JP5470868B2 - 情報通信システム、情報収集推薦装置、情報推薦方法および制御プログラム - Google Patents

情報通信システム、情報収集推薦装置、情報推薦方法および制御プログラム Download PDF

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本発明は、メールやファイルなどの情報を送受信する情報通信システムに関し、特に、メール文書が持つビジネス上の検討過程や承認フローなどのビジネス状況を把握するために役立つ情報を推薦することができる機能を有する情報通信システム、この情報通信システムにおける情報収集推薦装置、および前記役立つ情報を推薦するための情報推薦方法、ならびに制御プログラムに関するものである。
近年、情報通信システムにおいては、情報の爆発的な増加により、ビジネスマンが日々処理する情報も増加しており、多くの場合、メールをベースに業務が遂行されている。また、高速なネットワークの普及により、大容量の添付ファイルを送受信しても、従来よりも遅延が少なくなり、様々なファイルが添付ファイルとして、送受信されている。そういった経緯もあり、メールクライアント上には、メール文書が持つビジネス上の検討過程や承認フロー(指示、報告)などのビジネス状況を把握するのに役立つ情報、つまりビジネス情報が、時系列で整理された状態になっており、ビジネスマンの中には、ローカルPC(パーソナルコンピュータ)上のファイルを自分宛に送信することにより、全ての情報に対して、メールクライアントを用いて、整理しようとしている人も存在する。
特開2005−50221
しかし、従来の情報通信システムにおけるソフトウェアには、次のような課題が存在する。検索エンジンのソフトウェアであるBecky!プラグインによるメール検索は、添付ファイル一覧を作成する機能と、結果のソート機能と、結果の検索機能としか持たず、ローカルPC上のファイルが管理できない上に、メール文書にあるビジネス情報を活用できていない。また、検索エンジンのソフトウェアであるThunderbirdによるメール検索は、メール文書や、宛先や、添付ファイルの有無など、様々な条件を組み合わせて、キーワード検索ができるが、ローカルPC上のファイルが管理できない上に、メール文書にあるビジネス情報を活用できていない。
また、検索エンジンのソフトウェアであるGoogle Gmailによるメール検索は、メール文書の検索機能と、検索条件をブックマークする機能とを有するが、ローカルPC上のファイルが管理できない上に、メール文書にあるビジネス情報を活用できていない。また、検索エンジンのソフトウェアであるGmail Drive (Gmailをローカルドライブとして利用するソフトウェア)によるメール検索は、ファイルを特定のフォルダに保存すると自動的にメールを送信する機能を持ち、その後はGmail 上で管理できるが、メール文書にあるビジネス情報を活用できていない。
また、検索エンジンのソフトウェアであるGoogle Desktop Search 、Windows(登録商標) Desktop Searchによる横断検索(ローカルPCのファイル検索含む)は、ローカルPC上のファイルやメール文書などを横断的に検索する機能を有し、一覧表示あるいはタブを切り替えることにより、結果の閲覧が可能であるが、結局はビジネス情報を活用できず、特定のキーワードに対して、ファイル検索やメール文書検索を実施して表示することしかできない。
要するに、従来の情報通信システムは、メール検索においては、ビジネス情報を含むメール文書を対象とした検索を実施可能であるが、メール文書と添付ファイルのみの検索しか実現できないため、関連するファイル文書を発見できない。また、ファイル検索においては、検索結果を表示した後、人の記憶を頼りに見つけたいファイルを選定する必要があり、メール文書が持つビジネス情報を活用できないために情報を絞ることができず、目的のファイルに辿りつけない可能性がある。また、横断検索においては、ある特定の条件(キーワード一致など)に合致するメールおよびローカルファイルを一覧として表示する方式で、1アクションでメール検索とファイル検索とを実施できるが、キーワードが同じというだけで、特に双方が関連付けられず、それぞれの課題の解決にはならない。
そこで、特許文献1に記載の先行技術では、添付音声ファイルを含む電子メールの送受信をする際に、自動的にキーワードによるサーチ検索を行い、電子メールと共に電子メールの内容に関連する情報データを収集して、自動的かつ瞬時に電子メールとサーチ検索情報を画面に表示させることを可能にしている。
しかしながら、この先行技術は、送信メールに含まれるキーワードを用いて、インターネット上に存在するキーワードを含む各種ドキュメントを提示しているが、ローカルPC上あるいはWeb環境上において、メールクライアントを操作して、選択したメールとスレッド関係にあるメールが持つ関連情報を用いて、自体が保有し、かつ関連が最も高いメール文書やファイル文書を提示することができないという課題がある。
また、この先行技術は、ユーザ端末の個々から受信した電子メール文書内のキーワードを抽出しているが、メール文書本文に含まれるファイルパス先のファイル文書やURL(Uniform Resource Locator)先のHTML(Hyper Text Markup Language)文書やスレッドの起点のメールからはキーワードを抽出することができないという課題がある。
また、この先行技術は、検索サイトにアクセスしてキーワード検索を実施しているので目的とするキーワードを検索する操作が面倒で、時間も多くかかるという課題がある。
また、この先行技術は、キーワードが何回検出されたかのランキング(特許文献1の段落0031参照)より、即ち、キーワードの出現頻度により、目的とするキーワードを導いているが、電子メールの場合には、重要なキーワードはスレッドの起点のメールに含まれている場合もあるので、キーワードの出現頻度のみでは、有効なキーワードを導くことができないという課題がある。
また、この先行技術は、サーチ検索システムを使用する度にキーワードを登録するようにしているが(特許文献1の段落0036参照)、ユーザ利用時の負荷が重くなるという課題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ローカルPC上あるいはWeb環境上において、メールクライアントを操作して、選択したメールとスレッド関係にあるメールが持つ関連情報を用いて、自体が保有し、かつ関連が最も高いメール文書及びファイル文書を提示することができるようにし、また、メール文書本文に含まれるファイルパス先のファイル文書やURL先のHTML文書やスレッドの起点のメールからはキーワードを抽出することができようにし、また、検索サイトにアクセスしてキーワード検索を実施せずに、有効なキーワードを早く検索することができるようにし、また、重要なキーワードはスレッドの起点のメールに含まれている場合もあるので、このような場合でも、有効なキーワードを導くことができるようにし、さらに、ユーザ利用時の負荷を軽減できるようにする情