JP5468371B2 - 油温調整装置 - Google Patents

油温調整装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5468371B2
JP5468371B2 JP2009277731A JP2009277731A JP5468371B2 JP 5468371 B2 JP5468371 B2 JP 5468371B2 JP 2009277731 A JP2009277731 A JP 2009277731A JP 2009277731 A JP2009277731 A JP 2009277731A JP 5468371 B2 JP5468371 B2 JP 5468371B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
transmission
atf
oil passage
upstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009277731A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011117579A (ja
Inventor
政洋 上保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Jukogyo KK filed Critical Fuji Jukogyo KK
Priority to JP2009277731A priority Critical patent/JP5468371B2/ja
Publication of JP2011117579A publication Critical patent/JP2011117579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5468371B2 publication Critical patent/JP5468371B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

本発明は、変速機の摺動部品に供給される変速機油の温度を調整する油温調整装置に関する。
手動変速機には変速機油として潤滑油が供給されており、潤滑油によってクラッチや歯車等の摺動部が潤滑されている。また、自動変速機には変速機油としてATF(Automatic Transmission Fluid)が供給されており、ATFによってクラッチや歯車等の摺動部が潤滑されるだけでなく、ATFによってクラッチやブレーキ等が制御されている。また、手動変速機や自動変速機は、変速機油の過度な温度上昇を回避するためのオイルクーラを備えている。これにより、変速機油の潤滑性能を良好に保つことができ、摺動部の摩耗や焼付きを防止することが可能となる。
また、低温環境下での始動直後においては、変速機油の温度が低くオイルクーラによる冷却が不要であることから、バイパス油路に変速機油を案内してオイルクーラを迂回させるようにした油温調整装置が提案されている(例えば、特許文献1および2参照)。これらの油温調整装置は油路切換弁を備えており、オイルポンプに連通する油路、オイルクーラに連通する油路、オイルクーラを迂回する油路の接続状態を油路切換弁によって切り換えている。すなわち、変速機油の温度が高い場合には、オイルポンプに連通する油路と、オイルクーラに連通する油路とを接続することにより、変速機油をオイルクーラに導くようにしている。一方、変速機油の温度が低い場合には、オイルポンプに連通する油路と、オイルクーラを迂回する油路とを接続することにより、変速機油がオイルクーラを迂回するようにしている。
特開平10−176748号公報 特開平11−201265号公報
前述したように、特許文献1および2の油温調整装置にあっては、3本の油路の接続状態を切り換えるための油路切換弁が必要であった。このように、3本の油路の接続状態を切り換える油路切換弁は、その構成が複雑であることから、油温調整装置のコスト上昇を招くとともに、油温調整装置の信頼性を低下させる要因となっていた。
本発明の目的は、油温調整装置の低コスト化を図るとともに信頼性を向上させることにある。
本発明の油温調整装置は、オイルポンプから変速機の摺動部品に供給される変速機油の温度を調整する油温調整装置であって、前記オイルポンプ側に設けられる上流側油路と前記摺動部品側に設けられる下流側油路との間に設置される放熱器と、前記上流側油路に設けられ、下流側から上流側に向かう変速機油の流れを阻止する逆止弁と、前記下流側油路と前記逆止弁の上流側の前記上流側油路とに接続され、前記逆止弁および前記放熱器を迂回して変速機油を案内するバイパス油路と、前記バイパス油路に設けられ、前記バイパス油路を連通する連通状態と遮断する遮断状態とに切り換えられる切換弁とを有し、変速機油の低温時には前記切換弁を連通状態に切り換える一方、変速機油の高温時には前記切換弁を遮断状態に切り換えることを特徴とする。
本発明の油温調整装置は、前記切換弁はサーモスタットであることを特徴とする。
本発明の油温調整装置は、前記逆止弁は、前記逆止弁の上流側に作用する変速機油が所定圧力を超えたときに、上流側から下流側に向かう変速機油の流れを許容することを特徴とする。
本発明によれば、放熱器を迂回するバイパス油路に、連通状態と遮断状態とに切り換えられる切換弁を設け、変速機油の低温時には切換弁を連通状態に切り換える一方、変速機油の高温時には切換弁を遮断状態に切り換えている。これにより、変速機油の低温時には放熱器を迂回して変速機油を案内することができ、変速機油の高温時には変速機油を放熱器に案内することができる。このように、バイパス油路を連通・遮断する簡単な構造の切換弁を用いることにより、油温調整装置の低コスト化を図るとともに信頼性を向上させることが可能となる。しかも、変速機油の逆流を阻止する逆止弁を設けるようにしたので、変速機油の不要な循環を回避することが可能となる。
