JP5475095B1 - 開閉器操作用アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】充電部が露出した開閉器の操作を行なう場合であっても安全に作業を行なう。
【解決手段】第1電極と、第2電極と、第1電極及び第2電極を接続する場合には第2電極に形成される支軸を中心に接点が第1電極と接するように回動し、第1電極及び第2電極を遮断する場合には支軸を中心に接点が第1電極から離れるように回動する導電板と、導電板の第1電極と対向する面とは反対側の面において摘み部が導電板の支軸とは反対側の先端よりも突出するように設けられる絶縁性の操作板と、を有する開閉器の操作板に装着され、摘み部を覆うように摘み部の第1電極に対向する面に沿って延伸する第1延伸部と、摘み部の第1電極とは反対側の面に沿って第1延伸部から連続して延伸する第2延伸部と、を有する操作板挟持部と、操作板を操作するために第2延伸部の支軸とは反対側において突出する操作片と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、開閉器操作用アダプタに関する。
工場や発電所などでは様々な電力使用機器が稼動している。そして、例えば電力使用機器の定期点検を行う場合などのように、電力使用機器への電力供給を遮断しなければならないことがある。
このような場合、電源と電力使用機器との間の電力供給路上に設置されているセクションスイッチなどの開閉器を操作することにより、電力使用機器への電力供給を遮断することができる。
そして、このような開閉器を操作する際の作業者の安全性を向上するために、様々な技術が開発されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−374605号公報
工場や発電所などでは、電力使用機器の種類や電力消費量あるいは設置時期等に応じて、様々な種類の開閉器が使用されている。
例えば、比較的新しく設置された開閉器では、電源に接続された電極等の充電部が露出しないようにカバー等で覆われており、作業者が開閉器の操作レバーを操作する際に誤って手や指が充電部に触れないような安全対策が施されている。その一方で、そのような安全対策が施されていない比較的古い開閉器も混在して使用されている。
このような安全対策が施されていない比較的古い開閉器は、安全対策が施された開閉器に順次交換されているが、開閉器の数が膨大な場合などのように、全ての開閉器を同時に交換することが現実的でない場合もある。
そのため、充電部が露出したタイプの開閉器の操作を行なう場合であっても、安全に作業を行なうことを可能にするための技術が求められている。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、充電部が露出した開閉器の操作を行なう場合であっても、安全に作業を行なうことを可能にすることを一つの目的とする。
一つの側面に係る開閉器操作用アダプタは、第1電極と、第2電極と、前記第1電極及び前記第2電極を接続する場合、前記第2電極に形成される支軸を中心に接点が前記第1電極と接するように回動し、前記第1電極及び前記第2電極を遮断する場合、前記支軸を中心に前記接点が前記第1電極から離れるように回動する導電板と、前記導電板の前記第1電極と対向する面とは反対側の面において、摘み部が前記導電板の前記支軸とは反対側の先端よりも突出するように設けられる絶縁性の操作板と、を有する開閉器の前記操作板に装着される開閉器操作用アダプタであって、前記摘み部を覆うように、前記摘み部の前記第1電極に対向する面に沿って延伸する第1延伸部と、前記摘み部の前記第1電極とは反対側の面に沿って、前記第1延伸部から連続して延伸する第2延伸部と、を有する操作板挟持部と、前記操作板を操作するために、前記第2延伸部の前記支軸とは反対側において突出する操作片と、を有する。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄の記載、及び図面の記載等により明らかにされる。
充電部が露出した開閉器の操作を行なう場合であっても、安全に作業を行なうことができる。
セクションスイッチ操作用アダプタの外観図である。 セクションスイッチ操作用アダプタの側面図である。 セクションスイッチ操作用アダプタの正面図である。 セクションスイッチ操作用アダプタの背面図である。 セクションスイッチの構成を示す図である。 セクションスイッチにセクションスイッチ操作用アダプタを装着した際の様子を示す図である。 セクションスイッチにセクションスイッチ操作用アダプタを装着して操作レバーを引き倒した際の様子を示す図である。 直立盤内にセクションスイッチが設けられる様子を示す図である。 直立盤内にセクションスイッチが設けられる様子を示す図である。 直立盤内にセクションスイッチが設けられる様子を示す図である。 セクションスイッチ操作用アダプタの外観図である。 セクションスイッチ操作用アダプタの側面図である。 セクションスイッチ操作用アダプタの正面図である。 セクションスイッチ操作用アダプタの背面図である。 セクションスイッチ操作用アダプタの側面図である。 セクションスイッチ操作用アダプタの正面図である。 セクションスイッチ操作用アダプタの背面図である。 セクションスイッチ操作用アダプタの製造方法を示す図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===セクションスイッチ操作用アダプタ===
本発明の実施形態に係るセクションスイッチ操作用アダプタ(開閉器操作用アダプタ)300の外観構成例を図1に示す。またセクションスイッチ操作用アダプタ300の側面図、正面図、背面図をそれぞれ図2A、図2B、図2Cに示す。
なお図2A、図2B、図2Cにおいて、X軸方向はセクションスイッチ操作用アダプタ300の背面から正面に向かう向きであり、Y軸方向はセクションスイッチ操作用アダプタ300を正面視した場合に、左側面から右側面に向かう向きであり、Z軸方向はセクションスイッチ操作用アダプタ300の下面から上面に向かう向きである。また図3以降の他の図においても同様である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るセクションスイッチ操作用アダプタ300は、操作レバー挟持部(操作板挟持部)310と、連結部320と、操作片330と、を有して構成されている。
操作レバー挟持部310は、連結部320から二又に分岐するようにして略平行に延伸する第1延伸部311と第2延伸部312とを有して構成されている。
連結部320は、第1延伸部311と第2延伸部312とが連結される部位に構成される。つまり第1延伸部311及び第2延伸部312は、連結部320においてそれぞれの端部を連続させるように構成されている。
操作片330は、連結部320から突出するように構成されている。図1に示す例では、操作片330は第1延伸部311及び第2延伸部312の延伸方向(−Z軸方向)とは異なる方向(−X軸方向)に突出している。また操作片330は、さらに先端部が、第2延伸部312の延伸方向とは逆方向(+Z方向)に屈曲している。
セクションスイッチ操作用アダプタ300は、絶縁性を有する例えばポリエチレンテレフタレート等の樹脂を素材として構成される。
===セクションスイッチ===
次に、セクションスイッチ操作用アダプタ300を装着して使用する本実施形態に係るセクションスイッチ(開閉器)100の構成を、図3を参照しながら説明する。
本実施形態に係るセクションスイッチ100は、電源と負荷(電力使用機器)との間の電力供給路上に設置され、負荷への電力の供給あるいは遮断を切り替えるための装置である。
セクションスイッチ100は、電源接続端子(第1電極)120と、負荷接続端子(第2電極)130と、ブレード(導電板)110と、操作レバー(操作板)140と、を有して構成されている。
電源接続端子120は、電源接続端子台124と、クリップ121と、電源側ねじ122と、を有して構成されている。電源接続端子台124、クリップ121、及び電源側ねじ122は、導電性を有する例えば金属により構成されており、相互に導電可能に接続されている。
そして電源に接続される電源側ケーブル210の先端に装着されている電源側リング端子211を、電源側ねじ122を用いて電源接続端子台124に圧着することにより、電源接続端子120が電源に接続される。
一方、負荷接続端子130は、負荷接続端子台134と、ヒンジクリップ131と、負荷側ねじ132と、ヒンジ(支軸)133と、を有して構成されている。負荷接続端子台134、ヒンジクリップ131、負荷側ねじ132、及びヒンジ133は、導電性を有する例えば金属により構成されており、相互に導電可能に接続されている。
そして負荷(電力使用機器)に接続される負荷側ケーブル220の先端に装着されている負荷側リング端子221を、負荷側ねじ132を用いて負荷接続端子台134に圧着することにより、負荷接続端子130が負荷に接続される。
またヒンジクリップ131にはヒンジ133が形成されており、ヒンジ133にはブレード110が回動可能に接続されている。なお図3において、ヒンジ133はY軸方向を軸方向とするように形成されており、ブレード110はXZ平面に沿って回動する。
ブレード110は例えば金属製の導電板であり、クリップ121とヒンジクリップ131とを接続する場合には、ヒンジクリップ131に形成されるヒンジ133を中心に接点がクリップ121と接するように回動し、クリップ121とヒンジクリップ131とを遮断する場合には、ヒンジ133を中心に接点がクリップ121から離れるように回動する。つまりブレード110はヒンジ133を中心に回動し、クリップ121と接触あるいは遮断が可能なように、ヒンジクリップ131に装着されている。
このように、ブレード110が、ヒンジ133とクリップ121上の接点との間に延在するように設けられてヒンジ133を中心に回動することで、負荷接続端子130と電源接続端子120との間の導電路の断接が行われる。
操作レバー140は、ブレード110に接着剤等により装着される絶縁性を有する部材であり、ブレード110のクリップ121と対向する面とは反対側の面において、ブレード110のヒンジ133とは反対側の先端よりも摘み部が突出するように設けられている。図3に示す例では、操作レバー140は、ブレード110の延伸方向(図3ではZ軸方向)に沿ってブレード110から延出するようにブレード110に装着されており、先端部は電源接続端子120の近傍まで延伸している。操作レバー140はたとえば角棒型の形状をしている。
作業者は、この突出した部分である摘み部に指を置いて操作レバー140に力を加えることによりブレード110を回動させ、負荷接続端子130と電源接続端子120との間の導電路の接続あるいは開放を切り替え、負荷への電力の供給や遮断を行なうことができる。
しかしながらこの場合、図3に示されるように、操作レバー140の先端部(摘み部)と、電源電圧が印加され、露出した電源接続端子120(例えば電源側ねじ122)との間が近接しているため、作業者は操作レバー140を指で直接操作する場合には、指が電源接続端子120に接触しないように注意を払いながら作業を行なう必要がある。
===セクションスイッチ操作用アダプタの装着及び操作===
次に、本実施形態に係るセクションスイッチ操作用アダプタ300をセクションスイッチ(開閉器)100に装着して使用する際の様子を図4、図5に示す。
図4に示すように、セクションスイッチ操作用アダプタ300をセクションスイッチ(開閉器)100に装着する場合には、セクションスイッチ100の操作レバー140を、セクションスイッチ操作用アダプタ300の操作レバー挟持部310の第1延伸部311と第2延伸部312とで挟み込むようにする。
具体的には、操作レバー挟持部310の第1延伸部311を、操作レバー140の電源接続端子120と対向する側の第1の面141に沿うように装着すると共に、操作レバー挟持部310の第2延伸部312を、操作レバー140の上記第1の面141とは反対側の第2の面142に沿うように装着する。
この状態で、第2延伸部312のヒンジ133とは反対側において突出する操作片330の先端に指を掛け、操作レバー140を電源接続端子120から遠ざける方向に操作片330に力を加えることにより、操作レバー140及びブレード110がヒンジ133を中心に回動し、図5に示すように、ブレード110とクリップ121との間を離間させることができる。
このとき、本実施形態に係るセクションスイッチ操作用アダプタ300の操作片330は、連結部320から、電源接続端子120から遠ざかる方向(−X軸方向)に延出するように構成されているため、作業者の指と電源接続端子120との接触を防止することができる。
このため、電源接続端子120のような電源電圧が印加された充電部が露出したセクションスイッチ100の操作を行なう場合であっても、安全に作業を行なうことが可能となる。
さらに操作片330は、先端部がヒンジ133から遠ざかる方向、つまりセクションスイッチ100の操作方向(−X軸方向)に直交する方向(+Z軸方向)に屈曲している。
このような形態にすることにより、作業者がセクションスイッチ操作用アダプタ300を用いて操作片330を手前側に引き倒す際に、指が操作片330から滑りにくくなるため操作が行ないやすくなり、作業性を向上させることができる。
また本実施形態に係るセクションスイッチ操作用アダプタ300は、第2延伸部312の先端部が、第1延伸部311の先端部よりもヒンジ133に近接するように形成されている。
このため、操作レバー140に装着したセクションスイッチ操作用アダプタ300を作業者が手前側に(図4、図5では時計回りに)引きだす場合に、作業者が操作片330に加えた力を確実に操作レバー140に伝達することが可能となる。これにより、セクションスイッチ操作用アダプタ300を操作する際の操作片330のがたつきやはずれ等を防止し、作業性を向上させることが可能となる。
===直立盤===
上記のようなセクションスイッチ100は、電源と負荷(電力使用機器)との間の電力供給路上に設置されるが、発電所や工場などでは、発電所や工場内で稼動している各電力使用機器を集中的に監視、制御するために中央制御室が設けられている場合がある。この場合、中央制御室内に設置されている直立盤の内部に各電力使用機器へのセクションスイッチ100が集約して収納されている。
図6〜図8に、中央制御室内に設置されている直立盤500の内部に、複数のセクションスイッチ100が収納されている様子を示す。
図6は、交流電源410を電力源として使用する負荷610と、交流電源410と、の間にセクションスイッチ100が介在されている場合の回路図の例を示す。
図7は、直流電源420を電力源として使用する負荷620と、直流電源420と、の間にセクションスイッチ100が介在されている場合の回路図の例を示す。
図8は、直立盤500内に、複数のセクションスイッチ100が隣接して配列されている様子を示す。
作業者は、セクションスイッチ100を操作する場合には、まず直立盤500の前面扉(不図示)を開け、直立盤500内に整列する複数のセクションスイッチ100の中から、操作対象のセクションスイッチ100を見つけ出す。そして作業者は、該当するセクションスイッチ100の操作レバー140にセクションスイッチ操作用アダプタ300を装着し、手前側に引き倒す。
このようにセクションスイッチ操作用アダプタ300を用いて作業を行なうことにより、作業者は、電源側ねじ122等のセクションスイッチ100の充電部に触れることなく、安全に作業を行なうことができるようになる。
===その他の実施形態===
図8に示したように、直立盤500内に複数のセクションスイッチ100が隣接して配列されている場合に、セクションスイッチ100を一つずつ操作していくと作業に時間が掛かる。特に、発電所や工場の定期点検時のように、数多くの電力使用機器への電力を遮断していかなければならない場合には、作業は長時間に及ぶことになる。
そのため、例えば図9に示すように、2つのセクションスイッチ操作用アダプタ300A、300Bを、連結部340で連結してセクションスイッチ操作用アダプタ300を構成することも可能である。
この場合、2つのセクションスイッチ操作用アダプタ300Aと300Bとの間隔(Y軸方向の間隔)は、図8に示したような直立盤500内に隣接するセクションスイッチ100の操作レバー140の間隔にあわせておくようにする。
このようにすることにより、隣り合う2つのセクションスイッチ100に対する操作を一度の操作で行なえるため、作業時間を短縮することが可能となる。
例えば図7に示したように、直流電源420と負荷620との間に設けられているセクションスイッチ100に対する操作を行なう場合には、ひとつの負荷620に対して正側及び負側に設けられている2つのセクションスイッチ100を同時に操作することが可能となる。
また例えば図6に示したように、交流電源410と負荷610との間に設けられているセクションスイッチ100に対する操作を行なう場合においても、ひとつの負荷620に対して複数設けられているセクションスイッチ100を同時に操作することが可能となる。
あるいは、図10に示すように、セクションスイッチ操作用アダプタ300の操作片330の形状を工夫した形態も可能である。
図10に示すセクションスイッチ操作用アダプタ300の操作片330は、連結部320から、電源接続端子120から遠ざかるにつれてヒンジ(支軸)133からも遠ざかる斜め方向に延出している。
このように斜め方向に延出する形態にすることにより、作業者がセクションスイッチ操作用アダプタ300を操作レバー140に装着して操作片330を手前側に引き倒す際に、操作片330と指との接触面積が増大し、操作片330が指にしっかりと引っ掛かるようになるため操作が行ないやすくなり、作業性を向上させることができる。
またさらに、図11に示すように、セクションスイッチ操作用アダプタ300の操作片330の形状を工夫した形態も可能である。
図11に示すセクションスイッチ操作用アダプタ300は、操作片330が、延出方向に沿って先端部に近づくほど、この延出方向に直交する方向の幅が太くなる部分を有するように構成されている。
このような形態とすることによって、作業者がセクションスイッチ操作用アダプタ300を操作レバー140に装着して操作片330を手前側に引き倒す際に、指が操作片330から滑りにくくできるため操作が行ないやすくなり、作業性を向上させることができる。
さらに図11に示すセクションスイッチ操作用アダプタ300は、第2延伸部312の先端部に、少なくとも操作レバー140の第2の面142に対面する側に、面取り加工が施された面取り加工部313が形成されている。
面取り加工部313は、第2延伸部132の先端部に近づくほど操作レバー140の第2の面142から遠ざかるように形成された傾斜面である。
このような形態とすることによって、セクションスイッチ操作用アダプタ300を操作レバー140に装着する際に、第2延伸部312の先端部を操作レバー140の第2の面142に沿ってスムースにすべらせるようにすることが可能となる。このため、セクションスイッチ操作用アダプタ300を操作レバー140にスムースに装着することが可能となるため、作業性をより向上させることが可能となる。
なお上述したように、セクションスイッチ操作用アダプタ300は絶縁性を有する例えばポリエチレンテレフタレート等の樹脂を素材として構成されるが、この場合、例えば所定の金型を用いて、図12に示すように成型部材350を製造した上で、破線で示すようにカットすることで、セクションスイッチ操作用アダプタ300を大量生産することも可能である。
このように製造することによって、低コストに数多くのセクションスイッチ操作用アダプタ300を製造することが可能となる。
このことは、例えば大規模な工場や発電所内において莫大な数のセクションスイッチ100が使用されているような場合に、それに応じた相当数のセクションスイッチ操作用アダプタ300を準備及び配備する場合には特に効果が大きい。
またセクションスイッチ操作用アダプタ300は、所定のストラップ等を装着した上で、直立盤500内の所定位置に設けられたフック等にストラップを引っ掛けるようにして収納しておくようにすると良い。このようにしておけば、作業者は非作業時にセクションスイッチ操作用アダプタ300を持ち歩く必要がなくなる上、セクションスイッチ操作用アダプタ300の紛失も防止可能となる。
以上、本実施形態のセクションスイッチ操作用アダプタ300について説明したが、本実施形態に係るセクションスイッチ操作用アダプタ300によれば、充電部が露出したセクションスイッチ100の操作を行なう場合であっても、充電部への接触を防ぎ、感電等が防止できるため、安全に作業を行なうことが可能となる。
また、充電部が露出したタイプのセクションスイッチ100は、製造されてから相当の長い年月が経過している場合が多いため、操作レバー140も脆くなり破損しやすい状態になっていることがある。このようなセクションスイッチ100に対して本実施形態のセクションスイッチ操作用アダプタ300を用いることにより、操作レバー140の先端部だけでなく、第1の面141、第2の面142の両面から操作レバー140を挟み込むように保持した上で操作レバー140へ力を加えることで、操作レバー140に与える応力を分散させることができるため、操作レバー140の破損を防止することも可能となる。
なおこれらの実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
100 セクションスイッチ(開閉器)
110 ブレード(導電板)
120 電源接続端子
121 クリップ
122 電源側ねじ
124 電源接続端子台
130 負荷接続端子
131 ヒンジクリップ
132 負荷側ねじ
133 ヒンジ
134 負荷接続端子台
140 操作レバー
141 第1の面
142 第2の面
200 ケーブル
210 電源側ケーブル
211 電源側リング端子
220 負荷側ケーブル
221 負荷側リング端子
300 セクションスイッチ操作用アダプタ(開閉器操作用アダプタ)
310 操作レバー挟持部
311 第1延伸部
312 第2延伸部
313 面取り加工部
320 連結部
330 操作片
340 連結部
350 成型部材
400 電源
410 交流電源
420 直流電源
500 直立盤
600 負荷
610 交流負荷
620 直流負荷

Claims (6)

  1. 第1電極と、
    第2電極と、
    前記第1電極及び前記第2電極を接続する場合、前記第2電極に形成される支軸を中心に接点が前記第1電極と接するように回動し、前記第1電極及び前記第2電極を遮断する場合、前記支軸を中心に前記接点が前記第1電極から離れるように回動する導電板と、
    前記導電板の前記第1電極と対向する面とは反対側の面において、摘み部が前記導電板の前記支軸とは反対側の先端よりも突出するように設けられる絶縁性の操作板と、
    を有する開閉器の前記操作板に装着される開閉器操作用アダプタであって、
    前記摘み部を覆うように、前記摘み部の前記第1電極に対向する面に沿って延伸する第1延伸部と、前記摘み部の前記第1電極とは反対側の面に沿って、前記第1延伸部から連続して延伸する第2延伸部と、を有する操作板挟持部と、
    前記操作板を操作するために、前記第2延伸部の前記支軸とは反対側において突出する操作片と、
    を有することを特徴とする開閉器操作用アダプタ。
  2. 請求項1に記載の開閉器操作用アダプタであって、
    前記操作片は、前記第1電極から遠ざかる方向に突出すると共に、前記支軸から遠ざかる方向に屈曲するように形成されている
    ことを特徴とする開閉器操作用アダプタ。
  3. 請求項1に記載の開閉器操作用アダプタであって、
    前記操作片は、前記第1電極から遠ざかるにつれて前記支軸からも遠ざかる方向に突出するように形成されている
    ことを特徴とする開閉器操作用アダプタ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の開閉器操作用アダプタであって、
    前記操作片は、先端部に近づくほど太くなる部分を有するように形成されている
    ことを特徴とする開閉器操作用アダプタ。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の開閉器操作用アダプタであって、
    前記第2延伸部の先端部は、前記第1延伸部の先端部よりも、前記支軸に近接するように形成されている
    ことを特徴とする開閉器操作用アダプタ。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の開閉器操作用アダプタであって、
    前記第2延伸部の前記摘み部と対面する面に、前記第2延伸部の先端部に近づくほど前記摘み部から遠ざかるような傾斜面が形成されている
    ことを特徴とする開閉器操作用アダプタ。
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