報通信システム、情報収集推薦装置、情報推薦方法および制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、ローカル・パーソナルコンピュータ上およびWeb環境上に存在するメール文書及びファイル文書を送受信することができるように構成された情報通信システムであって、送受信したメール文書をクローリングして前記メール文書に登場するキーワードの出現箇所と出現回数を集計し前記メール文書に対するキーワードの関連度を評価するバックエンド処理部と、検索キーワードを入力せずにメールクライアント上でメール文書を選択することをトリガとして前記評価された関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦してユーザに提示するフロントエンド処理部と、を備え、前記バックエンド処理部は、キーワードを含むメール文書を送受信したスレッドに設定されているメールアドレスを抽出し評価式で関連人物のスコアを計算しメタインデックス上に関連人物テーブルを作成する関連人物評価手段を有し、前記フロントエンド処理部は、前記メタインデックス上の関連人物テーブルを参照にキーワードに関連する人物のE-mailアドレスを取得し関連人物のスコアを基準に前記アドレスを表示部に表示させる関連人物表示手段を有することを特徴とする情報通信システムである。
また、本発明は、ローカル・パーソナルコンピュータ上およびWeb環境上に存在するメール文書及びファイル文書を送受信することができるように構成された情報通信システムにおける情報収集推薦装置であって、送受信したメール文書をクローリングして前記メール文書に登場するキーワードの出現箇所と出現回数を集計し前記メール文書に対するキーワードの関連度を評価する情報収集装置と、検索キーワードを入力せずにメールクライアント上でメール文書を選択することをトリガとして前記評価された関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦してユーザに提示する情報推薦装置と、を備え、前記情報収集装置は、キーワードを含むメール文書を送受信したスレッドに設定されているメールアドレスを抽出し評価式で関連人物のスコアを計算しメタインデックス上に関連人物テーブルを作成する関連人物評価手段を有し、前記情報推薦装置は、前記メタインデックス上の関連人物テーブルを参照にキーワードに関連する人物のE-mailアドレスを取得し関連人物のスコアを基準に前記アドレスを表示部に表示させる関連人物表示手段を有することを特徴とする情報収集推薦装置である。
また、本発明は、ローカル・パーソナルコンピュータ上およびWeb環境上に存在するメール文書及びファイル文書の関連文書を推薦してユーザに提示する情報推薦方法であって、バックエンド処理としては、送受信したメール文書をクローリングして前記メール文書に登場するキーワードの出現箇所と出現回数を集計し前記メール文書に対するキーワードの関連度を評価し、フロントエンド処理としては、検索キーワードを入力せずにメールクライアント上でメール文書を選択することをトリガとして前記評価された関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦してユーザに提示し、前記バックエンド処理としては、キーワードを含むメール文書を送受信したスレッドに設定されているメールアドレスを抽出し評価式で関連人物のスコアを計算しメタインデックス上に関連人物テーブルを作成し、前記フロントエンド処理としては、前記メタインデックス上の関連人物テーブルを参照にキーワードに関連する人物のE-mailアドレスを取得し関連人物のスコアを基準に前記アドレスを表示部に表示させることを特徴とする情報推薦方法である。
また、本発明は、ローカル・パーソナルコンピュータ上およびWeb環境上に存在するメール文書及びファイル文書の関連文書を推薦してユーザに提示するためにバックエンド処理およびフロントエンド処理を実行させるための制御プログラムであって、送受信したメール文書をクローリングして前記メール文書に登場するキーワードの出現箇所と出現回数を集計し前記メール文書に対するキーワードの関連度を評価するというバックエンド処理と、検索キーワードを入力せずにメールクライアント上でメール文書を選択することをトリガとして前記評価された関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦してユーザに提示するというフロントエンド処理と、をコンピュータに実行させ、前記バックエンド処理では、キーワードを含むメール文書を送受信したスレッドに設定されているメールアドレスを抽出し評価式で関連人物のスコアを計算しメタインデックス上に関連人物テーブルを作成し、前記フロントエンド処理では、前記メタインデックス上の関連人物テーブルを参照にキーワードに関連する人物のE-mailアドレスを取得し関連人物のスコアを基準に前記アドレスを表示部に表示させることを特徴とする制御プログラムである。
本発明によれば、バックエンド処理としては、送受信したメール文書をクローリングして前記メール文書に登場するキーワードの出現箇所と出現回数を集計し前記メール文書に対するキーワードの関連度を評価し、フロントエンド処理としては、検索キーワードを入力せずにメールクライアント上でメール文書を選択することをトリガとして前記評価された関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦してユーザに提示するので、ローカルPC上あるいはWeb環境上において、メールクライアントを操作して、選択したメールとスレッド関係にあるメールが持つ関連情報を用いて、自体が保有し、かつ関連が最も高いメール文書やファイル文書を提示することができ、また、メール文書本文に含まれるファイルパス先のファイル文書やURL先のHTML文書やスレッドの起点のメールからはキーワードを抽出することができ、また、検索サイトにアクセスしてキーワード検索を実施せずに、有効なキーワードを早く検索することができ、また、重要なキーワードはスレッドの起点のメールに含まれている場合もあるので、このような場合でも、有効なキーワードを導くことができ、さらに、ユーザ利用時の負荷を軽減できるという効果が得られる。
本発明の第1の実施例に係る情報通信システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施例においてキーワードのスコアを評価するための評価式の一例を示す図である。 第1の実施施例において特定のメール文書に対するスコアを評価するための評価式の一例を示す図である。 第1の実施例においてスコアテーブルおよび関連文書テーブルのスキーマの一例を示す図である。 第1の実施例においてユーザインターフェイスの様式の一例を示す図である。 第1の実施例において情報収集装置の特徴とする処理を示すフローチャートである。 第1の実施例の情報収集装置においてキーワードの出現箇所と出現回数を集計するための処理を示すフローチャートである。 第1の実施例においてキーワード出現マトリックスの一例を示す図である。 第1の実施例において予め設定しておいた係数の一例を示す図である。 第1の実施例の情報収集装置においてメタインデックスのスコアテーブルを作成するための処理を示すフローチャートである。 第1の実施例の情報収集装置においてキーワードのスコアを計算するための処理を示すフローチャートである。 第1の実施例の情報収集装置においてメタインデックスの関連文書テーブルを作成するための処理を示すフローチャートである。 第1の実施例の情報推薦装置において関連文書リストを表示させるための処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例に係る情報通信システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施例において関連人物のスコアを評価するための評価式の一例を示す図である。 第2の実施例においてメタインデックスのスキーマの一例を示す図である。 第2の実施例の情報収集装置において関連人物のリストを作成して関連人物テーブルを作成するための処理を示すフローチャートである。 第2の実施例の情報収集装置において関連人物のスコアを計算して関連人物テーブルを作成するための処理を示すフローチャートである。
(第1の実施例)
以下、図面を参照して本発明の第1の実施例を説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る情報通信システムの構成を示すブロック図である。この情報通信システムは、ローカルPC上およびWeb環境上に存在するメール文書及びファイル文書を送受信することができるように構成されたものであって、送受信したメール文書をクローリングして前記メール文書に登場するキーワードの出現箇所と出現回数を集計し前記メール文書に対するキーワードの関連度を評価するバックエンド処理部と、検索キーワードを入力せずにメールクライアント上でメール文書を選択することをトリガとして前記評価された関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦してユーザに提示するフロントエンド処理部とを備えたことを特徴としている。
また、この第1の実施例では、メール文書が持つビジネス情報(メール文書が持つビジネス上の検討過程や承認フロー(指示、報告)などのビジネス状況を把握するために役立つ情報)を利用したファイル管理と、ファイル活用とを実現し、メール文書が持つ情報としては、メーラが管理するメールIDや、サブジェクトや、本文や、送受信日時や、宛先や、差出人や、添付ファイルや、本文中のファイルパス参照先や、本文中のURL参照先や、親スレッドのIDなどを利用する。また、添付ファイルや本文中のファイルパス参照先の情報としては、ファイル名や、コンテンツや、タイムスタンプなどのファイル文書が持つ情報を利用する。更に、スレッドの起点のメールの情報を付加して、関連文書を提示するようにしている。
図1において、この情報通信システムは、バックエンド処理部としての情報収集装置100と、フロントエンド処理部としての情報推薦装置200と、ファイル文書が格納されているローカルPC(パーソナルコンピュータ)上のファイルシステム300と、メール文書が格納されているローカルPCおよびWeb環境上のメールクライアント400と、全文インデックス500と、キーワード出現インデックス600と、メタインデックス700とから構成されている。情報収集装置100は、図示しないバックエンドプロセッサ(コンピュータ)を備え、情報推薦装置200は、図示しないフロントエンドプロセッサ(コンピュータ)を備え、それらのコンピュータは図示しないメモリに予め記憶されている制御プログラムに従って各処理を実行する。
情報収集装置100は、ファイル文書とメール文書とをクローリングして固有名詞と固有名詞を含む文書への参照とを格納するインデックスを作成するインデックス作成手段101、前記メール文書とキーワードの関連度を評価するスコアリング手段102、および前記キーワードと関連文書を対応付けるマッピング手段103を含み構成されている。
インデックス作成手段101は、ファイルシステム300上のファイル文書と、メールクライアント400上のメール文書とをクローリングし、全文インデックス500と、キーワード出現インデックス600を作成すると同時に、メール文書内に登場する固有名詞をキーワードとして、出現箇所と出現回数をマトリックスとして集計し、スコアリング手段102に渡す。
スコアリング手段102は、スレッドの起点のメール文書に対するスコアを加味したキーワードのスコアを計算し、メタインデックス700上にスコアテーブルを作成する。 即ち、スコアリング手段102は、マトリックスと予め設定された係数と、図2と図3に示すような評価式とからキーワードに対するスコアを計算し、メタインデックス700上のスコアテーブルに登録する。キーワードのスコアは、例えば図2に示すような評価式で計算され、特定のメール文書に対するスコアは、例えば図3に示すような評価式で計算される。マッピング手段103は、スコアテーブルとキーワード出現インデックスとを参照しメタインデックス700上に関連文書テーブルを作成する。
情報推薦装置200は、UI(User Identify)操作取得手段201と関連文書表示手段202とを含み構成されている。UI操作取得手段201は、ユーザが選択したメール文書の識別情報を取得する識別情報取得手段を含み、メール文書が選択されたときに、そのメール文書のID(識別情報)を取得する。関連文書表示手段202は、取得したメール文書のIDをもとに、スコアの最も高いキーワードの情報と関連文書の情報とを取得し、ユーザに関連文書を提示する。即ち、関連文書表示手段202は、取得したメール文書の識別情報に基づいてメタインデックス700から関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦して表示部800に表示させる。また、関連文書表示手段202は、メールクライアント400上でメール文書を選択する操作で、予め作成されたインデックス上を参照し、自体の関連文書であるメール文書及びファイル文書を表示部800に表示させることができるので、検索サイトにアクセスしてキーワード検索を実施せずに、有効なキーワードを早く検索することができる。
ファイルシステム300は、クローリング対象であるファイル文書を保持している。メールクライアント400は、メール文書を保持しており、クローリング対象であると同時に、固有名詞をキーワードとして抽出される対象になる。全文インデックス500は、ファイル文書およびメール文書のインデックスを作成したものである。キーワード出現インデックス600は、ファイル文書およびメール文書において、キーワードと、それを含む文書の参照情報をデータベースとして保持したものであり、マッピング手段103から参照される。メタインデックス700は、例えば、図4に示すようなスキーマをしており、メール文書毎にキーワードとキーワードに対するスコアを保持したスコアテーブルと、キーワード毎に関連文書の参照先を保持した関連文書テーブルとから構成されている。
ここで、この情報通信システムの特徴とする動作について説明する。先ず、情報収集装置100のインデックス作成手段101は、ファイルシステム300上のローカルファイル(ファイル文書)とメール文書とをクローリングし、固有名詞と、固有名詞を含む文書への参照を格納した全文インデックス500を事前に作成する。スコアリング手段102は、全文インデックス500を作成するためのメール文書の前記クロージング時には、固有名詞が、メールタイトルであるか、メール本文であるか、メール本文内のURL参照先のHTML文書であるか、メール本文内のファイルバス参照先のファイル名あるいはコンテンツであるか、添付ファイルであるか、添付ファイルコンテンツであるかの、出現箇所と出現回数を集計する。更に、スコアリング手段102は、その集計結果を使用して、例えば図2と図3に示すような評価式で、キーワードの評価を実施し、その評価結果をメタインデックス700上のスコアテーブルに格納する。
更に説明を追加すると、スコアリング手段102は、メールタイトル、メール本文、添付ファイル名、添付ファイル本文から製品名などの固有名詞を抽出してキーワード群を作成し、出現頻度数(前記出現回数)を基準にランキングを付けて、メタインデックス700に格納する。また、スコアリング手段102は、メール本文中にファイルパスやURLなどの参照先情報が含まれている場合は参照先も対象とし、スレッド情報が存在する場合は、スレッド内のメールのORを取る。また、スコアリング手段102は、メールタイトル、添付ファイル名、メール本文、添付ファイル本文、参照先の順に係数を定義し、タイトルや見出しに使用されているキーワードには重みを付ける。また、スコアリング手段102は、キーワード群に含まれる各々のキーワードにおいて、全文インデックス500を参照し、各々のキーワードとキーワードを含む文書の参照パスをメタインデックス700に格納する。
次に、マッピング手段103は、メタインデックス700上のスコアテーブルに格納したキーワードのリストを取得し、関連文書テーブルに登録されていないキーワードに対してキーワード出現インデックス600を参照して、関連文書テーブルに参照情報を登録する。例えば、メタインデックス700上のスコアテーブルと関連文書テーブルとは、図4のようなスキーマになる。
この後、情報推薦装置200は、メタインデックス700に格納されている関連文書の参照先情報とキーワード候補をユーザインターフェイスの表示部800に表示する。この表示では、デフォルトは最も高いランキングのキーワードを用いた関連文書を表示し、インターフェイス上で操作することにより、キーワードの選定が可能であり、キーワードを複数選択した場合は、メタインデックス700上の関連文書のANDをとった内容を表示する。即ち、情報推薦装置200では、メールクライアント400上でメール文書を選択することをトリガとしてメール文書のIDを元に、メタインデックス700を参照し、予め設定した数のキーワード候補をスコアの高い順に取得し、最もスコアの高いキーワードに対応する関連文書を関連文書表示手段202によりユーザインターフェイスの表示部800に表示する。ユーザインターフェイスの表示部800には、例えば図5のような様式で構成され、キーワード候補を選択することにより、各キーワードに対応する関連文書をマージした結果が表示される。
次に、図1、図6、図7、図10、図11、図12、および図13を参照して本発明の第1の実施例に係る情報通信システムの動作について詳細に説明する。先ず、バックエンドプロセッサ(ここでは情報収集装置100に相当)の処理として、メタインデックス700を作成するまでの動作について説明する。
先ず、情報収集装置100のインデックス作成手段101は、固有名詞をキーワードとして、ファイル文書およびメール文書をクローリングし、全文インデックス500と、キーワード出現インデックス600とを作成し(図6のステップS1)、メール文書に関しては、スコアリング手段102は、キーワードの出現箇所と出現回数を集計し、集計した出現箇所と出現回数をもとに、キーワード毎に評価を実施する(図6のステップS2)。次に、マッピング手段103は、キーワード出現インデックス600を参照し、メタインデックス700の関連文書テーブルを作成する(図6のステップS3)。
また、インデックス作成手段101は、メール文書本文に含まれるファイルパス先のファイル文書やURL先のHTML文書やスレッドの起点のメールからもキーワードを抽出し、スコアリング手段102は、スコアリングの際に抽出された箇所に応じて重み付けを行うので、メール文書本文に含まれるファイルパス先のファイル文書やURL先のHTML文書やスレッドの起点のメールから有効なキーワードを抽出することができる。
次に、バックエンド処理の各ステップの詳細を説明する。まず、情報収集装置100はメールクライアント400からメール文書を一通取り出し、メール文書内にある固有名詞を抽出し、キーワード出現インデックス600と、例えば図8に示すような形式でキーワードの出現箇所と出現回数を集計する(図7に示す処理)。
図7に示す処理を説明する。情報収集装置100は、送受信した情報にメールが有るか無いかを判定し(ステップS11)、メールが有れば、送受信の日時順にメールを取得する(ステップS12)。次に、情報収集装置100は、取得したメールの中に、固有名詞が有るか無いかを判定し(ステップS13)、固有名詞が有れば、固有名詞を取得して(ステップS14)、その固有名詞をキーワード出現インデックス600に追加し(ステップS15)、例えば図8に示すようなキーワード出現マトリックスを作成する(ステップS16)。
次に、情報収集装置100は、例えば、図8に示すようなキーワード出現マトリックスと、図9に示すように予め設定しておいた係数とを用いて、図3に示すような評価式の特定のメール文書に対するスコアを計算(AB)し(図10のステップS21)、次いで、図11に示す処理のようにスレッドの起点のメール文書に対するスコアを加味したキーワードのスコアを計算し(図10のステップS22)、メタインデックス700のスコアテーブルを作成する(図10のステップS23)。
図11に示す処理を説明する。情報収集装置100は、取得したメールの中にスレッド情報が有るか無いかを判定し(ステップS31)、スレッド情報が有る判定すると、そのスレッド情報の中に親スレッドが有るか無いかを判定し(ステップS32)、親スレッドが無いと判定すると、起点のメール文書に対するキーワードとスコアのリストを取得する(ステップS33)。
次に、情報収集装置100は、スレッド情報が無いと判定したとき、または起点のメール文書に対するキーワードとスコアのリストを取得した後、メール文書のキーワードを選択し(ステップS34)、 その選択したキーワードのスコアを計算する(ステップS35)。そして、情報収集装置100は、キーワードが無いと判定すると(ステップS36)、本処理を終了させる。
次に、情報収集装置100は、送受信情報の中にメール文書が有ると判定すると(図12のステップS41)、メール文書に関するキーワードのリストを取得し(ステップS42)、そのリストにキーワードがあれば(ステップS43)、そのキーワードを取得し(ステップS44)、メタインデックス700上の関連文書テーブルを参照する(ステップS45)。この後、情報収集装置100は、そのキーワードがキーワード毎にメタインデックス700上の関連文書テーブルに登録されているか(キーワードが登録済みか)どうかを確認し(ステップS46)、登録されていなければ、参照情報(キーワード出現インデックス600)を取得して(ステップS47)、キーワード出現インデックス600を参照し、メタインデックス700の関連文書テーブルに登録し(ステップS48)、メタインデックス700の関連文書テーブルを作成する。
ここで、フロントエンドプロセッサ(ここでは情報推薦装置200に相当)の処理の動作について説明する。 情報推薦装置200は、ユーザが選択したメール文書のIDを取得し(図13のステップS51)、取得したメール文書のIDをもとにメタインデックス700のスコアテーブルからキーワードとスコアのリストを取得する(ステップS52)。次に、情報推薦装置200は、そのリストから最も高スコアのキーワードを選択し(ステップS53)、関連文書の情報(関連文書リスト)を取得して(ステップS54)、表示部800に表示させることにより(ステップS55)、その関連文書の情報(関連文書リスト)をユーザに提示する。
この第1の実施例では、ファイル文書とメール文書をクローリングして、メール文書内に登場するキーワードの出現箇所と出現回数を集計し、メール文書に対するキーワードの関連度を評価している。即ち、この第1の実施例では、キーワードとキーワードを含む文書への参照とを持つメタインデックス700を作成し、集計情報をもとにメール文書とキーワードの関連度を評価し、キーワードとそれを含む文書(メール文書、ファイル文書)とを関連付け、メールクライアント400上で、メール文書を選択することをトリガとして関連文書を提示する。
したがって、検索キーワードを入力することなしに、メール文書が持つビジネス情報を用いて、関連する文書を推薦できるため、他の検索技術と比較して、キーワード選定の手間が不要になるメリットと、メール文書中に存在するビジネス情報を有効に利用したファイル文書の発見が可能になるメリットと、情報推薦による有効なキーワードの気付きのメリットとがある。
以上説明したように第1の実施例によれば、バックエンド処理とフロントエンド処理で構成されているため、情報推薦装置200における推薦時の処理の負荷が低く、Webメール環境にも適用できる。また、第1の実施例によれば、更に、ビジネス上の指示や依頼が含まれている可能性が高いスレッドの起点のメール文書のスコアを加味して、メール文書とキーワードの関連度の評価するように構成されているため、特定のメール文書のみの評価より精度の高い評価ができる。また、第1の実施例によれば、メール文書に含まれるキーワードを利用して、関連文書を関連付けるため、メール文書が持つビジネス情報と関連付いたファイル文書およびメール文書を発見できる。また、第1の実施例によれば、検索キーワードを入れるというアクションを実行せずに、メール文書に関連する文書を閲覧できるため、業務遂行上の気付きのトリガを与えることができる。また、第1の実施例によれば、メール文書に含まれるキーワードの出現箇所および出現頻度を元に、メール文書とキーワードの関連度の評価を行うため、キーワードに関する関連文書に対して、ビジネス情報に基づいたランキングを適用できる。また、第1の実施例によれば、バックエンド処理を行う情報収集装置100と、フロントエンド処理を行う情報推薦装置200とは、分離されているので、ユーザ利用時の情報通信システムの負荷が軽減される。
(第2の実施例)
以下、図面を参照して本発明の第2の実施例を説明する。図14は本発明の第2の実施例に係る情報通信システムの構成を示すブロック図である。この第2の実施例では、メール文書が持つビジネス情報(メール文書が持つビジネス上の検討過程や承認フロー(指示、報告)などのビジネス状況を把握するために役立つ情報)を利用したファイル管理と、ファイル活用とを実現し、メール文書が持つ情報としては、メーラが管理するメールIDや、サブジェクトや、本文や、送受信日時や、宛先や、差出人や、添付ファイルや、本文中のファイルパス参照先や、本文中のURL参照先や、親スレッドのIDなどを利用する。また、添付ファイルや本文中のファイルパス参照先の情報としては、ファイル名や、コンテンツや、タイムスタンプなどのファイル文書が持つ情報を利用する。更に、スレッドの起点のメールの情報を付加して、関連文書を提示するようにしている。更に加えて、キーワードを含むメール文書の送受信先メールアドレスに設定された回数を活用して、関連人物の関連度を評価するようにしている。
図14において、この情報通信システムは、情報収集装置100と、情報推薦装置200と、ファイル文書が格納されているローカルPC上のファイルシステム300と、メール文書が格納されているローカルPCおよびWeb環境上のメールクライアント400と、全文インデックス500と、キーワード出現インデックス600と、メタインデックス700とから構成されている。情報収集装置100は、図示しないバックエンドプロセッサ(コンピュータ)を備え、情報推薦装置200は、図示しないフロントエンドプロセッサ(コンピュータ)を備え、それらのコンピュータは図示しないメモリに予め記憶されている制御プログラムに従って各処理を実行する。
情報収集装置100は、ファイル文書とメール文書とをクローリングして固有名詞と固有名詞を含む文書への参照とを格納するインデックスを作成するインデックス作成手段101、スレッドとキーワードとメールアドレスとをキーとして、FromあるいはToに設定されているかどうかと、CCに設定されているかどうかとを示すフラグを表すスキーマで、関連人物のリストを作成するスコアリング手段102、前記キーワードと関連文書を対応付けるマッピング手段103、および関連人物の評価に関する関連人物テーブルを作成する関連人物評価手段104を含み構成されている。この第2の実施例の情報収集装置100では、関連人物評価手段104が追加されている。関連人物評価手段104は、キーワードを含むメール文書を送受信したスレッドに設定されているメールアドレス(From、To、CCなど)を抽出し、例えば、図15に示すような評価式で関連人物のスコアを計算し、メタインデックス700上に関連人物テーブルを作成する。メタインデックス700は、例えば、図16に示すようなスキーマになる。
インデックス作成手段101は、ファイルシステム300上のファイル文書と、メールクライアント400上のメール文書とをクローリングし、全文インデックス500と、キーワード出現インデックス600を作成すると同時に、メール文書内に登場する固有名詞をキーワードとして、出現箇所と出現回数をマトリックスとして集計し、スコアリング手段102に渡す。スコアリング手段102は、マトリックスと予め設定された係数と、図2と図3に示すような評価式とからキーワードに対するスコアを計算し、メタインデックス700上のスコアテーブルに登録する。キーワードのスコアは、例えば図2に示すような評価式で計算され、特定のメール文書に対するスコアは、例えば図3に示すような評価式で計算される。マッピング手段103は、スコアテーブルとキーワード出現インデックスとを参照し、メタインデックス700上に関連文書テーブルを作成する。更に、この第2の実施例では、マッピング手段103は、スコアテーブルとキーワード出現インデックスとを参照し、メタインデックス700上に関連人物テーブルを作成する。
情報推薦装置200は、UI(User Identify)操作取得手段201と、関連文書表示手段202と、更にこの第2の実施例では関連人物表示手段203とを含み構成されている。UI操作取得手段201は、メール文書が選択されたときに、そのメール文書のID(識別情報)を取得する。関連文書表示手段202は、取得したメール文書のIDをもとに、スコアの高いキーワードの情報と、関連文書の情報とを取得し、ユーザに関連文書を提示する。即ち、関連文書表示手段203は、メールクライアント400を操作して選択されたメール文書とスレッド関係にあるメール文書が持つ関連情報を用いて、自体が保有し、且つ関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦して表示部800に表示させる。関連人物表示手段203は、メタインデックス700上の関連人物テーブルを参照に、キーワードに関連する人物のE-mailアドレスを取得し、関連人物のスコアを基準に、そのE-mailアドレスを表示部800に表示させる。
ファイルシステム300は、クローリング対象であるファイル文書を保持している。メールクライアント400は、メール文書を保持しており、クローリング対象であると同時に、固有名詞をキーワードとして抽出される対象になる。全文インデックス500は、ファイル文書およびメール文書のインデックスを作成したものである。キーワード出現インデックス600は、ファイル文書およびメール文書において、キーワードと、それを含む文書の参照情報をデータベースとして保持したものであり、マッピング手段103から参照される。メタインデックス700は、例えば、図4に示すようなスキーマをしており、メール文書毎にキーワードとキーワードに対するスコアを保持したスコアテーブルと、キーワード毎に関連文書の参照先を保持した関連文書テーブルとから構成されている。
次に、図11、図17および図18のフローチャートを参照して、本発明の第2の実施例に係る情報通信システムの動作について詳細に説明する。
図11において、スレッドの起点のメール文書に対するスコアを加味したキーワードのスコアを計算し(ステップS35)、メタインデックス700のスコアテーブルを作成する一連の処理(ステップS34〜ステップS36)の中で、例えば、スレッドと、キーワードと、メールアドレスとをキーとして、FromあるいはToに設定されているかどうかと、CCに設定されているかどうかとを示すフラグを表すスキーマで、関連人物のリストを作成するステップ(図17のステップS66)を追加にする。図17において、メタインデックス上の関連人物テーブル作成のステップS68では、上記関連人物のリストを元に、キーワードと、メールアドレスとをキーとして、FromあるいはToと、CCに設定されたスレッド数を集計し、図15に示すような評価式により関連人物のスコアを計算し、図16に示すようなスキーマでメタインデックス700上に関連人物テーブルを作成する(図18のステップS75)。
なお、図17に示すフローチャートの処理は次のようになる。情報収集装置100は、取得したメールの中にスレッド情報が有るか無いかを判定し(ステップS61)、スレッド情報が有る判定すると、そのスレッド情報の中に親スレッドが有るか無いかを判定し(ステップS62)、親スレッドが無いと判定すると、起点のメール文書に対するキーワードとスコアのリストを取得する(ステップS63)。
次に、情報収集装置100は、スレッド情報が無いと判定したとき、または起点のメール文書に対するキーワードとスコアのリストを取得した後、メール文書のキーワードを選択し(ステップS64)、 その選択したキーワードのスコアを計算し(ステップS65)、更に、関連人物のリストを作成する(ステップS66)。そして、情報収集装置100は、キーワードが無いと判定すると(ステップS67)、例えば、スレッドと、キーワードと、メールアドレスとをキーとして、FromあるいはToに設定されているかどうかと、CCに設定されているかどうかとを示すフラグを表すスキーマで、関連人物のリストを作成するメタインデックス700上の関連人物テーブルを作成する(ステップS68)。
また、図18に示すフローチャートの処理は次のようになる。情報収集装置100は、キーワードとメールアドレスとをキーとして宛先に設定された数を集計し(ステップS71)、関連人物のリストの行が有るか無いかを判定し(ステップS72)、行が有れば、その1行を取得し(ステップS73)、その1行から関連人物のスコアを図15に示すような評価式により計算する(ステップS74)。そして、情報収集装置100は、図16に示すようなスキーマでメタインデックス700の関連人物テーブルを作成する(ステップS75)。
以上説明した第2の実施例によれば、前述した第1の実施例の効果に加え、ある特定のキーワードが記述されているメール文書の送受信先に設定されているメールアドレスを一連の処理の中で自動的に集計する構成を有し、特定のキーワードを含むメールを送受信する人は、そのキーワードに関連しており、そのキーワードを用いる回数により関連度を評価できると考えられるため、ビジネス情報を持つメール文書に含まれるキーワードに関連する人物を提示することができるという効果が得られる。即ち、キーワードを含むメール文書に設定された送受信メールアドレスをスレッド別に集計することにより、キーワードに関連する人物を推薦することができるため、メール文書の内容に詳しい人物をメールクライアント上に存在する人物の中から探し出すことができるという効果が得られる。
なお、第1,第2の実施例では、ローカルPC上のメールクライアント400を示したが、ローカルPC上のメールクライアント以外にもWebメールクライアントなど、リモートサイトを活用したパターンを適用範囲とすることができる。また、情報収集装置100と情報推薦装置200とが共にローカルPC上に存在する場合、または、情報収集装置100はローカルPC上に存在し、情報推薦装置200はリモートサイトに存在する場合、あるいは、情報収集装置100と情報推薦装置200とが共にリモートサイトに存在する場合であっても、本発明の要旨を逸脱するものではない。
本発明は、メールクライアントのメール文書に関連する文書をローカルPC上のファイルから提示するといった用途に利用可能である。また、メールクライアントのメール文書に関連する文書をローカルPC上のファイル文書以外にもWeb上やファイルサーバから関連文書を取得し、提示するといった用途にも利用可能である。また、MSNやGmailなどのWebメールクライアントが保有するメール文書に関連する文書をローカルPC上のファイルから提示するといった用途にも利用可能である。
100 情報収集装置(バックエンド処理部)
101 インデックス作成手段
102 スコアリング手段
103 マッピング手段
104 関連人物評価手段
200 情報推薦装置(フロントエンド処理部)
201 UI操作取得手段(識別情報取得手段)
202 関連文書表示手段
203 関連人物表示手段
400 メールクライアント
700 メタインデックス
800 表示部

Claims (28)

  1. ローカル・パーソナルコンピュータ上およびWeb環境上に存在するメール文書及びファイル文書を送受信することができるように構成された情報通信システムであって、
    送受信したメール文書をクローリングして前記メール文書に登場するキーワードの出現箇所と出現回数を集計し前記メール文書に対するキーワードの関連度を評価するバックエンド処理部と、
    検索キーワードを入力せずにメールクライアント上でメール文書を選択することをトリガとして前記評価された関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦してユーザに提示するフロントエンド処理部と、を備え、
    前記バックエンド処理部は、キーワードを含むメール文書を送受信したスレッドに設定されているメールアドレスを抽出し評価式で関連人物のスコアを計算しメタインデックス上に関連人物テーブルを作成する関連人物評価手段を有し、
    前記フロントエンド処理部は、前記メタインデックス上の関連人物テーブルを参照にキーワードに関連する人物のE-mailアドレスを取得し関連人物のスコアを基準に前記アドレスを表示部に表示させる関連人物表示手段を有することを特徴とする情報通信システム。
  2. 前記バックエンド処理部は、メール文書をクローリングして、またはファイル文書が有ればメール文書とファイル文書とをクローリングして固有名詞と固有名詞を含む文書への参照とを格納するインデックスを作成するインデックス作成手段と、前記メール文書とキーワードの関連度を評価するスコアリング手段と、前記キーワードと関連文書を対応付けるマッピング手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の情報通信システム。
  3. 前記フロントエンド処理部は、ユーザが選択したメール文書の識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記取得したメール文書の識別情報に基づいてメタインデックスから関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦して表示部に表示させる関連文書表示手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の情報通信システム。
  4. 前記スコアリング手段は、スレッドの起点のメール文書に対するスコアを加味したキーワードのスコアを計算し、メタインデックス上にスコアテーブルを作成することを特徴とする請求項2に記載の情報通信システム。
  5. 前記スコアリング手段は、スレッドとキーワードとメールアドレスとをキーとして、FromあるいはToに設定されているかどうかと、CCに設定されているかどうかとを示すフラグを表すスキーマで、関連人物のリストを作成することを特徴とする請求項2または請求項4に記載の情報通信システム。
  6. 前記関連文書表示手段は、メールクライアントを操作して選択されたメール文書とスレッド関係にあるメール文書が持つ関連情報を用いて、自体が保有し、且つ関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦して表示部に表示させることを特徴とする請求項3に記載の情報通信システム。
  7. 前記インデックス作成手段は、メール文書本文に含まれるファイルパス先のファイル文書やURL先のHTML文書やスレッドの起点のメールからもキーワードを抽出し、前記スコアリング手段は、スコアリングの際に抽出された箇所に応じて重み付けを行うことを特徴とする請求項2に記載の情報通信システム。
  8. 前記関連文書表示手段は、メールクライアント上でメール文書を選択する操作で、予め作成されたインデックス上を参照し、自体の関連文書であるメール文書及びファイル文書を表示部に表示させることを特徴とする請求項3または請求項6に記載の情報通信システム。
  9. 前記バックエンド処理部と前記フロントエンド処理部とは分離されて構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項8の何れかの項に記載の情報通信システム。
  10. 前記メール文書には、ビジネス上の検討過程や承認フローなどのビジネス状況を把握するのに役立つ情報であるビジネス情報が含まれていることを特徴とする請求項1〜請求項9の何れかの項に記載の情報通信システム。
  11. ローカル・パーソナルコンピュータ上およびWeb環境上に存在するメール文書及びファイル文書を送受信することができるように構成された情報通信システムにおける情報収集推薦装置であって、
    送受信したメール文書をクローリングして前記メール文書に登場するキーワードの出現箇所と出現回数を集計し前記メール文書に対するキーワードの関連度を評価する情報収集装置と、
    検索キーワードを入力せずにメールクライアント上でメール文書を選択することをトリガとして前記評価された関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦してユーザに提示する情報推薦装置と、を備え、
    前記情報収集装置は、キーワードを含むメール文書を送受信したスレッドに設定されているメールアドレスを抽出し評価式で関連人物のスコアを計算しメタインデックス上に関連人物テーブルを作成する関連人物評価手段を有し、
    前記情報推薦装置は、前記メタインデックス上の関連人物テーブルを参照にキーワードに関連する人物のE-mailアドレスを取得し関連人物のスコアを基準に前記アドレスを表示部に表示させる関連人物表示手段を有することを特徴とする情報収集推薦装置。
  12. 前記情報収集装置は、メール文書をクローリングして、またはファイル文書が有ればメール文書とファイル文書とをクローリングして固有名詞と固有名詞を含む文書への参照とを格納するインデックスを作成するインデックス作成手段と、前記メール文書とキーワードの関連度を評価するスコアリング手段と、前記キーワードと関連文書を対応付けるマッピング手段と、を有することを特徴とする請求項11に記載の情報収集推薦装置。
  13. 前記情報推薦装置は、ユーザが選択したメール文書の識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記取得したメール文書の識別情報に基づいてメタインデックスから関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦して表示部に表示させる関連文書表示手段と、を有することを特徴とする請求項11に記載の情報収集推薦装置。
  14. 前記スコアリング手段は、スレッドの起点のメール文書に対するスコアを加味したキーワードのスコアを計算し、メタインデックス上にスコアテーブルを作成することを特徴とする請求項12に記載の情報収集推薦装置。
  15. 前記スコアリング手段は、スレッドとキーワードとメールアドレスとをキーとして、FromあるいはToに設定されているかどうかと、CCに設定されているかどうかとを示すフラグを表すスキーマで、関連人物のリストを作成することを特徴とする請求項12または請求項14に記載の情報収集推薦装置。
  16. 前記関連文書表示手段は、メールクライアントを操作して選択されたメール文書とスレッド関係にあるメール文書が持つ関連情報を用いて、自体が保有し、且つ関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦して表示部に表示させることを特徴とする請求項13に記載の情報収集推薦装置。
  17. 前記インデックス作成手段は、メール文書本文に含まれるファイルパス先のファイル文書やURL先のHTML文書やスレッドの起点のメールからもキーワードを抽出し、前記スコアリング手段は、スコアリングの際に抽出された箇所に応じて重み付けを行うことを特徴とする請求項12に記載の情報収集推薦装置。
  18. 前記関連文書表示手段は、メールクライアント上でメール文書を選択する操作で、予め作成されたインデックス上を参照し、自体の関連文書であるメール文書及びファイル文書を表示部に表示させることを特徴とする請求項13または請求項16に記載の情報収集推薦装置。
  19. 前記情報収集装置と前記情報推薦装置とは分離されて構成されていることを特徴とする請求項11〜請求項18の何れかの項に記載の情報収集推薦装置。
  20. 前記メール文書には、ビジネス上の検討過程や承認フローなどのビジネス状況を把握するのに役立つ情報であるビジネス情報が含まれていることを特徴とする請求項11〜請求項19の何れかの項に記載の情報収集推薦装置。
  21. ローカル・パーソナルコンピュータ上およびWeb環境上に存在するメール文書及びファイル文書の関連文書を推薦してユーザに提示する情報推薦方法であって、
    バックエンド処理としては、送受信したメール文書をクローリングして前記メール文書に登場するキーワードの出現箇所と出現回数を集計し前記メール文書に対するキーワードの関連度を評価し、
    フロントエンド処理としては、検索キーワードを入力せずにメールクライアント上でメール文書を選択することをトリガとして前記評価された関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦してユーザに提示し、
    前記バックエンド処理としては、キーワードを含むメール文書を送受信したスレッドに設定されているメールアドレスを抽出し評価式で関連人物のスコアを計算しメタインデックス上に関連人物テーブルを作成し、
    前記フロントエンド処理としては、前記メタインデックス上の関連人物テーブルを参照にキーワードに関連する人物のE-mailアドレスを取得し関連人物のスコアを基準に前記アドレスを表示部に表示させることを特徴とする情報推薦方法。
  22. 前記バックエンド処理としては、メール文書をクローリングして、またはファイル文書が有ればメール文書とファイル文書とをクローリングして固有名詞と固有名詞を含む文書への参照とを格納するインデックスを作成し、前記メール文書とキーワードの関連度を評価し、前記キーワードと関連文書を対応付けし、
    前記フロントエンド処理としては、ユーザが選択したメール文書の識別情報を取得し、取得したメール文書の識別情報に基づいてメタインデックスから関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦して表示部に表示させることを特徴とする請求項21に記載の情報推薦方法。
  23. 前記バックエンド処理におけるスコアリング処理としては、スレッドの起点のメール文書に対するスコアを加味したキーワードのスコアを計算し、メタインデックス上にスコアテーブルを作成することを特徴とする請求項21または請求項22に記載の情報推薦方法。
  24. 前記バックエンド処理におけるスコアリング処理としては、スレッドとキーワードとメールアドレスとをキーとして、FromあるいはToに設定されているかどうかと、CCに設定されているかどうかとを示すフラグを表すスキーマで、関連人物のリストを作成することを特徴とする請求項21〜請求項23の何れかの項に記載の情報推薦方法。
  25. 前記フロントエンド処理における関連文書表示処理としては、メールクライアントを操作して選択されたメール文書とスレッド関係にあるメール文書が持つ関連情報を用いて、自体が保有し、且つ関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦して表示部に表示させることを特徴とする請求項21または請求項22に記載の情報推薦方法。
  26. 前記バックエンド処理におけるインデックス作成処理としては、メール文書本文に含まれるファイルパス先のファイル文書やURL先のHTML文書やスレッドの起点のメールからもキーワードを抽出し、スコアリング処理としては、スコアリングの際に抽出された箇所に応じて重み付けを行うことを特徴とする請求項21〜請求項24の何れかの項に記載の情報推薦方法。
  27. 前記フロントエンド処理における関連文書表示処理としては、メールクライアント上でメール文書を選択する操作で、予め作成されたインデックス上を参照し、自体の関連文書であるメール文書及びファイル文書を表示部に表示させることを特徴とする請求項21または請求項22または請求項25に記載の情報推薦方法。
  28. ローカル・パーソナルコンピュータ上およびWeb環境上に存在するメール文書及びファイル文書の関連文書を推薦してユーザに提示するためにバックエンド処理およびフロントエンド処理を実行させるための制御プログラムであって、
    送受信したメール文書をクローリングして前記メール文書に登場するキーワードの出現箇所と出現回数を集計し前記メール文書に対するキーワードの関連度を評価するというバックエンド処理と、
    検索キーワードを入力せずにメールクライアント上でメール文書を選択することをトリガとして前記評価された関連度のスコアが最も高いキーワードに対応する関連文書を推薦してユーザに提示するというフロントエンド処理と、をコンピュータに実行させ、
    前記バックエンド処理では、キーワードを含むメール文書を送受信したスレッドに設定されているメールアドレスを抽出し評価式で関連人物のスコアを計算しメタインデックス上に関連人物テーブルを作成し
    前記フロントエンド処理では、前記メタインデックス上の関連人物テーブルを参照にキーワードに関連する人物のE-mailアドレスを取得し関連人物のスコアを基準に前記アドレスを表示部に表示させることを特徴とする制御プログラム。
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