JP5472394B2 - 情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システムおよび情報処理方法に関し、特に、写真シール機において撮影される画像の状態を把握することができるようにする情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
利用者を撮影し、撮影画像に対して利用者に編集を行わせ、編集後の画像をシール紙に印刷して提供する写真シール機が知られている。このような写真シール機は娯楽(遊戯)施設等の店舗に設置される。
写真シール機によって提供される1ゲームの流れは、通常、撮影空間内にいる利用者を被写体として撮影し、利用者を編集空間に移動させ、編集空間内で行われる操作に従って画像を編集し、編集後の画像である編集済み画像をシール紙に印刷して排出するという流れになる。
近年は、編集作業後、編集済み画像がシール紙に印刷されるまでの待ち時間に行われる事後接客において、シール紙に印刷される撮影画像や編集済み画像をサーバに送信・保存し、利用者が所有する携帯端末からそのサーバにアクセスし、保存された画像を取得することで、利用者は、携帯端末上で、撮影画像や編集済み画像を利用することができるようになっている。
このような写真シール機の中には、撮影処理時にストロボの動作不良が所定回数以上発生した場合に、エラーランプを点滅させることで、エラーが発生したことをユーザに通知するようにした写真シール機がある(例えば、特許文献1参照)。
さらに、シール紙やインクリボンが切れた場合に、編集用モニタにエラー画面を表示させるようにした写真シール機がある(例えば、特許文献2参照)。
また、デジタルカメラで撮影された画像を印刷するプリントステーションと、ネットワークを介してプリントステーションと接続され、プリントステーションの管理データを把握するとともに、プリントステーションに対してデータを配信する管理装置とを含む画像データ管理システムが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2005−121729号公報 特開2003−244580号公報 特開2000−270149号公報
上述した特許文献1,2の技術によれば、写真シール機でエラーが発生した場合、写真シール機が設置されている店舗の店員等がエラーの発生に気づき、エラー復帰の対応をとることができる。
一方、写真シール機を製造販売しているメーカ側では、1日毎や1週間毎などの所定期間毎に、写真シール機のログを収集することで、写真シール機の動作を把握することが行われているが、店舗に設置されている写真シール機でエラーが発生したことをタイムリーに把握することはできなかった。
例えば、特許文献3に開示されているシステムでは、管理装置は、管理データによって、プリントステーションの動作状態や消耗品の残量を把握することはできるものの、プリントステーションでエラーが発生したことをタイムリーに把握することはできなかった。
ましてや、各店舗に設置されている複数の写真シール機において共通して発生し得る不具合を一元的に把握することはもちろんできなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、写真シール機において撮影される画像の状態を容易に把握することができるようにするものである。
本発明の第1の側面の情報処理システムは、写真シール作成装置と管理サーバとから構成される情報処理システムであって、前記写真シール作成装置が、カメラによる撮影を制御することで撮影画像を取得する撮影制御手段と、前記撮影画像の画素値に基づいて、画像情報を算出する情報算出手段と、前記画像情報の前記管理サーバへの送信を制御する前記写真シール作成装置の通信制御手段とを備え、前記管理サーバが、前記写真シール作成装置から送信されてくる前記画像情報の受信を制御する前記管理サーバの通信制御手段と、前記画像情報の分析を行う分析処理手段と、前記画像情報を保存し管理する情報管理手段とを備え、前記管理サーバにおいて、前記管理サーバの前記通信制御手段は、クライアント端末からの前記画像情報の提示の要求の受信を制御し、前記情報管理手段は、前記クライアント端末からの前記要求に応じて、保存している前記画像情報を抽出し、前記管理サーバの前記通信制御手段は、抽出された前記画像情報、および、前記画像情報に対応する画像の少なくともいずれか一方の前記クライアント端末への送信を制御する
本発明の第2の側面の情報処理システムは、写真シール作成装置と管理サーバとから構成される情報処理システムであって、前記写真シール作成装置が、カメラによる撮影を制御することで撮影画像を取得する撮影制御手段と、前記撮影画像の前記管理サーバへの送信を制御する前記写真シール作成装置の通信制御手段とを備え、前記管理サーバが、前記写真シール作成装置から送信されてくる前記撮影画像の受信を制御する前記管理サーバの通信制御手段と、前記撮影画像の画素値に基づいて、画像情報を算出する情報算出手段と、前記画像情報の分析を行う分析処理手段と、前記画像情報を保存し管理する情報管理手段とを備え、前記管理サーバにおいて、前記管理サーバの前記通信制御手段は、クライアント端末からの前記画像情報の提示の要求の受信を制御し、前記情報管理手段は、前記クライアント端末からの前記要求に応じて、保存している前記画像情報を抽出し、前記管理サーバの前記通信制御手段は、抽出された前記画像情報、および、前記画像情報に対応する画像の少なくともいずれか一方の前記クライアント端末への送信を制御する
前記情報算出手段には、前記画像情報として、前記撮影画像の全画素の輝度の平均値、または、前記平均値および前記撮影画像の全画素の輝度の標準偏差の両方を算出させることができる。
前記管理サーバにおいて、前記管理サーバの前記通信制御手段には、前記分析処理手段により得られた前記画像情報の分析結果を前記写真シール作成装置へ送信するよう制御させることができる。
前記管理サーバにおいて、前記分析処理手段には、前記画像情報としての輝度情報が正常であるか否かを分析させ、前記管理サーバの前記通信制御手段には、前記画像情報が正常でない場合、前記画像情報の前記分析結果として、前記画像情報が正常でないことを表す情報を、前記写真シール作成装置へ送信するよう制御させることができる。
正常である前記輝度情報は、予め決められた値か、または、過去に正常であると分析された前記画像情報に基づいて解析された値とすることができる。
前記管理サーバにおいて、前記分析処理手段には、前記画像情報としての輝度情報が正常であるか否かを分析させ、前記管理サーバの前記通信制御手段には、前記画像情報が正常でない場合、前記画像情報の前記分析結果として、修正された前記画像情報を前記写真シール作成装置へ送信するよう制御させ、前記写真シール作成装置において、前記写真シール作成装置の通信制御手段には、前記管理サーバから送信されてくる修正された前記画像情報の受信を制御させ、前記写真シール作成装置には、修正された前記画像情報に基づいて、前記カメラによる撮影に関するパラメータを調整するパラメータ調整手段をさらに設けることができる。
前記写真シール作成装置において、前記写真シール作成装置には、前記カメラによる撮影時に、人が撮影されないよう注意喚起するための画面を表示部に表示させるよう制御する表示制御手段をさらに設けることができる。
本発明の第1の側面の情報処理方法は、写真シール作成装置と管理サーバとから構成される情報処理システムの情報処理方法であって、前記写真シール作成装置が、カメラによる撮影を制御することで撮影画像を取得し、前記撮影画像の画素値に基づいて、画像情報を算出し、前記画像情報の前記管理サーバへの送信を制御し、前記管理サーバが、前記写真シール作成装置から送信されてくる前記画像情報の受信を制御し、前記画像情報の分析を行い、前記画像情報を保存するステップを含み、前記管理サーバは、前記ステップにおいて、クライアント端末からの前記画像情報の提示の要求の受信を制御し、前記クライアント端末からの前記要求に応じて、保存している前記画像情報を抽出し、抽出された前記画像情報、および、前記画像情報に対応する画像の少なくともいずれか一方の前記クライアント端末への送信を制御する
本発明の第2の側面の情報処理方法は、写真シール作成装置と管理サーバとから構成される情報処理システムの情報処理方法であって、前記写真シール作成装置が、カメラによる撮影を制御することで撮影画像を取得し、前記撮影画像の前記管理サーバへの送信を制御し、前記管理サーバが、前記写真シール作成装置から送信されてくる前記撮影画像の受信を制御し、前記撮影画像の画素値に基づいて、画像情報を算出し、前記画像情報の分析を行い、前記画像情報を保存するステップを含み、前記管理サーバは、前記ステップにおいて、クライアント端末からの前記画像情報の提示の要求の受信を制御し、前記クライアント端末からの前記要求に応じて、保存している前記画像情報を抽出し、抽出された前記画像情報、および、前記画像情報に対応する画像の少なくともいずれか一方の前記クライアント端末への送信を制御する
本発明の第1の側面においては、カメラによる撮影を制御することで撮影画像が取得され、撮影画像の画素値に基づいて、画像情報が算出され、画像情報の管理サーバへの送信が制御され、写真シール作成装置から送信されてくる画像情報の受信が制御され、画像情報の分析が行われ、画像情報が保存される。また、クライアント端末からの画像情報の提示の要求の受信が制御され、クライアント端末からの要求に応じて、保存している画像情報が抽出され、抽出された画像情報、および、画像情報に対応する画像の少なくともいずれか一方のクライアント端末への送信が制御される。
本発明の第2の側面においては、カメラによる撮影を制御することで撮影画像が取得され、撮影画像の管理サーバへの送信が制御され、写真シール作成装置から送信されてくる撮影画像の受信が制御され、撮影画像の画素値に基づいて、画像情報が算出され、画像情報の分析が行われ、画像情報が保存される。また、クライアント端末からの画像情報の提示の要求の受信が制御されクライアント端末からの要求に応じて、保存している画像情報が抽出され、抽出された画像情報、および、画像情報に対応する画像の少なくともいずれか一方のクライアント端末への送信が制御される。
本発明によれば、写真シール機において撮影される画像の状態を容易に把握することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 写真シール作成装置の外観の構成例を示す斜視図である。 写真シール作成装置の外観を他の角度からみた斜視図である。 利用者の移動について説明する図である。 撮影部の構成例を示す図である。 背景部の構成例を示す図である。 編集部の構成例を示す図である。 事後接客部の構成例を示す図である。 写真シール作成装置の内部の構成例を示すブロック図である。 写真シール作成装置の制御部の構成例を示すブロック図である。 管理サーバの構成例を示すブロック図である。 管理サーバの機能構成例を示すブロック図である。 写真シール作成ゲーム処理について説明するフローチャートである。 画像情報算出処理について説明するフローチャートである。 画像情報分析処理について説明するフローチャートである。 画像情報提示処理について説明するフローチャートである。 クライアント端末における画像情報の表示例を示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[情報処理システムの構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
図1の情報処理システムは、写真シール作成装置1、管理サーバ2、およびクライアント端末3から構成される。管理サーバ2は、例えば写真シール作成装置1のメーカが所有するサーバであり、写真シール作成装置1についての情報を管理するとともに、各店舗に設置されている写真シール作成装置1の状態を監視する。クライアント端末3もまた、写真シール作成装置1のメーカが所有する端末であり、管理サーバ2により管理される写真シール作成装置1についての情報を閲覧するために利用される。
写真シール作成装置1と管理サーバ2との間、管理サーバ2とクライアント端末3との間の情報の送受信は、インターネット等のネットワークを介して行われる。なお、図示はしないが、管理サーバ2には、写真シール作成装置1が提供するゲームを行いシール紙を受け取る利用者が携帯している携帯電話機等の携帯端末もインターネット等のネットワークを介して接続される。
写真シール作成装置1は、撮影を行うことで撮影画像を取得し、その撮影画像から得られる画像情報を管理サーバ2に送信する。管理サーバ2は、写真シール作成装置1からの画像情報を分析することで、写真シール作成装置1の状態を分析する。また、管理サーバ2は、画像情報を保存、管理し、必要に応じて画像情報をクライアント端末3に提供する。図1の情報処理システムにおける一連の処理については、図13乃至図16のフローチャートを参照して後述する。
[写真シール作成装置の外観構成]
図2は、写真シール作成装置1の外観の構成例を示す斜視図である。
写真シール作成装置1は、撮影や編集等の作業を利用者にゲームとして行わせ、撮影画像や編集済み画像を提供する代わりに利用者より代金を受け取るゲーム機である。写真シール作成装置1はゲームセンタなどの店舗に設置される。利用者は1人であることもあるし、複数人であることもある。
写真シール作成装置1が提供するゲームで遊ぶ利用者は、代金を投入し、自身が被写体となって撮影を行い、撮影によって得られた撮影画像の中から選択した編集対象の画像に対して、背景や前景の画像となる合成用画像や手書きの線画やスタンプ画像を合成する編集機能を用いて編集を行うことにより、撮影画像を彩り豊かな画像にする。利用者は、編集済みの画像が印刷されたシール紙を受け取って一連のゲームを終了させることになる。
図2に示すように、写真シール作成装置1は、主に、撮影ユニット11、編集部12、および事後接客部13から構成される。撮影ユニット11と編集部12が接した状態で設置され、編集部12と事後接客部13が接した状態で設置される。
撮影ユニット11は、撮影部21と背景部22から構成される。撮影部21と背景部22は所定の距離だけ離れて設置され、撮影部21と背景部22の間に形成される空間である撮影空間において撮影処理が行われる。
撮影部21は撮影処理を利用者に行わせる装置である。撮影部21は、撮影空間に入り、撮影処理を行っている利用者の正面に位置する。撮影空間を正面に臨む面を構成する撮影部21の正面パネル41には、撮影処理時に利用者により用いられるタッチパネルモニタなどが設けられる。撮影空間にいる利用者から見て左側の面を左側面、右側の面を右側面とすると、撮影部21の左側面が側面パネル42Aにより構成され、右側面が側面パネル42Bにより構成される。
背景部22は、正面を向いて撮影処理を行っている利用者の背面側に位置する板状の部材である背面パネル51、背面パネル51の左端に取り付けられ、側面パネル42Aより横幅の狭い板状の部材である側面パネル52A、および、背面パネル51の右端に取り付けられ、側面パネル42Bより横幅の狭い板状の部材である側面パネル52B(図示せず)から構成される。
撮影部21の左側面を構成する側面パネル42Aと背景部22の側面パネル52Aは、ほぼ同一平面に設けられ、それぞれの上部が板状の部材である連結部23Aによって連結される。また、撮影部21の右側面を構成する側面パネル42Bと背景部22の側面パネル52Bは、ほぼ同一平面に設けられ、それぞれの上部が板状の部材である連結部23Bによって連結される。
撮影部21の側面パネル42A、連結部23A、および背景部22の側面パネル52Aに囲まれることによって形成される開口が撮影空間の出入り口G1となる。図示されないが、撮影部21の側面パネル42B、連結部23B、および背景部22の側面パネル52Bに囲まれることによって形成される開口も撮影空間の出入り口G2となる。
背景部22の上部には、背面パネル51、側面パネル52A、および側面パネル52Bに支持される形で背景カーテンユニット25が設けられる。背景カーテンユニット25には、色または柄の異なる、背景に利用される巻き取り式の背景カーテンが複数収納される。背景カーテンユニット25は、撮影部21に設けられたカメラ等による撮影と連動して動作し、撮影の際に、例えば利用者により選択された色のカーテンを下ろし、その他のカーテンを巻き取る。
なお、背景カーテンユニット25に収納される背景カーテンとしては、複数枚のカーテンを1枚の、例えば緑色のクロマキ用のカーテンとして使用する昇降式カーテンを用意してもよい。また、クロマキ用のカーテンを予め撮影空間の背面となる背面パネル51に張り付けるとともに、合成用の背景画像を複数種類用意し、撮影処理や編集処理において、利用者が所望する背景画像をカーテンの部分に合成することができるようにしてもよい。
撮影空間の上方には、撮影部21の正面パネル41、連結部23A、連結部23B、および背景カーテンユニット25に囲まれる開口が形成され、その開口の一部を覆うように天井ストロボユニット24が設けられる。天井ストロボユニット24の一端が連結部23Aに固定され、他端が連結部23Bに固定される。天井ストロボユニット24は、撮影に合わせて撮影空間内に向けて発光するストロボを内蔵する。天井ストロボユニット24を構成するストロボの内部には蛍光灯が設けられており、撮影空間の照明としても機能する。
編集部12は、撮影処理によって得られた画像を編集する処理である編集処理を利用者に行わせる装置である。編集部12は、一方の側面が撮影部21の正面パネル41の背面に接するように撮影ユニット11に連結して設けられる。編集部12には、編集処理時に利用者により用いられるタブレット内蔵モニタなどの構成が設けられる。
図2に示す編集部12の構成を正面側の構成とすると、2組の利用者が同時に編集処理を行うことができるように、編集部12の正面側と背面側には編集処理に用いられる構成がそれぞれ設けられる。
編集部12の正面側は、床面に対して垂直な面であり、側面パネル42Aとほぼ平行な面である面71と、面71の上方に形成された斜面72から構成され、編集処理に用いられる構成が斜面72に設けられる。斜面72の左側には、柱状の形状を有し、照明装置74の一端を支持する支持部73Aが設けられる。支持部73Aの上面にはカーテンレール26を支持する支持部75が設けられる。斜面72の右側にも、照明装置74の他端を支持する支持部73B(図3)が設けられる。
編集部12の上方にはカーテンレール26が取り付けられる。カーテンレール26は、上から見たときの形状がコの字状となるように3本のレール26A乃至26Cを組み合わせて構成される。平行に設けられるレール26Aと26Bの一端は、連結部23Aと連結部23Bにそれぞれ固定され、他端に残りの一本のレール26Cの両端が接合される。
カーテンレール26には、編集部12の正面前方の空間と背面前方の空間の内部が外から見えないようにカーテンが取り付けられる。カーテンレール26に取り付けられたカーテンにより囲まれる編集部12の正面前方の空間と背面前方の空間が、利用者が編集処理を行う編集空間となる。
図3は、写真シール作成装置1を別の角度から見た斜視図である。
事後接客部13は事後接客処理を利用者に行わせる装置である。事後接客処理には、撮影画像や編集済みの画像を携帯電話機などの携帯端末に送信する処理、ミニゲームを利用者に行わせる処理、アンケートに答えさせる処理などが含まれる。
図3に示すように、事後接客部13は、所定の厚さを有する板状の筐体をその一部として有しており、残りの部分は編集部12の左側面と一体に設けられる。事後接客部13の正面には、事後接客処理時に利用者により用いられるタブレット内蔵モニタや、撮影画像や編集済みの画像が印刷されたシール紙が排出される排出口などが設けられる。事後接客部13の正面前方の空間が、シール紙への印刷が終わるのを待っている利用者が事後接客処理を行う事後接客空間となる。
ここで、写真シール作成ゲームの流れと、それに伴う利用者の移動について図4を参照して説明する。図4は、写真シール作成装置1を上から見た平面図である。
写真シール作成装置1の利用者は、白抜き矢印#1で示すように出入り口G1から、または白抜き矢印#2で示すように出入り口G2から、撮影部21と背景部22の間に形成された撮影空間A1に入り、撮影部21に設けられたカメラやタッチパネルモニタなど利用して撮影処理を行う。
撮影処理を終えた利用者は、白抜き矢印#3で示すように出入り口G1を使って撮影空間A1から出て編集空間A2−1に移動するか、白抜き矢印#4で示すように出入り口G2を使って撮影空間A1から出て編集空間A2−2に移動する。
編集空間A2−1は、編集部12の正面側の編集空間であり、編集空間A2−2は、編集部12の背面側の編集空間である。編集空間A2−1と編集空間A2−2のいずれの空間に移動するのかが、撮影部21のタッチパネルモニタの画面表示などによって案内される。例えば2つの編集空間のうちの空いている方の空間が移動先として案内される。編集空間A2−1または編集空間A2−2に移動した利用者は編集処理を開始する。編集空間A2−1の利用者と、編集空間A2−2の利用者は同時に編集処理を行うことができる。
編集処理が終了した後、撮影画像や編集済みの画像の中から選択された画像の印刷が開始される。画像の印刷中、編集処理を終えた利用者は、編集空間A2−1で編集処理を行っていた場合には白抜き矢印#5で示すように編集空間A2−1から事後接客空間A3に移動して事後接客処理を行う。また、編集処理を終えた利用者は、編集空間A2−2で編集処理を行っていた場合には白抜き矢印#6で示すように編集空間A2−2から事後接客空間A3に移動し、事後接客空間A3において事後接客処理を行う。
画像の印刷が終了したとき、利用者は、事後接客部13に設けられた排出口からシール紙を受け取り、一連の写真シール作成ゲームを終えることになる。
次に、各装置の構成について説明する。
[撮影部の構成]
図5は、撮影部21の正面の構成例を示す図である。撮影部21は、正面パネル41、側面パネル42A、および側面パネル42Bが、箱状の形状を有するベース部43に取り付けられることによって構成される。
正面パネル41は撮影空間A1で撮影処理を行う利用者の正面に位置し、側面パネル42Aと側面パネル42Bは、それぞれ、撮影空間A1で撮影処理を行う利用者の左側、右側に位置する。
正面パネル41のほぼ中央には撮影・表示ユニット81が設けられる。撮影・表示ユニット81は、カメラ91、正面ストロボ92、およびタッチパネルモニタ93から構成される。
カメラ91は、CCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により構成され、撮影空間A1にいる利用者を撮影する。カメラ91により取り込まれた動画像は、タッチパネルモニタ93にリアルタイムで表示される。利用者により撮影が指示されたときなどの所定のタイミングでカメラ91により取り込まれた画像は撮影画像(静止画像)として保存される。
カメラ91を囲むように発光面が設けられた正面ストロボ92は、他のストロボと同様にカメラ91による撮影に合わせて発光し、被写体としての利用者の顔付近を正面から照射する。
カメラ91の下側に設けられたタッチパネルモニタ93は、LCD(Liquid Crystal Display)などのモニタと、それに積層されたタッチパネルにより構成される。タッチパネルモニタ93は、カメラ91により取り込まれた動画像を表示するライブビューモニタとしての機能と、各種のGUI(Graphical User Interface)画像を表示し、利用者の選択操作をタッチパネルにより受け付ける機能とを備えている。タッチパネルモニタ93には、適宜、背景等の画像が合成された後の動画像が表示される。
正面パネル41には、撮影・表示ユニット81の位置を基準として、上方に上ストロボ82が設置される。また、左方に左ストロボ83が設置され、右方に右ストロボ84が設置される。
上ストロボ82は、利用者を上前方から照射する。左ストロボ83は、利用者を左前方から照射し、右ストロボ84は、利用者を右前方から照射する。
ベース部43には利用者の足元を照射する足元ストロボ86も設けられる。上ストロボ82、左ストロボ83、右ストロボ84、および足元ストロボ86の内部には蛍光灯が設けられており、天井ストロボユニット24を構成するストロボの内部の蛍光灯と合わせて、撮影空間A1内の照明として用いられる。各蛍光灯の発光量が調整されることによって、または、発光させる蛍光灯の数が調整されることによって、撮影空間A1内の明るさが、利用者が行っている撮影処理の内容に応じて適宜調整される。
足元ストロボ86の右側には、利用者がお金を投入する硬貨投入返却口87が設けられる。
ベース部43の上面の左右に形成されるスペース43Aおよび43Bは、撮影処理を行う利用者が手荷物等を置くための荷物置き場として用いられる。
正面パネル41の例えば天井付近には、撮影処理の案内音声、BGM(Back Ground Music)、効果音等の音を出力するスピーカも設けられる。
[背景部の構成]
図6は、背景部22の撮影空間A1側の構成例を示す図である。
上述したように、背面パネル51の上方には背景カーテンユニット25が設けられる。背景カーテンユニット25のほぼ中央には、撮影空間A1内で撮影処理を行っている利用者を後方中央から照射する背面中央ストロボ101が取り付けられる。
背面パネル51の上方であって、出入り口G1側の位置には、撮影空間A1内で撮影処理を行っている利用者を左後方から照射する背面左ストロボ102が取り付けられる。また、背面パネル51の上方であって、出入り口G2側の位置には、撮影空間A1内で撮影処理を行っている利用者を右後方から照射する背面右ストロボ103が取り付けられる。
[編集部の構成]
図7は、編集部12の正面側(編集空間A2−1側)の構成例を示す図である。
斜面72のほぼ中央には、タブレット内蔵モニタ131が設けられる。タブレット内蔵モニタ131を挟んで左側にタッチペン132Aが設けられ、右側にタッチペン132Bが設けられる。
タブレット内蔵モニタ131は、タッチペン132Aまたは132Bを用いて操作入力が可能なタブレットがLCDなどのモニタに重畳して設けられることによって構成される。タブレット内蔵モニタ131には、例えば、編集対象画像として選択された撮影画像の編集に用いられる画面である編集画面が表示される。2人で同時に編集作業を行う場合、タッチペン132Aは一方の利用者により用いられ、タッチペン132Bは他方の利用者により用いられる。
編集部12の左側には事後接客部13が設けられる。
[事後接客部の構成]
図8は、事後接客部13の正面側の構成例を示す図である。
事後接客部13の上方中央にはタブレット内蔵モニタ161が設けられる。タブレット内蔵モニタ161は、利用者の指などによって操作入力が可能なタブレットがLCDなどのモニタに重畳して設けられることによって構成される。タブレット内蔵モニタ161には、ミニゲームなどの事後接客処理に用いられる画面が表示される。
タブレット内蔵モニタ161の下にはスピーカ162が設けられ、スピーカ162の下にはシール紙排出口163が設けられる。
スピーカ162は、事後接客処理の案内音声、BGM、効果音等の音を出力する。
シール紙排出口163には、編集空間A2−1の利用者が編集処理を行うことによって作成した画像が印刷されたシール紙、または、編集空間A2−2の利用者が編集処理を行うことによって作成した画像が印刷されたシール紙が排出される。編集部12の内部にはプリンタが設けられており、画像の印刷がそのプリンタにより行われる。
[写真シール作成装置の内部構成]
次に、写真シール作成装置1の内部構成について説明する。図9は、写真シール作成装置1の内部の構成例を示すブロック図である。上述した構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
制御部201はCPU(Central Processing Unit)などよりなり、ROM(Read Only Memory)206や記憶部202に記憶されているプログラムを実行し、写真シール作成装置1の全体の動作を制御する。制御部201には、記憶部202、通信部203、ドライブ204、ROM206、RAM(Random Access Memory)207が接続される。制御部201には、撮影部208、編集部209、および事後接客部210の各構成も接続される。
記憶部202は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体からなり、制御部201から供給された各種の設定情報を記憶する。記憶部202に記憶されている情報は制御部201により適宜読み出される。
通信部203は、インターネットなどのネットワークのインタフェースであり、制御部201による制御に従って外部の装置と通信を行う。
ドライブ204には、光ディスクや半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア205が適宜装着される。ドライブ204によりリムーバブルメディア205から読み出されたコンピュータプログラムやデータは、制御部201に供給され、記憶部202に記憶されたり、インストールされたりする。
ROM206には、制御部201において実行されるプログラムやデータが記憶されている。RAM207は、制御部201が処理するデータやプログラムを一時的に記憶する。
撮影部208は、撮影空間A1における撮影処理を行う構成である硬貨処理部221、背景制御部222、照明装置223、カメラ91、タッチパネルモニタ93、およびスピーカ224から構成される。
硬貨処理部221は、硬貨投入返却口87に対する硬貨の投入を検出する。硬貨処理部221は、例えば400円などの所定の金額分の硬貨が投入されたことを検出した場合、そのことを表す起動信号を制御部201に出力する。
背景制御部222は、制御部201より供給される背景制御信号に従って背景カーテンユニット25に収納されている背景カーテンの上げ下ろしを行う。背景カーテンの選択が利用者により手動で行われるようにしてもよい。
照明装置223は、撮影空間A1内の各ストロボの内部に設けられる蛍光灯であり、制御部201より供給される照明制御信号に従って発光する。上述したように、撮影空間A1には、天井ストロボユニット24のストロボの他に、撮影部21に設けられる上ストロボ82、左ストロボ83、右ストロボ84、足元ストロボ86と、背景部22に設けられる背面中央ストロボ101、背面左ストロボ102,背面右ストロボ103が設けられている。
また、照明装置223は、制御部201による制御に従って発光量を調整することによって、利用者が行っている撮影作業の段階に応じて撮影空間A1内の明るさを調整する。
カメラ91は、制御部201による制御に従って撮影を行い、撮影によって得られた画像を制御部201に出力する。
編集部209Aは、編集空間A2−1における編集処理を行う構成として編集部12の正面側に設けられるタブレット内蔵モニタ131、タッチペン132A,132B、およびスピーカ231から構成される。編集部209Bも編集部209Aと同一の構成を有しており、編集空間A2−2における編集処理を行う。
タブレット内蔵モニタ131は、制御部201による制御に従って編集画面を表示し、編集画面に対する利用者の操作を検出する。利用者の操作の内容を表す信号は制御部201に供給され、編集対象の撮影画像の編集が行われる。
事後接客部210は、事後接客空間A3における事後接客処理を行う構成であるタブレット内蔵モニタ161、スピーカ162、印刷処理を行う構成であるプリンタ241、およびシール紙ユニット242から構成される。
プリンタ241は、撮影画像、または編集処理によって得られた編集済みの画像を、プリンタ241に装着されたシール紙ユニット242に収納されているシール紙に印刷し、シール紙排出口163に排出する。
[制御部の構成]
次に、制御部201について説明する。図10は、制御部201がROM206などに格納されているプログラムを実行することにより実現される機能ブロックの構成例を示している。
制御部201は、写真シール作成ゲームの各工程に関する処理の制御を行う他、写真シール作成装置1の状態を分析するための分析用画像を撮影する処理を行う。
制御部201は、起動処理部311、表示制御部312、撮影制御部313、情報算出部314、通信制御部315、およびパラメータ調整部316を含むように構成される。
起動処理部311は、写真シール作成装置1の電源投入後や再起動後に、写真シール作成装置1の各部を制御することで、各部の動作確認を行う。
表示制御部312は、タッチパネルモニタ93における表示の制御を行う。
撮影制御部313は、カメラ91による撮影を制御し、撮影画像として、上述した分析用画像を取得する。
情報算出部314は、分析用画像に基づいて、分析用画像に関する情報である画像情報を算出する。
通信制御部315は、写真シール作成装置1の管理サーバ2との間の通信の制御を行う。
パラメータ調整部316は、必要に応じて、カメラ91による撮影に関するパラメータの調整を行う。
[管理サーバの構成例]
図11は、管理サーバ2の構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)411、ROM412、RAM413は、バス414により相互に接続される。
バス414には、さらに、入出力インタフェース415が接続される。入出力インタフェース415には、キーボード、マウスなどよりなる入力部416、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部417が接続される。また、入出力インタフェース415には、ハードディスクや不揮発性のメモリなどより構成され、各種の情報を記憶する記憶部418、ネットワークインタフェースなどより構成され、写真シール作成装置1やクライアント端末3と通信を行う通信部419、リムーバブルメディア421を駆動するドライブ420が接続される。
特に、記憶部418には、写真シール作成装置1から送信されてくる分析用画像や画像情報等が記憶される。
図12は、管理サーバ2の機能構成例を示すブロック図である。図12に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図11のCPU411により所定のプログラムが実行されることによって実現される。管理サーバ2においては、通信制御部431、分析処理部432、および情報管理部433が実現される。
通信処理部431は、管理サーバ2の写真シール作成装置1やクライアント端末3との間の通信の制御を行う。
分析処理部432は、写真シール作成装置1から送信されてくる画像情報の分析を行う。
情報管理部433は、写真シール作成装置1から送信されてくる分析用画像および画像情報を記憶部418に保存し、管理する。すなわち、情報管理部433は、記憶部418とともに、データベース管理システムを構成する。
以下、情報処理システムにおいて行われる各動作について説明する。
[写真シール作成ゲームの処理について]
まず、図13のフローチャートを参照して、写真シール作成装置1によって提供される写真シール作成ゲームの処理について説明する。
ステップS1において、写真シール作成装置1の制御部201は、所定の金額分の硬貨が投入されたか否かを硬貨処理部221から供給される信号に基づいて判定し、投入されたと判定するまで待機する。
ステップS1において、硬貨が投入されたと判定された場合、ステップS2において、制御部201は、撮影部208を制御し、カメラ91に取り込まれた被写体の動画像をタッチパネルモニタ93にライブビュー表示させ、撮影空間A1にいる利用者を被写体として撮影する撮影処理を行う。
ステップS3において、制御部201は、撮影空間A1にいる利用者に対して、編集空間A2−1または編集空間A2−2への移動を案内する。編集空間A2−1または編集空間A2−2への移動の案内は、撮影部208のタッチパネルモニタ93に画面を表示させることによって、または音声をスピーカ224から出力させることによって行われる。
ステップS4において、制御部201は、編集空間A2−1と編集空間A2−2のうち、撮影処理を終えた利用者の移動先とした方の編集空間に対応する編集部209を制御し、編集処理を行う。具体的には、制御部201は、編集対象画像として選択された撮影画像に合成する合成用画像を利用者に選択させ、選択された合成用画像を撮影画像に合成させ、得られた合成画像に対して、利用者による編集操作に従って編集を行う。
ステップS5において、制御部201は、編集空間A2−1または編集空間A2−2で編集処理を終えた利用者に対して事後接客空間A3への移動を案内する。事後接客空間A3への移動の案内は、タブレット内蔵モニタ131に画面を表示させることによって、または音声をスピーカ231から出力させることによって行われる。
ステップS6において、制御部201は、利用者により選択された画像をプリンタ241に出力してシール紙に印刷させる印刷処理を行う(開始する)。
また、タブレット内蔵モニタ161に表示される、事後接客処理の開始ボタンが選択されると、ステップS7において、制御部201は、印刷終了待機中の利用者に対する事後接客処理を行う。具体的には、制御部201は、撮影画像や編集済みの画像を、管理サーバ2を介して携帯端末に送信する携帯送信ゲーム処理を事後接客処理として行い、携帯端末の電子メールアドレスを直接入力することで画像を携帯端末に送信するか、非接触型ICと通信することで画像を携帯端末に送信するかを利用者に選択させる送信方法の選択画面や、送信する画像の選択画面をタブレット内蔵モニタ161に表示させ、利用者による操作に応じて画像を送信する。
印刷が終了すると、ステップS8において、制御部201は、印刷が終了した旨をタブレット内蔵モニタ161に表示させ、プリンタ241は、画像が印刷されたシール紙をシール紙排出口163に排出し、処理を終了させる。
[写真シール作成装置の画像情報算出処理について]
次に、図14のフローチャートを参照して、写真シール作成装置1によって実行される画像情報算出処理について説明する。図14の画像情報算出処理は、写真シール作成装置1の電源投入後または再起動後に実行される。
ステップS11において、制御部201の起動処理部311は、撮影空間A1内のカメラ91、各ストロボ、および背景カーテンユニット25に収納されている背景カーテンの動作確認を行い、それぞれを所定の状態に設定する。具体的には、起動処理部311は、カメラ91の焦点距離(ピント)を所定の位置に固定するとともに、各ストロボの内部に設けられる蛍光灯の発光量を、ある一定の発光量に設定する。また、起動処理部311は、クロマキ用のカーテンを下ろした状態とする。なお、クロマキ用のカーテンが予め背面パネル51に張り付けられている場合は、そのカーテンはそのままの状態とされる。
ステップS12において、表示制御部312は、カメラ91による分析用画像の撮影時に、人が撮影されないよう注意喚起するための注意喚起画面をタッチパネルモニタ93に表示させる。具体的には、例えば、タッチパネルモニタ93には、注意喚起画面として、「性能確認のための撮影を行うので、人は写らないでください」等のメッセージを含む画像が表示される。
ステップS13において、撮影制御部313は、カメラ91を制御することで、分析用画像の撮影を行う。分析用画像として得られる撮影画像は、撮影空間(クロマキ用のカーテン)が撮影された画像となる。分析用画像は、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式とされ、Exif情報(撮影日時、カメラ91の機種名、撮影パラメータ等)が含まれている。
ステップS14において、情報算出部314は、分析用画像の画素値に基づいて、画像情報を算出する。具体的には、情報算出部314は、画像情報として、分析用画像の輝度に関する情報、より詳細には、分析用画像の全画素の輝度の平均値(以下、輝度平均値ともいう)を、分析用画像の画素数と分析用画像の各画素の輝度値とを求めることで、算出する。
この分析用画像の輝度平均値は、後述するように、管理サーバ2によって、分析用画像の画像全体の明るさが正常であるか否かが判定される際に用いられる。より具体的には、管理サーバ2においては、分析用画像の正常な明るさの範囲に対応する輝度平均値の上限値および下限値が予め決められており、情報算出部314によって算出された分析用画像の輝度平均値が、上限値および下限値の範囲内であるか否かによって、分析用画像の画像全体の明るさが正常であるか否かが判定される。
また、情報算出部314は、必要に応じて、画像情報として、分析用画像の輝度平均値に加え、分析用画像の全画素の輝度の標準偏差(以下、輝度標準偏差ともいう)を算出するようにしてもよい。
分析用画像の全画素の輝度値の中に異常な値が含まれている場合、分析用画像の輝度平均値が乱れ、管理サーバ2における分析用画像の明るさの判定に影響を及ぼす恐れがある。そこで、分析用画像の輝度標準偏差を、管理サーバ2によって、分析用画像の各画素の輝度値のばらつきに異常がないか否かを判定するために用いるようにする。より具体的には、管理サーバ2においては、正常とされる分析用画像の輝度値のばらつきに対応する輝度標準偏差の上限値が予め決められており、情報算出部314によって算出された分析用画像の輝度標準偏差が上限値より小さいか否かによって、分析用画像の輝度値の分布が平均値近傍に集まっているか否か、すなわち、分析用画像の輝度値のばらつきが正常であるか否かが判定される。
この場合、管理サーバ2においては、分析用画像の輝度標準偏差が上限値より小さく、かつ、分析用画像の輝度平均値が上限値および下限値の範囲内である場合に、分析用画像の画像全体の明るさが正常であると判定され、これ以外の場合には、分析用画像の画像全体の明るさは正常でないと判定される。
なお、分析用画像において、輝度の平均値、および必要に応じて求められる標準偏差の算出の対象となる画素は、全画素に限らず、上述した写真シール作成ゲームの撮影処理において撮影画像に対して行われるトリミング処理によって得られる領域の画素としてもよい。
以下においては、画像情報としての、分析用画像の画素の輝度の平均値や標準偏差を、輝度情報ともいう。
ステップS15において、通信制御部315は、カメラ91により撮影された分析用画像、および、情報算出部314によって算出された画像情報を管理サーバ2に送信するよう、通信部203を制御する。このとき、分析用画像および画像情報とともに、以下に示す、カメラ91や写真シール作成装置1に関する関連情報が管理サーバ2に送信される。
・ホワイトバランス値
・ホワイトバランス補正値
・明暗(コントラスト)補正値
・設置店舗情報
・累積撮影回数
・送信日時
上述の関連情報のうち、ホワイトバランス値、ホワイトバランス補正値、および明暗補正値は、カメラ91に関する情報である。設置店舗情報は、写真シール作成装置1が設置されている店舗に関する情報であり、その店舗の位置情報や店舗名が含まれる。累積撮影回数は、カメラ91による撮影が行われた回数であり、その撮影には写真シール作成ゲームにおける撮影も含まれる。また、送信日時は、分析用画像および画像情報、そしてこれら関連情報が管理サーバ2に送信された日時である。
[管理サーバの画像情報分析処理について]
次に、図15のフローチャートを参照して、管理サーバ2によって実行される画像情報分析処理について説明する。
ステップS31において、通信制御部431は、写真シール作成装置1から送信されてくる分析用画像および画像情報を受信するよう、通信部419を制御する。このとき、通信制御部431は、分析用画像および画像情報とともに、上述した関連情報も通信部419に受信させる。
ステップS32において、情報管理部433は、受信した分析用画像、画像情報、および関連情報を記憶部418に保存する。このとき、分析用画像と画像情報とは、互いに対応するファイル名(例えば、拡張子以外は同一のファイル名等)で保存される。
ステップS33において、分析処理部432は、受信した画像情報の分析を行う。例えば、分析処理部432は、画像情報としての輝度情報が正常であるか、具体的には、分析用画像の輝度の平均値や標準偏差が、予め決められた値の範囲内であるか否かを分析する。これにより、分析用画像の画像全体の明るさが正常であるか否かが判定される。
ステップS34において、通信制御部431は、分析処理部432の分析により得られた分析結果を写真シール作成装置1に送信するよう、通信部419を制御する。具体的には、通信制御部431は、分析処理部432により画像情報が正常でないと分析された場合、分析結果として、画像情報が正常でないことを表す情報、言い換えると、分析用画像の画像全体の明るさが正常でないことを表す情報を、写真シール作成装置1に送信するよう、通信部419を制御する。
この場合、写真シール作成装置1においては、分析用画像の画像全体の明るさが正常でないことを表す情報が受信され、分析用画像の画像全体の明るさが正常でない旨が、例えばタッチパネルモニタ93に表示されるようになる。
なお、分析結果は、管理サーバ2の出力部417に含まれる表示部に表示されるようにしてもよいし、クライアント端末3に提供されるようにしてもよい。
以上の処理によれば、管理サーバ2において、写真シール作成装置1から送信されてきた分析用画像の画像情報としての輝度情報が正常であるか否かが分析されるので、管理サーバ2を所有する写真シール作成装置1のメーカ側は、写真シール作成装置1において撮影される画像の状態を容易に把握することができる。これにより、写真シール作成装置1のメーカ側は、写真シール作成装置1において、何らかの原因により、画像全体が暗かったり、領域によって明るさにムラがある分析用画像が撮影された場合であっても、それらに対する対応を迅速に行うことができるようになる。
また、輝度情報が正常でないと分析された場合、輝度情報が正常でないことを表す情報が、写真シール作成装置1に送信されるので、その写真シール作成装置1が設置されている店舗側でも、写真シール作成装置1で撮影される画像が暗かったり、領域によって明るさにムラがあることを把握することができ、メーカ側への対応の依頼を迅速に行うことができるようになる。
なお、正常とされる輝度情報は、予め決められた値であってもよいが、写真シール作成装置1固有の特性を測るという観点では、過去に明るさが正常であると判定された、その写真シール作成装置1についての分析用画像やその輝度情報に基づいて解析された値である方がよい。
また、以上においては、輝度情報が正常でない場合に、輝度情報が正常でないことを表す情報が写真シール作成装置1に送信されるようにしたが、正常な輝度情報が写真シール作成装置1に送信されるようにしてもよい。
すなわち、分析処理部432により輝度情報が正常でないと分析された場合、分析処理部432は、その輝度情報を正常な値に修正し、通信制御部431が、分析処理部432の分析結果として、正常な輝度情報を写真シール作成装置1に送信するよう、通信部419を制御する。
具体的には、輝度情報が正常でないと分析された場合、その輝度情報は、過去に正常であると判定された輝度情報の平均値や、写真シール作成装置1(カメラ91)の工場出荷時の設定に基づいた値に修正され、写真シール作成装置1に送信される。このとき、修正された輝度情報とともに、(正常でない)修正前の輝度情報が写真シール作成装置1に送信されるようにしてもよく、管理サーバ2においては、修正前の輝度情報とともに、修正された輝度情報が保存されるようにしてもよい。
この場合、写真シール作成装置1においては、(正常な値に)修正された輝度情報が受信され、パラメータ調整部316によって、(正常な値に)修正された輝度情報が得られるよう、カメラ91による撮影に関するパラメータ(ストロボの発光量や画像処理におけるパラメータも含む)の調整が行われるようになる。
なお、管理サーバ2から、修正された輝度情報とともに、輝度情報が正常でなかった旨の情報や、輝度情報の修正の要否を選択させるための情報が送信されるようにし、写真シール作成装置1においては、タッチパネルモニタ93に、修正された輝度情報が得られるようパラメータの調整を行うか否かを設定(選択)させる画面が表示されるようにしてもよい。
また、写真シール作成装置1において、分析用画像が撮影される際、注意喚起画面によって人が撮影されることを避けるようにしたが、もし、分析用画像に人が写り込んでしまった場合、人が写り込んでいない場合と比較して、画像の色濃度(彩度)が下がり、画像が黒っぽくなってしまう。このことが、管理サーバ2における輝度情報の分析の精度に影響を及ぼす恐れがある。
そこで、分析処理部432が、分析用画像の色濃度に基づいて、輝度情報の分析を行うか否かを判定するようにしてもよい。すなわち、分析用画像の色濃度が、所定の値より低い場合には、分析用画像に人や物が写り込んでいるものとして、輝度情報の分析が行われないようにする。これにより、輝度情報の分析の精度を維持することが可能となる。
ところで、上述した写真シール作成装置1による画像情報算出処理は、写真シール作成装置1の電源投入後に実行されるので、例えば1日に1回、分析用画像および画像情報(輝度情報)が管理サーバ2に送信される。また、管理サーバ2においては、情報管理部433によって、各店舗に設置されている写真シール作成装置1からの分析用画像や画像情報、関連情報が保存、管理されるが、記憶部418の記憶容量の観点から、その1年など保存期間を設けるものとする。すなわち、記憶部418に保存されている情報のうち、保存期間を経過したものは、情報管理部433によって、古い順に削除されるものとする。
また、管理サーバ2の情報管理部433によって管理されている分析用画像や画像情報、関連情報は、クライアント端末3を介して提示されるようにもできる。
[管理サーバの画像情報提示処理について]
ここで、図16のフローチャートを参照して、管理サーバ2によって実行される画像情報提示処理について説明する。
ステップS51において、通信制御部431は、クライアント端末3から送信されてくる画像情報の提示の要求を受信するよう、通信部419を制御する。
ステップS52において、情報管理部433は、クライアント端末3からの要求に応じて、記憶部418に保存されている画像情報を抽出する。
ステップS53において、通信制御部431は、情報管理部433によって抽出された画像情報をクライアント端末3に送信するよう、通信部419を制御する。
クライアント端末3の表示部においては、管理サーバ2から送信されてきた画像情報が表示される。
図17は、クライアント端末3の表示部に表示される画像情報の表示例である。
図17には、2012年3月21から2012年4月25日までの間の、店舗毎の輝度情報(分析用画像の輝度の平均値)の推移が示されている。図17において、横軸は日付、縦軸は輝度情報の値を表しており、三角形のプロットは店舗Aの輝度情報の値、円形のプロットは店舗Bの輝度情報の値を示している。
図17に示されるように、店舗A,Bいずれの輝度情報の値も、2012年4月16日までは大きな変動がないが、2012年4月17日において、それぞれの値が急激に下がっている。
ここで、店舗A,Bいずれの店舗に、同一機種の写真シール作成装置1が同時期に設置されたとすると、図17の例より、それぞれの写真シール作成装置1において共通して、カメラ91の故障や、画像処理プログラムの不具合等が生じていることが推測される。
このように、日毎の画像情報が、店舗毎に(写真シール機毎に)提示されることにより、複数の写真シール機の画像情報の時系列の変化を比較することができ、複数の写真シール機において共通して発生し得る不具合を一元的に把握することが可能となる。
[その他]
なお、以上においては、分析用画像の撮影は、緑色のクロマキ用のカーテンが下りた状態で行われるものとしたが、グレーや肌色等、他の色のクロマキ用のカーテンが下りた状態で行われるようにしてもよい。さらに、分析用画像の撮影は、1回のみ行われるのではなく、それぞれの色のクロマキ用のカーテンについて、複数回行われるようにして、複数の分析用画像および画像情報が、管理サーバ2に送信されるようにしてもよい。
また、管理サーバ2に送信される分析用画像は、カメラ91による撮影で得られたままの撮影画像であるが、カメラ91による撮影で得られた撮影画像をリサイズ加工した縮小画像が管理サーバ2に送信されるようにしてもよい。これにより、管理サーバ2の記憶部418の記憶容量を削減することができる。
さらに、分析用画像および画像情報は、画像情報算出処理が実行される毎に管理サーバ2に送信されるようにしたが、所定回数分の画像情報算出処理によって得られた分析用画像および画像情報を写真シール作成装置1の記憶部202に蓄積するようにし、所定のタイミングで、蓄積された分析用画像および画像情報が管理サーバ2に送信されるようにしてもよい。
また、上述した構成では、写真シール作成装置1において、情報算出部314が、分析用画像の画素値に基づいて、画像情報を算出するものとしたが、管理サーバ2に情報算出部314を設けるようにし、管理サーバ2が、写真シール作成装置1から送信されてくる分析用画像の画素値に基づいて、画像情報を算出するようにすることもできる。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 写真シール作成装置
2 管理サーバ
3 クライアント端末
11 撮影ユニット
12 編集部
13 事後接客部
201 制御部
311 起動処理部
312 表示制御部
313 撮影制御部
314 情報算出部
315 通信制御部
316 パラメータ調整部
431 通信制御部
432 分析処理部
433 情報管理部

Claims (9)

  1. 写真シール作成装置と管理サーバとから構成される情報処理システムにおいて、
    前記写真シール作成装置は、
    カメラによる撮影を制御することで撮影画像を取得する撮影制御手段と、
    前記撮影画像の画素値に基づいて、画像情報を算出する情報算出手段と、
    前記画像情報の前記管理サーバへの送信を制御する前記写真シール作成装置の通信制御手段と
    を備え、
    前記管理サーバは、
    前記写真シール作成装置から送信されてくる前記画像情報の受信を制御する前記管理サーバの通信制御手段と、
    前記画像情報の分析を行う分析処理手段と
    前記画像情報を保存し管理する情報管理手段と
    を備え
    前記管理サーバにおいて、
    前記管理サーバの前記通信制御手段は、クライアント端末からの前記画像情報の提示の要求の受信を制御し、
    前記情報管理手段は、前記クライアント端末からの前記要求に応じて、保存している前記画像情報を抽出し、
    前記管理サーバの前記通信制御手段は、抽出された前記画像情報、および、前記画像情報に対応する画像の少なくともいずれか一方の前記クライアント端末への送信を制御する
    情報処理システム。
  2. 写真シール作成装置と管理サーバとから構成される情報処理システムにおいて、
    前記写真シール作成装置は、
    カメラによる撮影を制御することで撮影画像を取得する撮影制御手段と、
    前記撮影画像の前記管理サーバへの送信を制御する前記写真シール作成装置の通信制御手段と
    を備え、
    前記管理サーバは、
    前記写真シール作成装置から送信されてくる前記撮影画像の受信を制御する前記管理サーバの通信制御手段と、
    前記撮影画像の画素値に基づいて、画像情報を算出する情報算出手段と、
    前記画像情報の分析を行う分析処理手段と
    前記画像情報を保存し管理する情報管理手段と
    を備え
    前記管理サーバにおいて、
    前記管理サーバの前記通信制御手段は、クライアント端末からの前記画像情報の提示の要求の受信を制御し、
    前記情報管理手段は、前記クライアント端末からの前記要求に応じて、保存している前記画像情報を抽出し、
    前記管理サーバの前記通信制御手段は、抽出された前記画像情報、および、前記画像情報に対応する画像の少なくともいずれか一方の前記クライアント端末への送信を制御する
    情報処理システム。
  3. 前記情報算出手段は、前記画像情報として、前記撮影画像の全画素の輝度の平均値、または、前記平均値および前記撮影画像の全画素の輝度の標準偏差の両方を算出する
    請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記管理サーバにおいて、
    前記管理サーバの前記通信制御手段は、前記分析処理手段により得られた前記画像情報の分析結果を前記写真シール作成装置へ送信するよう制御する
    請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 前記管理サーバにおいて、
    前記分析処理手段は、前記画像情報としての輝度情報が正常であるか否かを分析し、
    前記管理サーバの前記通信制御手段は、前記画像情報が正常でない場合、前記画像情報の前記分析結果として、前記画像情報が正常でないことを表す情報を、前記写真シール作成装置へ送信するよう制御する
    請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記管理サーバにおいて、
    前記分析処理手段は、前記画像情報としての輝度情報が正常であるか否かを分析し、
    前記管理サーバの前記通信制御手段は、前記画像情報が正常でない場合、前記画像情報の前記分析結果として、修正された前記画像情報を前記写真シール作成装置へ送信するよう制御し、
    前記写真シール作成装置において、
    前記写真シール作成装置の通信制御手段は、前記管理サーバから送信されてくる修正された前記画像情報の受信を制御し、
    前記写真シール作成装置は、修正された前記画像情報に基づいて、前記カメラによる撮影に関するパラメータを調整するパラメータ調整手段をさらに備える
    請求項4に記載の情報処理システム。
  7. 前記写真シール作成装置において、
    前記写真シール作成装置は、前記カメラによる撮影時に、人が撮影されないよう注意喚起するための画面を表示部に表示させるよう制御する表示制御手段をさらに備える
    請求項1乃至のいずれかに記載の情報処理システム。
  8. 写真シール作成装置と管理サーバとから構成される情報処理システムの情報処理方法において、
    前記写真シール作成装置が、
    カメラによる撮影を制御することで撮影画像を取得し、
    前記撮影画像の画素値に基づいて、画像情報を算出し、
    前記画像情報の前記管理サーバへの送信を制御し、
    前記管理サーバが、
    前記写真シール作成装置から送信されてくる前記画像情報の受信を制御し、
    前記画像情報の分析を行い、
    前記画像情報を保存する
    ステップを含み、
    前記管理サーバは、前記ステップにおいて、
    クライアント端末からの前記画像情報の提示の要求の受信を制御し、
    前記クライアント端末からの前記要求に応じて、保存している前記画像情報を抽出し、
    抽出された前記画像情報、および、前記画像情報に対応する画像の少なくともいずれか一方の前記クライアント端末への送信を制御する
    情報処理方法。
  9. 写真シール作成装置と管理サーバとから構成される情報処理システムの情報処理方法において、
    前記写真シール作成装置が、
    カメラによる撮影を制御することで撮影画像を取得し、
    前記撮影画像の前記管理サーバへの送信を制御し、
    前記管理サーバが、
    前記写真シール作成装置から送信されてくる前記撮影画像の受信を制御し、
    前記撮影画像の画素値に基づいて、画像情報を算出し、
    前記画像情報の分析を行い、
    前記画像情報を保存する
    ステップを含み、
    前記管理サーバは、前記ステップにおいて、
    クライアント端末からの前記画像情報の提示の要求の受信を制御し、
    前記クライアント端末からの前記要求に応じて、保存している前記画像情報を抽出し、
    抽出された前記画像情報、および、前記画像情報に対応する画像の少なくともいずれか一方の前記クライアント端末への送信を制御する
    情報処理方法。
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