JP5473916B2 - 粉砕ミル及び粉砕方法 - Google Patents

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Description

本発明は、回転粉砕ミル及び粉砕方法に関する。
在来の回転粉砕ミルは、ほぼ水平な軸線の周りに回転する円筒状のドラムを備えており、回転するドラムにスラリーやパウダーなどの粒状材料が供給される。ドラムの回転は、「臨界速度」(ドラムの内表面のところにある材料をドラムの内表面即ち内壁に接触してその周りに回転させるのに必要とされる最低限の速度)の2分の1ないし4分の3の速度とされる。それによって、供給材料と粉砕媒体がドラムの内壁に沿って途中までかけ上がり、次いで内壁から離れて落下し、供給材料中の他の粒子に衝突し、ないしはそれらの粒子を粉砕する転動作用が得られる。かくして、磨滅と衝撃により粒子のサイズリダクション(より小さい粒子に粉砕すること)が達成される。
特許文献1には、回転容器を臨界速度を大きく上回る速度で回転させ、粒状材料の圧縮された層が形成され容器の内表面に圧接して保持されるようにする粉砕ミルの構造と、その圧縮層に接触して圧縮層内に剪断を惹起するためのディスク又はピンなどの剪断部材が開示されている。この構成は、剪断部材に隣接する圧縮材料(圧縮層)内に撹拌される高剪断帯域を創出する、非常に効果的な粉砕機構を提供する。
多数の剪断ディスクが使用される場合、それらのディスクは、粉砕チャンバー内に固化(solidified)帯域と撹拌帯域を交互に創出するのに十分な間隔を置いて配置される。
特許文献1のミルは、小規模の機械では効率的であるが、規模の大きい機械では、多数のディスクが用いられているミルの壁に沿っての移動性が制限されるため、破砕速度と処理量(スループット、即ち、与えられた時間内にミルを通して処理される材料の量)に制約を受ける。
特許文献2は、特許文献1のミルに新しい供給機構を組み入れた適用例を開示している。
特許文献1及び特許文献2の開示内容が本明細書に参考文献として編入されたものとする。
国際特許出願WO99/11377号公報 オーストラリア特許出願第30236/00号明細書
本発明は、改良された粉砕ミル構成を提供することを企図する。
本発明は、その一実施形態では、粒状材料のための粉砕ミルであって、内表面を有する回転容器と、粒状材料を該容器へ供給するための材料供給手段と、該容器を第1回転軸線の周りに回転させる第1回転駆動手段と、第2軸線の周りに取り付けられており、該粒状材料内に剪断を惹起するように該容器内の粒状材料に接触する剪断惹起(誘起)部材とから成り、前記第1回転軸線と第2軸線とは、互いに角度的に変位されて(ずらされて)いることを特徴とする粉砕ミルを提供する。
別の実施形態では、本発明は、粒状材料を粉砕する方法であって、内表面を有する容器へ粒状材料を供給し、該容器を第1回転軸線の周りに回転させ、該容器内に剪断惹起部材を設け、該粒状材料内に剪断を惹起(誘起)させるべく該粒状材料を該剪断惹起部材に接触させるように該剪断惹起部材を該容器内に第2軸線の周りに位置づけして取り付け、その際、前記第1回転軸線と第2軸線とを互いに対して相対的に角度変位させて配置することから成る粒状材料粉砕方法を提供する。
更に別の実施形態では、本発明は、粒状材料のための粉砕ミルであって、内表面を有する回転容器と、粒状材料を該容器へ供給するための材料供給手段と、該容器を第1回転軸線の周りに回転させる第1回転駆動手段と、第2軸線の周りに取り付けられており、該粒状材料内に剪断を惹起するように該容器内の粒状材料に接触する剪断惹起部材と、前記第1回転軸線と第2軸線との相対的角度変位量を調節するための角度調節機構とから成る粉砕ミルを提供する。
