JP5465442B2 - 光学的計測装置 - Google Patents
光学的計測装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5465442B2 JP5465442B2 JP2009028723A JP2009028723A JP5465442B2 JP 5465442 B2 JP5465442 B2 JP 5465442B2 JP 2009028723 A JP2009028723 A JP 2009028723A JP 2009028723 A JP2009028723 A JP 2009028723A JP 5465442 B2 JP5465442 B2 JP 5465442B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measurement
- light
- brightness
- sine wave
- phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
この発明は、観測光と参照光を含む複数の波長の光を発生する光発生手段と、該光発生手段からの観測光と参照光を計測対象物の計測面を介して干渉可能な状態で撮像手段に導く光学系と、上記観測光と参照光とを干渉させて計測対象物の計測面の2次元干渉画像を撮像する撮像手段と、上記計測対象物の計測面の高さ毎の各光の位相の理論的組み合わせを記録した位相−高さ変換テーブルと、該位相−高さ変換テーブルを利用して上記計測対象物の計測面の微小高さを求める画像解析プログラムを有する画像解析手段とを備えるとともに、上記撮像手段を上記計測対象物の計測面に対して相対的に所定の傾斜角を持たせて設置することにより、上記撮像された2次元干渉画像に濃淡表示される干渉縞を生じさせ、該干渉縞の濃淡の変化パターンを観測することにより、上記計測対象物の計測面の微小高さを計測するようにしてなる光学的計測装置において、上記計測対象物を一定の方向に移動させる計測対象物移動手段を設けるとともに、上記撮像手段がラインセンサーであって、上記撮像された2次元干渉画像に計測方向と直交する方向の干渉縞が形成されるように、その光軸を上記計測対象物の計測面に対して所定の方向に相対的に所定角傾斜させて設置することにより、上記計測対象物が移動する状態において計測面の微小高さ等を計測するように構成したことを特徴とするものである。
この発明は、上記請求項1の発明の構成において、画像解析手段は、2次元干渉画像に光学系の構造に起因する明るさの変化がある場合、同明るさの変化を曲線に近似化し、該曲線により基準サイン波の周期を補正するようになっていることを特徴としている。
この発明は、上記請求項1又は2の発明の構成において、画像解析手段は、明るさの最大値および最小値を取る極値位置を計算し、それらの間をサイン波で結んで基準サイン波とし、実際の明るさ値を同基準サイン波と比較することにより、明るさ変化の位相を求めるようになっていることを特徴としている。
まず図1〜図13は、レーザ光の干渉縞の濃淡変化を利用して微小物体の表面形状や高さ寸法を計測する本願発明の実施の形態1に係る光学的計測装置の構成を示している。
先に提案した特許文献2の発明の問題点は、明るさ変化の位相を求めるために、観測光と参照光の光路長を変えながら数十回の撮像を行い、特定の計測点の明るさの変化をサイン波として解析し、その位相を求めたことにある。本願発明は、この光路長を変えながら明るさ変化の位相を求める点を、2次元干渉画像上の縞模様の濃淡の変化から求めるようにしたことを特徴としている。
つぎに、同原理を採用した光学的計測装置の具体的な構成を図4〜図13に基いて詳細に説明する。
(ステップS1) まず、計測対象物Dを図4の駆動台WAの上に載せて一定方向(矢印方向)に送りながら、図5に示す第1〜第4のラインセンサーLS1〜LS4の多波長撮像光学系により干渉画像を作成し、第1〜第3のCCDカメラC1,C2,C3により各波長のレーザ光毎の2次元干渉画像、IF1,IF2,IF3(図2参照)を得る。
図8のフローチャートのステップS1〜ステップS3の各処理内容について説明すると、次のようになる。
さ変化の位相とする。
(ステップS1) 先ず図10の様な、基準サイン波形を1周期分、最小値から次の最小値まで数10点のサンプル点の強度データ(サイン波サンプルデータ)として数値化し、データテーブルF(i)に記憶する。次に、計測線la,lb上でも明るさ変化が極小値から極小値となる2点を検出する。
次に図14〜図16は、本願発明の実施の形態2に係る微小物体の光学的計測装置の明るさ変化に対応した基準サイン波の補正方法(周期の補正)を示している。
(1) 光源について
以上の各実施の形態における説明では、観測光と参照光を含む複数の波長の光を発生する光源(光発生手段)の例として、それぞれレーザ光源を使用したが、これは、例えば所定の波長の発光ダイオード(LED)又は白色光源からの光を狭帯域フィルタを介して所定の波長の光に絞り込んだ発光装置などに変更することも可能である。
上記微小な計測対象物体や同物体の微小な計測対象面の所定の位置間の段差寸法(高さ寸法)や3次元形状、例えば半導体や液晶ディスプレーの製造ライン、マイクロマシンなどの製造ラインにおけるナノメータレベルでのパターン間の段差寸法や微小な機構部分の高さなどを光学的に計測する計測対象の具体的な例として、例えば次のようなものをあげることができる。
・形状転写樹脂金型としてのナノインプリント装置(想定する段差:0.1〜1ミクロン程度)
・マイクロ流路(想定する段差:10〜100ミクロン程度)
・バイオチップ(想定する段差:10〜100ミクロン程度)
もちろん、本願発明の適用対象は、決して、これらに限定されるものではなく、これらに類する各種のものを計測対象として適用することができる。
Claims (3)
- 観測光と参照光を含む複数の波長の光を発生する光発生手段と、該光発生手段からの観測光と参照光を計測対象物の計測面を介して干渉可能な状態で撮像手段に導く光学系と、上記観測光と参照光とを干渉させて計測対象物の計測面の2次元干渉画像を撮像する撮像手段と、上記計測対象物の計測面の高さ毎の各光の位相の理論的組み合わせを記録した位相−高さ変換テーブルと、該位相−高さ変換テーブルを利用して上記計測対象物の計測面の微小高さを求める画像解析プログラムを有する画像解析手段とを備えるとともに、上記撮像手段を上記計測対象物の計測面に対して相対的に所定の傾斜角を持たせて設置することにより、上記撮像された2次元干渉画像に濃淡表示される干渉縞を生じさせ、該干渉縞の濃淡の変化パターンを観測することにより、上記計測対象物の計測面の微小高さを計測するようにしてなる光学的計測装置において、上記計測対象物を一定の方向に移動させる計測対象物移動手段を設けるとともに、上記撮像手段がラインセンサーであって、上記撮像された2次元干渉画像に計測方向と直交する方向の干渉縞が形成されるように、その光軸を上記計測対象物の計測面に対して所定の方向に相対的に所定角傾斜させて設置することにより、上記計測対象物が移動する状態において計測面の微小高さ等を計測するように構成したことを特徴とする光学的計測装置。
- 画像解析手段は、2次元干渉画像に光学系の構造に起因する明るさの変化がある場合、同明るさの変化を曲線に近似化し、該曲線により基準サイン波の周期を補正するようになっていることを特徴とする請求項1記載の光学的計測装置。
- 画像解析手段は、明るさの最大値および最小値を取る極値位置を計算し、それらの間をサイン波で結んで基準サイン波とし、実際の明るさ値を同基準サイン波と比較することにより、明るさ変化の位相を求めるようになっていることを特徴とする請求項1又は2記載の光学的計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009028723A JP5465442B2 (ja) | 2008-02-14 | 2009-02-10 | 光学的計測装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008032728 | 2008-02-14 | ||
JP2008032728 | 2008-02-14 | ||
