JP5470569B2 - シルク複合ナノファイバー及びその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明のシルク複合ナノファイバーは、カイコのシルクスポンジを蟻酸で溶解して得られたシルクドープに、ポリオキシ酸をクロロフォルム若しくはジクロロメタンで溶解して得られたポリオキシ酸ドープ、キトサンをトリフルオロ酢酸で溶解して得られたキトサンドープ、又は該ポリオキシ酸ドープと該キトサンドープとの複合ドープを複合してなるシルク複合ドープをエレクトロスピニングしたものであることを特徴とする。
本発明のシルク複合ナノファイバーはまた、カイコのシルクスポンジをトリフルオロ酢酸で溶解して得られたシルクドープに、ポリオキシ酸をクロロフォルム若しくはジクロロメタンで溶解して得られたポリオキシ酸ドープ、キトサンを蟻酸又はトリフルオロ酢酸で溶解して得られたキトサンドープ、又は該ポリオキシ酸ドープと該キトサンドープとの複合ドープを複合してなるシルク複合ドープをエレクトロスピニングしたものであることを特徴とする。
本発明のシルク複合ナノファイバーさらに、カイコのシルクスポンジを蟻酸で溶解して得られたシルクドープに、ポリオキシ酸をクロロフォルム若しくはジクロロメタンで溶解して得られたポリオキシ酸ドープ、キトサンをトリフルオロ酢酸で溶解して得られたキトサンドープ、又は該ポリオキシ酸ドープと該キトサンドープとの複合ドープを複合してなるシルク複合ドープに対し、さらにPVA、PEG、又はPVA及びPEGの両方を含有せしめたドープをエレクトロスピニングしたものであることを特徴とする。
本発明のシルク複合ナノファイバーはさらにまた、カイコのシルクスポンジをトリフルオロ酢酸で溶解して得られたシルクドープに、ポリオキシ酸をクロロフォルム若しくはジクロロメタンで溶解して得られたポリオキシ酸ドープ、キトサンを蟻酸又はトリフルオロ酢酸で溶解して得られたキトサンドープ、又は該ポリオキシ酸ドープと該キトサンドープとの複合ドープを複合してなるシルク複合ドープに対し、さらにPVA、PEG、又はPVA及びPEGの両方を含有せしめたドープをエレクトロスピニングしたものであることを特徴とする。
本発明のシルク複合ナノファイバーはさらにまた、カイコのシルクフィブロインと、多糖類であるプルラン、ジェラン、ペクチン、及び硫酸セルロースから選ばれた生分解性素材の少なくとも1種とを主成分とするシルク複合ナノファイバーであって、該シルク複合ナノファイバーの重量に対して、多糖類を7〜13wt%、残部シルクフィブロインを含んでいることを特徴とする。
本発明のシルク複合ナノファイバーはさらにまた、カイコのシルクフィブロインと、多糖類であるプルラン、ジェラン、ペクチン、及び硫酸セルロースから選ばれた生分解性素材の少なくとも1種とを主成分とし、さらにPVA、PEG、又はPVA及びPEGの両方を含有せしめてなるシルク複合ナノファイバーであって、該シルク複合ナノファイバーの重量に対して、前記多糖類を17〜30wt%、残部シルクフィブロインを含んでなり、また、前記PVA、PEG又はPVA及びPEGの両方が、シルク複合ナノファイバーに含まれるシルク重量に対して5〜45wt%含有されてなることを特徴とする。
本発明で用いることが可能なカイコの絹タンパク質は、家蚕(Bombyx mori)幼虫から得られる家蚕絹糸本体の絹フィブロイン(シルクとも略記する)、又は野蚕に属する柞蚕(Antheraea pernyi)、天蚕(Antheraea yamamai)、タサール蚕(Antheraea militta)、ムガ蚕(Antheraea assama)、エリ蚕、シンジュ蚕等の幼虫から得られる野蚕絹フィブロインである。家蚕としては、農家が飼育する家蚕(Bombyx mori)、家蚕の近縁種のクワコ幼虫由来の絹タンパク質が利用できる。
(A)家蚕絹フィブロイン・シルクスポンジの製造:
家蚕繭糸の外層を膠着するセリシンを取り除くため、マルセル石鹸0.2%、炭酸ナトリウム0.05%の混合溶液に入れ、98℃で30分間煮沸すると絹フィブロイン繊維が調製できる。10gの絹フィブロイン繊維を8.5Mの臭化リチウム溶液に浸漬し、55℃以上で15分処理すると絹フィブロイン繊維は溶解する。この中性塩水溶液をセルロース製の透析膜にいれ、両端を縫糸でくくって5℃の水道水又は純水に4〜5日間入れてリチウムイオンを完全に除くことで、絹フィブロイン水溶液が調製できる。絹フィブロイン水溶液を蒸発させて濃度を高めたり、又は水を加えることで濃度を下げて、約1.6% 1L絹フィブロイン水溶液を調製し、この水溶液にメタノールを3mL添加した後、凍結乾燥することで多孔質体のシルクスポンジが製造できる。
野蚕絹糸を溶解して野蚕絹フィブロイン水溶液を調製するには、野蚕繭糸の周囲を覆う絹セリシンを家蚕絹セリシンの精練とは異なる方法で除去する必要がある。野蚕絹糸の表面にはタンニンが付着し、蛋白質を強く不溶化させているので、これを除去するには、野蚕繭糸を繭糸重量に対して50倍量の0.1%過酸化ナトリウム水溶液に浸漬し、98℃で1時間処理してセリシンを予め除去しておく必要がある。セリシンを除去した野蚕絹フィブロイン繊維をチオシアン酸リチウム等の溶解性の高い中性塩で溶解し、さらにセルロース製の透析膜に入れて純水で透析することで野蚕絹フィブロイン水溶液が調製できる。
本発明で利用できる生分解性挙動を有するポリオキシ酸としては、上記したように、ポリ乳酸、ポリグルコール酸、及び乳酸とグルコール酸の共重合物が例示できる。
M.W.5000は分子量5000を意味する。
PLAはポリ乳酸である。
PLGAは乳酸とグリコール酸とからなる共重合物である。
試料No.1〜No.5は、分子量が異なるポリ乳酸である。
試料No.6〜No.9は、乳酸とグルコール酸とが50:50からなり、分子量が異なる共重合体である。
試料No.10〜No.13は、乳酸とグルコール酸とが75:25からなり、分子量が異なる共重合体である。
本発明で用いる多糖類(例えば、キトサン、プルラン、ジェラン、ペクチン、及び硫酸セルロース)は、いずれも生体内消化性の特性、すなわち生分解特性を有している。更に具体的には、キトサン(以下、CSともいう)及びキチンは、生体内消化性がある。キチンを動物体内に埋れ込んでもほとんど異物反応を示さないといわれている。キチンは、キテナーゼ(EC3.2.1.14)で、加水分解されてキトビオース等のオリゴ糖になるが、生体防御機構に組み込まれているリゾチーム(EC3.2.1.17)によっても徐々に加水分解される(Nishi, N., S. Nishimura, O. Somorin, Lysozyme-accesssible Fibers from Chitin and its derivatives, Sen-i Gakkaishi, 39, 45-49 (1983))。
出典:http://www.hayashibarashoji.jp/product/pullulan02.html#
ペクチンは、リンゴ由来の多糖類である(和光純薬工業株式会社、167-00542, Lot No. WEL0219)。また、プルランは、Nakalai Tesque 29418-31, Lot No. M2H9324である。
陰イオン性界面活性剤としてドデシル硫酸ナトリウム(Sodium dodecyl sulfate、以下、SDSと略記する)を用いた。これは和光純薬工業株式会社製の商品である。
カトーテック製のエレクトロスピニング装置を使用してシルク複合ナノファイバーを製造した。エレクトロスピニング装置の構成は次の構造物からなる。シルクドープを充填するポリマー貯蔵タンク、陽極を通ずる貯蔵タンク、貯蔵タンクに接続する紡糸ノズル、紡糸ノズルから一定距離を隔てた場所に陰極板が設けられている。陽極・陰極間の距離は10−20cmまで自由に設定できる。本明細書中で特に但し書きが無い場合は、次の条件でエレクトロスピニングを行った。印加電圧:25〜35kV、紡糸距離:15cm、シリンジ速度(以下、紡糸速度とも言う):0.02〜0.3cm/min。
シルク複合ナノファイバー又はシルクナノファイバーの平均繊維径は、イオンコーターで金を蒸着したシルク複合ナノファイバーを走査型電子顕微鏡(SEM)で観察し、太さを調べた。繊維径はJ−Imageを用いて測定した。
目視で観察し、評価した。この場合の評価基準は、以下の通りである。
+:紡糸ノズルから陰極板に向かって超微細で霧状態のポリマージェットが連続的に安定して放出されて、ナノファイバーが陰極板上に集積する状態が良好である。
−:紡糸ノズルから陰極板に向かって超微細で霧状態のポリマージェットの放出が不安であり連続的に放出されることなく、ポリマージェットのナノファイバーが陰極板上に集積する状態が良好ではない。
溶解度の評価は次のようにして行った。
○ 溶解して均一な溶液となった。
× 溶解できなかった。
CS50をTFAドープに室温で溶解すると、1wt%CS5−TFAドープが得られたが、2wt%CS5−TFAドープにまで濃度を上げることができなかった。
CS300はTFAに室温で溶解しても溶解しなかった。
CS5、CS50、CS300は、室温のHFIPには溶解しなかった。
CS300は、40℃のTFAに溶解し、2時間、40℃で加熱すると2wt%CS300−TFAドープとなったが、4wt%CS300−TFAドープは製造できなかった。
以上の結果から明らかとなったことは、CS5、CS50、CS300は、時間をかけて40℃に加熱することでTFAに溶解させることが可能となった。
表3記載の各溶媒1mLを容量3mLのポリエチレン製の遠心管に採取し、その中にPLA3mgを加え、室温で20分静置した後PLAが溶解するかどうかを目視で観察した。その結果を表3に纏めた。使用した溶媒は、DMSO:ジメチルシルホキシド、DMF:ジメチルホルムアミド、DCM:ジクロロメタン、CF:クロロフォルム、FA:蟻酸、Tol:トルエンであった。
×: PLAが溶解しない:
○: PLAが溶解する
(1)PLA0020をジクロロメタン(DCM)に溶解して製造した3wt%PLA−DCMドープと3wt%SF(シルクフィブロイン)−蟻酸(FA)ドープとを複合する際、異なる重量比で複合したシルク複合ドープを製造した。
(2)PLAをクロロフォルム(CF)に溶解した3wt%PLA−CFドープと3wt%SF−蟻酸(FA)ドープとを複合する際、異なる重量比で複合したシルク複合ドープを製造した。
++:試料が膜状に成型され高強度の膜である。
+:膜状に形成できるが強度は普通程度。
(1)100/0膜試料、すなわち、3wt%PLA−DCMドープを蒸発乾固してなるPLA膜は、成膜性もよく、透明膜であった。(2)100/0膜試料:すなわち、3wt%PLA−CFドープを蒸発乾固してなるPLA膜は、成膜性もよく、透明膜であった。また、上記(1)及び(2)において、3wt%PLA−DCMドープ又は3wt%PLA−CFドープと3wt%SF−FAドープとを異なる重量比(50/50、30/70、70/30)で複合したシルク複合ドープを乾燥固化してなるシルク複合膜は、目視的には均一な膜状態ではなく厚さに斑があり、かつ膜は少し白濁していた。
(1)7wt%PLA−DCMドープ又は10wt%PLA−DCMドープに10wt%SF−FAドープを加えるとゲル化してしまい、紡糸ノズル部位でシルク複合ドープが目詰まりを起こし、エレクトロスピニングできない。
(2)7wt%PLA−CFドープ又は10wt%PLA−CFドープを10wt%SF−FAドープに加えても室温ではゲル化が起こらなかったので、この条件がPLAとSFを複合するより好ましい溶解条件、複合条件である。こうした条件で作製したシルク複合ドープを室温でエレクトロスピニングしても、紡糸ノズルでシルク複合ドープが目詰まりすることはなく、エレクトロスピニングでシルク複合ナノファイバーが製造できた。
(3)3%SF−FAドープに、(a)3%PLA−CFドープ(PLAの3%クロロフォルムドープ)を加え、又は(b)3wt%PLA−DCMドープ(PLAの3wt%ジクロロメタン)を加えて得た複合ドープを用いてエレクトロスピニングを行った。
(a)〜(d):10wt%PLA−CFドープと7wt%SF−FAドープとからなるシルク複合ドープを用いて得られたシルク複合ナノファイバーであり、PLA/SFの組成比(重量比)は以下の通りである。
(a):40/60(紡糸速度:0.32cm/min)
(b):40/60(紡糸速度:0.02cm/min)
(c):30/70(紡糸速度:0.02cm/min)
(d):20/80(紡糸速度:0.32cm/min)
(e):50/50(紡糸速度:0.02cm/min)
(f):40/60(紡糸速度:0.02cm/min)
(g):30/70(紡糸速度:0.02cm/min)
(h):20/80(紡糸速度:0.02cm/min)
(a):(PLA=48.8wt%)
(b):(PLA=48.8wt%)
(c):(PLA=38wt%)
(d):(PLA=35.7wt%)
(e):(PLA=50wt%)
(f):(PLA=39wt%)
(g):(PLA=30wt%)
(h):(PLA=20wt%)
ナの繊維径が細くなった。
PLA含有量が最小限度量付近では極めて細いナノファイバーができる傾向がある。
評価基準:
成膜性:
++: 優れて良い。
+: 良い。
−: 膜が不均一で成形性が悪い。
透明性:
+: 透明性が優れている。
−: 透明性で無い、又は不透明である。
SF/Peは、10wt%SF−FAドープと10wt%Pe−FAドープとを等量複合したシルク複合ドープを意味する。
SF/Puは、10wt%SF−FAドープと10wt%Pu−FAドープとを等量複合したシルク複合ドープを意味する。
SF/SCは、10wt%SF−FAドープと11wt%SC−FAドープとを等量複合したシルク複合ドープを意味する。
図5(b)のSF/Pu=80/20(Pu=7.14wt%):ナノファイバー存在量がビーズより多かった。
図5(c)のSF/Pu=60/40(Pu=17.02wt%):ビーズ存在量がナノファイバーより多かった。
図5(d)のSF/Pe=80/20(Pe=7.14wt%):ビーズ存在量とナノファイバーとが等量あった。
図5(e)のSF/Pe=60/40(Pu=17.02wt%):ビーズ存在量がナノファイバーより多かった。
図5(f)のSF/CS=80/20(Pu=7.14wt%):ビーズ存在量とナノファイバーとが等量であった。
図5(g)のSF/CS=60/40(Pu=17.02wt%):ビーズ存在量とナノファイバーとが等量あった。
8.46wt%CS−FAドープ、8.46wt%Pe−FAドープ、及び8.46wt%Pu−FAドープ、8.46wt%SF−FAドープを用いてエレクトロスピニングし、CS、Pe、Pu単独のナノファイバーを製造した。
エレクトロスピニングの条件として、紡糸距離:15cm、印加電圧:30kVに設定した。
蟻酸におけるPEG−Aの溶解の所見: 室温(25℃)で白濁し、よく溶ける。
蟻酸におけるPEG−Bの溶解の所見: 室温(25℃)では溶けず、60℃付近の加熱で溶ける。
蟻酸におけるPEG−Cの溶解の所見: 室温(25℃)で、ゲル化が起こり、溶けなかった。
上記(1)と(2)とを所定の組成比で混ぜ合わせて(場合によっては、60〜70℃で浴溶解)得られたドープを用いてエレクトロスピニングを行った。
エレクトロスピニング条件は、紡糸距離:15cm、印加電圧:25〜30kV、シリンジ速度:0.02cm/minに設定した。
PEG−Aの場合、蟻酸溶液に1wt%のPEG−Aを加えた得たドープを用いてエレクトロスピニングすると、すべてビーズだけの製造であったが、蟻酸溶液に2wt%のPEG−Aを加えて得たドープを用いてエレクトロスピニングすると、ビーズか伸長したファイバーが観察された。濃度が増加するとビーズ径も増加した。
PEG−Cの場合、蟻酸溶液にPEG−Cを加えると、ドープ製造時にゲル化してしまい、エレクトロスピニングできなかった。
PEG−Bの場合、1wt%、2wt%のPEG−Bが含まれる10wt%のPu−FAドープを製造する時点で、ドープは白濁してしまった。そこで、0.5wt%のPEG−Bを含むようにして調製した10wt%Pu−FAドープでは白濁現象は確認できなかった。
かくして得られた結果を表9及び10に示す。
印加電圧が10kVではナノファイバーもビーズも明瞭には観察されなかった。印加電圧が15kVになるとビーズの出現数が急に増加し、ビーズと極微細なプルランのナノファイバーとが観察される。印加電圧が20kVになるとビーズ出現割合が減少し、逆にナノファイバーの出現が盛んに見られた。印加電圧が20kVになるとビーズは少なくなりプルランのナノファイバーの出現割合が圧倒的となる。この傾向は印加電圧が30kVの場合も同様である。印加電圧が35kVでは圧倒的にプルランのナノファイバーの出現が大多数を占めビーズが観察されにくくなった。
(1)10wt%のPu−FAドープに13wt%SF−FAドープ重量比50:50で複合したシルク複合ドープに、0.5wt%の上記PEG(PRG−B)−FAドープを重量比50:50で複合して調製したシルク複合ドープ。
(2)10wt%Pu−FAドープに0.5wt%のPEG(分子量:50万)を重量比50:50で複合したドープ。
(3)13wt%SF−FAドープ。
得られた結果を表11に示す。
6.5wt%シルク−蟻酸ドープ(6.5wt%SF−FAドープ)と2wt%キトサン300をトリフルオロ酢酸に溶かして得たドープ(2wt%CS300−TFAドープ)とを複合する際、それぞれのドープの重量比を変えて製造したシルク複合ドープを用いてエレクトロスピニングしてシルク複合ナノファイバーを製造した。紡糸条件は、紡糸距離:17cm、印加電圧:20、30kV、紡糸速度:0.062cm/minであった。得られた結果を表13に示す。
表13の組成比の欄におけるAは、6.5wt%SF−TFAドープ/2wt%CS300−TFAドープであり、6.5wt%SF−TFAドープと2wt%の重合度300のCS−TFAドープとを複合する際、両者を異なる重量比で複合してなるシルク複合ドープを意味する。また、組成比の欄のBは、6.5wt%SF−FA/2wt%CS300−TFAドープであり、Aの場合と同様である。
印加電圧が変わっても、シルク複合ナノファイバーに占めるSFの含有量が減少すると、シルク複合ナノファイバーの平均繊維径は減少するが、平均繊維径の標準偏差は余り変化しない。A:90/10の場合、エレクトロスピニングしてなるシルク複合ナノファイバーの平均繊維径はA:50/50をエレクトロスピニングした時に比べて40%程低下する。同一の印加電圧でAとBとをエレクトロスピニングするとBの方がAの20%程度減少している。
シルク(SF)とキトサン(CS)とを複合してシルク複合ナノファイバーを製造するに際して、シルク複合ナノファイバーの平均繊維径と繊維径分布とを制御するための条件が明らかとなった。すなわち、SFとCSとを複合してシルク複合ナノファイバーの繊維径を極微少に、つまり100nm以下、特に80nm以下にするには、シルクの含量を80wt%以下にすること、すなわち、キトサンの含量を20wt%以上にすることが特に有効である。
Claims (23)
- カイコのシルクフィブロインと、ポリオキシ酸から選ばれた生分解性素材の少なくとも1種とを主成分とするシルク複合ナノファイバーであって、該シルク複合ナノファイバーの重量に対して、ポリオキシ酸を20〜60wt%、残部シルクフィブロインを含んでいることを特徴とするシルク複合ナノファイバー。
- カイコのシルクフィブロインと、ポリオキシ酸から選ばれた生分解性素材の少なくとも1種とを主成分とし、さらにPVA、PEG、又はPVA及びPEGの両方を含有せしめてなるシルク複合ナノファイバーであって、該シルク複合ナノファイバーの重量に対して、ポリオキシ酸を20〜60wt%、残部シルクフィブロインを含んでなり、また、前記PVA、PEG又はPVA及びPEGの両方が、シルク複合ナノファイバーに含まれるシルク重量に対して5〜45wt%含有されてなることを特徴とするシルク複合ナノファイバー。
- カイコのシルクスポンジを蟻酸で溶解して得られたシルクドープに、ポリオキシ酸をクロロフォルム若しくはジクロロメタンで溶解して得られたポリオキシ酸ドープを複合してなるシルク複合ドープをエレクトロスピニングしたものであることを特徴とするシルク複合ナノファイバー。
- 前記シルク複合ナノファイバーの重量に対して、ポリオキシ酸を20〜60wt%、残部シルクを含んでなることを特徴とする請求項3に記載のシルク複合ナノファイバー。
- カイコのシルクスポンジを蟻酸で溶解して得られたシルクドープに、ポリオキシ酸をクロロフォルム若しくはジクロロメタンで溶解して得られたポリオキシ酸ドープを複合してなるシルク複合ドープに対し、さらにPVA、PEG、又はPVA及びPEGの両方を含有せしめたドープをエレクトロスピニングしたものであることを特徴とするシルク複合ナノファイバー。
- 前記シルク複合ナノファイバーの重量に対して、ポリオキシ酸を20〜60wt%、残部シルクを含んでなり、また、前記PVA、PEG又はPVA及びPEGの両方が、シルク複合ナノファイバーに含まれるシルク重量に対して5〜45wt%含有されてなることを特徴とする請求項5に記載のシルク複合ナノファイバー。
- 前記ポリオキシ酸が、ポリ乳酸、ポリグルコール酸、及び乳酸とグルコール酸との共重合物から選ばれた少なくとも1種の生分解性素材であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のシルク複合ナノファイバー。
- 前記カイコが、家蚕幼虫又は野蚕幼虫であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のシルク複合ナノファイバー。
- カイコのシルクフィブロインのドープと、ポリオキシ酸から選ばれた少なくとも1種の生分解性素材のドープとからなるシルク複合ドープを用いてエレクトロスピニングすることによりシルク複合ナノファイバーを製造することを特徴とするシルク複合ナノファイバーの製造方法。
- 前記ポリオキシ酸が、ポリ乳酸、ポリグルコール酸、及び乳酸とグルコール酸との共重合物から選ばれた少なくとも1種の生分解性素材であることを特徴とする請求項9に記載のシルク複合ナノファイバーの製造方法。
- 前記シルク複合ナノファイバーの重量に対して、ポリオキシ酸を20〜60wt%、残部シルクフィブロインを含んでいることを特徴とする請求項9又は10に記載のシルク複合ナノファイバーの製造方法。
- カイコのシルクスポンジを蟻酸で溶解して得られたシルクドープに、ポリオキシ酸をクロロフォルム若しくはジクロロメタンで溶解して得られたポリオキシ酸ドープを複合してシルク複合ドープを得、このシルク複合ドープを用いてエレクトロスピニングすることによりシルク複合ナノファイバーを製造することを特徴とするシルク複合ナノファイバーの製造方法。
- 前記シルク複合ナノファイバーの重量に対して、ポリオキシ酸を20〜60wt%、残部シルクを含んでなることを特徴とする請求項12に記載のシルク複合ナノファイバーの製造方法。
- カイコのシルクスポンジを蟻酸で溶解して得られたシルクドープに、ポリオキシ酸をクロロフォルム若しくはジクロロメタンで溶解して得られたポリオキシ酸ドープを複合してシルク複合ドープを得、このシルク複合ドープにさらにPVA、PEG又はPVA及びPEGの両方を含有せしめ、かくして得られたドープを用いてエレクトロスピニングすることによりシルク複合ナノファイバーを製造することを特徴とするシルク複合ナノファイバーの製造方法。
- 前記ポリオキシ酸が、ポリ乳酸、ポリグルコール酸、及び乳酸とグルコール酸との共重合物から選ばれた少なくとも1種の生分解性素材であることを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項に記載のシルク複合ナノファイバーの製造方法。
- 前記シルク複合ナノファイバーの重量に対して、ポリオキシ酸を20〜60wt%、残部シルクを含んでなり、また、前記PVA、PEG又はPVA及びPEGの両方が、シルク複合ナノファイバーに含まれるシルク重量に対して5〜45wt%含有されてなることを特徴とする請求項14又は15に記載のシルク複合ナノファイバーの製造方法。
- 前記カイコが、家蚕幼虫又は野蚕幼虫であることを特徴とする請求項9〜16のいずれか1項に記載のシルク複合ナノファイバーの製造方法。
- カイコのシルクスポンジを蟻酸で溶解して得られたシルクドープに、ポリオキシ酸をクロロフォルム若しくはジクロロメタンで溶解して得られたポリオキシ酸ドープ、キトサンをトリフルオロ酢酸で溶解して得られたキトサンドープ、又は該ポリオキシ酸ドープと該キトサンドープとの複合ドープを複合してなるシルク複合ドープをエレクトロスピニングしたものであることを特徴とするシルク複合ナノファイバー。
- カイコのシルクスポンジをトリフルオロ酢酸で溶解して得られたシルクドープに、ポリオキシ酸をクロロフォルム若しくはジクロロメタンで溶解して得られたポリオキシ酸ドープ、キトサンを蟻酸又はトリフルオロ酢酸で溶解して得られたキトサンドープ、又は該ポリオキシ酸ドープと該キトサンドープとの複合ドープを複合してなるシルク複合ドープをエレクトロスピニングしたものであることを特徴とするシルク複合ナノファイバー。
- カイコのシルクスポンジを蟻酸で溶解して得られたシルクドープに、ポリオキシ酸をクロロフォルム若しくはジクロロメタンで溶解して得られたポリオキシ酸ドープ、キトサンをトリフルオロ酢酸で溶解して得られたキトサンドープ、又は該ポリオキシ酸ドープと該キトサンドープとの複合ドープを複合してなるシルク複合ドープに対し、さらにPVA、PEG、又はPVA及びPEGの両方を含有せしめたドープをエレクトロスピニングしたものであることを特徴とするシルク複合ナノファイバー。
- カイコのシルクスポンジをトリフルオロ酢酸で溶解して得られたシルクドープに、ポリオキシ酸をクロロフォルム若しくはジクロロメタンで溶解して得られたポリオキシ酸ドープ、キトサンを蟻酸又はトリフルオロ酢酸で溶解して得られたキトサンドープ、又は該ポリオキシ酸ドープと該キトサンドープとの複合ドープを複合してなるシルク複合ドープに対し、さらにPVA、PEG、又はPVA及びPEGの両方を含有せしめたドープをエレクトロスピニングしたものであることを特徴とするシルク複合ナノファイバー。
- カイコのシルクフィブロインと、多糖類であるプルラン、ジェラン、ペクチン、及び硫酸セルロースから選ばれた生分解性素材の少なくとも1種とを主成分とするシルク複合ナノファイバーであって、該シルク複合ナノファイバーの重量に対して、多糖類を7〜13wt%、残部シルクフィブロインを含んでいることを特徴とするシルク複合ナノファイバー。
- カイコのシルクフィブロインと、多糖類であるプルラン、ジェラン、ペクチン、及び硫酸セルロースから選ばれた生分解性素材の少なくとも1種とを主成分とし、さらにPVA、PEG、又はPVA及びPEGの両方を含有せしめてなるシルク複合ナノファイバーであって、該シルク複合ナノファイバーの重量に対して、前記多糖類を17〜30wt%、残部シルクフィブロインを含んでなり、また、前記PVA、PEG又はPVA及びPEGの両方が、シルク複合ナノファイバーに含まれるシルク重量に対して5〜45wt%含有されてなることを特徴とするシルク複合ナノファイバー。
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