更に別の実施形態では、本発明は、粒状材料を粉砕する方法であって、内表面を有する容器へ粒状材料を供給し、該容器を第1回転軸線の周りに回転させ、該容器内に剪断惹起部材を設け、該粒状材料内に剪断を惹起させるべく該粒状材料を回転する該剪断惹起部材に接触させるように該剪断惹起部材を該容器内に第2軸線の周りに位置づけして取り付け、その際、前記第1回転軸線と該第2軸線を互いに対して相対的に調節自在に角度的に変位させて配置することから成る粒状材料粉砕方法を提供する。
随意選択として、前記第2軸線は、前記剪断惹起部材の回転軸線とし、該粉砕ミルに該剪断惹起部材のための回転駆動手段を設けることができる。
又、随意選択として、該粉砕ミルに前記第第1軸線と第2軸線との角度変位量を調節するための調節手段を設けることができる。
本発明の粉砕ミルは、臨界速度より高い速度で容器を回転させるようにすることが有利であり、粒状材料層内に1つ又は複数の実質的な固化帯域を創出するのに充分な速度で回転させることが好ましい。
本発明のその他の実施形態としては、特許請求の範囲に記載に記載されたものも含まれる。
本発明の第1実施形態による粉砕ミルの透視図である。 図1のミルの一部破除された側面図である。 一実施例の粉砕容器及び剪断部材構成の一部破除された詳細立面図である。 図3の一部切除された詳細立面図であり、剪断ディスクの形状の詳細を示す。 別の実施例の粉砕容器及び剪断部材構成の詳細立断面図である。 更に別の実施例の粉砕容器及び剪断部材構成の詳細立断面図である。 更に別の実施例の粉砕容器及び剪断部材構成の詳細立断面図である。 図7Aの個々の剪断部材ブレードの1つを示す詳細立断面図である。 本発明の別の実施形態による粉砕ミルの一側面からみた透視図である。 図8の他方の側面からみた透視図であり、粉砕容器と剪断惹起部材との間の角度変位量を大きくした場合を示す。 容器の内表面に圧接して固化帯域が形成された様子を図解的に示す一部破除された立面図である。
以下に添付図を参照して本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1〜4を参照して説明すると、粉砕ミル100は、第1取り付けフレーム104及び第2取り付けフレーム105を支持するベース102を有する。
第1取り付けフレーム104は、粉砕容器106及びそれに組合わされた回転駆動手段を支持する。回転駆動手段は、駆動モーター108と、歯車箱又は駆動プーリ機構110と、軸受114を介してフレーム104に取り付けられた駆動軸112から成る。
粉砕容器106は、駆動軸112の端部に第1回転軸線116の周りに該駆動軸と共に回転するように固定される。この実施例では、軸線116は、傾斜しているが、水平軸線や垂直軸線などの他の向きを用いることもできる。
図3及び4に明示されているように、粉砕容器106は、後部部分即ち後部半分体106aと前部部分即ち前部半分体106bとの2つの部分で形成されており、粉砕容器106の内表面118は、部分球形状の粉砕チャンバー120を画定する。後部半分体106aは、駆動軸112への取り付け部と、材料供給入口122を提供する。前部半分体106bは、材料排出開口124を提供する。材料排出開口124を通して、回転剪断惹起部材(単に「剪断部材」とも称する)126のための駆動手段が粉砕チャンバー内へ延長している。容器の後部半分体106aは、図示のように、駆動軸112と一体に形成してもよく、あるいは、駆動軸にボルト又はその他の適当な固定手段によって固定してもよい。
粉砕容器106の前部半分体106bおよび後部半分体106aは、剪断部材126をボルト152又はその他の適当な手段によって駆動軸136の端部に取付けた後に組み立てることができるようにするために、例えばボルト止め、クランプ締めつけ又はその他の適当な手段によって互いに着脱自在に組み付けられる。
図3及び4の実施例では、容器の2つの半分体106a、106bは、それらを組み付けるためのボルト(図示せず)を受容するための互いに整列したボルト穴127a、127bを有している。
図2に明示されているように、排出樋128と排出シュート又は排出管130が、粉砕チャンバーの排出開口124に近接して第1取り付けフレーム104に固定されている。
第2取り付けフレーム105は、回転剪断部材126及びそれを回転させるための駆動モーター134と駆動軸136を含む回転駆動手段を支持している。
モーター134及びその駆動軸136は、第1回転軸線116に対して角度をなして配向され、粉砕チャンバー120内で第1回転軸線116と交差する第2回転軸線138の周りに剪断部材126を回転駆動する。
モーター134,駆動軸136及び剪断部材126は、枢動フレーム140を介して第2フレーム105に取り付けられる。枢動フレーム140は、その両側の枢動点142で第2フレーム105に取り付けられ、回転軸線116と138との交差点と一致する球形状粉砕チャンバーの中心を通る枢動軸線144を画定する。
枢動フレーム140の枢動は、フレーム105に形成された円弧状案内スロット148に沿って移動する案内ピン146によって案内される。枢動フレーム140の角度は、クランプ機構150(図1参照)によって固定される。このようにして、剪断部材の軸線138と容器の軸線116との間の角度を調節することができる。
駆動軸136は、軸受151(図2参照)を介して枢動フレーム140に取り付けられる。
粉砕容器及び剪断部材の一実施例の詳細は、図3及び4に示されている。
図3及び4に示された実施例では、剪断部材126は、中心軸154と、部分球形状の粉砕チャンバー120の中心と一致する中心を有する総体的に部分球形状を形成するように漸次増大する直径とされた一連の半径方向の環状剪断ディスク156から成る。
駆動軸136及び剪断部材126の角度を調節するための上記調節機構は、剪断部材126と粉砕チャンバー120との間の同心関係を保持する。
使用において、容器駆動機構(108、110、112)は、容器106を高速度で、好ましくは臨界速度を超える速度、より好ましくは臨界速度を大幅に超える速度、例えば容器の内表面のところで材料に重力の少なくとも100倍の力を付与する速度で回転駆動する。
一方、剪断部材のためのモーター134及び駆動軸136は、剪断部材126を容器106に対して回転駆動する。剪断部材126の回転は、後述するように、容器106の回転方向と同じ方向としてもよく、反対方向としてもよい。ある種の実施形態においては、剪断部材を回転しないように固定することもできる。
粉砕すべき流動性粒状材料(通常スラリー状態)は、容器駆動軸112の中心を貫通し供給入口122を通って容器内に進入する静止供給管158(図3参照)を介して粉砕チャンバー120へ連続的に供給される。供給材料は、駆動軸112の向き、スラリーの性質、及び求められる供給流量に応じて、供給管を通して重力供給してもよく、あるいは、ポンプ送りしてもよい。
このミルは、自生粉砕用、即ち、材料を別個の粉砕媒体を使わずに二次粉砕させるためのものであるが、特定の用途において必要ならば、このミルに始めに外生(別個の)粉砕媒体を装入しておき、ミル内に保持されるようにすることができる。
容器が高速回転することにより、供給材料は、特許文献1及び2に記載されているのとほぼ同様の態様で、図10に図解的に示されるように容器106の内表面118に圧接して保持され内表面と共に回転する圧縮された、固化材料層180を形成する。
容器106と剪断ディスク156との相対移動により、ディスク156の近傍において圧縮された装入材料層の流動を惹起し。各ディスク156と固化材料層180とによって囲われた、撹拌、高剪断帯域を形成する。
多くの用例において、容器本体と共に回転する材料に接触する剪断ディスク又はその他の剪断部材の両側面による粉砕作用を最大限にするために、剪断部材を容器の回転方向とは反対方向に回転させることが有利である。しかしながら、例えば微細乾燥材料を粉砕するためなどの他の用例においては、遠心作用によりミル内の圧力を最大限にするために、容器と剪断部材を同じ方向に、しかし異なる速度で回転させることが有利な場合もある。あるいは又、剪断部材を固定状態に保持し、容器の回転だけに依存して作動回転(相対回転)を得るようにすることが望ましい用例もある。
剪断帯域内でのサイズリダクション(より小さい粒子に粉砕すること)は、主として圧力下での剪断及び磨滅により、そして、強められた「重力」力による圧縮破砕とが相俟って達成される。又、特に約5〜10μmより大きい、比較的粒度の大きい粒子の場合は、粒子間衝撃も、サイズリダクションに何らかの役割りを果たすことがある。
容器と剪断部材の回転速度、及び、材料床の深さに影響する排出開口124の半径方向の位置は、材料床内の圧力を変えるために調節することができる。例えば、多くの用例において、粒子破砕を最大限にするために例えば100G以上の非常に高いG力を用いることが有利であるが、例えば粒子の表面層の磨滅を行うための用途などのある種の用途においては、20G程度の比較的低いG力が適する場合もある。
容器106の回転軸線116と剪断部材126の回転軸線138との間に角度変位が存在するので、容器と剪断ディスク156が回転すると、剪断ディスク156を容器の内表面に沿って相対移動させる。従って、特許文献1及び2の発明のように固化材料層に単純に溝を形成するのではなく、本発明のこの実施例では、容器と剪断部材との相対回転により、粉砕チャンバーに沿って長手方向にも材料を流動させるので、ミルを通しての長手方向の粉砕材料の送りを助成する。
剪断ディスク156が容器の内表面に沿って長手方向に相対移動することの結果として、固化材料帯域が容器の内表面のところに保持されるが、装入材料は、ミルの本体内で長手方向にも流動させるので、粉砕のための大きな活動容積が得られる。
枢動フレーム140の角度を調節することにより容器に対する剪断部材の角度を調節することによって、材料の上述した長手方向の流動速度、従って材料のミル内の滞留時間及び処理量を特定の粉砕用例(アプリケーション)に適合するように調節することができる。
図5は、図1〜4の実施例のための異なるタイプの剪断部材形状を示す。この剪断部材は、球形部材160と、その外表面に設けられた複数の剪断ピン162から成る。
図6は、乾燥粒状材料を粉砕するのに適した更に別の実施例を示す。
この実施例の粉砕容器及び供給機構は図1〜4の実施例に関連して上述したものと同様であり、同様の構成分には同じ参照符号が付されている。
剪断部材164は、球形であり、その軸線138’は、粉砕チャンバーの一方の側へ偏倚され(ずらされ)、それによって剪断部材164と粉砕容器の内表面との間の間隙が、一方の側「X」において広く、他方の側「Y」では狭くなっている。
容器を回転させると、材料が狭い間隙Yへ送り込まれ、相対的に回転する容器と剪断部材が、実際上乳鉢と乳棒の如くに作動し、剪断部材と、上述した回転する固化材料層との間で粒状材料の剪断を惹起する。
図3〜4及び図5の実施例におけるのと同様に、容器106の回転軸線と剪断部材164の回転軸線との間の角度偏倚により、粒子の長手方向の流動を惹起する。
球形の剪断部材164は、図に示されるように平滑な表面であってもよく、あるいは、溝やうね(リッジ)又は粉砕作用を強めるためのその他の形状の部材を有するものとしてもよい。
図7A及び7Bは、剪断部材の更に別の形態(形状及び配列)を示す。この例では、剪断部材は、一連の切欠き付きディスク形ブレード166から成り、各ブレードは、突出部168とそれらの間に形成されたV字形切欠き170を有する。これらの突出部は、図に示されるように実質的に半径方向に突出しているが、円周方向に及び、又は長手方向に傾斜をもたせてもよい。
各ブレード166は、中心取り付け孔172を有する。この中心取り付け孔は、取り付け軸(駆動軸)136の対応する形状とされた部分に取り付けるために正方形又は長方形(図示)のような非円形とすることができる。
これらのブレード166は、それらの配列が回転軸線を中心とする剪断部材のバランスされた回転を可能にするようになされる限り、それらのブレードの切欠き170が軸線方向に整列するように軸136に取り付けてもよく、あるいは、切欠き170が円周方向に偏倚される(食い違う)ように軸136に取り付けてもよい。
図7A及び7Bの剪断部材の形態は、図3及び4の切れ目のないディスクに比べて、剪断部材に作用する抗力を小さくすること、及び、又は粉砕材料のミルを通しての長手方向の流動性を高くすることが望ましいような用例に適している。
図8及び9は、本発明の粉砕ミルの水平配置型実施形態を示す。
図8及び9の粉砕ミルの各構成部品のうち図1〜7の粉砕ミルの構成部品と同様のものの参照番号は、図1〜7の粉砕ミルの同様な構成部品のそれと同じであるが、100を付加して200台の番号で示されている。例えば、図8及び9の粉砕ミル200の粉砕容器206は、図2の粉砕容器106と同様のものである。
駆動モーター208、歯車箱又は駆動プーリ機構(図を簡略にするため図示せず)、軸受214及び駆動軸212を含む駆動機構を備えた粉砕容器206は、ベース202に固定された第1取り付けフレーム204に取り付けられる。
剪断部材(図示せず)と、その駆動機構(モーター234、歯車箱又は駆動プーリ機構(図を簡略にするため図示せず)、軸受251及び駆動軸236を含む)は、枢動フレーム240を介してベース202に取り付けられる。枢動フレーム240は、1対の容器半分体206aと206bとから成る粉砕容器内の粉砕チャンバー(図示せず)の中心の真下に位置する枢動点242の周りに水平に枢動させることができ、ベース202と枢動フレーム240とに形成された整列穴266を用いて複数の所定角度のうちの任意の1つに固定することができる。
図8は、駆動軸236に取り付けられた剪断部材(図示せず)を粉砕チャンバーに対して比較的小さい偏倚角に設定した場合を示し、図9は、ミルを通しての材料の流れを速くする(処理量を大きくする)ために剪断部材を粉砕チャンバーに対して比較的大きい偏倚角に設定した場合を示す。
図8及び9の粉砕ミルの全体的な作動は、先に説明した各実施形態の作動と同様であり、又、図8及び9の実施形態にも図3及び4、図5,6又は7に示されたようないろいろな剪断部材を組み合わせて用いることもできる。
容器の回転軸線と剪断部材の軸線との間の最適角度変位は、粉砕すべき材料、ミルの直径、及び、容器及び剪断部材の回転速度に応じて変わる。一般に、ミルの直径が大きければ大きいほど、角度変位を一定とした場合、容器の内表面に対する剪断部材の長手方向の相対的移動距離が長くなるので、ミルの直径を大きくした場合は、それだけ角度変位量を小さくする必要がある。例えば、直径250mmの粉砕ミルに対して約5°の角度変位を用いることができるが、直径2.5mの大径粉砕ミルに対しては角度変位を僅か2.5°とする必要がある。
典型的な角度変位量は、0.2°から20°の範囲、より一般的には0.5°から15°の範囲、好ましくは約1°から10°の範囲で変更することができる。
又、ここに例示した各実施形態は、容器の回転軸線と剪断部材の軸線との間の角度を調節自在とする構成であるが、軸線間の角度を固定とした実施形態を用いることもできる。例えば、特定の用例に対して最適の角度を見極めるために試験稼働で調節自在の角度を使用し、その見極められた角度に固定された粉砕ミルを構成することができる。
本明細書において、「から成る・・・」という言葉は、「広い」意味、即ち、「を含む・・・」という意味に解釈すべきであり、「狭い」意味で、即ち、「からだけから成る」という意味に解釈すべきである。「から成る。」なども、同様に広い意味に解釈すべきである。
以上、本発明の特定の実施形態を説明したが、本発明は、その本質的な特徴から逸脱することなくいろいろな形態で実施することが可能であることは、当業者には明らかであろう。従って、ここに例示した実施形態及び実施例は、すべての点で例示として説明されたものであり、本発明を限定するものではないことを理解されたい。本発明の範囲は、上述した説明によってではなく、特許請求の範囲の記載によって規定されるのであり、請求項の意味と均等物の範囲内に該当するすべての変更及び改変が本発明に包含されるものとする。又、本明細書において周知の従来技術として言及したことが、必ずしも、そのような従来技術が本発明に関連する技術分野の当業者によって普通に知られていることを認めたことにはならないことを理解されたい。
100 粉砕ミル
102 ベース
104 第1取り付けフレーム
105 第2取り付けフレーム
106 粉砕容器
106a 後部部分、後部半分体
106b 前部部分、前部半分体
108 駆動モーター
110 歯車箱又は駆動プーリ機構
112 駆動軸
114 軸受
116 回転軸線
118 内表面
120 粉砕チャンバー
122 材料供給入口
124 材料排出開口
126 剪断部材
127a ボルト穴
128 排出樋
130 排出管
134 駆動モーター
136 駆動軸
138 回転軸線
140 枢動フレーム
142 枢動点
144 枢動軸線
146 案内ピン
148 案内スロット
150 クランプ機構
151 軸受
152 ボルト
154 中心軸
156 剪断ディスク
158 静止供給管
162 剪断ピン
164 剪断惹起部材、剪断部材
166 ディスク形ブレード
168 突出部
172 中心取り付け孔
180 固化材料層
200 粉砕ミル
202 ベース
204 フレーム
206 粉砕容器
206a、206b 容器半分体
208 駆動モーター
212 駆動軸
214 軸受
236 駆動軸
240 枢動フレーム
242 枢動点
251 軸受
266 整列穴

Claims (32)

  1. 粉砕される材料の粉砕ミルに沿った流動性を高くすることにより、粉砕率と処理量を改善する粒状材料のための粉砕ミルであって、内表面を有する粉砕容器(106)と、粒状材料を該粉砕容器へ供給するための材料供給手段と、該粉砕容器を第1回転軸線(116)の周りに回転させる第1回転駆動手段(108、110、112、114)と、第2軸線(138)の周りに取り付けられており、該粒状材料内に剪断を惹起するように該容器内の粒状材料に接触する剪断部材(126、160、164)とから成り、前記第1回転軸線と第2軸線とは、相対角度で変位されている、または変位可能であり、
    さらに、前記第1回転軸線と第2軸線との相対的角度変位量を調節するための角度調節機構を含むことを特徴とする粉砕ミル。
  2. 前記第2軸線は、前記剪断部材の取り付け軸の軸線である請求項1に記載の粉砕ミル。
  3. 前記取り付け軸は、回転するようになされている請求項2に記載の粉砕ミル。
  4. 前記第2軸線は、第2回転軸線である請求項1に記載の粉砕ミル。
  5. 前記剪断部材を前記第2回転軸線の周りに回転させるための第2回転駆動手段を含む請求項4に記載の粉砕ミル。
  6. 前記角度調節機構は、前記剪断部材を前記容器に対して相対的に移動させるための手段から成る請求項に記載の粉砕ミル。
  7. 前記容器の内表面は、総体的に部分球形の表面を含む請求項1に記載の粉砕ミル。
  8. 前記剪断部材は、総体的に部分球形の剪断部分を有する請求項に記載の粉砕ミル。
  9. 前記剪断部材は、回転駆動部材と、該回転駆動部材に設けられた一連の剪断惹起突出部から成る請求項1に記載の粉砕ミル。
  10. 前記剪断惹起突出部は、剪断ディスクに形成されたものである請求項に記載の粉砕ミル。
  11. 前記回転駆動部材は、回転軸である請求項10に記載の粉砕ミル。
  12. 前記容器の内表面は、総体的に部分球形の表面を含み、前記一連の剪断ディスクは、全体として部分球形の外形を形成するように漸次増大する直径を有する請求項10に記載の粉砕ミル。
  13. 前記剪断惹起突出部は、剪断ピンから成る請求項に記載の粉砕ミル。
  14. 前記容器の内表面は、総体的に部分球形の表面を含み、前記回転駆動部材は、総体的に球形の端部を有する回転軸である請求項13に記載の粉砕ミル。
  15. 前記第1回転軸線と第2軸線とは、前記容器内の一点で交差している請求項1に記載の粉砕ミル。
  16. 前記第1回転軸線と第2軸線とは、前記容器の中心点で交差している請求項15に記載の粉砕ミル。
  17. 前記容器及び、又は前記剪断部材は、前記第1回転軸線と第2軸線との前記交差点を中心として互いに相対的に枢動するように取り付けられている請求項15又は16に記載の粉砕ミル。
  18. 前記第1回転駆動手段は、粒状材料が前記容器の回転により前記容器の前記内表面に圧接されて保持される層を形成するのに十分に高い速度で該容器を回転させるようになされている請求項1に記載の粉砕ミル。
  19. 前記第1回転駆動手段は、粒状材料の前記層に作用する、重力の少なくとも100倍の力を誘起するのに十分に高い速度で該容器を回転させるようになされている請求項18に記載の粉砕ミル。
  20. 前記第1回転駆動手段は、粒状材料の前記層中に1つ又は複数の実質的に固化された帯域を創生するのに十分に高い速度で該容器を回転させるようになされている請求項18に記載の粉砕ミル。
  21. 前記容器は、前記剪断部材を該容器から取り出すことを可能にするために分離可能な複数の部分で構成されている請求項1に記載の粉砕ミル。
  22. 前記容器及び前記剪断部材は、それぞれの軸線に対して実質的に対称形である請求項1に記載の粉砕ミル。
  23. 前記材料供給手段は、前記第1回転駆動手段又は第2回転駆動手段の駆動部材内を通る供給通路を含む請求項1又は5に記載の粉砕ミル。
  24. 前記供給通路は、前記第1回転駆動手段又は第2回転駆動手段の駆動軸内の非回転供給管から成る請求項23に記載の粉砕ミル。
  25. 前記供給通路は、前記第1回転駆動手段の駆動軸に沿って延長している請求項23又は24に記載の粉砕ミル。
  26. 粉砕される材料の粉砕ミルに沿った流動性を高くすることにより、粉砕率と処理を改善する粒状材料を粉砕する方法であって、内表面(118)を有する粉砕容器(106)へ該粒状材料を供給し、該粉砕容器を第1回転軸線(116)の周りに回転させ、該容器内に剪断部材(126、160、164)を設け、該粒状材料内に剪断を惹起させるべく該粒状材料を該剪断部材に接触させるように該剪断部材を該粉砕容器内に第2軸線(138)の周りに位置づけして取り付け、その際、該第1回転軸線と第2軸線とを相対角度で変位させる、または変位可能にして、
    さらに、前記第1回転軸線と第2軸線との間の角度変位量を調節する工程を含むことを特徴とする粒状材料粉砕方法。
  27. 粒状材料が前記粉砕容器の回転により容器の内表面に圧接されて保持される層を形成するのに十分に高い速度で該容器を回転させる請求項26に記載の粒状材料粉砕方法。
  28. 粒状材料の前記層に作用する、重力の少なくとも100倍の力を誘起するのに十分に高い速度で前記粉砕容器を回転させる請求項27に記載の粒状材料粉砕方法。
  29. 粒状材料の前記層中に1つ又は複数の実質的に固化された帯域を創生するのに十分に高い速度で前記粉砕容器を回転させる請求項27に記載の粒状材料粉砕方法。
  30. 前記剪断部材を前記第2軸線の周りに回転させる工程を含む請求項26に記載の粒状材料粉砕方法。
  31. 前記第1回転軸線と第2軸線とは、相対角度で変位されている請求項1〜25のいずれか1項に記載の粉砕ミル。
  32. 前記第1回転軸線と第2軸線とを相対角度で変位させる請求項26〜30のいずれか1項に記載の粒状材料を粉砕する方法。
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