JP2009028723A JP5465442B2 (ja) | 2008-02-14 | 2009-02-10 | 光学的計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009216702A JP2009216702A (ja) | 2009-09-24 |
JP5465442B2 true JP5465442B2 (ja) | 2014-04-09 |
Family
ID=41188695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009028723A Expired - Fee Related JP5465442B2 (ja) | 2008-02-14 | 2009-02-10 | 光学的計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5465442B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110455223A (zh) * | 2019-07-31 | 2019-11-15 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 一种基于条纹相位的干涉图倾斜角测量方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012154765A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Rexxam Co Ltd | 光学的計測装置 |
CN109682356B (zh) * | 2019-01-24 | 2024-03-22 | 成都大亦科技有限公司 | 基于激光基准面的自动化测量装置 |
WO2020170328A1 (ja) * | 2019-02-19 | 2020-08-27 | 株式会社Fuji | 部品装着機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07134013A (ja) * | 1993-06-28 | 1995-05-23 | Hitachi Ltd | 表面形状計測方法および投影露光装置 |
JP2005189069A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Sony Corp | 表面形状測定方法及び表面形状測定装置 |
WO2007088789A1 (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-09 | Tokyo Institute Of Technology | 表面形状の測定方法およびこれを用いた装置 |
-
2009
- 2009-02-10 JP JP2009028723A patent/JP5465442B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110455223A (zh) * | 2019-07-31 | 2019-11-15 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 一种基于条纹相位的干涉图倾斜角测量方法 |
CN110455223B (zh) * | 2019-07-31 | 2020-12-25 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 一种基于条纹相位的干涉图倾斜角测量方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009216702A (ja) | 2009-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101283858B1 (ko) | 형상 측정 장치, 관찰 장치 및 화상 처리 방법 | |
US7969582B2 (en) | Laser scanning microscope apparatus, and surface shape measuring method thereof | |
TWI291013B (en) | Digital-structured micro-optic three-dimensional confocal surface profile measuring system and technique | |
JP6193218B2 (ja) | 表面を非接触にて測定するための方法および装置 | |
US20100321773A1 (en) | Method and system for three-dimensional polarization-based confocal microscopy | |
EP2327956B1 (en) | Method and apparatus for determining the height of a number of spatial positions on a sample | |
CN103477209A (zh) | 用于荧光显微镜中照明相位控制的系统和方法 | |
JP4939304B2 (ja) | 透明膜の膜厚測定方法およびその装置 | |
JP5663758B2 (ja) | 形状測定方法及び形状測定装置 | |
JP5465442B2 (ja) | 光学的計測装置 | |
CN108603848A (zh) | 用于光学三维形貌测量的方法及系统 | |
JPWO2011138874A1 (ja) | 高さ測定方法及び高さ測定装置 | |
US10731971B1 (en) | Method of measuring 3D profile | |
JP5514641B2 (ja) | レーザー干渉バンプ測定器 | |
KR101833245B1 (ko) | 위상측정 광선편향법을 이용한 표면 검사 장치의 교정 방법 및 시스템 | |
JP6273109B2 (ja) | 光干渉測定装置 | |
KR20220110661A (ko) | 이미지들로부터 값들을 추정하는 장치 및 방법 | |
JPWO2018190339A1 (ja) | 収差補正方法及び光学装置 | |
JP2007248208A (ja) | 形状特定装置及び形状特定方法 | |
JP5222505B2 (ja) | 微小物体の光学的計測装置 | |
JP2010060420A (ja) | 表面形状および/または膜厚測定方法およびその装置 | |
JP5331601B2 (ja) | 光学的計測装置 | |
Hinz et al. | A 3d measuring endoscope for use in sheet-bulk metal forming: Design, algorithms, applications and results | |
RU2825348C1 (ru) | Устройство и способ оценки значений по изображениям | |
JP2018119817A (ja) | 形状測定装置および形状測定方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111212 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20111222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20111212 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130312 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130313 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130510 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140122 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |