JP5468856B2 - グラスラン - Google Patents

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本発明は、自動車用ドアのドアサッシュ部に装着され、ドアガラスの昇降を案内するグラスランに関し、特に、断面略コ字状を呈するグラスラン本体の少なくとも一部が比較的硬質な熱可塑性樹脂をもって形成されたグラスランに関する。
例えば特許文献1に記載されているように、自動車用ドアのドアサッシュ部に装着されるグラスランのうち断面略コ字状のチャンネル部を高硬度の熱可塑性樹脂によって形成したものが提案されている。このように、上記チャンネル部を高硬度の熱可塑性樹脂をもって形成することで、上記チャンネル部に必要な剛性を維持しつつ当該チャンネル部を肉薄に形成可能となり、グラスランの軽量化が図れるようになる。
特開2009−56917号公報
しかしながら、特許文献1に記載のグラスランでは、例えば悪路走行時の振動によって高硬度の熱可塑性樹脂からなるチャンネル部が当該チャンネル部を受容するドアサッシュ部の内面または当該チャンネル部に受容されたドアガラスに当接し、耳障りな打音が発生する虞があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、断面略コ字状を呈するグラスラン本体のうち少なくとも一部を比較的硬質な熱可塑性樹脂をもって形成することで軽量化を図りつつも、悪路走行時等における打音の発生を防止したグラスランを提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、左右の側壁部と底壁部とを有する断面略チャンネル状のグラスラン本体と、そのグラスラン本体から内方に向けて突出するシール部とを備えていて、自動車用ドアのうちドアサッシュ部の内周側に形成された受容溝に上記グラスラン本体が嵌合保持されるグラスランにおいて、上記グラスラン本体における両側壁部のうち少なくとも一方の側壁部が熱可塑性樹脂をもって形成されていて、その熱可塑性樹脂をもって形成された側壁部の外面に上記熱可塑性樹脂よりも軟質な熱可塑性エラストマーからなる突条部が上記グラスラン本体の長手方向に沿って形成されているとともに、上記グラスラン本体のうち両側壁部と底壁部とのなす左右の両コーナー部が、ヒンジ部として上記熱可塑性樹脂よりも軟質な熱可塑性エラストマーをもってそれぞれ形成されていて、さらに、上記熱可塑性樹脂をもって形成された側壁部のうち先端部の外面を覆う軟質材被覆層が上記熱可塑性樹脂よりも軟質な熱可塑性エラストマーをもって上記突条部とは別に形成されていることを特徴としている。
したがって、請求項1に記載の発明では、上記グラスラン本体の剛性を維持しつつも上記熱可塑性樹脂をもって形成された壁部を比較的薄肉に形成できるようになる上、上記ドアサッシュ部装着状態において上記突条部が当該ドアサッシュ部の内面に当接することになるから、上記熱可塑性樹脂をもって形成された壁部が上記ドアサッシュ部の内面に当接することを防止できる。
また、周知のように、上記グラスラン本体は、その両側壁部が上記ドアサッシュ部側の両側壁部に対して開口部側にハの字状に開いて形成されているものであって、当該グラスラン本体の両側壁部同士を寄せ集めるように窄めつつ上記ドアサッシュ部に装着されることになるが、請求項1に記載の発明では、上記ヒンジ部により、上記ドアサッシュ部装着時に上記グラスラン本体の両側壁部をスムーズに起倒変位させることができる。
その上で、上記両側壁部のうち少なくとも一方の側壁部が上記熱可塑性樹脂をもって形成されていて、その熱可塑性樹脂をもって形成された側壁部のうち先端部の外面を覆う軟質材被覆層が上記熱可塑性樹脂よりも軟質な熱可塑性エラストマーをもって上記突条部とは別に形成されているので、上記熱可塑性樹脂をもって形成された側壁部が上記ドアサッシュ部の内面に当接することをより確実に防止できる。