本発明の一実施の形態である油温調整装置を備えた自動変速機を示すスケルトン図である。 油温調整回路の構成を示す回路図である。 油温調整回路の構成を示す回路図である。 (A)および(B)は油温調整回路の構成を示す概略図である。 本発明の他の実施の形態である油温調整装置が備える油温調整回路を示す概略図である。 本発明の他の実施の形態である油温調整装置を備えた自動変速機を示すスケルトン図である。 (A)および(B)は本発明の他の実施の形態である油温調整装置が備える油温調整回路を示す概略図である。 本発明の他の実施の形態である油温調整装置を備えた自動変速機を示すスケルトン図である。 (A)および(B)は本発明の他の実施の形態である油温調整装置が備える油温調整回路を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である油温調整装置を備えた自動変速機10を示すスケルトン図である。図1に示すように、自動変速機10は、エンジン11にトルクコンバータ12を介して連結される変速入力軸13と、この変速入力軸13に変速機構14を介して連結される変速出力軸15とを有している。変速出力軸15には、歯車列16を介して前輪出力軸17が連結されるとともに、トランスファクラッチ18を介して後輪出力軸19が連結されている。また、変速機構14から出力される駆動力は、前輪出力軸17からフロントデファレンシャル機構20を介して前輪に伝達される。さらに、変速機構14から出力される駆動力は、トランスファクラッチ18を介して後輪出力軸19に伝達された後に、後輪出力軸19から図示しないプロペラシャフトやリヤデファレンシャル機構を介して後輪に伝達される。なお、トランスファクラッチ18の締結力を制御することにより、前後輪のトルク分配比を制御することが可能となる。また、変速機構14は、複数の遊星歯車列21,22、油圧クラッチ23〜25、油圧ブレーキ26,27等によって構成されている。変速機構14に組み込まれる油圧クラッチ23〜25や油圧ブレーキ26,27を制御することにより、変速入力軸13から変速出力軸15までの動力伝達径路を切り換えることが可能となる。これにより、変速入力軸13から変速出力軸15に駆動力を変速して伝達することが可能となる。
前述したトルクコンバータ12、トランスファクラッチ18、油圧クラッチ23〜25、油圧ブレーキ26,27等に、変速機油であるATF(Automatic Transmission Fluid)を供給するため、ミッションケース28内には複数の電磁バルブを備えたバルブユニット30が設けられている。また、バルブユニット30にATFを供給するため、ミッションケース28内にはエンジン11に駆動されるオイルポンプ31が設けられている。さらに、バルブユニット30には放熱器としてのオイルクーラ32が接続されている。このオイルクーラ32に対してATFを案内することにより、ATFを冷却して所定の温度範囲の保持することができ、ATFの潤滑性能を確保することが可能となる。
バルブユニット30は、ATFの温度を調整する油温調整回路30aと、自動変速機10の変速部品にATFを供給する変速制御回路30bと、自動変速機10の摺動部品にATFを供給する潤滑回路30cとを備えている。油温調整回路30aは、オイルクーラ32に対するATFの供給状態を制御し、変速制御回路30bは、変速部品であるクラッチ18,23〜25やブレーキ26,27等に対するATFの供給状態を制御している。さらに、潤滑回路30cは、摺動部品であるクラッチ18,23〜25やブレーキ26,27のフェーシング、歯車列16、遊星歯車列21,22、軸受等に対するATFの供給状態を制御している。すなわち、オイルポンプ31から吐出されるATFは、油温調整回路30aを経て温度調整された後に、変速制御回路30bや潤滑回路30cを経て自動変速機10の様々な構成部品に供給されている。
以下、本発明の一実施の形態である油温調整装置が備える油温調整回路30aについて説明する。図2および図3は油温調整回路30aの構成を示す回路図である。図2にはATF低温時の作動状態が示され、図3にはATF高温時の作動状態が示されている。なお、本明細書において、上流側とはオイルポンプ31側を意味し、下流側とは摺動部品側を意味している。
図2に示すように、オイルポンプ31とオイルクーラ32とは上流側油路33を介して接続されており、オイルポンプ31から吐出されるATFは上流側油路33を介してオイルクーラ32に案内されている。また、上流側油路33は第1油路33aと第2油路33bとを備えており、第1油路33aと第2油路33bとの間には逆止弁34が設けられている。逆止弁34は入力ポート35iおよび出力ポート35oが形成されるハウジング35を有しており、ハウジング35には弁体36およびバネ部材37が収容されている。また、逆止弁34の弁体36は、バネ部材37によって入力ポート35i側に付勢されている。図3に示すように、入力ポート35i内のATFが所定圧力を上回ると、ATFによって弁体36が出力ポート35o側に押し込まれるため、弁体36が入力ポート35iから離れて入力ポート35iを開放する。一方、図2に示すように、入力ポート35i内のATFが所定圧力を下回ると、バネ力によって弁体36が入力ポート35i側に押し込まれるため、入力ポート35iは弁体36によって閉塞される。すなわち、入力ポート35iに流れ込むATFが所定圧力を上回る場合には、上流側油路33を連通する連通状態に逆止弁34が切り換えられる一方、入力ポート35iに流れ込むATFが所定圧力を下回る場合には、上流側油路33を遮断する遮断状態に逆止弁34が切り換えられる。
また、オイルクーラ32と変速制御回路30bとは下流側油路40を介して接続されており、オイルクーラ32を経たATFは下流側油路40を介して変速制御回路30bに案内されている。同様に、オイルクーラ32と潤滑回路30cとは下流側油路40を介して接続されており、オイルクーラ32を経たATFは下流側油路40を介して潤滑回路30cに案内されている。このように、下流側油路40は、潤滑回路30cを介して歯車列16や遊星歯車列21,22等の摺動部品に接続されている。さらに、第1油路33aと下流側油路40とには、逆止弁34およびオイルクーラ32を迂回するようにバイパス油路41が接続されている。また、バイパス油路41には切換弁としてサーモスタット42が設けられている。サーモスタット42は入力ポート43iおよび出力ポート43oが形成されるハウジング43を有しており、ハウジング43の弁収容孔43aにはスプール弁軸44が収容されている。スプール弁軸44の一端側にはバネ部材45が設けられており、スプール弁軸44の他端側にはワックスが封入されたプランジャ46が設けられている。ATFが低温である場合には、プランジャ46内のワックスが収縮してロッド46aが引き込まれるため、図2に示すように、スプール弁軸44は入力ポート43iと出力ポート43oとを連通する連通位置に移動する。一方、ATFが高温である場合には、プランジャ46内のワックスが膨張してロッド46aが押し出されるため、図3に示すように、スプール弁軸44は入力ポート43iと出力ポート43oとを遮断する遮断位置に移動する。すなわち、ATF高温時にはサーモスタット42がバイパス油路41を遮断する遮断状態に切り換えられる一方、ATF低温時にはサーモスタット42がバイパス油路41を連通する連通状態に切り換えられる。
ここで、図4(A)および(B)は油温調整回路30aの構成を示す概略図である。図4(A)にはATF低温時の作動状態が示され、図4(B)にはATF高温時の作動状態が示されている。図2および図4(A)に示すように、ATF低温時にはサーモスタット42が連通状態に切り換えられるため、オイルポンプ31から吐出されたATFはバイパス油路41に案内される。すなわち、逆止弁34を迂回してATFが流れ、逆止弁34に作用するATFの圧力が低下することから、上流側油路33は逆止弁34によって遮断されることになる。このように、ATF低温時にはオイルクーラ32を迂回してATFが流れることから、適正温度までATFを早期に暖めることが可能となる。また、ATF低温時においては、下流側油路40から変速制御回路30bにATFが流れるだけでなく、下流側油路40からオイルクーラ32にATFが流れ込むことになる。しかしながら、上流側油路33に設けられる逆止弁34により、下流側のオイルクーラ32から上流側のオイルポンプ31に向かうATFの流れが阻止されている。これにより、ATFがオイルクーラ32を逆流して循環することがないため、必要な流量のATFを確実に変速制御回路30bや潤滑回路30cに供給することが可能となる。なお、図2に示すように、逆止弁34の遮断状態においては、入力ポート35i側の受圧面積A1よりも、出力ポート35o側の受圧面積A2が大きく設定されている。これにより、ATF低温時に、逆止弁34に対して上流側と下流側との双方からATFが流れ込む状況であっても、逆止弁34は確実に遮断状態を保持することになる。
また、図3および図4(B)に示すように、ATF高温時には遮断状態となるサーモスタット42によってバイパス油路41が遮断されるため、オイルポンプ31からのATFは全て逆止弁34に案内される。そして、逆止弁34に作用するATFの圧力が上昇することから、ATFは連通状態となる逆止弁34を経てオイルクーラ32に供給された後に、下流側油路40を経て変速制御回路30bに案内される。このように、ATF高温時には、オイルクーラ32を経てATFが流れることから、適正温度までATFを冷却することが可能となっている。
これまで説明したように、バイパス油路41にサーモスタット42を設けることにより、ATF高温時にはバイパス油路41を遮断してオイルクーラ32にATFを案内する一方、ATF低温時にはバイパス油路41を連通させてオイルクーラ32を迂回するようにATFを案内している。このように、ATFの流れを制御するサーモスタット42は、2本の油路の連通状態を制御する単純な構造を有することから、油温調整回路30aの軽量化や低コスト化を図ることができ、油温調整回路30aの信頼性を向上させることが可能となる。しかも、ATF低温時には、逆止弁34によって下流側から上流側に向かうATFの流れが阻止されるため、ATFがオイルクーラ32を逆流して循環することがなく、必要な流量のATFを確実に変速制御回路30bや潤滑回路30cに供給することが可能となる。
前述の説明では、オイルポンプ31側に設けられる上流側油路33に逆止弁34を取り付けているが、これに限られることはなく、摺動部品側に設けられる下流側油路40に逆止弁34を取り付けても良い。ここで、図5は本発明の他の実施の形態である油温調整装置が備える油温調整回路50を示す概略図である。なお、図4に示す構成要素と同様の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。図5に示すように、下流側油路51は第1油路51aと第2油路51bとを備えており、第1油路51aと第2油路51bとの間には逆止弁34が設けられている。そして、バイパス油路41は上流側油路33と第2油路51bとに接続されており、バイパス油路41によって逆止弁34およびオイルクーラ32を迂回させることが可能となっている。このように、油温調整回路50を構成した場合であっても、前述した油温調整回路30aと同様に作動させることが可能となる。
また、前述の説明では、オイルポンプ31から油温調整回路30aにATFを供給しているが、これに限られることはなく、オイルポンプ31から変速制御回路30bを経たATFを油温調整回路30aに供給しても良い。ここで、図6は本発明の他の実施の形態である油温調整装置を備えた自動変速機60を示すスケルトン図であり、図7(A)および(B)は本発明の他の実施の形態である油温調整装置が備える油温調整回路30aを示す概略図である。また、図8は本発明の他の実施の形態である油温調整装置を備えた自動変速機70を示すスケルトン図であり、図9(A)および(B)は本発明の他の実施の形態である油温調整装置が備える油温調整回路30aを示す概略図である。なお、図6および図8において、図1に示す構成要素と同様の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、図7および図9において、図4に示す構成要素と同様の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図6に示すように、自動変速機60のミッションケース28内にはバルブユニット61が設けられている。このバルブユニット61は、油温調整回路30a、変速制御回路30bおよび潤滑回路30cによって構成されている。図6および図7に示すように、オイルポンプ31から吐出されたATFは、変速制御回路30bを介して油圧クラッチ23〜25等の変速部品と油温調整回路30aとに分配される。そして、油温調整回路30aを経たATFは、潤滑回路30cを介して遊星歯車列21,22等の摺動部品に供給される。このように、油温調整回路30aから変速制御回路30bにATFが供給される場合であっても、前述したように油温調整回路30aを機能させることが可能となる。なお、図示する場合には、上流側油路33に逆止弁34を設けているが、これに限られることはなく、下流側油路40に逆止弁34を設けるようにしても良い。
また、図8に示すように、自動変速機70のミッションケース28内にはバルブユニット71が設けられている。このバルブユニット71は、油温調整回路30a、変速制御回路30bおよび潤滑回路30cによって構成されている。図8および図9に示すように、オイルポンプ31から吐出されたATFは、変速制御回路30bを介して油圧クラッチ23〜25等の変速部品に供給される。そして、変速部品から排出されたATFは油温調整回路30aに供給され、油温調整回路30aを経たATFは潤滑回路30cを介して遊星歯車列21,22等の摺動部品に供給される。このように、変速部品から排出されたATFが油温調整回路30aに供給される場合であっても、前述したように油温調整回路30aを機能させることが可能となる。なお、図示する場合には、上流側油路33に逆止弁34を設けているが、これに限られることはなく、下流側油路40に逆止弁34を設けるようにしても良い。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、図示する場合には、遊星歯車式の自動変速機10,60,70に対して本発明を適用しているが、これに限られることはなく、無段変速機や手動変速機に対して本発明を適用しても良いことはいうまでもない。また、前述の説明では、切換弁としてサーモスタット42を用いているが、切換弁として電磁切換弁やパイロット切換弁を用いても良い。この場合には、温度センサからの油温信号に基づいて電磁切換弁やパイロット切換弁を切り換えることになる。
10 自動変速機(変速機)
16 歯車列(摺動部品)
21,22 遊星歯車列(摺動部品)
30a 油温調整回路(油温調整装置)
31 オイルポンプ
32 オイルクーラ(放熱器)
33 上流側油路
33a 第1油路(上流側油路)
33b 第2油路(上流側油路)
34 逆止弁
40 下流側油路
41 バイパス油路
42 サーモスタット(切換弁)
50 油温調整回路(油温調整装置)
51 下流側油路
51a 第1油路(下流側油路)
51b 第2油路(下流側油路)
60 自動変速機(変速機)
70 自動変速機(変速機)

Claims (3)

  1. オイルポンプから変速機の摺動部品に供給される変速機油の温度を調整する油温調整装置であって、
    前記オイルポンプ側に設けられる上流側油路と前記摺動部品側に設けられる下流側油路との間に設置される放熱器と、
    前記上流側油路に設けられ、下流側から上流側に向かう変速機油の流れを阻止する逆止弁と
    記下流側油路と前記逆止弁の上流側の前記上流側油路とに接続され、前記逆止弁および前記放熱器を迂回して変速機油を案内するバイパス油路と、
    前記バイパス油路に設けられ、前記バイパス油路を連通する連通状態と遮断する遮断状態とに切り換えられる切換弁とを有し、
    変速機油の低温時には前記切換弁を連通状態に切り換える一方、変速機油の高温時には前記切換弁を遮断状態に切り換えることを特徴とする油温調整装置。
  2. 請求項1記載の油温調整装置において、
    前記切換弁はサーモスタットであることを特徴とする油温調整装置。
  3. 請求項1または2記載の油温調整装置において、
    前記逆止弁は、前記逆止弁の上流側に作用する変速機油が所定圧力を超えたときに、上流側から下流側に向かう変速機油の流れを許容することを特徴とする油温調整装置。
