JP5468772B2 - 電球形ランプおよび照明装置 - Google Patents
電球形ランプおよび照明装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5468772B2 JP5468772B2 JP2008327905A JP2008327905A JP5468772B2 JP 5468772 B2 JP5468772 B2 JP 5468772B2 JP 2008327905 A JP2008327905 A JP 2008327905A JP 2008327905 A JP2008327905 A JP 2008327905A JP 5468772 B2 JP5468772 B2 JP 5468772B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- light source
- light bulb
- illumination
- bulb shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Led Devices (AREA)
Description
図7に示すように、AC電力は、調光器90を介して電球形LEDランプ80の口金806a,806bに入力される。電球形LEDランプ80は、口金806a,806bと、点灯回路ユニット804と、LEDユニット800とを主な要素として構成されており、降圧コンバータ方式を以ってLEDユニット800を点灯させる。点灯回路ユニット804は、ダイオードブリッジ型の整流平滑回路8041と、調光制御回路8042と、IPD(Intelligent Power Device)8043と、FPD(Fast Recovery Diode)8044およびコイル8045とを備える。
図7に示す従来の電球形LEDランプ90では、調光器90により位相制御された電気エネルギが、点灯回路ユニット804の整流平滑回路8041へと入力される。整流平滑回路8041において、入力された電力は、平滑化され、調光制御回路8042へと入力される。
一方、調光制御回路8042は、降圧後の電圧値がLEDユニット800の最低点灯電圧を下回っている場合、IPD8043のEXへの出力を行わず、IPD8043のFET8043aがOFFとなり、LEDユニット800が消灯する。
なお、このような問題は、LEDを光源とする電球形ランプに限らず、例えば、蛍光ランプを始めとする電球形ランプにおいても同様に生じることも考えられる。
本発明は、上記問題の解決を図るべくなされたものであって、位相制御方式による調光器の接続に伴うランプ消灯時における電気エネルギの消費について、ユーザに認知させ、更なる省エネルギ化を図ることができる電球形ランプおよび照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る電球形ランプは、位相制御された交流電力の供給を受け、当該供給された交流電力を整流平滑して直流電力に変換する整流平滑部と、この整流平滑された直流電力の電圧を、上記交流電力の位相角に応じた電圧に降圧または昇降圧する制御部と、制御部で降圧または昇降圧された電力の供給を受けて点灯する照明用光源とを有する。そして、本発明に係る電球形ランプは、制御部が、降圧または昇降圧された電力の電圧値が予め設定された閾値以上の場合に、照明用光源へ電力を供給し、降圧または昇降圧された電力の電圧値が上記閾値よりも低く、且つ、0[V]よりも高い場合に、照明用光源への電力供給を停止するとともに、前記降圧または昇降圧された電力の電圧値が0[V]よりも高い旨の警報を外部に発することを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、上記本発明に係る電球形ランプを備えているので、上記同様に、省エネルギ化を図ることに効果を奏する。
上記本発明に係る電球形ランプおよびこれを備える照明装置では、整流平滑部が非絶縁型である、という構成を採用する場合、特に省エネルギ効果を奏することができる。
上記本発明に係る電球形ランプおよびこれを備える照明装置では、制御部に、照明用光源とは別に、警告用光源を設けておき、上記警報が、警報用光源を点灯させることにより発せられる、という構成を採用することができる。
上記本発明に係る電球形ランプおよびこれを備える照明装置では、制御部が、照明用光源への電力供給路中に介挿されたスイッチング素子を含み、このスイッチング素子が、電力供給路の開閉動作を実行することにより電力の供給と停止を切り替える、という構成を採用することができる。
[実施の形態]
1.照明装置1の構成
実施の形態に係る照明装置1の構成について、図1を用い説明する。
照明装置1における電球形LEDランプ10の構成について、図2を用い説明する。
図2に示すように、電球形LEDランプ10では、照明用LEDユニット100を照明光源として備える。照明用LEDユニット100は、複数のLED101が基板102の一方の主面(Z軸方向上側主面)に実装されており、ヒートシンク103の底壁外面に載置されている。
なお、図2に示すように、電球形LEDランプ10では、照明用LEDユニット100の他に、これに並設された状態で警報用LEDユニット110も設けられている。警報用LEDユニット110も、照明用LEDユニット100と同様に、LED108が基板109の一方の主面(Z軸方向上側主面)に実装されてなる。ただし、警報用LEDユニット110では、実装されるLED108の数が、照明用LEDユニット100に比べて少なく、また、その出射色が変えられている。具体的には、照明用LEDユニット100は白色光を出射し、警報用LEDユニット110は赤色光を出射する。
電球形LEDランプ10を含む照明装置1の回路構成について、図3を用い説明する。
図3に示すように、調光器30は、交流電源に接続されており、交流電力の供給を受ける。調光器30には、上記のように、調光つまみ31と主電源スイッチ32とが設けられており(図1を参照。)、ユーザは、主電源スイッチ32により電源のON/OFFの切り替えを行うことができ、また、調光つまみ31により位相制御での調光を行うことができる。
点灯回路ユニット104は、ダイオードブリッジ型の整流平滑回路1041、調光制御回路1042、IPD(Intelligent Power Device)1043、およびFPD(Fast Recovery Diode)1044、コイル1045を主な構成要素として備える。ここで、IPD1043は、制御・保護回路と、スイッチング素子としてのFET1043aとを集積した素子であって、例えば、パナソニック株式会社製のMIP55XXが用いられている。なお、本実施の形態では、非絶縁型の回路構成を採用している。
4.照明装置1の点灯動作
照明装置1の点灯動作について、図3に加え、図4および図5を用い説明する。なお、図4は、調光器30により位相制御された交流波形を示す波形図であり、図5は、制御部としての調光制御回路1042が実行する調光制御に係るフロー図である。
なお、調光つまみ31が“100”に場合においては、電球形LEDランプ10の最大光量が出射される。
5.照明用LEDユニット100における最低点灯電圧値Vs
上記において、調光制御回路1042が照明用LEDユニット100を点灯させるか、警報用LEDユニット110を点灯させるかの判断の基準となる、照明用LEDユニット100の最低点灯電圧値Vsは、次のように規定される。
6.優位性
本実施の形態に係る照明装置1では、上記のように、調光器30における調光つまみ31が“0”であるが、電球形LEDランプ10への供給電気エネルギが持続されている場合において、警報用LEDユニット110から赤色光が出射されることになる。このとき、照明用LEDユニット100は消灯しているので、ユーザは、電球形LEDランプ10のグローブ107を通して、赤色光を確認することができる。そして、これにより、ユーザは、電球形LEDランプ10に対して待機エネルギの供給が続いていることを認知し、調光器30の主電源スイッチ32をOFF状態とする動機づけとなる。
なお、照明装置1における調光器30は、白熱電球を対象として既に家庭などに備え付けられているものであり、上記効果は、電球形LEDランプ10を既存の調光器30に接続した場合にも同様に得ることができる。
変形例に係る照明装置について、図6を用い説明する。図6は、本変形例に係る照明装置の回路構成を示すブロック図である。
本変形例に係る照明装置は、上記実施の形態に係る照明装置1に対して、昇降圧コンバータ方式を採用する点である。具体的には、本変形例に係る電球形LEDランプ40の点灯回路ユニット404では、上記電球形LEDランプ10の点灯回路ユニット104に対して、FRD4044およびコイル4045の挿設箇所が異なる。それ以外の構成については上記同様である。
ユーザは、上記警報用LEDユニット110の点灯により待機エネルギが消費されていることを認識し、主電源スイッチ32をOFFとする動機づけとなる。
上記実施の形態および変形例では、電球形LEDランプ10,40と調光器30とを組み合わせた照明装置1として、本発明の特徴を説明したが、調光器30に関しては白熱電球用に広く採用されている既存のものであるので、実施の形態および変形例の電球形LEDランプ10,40だけを用い、これらを既存の位相制御方式の調光器に接続することでも、上記同様の効果を奏することができる。
また、上記実施の形態においては、照明用LEDユニット100に直列接続された24[個]のLED101が含まれていることとしたが、LED101の直列個数については、これに限定を受けるものではない。また、上記実施の形態に係る電球形LEDランプ10では、照明用LEDユニット100と警報用LEDユニット110との発光色が異なる構成を採用したが、必ずしも発光色を異ならせる必要はない。警報用LEDユニット110については、あくまでもユーザに待機エネルギに関する認識を持たせることができればよい。
また、上記実施の形態では、電球形LEDランプ10がE型口金106を備える構成を一例として採用したが(図2を参照。)、これに限らず、2本の口金ピンを有するタイプや、先端にコネクタが接続されたリード線が延出された形態のものを採用することもできる。
また、点灯回路ユニット404では、LEDドライバとしてIPD1043を使用しているが、その内のFET1043aについては、IPD1043に内蔵されていなくてもよく、外付けタイプとすることもできる。さらに、回路構成が近似するLEDドライバであれば、他のドライバを用いることもできる。
10,40.電球形LEDランプ
20.ソケット
30.調光器
31.調光つまみ
32.主電源スイッチ
100.照明用LEDユニット
101.LED
102.基板
103.ヒートシンク
104,404.点灯回路ユニット
105.ケース
106.口金
107.グローブ
108.LED
109.基板
110.警報用LEDユニット
1041.整流平滑回路
1042.調光制御回路
1043.IPD
1044,4044.FRD
1045,4045.コイル
Claims (8)
- 位相制御された交流電力の供給を受け、当該供給された交流電力を整流平滑して直流電力に変換する整流平滑部と、
前記直流電力の電圧を、前記交流電力における位相角に応じた電圧に降圧または昇降圧する制御部と、
前記制御部から降圧または昇降圧された電力の供給を受けて点灯する照明用光源とを備え、
前記制御部は、
前記降圧または昇降圧された電力の電圧値が予め設定された閾値以上の場合に、前記照明用光源に当該電力を供給し、
前記降圧または昇降圧された電力の電圧値が前記閾値よりも低く、且つ、0Vよりも高い場合に、前記照明用光源への当該電力の供給を停止するとともに、前記電圧値が0Vよりも高く、待機エネルギを消費している旨の警報を外部に発し、
前記制御部は、前記照明用光源とは別に設けられた警報用光源を含み、
前記警報は、前記照明用光源への前記電力の供給が停止された状態での前記待機エネルギの一部を用い前記警報用光源を点灯させることにより発せられる
ことを特徴とする電球形ランプ。 - 前記整流平滑部は、非絶縁型である
ことを特徴とする請求項1に記載の電球形ランプ。 - 前記照明用光源と、前記警報用光源とは、出射光の色が相違する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電球形ランプ。 - 前記照明用光源および前記警報用光源は、ともにLEDからなる
ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の電球形ランプ。 - 前記制御部には、前記電力流通路中に介挿されたスイッチング素子が含まれており、
前記照明用光源に対する電力の供給あるいは供給の停止を、前記スイッチング素子の開閉動作を以って実行する
ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の電球形ランプ。 - 前記照明用光源は、複数のLEDが直列接続されてなる
ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の電球形ランプ。 - 前記照明用光源では、n個のLEDが直列接続されることにより構成されており、
前記n個のLEDにおける各々の点灯開始電圧がVfであるとき、
前記閾値は、(n×Vf)により規定されている
ことを特徴とする請求項6に記載の電球形ランプ。 - 位相制御により交流電力の波形の一部をカットする位相制御調光器と、
前記位相制御調光器から交流電力の供給を受けるランプとを有し、
前記ランプとして、請求項1から7の何れかの電球形ランプが適用されている
ことを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008327905A JP5468772B2 (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 電球形ランプおよび照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008327905A JP5468772B2 (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 電球形ランプおよび照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010153111A JP2010153111A (ja) | 2010-07-08 |
JP5468772B2 true JP5468772B2 (ja) | 2014-04-09 |
Family
ID=42571999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008327905A Expired - Fee Related JP5468772B2 (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 電球形ランプおよび照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5468772B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5591639B2 (ja) * | 2010-09-16 | 2014-09-17 | 株式会社東芝 | Ledランプ |
JP5001468B1 (ja) * | 2011-06-24 | 2012-08-15 | パイオニア株式会社 | 照明システム及びその制御方法 |
JP2013239347A (ja) * | 2012-05-15 | 2013-11-28 | Panasonic Corp | 点灯装置および照明装置 |
CN102984862A (zh) * | 2012-11-23 | 2013-03-20 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所湖州新能源产业创新中心 | 可记忆调光的led球泡灯 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006024366A (ja) * | 2002-06-28 | 2006-01-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電球形無電極蛍光ランプおよび無電極放電ランプ点灯装置 |
JP2005011722A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Tabuchi Electric Co Ltd | ランプ調光時誤動作防止方法およびその回路 |
-
2008
- 2008-12-24 JP JP2008327905A patent/JP5468772B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010153111A (ja) | 2010-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4943402B2 (ja) | Led駆動回路、led照明灯具、led照明機器、及びled照明システム | |
WO2018072486A1 (zh) | 发光二极体装置 | |
JP4791794B2 (ja) | Led照明用アタッチメント | |
JP5214585B2 (ja) | Led駆動回路、位相制御式調光器、led照明灯具、led照明機器、及びled照明システム | |
JP4081665B2 (ja) | Led点灯装置及び照明器具 | |
JP4375251B2 (ja) | 調光装置及び照明装置 | |
JP4864122B2 (ja) | 照明装置及び照明システム | |
US9516717B2 (en) | Dimmable LED illuminating system, driver of the illuminating system, and method of driving the illuminating system | |
KR20120034150A (ko) | 직류 전원 장치 및 led 램프 시스템 | |
JP2011028862A (ja) | 照明装置 | |
JP5468772B2 (ja) | 電球形ランプおよび照明装置 | |
US9648689B2 (en) | Drive unit for a lighting element and operating method therefor | |
KR20140122045A (ko) | 스위칭 패턴을 이용해 조광 제어 가능한 led 조명 장치 | |
KR101040145B1 (ko) | 소켓결합구성을 갖는 교류전원 엘이디 조명장치 | |
CN203675388U (zh) | 一种led驱动控制装置 | |
US8922125B2 (en) | Occupancy sensor for controlling an LED light | |
JP2008243444A (ja) | 放電灯点灯装置及び照明器具 | |
JP3185138U (ja) | 駆動回路 | |
JP2010009783A (ja) | 照明器具 | |
KR200396946Y1 (ko) | 엘이디를 이용한 취침등 | |
US9155152B2 (en) | Intensity control of LEDs interfacing three-way sockets | |
CN204906766U (zh) | 整合照明及夜灯功能的led照明装置 | |
CN202791735U (zh) | 一种可调节亮度的车内led灯 | |
JP5306428B2 (ja) | 照明装置及び照明システム | |
CN217283461U (zh) | 一种用于led灯的开关调光电路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130417 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140130 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |