JP5467766B2 - 高圧処理装置 - Google Patents
高圧処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5467766B2 JP5467766B2 JP2008327520A JP2008327520A JP5467766B2 JP 5467766 B2 JP5467766 B2 JP 5467766B2 JP 2008327520 A JP2008327520 A JP 2008327520A JP 2008327520 A JP2008327520 A JP 2008327520A JP 5467766 B2 JP5467766 B2 JP 5467766B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing layer
- cylindrical portion
- pressure
- layer
- liner member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000009931 pascalization Methods 0.000 title claims description 16
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 83
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 67
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 32
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 claims description 29
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 claims description 27
- 239000007769 metal material Substances 0.000 claims description 12
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 claims description 9
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 claims description 9
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical group C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 6
- 229920006231 aramid fiber Polymers 0.000 claims description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 5
- 239000002356 single layer Substances 0.000 claims description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 12
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 12
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 238000009694 cold isostatic pressing Methods 0.000 description 6
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 4
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000012567 medical material Substances 0.000 description 2
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 2
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000004760 aramid Substances 0.000 description 1
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000001513 hot isostatic pressing Methods 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 description 1
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B11/00—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
- B30B11/001—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses
- B30B11/002—Isostatic press chambers; Press stands therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/04—Frames; Guides
- B30B15/048—Laminated frame structures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Description
これらHIP装置やCIP装置で用いられる高圧容器は、円筒部と、円筒部の両端部に嵌り込む上下一対の蓋体とを有している。円筒部と蓋体との嵌合部には、高圧容器内(処理室内)の内圧を保持するため、Oリング等のシール部材が設けられている。また高圧容器全体として、両蓋体相互を対向押圧させる状態にプレス枠体を嵌めるようにする。
しかしながら、このプレス枠構造の高圧容器では、プレス枠体を具備していることによる宿命として、装置重量が重くなる問題があった。殊に、高圧容器の容器内を100MPaに達するほど高圧にする場合では、容器壁の肉厚を分厚くせざるを得ず、仮に容器壁を高強度の高靭鋼で可及的に薄肉に形成させたとしても軽量化には自ずと限度があった。
ところで、高圧容器には、円筒部の容器壁を金属材料(高張力鋼など)で単一層とさせたものがある他、容器壁の内側に内側ライナーを設けると共に、容器壁の外側には鋼線(ピアノ線など)を巻き付けるような状態の強化層を設けて補強したものがある(例えば、特許文献1等参照)。
具体的には、薄肉化した内側ライナーの外周面に螺旋溝を形成しておき、この内側ライナーの破断時にリークする圧力媒体を螺旋溝へと誘導し、もって、容器外から内側ライナーの破断を迅速且つ的確に判別できるようにしている。内側ライナーは、薄肉化によって軸方向へ二分するような状態で破断しやすくなるが、破断の判別を迅速に行えることで容器全体の破損を防止でき、安全であると説明されている。また、特許文献1では、強化層を設けることでプレス枠体を簡素化できるから、軽量化に繋がると説明されている。
この場合、内側ライナーを薄肉化していたのでは破断が益々起こりやすくなるのは必定である。この点で、特許文献1に記載された技術が、プレス枠構造の高圧容器において軽量化を達成するための手段には成り得ないことは明かである。
また、特許文献2に記載された技術は、強化層をガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維等で形成することによる軽量化を図ったものであるが、その構成のみをもって問題解決の達成としている。それ故、内側ライナーの肉厚について特段の技術事項を付加するようなことについては一切開示されておらず、シール部材の摩擦を原因とした破断への対処も一切無いままである。
即ち、本発明に係る高圧処理装置は、円筒部とこの円筒部の軸方向両端部に着脱可能な状態で嵌合する一対の蓋体とを有する高圧容器と、この高圧容器内に発生する軸方向の荷重を保持するプレス枠体と、を有する高圧処理装置において、前記円筒部と蓋体との嵌合部には、高圧容器内の内圧を保持するシール部材が設けられ、前記円筒部は、金属材料製のライナー部材とその外側に巻回状に設けられた強化繊維材からなる強化層とを有しており、前記シール部材の摩擦力に起因しライナー部材に対して軸方向に作用する引張応力が、前記ライナー部材を形成する金属材料の引張強度又は降伏点に比べて小さくなるように、前記ライナー部材の肉厚が設定されていることを特徴とする。
前記強化層は、円筒部の接線方向に沿って設けられる強化繊維材と、円筒部の軸方向に沿って設けられる強化繊維材とを略直交させるように編まれた織布強化層を有しているのが好適である。
前記強化層は、強化繊維材を前記円筒部に沿って巻回して形成された巻成強化層を有し、前記強化層の内層側が前記織布強化層であり、外層側が前記巻成強化層とされているのが好適である。
このようにライナー部材の外周面に織布強化層を直接設け、その更に外側に巻成強化層を設けることで、ライナー部材の補強を効率よく、また一層確実に行えるものとなる。
このようにすると、ライナー部材と織布強化層との軸方向結合力を強くできるので、ライナー部材に発生した軸方向荷重をこの織布強化層により、一層効率的に負担させることができるようになる。
前記プレス枠体の外面に強化繊維材からなる強化層が設けられたものとしてもよい。
前記強化層の形成に用いられる強化繊維材は、炭素繊維又はアラミド繊維とすることができる。
なお、本願発明に係る高圧処理装置の最も好ましい形態は、円筒部とこの円筒部の軸方向両端部に着脱可能な状態で嵌合する一対の蓋体とを有する高圧容器と、この高圧容器内に発生する軸方向の荷重を保持するプレス枠体と、を有する高圧処理装置において、前記円筒部と蓋体との嵌合部には、高圧容器内の内圧を保持するシール部材が設けられ、前記円筒部は、金属材料製のライナー部材とその外側に巻回状に設けられた強化繊維材からなる強化層とを有しており、前記シール部材の摩擦力に起因しライナー部材に対して軸方向に作用する引張応力が、前記ライナー部材を形成する金属材料の引張強度又は降伏点に比べて小さくなるように、前記ライナー部材の肉厚が設定されていて、前記強化層は、円筒部の接線方向に沿って設けられる強化繊維材と、円筒部の軸方向に沿って設けられる強化繊維材とを略直交させるように編まれた織布からなる織布強化層を有し、前記強化層の内層側が前記織布強化層であり、外層側が線状の強化繊維材を前記円筒部に沿って巻回して形成された巻成強化層とされていて、前記織布強化層は、前記巻成強化層より薄肉であって単層以上10層未満の積層構造とされていることを特徴とする。
図1〜図3は、本発明に係る高圧処理装置1の一実施形態を示している。
この高圧処理装置1は、高圧の液体を圧力媒体(以下「圧媒」と言う)とするCIP装置に適用したものであって、高圧容器2を核として構成される。
この高圧容器2は、円筒部3と、この円筒部3の軸方向両端部に着脱可能な状態で嵌合する上下一対の蓋体4,5とを有している。蓋体4,5は短円柱状に形成されている。
円筒部3に対して蓋体4,5が嵌合する部分には、高圧容器2内の内圧を封止するため、リング形のシール部材6が設けられている。このシール部材6は、ゴムなどの弾性材により形成されたOリングとすることが可能である。
また、高圧処理中、この高圧容器2のまわりには、円筒部3の軸方向に沿って上下の蓋体4,5をも含めるような状態で窓枠状のプレス枠体12が嵌められる。このプレス枠体12は、高張力鋼板などによって形成されたもので、上下のヨークヘッド13,14と、これら両ヨークヘッド13,14の相互間に設けられるコラム部15とを有して成る。
円筒部3は、金属材料製のライナー部材16と、このライナー部材16の外側に巻回状に設けられた強化繊維材からなる強化層17とを有している。
ライナー部材16は、強靭鋼などの高強度材料の他、アルミ合金のような低比重の金属材料によって形成されている。アルミ合金などであれば高圧容器2の軽量化にとって有益となることは言うまでもない。
織布強化層20は、円筒部3の接線方向に合致して設けられる強化繊維材20aと、円筒部3の軸方向に沿って設けられる強化繊維材20bとを略直交させるように編成した織布に対し、エポキシ樹脂やフェノール樹脂を含浸させることで形成されている。
巻成強化層21は、ライナー部材16のまわりへ巻回する状態又はそれ以外の状態として配置させる強化繊維材21aに対し、エポキシ樹脂やフェノール樹脂を含浸させることで形成されている。
ところで、円筒部3では、圧媒の漏洩を防止する必要からライナー部材16には気密性の高い金属材料を採用する必要がある。また、単に気密性を高めるだけでなく、圧媒の漏洩を原因とした減圧を防ぐ作用も必要であるため、円筒部3(ライナー部材16)と各蓋体4,5の嵌合部分にシール部材6を設けることは必須不可欠となっている。