また、請求項2に記載の発明のように、上記グラスラン本体の各壁部のうち当該グラスラン本体を上記ドアサッシュ部に沿って湾曲させたときに外周側となる壁部が上記熱可塑性樹脂よりも軟質な熱可塑性エラストマーをもって形成されている一方、残余の壁部が上記熱可塑性樹脂をもって形成されている場合には、上記グラスラン本体が上記ドアサッシュ部に対する追従容易性または湾曲容易性を具備するようになるから、ドアサッシュ部装着時における作業性を向上させる上で望ましい。
さらに、請求項3に記載の発明のように、上記グラスラン本体の底壁部が上記熱可塑性樹脂をもって形成されている場合には、上記両ヒンジ部のうち一方のヒンジ部の内面から他方のヒンジ部に向けて延びるボトムリップが上記熱可塑性樹脂よりも軟質な熱可塑性エラストマーをもって形成されていると、ドアガラスの外周縁部が上記熱可塑性樹脂をもって形成された底壁部に当接することを防止できる。
一方、上記グラスラン本体の薄肉化によって得られる軽量化効果をより大きなものとすべく、請求項4に記載の発明のように上記グラスラン本体の各壁部がいずれも上記熱可塑性樹脂をもって形成されている場合には、請求項5に記載の発明のように、上記グラスラン本体の各壁部のうち上記ドアサッシュ部に倣って湾曲させたときに外周側となる壁部が、上記グラスラン本体の長手方向で凹凸となる蛇腹状に形成されていると、上記ドアサッシュ部に対する追従容易性または湾曲容易性を上記グラスラン本体に具備させてドアサッシュ部装着時における作業性を向上させることができる。
請求項1,3に記載の発明によれば、上記グラスラン本体の各壁部のうち少なくともいずれかの壁部を上記熱可塑性樹脂をもって形成し、その壁部を薄肉化可能とすることでグラスランの軽量化を図りつつも、上記ドアサッシュ部装着状態において上記突条部が上記ドアサッシュ部の内面に当接することにより、上記熱可塑性樹脂をもって形成された壁部が上記ドアサッシュ部の内面に当接することを防止するようになっているから、悪路走行時における打音の発生を防止することができる。その上、上記グラスラン本体のうち両側壁部がスムーズに起倒変位できるようになるため、グラスランの取付作業性が向上する上に、上記ヒンジ部が耐へたり性を具備するようになってグラスランの耐久性が向上するメリットもある。
また、請求項4に記載の発明によれば、上記グラスラン本体の各壁部をいずれも比較的硬質な熱可塑性樹脂をもって形成することにより、それらの各壁部をそれぞれ薄肉化することでグラスランの軽量化効果をより大きなものとすることができるメリットがある。
さらに、請求項2,5に記載の発明によれば、グラスランをドアサッシュ部に倣って湾曲させたときに、当該グラスランのうち外周側となる部分が積極的に伸長することによって内外周の周長差を吸収するようになるから、そのグラスランの取付作業性が向上するばかりでなく、ドアサッシュ部装着状態における上記シール部の変形を防止してシール性を向上させることができるメリットがある。
本発明の第1の実施の形態として自動車の左側フロントドアを示す図。 図1のA−A断面図。 図2に示すグラスラン上辺部の自由状態を示す図。 図1のB−B断面図。 図4に示すリア側グラスラン縦辺部の自由状態を示す図。 第1の実施の形態の変形例を示す図であって、グラスラン上辺部のうち図1のA−A線に相当する部位を示す断面図。 本発明の第2の実施の形態を示す図であって、グラスラン上辺部を単体で示す斜視図。 図7のC−C断面図。 図7のD−D断面図。 図7のE−E断面図。 第2の実施の形態の変形例としてリア側グラスラン縦辺部を単体で示す斜視図。 本発明の第3の実施の形態を示す図であって、グラスラン上辺部のうち図1のA−A線に相当する部位を示す断面図。 第3の実施の形態の変形例を示す図であって、リア側グラスラン縦辺部のうち図1のB−B線に相当する部位を示す断面図。 図11に示すグラスラン上辺部を製造するための設備を示す図。 図14に示す付形装置の概略を示す図。
図1は本発明の好適な第1の実施の形態を示しており、自動車用ドアである左側フロントドア(以下、単にフロントドアと略称する。)を車室外側から見た図である。
図1に示すように、グラスラン7は、フロントドア1のうち側面視略アーチ状であって且つ断面略チャンネル状を呈するドアサッシュ部2の内周側に沿って嵌合保持されている。このグラスラン7は、ドアサッシュ部2のうち上方へ向かって凸形状となるように湾曲したサッシュ上辺部3に装着されたグラスラン上辺部8と、ドアサッシュ部2のうち車外側に向かって凸形状となるように湾曲した前後のサッシュ縦辺部5,6に装着された前後のグラスラン縦辺部9,10と、を有している。
そして、グラスラン上辺部8の前端部とフロント側グラスラン縦辺部10の上端部とがコーナー部として側面視略くの字状に曲折したフロント側型成形部11をもって相互に接続されているとともに、グラスラン上辺部8の後端部とリア側グラスラン縦辺部9の上端部とがコーナー部として側面視略くの字状に曲折したリア側型成形部12をもって相互に接続されている。なお、周知のように、グラスラン上辺部8および両グラスラン縦辺部9,10は押出成形法をもって長手方向で略均一な断面形状にそれぞれ形成されたものであり、両型成形部11,12は図示外の金型をもって型成形されたものである。
図2は図1のA−A断面図であって、図3は図2に示すグラスラン上辺部8の自由状態を示す断面図である。図2,3に示すように、グラスラン上辺部8は、断面略チャンネル状のグラスラン本体13と、そのグラスラン本体13のうち車室内側および車室外側の両側壁部13a,13bの先端からグラスラン本体13の内側に向けて突設されたシール部である車室内側および車室外側の両シールリップ14,15と、を備えている。そして、ドアサッシュ部2のうち車室内側および車室外側の両側壁部6a,6bと底壁部6cによって三方を囲われた断面略コ字状の受容溝6にグラスラン本体13が嵌合保持され、図示外のドアガラスを閉止したときに、そのドアガラスの上端縁部をグラスラン本体13の内部に受容しつつ、両シールリップ14,15がドアガラスの表裏両面にそれぞれ弾接して車室内外をシールすることになる。
両シールリップ14,15は、比較的軟質な熱可塑性エラストマーをもって形成されているものであって、当該両シールリップ14,15の外面には摺動性に優れる低摩擦材層14a,15aが形成されている。この低摩擦材層14a,15aとしては、シリコーンオイルに代表されるような滑剤を含有させた熱可塑性エラストマーを用いるとよい。
一方、グラスラン本体13の両側壁部13a,13bおよび底壁部13cは、両シールリップ14,15を構成する熱可塑性エラストマーよりも硬質な熱可塑性樹脂としてのポリプロピレンをもってそれぞれ形成されており、両シールリップ14,15よりも薄肉な略平板状を呈している。そして、両側壁部13a,13bの高さ方向略中央部、および底壁部13cの幅方向略中央部には、両シールリップ14,15と同様に比較的軟質な熱可塑性エラストマーからなる突条部17a,17b,17cが、それら両側壁部13a,13bおよび底壁部13cの外面から突設されている。なお、本実施の形態では両側壁部13a,13bおよび底壁部13cにそれぞれ単一の突条部17a,17b,17cを設けているが、両側壁部13a,13bおよび底壁部13cには必要に応じて複数の突条部を設けることも可能である。
各突条部17a,17b,17cは、グラスラン本体13の長手方向に沿って延びていて、図2に示すドアサッシュ部2装着状態でドアサッシュ部2側の両側壁部6a,6bおよび底壁部6cの内面にそれぞれ当接するようになっている。これにより、グラスラン本体13の両側壁部13a,13bおよび底壁部13cが、ドアサッシュ部3側の両側壁部6a,6bおよび底壁部6cとの間に所定の間隙を形成している。
さらに、グラスラン本体13の両側壁部13a,13bは、図2,3に示すように、ドアサッシュ部2側の両側壁6a,6bよりも開口端側に向かって略ハの字状に開いた形状に押出成形されている。つまり、グラスラン上辺部8は、両シールリップ14,15同士を寄せ集めるように窄めた状態でドアサッシュ部3に装着されることになる。
グラスラン本体13のうち両側壁部13a,13bと底壁部13cとのなす車室内側および車室外側の両コーナー部には、両シールリップ14,15と同様の熱可塑性エラストマーからなる車室内側および車室外側の両ヒンジ部13d,13eがそれぞれ形成されている。すなわち、このように両ヒンジ部13d,13eを比較的軟質な熱可塑性エラストマーをもってそれぞれ形成することにより、グラスラン7の装着作業時における両側壁部13a,13bのスムーズな起倒変位を可能とし、且つ両ヒンジ部13d,13eに耐へたり性を具備させている。
また、両ヒンジ部13d,13eはグラスラン本体13の各壁部13a〜13cよりも厚肉に形成されていて、それら両ヒンジ部13d,13eと両側壁部13a,13bとの間にそれぞれ形成された段状部がドアサッシュ部3側の両側壁部6a,6bの内面に係合することにより、グラスラン本体13が抜け止めされている。
さらに、車室内側ヒンジ部13dは、当該車室内側ヒンジ部13dの内面から車室外側ヒンジ部13eに向けて延びる舌片状のボトムリップ16を有している。つまり、このボトムリップ16はグラスラン本体13の底壁部13cを当該グラスラン本体13の内側から覆っていて、当該ボトムリップ16が図示外のドアガラスの閉止時にそのドアガラスの上端縁部を受け止めることにより、そのドアガラスがグラスラン上辺部8を突き上げることによって生じるいわゆる突き上げ音の発生を抑制するようになっている。
図4は図1のB−B断面図、図5は図4に示すリア側グラスラン縦辺部9の自由状態を示す図である。なお、図4,5では、両グラスラン縦辺部9,10のうち代表例としてリア側グラスラン縦辺部9を図示しているが、フロント側グラスラン縦辺部10も略同様に構成されている。
図4,5に示すように、リア側グラスラン縦辺部9は、一対の側壁部18a,18bと底壁部18cおよび一対のヒンジ部18d,18eとからなる断面略チャンネル状のグラスラン本体18と、そのグラスラン本体18における両側壁部18a,18bの先端からそれぞれ突設されたシール部である一対のシールリップ19,20と、を備えている点でグラスラン上辺部8と共通している。また、グラスラン本体18の各壁部18a〜18cの外面に突条部22a,22b,22cをそれぞれ形成している点もグラスラン上辺部8と共通している。
その一方で、リア側グラスラン縦辺部9は、グラスラン上辺部8におけるボトムリップ16に代え、底壁部18cの内面に低摩擦材層21を形成している点でグラスラン上辺部8と異なっている。なお、低摩擦材層21は、両シールリップ19,20の外面に形成した低摩擦材層19a,20aと同様の材料をもって形成されている。つまり、リア側グラスラン縦辺部9においては、図示外のドアガラスの周縁部がグラスラン本体18内で上下にスライド変位することになるから、そのドアガラスのスムーズなスライド変位を許容すべく、底壁部18cの内面に摺動性に優れた低摩擦材層21を形成している。
すなわち、以上のように構成した本実施の形態では、グラスラン本体13,18の各壁部13a〜13c,18a〜18cを比較的薄肉に形成しつつも、それらの各壁部13a〜13c,18a〜18cを比較的硬質なポリプロピレンをもってそれぞれ形成することにより、グラスラン本体13,18に必要な剛性が確保されている。その上で、グラスラン本体13,18のうち各壁部13a〜13c,18a〜18cの外面にそれぞれ突条部17a〜17c,22a〜22cを形成することにより、ドアサッシュ部2装着状態で各壁部13a〜13c,18a〜18cがドアサッシュ部2側の両側壁部6a,6bおよび底壁部6cに当接することが防止される。
したがって、本実施の形態によれば、グラスラン本体13,18の各壁部13a〜13c,18a〜18cの薄肉化によってグラスラン1の軽量化を図りつつも、例えば悪路走行時の振動によりポリプロピレン製の各壁部13a〜13c,18a〜18cがドアサッシュ部2側の両側壁部6a,6bおよび底壁部6cに当接して打音が発生することを防止できる。
図6は、上述した第1の実施の形態におけるグラスラン上辺部8の変形例を示しており、図1のA−A線に相当する部位の断面図である。この図6に示す変形例は、両シールリップ14,15のうち両側壁部13a,13bに対する根元部から両側壁部13a,13b先端の外面を覆うように延びる軟質材被覆層14b,15bを形成したものであって、他の部分は上述した第1の実施の形態と同様である。両軟質材被覆層14b,15bは両シールリップ14,15と同様に比較的軟質な熱可塑性エラストマーをもって形成されており、ドアサッシュ部2装着状態で両突条部17a,17bと両軟質被覆層14b,15bがそれぞれドアサッシュ部2側の両側壁部6a,6bに当接するようになっている。
つまり、この変形例では、両シールリップ14,15間に図示外のドアガラスが進入すると、それら両シールリップ14,15の撓み変形に基づく反力によって両側壁部13a,13bの先端がドアサッシュ部2側の両側壁部6a,6bに向けて押圧されることになるため、それら両側壁部13a,13b先端の外面を軟質材被覆層14b,15bでそれぞれ覆うことにより、グラスラン上辺部8の両側壁部13a,13bがドアサッシュ部2側の両側壁部6a,6bに当接することをより確実に防止するようにしている。
したがって、この変形例によれば、第1の実施の形態と比較してグラスラン1の軽量化の面では僅かに不利となるものの、グラスラン上辺部8の両側壁部13a,13bとドアサッシュ部2側の両側壁部6a,6bとの当接による打音の発生をより効果的に抑制できるようになる。
なお、この変形例ではグラスラン上辺部8に軟質材被覆層14b,15bを形成した例を示したが、このような構造は両グラスラン縦辺部9,10にも同様に適用可能であることは言うまでもない。
図7〜10は、本発明の第2の実施の形態を示す図であって、そのうち図7はグラスラン上辺部を単体で示す斜視図、図8は図7のC−C断面図、図9は図7のD−D断面図、図10は図7のE−E断面図である。
図7〜10に示す第2の実施の形態は、グラスラン上辺部23のうちグラスラン本体24の底壁部24cを長手方向で凹凸となる蛇腹状に形成することにより、そのグラスラン上辺部23にサッシュ上辺部3に対する追従性または湾曲容易性を具備させたものである。なお、図7では、蛇腹状に形成した底壁部24cを、当該底壁部24cの外面が凸状となる凸部25の稜線をもって簡易的に図示しており、隣接する凸部25同士の間には底壁部24cの外面が凹状となる凹部26が形成されている。また、他の部分は上述した第1の実施の形態と同様であって、グラスラン本体24の両側壁部24a,24bは第1の実施の形態と同様に平坦に形成されている。さらに、図9,10に示すように、底壁部24cに形成した突条部17cは、底壁部24cの外面に沿って略波状に湾曲しており、底壁部24cの凸部25においてサッシュ上辺部3側の底壁部6cに当接している。
また、グラスラン上辺部23の両ヒンジ部24d,24eは、蛇腹状に形成した底壁部24cをそれら両ヒンジ部24d,24eに対して確実に接合すべく、底壁部24cに対する接合面24fの厚さ寸法T1を第1の実施の形態のものよりも厚肉に形成してある。具体的には、両ヒンジ部24d,24eのうち底壁部24cに対する接合面24fの厚さ寸法T1を、凸部25と凹部26を含む底壁部24cの厚さ寸法T2と略等しく設定している。これにより、図9,10に示すように、底壁部24cのうち凸部25と凹部26の両者が両ヒンジ部24d,24eに対して確実に接合されている。
したがって、この第2の実施の形態では、グラスラン上辺部23をサッシュ上辺部3に装着すべく底壁部24c側が凸形状となるように湾曲させたときに、グラスラン本体24のうち外周側となる底壁部24cが積極的に伸長することにより、グラスラン上辺部23における内外周の周長差が吸収されるようになる。その結果、グラスラン上辺部23のうち内周側に位置するシールリップ14,15の圧縮変形が抑制される。
すなわち、第2の実施の形態によれば、上述した第1の実施の形態と略同様の効果が得られるのは勿論のこと、サッシュ上辺部3への装着時にそのサッシュ上辺部3に倣ってグラスラン上辺部23が容易に湾曲するようになるから、その装着作業性が向上するメリットがある。また、ドアサッシュ部2装着状態においては、グラスラン上辺部23の湾曲に伴う両シールリップ14,15の圧縮変形が抑制されることになるから、それらの両シールリップ14,15におけるいわゆる波打ちの発生を防止してシール性および外観品質を向上させることができるメリットもある。
なお、この第2の実施の形態ではグラスラン上辺部23の底壁部24cを蛇腹状に形成した例を示したが、第2の実施の形態の変形例として図11に示すように、このような構造は前後のグラスラン縦辺部にも適用可能である。なお、図11では前後のグラスラン縦辺部のうち代表例としてリア側グラスラン縦辺部を示している。
図11に示すリア側グラスラン縦辺部27は、グラスラン本体28のうち車室外側の側壁部28bを長手方向で凹凸となる蛇腹状に形成することにより、当該リア側グラスラン縦辺部27にリア側サッシュ縦辺部4に対する追従性または湾曲容易性を具備させてある。一方で、グラスラン本体28のうち車室内側側壁部28aと底壁部28cおよび両ヒンジ部28d,28eは第1の実施の形態と同様に形成されている。なお、図11では、蛇腹状に形成した車室外側側壁部28bを、当該車室外側側壁部28bの外面が凸状となる凸部29の稜線をもって簡易的に図示しており、隣接する凸部29同士の間には車室外側側壁部28bの外面が凹状となる凹部30が形成されている。
すなわち、この変形例では、リア側グラスラン縦辺部27をリア側サッシュ縦辺部3bに装着すべく車外側が凸形状となるように湾曲させたときに、当該リア側グラスラン縦辺部27のうち外周側となる車室外側側壁部28cが積極的に伸長することにより、リア側グラスラン縦辺部27における内外周の周長差が吸収されることになる。したがって、この変形例においても上述した第2の実施の形態と略同様の効果が得られる。
図12は本発明の第3の実施の形態を示す図であって、グラスラン上辺部のうち図1のA−A線に相当する部位の断面図である。
図12に示す第3の実施の形態は、グラスラン上辺部31のうちグラスラン本体32の底壁部32cを両シールリップ14,15と同様の熱可塑性エラストマーをもって形成することにより、サッシュ上辺部3に対する追従容易性または湾曲容易性を当該グラスラン上辺部31に具備させたものである。なお、グラスラン本体32の底壁部32cは、サッシュ上辺部3に装着された状態でサッシュ上辺部3側の底壁部6cに直に当接することになる。また、グラスラン本体32の両側壁部32a,32bが比較的硬質なポリプロピレンをもって形成されている一方、グラスラン本体32の両ヒンジ部32d,32eが両シールリップ14,15と同様の熱可塑性エラストマーをもって形成されていることは上述した第1の実施の形態と同様である。
したがって、この第3の実施の形態では、グラスラン上辺部31をサッシュ上辺部3に倣って湾曲させたときに、グラスラン上辺部31のうち外周側となる底壁部32cが積極的に伸長することになるから、上述した第2の実施の形態と略同様の効果が得られるメリットがある。
なお、この第3の実施の形態ではグラスラン上辺部31の底壁部32cを比較的軟質な熱可塑性エラストマーをもって形成した例を示したが、第3の実施の形態の変形例として図13に示すように、このような構造は前後のグラスラン縦辺部にも適用可能である。なお、図13では前後のグラスラン縦辺部のうち代表例としてリア側グラスラン縦辺部を図示している。
図13に示すリア側グラスラン縦辺部33は、グラスラン本体34の車室外側側壁部34bを両シールリップ19,20と同様の熱可塑性エラストマーをもって形成したものである。これにより、リア側サッシュ縦辺部4に対する追従容易性または湾曲容易性をグラスラン縦辺部33に具備させてある。なお、グラスラン本体34の車室外側側壁部34bは、リア側サッシュ縦辺部4への装着状態でリア側サッシュ上辺部4の車室外側側壁部6aに直に当接することになる。また、グラスラン本体34の車室内側側壁部34aおよび底壁部34cが比較的硬質なポリプロピレンをもって形成されている一方で、グラスラン本体34の両ヒンジ部34d,34eが両シールリップ19,20と同様の熱可塑性エラストマーをもって形成されていることは上述した第1の実施の形態と同様である。
したがって、この変形例では、リア側グラスラン縦辺部33をリア側サッシュ縦辺部4に倣って湾曲させたときに、当該リア側グラスラン縦辺部33のうち外周側となる車外側側壁部34bが積極的に伸長することになるから、上述した第3の実施の形態と略同様の効果が得られるメリットがある。
次に、図7〜図10に示したグラスラン上辺部23の製造方法について図14,15を参照して説明する。なお、図14はグラスラン上辺部23を製造するための設備を示す図であって、図15は、図14に示す製造設備のうち後述する付形装置41を示す概略図である。
図14に示す製造設備は、グラスラン本体24の底壁部24cおよび両側壁部24a,24bとなるべきポリプロピレンの押出成形と、両シールリップ14,15とグラスラン本体24の両ヒンジ部24d,24eおよび各突条部17a〜17cとなるべき熱可塑性エラストマーの押出成形と、を連続的に行ういわゆるインライン方式のものであって、グラスラン本体24の底壁部24cとなるべきポリプロピレンを押し出すための第1押出機35と、グラスラン本体24の車室内側側壁部24aとなるべきポリプロピレンを押し出すための第2押出機36と、グラスラン本体24の車室外側側壁部24bとなるべきポリプロピレンを押し出すための第3押出機37と、各押出機35〜37にそれぞれ付随する第1〜第3水槽38〜40と、底壁部24cとなるべき第1の中間成形体47aに蛇腹形状を付形する付形装置41と、を有している。さらに、その下流側には、第1〜第3押出機35〜37をもって押し出されたそれぞれの中間成形体47a〜47cの周囲に、両シールリップ14,15とグラスラン本体24の両ヒンジ部24d,24eおよび各突条部17a〜17cとなるべき熱可塑性エラストマーを押し出すための第4押出機42と、その第4の押出機42と共通の口金42aをもって両低摩擦材層14a,15aとなるべき滑材入りの熱可塑性エラストマーを押し出すための第5押出機43と、第4,第5押出機42,43に付随する第4水槽44と、引取機45および裁断機46が設けられている。
第1〜第3押出機35〜37の口金35a〜37aからは、上述したようにグラスラン本体24の底壁部24cおよび両側壁部24a,24bとなるべきポリプロピレンの第1〜第3の中間成形体47a〜47cがそれぞれ連続的に押し出される。それら第1〜第3中間成形体47a〜47cはそれぞれ略平板状を呈しており、第1〜第3水槽38〜40にて冷却される。そして、第1水槽38によって冷却された第1の中間成形体47aは、その後段に設けられた付形装置41によって蛇腹形状を付形された上で、第2,第3の中間成形体47b,47cとともに第4,第5押出機42,43の口金42aに送り込まれる。
付形装置41は、図15に示すように、所定の隙間を隔てて対向配置された一対の付形ローラ41a,41bを有している。そして、両付形ローラ41a、41bの外周面は周方向で凹凸となる略波形状を呈していて、それら両付形ローラ41a,41bのうち少なくとも一方を図示外の駆動手段によって回転駆動しつつ、両付形ローラ41a,41b間の隙間に第1の中間成形体47aを通すことにより、その第1の中間成形体47aを肉厚方向に圧縮しつつ、且つ矢印F方向に引き取りながら当該第1の中間成形体47aに蛇腹形状を付形することになる。
さらに、このように蛇腹形状を付形された第1の中間成形体47aは、上述したように第2,第3の中間成形体47b,47cとともに第4,第5押出機42,43の口金42aに送り込まれる。両押出機42,43は、口金42aから上述したような二種類の熱可塑性エラストマーをいわゆる二重押出成形のかたちで第1〜第3の中間成形体47a〜47cの周りに押し出すことになる。これにより、最終断面形状のグラスラン上辺部23が引取機45に引き取られながら連続的に成形される。そして、このように押出成形されたグラスラン上辺部23は、第4水槽44によって冷却された後に裁断機46によって所定の長さに裁断されることになる。
このようなグラスランの製造方法によれば、ポリプロピレンの押出成形と熱可塑性エラストマーの押出成形をいわゆるインライン方式で連続的に行うことにより、両者を別ラインで行う場合と比較して物流および保管のコストを低減できるメリットがある。
1…左側フロントドア(自動車用ドア)
2…ドアサッシュ部
6…受容溝
7…グラスラン
13…グラスラン本体
13a…車室内側側壁部
13b…車室外側側壁部
13c…底壁部
13d…車室内側ヒンジ部
13e…車室外側ヒンジ部
14…車室内側シールリップ(シール部)
15…車室外側シールリップ(シール部)
14b,15b…軟質材被覆層
16…ボトムリップ
17a,17b,17c…突条部
18…グラスラン本体
18a…車室内側側壁部
18b…車室外側側壁部
18c…底壁部
18d…車室内側ヒンジ部
18e…車室外側ヒンジ部
19…車室内側シールリップ(シール部)
20…車室外側シールリップ(シール部)
22a,22b,22c…突条部
24…グラスラン本体
24a…車室内側側壁部
24b…車室外側側壁部
24c…底壁部
24d…車室内側ヒンジ部
24e…車室外側ヒンジ部
28…グラスラン本体
28a…車室内側側壁部
28b…車室外側側壁部
28c…底壁部
28d…車室内側ヒンジ部
28e…車室外側ヒンジ部
32…グラスラン本体
32a…車室内側側壁部
32b…車室外側側壁部
32c…底壁部
32d…車室内側ヒンジ部
32e…車室外側ヒンジ部
34…グラスラン本体
34a…車室内側側壁部
34b…車室外側側壁部
34c…底壁部
34d…車室内側ヒンジ部
34e…車室外側ヒンジ部

Claims (5)

  1. 左右の側壁部と底壁部とを有する断面略チャンネル状のグラスラン本体と、そのグラスラン本体から内方に向けて突出するシール部とを備えていて、自動車用ドアのうちドアサッシュ部の内周側に形成された受容溝に上記グラスラン本体が嵌合保持されるグラスランにおいて、
    上記グラスラン本体における両側壁部のうち少なくとも一方の側壁部が熱可塑性樹脂をもって形成されていて、その熱可塑性樹脂をもって形成された側壁部の外面に上記熱可塑性樹脂よりも軟質な熱可塑性エラストマーからなる突条部が上記グラスラン本体の長手方向に沿って形成されているとともに、
    上記グラスラン本体のうち両側壁部と底壁部とのなす左右の両コーナー部が、ヒンジ部として上記熱可塑性樹脂よりも軟質な熱可塑性エラストマーをもってそれぞれ形成されていて、
    さらに、上記熱可塑性樹脂をもって形成された側壁部のうち先端部の外面を覆う軟質材被覆層が上記熱可塑性樹脂よりも軟質な熱可塑性エラストマーをもって上記突条部とは別に形成されていることを特徴とするグラスラン。
  2. 左右の側壁部と底壁部とを有する断面略チャンネル状のグラスラン本体と、そのグラスラン本体から内方に向けて突出するシール部とを備えていて、自動車用ドアのうちドアサッシュ部の内周側に形成された受容溝に上記グラスラン本体が嵌合保持されるグラスランにおいて、
    上記グラスラン本体における両側壁部および底壁部の各壁部のうち少なくともいずれかの壁部が熱可塑性樹脂をもって形成されていて、その熱可塑性樹脂をもって形成された壁部の外面に上記熱可塑性樹脂よりも軟質な熱可塑性エラストマーからなる突条部が上記グラスラン本体の長手方向に沿って形成されているとともに、
    上記グラスラン本体のうち両側壁部と底壁部とのなす左右の両コーナー部が、ヒンジ部として上記熱可塑性樹脂よりも軟質な熱可塑性エラストマーをもってそれぞれ形成されていて、
    さらに、上記グラスラン本体の各壁部のうち当該グラスラン本体を上記ドアサッシュ部に沿って湾曲させたときに外周側となる壁部が上記熱可塑性樹脂よりも軟質な熱可塑性エラストマーをもって形成されている一方、残余の壁部が上記熱可塑性樹脂をもって形成されていることを特徴とするグラスラン。
  3. 上記グラスラン本体の底壁部が上記熱可塑性樹脂をもって形成されていて、上記両ヒンジ部のうち一方のヒンジ部の内面から他方のヒンジ部に向けて延びるボトムリップが上記熱可塑性樹脂よりも軟質な熱可塑性エラストマーをもって形成されていることを特徴とする請求項1に記載のグラスラン。
  4. 上記グラスラン本体の各壁部がいずれも上記熱可塑性樹脂をもって形成されていることを特徴とする請求項1または3に記載のグラスラン。
  5. 上記グラスラン本体の各壁部のうち当該グラスラン本体を上記ドアサッシュ部に倣って湾曲させたときに外周側となる壁部が、上記グラスラン本体の長手方向で凹凸となる蛇腹状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のグラスラン。
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