JP5473783B2 - 放射emi測定装置のアンテナ位置設定装置 - Google Patents

放射emi測定装置のアンテナ位置設定装置 Download PDF

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この発明は、電子機器からの干渉雑音を検出測定する放射EMI(Electro Magnetic Interference)測定装置のアンテナ位置設定装置に関するものである。
電子装置や電子部品の電磁環境適合性を評価するEMC(Electro-Magnetic Compatibility)試験として、試験の対象物である電子装置や電子部品自身から放射される電磁妨害波の大きさを測定するエミッション測定(EMI測定と呼ばれる)と、外部から電磁妨害波を受けた際の機器の耐性を評価するイミュニティ試験(EMS(Electro Magnetic Susceptibility)試験と呼ばれる)がある。
従来の放射EMI測定装置では、使用する測定用アンテナの数は1個であり、供試機器から放射される電磁妨害波が測定用アンテナのビーム幅を外れる場合、測定用アンテナを移動させて測定する必要がある。例えば、電磁妨害波が測定用アンテナのビーム幅に対して高さ方向に外れて放射される場合、測定用アンテナを高さ方向に移動(ハイトスキャン)させて測定できるようにしている(例えば特許文献1参照)。このように測定用アンテナを移動させる場合、測定周波数が1GHz未満であれば、測定用アンテナの移動速度はせいぜい数cm/秒で済む。一方、測定周波数が1GHz以上であると、測定用アンテナのビーム幅が狭くなるため、測定精度を維持するには、測定用アンテナの移動速度をMHz帯の測定時より遅くする必要がある。そのため、供試機器における全ての部位からの放射EMIを測定する際には、MHz帯の場合よりも余計に時間がかかることになる。
上記従来の問題を解決する技術として、本出願人に係る出願である特願2009−76430号において、複数の測定用アンテナをその各位相中心点が供試機器に対向して水平に一列に並ぶように各位相中心点の高さを合わせて支持し、その際、測定用アンテナの各ビーム放射方向を供試機器の高さ方向へ仰角および俯角を付けて設置できるようにしたアンテナの位置決め機構を設け、複数の測定用アンテナによる受信出力を合成して供試機器からの電磁妨害波を測定するようにした放射EMI測定装置が提案されている。この技術を用いることで、複数の測定用アンテナの位相差による放射パターンの干渉を抑制でき、また、複数の測定用アンテナの各ビーム放射方向を傾斜させることにより、高周波数帯域(例えば、GHz帯)であってもビーム幅の広い放射パターンが得られ、従来のハイトスキャンのように1個のアンテナを高さ方向または横方向に移動させることなく、GHz帯での測定における測定時間を大幅に短縮することができるようにしている。
上記アンテナの位置決め機構の構造例について図5に示す。2本のアンテナマスト51,52が支持台1に直立かつ平行に支持されている。アンテナマスト51,52には、高さ調整ブロック61,62が当該マストをガイドとして、それぞれ昇降可能に取り付けられている。高さ調整ブロック61,62は、水平なネジ軸71,72を持ち、このネジ軸71,72により角度調整ブロック41,42が回動可能に支持される。測定用アンテナ21,22は、アンテナシャフト31,32の一端にそれぞれ取り付けられている。アンテナシャフト31,32は、他端を角度調整ブロック41,42の孔に挿入され、矢印で示すように回動可能に角度調整ブロック41,42により支持されている。EMI測定を行う場合には、事前に測定用アンテナ21,22の高さ位置や向き(仰角、俯角)の設定を行う。具体的には、角度調整ブロック41,42をネジ軸71,72の周りに回動させて測定用アンテナ21,22の各位相中心点の水平方向の位置合わせを行い、次に、高さ調整ブロック61,62をアンテナマスト51,52に沿って上下方向にスライドさせて測定用アンテナ21,22の高さ(位相中心点の高さ)を一致させ、その位置で固定する。これにより、測定用アンテナ21,22の位相中心点は同じ高さで水平に一列に並んだ状態となり、かつ仰角、俯角も設定される。
ところで、放射EMI測定の対象となる電磁妨害は一種類の偏波とは限らず、垂直偏波や水平偏波がある。そのため測定対象の偏波ごとに対応した偏波面を持つアンテナを使用して測定する必要がある。
特開2001−324524号公報
アンテナの偏波面を変更する場合、特許文献1のように測定用アンテナが1台であるならばアンテナ1台分の偏波面を変更するだけでよいが、放射EMI測定装置のアンテナの位置決め機構が図5のように複数のアンテナで構成されている場合には、各々の測定用アンテナの偏波面を個別に変更することになる。この偏波面変更時のアンテナの位置を精度よく一定に保つことは容易でなくなる。また、偏波面変更時のアンテナの位置を一定に保つためにはアンテナの位置決め機構を偏波面毎に用意する方法があるが、その場合、位置決め機構と一体化するアンテナが必要となるので装置構成が増え、保守管理が煩瑣になるという問題がある。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、GHz帯のEMI測定を行うために位置設定した複数のアンテナの偏波面をそのまま異なる偏波面に切り替えて測定できるようにする放射EMI測定装置のアンテナ位置設定装置を得ることを目的とする。
この発明に係る放射EMI測定装置のアンテナ位置設定装置は、複数の測定用アンテナと、測定用アンテナを一端に取り付けたアンテナシャフトを挿通し、当該シャフトを軸周りに回転可能に支持するアンテナごとの角度調整ブロックと、直立かつ平行に支持された複数のアンテナマストにそれぞれ昇降可能に支持され、それぞれが対応する角度調整ブロックを水平軸の周りに回転可能に支持するアンテナごとの高さ調整ブロックとを備え、角度調整ブロックを高さ調整ブロックに対して回動させて複数の測定用アンテナの各位相中心点の水平方向の位置合わせを行い、高さ調整ブロックをアンテナマストに沿ってスライドさせて複数の測定用アンテナの位相中心点の高さを一致させる放射EMI測定装置のアンテナ位置設定装置であって、各アンテナシャフトの他端側に連結され、当該アンテナシャフトを同期回転させて複数の測定用アンテナの各々の偏波面を90度回転させる偏波面切り替え機構を備え、偏波面切り替え機構は、各アンテナシャフトの他端にそれぞれ接続されたユニバーサルジョイントと、各ユニバーサルジョイントの他端側にそれぞれ設けられた回転シャフトと、操作により与えられた回転を前記回転シャフトの1つに減速して与える回転減速機構と、1つの回転シャフトに与えられた減速回転を残りの回転シャフトにも伝える同期回転機構とを備えたものである。
この発明によれば、複数台のアンテナを用いるGHz帯の放射EMI測定において、測定用アンテナの偏波面を高精度に変更できる。また、偏波面の切り替え時に、偏波ごとのアンテナ固定治具を不要とし、偏波面ごとのアンテナを共用としたことで設備コストを低減することが可能となる。
この発明の実施の形態1によるアンテナ位置設定装置の概略構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るアンテナ角度調整機構の構造例を示す部分斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るアンテナの偏波面を示す説明図である。 この発明の実施の形態2によるアンテナ位置設定装置の概略構成を示す斜視図である。 測定用アンテナの位置決め機構の構造例を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係るアンテナ位置設定装置の角度調整ブロックの一部切り欠き正面図である。 この発明の実施の形態3に係るアンテナ角度調整機構の角度位置決め用目盛りの構造例を示す部分斜視図である。 この発明の実施の形態4によるアンテナ位置設定装置の概略構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5によるアンテナ位置設定装置の概略構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5に係る偏波面切り替え機構の一部切り欠き正面図である。 この発明の実施の形態6によるアンテナ位置設置装置の概略構成を示す部分斜視図である。 この発明の実施の形態6に係る水平回転移動機構を示す説明図である。 この発明の実施の形態6に係る水平回転移動機構の別例を示す説明図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるアンテナ位置設定装置の概略構成を示す斜視図、図2は、同アンテナ位置設定装置のアンテナ角度調整機構の構造例を示す部分斜視図である。なお、図1では、アンテナ角度調整機構の図示を省略している。
図1において、電子機器などの測定対象から発する妨害波を受信するアンテナとして、この例では一対の測定用アンテナ21,22を用いる。測定用アンテナ21,22はアンテナシャフト31,32の一端に取り付けられている。アンテナシャフト31,32は、軸受となる角度調整ブロック41,42の孔に挿通され、その中間部で図1の矢印で示されるように回動可能に保持されている。支持台1は、2本のアンテナマスト51,52を直立かつ平行に支持している。アンテナマスト51,52には、高さ調整ブロック61,62がそれぞれアンテナマスト51,52に沿って昇降可能に取り付けられている。高さ調整ブロック61,62は、当該ブロックの昇降方向と平行な面の支持板81,82を一体化して有し、この支持板81,82で角度調整ブロック41,42の角度を設定できるようにして支持している。すなわち、図2に示すように、支持板82には、ネジ軸(水平軸)72を挿入する貫通孔と、可変角度ネジ712を挿入する上記貫通孔を中心とする円弧溝702が設けられている。ネジ軸72と可変角度ネジ712は支持板82の反対側の面に接する角度調整ブロック42に螺合するようになっている。したがって、角度調整ブロック42をネジ軸72を中心として回転し、所望の位置で、ネジ軸72と、円弧溝702に沿って回転してきた可変角度ネジ712を締め付けることにより、角度調整ブロック42、すなわちこのブロックが保持している測定用アンテナ22の傾き角度を設定できる。
また、角度調整ブロック41,42で回転可能に保持されているアンテナシャフト31,32は、その他端がユニバーサルジョイント91,92を介して回転シャフト101,102の一端に連結されている。回転シャフト101の中間部と回転シャフト102の他端には同一歯数のギア111,112が設けられ、両ギア111,112間はギアベルト12で結合され、同期回転機構を構成している。さらに回転シャフト101の他端には回転減速機構13が設けられている。回転減速機構13の駆動側には、ハンドル15により回転が与えられる操作シャフト14が接続されている。なお、回転シャフト101,102および操作シャフト14は、適当な位置で軸受により支持されている筈であるが、ここでは軸受は説明上省略しているものとする。
EMI測定を行う場合には、事前に測定用アンテナ21,22の高さ位置や向き(仰角、俯角)の設定を行う。まず、角度調整ブロック41,42をネジ軸71,72の周りに回動させて測定用アンテナ21,22の各位相中心点の水平方向の位置合わせを行い、次に、高さ調整ブロック61,62をアンテナマスト51,52に沿って上下方向にスライドさせて測定用アンテナ21,22の高さ(位相中心点の高さ)を一致させ、その位置で固定する。これにより、測定用アンテナ21,22の位相中心点は同じ高さで水平に一列に並んだ状態となり、かつ仰角、俯角も設定される。
例えば、上記測定用アンテナ21,22の位置設定が垂直偏波を受信できる偏波面に対してアンテナの位置決めがなされ、EMI測定が実施されたとする。次に、ハンドル15を回すと、操作シャフト14が回り、回転減速機構13を介して回転シャフト101が減速分回転する。回転シャフト101の回転はユニバーサルジョイント91を経てアンテナシャフト31を回転し、これによりアンテナシャフト31の先端に固定された測定用アンテナ21も回転される。測定用アンテナ21の偏波面が丁度90度回転した位置でハンドル15の回転を止める。このときの動作で、ギア111、ギアベルト12、ギア112からなる同期回転機構は、回転シャフト101の回転と同じ角度分の回転を回転シャフト102に与える。したがって、回転シャフト102の回転もユニバーサルジョイント92を経てアンテナシャフト32を回転し、アンテナシャフト32の先端に固定された測定用アンテナ22の偏波面を90度回転する。結果、両測定用アンテナ21,22の偏波面は90度回転されることにより、図3(1)垂直偏波から図3(2)水平偏波となるように切り替わる。
以上のように、この実施の形態1によれば、各アンテナシャフト31,32の他端側に連結され、当該アンテナシャフト31,32を回転させて測定用アンテナ21,22の各々の偏波面を90度回転させる偏波面切り替え機構を備えるようにしたので、複数台のアンテナを用いるGHz帯の放射EMI測定において、測定用アンテナの位置設定に加え、アンテナの偏波面を高精度に変更できる。また、偏波ごとのアンテナ固定治具を不要とし、アンテナを共用としたことで設備コストを低減することが可能となる。また、偏波面の切り替え時に、操作により回転シャフトの1つに与えられた回転を、同期回転機構を介して残りの回転シャフトにも伝えるようにしたので、一操作で2台以上のアンテナの偏波面を切り替えることができる。
実施の形態2.
まず、実施の形態2に係る偏波面位置決め手段についての説明を行う前に、この偏波面位置決め手段が適用される図1とは異なるアンテナ位置設置装置の構成について説明する。
図4は、この発明の実施の形態2によるアンテナ位置設定装置の概略構成を示す斜視図である。図において、図1に相当する部分には同一符号を付し、同一な説明は原則として省略する。なお、図4では、アンテナ角度調整機構の図示を省略している。
図4に示すアンテナ位置設置装置は、測定用アンテナ21,22からユニバーサルジョイント91,92までの構成は上記実施の形態1と同様であるが、測定用アンテナ21,22の偏波面を切り替える操作系に同期回転機構を用いず別々の駆動機構で構成している。すなわち、ユニバーサルジョイント91,92に接続されたそれぞれの回転シャフト101,102は、回転減速機構131,132を経て対応する操作シャフト141,142、対応するハンドル151,152に接続されている。したがって、測定用アンテナ21,22の各々の偏波面は独立に変更される。この場合、仰角、俯角が可変される場合にも対応できる。
次に、図1または図4に示したアンテナ位置設置装置に適用される偏波面位置決め手段について説明する。
図6は、この発明の実施の形態2に係るアンテナ位置設定装置の角度調整ブロックをアンテナ側から見た一部切り欠き正面図である。
実施の形態2では、断面で描かれているアンテナシャフト31に同心円のリング181が固定されており、リング181の外周には法線方向に延びる突起191が設けられている。また、角度調整ブロック41のアンテナシャフト31を突出させる面には90度隔ててストッパ201,211が設けられている。
実施の形態1で説明したように、アンテナシャフト31は角度調整ブロック41を軸受けとして回転可能に保持されており、自軸周りに左方向または右方向に回転されると、突起191がストッパ201または211に当接して停止する。このことにより、アンテナシャフト31の先端に取り付けられた測定用アンテナ21の水平偏波面および垂直偏波面を規定する。
以上のように、この実施の形態2によれば、アンテナシャフト31と角度調整ブロック41の間に、偏波面切り替え機構によりアンテナシャフト31を90度回転させた位置で水平偏波面と垂直偏波面を規定する偏波面位置決め手段(181,191,201,211)を備えるようにしたので、より正確に偏波変更を行うことが可能になる。
なお、上記図6の説明では、アンテナシャフト31、角度調整ブロック41側について説明したが、もう一方のアンテナシャフト32、角度調整ブロック42側においても同様な構成とする。
実施の形態3.
図7は、この発明の実施の形態3に係るアンテナ角度調整機構の角度位置決め用目盛りの構造例を示す部分斜視図である。
高さ調整ブロック62は、当該ブロックの昇降方向と平行な面の支持板82を一体化して有し、この支持板82には、ネジ軸(水平軸)72を挿入する貫通孔と、可変角度ネジ712を挿入する上記貫通孔を中心とする円弧溝702が設けられている。ネジ軸72と可変角度ネジ712は支持板82の反対側の面に接する角度調整ブロック42に螺合するようになっている。角度調整ブロック42はネジ軸72を中心として仰角・俯角方向に回転し、所望の位置で、ネジ軸72と、円弧溝702に沿って回転してきた可変角度ネジ712を締め付けることにより、角度調整ブロック42はある角度でこの支持板82に固定される。これにより、角度調整ブロック42が保持しているアンテナシャフト32の先に固定された測定用アンテナ22の傾き角度が設定される。さらに実施の形態3では、支持板82に可変角度ネジ712がガイドされる円弧溝702の外周に測定用アンテナ22の傾き角度の位置を表す角度位置決め用目盛り752を設け、この目盛りの所定位置に可変角度ネジ712の位置を合わせて締め付けることで測定用アンテナ22の角度を決めるようにしている。
以上のように、この実施の形態3によれば、高さ調整ブロック62は、測定用アンテナ22の傾き角度を決める角度位置決め用目盛り752を、ネジ軸(水平軸)72の周りに回転可能に支持する角度調整ブロック42の傾きに対して設けたので、測定用アンテナ22の角度を正確に設定することが可能となる。
なお、上記図7の説明では、アンテナシャフト32、角度調整ブロック42側について説明したが、もう一方のアンテナシャフト31、角度調整ブロック41側においても同様な構成とする。
実施の形態4.
図8は、この発明の実施の形態4によるアンテナ位置設定装置の概略構成を示す斜視図である。図において、図4と同じ構成部分には同一符号を付し、その説明は原則として省略する。なお、図8では、アンテナ角度調整機構の図示を省略している。上記図4では、複数の測定用アンテナのアンテナマストのそれぞれを1個の固定支持台で支持する構成としているが、この実施の形態4では、複数ある測定用アンテナのうち1つのアンテナを別体の可動用支持台で支持し、この可動用支持台を水平方向に移動できるようにする機構について述べる。
図8において、俯角方向に設定された測定用アンテナ21のアンテナマスト51は、水平な床(または地面)に置かれた固定支持台23で支持されている。一方、仰角方向に設定された測定用アンテナ22のアンテナマスト52は、車輪25を具備した可動用支持台24で支持されている。可動用支持台24の車輪25は2本の平行なガイドレール29に係合されて転がり移動できるようになっている。可動用支持台24には、ガイドレール29と平行に延びるギアベルト28の両端が固定され、ギアベルト28は可動用支持台24の前後に設置された歯車26,27に掛けられている。図示されていないが、歯車26,27の一方の軸には動力源より回転が与えられるようになっている。
今、例えば歯車27が回転されると、可動用支持台24は、ギアベルト28により引っ張られてガイドレール29に沿って水平方向に移動する。この移動方向により可動用支持台24は、固定支持台23に対して離れるかまたは近づく。すなわち、アンテナマスト52を介して支持された仰角方向を向いた測定用アンテナ22は、もう一方のアンテナマスト51を介して支持された俯角方向を向いた不動状態の測定用アンテナ21に対して離れるかまたは近づくように移動することになる。
以上のように、この実施の形態4によれば、複数の測定用アンテナ21,22のうち特定のアンテナ(例えば22)を別体の可動用支持台24で支持し、当該可動用支持台24を水平方向に移動させる支持台可動手段(25,26,27,28,29)を備え、当該可動用支持台24の移動により特定のアンテナ22の位置を水平方向に移動させるようにしたので、1つのアンテナそのものを水平方向に移動することが可能となり、アンテナ相互が干渉することなくアンテナの偏波を変更することができ、設置するアンテナを種類に関わらず使用することが可能になる。
実施の形態5.
図9は、この発明の実施の形態5によるアンテナ位置設定装置の概略構成を示す部分斜視図、図10は、この発明の実施の形態5に係る偏波面切り替え機構をアンテナ側から見た一部切り欠き正面図である。図9において、図4と同じ構成部分には同一符号を付し、その説明は原則として省略する。なお、図9では、アンテナ角度調整機構の図示を省略している。上記実施の形態1−4では、各アンテナの偏波面を切り替える偏波面切り替え機構を、各測定用アンテナが取り付けられたアンテナシャフトの他端側に連結する構成としているが、この実施の形態5では、偏波面切り替え機構を各アンテナシャフトを保持している角度調整ブロックに内蔵したものについて述べる。
図9において、俯角方向に設定された測定用アンテナ21の角度調整ブロック41は、固定機構431により固定された第1保持ブロック411と第2保持ブロック421に分割されている。アンテナシャフト31は、第1保持ブロック411と第2保持ブロック421に回動可能に保持され、第1保持ブロック411と第2保持ブロック421との間の固定機構431部分で外部に露出している。
アンテナシャフト31の固定機構431部分には、図10に示すように、法線方向に延びるハンドル301が設けられている。また、第2保持ブロック421の第1保持ブロック411との対向面には、90度隔ててストッパ311,321が設けられている。
なお、ストッパ311,321は、第2保持ブロック421ではなく、第1保持ブロック411の第2保持ブロック421との対向面、または固定機構431に設けるように構成してもよい。
このアンテナシャフト31は角度調整ブロック41(第1,2保持ブロック411,421)を軸受けとして回転可能に保持されており、ハンドル301により自軸周りに左方向または右方向に回転すると、ハンドル301がストッパ311または321に当接して停止する。このことにより、アンテナシャフト31の先端に取り付けられた測定用アンテナ21の水平偏波面および垂直偏波面を規定する。
以上のように、この実施の形態5によれば、角度調整ブロック41を第1保持ブロック411と第2保持ブロック421に分割し、この第1保持ブロック411と第2保持ブロック421との間に、アンテナシャフト31を回転させて、測定用アンテナ21の偏波面の偏波方向を変更する偏波面切り替え機構(301,311,321)を内蔵するようにしたので、偏波面切り替え機構を簡略化することができ、より小型で精度の良い偏波変更機構とすることが可能となる。
なお、上記図9,10の説明では、アンテナシャフト31、角度調整ブロック41側について説明したが、もう一方のアンテナシャフト32、角度調整ブロック42側においても同様な構成とする。
実施の形態6.
図11は、この発明の実施の形態6によるアンテナ位置設定装置の概略構成を示す、角度調整ブロック41,42より背面側部分(ユニバーサルジョイント91,92からハンドル151,152まで)を省略した部分斜視図、図12は、この発明の実施の形態6に係る水平回転移動機構を示す説明図、図13は、水平回転移動機構の別例を示す説明図である。図11において、図4と同じ構成部分には同一符号を付し、その説明は原則として省略する。なお、図11では、アンテナ角度調整機構の図示を省略している。また、図12,13では、アンテナマスト51,52と測定用アンテナ21,22との配置を簡略化して示している。上記図4では、複数の測定用アンテナのアンテナマストのそれぞれを1個の固定支持台で支持する構成としているが、この実施の形態6では、複数ある測定用アンテナのうち1つのアンテナを別体の可動用支持台で支持し、このアンテナを水平方向に移動および回転できるようにする機構について述べる。
図11において、俯角方向に設定された測定用アンテナ21のアンテナマスト51は、水平な床(または地面)に置かれた固定支持台33で支持されている。一方、仰角方向に設定された測定用アンテナ22のアンテナマスト52は、固定支持台33上の可動用支持台34で支持されている。この可動用支持台34は固定支持台33に設けられた溝35に沿って水平方向に移動が可能であり、かつ、アンテナマスト52は軸心周りに回転が可能である。また、可動用支持台34は、固定機構36により固定支持台33に固定可能である。
図12(a)に示す通常使用時では、測定用アンテナ21,22の水平方向の間隔が所定の間隔になるように、可動用支持台34を固定機構36により固定支持台33に固定することによって、アンテナマスト52は固定されている。しかしながら、この状態のまま偏波変更のためにアンテナ個別の向きを90度回転した場合に、測定用アンテナ21,22の水平方向の間隔が短く、測定用アンテナ21,22が干渉してしまう場合がある。そこで、図12(b)に示すように、偏波変更時に、アンテナマスト52を軸心周りに回転させることによって測定用アンテナ22を測定用アンテナ21から離して、測定用アンテナ21,22の偏波の向きをそれぞれ変更する。その後、アンテナマスト52を軸心周りに逆方向に回転させて元の位置に戻す。これにより、通常使用時における測定用アンテナ21,22の水平方向の間隔が短い場合にも、測定用アンテナ21,22が干渉することなく偏波の変更を行うことができる。
また、測定用アンテナ21,22の種類あるいは大きさを変更するような場合には、アンテナマスト52を回転させただけでは、元の位置の戻したときに測定用アンテナ21,22が干渉してしまう場合がある。そこで、図12(c)に示すように、変更時に、固定機構36を一旦解除して、種類あるいは大きさを変更後の測定用アンテナ21,22が干渉しないと想定される位置までアンテナマスト52を移動させて、再び固定機構36により固定する。その後、アンテナマスト52を軸心周りに回転させることによって測定用アンテナ22を測定用アンテナ21からさらに離して、測定用アンテナ21,22の種類あるいは大きさをそれぞれ変更する。その後、アンテナマスト52を軸心周りに逆方向に回転させて元の位置に戻す。これにより、測定用アンテナ21,22の種類あるいは大きさを変更する場合において、測定用アンテナ21,22の水平方向の間隔が短い場合にも、測定用アンテナ21,22が干渉することなく変更を行うことができる。
さらに、測定用アンテナ22の水平方向の位置を確実にするため、図13に示すように、アンテナマスト52の任意の位置に、アンテナマスト52とともに回転する突起37と、突起37の回転を規制するストッパ38を有する土台39を設けるように構成してもよい。これにより通常使用時あるいは偏波変更が完了して通常使用時に戻す際に突起37がストッパ38に接触するため、測定用アンテナ22の水平方向の位置を確実に決定することが可能となる。
以上のように、この実施の形態6によれば、複数の測定用アンテナ21,22のうち特定のアンテナ(例えば22)を別体の可動用支持台34で支持し、当該アンテナを水平方向に平行移動させる支持台可動手段(35,36)と、アンテナマスト52を軸心周りに回転させる水平回転手段(34,35)とを備え、当該可動用支持台34の移動により特定のアンテナ22の位置を水平方向に移動させ、かつ、当該アンテナ22を軸心周りに水平方向に回転させるようにしたので、1つのアンテナが水平方向に移動や回転をすることが可能となり、互いのアンテナが干渉することなくアンテナの偏波を変更することが可能となり、また設置するアンテナの種類や大きさを選ぶことなくアンテナを変更することが可能となる。
なお、上記図11の説明では、支持台可動手段及び水平回転手段を偏波面切り替え機構がアンテナシャフトの端部側に連結されたアンテナ位置設定装置に適用した場合について説明したが、偏波面切り替え機構が角度調整ブロックに内蔵されたアンテナ位置設定装置に適用するように構成してもよい。
また、上記図11の説明では、支持台可動手段および水平回転手段を備えた場合について説明したが、水平回転手段のみを備えるように構成してもよい。
1 支持台、21,22 測定用アンテナ、31,32 アンテナシャフト、41,42 角度調整ブロック、51,52 アンテナマスト、61,62 高さ調整ブロック、71,72 ネジ軸、81,82 支持板、91,92 ユニバーサルジョイント、101,102 回転シャフト、111,112 ギア、12,28 ギアベルト、13,131,132 回転減速機構、14,141,142 操作シャフト、15,151,152,301 ハンドル、181 リング、191,37 突起、201,211,311,321,38 ストッパ、23,33 固定支持台、24,34 可動用支持台、25 車輪、26,27 歯車、29 ガイドレール、35 溝、36,431 固定機構、39 土台、411 第1保持ブロック、421 第2保持ブロック、702 円弧溝、712 可変角度ネジ、752 角度位置決め用目盛り。

Claims (9)

  1. 複数の測定用アンテナと、
    測定用アンテナを一端に取り付けたアンテナシャフトを挿通し、当該シャフトを軸周りに回転可能に支持するアンテナごとの角度調整ブロックと、
    直立かつ平行に支持された複数のアンテナマストにそれぞれ昇降可能に支持され、それぞれが対応する前記角度調整ブロックを水平軸の周りに回転可能に支持するアンテナごとの高さ調整ブロックとを備え、
    前記角度調整ブロックを前記高さ調整ブロックに対して回動させて複数の測定用アンテナの各位相中心点の水平方向の位置合わせを行い、前記高さ調整ブロックを前記アンテナマストに沿ってスライドさせて複数の測定用アンテナの位相中心点の高さを一致させる放射EMI測定装置のアンテナ位置設定装置であって、
    前記各アンテナシャフトの他端側に連結され、当該アンテナシャフトを同期回転させて前記複数の測定用アンテナの各々の偏波面を90度回転させる偏波面切り替え機構を備え
    前記偏波面切り替え機構は、
    各アンテナシャフトの他端にそれぞれ接続されたユニバーサルジョイントと、
    各ユニバーサルジョイントの他端側にそれぞれ設けられた回転シャフトと、
    操作により与えられた回転を前記回転シャフトの1つに減速して与える回転減速機構と、
    前記1つの回転シャフトに与えられた減速回転を残りの回転シャフトにも伝える同期回転機構とを備えたことを特徴とする放射EMI測定装置のアンテナ位置設定装置。
  2. 前記偏波面切り替え機構は、各アンテナシャフトと角度調整ブロックの間に、当該偏波面切り替え機構によりアンテナシャフトを90度回転させた位置で水平偏波面と垂直偏波面を規定する偏波面位置決め手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の放射EMI測定装置のアンテナ位置設定装置。
  3. 前記高さ調整ブロックは、測定用アンテナの傾き角度を決める角度位置決め用目盛りを、水平軸の周りに回転可能に支持する角度調整ブロックの傾きに対して設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の放射EMI測定装置のアンテナ位置設定装置。
  4. 前記複数の測定用アンテナのうち特定のアンテナを別体の可動用支持台で支持し、当該可動用支持台を水平方向に移動させる支持台可動手段を備え、当該可動用支持台の移動により前記特定のアンテナの位置を水平方向に移動させることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の放射EMI測定装置のアンテナ位置設定装置。
  5. 複数の測定用アンテナと、
    測定用アンテナを一端に取り付けたアンテナシャフトを挿通し、当該シャフトを軸周りに回転可能に支持するアンテナごとの角度調整ブロックと、
    直立かつ平行に支持された複数のアンテナマストにそれぞれ昇降可能に支持され、それぞれが対応する前記角度調整ブロックを水平軸の周りに回転可能に支持するアンテナごとの高さ調整ブロックとを備え、
    前記角度調整ブロックを前記高さ調整ブロックに対して回動させて複数の測定用アンテナの各位相中心点の水平方向の位置合わせを行い、前記高さ調整ブロックを前記アンテナマストに沿ってスライドさせて複数の測定用アンテナの位相中心点の高さを一致させる放射EMI測定装置のアンテナ位置設定装置であって、
    前記角度調整ブロックは、複数のブロックが固定されて構成され、当該ブロック間で前記アンテナシャフトの法線方向に設けられたハンドルを外部に露出させ、当該ハンドルを前記アンテナシャフトの軸周りに回転させて測定用アンテナの各々の偏波面を90度回転させる偏波面切り替え機構を備え
    前記偏波面切り替え機構は、前記アンテナシャフトを90度回転させた位置で水平偏波面と垂直偏波面を規定する偏波面位置決め手段を備えたことを特徴とする放射EMI測定装置のアンテナ位置設定装置。
  6. 前記高さ調整ブロックは、測定用アンテナの傾き角度を決める角度位置決め用目盛りを、水平軸の周りに回転可能に支持する角度調整ブロックの傾きに対して設けたことを特徴とする請求項記載の放射EMI測定装置のアンテナ位置設定装置。
  7. 前記複数の測定用アンテナのうち特定のアンテナを別体の可動用支持台で支持し、当該可動用支持台を水平方向に移動させる支持台可動手段を備え、当該可動用支持台の移動により前記特定のアンテナの位置を水平方向に移動させることを特徴とする請求項5または請求項6記載の放射EMI測定装置のアンテナ位置設定装置。
  8. 前記複数の測定用アンテナのうち特定のアンテナを水平方向に回転可能な水平回転手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の放射EMI測定装置のアンテナ位置設定装置。
  9. 前記水平回転手段は、アンテナの水平方向の回転を規制する水平方向位置決め手段を備えたことを特徴とする請求項8記載の放射EMI測定装置のアンテナ位置設定装置。
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