JP2009277731A 2009-12-07 2009-12-07 油温調整装置 Expired - Fee Related JP5468371B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009277731A JP5468371B2 (ja) 2009-12-07 2009-12-07 油温調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009277731A JP5468371B2 (ja) 2009-12-07 2009-12-07 油温調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011117579A JP2011117579A (ja) 2011-06-16
JP5468371B2 true JP5468371B2 (ja) 2014-04-09

Family

ID=44283131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009277731A Expired - Fee Related JP5468371B2 (ja) 2009-12-07 2009-12-07 油温調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5468371B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020056320A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 株式会社豊田自動織機 遠心圧縮機

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0438268A (ja) * 1990-06-01 1992-02-07 Toyoda Mach Works Ltd 流体制御弁装置
JPH0719321A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Toyota Motor Corp 無段変速機の潤滑装置
JPH10176748A (ja) * 1996-12-17 1998-06-30 Nissan Diesel Motor Co Ltd トランスミッションのオイルクーラ装置
JP3168516B2 (ja) * 1998-07-28 2001-05-21 日産自動車株式会社 車両用自動変速機の作動油冷却装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011117579A (ja) 2011-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104806739B (zh) 变速器系统及调温旁通阀
US6631651B2 (en) Hydraulic circuit for an automated twin clutch transmission for motor vehicles
CN100523565C (zh) 车辆用动力传递装置的液压控制装置
EP2795163B1 (en) System and method to control automotive powertrain component temperature
US8413437B2 (en) Transmission hydraulic control system having independently controlled stator cooling flow
US8579094B2 (en) Hydraulic control system for an automatic transmission having a three path torque converter control subsystem
JP5705146B2 (ja) 変速機の液圧系統
JP2006022954A (ja) 二重クラッチ変速機のクラッチ冷却液圧回路
US10955011B2 (en) Hydraulic system of a transmission with a multiple number of pressure control valves
US9982779B2 (en) Transmission hydraulic control system including thermal valve
EP2141388A1 (en) Hydraulic control device
CN105276172B (zh) 双油底壳变速器液压控制系统
CN109923338B (zh) 液压工作式变速器
CN106015559A (zh) 变速器液压控制系统
US11428307B2 (en) Hydraulically actuated transmission
CN106015637A (zh) 变速器液压控制系统
US11022155B2 (en) Hydraulic control system having four-position main pressure regulator
CN108779851B (zh) 油压控制装置
JP5468371B2 (ja) 油温調整装置
JP6005384B2 (ja) 変速機の潤滑油供給装置
RU2714346C1 (ru) Система гидравлического управления трансмиссией и машиной
JP2009150528A (ja) 自動変速機の油圧制御装置
KR100235333B1 (ko) 자동변속기의 오일공급시스템
JP2008190679A (ja) 車両の駆動機構配設構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5468371

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees