、異なる部分を他の部分とは異なる色や諧調で表示させたりすることにより、システムプログラマに比較結果を提供する。
上記のように、本実施形態に係るプログラム作成装置では、システムプログラマが、改造中の制御プログラムを指定するのみで、改造前の制御プログラムとの比較を簡単に行うことができるプログラム作成装置を提供することができる。また、改造中の制御プログラムのソース情報と、改造前の制御プログラムのソース情報とを比較することで、コントローラ200に書き込まれないコメント情報等を含めた、より詳細な比較を行うことができる。
すなわち、本実施形態に係るプログラム作成装置によれば、上述の第1実施形態に係るプログラム作成装置と同様の効果を得ることができるとともに、システムプログラマの作業負担をさらに軽減するプログラム作成装置およびプログラム作成装置の駆動方法を提供することができる。
次に、本発明の第5実施形態に係るプログラム作成装置について、図面を参照して以下に説明する。本実施形態に係るプログラム作成装置は、上述の第1実施形態に係るプログラム作成装置と同様の構成を備える。
図8に、制御プログラムのバックアップ処理を行っている間、途中経過の不正なプログラム表示および変更を禁止する動作を説明するための図を示す。本実施形態に係るプログラム作成装置は、ファイル排他部140が、制御プログラムのバックアップ処理、および制御プログラムの変更処理が完了する前に、該当の制御プログラムの排他を行うように構成されている。ファイル排他部140は、排他する制御プログラムのキー情報を管理する管理テーブルを備えている。
制御プログラム編集画面(X)においてシステムプログラマがキーボード14やマウス12を操作して、ファイルバックアップ部120にキー情報(A)に対応する制御プログラムのバックアップ処理を要求すると(ステップ1C)、ファイルバックアップ部120は、ファイル排他部140にキー情報(A)に対応する制御プログラムの排他処理を要求し(ステップ2C)、制御プログラム編集画面(X)からの要求に対し制御を応答する(ステップ3C)。この場合、ファイル排他部140は、キー情報(A)を管理テーブルに記録する。
また、ファイルバックアップ部120は、バックアップ処理が完了した場合、ファイル排他部140にキー情報(A)に対応する制御プログラムに対する排他の解除を要求する。この場合、ファイル排他部140は、要求されたキー情報(A)を管理テーブルから消去する。
ファイル排他部140の管理テーブルに、キー情報(A)が記録されている状態で、他の制御プログラム編集画面(Y)においてシステムプログラマがキーボード14やマウス12を操作して、同じキー情報(A)に対する制御プログラムを変更するために、ファイル排他部140にキー情報(A)の制御プログラムに対する排他を要求した場合は(ステップ4C)、ファイル排他部140は、制御プログラム編集画面(Y)からの要求に対して排他不可である応答を制御プログラム編集部110へ出力する(ステップ5C)。
また、バックアップ用の制御プログラム編集画面(Z)においてシステムプログラマがキーボード14やマウス12を操作して、同じキー情報(A)に対する制御プログラムを表示するために、ファイル排他部140にキー情報(A)の制御プログラムに対する排他を要求した場合は(ステップ6C)、ファイル排他部140は、制御プログラム編集画面(Z)からの要求に対して排他不可である応答を制御プログラム編集部110へ出力する(ステップ7C)。
上記のように、本実施形態に係るプログラム作成装置では、バックアップ処理中にバックアップ元の制御プログラムの変更や表示を禁止することにより、第1データベース150に格納されたバックアップ元の制御プログラムと、第2データベース160に格納されたバックアップ先の制御プログラムとの同一性を保つことができる。また、第2データベース160に格納されたバックアップ先の制御プログラムの途中経過の不正な表示を禁止することができる。
すなわち、本実施形態に係るプログラム作成装置によれば、上述の第1実施形態に係るプログラム作成装置と同様の効果を得ることができるとともに、システムプログラマの作業負担をさらに軽減するプログラム作成装置およびプログラム作成装置の駆動方法を提供することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
12…マウス、14…キーボード、16…表示装置、100…コンピュータ、110…制御プログラム編集部、112…プログラムコンパイラ、114…プログラムロードクライアント部(通信部)、120…ファイルバックアップ部、130…ファイル比較部、140…ファイル排他部、150…第1データベース、160…第2データベース、200…コントローラ、300…ネットワーク。

Claims (6)

  1. ネットワークを経由して、コントローラに制御プログラムのオブジェクトファイルを書き込むプログラム作成装置であって、
    前記制御プログラムのソースファイルをコンパイル処理してオブジェクトファイルに変換するコンパイラと、前記オブジェクトファイルを前記コントローラに送付する通信手段と、を備えた制御プログラム編集部と、
    前記ソースファイルと前記オブジェクトファイルとを格納し、前記ソースファイルと前記オブジェクトファイルとを前記制御プログラム毎に設定されたキー情報により管理する第1データベースと、
    前記コントローラに書き込まれた前記制御プログラムの前記オブジェクトファイルと、前記ソースファイルとを格納し、前記ソースファイルと前記オブジェクトファイルとを前記制御プログラム毎に設定されたキー情報により管理する第2データベースと、
    前記制御プログラムの前記オブジェクトファイルと前記ソースファイルとを前記第2データベースに記録するファイルバックアップ部と、
    ユーザに前記コントローラに書き込まれた前記オブジェクトファイルの動作確認画面を提示する表示装置と、
    ユーザによって操作され、操作信号を前記制御プログラム編集部へ出力する入力装置と、を備え、
    前記制御プログラム編集部は、前記コントローラに前記オブジェクトファイルの書き込み、および、前記表示装置に前記動作確認画面に提示を行い、前記オブジェクトファイルの書き込みと前記動作確認画面の提示とは非同期に、キー情報により対応するオブジェクトファイルとソースファイルとを前記第2データベースに記録するように前記ファイルバックアップ部に要求するように構成されている制御プログラム作成装置。
  2. 前記第1データベースおよび前記第2データベースは、前記キー情報を含む制御プログラム情報と、プログラムコードと、プログラムデータとを階層構造で管理するように構成され、前記プログラムコードと、前記プログラムデータとは、前記制御プログラムの命令語毎に設定されたサブキー情報を含み、
    ユーザが、前記入力装置を操作して前記制御プログラムの一部の命令語を変更したときに、前記制御プログラムのキー情報と変更した命令語のサブキー情報とを特定する手段と、前記第2データベースの特定した前記キー情報と前記サブキー情報とに対応する制御プログラムの命令語を部分変更する手段と、を備える請求項1記載の制御プログラム作成装置。
  3. ユーザが改造中の制御プログラムの表示と、前記第2データベースに格納された改造前の制御プログラムの表示とを切り替えを前記表示装置に要求する表示切替手段をさらに備え、
    前記表示切替手段は、改造中の制御プログラムの前記キー情報に対応する、改造前の制御プログラムを特定する手段と、特定した改造前の制御プログラムを前記第2データベースから読み出す手段と、を備える請求項1記載の制御プログラム作成装置。
  4. 前記第1データベースおよび前記第2データベースは、前記キー情報を含む制御プログラム情報と、プログラムコードと、プログラムデータとを階層構造で管理するように構成され、
    前記制御プログラム情報、前記プログラムコード、および、前記プログラムデータの改造中のデータと、制御プログラム情報、前記プログラムコード、および、前記プログラムデータの改造前のデータとを読み出す手段と、前記改造中のデータと前記改造前のデータとを比較する手段とを備えたファイル比較部をさらに備える請求項1記載の制御プログラム作成装置。
  5. 前記第1データベースおよび前記第2データベースは、前記キー情報を含む制御プログラム情報と、プログラムコードと、プログラムデータとを階層構造で管理するように構成され、
    前記制御プログラム情報、前記プログラムコード、および、前記プログラムデータを前記第2データベースに記録しているとき、前記キー情報を管理する管理テーブルを含むファイル排他部をさらに備え、
    前記ファイル排他部は、前記管理テーブルに含まれるキー情報に対応する制御プログラムの変更要求があった場合に、変更不可である応答を前記制御プログラム編集部へ出力するように構成された請求項1記載の制御プログラム作成装置。
  6. 制御プログラム毎にキー情報を設定して管理する第1データベースおよび第2データベースを備え、ネットワークを経由してコントローラに前記制御プログラムのオブジェクトファイルを書き込むように構成されたプログラム作成装置の駆動方法であって、
    前記オブジェクトファイルを第1データベースから読み出し、
    前記オブジェクトファイルを前記コントローラに書き込む書き込みステップと、
    前記制御プログラムの動作確認画面を表示装置に表示させる動作確認ステップと、
    前記キー情報により前記オブジェクトファイルと、前記オブジェクトファイルに対応するソースファイルと特定し、前記第1データベースから前記オブジェクトファイルと前記ソースファイルとを読み出して前記第2データベースに記録させる、バックアップステップと、を備え、
    前記書き込みステップおよび前記動作確認ステップと、前記バックアップステップとを非同期で行うプログラム作成装置の駆動方法。
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