このようなことから、ライナー部材16は軸方向の引張応力によって破断するおそれが生じるので、これを回避するために、ライナー部材16の肉厚を十分に確保する必要がある。ライナー部材16の肉厚は、次にのような条件で設定されている。
すなわち、シール部材6の摩擦力が原因で、ライナー部材16に対して軸方向に引張応力が作用したとき、この引張応力がライナー部材16を形成する金属材料の引張強度又は降伏点に比べて小さくなるように、ライナー部材16の肉厚を設定するというものである。
μπDhP=πt(D+t)σ
の関係で表すことができる。
なお、h=D/60とする理由は次の通りである。すなわち、シール部材6には内圧Pと同じ圧力が作用するから、このシール部材6がゴム製Oリングであれば圧縮が起こり、大気圧下の状態に比べてシール性(接触面積)は小さくなる。このシール性の縮小化を防止するにはhを小さくするのが効果的であるが、hを小さくし過ぎると圧媒の漏洩に繋がる。このような理由からh=D/50〜D/60程度で設定するものである。
従って、ライナー部材16の肉厚tはこれ以上に形成することが必要である。例えばD=500mmのとき、tは最低でも16.5mm(即ち、16.5mm以上)とする。
またσ=(1/2)Pになる場合は、ライナー部材16が引張強度25kgf/mm2のアルミ合金によって形成されたときに相当する。この場合、t=0.065Dとなるので、D=500mmのとき、tは最低でも32.5mm(即ち、32.5mm以上)とする。
そのため、ライナー部材16に関して、破断だけでなく降伏をも許容しない状態を設定する場合には、ライナー部材16の肉厚tを上記各値の1.2〜3.0倍の目安で更に分厚くするとよい。即ち、σ=2Pになる場合はt=19.8〜49.5mmとし、σ=(1/2)Pになる場合はt=39〜97.5mmとする。
このような装置構造で且つ処理条件とした場合、蓋体4,5には9800トン強の軸方向荷重が発生することになり、この軸方向荷重は両蓋体4,5を介してプレス枠体12で保持されることになる。
これと同等の高圧処理を可能にする従来構造の高圧容器を想定したとき、円筒部(強化層を具備せずに単層構造となったもの)を引張強度1000MPa程度の強靭鋼によって製作する場合、その外径を2200mmにしなければならない。
従来構造のこのような高圧容器において、軽量化を図るためには、円筒部の容器壁を薄肉化し、そのうえで容器壁の外側に、引張強度250kgf/mm2程度の鋼線(ピアノ線など)を巻き付けるような状態で強化層を設けて補強する、ということを行っていたのである。
これに対して本発明では、円筒部3をライナー部材16とその外側に設ける強化繊維材からなる強化層17とで形成し、強化層17の強化繊維材として、例えば引張強度650kgf/mm2程度の炭素繊維(カーボンファイバ)等を使用するものである。
そのため、円筒部3の外径は1200mm程度に径小化でき、高圧容器2の自荷重は僅か2〜3トン程度に抑えられる。プレス枠体にも炭素繊維巻成構造を採用すると、自荷重は、従来(約34トン)の1/15にまで軽量化することが可能となる。
ところで、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この構造を採用すると、ライナー部材16と織布強化層20との軸方向結合力を強くできるので、ライナー部材16に発生した軸方向荷重をこの織布強化層20により、一層効率的に負担させることができるようになる。
高圧容器2の円筒部3と同様に、プレス枠体12に対しても、その外面に織布強化層20や巻成強化層21を用いた強化層30を巻回状に設けるようにしてもよい(図1参照)。このようにすることで、前述のように高圧処理装置1の全体としてその軽量化を一層推進させることができる。
前記実施形態ではCIP装置への適用を説明したが、HIP装置へも適用できることは言うまでもない。
2 高圧容器
3 円筒部
4 蓋体
5 蓋体
6 シール部材
12 プレス枠体
16 ライナー部材
17 強化層
20 織布強化層
20a 円筒部の接線方向に合致して設けられる強化繊維材
20b 円筒部の軸方向に沿って設けられる強化繊維材
21 巻成強化層
21a 巻成強化層を形成する強化繊維材
25 凹溝
Claims (4)
- 円筒部とこの円筒部の軸方向両端部に着脱可能な状態で嵌合する一対の蓋体とを有する高圧容器と、この高圧容器内に発生する軸方向の荷重を保持するプレス枠体と、を有する高圧処理装置において、
前記円筒部と蓋体との嵌合部には、高圧容器内の内圧を保持するシール部材が設けられ、前記円筒部は、金属材料製のライナー部材とその外側に巻回状に設けられた強化繊維材からなる強化層とを有しており、前記シール部材の摩擦力に起因しライナー部材に対して軸方向に作用する引張応力が、前記ライナー部材を形成する金属材料の引張強度又は降伏点に比べて小さくなるように、前記ライナー部材の肉厚が設定されていて、
前記強化層は、円筒部の接線方向に沿って設けられる強化繊維材と、円筒部の軸方向に沿って設けられる強化繊維材とを略直交させるように編まれた織布からなる織布強化層を有し、
前記強化層の内層側が前記織布強化層であり、外層側が線状の強化繊維材を前記円筒部に沿って巻回して形成された巻成強化層とされていて、
前記織布強化層は、前記巻成強化層より薄肉であって単層以上10層未満の積層構造とされている
ことを特徴とする高圧処理装置。 - 前記ライナー部材の外面周には周方向の凹溝が軸方向に並んで複数条形成されており、この凹溝内に前記織布強化層の一部が噛み込む状態で設けられていることを特徴とする請求項1に記載の高圧処理装置。
- 前記プレス枠体の外面に強化繊維材からなる強化層が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の高圧処理装置。
- 前記強化層の形成に用いられる強化繊維材は、炭素繊維又はアラミド繊維であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の高圧処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008327520A JP5467766B2 (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 高圧処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008327520A JP5467766B2 (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 高圧処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010151167A JP2010151167A (ja) | 2010-07-08 |
JP5467766B2 true JP5467766B2 (ja) | 2014-04-09 |
Family
ID=42570493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008327520A Expired - Fee Related JP5467766B2 (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 高圧処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5467766B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116943467B (zh) * | 2023-07-28 | 2024-05-24 | 河南浩森生物材料有限公司 | 一种n-甲基吡咯烷酮生产制备装置 |
CN118468371B (zh) * | 2024-07-02 | 2024-09-06 | 合肥通用机械研究院有限公司 | 一种基于经向失稳的多层包扎球壳内壳的校核方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01176858A (ja) * | 1987-12-30 | 1989-07-13 | Honda Motor Co Ltd | 高圧容器 |
JP2637716B2 (ja) * | 1995-12-15 | 1997-08-06 | 株式会社神戸製鋼所 | 高圧処理装置 |
JP2003139296A (ja) * | 2001-11-01 | 2003-05-14 | Kyoritsu Kogyo Kk | 繊維強化圧力容器及びその製造方法 |
JP2004197812A (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-15 | Toray Ind Inc | 高圧ガス貯蔵容器 |
JP4219194B2 (ja) * | 2003-03-11 | 2009-02-04 | 株式会社豊田自動織機 | 圧力容器 |
JP2008286297A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Toyota Motor Corp | 高圧タンク製造方法 |
-
2008
- 2008-12-24 JP JP2008327520A patent/JP5467766B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010151167A (ja) | 2010-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0550951B1 (en) | Improved boss for a filament wound pressure vessel | |
JP6725485B2 (ja) | 高圧水素ガス用蓄圧器 | |
JP5467766B2 (ja) | 高圧処理装置 | |
JP6902544B2 (ja) | 圧力容器ドームの通気孔 | |
CN104955345B (zh) | 用于高压室的容器密封装置 | |
EP0744993B1 (en) | High pressure press and method for high pressure treatment of substances | |
KR20180118140A (ko) | 압력 용기 및 후프랩 복합 압력 용기 | |
JP5466387B2 (ja) | 線巻式圧力容器 | |
KR20200070380A (ko) | 압력 용기 | |
JP2016089891A (ja) | 蓄圧器及び蓄圧器の製造方法 | |
CN113195962A (zh) | 氢气蓄压器 | |
JP2021501855A (ja) | 冗長シールを備えるブラインドボス嵌合部品 | |
JP6975695B2 (ja) | 高圧水素ガス用蓄圧器 | |
KR101928286B1 (ko) | 안전성을 향상시킨 살균처리용 고압 반응기 | |
US8602249B2 (en) | Pressure vessel head with inverted neck | |
EP2189696B1 (en) | Fiber-reinforced resin pipe | |
JP2019044967A (ja) | 高圧水素ガス用蓄圧器 | |
EP1089810A1 (en) | High pressure apparatus | |
US9752680B2 (en) | Sealing ring for container | |
CA1056317A (en) | Pressure vessel construction and method | |
US11879592B2 (en) | Gas pressure vessel | |
EP2880999A1 (en) | High pressure container for withstanding fatigue operating cycles | |
EP4246019A1 (en) | High-pressure gas container and method for manufacturing same | |
JP2004245348A (ja) | 圧力容器 | |
JP4758859B2 (ja) | 筒形胴を有する高圧容器の胴構造および胴製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120326 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120911 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130507 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130704 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140128 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140128 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |