JP5474474B2 - トレーラ - Google Patents

トレーラ Download PDF

Info

Publication number
JP5474474B2
JP5474474B2 JP2009222461A JP2009222461A JP5474474B2 JP 5474474 B2 JP5474474 B2 JP 5474474B2 JP 2009222461 A JP2009222461 A JP 2009222461A JP 2009222461 A JP2009222461 A JP 2009222461A JP 5474474 B2 JP5474474 B2 JP 5474474B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trailer
shaft
retarder
hub
differential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009222461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011068291A (ja
JP2011068291A5 (ja
Inventor
弘 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2009222461A priority Critical patent/JP5474474B2/ja
Publication of JP2011068291A publication Critical patent/JP2011068291A/ja
Publication of JP2011068291A5 publication Critical patent/JP2011068291A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5474474B2 publication Critical patent/JP5474474B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Retarders (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Description

本発明は、トラクタに牽引されるトレーラに関し、特に補助ブレーキを備えるものに関する。
重量物や大形物を輸送するための車両として、トラクタ(牽引車)に牽引されるトレーラ(被牽引車)が用いられている。走行用の原動機を備えるトラクタは、主ブレーキである摩擦ブレーキに加えて、排気ブレーキやリターダなどを補助ブレーキとして備えている。摩擦ブレーキは、大きな制動力を発生することができ、車両を確実に停止させるために不可欠であるが、連続的に使用されると制動力が低下しやすい。一方、排気ブレーキやリターダは、摩擦ブレーキに較べて制動力を緩やかに発生するが、連続的に使用されても制動力が低下しにくい。このため、補助ブレーキを備えるトラクタ自体は、長い急坂路を下るような場合にも、摩擦ブレーキを常用することなく速度を一定に維持することができる。
ところが、自走機能を有していないトレーラは、補助ブレーキを備えておらず、トラクタ側における制動操作に応じて作動する摩擦ブレーキを備えるのみである。このため、トラクタに牽引されて長い急坂路を下るような場合に、トレーラ側では、摩擦ブレーキが連続的に使用されることになり、制動力が不足することがある。このようにトレーラ側の制動力がトラクタ側の制動力に較べて低下すると、制動距離が増大するだけでなく、いわゆるジャックナイフ現象などが誘発されやすくなる。
そこで、このような状況を生じにくくするために、トレーラ側にもリターダを装備することが提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2)。リターダは、車両の動力伝達系において駆動軸の回転を規制する手段であり、前述したようにトラクタなどの補助ブレーキとして用いられているものである。すなわち、この提案によれば、自走機能を有しないトレーラに、差動(ディファレンシャルギア)装置や、この差動装置とリターダとを結ぶシャフト(以下では、便宜上プロペラシャフトと称する。)を装着する必要が生じる。
ところで、トレーラにリターダを装着して補助ブレーキとして利用しようとする上記提案は、トレーラの安全な運行に資すると認めることができるものである。しかし、本願発明者が実際に検討した結果、上記提案に係るトレーラの構成によると、小さい半径で旋回する際に、滑らかに走行できず、左右輪の回転差が大きくなり過ぎて差動装置などを損傷する場合がある、という問題が見いだされた。
実開平6−21303号公報 特開平10−217925号公報
本発明は、このような事情をふまえて行われたものであり、リターダを補助ブレーキとして備え、小半径でも何ら支障なくスムーズに旋回できるトレーラを提供すること、を課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明のトレーラは、少なくとも一対の左右輪をアクスルシャフトを介して互いに接続する差動装置と、プロペラシャフトを介して前記差動装置と結合されたリターダと、前記一対の左右輪の少なくとも一方側のハブに設けられたフリーホイールハブ機構と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも一対の左右輪をアクスルシャフトを介して互いに接続する差動装置と、プロペラシャフトを介して前記差動装置と結合されたリターダと、前記一対の左右輪の少なくとも一方側のハブに設けられたフリーホイールハブ機構と、を備えることにより、小半径でもスムーズに旋回することが可能であり、しかも差動装置などを損傷することがないトレーラを提供することができる。
本発明の一実施形態としてのトレーラのシャーシの構成を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 トレーラにリターダおよび差動装置が架装された状態を示す平面図である。 フリーホイールハブの外観を示す図であり、(A)は側方から見た図、(B)は軸方向から見た図である。 軸方向から見たフリーホイールハブ機構の概略図である。 ロック状態にあるフリーホイールハブの軸方向における断面図である。 フリー状態にあるフリーホイールハブの軸方向における断面図である。 通常のハブの軸方向における断面図である。 本発明の別の実施形態としてのトレーラのシャーシの構成を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態としてのトレーラのシャーシの構成を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。なお、図1における下方がトレーラの前側(トラクタ側)である。このトレーラ100は、2軸のセミトレーラであり、はしご形のフレーム150の前端側に設けられたキングピン170が図示されていないトラクタのカプラベースに結合されることによって、トラクタに牽引される。
トレーラ100の前軸の左右一対の車輪(ホイール)間には、差動装置110が配置されている。差動装置110は、図示されていないアクスルシャフトによって、前軸の左右一対の車輪を互いに接続している。また、差動装置110は、プロペラシャフト111を介して、リターダ112と結合されている。同様に、トレーラ100の後軸の左右一対の車輪間には、差動装置120が配置され、図示されていないアクスルシャフトによって、後軸の左右一対の車輪を互いに接続している。差動装置120は、プロペラシャフト121を介して、リターダ122と結合されている。
リターダ112およびリターダ122は、いずれも、トレーラ100がトラクタ側から牽引力を受けて走行している時には動作せず、トラクタ側において減速操作が行われた時だけ作動する。具体的には、リターダ112は、トラクタの運転者がアクセルペダルを戻した際に、プロペラシャフト111の回転を妨げる制動トルクを発生することによって、差動装置110を介して前軸の左右輪の回転を規制し、トレーラ100を減速する。同様に、リターダ122は、プロペラシャフト121の回転を妨げる制動トルクを発生ことによって、差動装置120を介して後軸の左右輪の回転を規制し、トレーラ100を減速する。
ここで、リターダ112およびリターダ122は、電磁式、流体式、永久磁石式など、どのような形式のものでも差し支えない。リターダの形式は、それぞれの特性や、架装上の条件、トレーラの運行態様、などを総合的に考慮して選択される。
図2は、トレーラ100のシャーシにリターダおよび差動装置が架装された状態を示す平面図であり、図1(A)の一部を拡大したものに相当する。図2においても下方がトレーラの前側(トラクタ側)である。なお、図2では、前軸および後軸ともに、左右輪の図示が省略されている。
