JP5480102B2 - 画像処理装置、画像形成装置、および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、および画像処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像形成装置、および画像処理方法に関するものである。
画像データに、2値化などの多値化を施す際の方法として、スクリーン法がある。スクリーン法では、ディザマトリクスを使用して、注目画素の多値化後の値が導出される。
スクリーン法では、画像のエッジ部分においてジャギーなどの画質劣化が発生しやすいため、エッジ部分の画質改善の方法が提案されている。
第1の技術では、エッジ部分用の第1ディザマトリクスと、第1ディザマトリクスより大きいサイズの、非エッジ部分の第2ディザマトリクスを用意し、注目画素に応じてディザマトリクスを切り換えて多値化処理を行う(例えば特許文献1参照)。
また、第2の技術では、局所的な画素値の変化量の指標としてアクティビティインデックスを計算し、サイズの異なる複数のディザマトリクスによる多値化結果を、そのアクティビティインデックスの値に基づいて合成して多値化後の画素値と生成する(例えば特許文献2参照)。
また、第3の技術では、注目画素に対するエッジ度を計算し、エッジ度に基づいて、複数のディザマトリクスから、多値化処理に使用するディザマトリクスを選択したり、エッジ度に基づいて、複数のディザマトリクスから、多値化処理に使用するディザマトリクスを補間によって計算したりする(例えば特許文献3参照)。
特開昭62−185463号公報 特開平11−331562号公報 特開平06−326859号公報
上述の技術では、複数のディザマトリクスを使用するため、複数のディザマトリクスデータを保持するために使用する、フラッシュメモリーなどの記憶装置の記憶領域が大きくなってしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、複数のディザマトリクスを使用する場合でも、記憶装置の記憶領域が小さくて済む画像処理装置、画像形成装置、および画像処理方法を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明に係る画像処理装置は、(a)1つのディザマトリクス分のディザマトリクスデータを記憶する記憶装置と、(b)ディザマトリクスデータから得られる第1ディザマトリクスで、注目画素に関する多値化処理を実行する第1スクリーン処理部と、(c)第1ディザマトリクスとは閾値の配列順番が異なる第2ディザマトリクスをディザマトリクスデータから得て、第2ディザマトリクスで、注目画素に関する多値化処理を実行する第2スクリーン処理部と、(d)注目画素がエッジ部分に属する場合には、第1スクリーン処理部による多値化結果と第2スクリーン処理部による多値化結果とに基づいて注目画素の多値化後の画素値を決定し、注目画素がエッジ部分に属さない場合には、第1スクリーン処理部による多値化結果を注目画素の多値化後の画素値とする画素値決定部と、注目画素周辺の局所領域での最小画素値と注目画素の画素値とに基づきエッジ量を計算するエッジ量計算部とを備える。そして、第1スクリーン処理部は、第1ディザマトリクスを注目画素の画素値に適用して多値化処理を実行し、第2スクリーン処理部は、第2ディザマトリクスをエッジ量に適用して多値化処理を実行し、画素値決定部は、注目画素がエッジ部分に属する場合には、第1スクリーン処理部による多値化結果と第2スクリーン処理部による多値化結果との和、または第1スクリーン処理部による多値化結果と第2スクリーン処理部による多値化結果のうちの最大値を、注目画素の多値化後の画素値とする。
これにより、1つのディザマトリクス分のディザマトリクスデータから複数のディザマトリクスを生成するので、複数のディザマトリクスを使用する場合でも、記憶装置の記憶領域が小さくて済む。また、エッジ部分が適度に縁取りされ、エッジ部分でのジャギーが目立たなくなる。
また、本発明に係る画像処理装置は、上記の画像処理装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、第2ディザマトリクスは、第1ディザマトリクスに対して、行および/または列のインデックスの位相をずらして得られるものである。
これにより、1つのディザマトリクス分のディザマトリクスデータから同一サイズの複数のディザマトリクスを簡単に生成できる。また、高空間周波数のスクリーンによるエッジ縁取りと同等の効果が得られる。
また、本発明に係る画像処理装置は、上記の画像処理装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、第2ディザマトリクスは、第1ディザマトリクスに対して、行および/または列のインデックスを反転して得られるものである。
これにより、1つのディザマトリクス分のディザマトリクスデータから同一サイズの複数のディザマトリクスを簡単に生成できる。また、高空間周波数のスクリーンによるエッジ縁取りと同等の効果が得られる。
また、本発明に係る画像処理装置は、上記の画像処理装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、第2ディザマトリクスは、第1ディザマトリクス内の各要素の値を反転して得られるものである。
これにより、1つのディザマトリクス分のディザマトリクスデータから同一サイズの複数のディザマトリクスを簡単に生成できる。
また、本発明に係る画像処理装置は、上記の画像処理装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、エッジ量計算部は、最小画素値が小さくなると、エッジ量を大きくする。
これにより、背景がゼロではない濃度を有する場合でも、エッジ部分の縁取りに起因するアーティファクトの発生が抑制される。
また、本発明に係る画像処理装置は、上記の画像処理装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、エッジ量計算部は、注目画素の画素値が大きくなると、エッジ量を大きくする。
これにより、背景がゼロではない濃度を有する場合でも、エッジ部分の縁取りに起因するアーティファクトの発生が抑制される。
また、本発明に係る画像処理装置は、上記の画像処理装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、画素値決定部は、注目画素の属性データの値が所定の値である場合、注目画素がエッジ部分に属するときでも、第1スクリーン処理部による多値化結果を注目画素の多値化後の画素値とする。
これにより、注目画素の属性(文字、イメージなど)に応じてエッジ縁取りを禁止することができる。
本発明に係る画像形成装置は、上記の画像処理装置のいずれかと、その画像処理装置により生成された多値化後の画像データに基づいて画像出力を行う画像出力部とを備える。
これにより、1つのディザマトリクス分のディザマトリクスデータから複数のディザマトリクスを生成するので、複数のディザマトリクスを使用する場合でも、記憶装置の記憶領域が小さくて済む。
本発明に係る画像処理方法は、(a)1つのディザマトリクス分のディザマトリクスデータを記憶する記憶装置からディザマトリクスデータを読み出すステップと、(b)そのディザマトリクスデータから得られる第1ディザマトリクスで、注目画素に関する第1多値化処理を実行する第1スクリーン処理ステップと、(c)注目画素周辺の局所領域での最小画素値と注目画素の画素値とに基づきエッジ量を計算するエッジ量計算ステップと、()第1ディザマトリクスとは閾値の配列順番が異なる第2ディザマトリクスをディザマトリクスデータから得て、第2ディザマトリクスで、注目画素に関する第2多値化処理を実行する第2スクリーン処理ステップと、()注目画素がエッジ部分に属する場合には、第1多値化処理の結果と第2多値化処理の結果とに基づいて注目画素の多値化後の画素値を決定し、注目画素がエッジ部分に属さない場合には、第1多値化処理の結果を注目画素の多値化後の画素値とする画素値決定ステップとを備える。そして、第1スクリーン処理ステップでは、第1ディザマトリクスを注目画素の画素値に適用して第1多値化処理を実行して、第2スクリーン処理ステップでは、第2ディザマトリクスをエッジ量に適用して第2多値化処理を実行し、画素値決定ステップでは、注目画素がエッジ部分に属する場合には、第1多値化処理の結果と第2多値化処理の結果との和、または第1多値化処理の結果と第2多値化処理の結果のうちの最大値を、注目画素の多値化後の画素値とする。
これにより、1つのディザマトリクス分のディザマトリクスデータから複数のディザマトリクスを生成するので、複数のディザマトリクスを使用する場合でも、記憶装置の記憶領域が小さくて済む。
本発明によれば、複数のディザマトリクスを使用する場合でも、記憶装置の記憶領域が小さくて済む。
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1における画像処理装置の構成を示すブロック図である。 図3は、図2に示すエッジ量計算部における第1変換部および第2変換部の入出力特性の一例を示す図である。 図4は、図2におけるディザマトリクスデータ26によるディザマトリクスの一例を示す図である。 図5は、図1におけるスクリーン処理部28により使用されるディザマトリックスの一例を示す図である。 図6は、多値化前の画像データの一例を示す図である。 図7は、図6に示す画像データにおいて検出されるエッジを示す図である。 図8は、スクリーン処理部27による、図6に示す画像データに対する2値化処理の結果の一例を示す図である。 図9は、実施の形態1において図6に示す画像データを第2ディザマトリクスで2値化して得られる画像データの一例を示す図である。 図10は、実施の形態1において、出力部29により、スクリーン処理部27の多値化処理の結果と、スクリーン処理部28の多値化処理の結果とから得られる、図6に示す画像データを2値化した後の画像データの一例を示す図である。 図11は、実施の形態2において、スクリーン処理部28により使用されるディザマトリックスの一例を示す図である。 図12は、実施の形態2におけるスクリーン処理部28による、図6に示す画像データに対する2値化処理の結果の一例を示す図である。 図13は、実施の形態2において、出力部29により、スクリーン処理部27の多値化処理の結果と、スクリーン処理部28の多値化処理の結果とから得られる、図6に示す画像データを2値化した後の画像データの一例を示す図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。図1に示す画像形成装置は、複合機である。ただし、画像形成装置は、プリンター、コピー機などでもよい。
この画像形成装置は、プリンター11と、スキャナー12と、ファクシミリ装置13と、操作パネル14と、通信装置15と、コントローラー16、RAM(Random Access Memory)17と、画像処理装置18とを備える。
プリンター11は、印刷データに基づいて原稿画像を印刷する内部装置である。プリンター11は、画像処理装置18により生成された多値化後の画像データに基づいて画像出力を行う画像出力部である。スキャナー12は、原稿から原稿画像を光学的に読み取り、原稿画像の画像データを生成する内部装置である。ファクシミリ装置13は、送信すべき原稿画像の画像データからファクシミリ信号を生成し送信するとともに、ファクシミリ信号を受信し画像データに変換する内部装置である。
また、操作パネル14は、画像形成装置の筐体表面に配置され、ユーザーに対して各種情報を表示する表示装置と、ユーザー操作を検出する入力装置とを有する。表示装置としては例えば液晶ディスプレイが使用される。入力装置としては、キースイッチ、タッチパネルなどが使用される。
また、通信装置15は、ネットワークに接続され、ネットワークを介して他の装置(ホスト装置など)と所定の通信プロトコルでデータ通信を行う装置である。通信装置15としては、ネットワークインターフェース、モデムなどが使用される。
また、コントローラー16は、プリンター11、スキャナー12、ファクシミリ装置13、操作パネル14、通信装置15などといった内部装置を制御する処理部である。
RAM17は、多値化前の多階調(16階調、256階調など)の画像データや多値化後の画像データを一時的に記憶するメモリーである。多値化前の多階調の画像データは、プリントジョブのPDL(Page Description Language)データに基づいて生成されたものや、スキャナー12による画像読み取りで生成されたものである。
画像処理装置18は、多階調の画像データに対して多値化処理を実行する装置である。例えば、多階調の画像データは、1ページの画像についての画像データである。画像処理装置18は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やマイクロコンピューターで実現される。
図2は、図1における画像処理装置18の構成を示すブロック図である。
図2において、最小値検出部21は、注目画素周辺の局所領域での最小画素値を検出する。例えば、最小値検出部21は、注目画素を中心とする3×3の画素領域における各画素の値を読み出し、それらのうちの最小画素値を特定する。
エッジ量計算部22は、最小値検出部21により計算された最小画素値と注目画素の画素値とに基づきエッジ量を計算する。
この実施の形態1では、エッジ量計算部22は、第1変換部31、第2変換部32、および乗算部33を有する。第1変換部31は、注目画素の画素値に対応する値を出力する。例えば、第1変換部31は、図示せぬ第1ルックアップテーブルを参照して注目画素の画素値に対応する値を読み出し出力する。第2変換部32は、注目画素周辺の局所領域での最小画素値に対応する値を出力する。例えば、第2変換部32は、図示せぬ第2ルックアップテーブルを参照して注目画素の画素値に対応する値を読み出し出力する。乗算部33は、第1変換部31の出力値と第2変換部32の出力値との積を出力する。
図3は、図2に示すエッジ量計算部22における第1変換部31および第2変換部32の入出力特性の一例を示す図である。図3(A)は、第1変換部31の入出力特性の一例を示し、図3(B)は、第2変換部32の入出力特性の一例を示す。
このような入出力特性により、エッジ量計算部22により計算されるエッジ量は、最小画素値が小さくなると大きくなり、注目画素の画素値が大きくなると大きくなる。
エッジ検出部23は、注目画素が多値化前の画像データにおけるエッジ部分にあるか否かを判定し、その判定結果を示す値をセレクター25に出力する。このエッジ検出には、ラプラシアンフィルターなどの周知の方法が使用される。
属性解析部24は、多値化前の画像データに付随する属性データから、注目画素の属性値を特定し、その属性値に基づいて、注目画素の属性(例えば、文字、イメージなど)を特定し、その属性に対応する値をセレクター25に出力する。
セレクター25は、エッジ検出部23からの値および属性解析部24からの値に応じて、エッジ量計算部22の出力値およびゼロのいずれか一方をスクリーン処理部28に供給する。
ここでは、注目画素がエッジ部分に属する場合であり、かつ、注目画素が文字属性を有する場合には、エッジ量計算部22の出力値がスクリーン処理部28に供給され、それ以外の場合には、ゼロがスクリーン処理部28に供給される。ゼロがスクリーン処理部28に供給された場合、スクリーン処理部28の出力値もゼロとなるため、スクリーン処理部27の出力値が、注目画素についての多値化後の画素値として出力部29から出力される。
ディザマトリクスデータ26は、1つのディザマトリクス(つまり、閾値マトリクス)分のデータであって、1つのテーブルとしてフラッシュメモリーなどの不揮発性メモリー26aに予め記憶されている。なお、ディザマトリクスデータ26を記憶する記憶装置としては、不揮発性メモリー26aに限らず、SRAM等の揮発性メモリーを用いてもよい。図4は、図2におけるディザマトリクスデータ26によるディザマトリクスの一例を示す図である。図4は、16階調画像データ用の4×4のディザマトリクスを示している。
スクリーン処理部27は、ディザマトリクスデータ26を読み出し、ディザマトリクスデータ26から得られる第1ディザマトリクスで、注目画素に関する多値化処理を実行する。スクリーン処理部28は、ディザマトリクスデータ26を読み出し、第1ディザマトリクスとは異なる第2ディザマトリクスをディザマトリクスデータ26から得て、その第2ディザマトリクスで、注目画素に関する多値化処理を実行する。第1ディザマトリクスと第2ディザマトリクスとの違いは、マトリクス内での閾値の配列順番の違いだけである。
なお、ディザマトリクスデータ26は、RAM17へ一旦読み出され、RAM17からスクリーン処理部27,28により読み出されるようにしてもよいし、不揮発性メモリー26aから直接読み出されるようにしてもよい。
スクリーン処理部27は、第1ディザマトリクスを注目画素の画素値に適用して多値化処理を実行し、スクリーン処理部28は、第2ディザマトリクスを注目画素のエッジ量に適用して多値化処理を実行する。
図5は、図1におけるスクリーン処理部28により使用されるディザマトリックスの一例を示す図である。例えば、スクリーン処理部27は、図4に示すディザマトリックスを第1ディザマトリクスとして使用し、スクリーン処理部28は、図5に示すディザマトリックスを第2ディザマトリクスとして使用する。
実施の形態1では、第2ディザマトリクスは、第1ディザマトリクスに対して、行および/または列のインデックスの位相をずらして得られるものである。図5(B)に示すディザマトリクスは、第1ディザマトリクスに対して、図5(A)に示すように、列のインデックスの位相をずらして得られる。
出力部29は、注目画素がエッジ部分に属する場合には、スクリーン処理部27による多値化結果とスクリーン処理部28による多値化結果とに基づいて注目画素の多値化後の画素値を決定し、注目画素がエッジ部分に属さない場合には、スクリーン処理部27による多値化結果を注目画素の多値化後の画素値とする。
出力部29は、注目画素がエッジ部分に属する場合には、例えば、スクリーン処理部27による多値化結果とスクリーン処理部28による多値化結果との和を注目画素の多値化後の画素値とする。なお、この和が多値化後の画素値の取り得る最大値(例えば2値化の場合には1)を超えている場合には、その最大値を注目画素の多値化後の画素値とする。また、例えば、出力部29は、注目画素がエッジ部分に属する場合には、スクリーン処理部27による多値化結果とスクリーン処理部28による多値化結果の最大値を注目画素の多値化後の画素値とする。
次に、上記画像形成装置(主に画像処理装置18)の動作について説明する。
画像形成装置では、画像データが生成されたり受信されたりするとRAM17に記憶される。そして、RAM17に記憶されている画像データに対して多値化処理が画像処理装置18により実行される。
画像処理装置18は、画像データにおいて注目ラインを副走査方向に沿って移動させつつ、注目ラインごとに主走査方向に沿って注目画素を移動させていき、注目画素の多値化後の画素値を計算していく。
エッジ検出部23により注目画素がエッジ部分に属さないと判定された場合、セレクター25からスクリーン処理部28へゼロが供給され、スクリーン処理部28から出力部29へゼロが供給される。一方、スクリーン処理部27は、画像データにおける注目画素に対応する第1ディザマトリクスの要素(閾値)を読み出し、注目画素の画素値とその閾値とに基づいて、注目画素の多値化後の画素値を特定し、出力部29へ供給する。出力部29は、スクリーン処理部28からの値がゼロであるので、スクリーン処理部27からの値を、注目画素の多値化後の画素値として出力する。
エッジ検出部23により注目画素がエッジ部分に属すると判定された場合、エッジ量計算部22により計算されたエッジ量がセレクター25からスクリーン処理部28へ供給される。スクリーン処理部28は、画像データにおける注目画素に対応する第2ディザマトリクスの要素(閾値)を読み出し、注目画素のエッジ量とその閾値とに基づいて、注目画素の多値化後の画素値を特定し、出力部29へ供給する。一方、スクリーン処理部27は、画像データにおける注目画素に対応する第1ディザマトリクスの要素(閾値)を読み出し、注目画素とその閾値とに基づいて、注目画素の多値化後の画素値を特定し、出力部29へ供給する。出力部29は、スクリーン処理部27からの値とスクリーン処理部28からの値とに基づいて、注目画素の多値化後の画素値を決定し出力する。
そして、多値化後の画像データに基づいて、印刷などの画像出力が行われる。なお、カラーの画像データの場合には、各カラープレーンの画像データおよび属性データが上述のようにして処理される。
ここで、具体例について説明する。
図6は、多値化前の画像データの一例を示す図である。図6に示す画像データでは、画素値ゼロの背景に、画素値4のオブジェクトが存在する。
エッジ検出部23により図6に示す画像データのエッジ部分は、図7に示すようになる。図7は、図6に示す画像データにおいて検出されるエッジを示す図である。図7に示す値は、エッジ検出部23からセレクター25に供給される値であり、注目画素がエッジ部分に属すると判定された場合には値が1とされ、注目画素がエッジ部分に属さないと判定された場合には値が0とされる。
スクリーン処理部27により第1ディザマトリクスで2値化された後の画像データは、例えば図8に示すようになる。図8は、スクリーン処理部27による、図6に示す画像データに対する2値化処理の結果の一例を示す図である。
一方、図6に示す画像データを第2ディザマトリクスで2値化して得られる画像データは、図9に示すようになる。図9は、実施の形態1において図6に示す画像データを第2ディザマトリクスで2値化して得られる画像データの一例を示す図である。
図2に示す画像処理装置18では、エッジ部分に属さない画素については、エッジ量の代わりに値ゼロがセレクター25からスクリーン処理部28に供給されるため、スクリーン処理部28から出力される画像データにおいて、図7に示すエッジ部分に属する画素の画素値は、図9に示す画素値とされ、図7に示すエッジ部分に属さない画素の画素値は、ゼロとされる。
そして、出力部29は、スクリーン処理部27からの画像データとスクリーン処理部28からの画像データとを合成することで、図6に示す画像データを2値化した後の画像データを生成し、出力する。図10は、実施の形態1において、出力部29により、スクリーン処理部27の多値化処理の結果と、スクリーン処理部28の多値化処理の結果とから得られる、図6に示す画像データを2値化した後の画像データの一例を示す図である。
これにより、図10からわかるように、エッジ部分のジャギーが抑制される。また、オブジェクトの画素値に応じたエッジ縁取りが行われる。
以上のように、上記実施の形態1によれば、不揮発性メモリー26aは、1つのディザマトリクス分のディザマトリクスデータ26を記憶している。そして、スクリーン処理部27は、ディザマトリクスデータ26から得られる第1ディザマトリクスで、注目画素に関する多値化処理を実行し、スクリーン処理部28は、第1ディザマトリクスとは異なる第2ディザマトリクスをディザマトリクスデータ26から得て、第2ディザマトリクスで、注目画素に関する多値化処理を実行し、出力部29は、注目画素がエッジ部分に属する場合には、スクリーン処理部27による多値化結果とスクリーン処理部28による多値化結果とに基づいて注目画素の多値化後の画素値を決定し、注目画素がエッジ部分に属さない場合には、スクリーン処理部27による多値化結果を注目画素の多値化後の画素値とする。
これにより、1つのディザマトリクス分のディザマトリクスデータ26から複数のディザマトリクスを生成するので、複数のディザマトリクスを使用する場合でも、不揮発性メモリー26aの記憶領域が小さくて済む。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2では、第2ディザマトリクスが、第1ディザマトリクスに対して、行および/または列のインデックスを反転して得られるものとされる。つまり、スクリーン処理部28により使用されるディザマトリクスが、実施の形態1のものと異なる。なお、実施の形態2に係る画像形成装置の基本的な構成は、実施の形態1のものと同様である。ただし、上述のようにスクリーン処理部28は、ディザマトリクスデータ26から、実施の形態1のものと異なるディザマトリクスを生成して使用する。
図11は、実施の形態2において、スクリーン処理部28により使用されるディザマトリックスの一例を示す図である。例えば、スクリーン処理部27は、図4に示すディザマトリックスを第1ディザマトリクスとして使用し、スクリーン処理部28は、図11に示すディザマトリックスを第2ディザマトリクスとして使用する。
実施の形態2では、第2ディザマトリクスは、第1ディザマトリクスに対して、行および/または列のインデックスを反転して得られるものである。図11(B)に示すディザマトリクスは、第1ディザマトリクスに対して、図11(A)に示すように、図5(A)の場合と同様に列のインデックスの位相をずらし、かつ行のインデックスを反転させて得られる。
ここで、具体例について説明する。上述の場合と同様に、図6に示す4ビットの画像データを2値化した場合について説明する。
エッジ検出部23により図6に示す画像データのエッジ部分は、図7に示すようになる。スクリーン処理部27により第1ディザマトリクスで2値化された後の画像データは、図8に示すようになる。
一方、図6に示す画像データを第2ディザマトリクスで2値化して得られる画像データは、図12に示すようになる。図12は、実施の形態2におけるスクリーン処理部28による、図6に示す画像データに対する2値化処理の結果の一例を示す図である。ここでは、第2ディザマトリクスは、第1ディザマトリクスに対して、列のインデックスの位相をずらし、かつ行のインデックスを反転させたものである。
図2に示す画像処理装置18では、エッジ部分に属さない画素については、エッジ量の代わりに値ゼロがセレクター25からスクリーン処理部28に供給されるため、スクリーン処理部28から出力される画像データにおいて、図7に示すエッジ部分に属する画素の画素値は、図12に示す画素値とされ、図7に示すエッジ部分に属さない画素の画素値は、ゼロとされる。
そして、出力部29は、スクリーン処理部27からの画像データとスクリーン処理部28からの画像データとを合成することで、図6に示す画像データを2値化した後の画像データを生成し、出力する。図13は、実施の形態2において、出力部29により、スクリーン処理部27の多値化処理の結果と、スクリーン処理部28の多値化処理の結果とから得られる、図6に示す画像データを2値化した後の画像データの一例を示す図である。
これにより、図13からわかるように、エッジ部分のジャギーが抑制される。
図6に示すオブジェクト左側のエッジに着目すると、実施の形態(図9)のように、第2ディザマトリクスによる2値化で発生する縞とエッジとの角度が小さい場合に比べ、実施の形態2(図12)のように(つまり、第2ディザマトリクスを、第1ディザマトリクスに対して、行および/または列のインデックスを反転して得られるものとして)、第2ディザマトリクスによる2値化で発生する縞とエッジとの角度が大きくなるようにすることで、ジャギーがより抑制される。
なお、上述の各実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記各実施の形態において、スクリーン処理部28により生成され使用される第2ディザマトリクスは、第1ディザマトリクス内の各要素の値を反転して得られるものとしてもよい。例えば、要素の値の範囲が0〜15である場合、第1ディザマトリクスの要素(i,j)の値をXとすると、第2ディザマトリクスの同一位置の要素(i,j)の値は、15−Xとされる。
本発明は、例えば、プリンター、コピー機、複合機などの画像形成装置に適用可能である。
11 プリンター(画像出力部の一例)
18 画像処理装置
22 エッジ量計算部
26 ディザマトリクスデータ
26a 不揮発性メモリー(記憶装置の一例)
27 スクリーン処理部(第1スクリーン処理部の一例)
28 スクリーン処理部(第2スクリーン処理部の一例)
29 出力部(画素値決定部の一例)

Claims (9)

  1. 1つのディザマトリクス分のディザマトリクスデータを記憶する記憶装置と、
    前記ディザマトリクスデータから得られる第1ディザマトリクスで、注目画素に関する多値化処理を実行する第1スクリーン処理部と、
    前記第1ディザマトリクスとは閾値の配列順番が異なる第2ディザマトリクスを前記ディザマトリクスデータから得て、前記第2ディザマトリクスで、前記注目画素に関する多値化処理を実行する第2スクリーン処理部と、
    前記注目画素がエッジ部分に属する場合には、前記第1スクリーン処理部による多値化結果と前記第2スクリーン処理部による多値化結果とに基づいて前記注目画素の多値化後の画素値を決定し、前記注目画素がエッジ部分に属さない場合には、前記第1スクリーン処理部による多値化結果を前記注目画素の多値化後の画素値とする画素値決定部と、
    前記注目画素周辺の局所領域での最小画素値と前記注目画素の画素値とに基づきエッジ量を計算するエッジ量計算部と、
    を備え
    前記第1スクリーン処理部は、前記第1ディザマトリクスを前記注目画素の画素値に適用して多値化処理を実行して、
    前記第2スクリーン処理部は、前記第2ディザマトリクスを前記エッジ量に適用して多値化処理を実行し、
    前記画素値決定部は、前記注目画素がエッジ部分に属する場合には、前記第1スクリーン処理部による多値化結果と前記第2スクリーン処理部による多値化結果との和、または前記第1スクリーン処理部による多値化結果と前記第2スクリーン処理部による多値化結果のうちの最大値を、前記注目画素の多値化後の画素値とすること、
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第2ディザマトリクスは、前記第1ディザマトリクスに対して、行および/または列のインデックスの位相をずらして得られることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第2ディザマトリクスは、前記第1ディザマトリクスに対して、行および/または列のインデックスを反転して得られることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記第2ディザマトリクスは、前記第1ディザマトリクス内の各要素の値を反転して得られることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記エッジ量計算部は、前記最小画素値が小さくなると、前記エッジ量を大きくすることを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  6. 前記エッジ量計算部は、前記注目画素の画素値が大きくなると、前記エッジ量を大きくすることを特徴とする請求項または請求項記載の画像処理装置。
  7. 前記画素値決定部は、前記注目画素の属性データの値が所定の値である場合、前記注目画素がエッジ部分に属するときでも、前記第1スクリーン処理部による多値化結果を前記注目画素の多値化後の画素値とすることを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の画像処理装置。
  8. 請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置により生成された多値化後の画像データに基づいて画像出力を行う画像出力部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 1つのディザマトリクス分のディザマトリクスデータを記憶する記憶装置から前記ディザマトリクスデータを読み出すステップと、
    前記ディザマトリクスデータから得られる第1ディザマトリクスで、注目画素に関する第1多値化処理を実行する第1スクリーン処理ステップと、
    前記注目画素周辺の局所領域での最小画素値と前記注目画素の画素値とに基づきエッジ量を計算するエッジ量計算ステップと、
    前記第1ディザマトリクスとは閾値の配列順番が異なる第2ディザマトリクスを前記ディザマトリクスデータから得て、前記第2ディザマトリクスで、前記注目画素に関する第2多値化処理を実行する第2スクリーン処理ステップと、
    前記注目画素がエッジ部分に属する場合には、前記第1多値化処理の結果と前記第2多値化処理の結果とに基づいて前記注目画素の多値化後の画素値を決定し、前記注目画素がエッジ部分に属さない場合には、前記第1多値化処理の結果を前記注目画素の多値化後の画素値とする画素値決定ステップと、
    を備え
    前記第1スクリーン処理ステップでは、前記第1ディザマトリクスを前記注目画素の画素値に適用して前記第1多値化処理を実行して、
    前記第2スクリーン処理ステップでは、前記第2ディザマトリクスを前記エッジ量に適用して前記第2多値化処理を実行し、
    前記画素値決定ステップでは、前記注目画素がエッジ部分に属する場合には、前記第1多値化処理の結果と前記第2多値化処理の結果との和、または前記第1多値化処理の結果と前記第2多値化処理の結果のうちの最大値を、前記注目画素の多値化後の画素値とすること、
    を特徴とする画像処理方法。
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