JP5470017B2 - 鎌ホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、草等を刈る時に用いられる鎌を収容する鎌ホルダーに関するものである。
一般に、鎌は、田畑の草刈りや小木の伐採等の作業には必ずといっていい程に使用する略L字状の道具で、鎌刃部と柄からなる伝統的な切削具である。
引っ張って草を切る場合、鎌以外の小型の道具は少なく、農作業者は鎌を常時携帯している。
又、山に入り「栗拾い」「キノコ採り」「山芋掘り」その他、「山菜取り」にいく場合、藪を刈る道具として最適であり、自分の護身用としても持っていく道具にもなっている。
鎌の形状は携帯用としては他の道具と比べ特殊な略L字状の形状であり、鋭利で、曲った形状であるために体に付けて移動するにはホルダー、ケース、カバー等を付けないと危険である。
草刈り等を行う場合、鎌を使用するが、鎌には鋭い刃が付いているのでそのままでの持ち運びや保管は危険性が高い。
しかし、草刈り等の現場では鎌と鎌を入れる収容具の着脱の手間を省くため、いちいち仕舞うことは稀で、むきだしの状態で持ち運びされることが多いのが実情である。
ところが、草刈り等の作業は、足場の悪い場所での作業が多く、転倒することや作業道具の落下は日常茶飯事に起き、所持している鎌で怪我する場合も多々生じている。
また、鎌刃部は、比較的長い大きな刃長であり、深い傷等の怪我の程度では生命の危険を招来する危険性もあった。
従来の鎌を入れる収容具は、いわゆる鞘状のケースで、鎌との着脱や体に付接させる手段において難があるため使い勝手が悪く、鎌を入れる収容具自体をあまり持ち歩かないことが多いのが現状である。
従来の鎌を入れる収容具には、鎌の刃の部分のみを覆い被せるものがほとんどである。特に販売時の透明ビニールカバーなどが一般的である。
また、覆い被せる素材が刃の素材より硬度がない素材のもの、保護装置が鎌自体に取付けられているものがある。(例えば、特許文献1参照。)
実開平04−80313号公報
しかしながら、実開平04−80313号公報の、刃を覆うカバーが柄に付いている構造であると、鎌自体に保護装置が取付けられているため鎌を使用するときに自由自在に鎌を使用できないという難点が生じる。
また、カバーは体に完全に付接できる構成を含んでいないため鎌を着脱する場合に、両手を使用しなければ保護装置を着用できない道具であり、使い勝手からすると手間がかかることがうかがえる。
また、鎌全体が保護装置に完全に固定される構成ではないため作業時以外での運搬時や保管時に落下等の生じる危険性がある。
本発明の解決しようとする課題は、以下の通りである。
(1)どのような状況に置かれても鎌を安全に携帯できる鎌ホルダーの開発を課題とする。
(2)長時間作業しない場合や保管時には安全装置をかけられる構成とすることを課題とする。
(3)体に完全に付接固定できる形態のホルダーとし、鎌不使用時においての激しい作業のときでも鎌が落下、ズレが生じない構成とする。
(4)鎌をホルダーに着脱する際の着脱行為をワンタッチで可能とする着脱構成の開発を課題とする。
(5)保管時に刃部分の破損や劣化防止のための構成を設けることも課題とする。
上述課題を詳細に説明すると、場所や作業内容を問わず、どんな状況下でも安全に鎌を携帯できる構成とするとともに、鎌ホルダーは着用時には使用者と固定され、鎌を装填する時や、抜き出し使用する時、不使用時を問わず安全性の高い収納形態とするものを開発する。
鎌を長時間作業しない場合や保管時には、さらに安全性を高めるため安全装置をかけられる構成とする。
置き忘れや子供等が安易に鎌を使用できない状態を保持する。
鎌は作業に入ると頻繁に着脱が行われるため、簡易に着脱しやすい構成が求められため、本発明の鎌ホルダーはワンタッチで鎌の着脱が行えるような構成とする。
装着時には、完全に固定される構成とし、鎌ホルダーや鎌の刃自体に欠損等が生じない構成とする。
鎌は、農機具店等で、カバーなしで販売されるのが常態で、鎌の刃を覆っているものがフィルム、カバー、包装紙などの販売時点での包装では、運搬の際に頻繁にフィルム、カバー、包装紙などに欠損が生じ、さらに鎌が他の商品に傷を付ける事態も生じるおそれがあり、一時的な包装であり、実際の使用では不十分な安全性があるものではない。
本発明は、鎌の安全な収納と持ち運びを可能とする鎌ホルダーを提供することを最も主要な目的とする。
如いては人体、鎌、鎌ホルダー、の安全促進を目的とする。
右刃の鎌を前提にした鎌ホルダーを提供するが、左刃の鎌には開示する鎌ホルダーに備えられる保持ケースの筒内部壁の形状を反対の傾斜にしたものとなるので、その設計は本発明に含まれる。
この目的及び前記課題を解決するため、本発明は、基台、係止具、安全装置、保持ケース、からなる鎌ホルダーであって、前記基台は、身体に付設できる掛け具を備えかつ装着する鎌に相応する大きさの硬質板からなり、前記係止具は、前記基台の表面の上部に右下がりの傾斜を付けて設けたもので、底面視で左から平坦な固定部と鎌の柄を着脱自在に係止する略半円状の係合部)と略/字状のガイド片とからなる構造であり、前記安全装置は、前記基台の表面の鎌の刃の付け根付近に設けた横方向で後方に引っ張り付勢したスライドバーを備えたフック構造であり、前記保持ケースは、前記基台の表面の下部に右上がりの傾斜を付けて設けた筒構造であることを特徴とする鎌ホルダーを開発した。
基台、係止具、安全装置、保持ケース、掛け具を分説すると次の構成の鎌ホルダーである。
(a)基台は、身体に付設できる掛け具を備えかつ装着する鎌に相応する大きさで正面視略L字状の積層した硬質板からなる構造。
(b)係止具は、前記基台の表面の上部に右下がりの傾斜を付けて設けたもので、左から平坦な固定部と鎌の柄を着脱自在に係止する略半円状の係合部と略/字状のガイド片とからなり、前記略半円状の係合部は、閉じる方向に付勢されている湾曲板バネの構造。
(c)安全装置は、前記基台)の表面の鎌の刃の付け根付近に設けたもので、支持部の上部に棒通孔を設け、その棒通孔に先端を湾曲したスライドバーを横方向で後方に引っ張り付勢して、鎌の柄を係止する湾曲板バネのフック構造。
(d)保持ケースは、基台の表面の下部に右上がりの傾斜を付けて設けかつ表面側に傾斜した傾斜孔を設け、さらにその挿入口の左右に屈曲部と屈曲部を設けた筒構造。
(e)掛け具は、幅広の布地製で基台の裏面略中央部に傾斜して設け、通孔を設けた構造。
基台の裏面は保護布としてフェルト生地が貼付されて、裏面の略中央部にはリング構造とした掛け具(ベルト通し)が設けられている。
又、基台は、軽量化と安全硬度の要請のために2枚の薄い樹脂基板の積層構造としていて、必要に応じ中間層に切削防止層などを介在させることが可能である。
前記係止具は、湾曲板バネであり、図11の角度線(87)で示す水平線に対して右下がりの約4度の傾斜をもって設け、前記保持ケースは図11の角度線(88)で示すように水平線に対して右上がりの約14度の傾斜に設けた構成としている。
この傾斜は、鎌の着脱に際しての方向性に制限を付与するもので、装着した鎌を抜く時には、初動は図11の矢印(89)の方向で一定の方向にしか抜けないように規制設計している。
差し込むときも、最初は多少の方向の自由はあるが、保持ケース(7)に誘導されて差し込まれると最終的には矢印(89)の反対方向に制御されて差し込まれる。
この着脱方向の「コツ」が、本願発明の安全性を保証している。そのコツを知らなければすぐには抜き出せない。子供が抜こうとしても抜きにくく、あわてて抜こうとしても戸惑うことになる。
本発明は主として前記の構成であり、次の技術的効果がある。
(1)鎌などの危険刃物を取り扱う時に一番重要な部分である安全性を第一に考慮し、本発明の鎌ホルダーは、係止具、安全装置、保持ケースの3点の保持手段を特異に組み合わせることで従来の道具収納器具と比べ極めて安全性の高い構成とした。
(2)鎌の着脱をある「コツ」で簡易迅速に行える構成とし、作業場所や作業内容を問わず、どんな状況下でも安全に鎌を右手でワンタッチに着脱できる構成としている。
鎌を鎌ホルダーに装着した後は、鎌は完全固定されるため落下やズレが生じる事態は起こらない。
(3)本発明の鎌ホルダーは、右刃の鎌に関してのものを開示している。筒状の保持ケースに右刃専用の傾斜を筒内部壁に設ける構成とし、刃部分が保持ケース内壁と接触せず、劣化を防止し長期間使用できる効果を奏する。左刃の鎌の場合は、保持ケースの筒内部壁の傾斜が反対構成になる。
鎌ホルダーを身体に装着して使用することとして、その鎌ホルダーに係止具、安全装置、保持ケースの3点の安全部位を設けることで、鎌の運搬時や保管時にしっかりと収納固定する。適時に右手によるワンタッチで着脱でき、その着脱行為は定型的で動作であり、柄のみを握るので怪我等を回避できる流れであり、人体の安全の確保、鎌自体の欠損の防止の効果を奏する。
従来の鎌のケースに関する技術であると、ケースや保護装置を装着する場合、片手で鎌の刃部や柄を持ちもう一方の手で保護装置を動かすという必ず両手で行わなければならないが、本発明では鎌ホルダーが、ベルト等に通し使用者の体に固定できる基台構成であるため、その基台の面がガイド面となるのでグラつくこともなく抜き出しや差込ができ、片手で鎌を着脱することができる。
作業によっては左手が自由に使えない場合等もあるので、本発明では右手のみで鎌を自由に扱うことができ作業効率を向上させた。
保持ケースの筒部内壁に右刃専用の傾斜を設け、刃面が接触しない構成とし、刃部分が保持ケース内壁と接触せず、両者ともに摩擦や欠損等が生じない。
様々な形状の右刃専用の鎌に適用でき、鎌、鎌ホルダーを長期間使用できる構成とするとともに廉価に大量生産可能な構成とした。
左刃の鎌には、保持ケースの筒部内壁を反対の傾斜を持って形成したものが設けられる。
本発明に係る鎌ホルダーの実施例1を示すもので、鎌がホルダーに装填され、安全装置で保持された状態を説明する正面図である。 同じく実施例1を示す背面図である。 同じく実施例1を示すもので、背面にフェルト生地を貼付した背面図である。 同じく実施例1の鎌の柄を保持する係止具に柄が保持される状態を示す一部拡大断面説明図である。 同じく鎌ホルダー実施例1の鎌の挿入口を説明する保持ケースの一部側面図である。 同じく鎌ホルダー実施例1の鎌の挿入口を説明する保持ケースの一部平面図である。 同じく鎌ホルダー実施例1に備えられる掛け具(ベルト通し)を示す平面図である。 同じく鎌ホルダー実施例1に備えられる安全装置の支持部を成型する前の金属製の板を示すもので、安全装置の構造を説明するための平面図である。 同じく鎌ホルダー実施例1に備えられる安全装置の斜視図であって、鎌の柄を挟みつけていない状態で湾曲したスライドバー端が後方に位置している状態を示す概略説明図である。 同じく鎌ホルダー実施例1に備えられる安全装置の斜視図であって、柄は図示していないが鎌の柄を挟みつける状態で湾曲したスライドバー端が前方に位置していて、操作摘み部(ピン)が凹部に係止している状態を示す説明図である。 同じく鎌ホルダーの実施例1を示すもので、鎌がホルダーに装填され、安全装置で保持された状態を説明する正面図であって、鎌の差し入れ抜き出し方向と、保持ケースと係止具との取付け角度を記載した説明図である。
本発明を実施するための基本形態を図示の符号を添えて説明する。
本発明の鎌ホルダーは、基台(29)、係止具(4)、安全装置(5)、保持ケース(7)からなることを特徴とする鎌ホルダー(1)である。
前記基台(29)は、身体の腰に装着するための掛け具(ベルト通し)(10)を備え、かつ装着する鎌に相応する大きさで正面視略L字状の硬質板からなり、鎌(2)を装着する面を表面(95)としている。
基台(29)は、正面視略L字状であるが、それは鎌の全体形状に沿うように、鎌と相似形が好ましい形だからである。長方形の形状などにも形成できる。
2枚の合成樹脂製板を積層して作成しているのは、軽量化と強度の要請のためである。その裏面にはフェルト布地を貼っている
前記掛け具(ベルト通し)(10)は、保護布となるフェルト生地を張った裏面(96)の中央部にしっかりと固定されている。前記掛け具(ベルト通し)(10)は、基台(29)の裏面(96)略中央部に設けたリング構造である。
前記基台(29)は、2枚の薄い樹脂基板(3)(31)の中間層に切削防止層などを介在させた積層構造にもできる。刃部が当たっても破損や貫通することはない。
前記係止具(4)は、前記基台(29)の表面(95)の上部に右下がりの傾斜を付けて設けたもので、底面視で左から略一字状の固定部(42)と鎌の柄(21)を着脱自在に係止する略半円状の係合部(43)と略/字状のガイド片(44)とからなる湾曲板バネの構造である。
軽量化と、弾性力の調節のために、数個の係止具孔(41)を設けているステンレス金属製の長片の構造である。
前記係止具(4)は、図11の角度線(87)で示す水平線に対して右下がりの約4度の傾斜をもって設け、前記保持ケース(7)は図11の角度線(88)で示すように水平線に対して右上がりの約14度の傾斜に設けた構成としている。
係止具(4)は、係止具孔(41)を設けて軽量で、弾性が調節された素材で、係合部(43)は、基台(29)方向に付勢され、好ましくは矢印(94)方向に付勢されている湾曲板バネの構造である。
略半円状の係合部(43)は、柄を当てるとその弾性で広く開くもので、柄が入る間隙を備えるが、一旦入ると、その復元弾性で閉じて、柄を着脱自在に係止保持する部位である。
略半円状の係合部(43)への、鎌の柄の装填は、柄を斜め上方に延びた略/字状のガイド片(44)に当てれば、容易に入る。
略半円状の係合部(43)へ装着した鎌を抜く時には、初動は図11の矢印(89)の方向で一定の方向にしか抜けないように規制設計している。
差し込むときも、最初は多少の方向の自由はあるが、保持ケース(7)に誘導されて差し込まれると最終的には矢印(89)の反対方向に制御されて差し込まれる。
着脱方向には少し「コツ」がある構成である。
このように、鎌ホルダー(1)は、基台(29)、鎌の柄(21)の上部を保持する係止具(4)、鎌の刃の根元部分の柄を引張って保持する安全装置(5)、刃部を装填する保持ケース(7)からなる。
安全装置(5)について説明すると、安全装置(5)は前記基台(29)の表面(95)の鎌の刃の付け根付近の柄を保持するために設けたもので横方向で後方に引っ張り付勢したスライドバー(56)を設けたフック構造で、スライドバー(56)で、柄(21)を固定するものである。
安全装置(5)は、基台(29)の表面(95)の鎌の刃の付け根付近に設けられる。この辺を固定しておくことで、もっとも安全である。
安全装置(5)は、高さ調節用の立方体の台(51)に取付けられる上部に棒通孔(53)と下部に略⊥字状の支持部(54)を形成した支持部材(54)の前記棒通孔(53)に横方向で後方に引張り付勢したフックとなるスライドバー(56)を取付けたものである。
前記支持部材(54)は、略凹字状の操作摘み部孔(55)を設けた板(52)をプレス湾曲成型して作成される。
フックとなるスライドバー(56)は、前記棒通孔(53)に通る太さで後端に螺子を切った棒鋼で、他の先端に湾曲したスライドバー端(57)を有する略横し字状の棒である。
そのスライドバー(56)の略中央部に操作摘み部(59)を螺合立設している。
スライドバー(56)には、その後部に、ワッシャー(6)、螺旋状のバネ(61)、バネの後端位置を決める調節ナット(62)、調節ナット(63)、割りピン等の止具(64)を設け、スライドバー端(57)が、後方に引っ張られるように付勢している。
スライドバー(56)は、止具(64)を設ける側である後端のスライドバー端(58)を前記棒通孔(53)に通し、スライドバー端(58)に止具(64)を設け手取付ける。
その後にスライドバー(56)の略中央部に操作摘み部(59)をねじ込み立設する。
この構成で、スライドバー(56)は装置されて、左右に摺動し自転できる構成となる。
操作摘み部(59)は、前後に移動して、間隔をおいて2つ設けられた操作摘み部孔(55)に嵌まってその位置を維持する。
前記保持ケース(7)は、基台(29)の表面(95)の下部に右上がりの傾斜を付けて設けた鎌の刃部をすっぽり収容する筒構造である。
保持ケース(7)は、傾斜した筒状の鞘であって、肉厚の合成樹脂製の貫通傾斜孔(73)を有する筒体である。
保持ケース(7)は、鎌の刃に相応する大きさで、正面視では横長の略長方形状であって、その入り口には、外側に開いた屈曲部(71)、ある程度の厚みをもった屈曲部(72)、筒体内部である傾斜孔(73)を設けた構造である。
傾斜孔(73)は、刃の挿入先が下方に下がって傾斜しているとともに、右刃(片刃)の刃先が着脱時に傾斜孔(73)の側壁にあたりにくいように、左側に傾くように傾斜している。
本件実施例1の鎌ホルダー(1)は、右刃専用の鎌ホルダーであって、これを使用するときは、人の右側の腰ベルトに通して使用される。
そのため基台(29)の裏面(96)には、腰ベルトを通す掛け具(ベルト通し)(10)が、図2の左側即ち装着時の前方側に設けられている。
掛け具(ベルト通し)(10)は、基台(29)の裏面(96)略中央部に傾斜した方向で設け、腰ベルトなどの通孔(11)を設けた構造である
腰ベルトに鎌ホルダー(1)を装填したときは、鎌は、人の右腰辺りに位置し、刃先を後方に向けて筒体内部である傾斜孔(73)に装填され、基台(29)で、腰や太ももあたりが守られた形となる。
本発明に係る鎌ホルダー(1)を実施例1では試作的に次の寸法で作成した。
鎌(2)を装着する面を表面(95)とし、掛け具(ベルト通し)(10)を設ける面を裏面(96)として、不織布を全面に貼り付けた。
基台(29):全長約37cm、上部幅約12cm、下部幅約22cm、肉厚約5mm。
係止具(4):高さ約2.5cm、幅約12cm、肉厚約2mm。
安全装置(5):高さ約4.5cm、スライドバー(56)幅約6.5cm。
保持ケース(7):高さ約7cm、幅約17cm、略中央部肉厚約2.5cm。
鎌(1)は、草刈や枝落としなどの鎌は、およその寸法が決まっていて、製造主や種類によって大きく寸法、形状が異なる物品ではないため上記寸法で多くの市販の鎌に適用できる。
勿論この各部の寸法は、一実施例の寸法でこれに制限されるものではない。
図1は、本発明に係る鎌ホルダーの実施例1を示す正面図である。
基台(29)の表面(95)には、上部に鎌(2)の柄(21)を着脱自在に挟み込む復元弾性のある係止具(4)、鎌(2)の刃の付け根付近を必要に応じて係止する安全装置(5)、下部に鎌の刃を収納する筒体の保持ケース(7)が設けられている実施例1を示している。
基台(29)に各部品を設ける手段は、ボルト(98)、ナット(99)、ワッシャー(97)を用いて行ったが、設ける手段は特に限定せず、溶接、テープ、接着剤等の手段を用いてもよい。
鎌(1)には、その適宜個所に蛍光テープ(26)、紐(25)が取付けられている。
紐(25)は鎌(1)の孔(24)に通して設けてある。
蛍光テープ(26)は鎌の柄の部分に溝を設け、その溝の部分に蛍光テープ(26)を埋設貼付した。
鎌(1)を置き忘れてしまうと、比較的暗い林の中では、草の中に入り見失い思わぬところで大事故になる危険性があるので、蛍光塗料、蛍光テープ、赤い布等を用いることで鎌を発見しやすく置き忘れることがない。
図2は、同じく本発明に係る鎌ホルダーの実施例1を示す背面図である。
基台(29)の裏面(96)では略中央部に掛け具(ベルト通し)(10)が設けられていることを示している。
実施例1では、基台(29)への係止具(4)や安全装置(5) や保持ケース(7)や、掛け具(ベルト通し)(10)の固定はボルト(98)、ナット(99)で止め、
接着剤でさらに固着している。
図3は、本発明に係る鎌ホルダーの実施例1を示すもので、背面にフェルト生地(32)を貼付した背面図である。
フェルト生地(32)のうえに、掛け具(ベルト通し)(10)を設けている。
図4は、実施例1の鎌(2)の柄(21)を保持する係止具(4)に柄(21)が保持される状態を示す一部拡大断面説明図である。
基台(29)を2枚の基板(3)(31)で積層構造とし、その裏面にフェルト生地(32)を貼って構成したことを示している。
係止具(4)は、弾性が調節された素材で、係合部(43)は、基台(29)方向に付勢され、好ましくは矢印(94)方向に付勢されている湾曲板バネの構造である。
矢印(94)は、鎌(2)の柄(21)を係合する場合にガイド片(44)が若干動く方向を示し、矢印(93)は付勢されていて常時力の加わっている方向と反対で柄(21)が入るときの動きを示している。
この係止具(4)は、その角度と復元弾性力とで、鎌(2)の柄(21)を、保持する。
なお、係止具(4)に係止具孔(41)を設けることにより軽量化と弾性の調節を図っている。
図5は、同じく鎌ホルダー実施例1の鎌の挿入口を説明する保持ケースの一部側面図である。保持ケース(7)を右側面から視認した状態を示した図である。
保持ケース(7)は、鎌(2)の刃板、刃を保護する筒体である。
図6は、鎌ホルダー実施例1の鎌の挿入口を説明する保持ケースの一部平面図である。
保持ケース(7)には、刃を出し入れしやすいように口広の形状とするため外側に開いた屈曲部(71)と若干の肉厚で差込み易い屈曲部(72)を設けた。
保持ケース(7)は、後方に行くに従い下方に傾斜しかつ筒状内部で表面側に横傾斜した傾斜孔(73)を設けた。傾斜とする構成は右刃専用の鎌の特徴にあわせて形成し、傾斜孔(73)を設けることで刃板、鎌の鋭い刃が、孔壁に当たって欠損することを防止する。
また、保持部(7)を筒状にすることで液体や埃が溜まるという事態は起きず、錆や劣化等が生じにくく鎌(2)、鎌ホルダー(1)ともに長期間使用できる構成となっている。
保持ケース(7)は、実施例1では5mm厚の合成樹脂製管を変形成型して作成した。
鎌の刃に比べ硬度は弱いが、保持ケース(7)内部において鎌の刃と保持ケース(7)が接触することはないので、軽量化を考慮すれば、十分安全に対応できる。
図7は、同じく鎌ホルダー実施例1に備えられる掛け具(ベルト通し)(10)を示す平面図である。
鎌ホルダーは、通常、人の右側に吊るして持ち歩く。掛け具(ベルト通し)(10)は、幅広の布地製で基台(29)の裏面(96)略中央部に傾斜して設け、後部を基台(29)に固着してあり、その掛け具(ベルト通し)(10)に通孔(11)を設けることで使用者のベルト等に通し使用する。
通孔(11)の形状は使用者の着部に合わせた形状が望ましく、着用したときに完全に固定できる構造(グラつかない構造)が望ましい。
図8は、同じく鎌ホルダー実施例1に備えられる安全装置の支持部を成型する前の金属製の板を示すもので、安全装置の構造を説明するための平面図、図9は、安全装置の斜視図であって、鎌の柄を挟みつけていない状態で湾曲したスライドバー端(57)が後方に位置している状態を示す概略説明図、図10は、同じく安全装置の斜視図であって、柄は図示していないが鎌(2)の柄(21)を挟みつける状態で湾曲したスライドバー端(57)が前方に位置していて、操作摘み部(59)が凹部に係止している状態を示す説明図である。
図8は、安全装置(5)の板(52)を加工する前のものを示すもので、略凹字状の操作摘み部孔(55)を有することを示している。
安全装置(5)は立方体の台(51)の上に略凹字状の操作摘み部孔(55)を設けた前記板(52)を加工して、上部に操作摘み部(59)を動かせるように円形状の棒通孔(53)を設け、下部に略⊥字状の支持部(54)を設けた構成である。
この金属板(52)に穿設された略凹状の孔は、湾曲成型されて、円形状の棒通孔(53)の上縁に、中途に間隔を置いて、2箇所の切欠溝を形成することになる。
安全装置(5)は、高さ調節用の立方体の台(51)に取付けられる上部に棒通孔(53)と下部に略⊥字状の支持部(54)を形成した支持部材(54)の前記棒通孔(53)に横方向で後方に引張り付勢したフックとなるスライドバー(56)を取付けたものである。
安全装置(5)のスライドバー(56)には、その後部に、ワッシャー(6)、螺旋状のバネ(61)、調節ナット(62)、調節ナット(63)、止具(64)を設けている。
調節ナット(62)(63)を矢印(9)方向に回動させることができ容易に所望位置で止める事ができるので、バネ(61)の弾性力を調節することができ、老若男女問わず片手で安全装置(5)を操作することができる構成とした。
図9に示す図は安全装置(5)をかけていない状態であり、矢印(90)、(91)、(92)のように操作摘み部(59)を動かすことで、スライドバー端(57)が鎌の柄(21)と接触し固定され、図10のように安全装置(5)をかけることができる。
矢印(90)は使用者が直線に動かし、矢印(91)は使用者が回動し、矢印(92)はバネ(61)の弾性力により自動で動きが固定される。
バネ(61)に抗して、矢印(92)(91)のように動かさない限りは、安全装置は外れることはない。
図11は、同じく鎌ホルダーの実施例1を示すもので、鎌がホルダーに装填され、安全装置で保持された状態を説明する正面図であって、鎌の差し入れ抜き出し方向と、保持ケースと係止具との取付け角度を記載した説明図である。
前記係止具(4)は、図11の角度線(87)で示す水平線に対して右下がりの約4度の傾斜をもって設け、前記保持ケース(7)は図11の角度線(88)で示すように水平線に対して右上がりの約14度の傾斜に設けた構成としている。
装着した鎌(2)を抜く時には、初動は図11の矢印(89)の方向で一定の方向にしか抜けないように規制設計している。
差し込むときも、最初は多少の方向の自由はあるが、保持ケース(7)に誘導されて差し込まれると最終的には矢印(89)の反対方向に制御されて差し込まれる。
これは、保持ケース(7)からは、上方に向けて抜くことが必要で、係止具(4)からは下方に向けて抜くことが必要で、その調和点方向が矢印(89)方向に設定したからである。
柄(21)の中間あたりをもち、そして矢印(89)方向に抜かなければ、鎌は抜けない。
この着脱方向の「コツ」が、鎌ホルダー(1)の取扱いの安全性を保証している。
矢印(89)は、鎌(2)を鎌ホルダー(1)から抜きだすときの方向と位置であり、矢印(89)の位置より矢印(89)方向に抜かなければ、鎌は抜けない。
例えば孔(24)周辺部分を手で持ち抜こうとしても抜けず、また鎌の刃の付け根部分からも抜けない。あくまで矢印(89)部分からしか抜けない構成としている。
以上の実施例はあくまで一例であり、寸法、素材、形状などはこれに厳密に限定されるものではない。
大小問わず様々な鎌に適用でき、材質の変更、寸法変更などは、本発明者が予想する設計変更事項である。
本発明は、鎌(2)を安全に携帯、保管することができることを目的としている鎌ホルダー(1)である。様々な大きさの鎌のホルダーとして利用できるほか、長尺の柄がついた工具のホルダーとして利用可能性がある。
1 鎌ホルダー
2 鎌
21 柄
24 孔
25 紐
26 蛍光テープ
29 基台
3 基板(基台の層)
31 基板(基台の層)
32 フェルト生地
4 係止具
41 係止具孔
42 固定部
43 係合部
44 ガイド片
5 安全装置
51 台
52 板
53 棒通孔
54 支持部
55 操作摘み部孔
56 スライドバー
57 スライドバー端
58 スライドバー端
59 操作摘み部
6 ワッシャー
61 バネ
62 調節ナット
63 調節ナット
64 止具(割りピン)
7 保持ケース
71 屈曲部
72 屈曲部
73 傾斜孔
10 掛け具(ベルト通し)
11 通孔
87 角度線
88 角度線
89 矢印
9 矢印
90 矢印
91 矢印
92 矢印
93 矢印
94 矢印
93 矢印
94 矢印
95 表面
96 裏面
97 ワッシャー
98 ボルト
99 ナット

Claims (4)

  1. 次の基台(29)、係止具(4)、安全装置(5)、保持ケース(7)からなることを特徴とする鎌ホルダー。
    (a)基台(29)は、身体に付設できる掛け具(10)を備えかつ装着する鎌(2)に相応する大きさでの硬質板からなる構造。
    (b)係止具(4)は、前記基台(29)の表面(95)の上部に右下がりの傾斜を付けて設けたもので、固定部(42)と鎌の柄(21)を着脱自在に係止する略半円状の係合部(43)と略/字状のガイド片(44)とからなる湾曲板バネの構造。
    (c)安全装置(5)は、前記基台(29)の表面(95)の鎌(2)の刃の付け根付近に設けたもので横方向で後方に引っ張り付勢したスライドバー(56)からなるフック構造。
    (d)保持ケース(7)は、基台(29)の表面(95)の下部に右上がりの傾斜を付けて設けた筒構造。
  2. 次の基台(29)、係止具(4)、安全装置(5)、保持ケース(7)、掛け具(10)からなることを特徴とする鎌ホルダー。
    (a)基台(29)は、身体に付設できる掛け具(10)を備えかつ装着する鎌(2)に相応する大きさで正面視略L字状の積層した硬質板からなる構造。
    (b)係止具(4)は、前記基台(29)の表面(95)の上部に右下がりの傾斜を付けて設けたもので、左から平坦な固定部(42)と鎌の柄(21)を着脱自在に係止する略半円状の係合部(43)と略/字状のガイド片(44)とからなり、前記略半円状の係合部(43)は、閉じる方向に付勢されている湾曲板バネの構造。
    (c)安全装置(5)は、前記基台(29)の表面(95)の鎌(2)の刃の付け根付近に設けたもので、支持部(54)の上部に棒通孔(53)を設け、その棒通孔(53)に先端を湾曲したスライドバー(56)を横方向で後方に引っ張り付勢して、鎌(2)の柄(21)を係止するフック構造。
    (d)保持ケース(7)は、基台(29)の表面(95)の下部に右上がりの傾斜を付けて設けかつ表面側に傾斜した傾斜孔(73)を設け、さらにその挿入口の左右に屈曲部(71)と屈曲部(72)を設けた筒構造。
    (e)掛け具(10)は、幅広の布地製で基台(29)の裏面(96)略中央部に傾斜して設け、通孔(11)を設けた構造。
  3. 前記係止具(4)は、水平線に対して右下がりの約4度の傾斜をもって設け、前記保持ケース(7)は水平線に対して右上がりの約14度の傾斜に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれかに記載の鎌ホルダー。
  4. 前記基台(29)は、その裏面(96)に布地(32)を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の鎌ホルダー。
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