前軸用のリターダ112および後軸用のリターダ122は、それぞれ、フレーム150に取り付けられ、ジョイント部を介してプロペラシャフト111およびプロペラシャフト121の前端側と結合されている。ここで、リターダ112およびリターダ122の装着位置は、プロペラシャフト111およびプロペラシャフト121と結合できる位置であればどこでも構わないが、走行風を利用して放熱を効率よく行うことができることや、石跳ね等によって損傷しにくいこと、などを考慮して決定されることが望ましい。
差動装置110および差動装置120は、図示されていない懸架(緩衝)装置を介して、フレーム150に取り付けられている。差動装置110および差動装置120は、それぞれ、ディファレンシャルギアと、このディファレンシャルギアによって互いに接続される左右一対のアクスルシャフトを、ケース内に収容している。また、差動装置110および差動装置120は、それぞれ、ジョイント部を介してプロペラシャフト111およびプロペラシャフト121の後端側と結合されている。
前軸の差動装置110の両側には、ハブ113およびハブ114が取り付けられている。トレーラ100の右側(図2では左側)のハブ113は、操作部113aが操作されることによってアクスルシャフトと車輪とを結合(ロック)状態または分離(フリー)状態のいずれかに切り換える、フリーホイールハブ機構を備えている(以下では、フリーホイールハブ機構を備えているハブをフリーホイールハブと称する)。一方、トレーラ100の左側(図2では右側)のハブ114は、アクスルシャフトとホイールとを結合ボルトによって常時結合している、通常のハブである。
同様に、後軸の差動装置120の右側にはフリーホイールハブ123が取り付けられている。フリーホイールハブ123は、フリーホイールハブ113と共通の構造を有し、操作部123aが操作されることによって、アクスルシャフトと車輪との間をロック状態またはフリー状態に切り換える。また、差動装置120の左側には、通常のハブ124が取り付けられている。なお、フリーホールハブ113およびフリーホールハブ123については、後に詳述する。
さらに、前軸の差動装置110の両側には摩擦ブレーキ118が設けられ、同様に、後軸の差動装置120の両側にも摩擦ブレーキ128が設けられている。摩擦ブレーキ118および摩擦ブレーキ128は、いずれも、トラクタ側における制動操作に応じて動作する。具体的には、摩擦ブレーキ118および摩擦ブレーキ128は、トラクタの運転者がブレーキペダルを踏んだ際に、車体側に支持されている摩擦材(シュー)が車輪と共に回転するドラムの内部に押しつけられることによって、左右輪の回転を規制し、トレーラ100を減速または停止させる。
次に、トレーラ100が備えるフリーホイールハブ113およびフリーホイールハブ123について説明する。なお、後軸のフリーホイールハブ123については、前軸のフリーホイールハブ113と構成が共通しているので説明を省略し、以下ではフリーホイールハブ113のみについて説明する。
図3はフリーホイールハブ113の外観を示す図であり、(A)は側方から見た図、(B)はアクスルシャフトの軸方向から見た図である。ハブ113のフリーホイールハブ機構は、その基部が車輪側に結合された円筒状のケーシング113bの内部に収納されている。ケーシング113bの頂部には、後述する結合部材115cをアクスルシャフトの軸方向に沿ってスライドさせるためのねじ部材の一端側が突出して、操作部113aをなしている。
図4は、ハウジング113bに収容されているフリーホイールハブ113の機構をアクスルシャフトの軸方向から見た概略図である。すなわち、ハブ113のフリーホイールハブ機構は、アウターシャフト115aと、インナーシャフト115bと、結合部材115cとに、3分割されたアクスルシャフト115によって構成されている。車輪側に結合されているアウターシャフト115aにはその内周にセレーションが形成され、差動装置110に結合されているインナーシャフトにはその外周にセレーションが形成されている。
結合部材115cは、リング状の部材であり、アウターアクスルシャフト115aのセレーションおよびインナーアクスルシャフト115bのセレーションと同時に噛み合うことができるセレーションがその内周および外周に形成されている。そして、結合部材115cは、一端側が操作部113aとされたねじ部材の回転によって、アウターアクスルシャフト115aおよびインナーアクスルシャフト115bの間を軸方向にスライドするように配置されている。つまり、アクスルシャフト115は、軸方向にスライドする結合部材115cによってアウターアクスルシャフト115aとインナーアクスルシャフト115bとを結合または分離する、一種のスプライン軸として機能するように構成されている。
図5は、ロック状態にあるハブ113の軸方向における断面図である。すなわち、ロック状態は、操作部113aが所定の向きに回転操作されて、結合部材115cがハウジング113bの内部に配されたばね113cの弾性力に抗しつつアウターアクスルシャフト115aとインナーアクスルシャフト115bとの間に挿入されている状態である。このように、結合部材115cがアウターアクスルシャフト115aのセレーションとインナーアクスルシャフト115bの両方と噛み合っているので、アウターアクスルシャフト115aおよびインナーアクスルシャフト115bは、結合部材115cを介して一体に回転する。したがって、ロック状態では、トレーラ100の前軸の右側車輪が、アクスルシャフトを介して差動装置110に結合される。
図6は、フリー状態にあるハブ113の軸方向における断面図である。すなわち、フリー状態は、操作部113aがロック状態とは反対の向きに回転操作されて、結合部材115cがハウジング113bの内部に配されたばね113cの弾性力によってアウターアクスルシャフト115aとインナーアクスルシャフト115bとの間から抜去されている状態である。このように、結合部材115cがアウターアクスルシャフト115aおよびインナーアクスルシャフト115bのいずれとも噛み合っていないので、アウターアクスルシャフト115aは、インナーアクスルシャフト115bとは独立に回転することができる。したがって、フリー状態では、トレーラ100の前軸の右側車輪が、差動装置110から切り離されて独立に回転できる。
なお、フリーホイールハブ113は、通常の走行状態ではリターダ112が発生する制動トルクが車輪に伝達されるようにロック状態にされ、トラックターミナルや狭隘な倉庫内を走行する場合に限って手動でフリー状態に切り換えられる。このため、フリーホイールハブ113は、トラクタの運転者などが、スパナなどの簡単な工具を用いて操作部113aを操作することができ、ロック状態とフリー状態とを相互に切り換えることができるように構成されている。フリーホイールハブ113がフリー状態にされていれば、トレーラ100を最小半径で旋回させる場合でも、差動装置110は実質的に動作していないために、滑らかに走行することができ、差動装置110が損傷することもない。
図7は、トレーラ100の左側の車輪に備える、フリーホイールハブ機構を備えていない通常のハブ114およびハブ124のアクスルシャフトの軸方向における断面図である。なお、後軸のハブ124については、前軸のハブ114と構成が共通しているので説明を省略し、ここではハブ114のみについて説明する。通常のハブ114は、車輪側に結合されているアウターシャフト116aの端部と、差動装置110に結合されているインナーシャフト116bの端部とを、結合ボルト160で結合している。つまり、アウターアクスルシャフト116aおよびインナーアクスルシャフト116bは、ハブ114によって一体にされているため、トレーラ100の前軸の左側の車輪は、アクスルシャフトを介して差動装置110と常に一体に回転する。
次に、本発明の別の実施の形態について、図面を参照しながら更に説明する。なお、以下の説明において、前述した実施の形態における各部と共通の構成を有する部分については、従前と同一の指示符号を付し、その説明を省略する。
図8は本発明の別の実施形態としてのトレーラのシャーシの構成を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。なお、図8における下方がトレーラの前側(トラクタ側)である。このトレーラ200は、3軸のセミトレーラであり、はしご形のフレーム250の前端側に設けられたキングピン170が図示されていないトラクタのカプラベースに結合されることによって、トラクタに牽引される。
トレーラ200は、基本的な構成において前述した2軸のトレーラ100と同様であるが、後端側に第3軸(後後軸)を備え、この第3軸の一対の車輪間にも、差動装置130、差動装置130とリターダ132とを結合するためのプロペラシャフト131が配されている。差動装置130、プロペラシャフト131、およびリターダ132は、それぞれ、差動装置110、プロペラシャフト111、およびリターダ112と同様のものである。このように、本発明の実施の形態としてのトレーラは、軸数が増減しても、基本的な構成を変更することなく同様に構成される。
なお、これまでに説明した本発明の実施形態としてのトレーラは、いずれも、全ての軸にリターダを備えている。しかし、トレーラの全ての軸にリターダを備えることを必要とするものではない。リターダを備える軸とリターダを備えない軸とが混在するトレーラにあっては、後方側の軸から順次リターダを備えるようにすることが望ましい。また、トレーラのリターダを備える軸に配される差動装置は、差動制限機構を備えていないものでも差し支えないが、差動制限機構を備えていてもよい。
さらに、本発明の実施形態においては、フリーホイールハブ機構が、トレーラの右側の車輪に配されているものとして説明したが、トレーラの左側の車輪に配されていても構わないことは言うまでもない。また、フリーホイールハブ機構は、差動装置が配された軸の一対の車輪の少なくとも一方側に配されていれば足り、トレーラの一方側のみに揃えて配されなければならないものでもない。ただし、フリーホイールハブはトラクタの運転者によって操作されることが多いと考えられるので、一般にはトラクタの運転席と同じ側に揃えて配することが便宜である。なお、フリーホイールハブ機構は、上述した形式のものに限定されるものではなく、他の形式のものであっても差し支えない。
最後に、本発明の実施の形態としてのトレーラ100およびトレーラ200が備えている、油圧動力装置140について説明する。図1、図2および図8に示すように、油圧動力装置140は、フレーム150に取り付けられており、その出力軸がリターダ112を介してプロペラシャフト111と結合されている。そのため、トレーラ100およびトレーラ200は、トラクタの牽引力が全く得られない場合や十分でない場合に、油圧動力装置140を作動させて自ら駆動力を発生することもできる。なお、油圧動力装置140を作動させる際は、油圧動力装置140が発生する駆動力を車輪に伝達するために、フリーホイールハブ113がロック状態にされている必要がある。
具体的には、油圧動力装置140は、電気モータによって駆動されて高い油圧を発生する高圧油ポンプと、この高圧油ポンプが発生する油圧によって駆動される油圧モータと、を含んでいる。油ポンプを駆動するための電力は、図示されていないトラクタやその他の電源から電線142を介して供給される。このように、トレーラ100およびトレーラ200が備える油圧動力装置140は、電気モータによって駆動されるものであるため、他の車両などから電源の供給を受けることも容易であり、実用性が高い。
従来のトレーラは走行用の原動機を備えていないため、路面の状況によってはトラクタがトレーラを牽引し切れずに立ち往生するという事態が生じ得る。このような事態は、積雪した坂路や凍結路、未舗装路といった悪状況で発生し易く、ひとたび発生すると復旧作業が極めて困難である。しかし、本発明の実施形態としてのトレーラ100やトレーラ200のように、電気モータによって駆動される油圧動力装置140を備える構成によれば、トレーラ側においても駆動力を発生できるようになる。したがって、このような構成のトレーラを用いれば、トラクタから牽引力が十分に得られなくなった場合においても、トレーラが微速ながらも自ら移動することができるので、復旧作業を安全かつ確実に行うことができるようになる。
なお、本発明の実施の形態として例示したトレーラは、いずれもセミトレーラであった。しかし、本発明はセミトレーラに限って適用できるものではなく、フルトレーラであっても同様に適用できるものである。また、本発明の実施の形態において、油圧動力装置を最前軸のみに備える場合を例示した。しかし、トレーラの具体的な構成態様に応じて、油圧動力装置を他の軸に備えても良く、複数の軸に油圧動力装置を備えても構わない。
100,200 トレーラ
110,120,130 差動装置
111,121,131 プロペラシャフト
112,122,132 リターダ
113,123 ハブ(フリーホイールハブ)
113a,123a 操作部
113b,123b ハウジング
113c ばね
114,124 ハブ(通常のハブ)
115 アクスルシャフト
115a アウターシャフト
115b インナーシャフト
115c 結合部材
116 アクスルシャフト
116a アウターシャフト
116b インナーシャフト
118,128 摩擦ブレーキ
140 油圧動力装置
150,250 フレーム
160 結合ボルト
170 キングピン

Claims (6)

  1. 少なくとも一対の左右輪をアクスルシャフトを介して互いに接続する差動装置と、
    プロペラシャフトを介して前記差動装置と結合されたリターダと、
    前記一対の左右輪の少なくとも一方側のハブに設けられ、前記少なくとも一対の左右輪が前記差動装置から切り離されて独立に回転できるフリー状態に手動で切り換えることのできるフリーホイールハブ機構とを備える
    ことを特徴とするトレーラ。
  2. 前記リターダを複数軸のうちの最後軸のみに備える
    ことを特徴とする請求項1記載のトレーラ。
  3. 前記リターダを複数軸のうちの最後軸およびその直前の軸に備える
    ことを特徴とする請求項1記載のトレーラ。
  4. 前記フリーホイールハブ機構がトラクタの運転席側と同じ側に配されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のトレーラ。
  5. の出力軸が前記リターダを介して前記プロペラシャフトと結合された油圧動力装置をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1記載のトレーラ。
  6. 前記油圧動力装置に含まれる油圧ポンプが電気モータによって駆動される
    ことを特徴とする請求項5記載のトレーラ。
JP2009222461A 2009-09-28 2009-09-28 トレーラ Expired - Fee Related JP5474474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009222461A JP5474474B2 (ja) 2009-09-28 2009-09-28 トレーラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009222461A JP5474474B2 (ja) 2009-09-28 2009-09-28 トレーラ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011068291A JP2011068291A (ja) 2011-04-07
JP2011068291A5 JP2011068291A5 (ja) 2012-11-01
JP5474474B2 true JP5474474B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=44014007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009222461A Expired - Fee Related JP5474474B2 (ja) 2009-09-28 2009-09-28 トレーラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5474474B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111469939A (zh) * 2020-05-08 2020-07-31 缙云多图智能科技有限公司 一种带紧急保护措施管道运输安全装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS579546Y2 (ja) * 1977-12-12 1982-02-24
JP3468445B2 (ja) * 1996-10-05 2003-11-17 日野自動車株式会社 トレーラの制動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111469939A (zh) * 2020-05-08 2020-07-31 缙云多图智能科技有限公司 一种带紧急保护措施管道运输安全装置
CN111469939B (zh) * 2020-05-08 2020-10-30 缙云多图智能科技有限公司 一种带紧急保护措施管道运输安全装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011068291A (ja) 2011-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5832099B2 (ja) トレーラ
KR100442475B1 (ko) 베벨기어부와 차동기어부 사이에 설치된 단순구조형트랜스미션
US6099430A (en) Clutching actuator for clutch control system in a drive line apparatus
JPS611539A (ja) 全輪駆動車両のスリツプ制御ブレーキシステム
JP6835866B2 (ja) 輸送用車両、特に重量物用車両およびこのような輸送用車両のためのホイール構成群
CN103770765A (zh) 具有abs功能的拖拉机液压制动回路
US11739816B2 (en) Transmission arrangement
US5492402A (en) Combination trailer and self propelled vehicle
CN114585835B (zh) 变速器组件
KR100425277B1 (ko) 휠 트랜스밋션
CN105539131B (zh) 用于机动车辆的液压驱动及其操作方法
EP2139714B1 (en) A power transmission arrangement
RU2390433C2 (ru) Дифференциал повышенного трения
US20090107741A1 (en) Limited Slip Differential For Electric Vehicle
JP2005534881A (ja) トルク調整能力及びロック能力を備え、トランスミッションと従駆動アクスルの間にトルクを分割する流体継手
JP5474474B2 (ja) トレーラ
US20200086685A1 (en) Motorized Axle and Vehicle Equipped with Such an Axle
CN110053476B (zh) 一种中央限滑差速装置、包含其的驱动系统及应用
US20120018275A1 (en) Rear Driveline Disconnect Apparatus
JPH04372427A (ja) 四輪駆動装置およびその制御方法
CN109501782B (zh) 左右单制动式轮式底盘及无人平台车
CN214838266U (zh) 自行挂车传动箱
EP4350176A1 (en) Dual planetary gear transmission controlled by combined parking and service brakes
CN205588893U (zh) 一种轻型汽车前转向驱动桥总成
HU181692B (en) Clutch and steering equipment

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120914

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120914

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20121124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130423

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5474474

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees