JP5465089B2 - 脳機能計測用視覚刺激提示装置、機能的磁気共鳴画像装置、脳磁計、脳機能計測方法 - Google Patents

脳機能計測用視覚刺激提示装置、機能的磁気共鳴画像装置、脳磁計、脳機能計測方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5465089B2
JP5465089B2 JP2010123819A JP2010123819A JP5465089B2 JP 5465089 B2 JP5465089 B2 JP 5465089B2 JP 2010123819 A JP2010123819 A JP 2010123819A JP 2010123819 A JP2010123819 A JP 2010123819A JP 5465089 B2 JP5465089 B2 JP 5465089B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brain function
subject
brain
function measurement
visual
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010123819A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011245202A (ja
Inventor
好克 市村
康裕 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2010123819A priority Critical patent/JP5465089B2/ja
Priority to US13/117,815 priority patent/US20110295103A1/en
Publication of JP2011245202A publication Critical patent/JP2011245202A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5465089B2 publication Critical patent/JP5465089B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/4806Functional imaging of brain activation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Description

本発明は、磁場の変化を検知することによって被験者の脳機能計測を行う装置を実施する際に、被験者に対する視覚刺激の提示に用いる脳機能計測用視覚刺激提示装置、及び機能的磁気共鳴画像装置、脳磁計、脳機能計測方法に関する。
医療の様々な場面で、磁場の変化を検知することによって脳機能を計測する装置が用いられる。
磁気共鳴画像(MRI: magnetic resonance imaging)装置や脳磁計(MEG:Magnetoencephalograph)は、磁場の変化を検知することによって脳機能を計測する代表的な装置である。この中で、磁気共鳴画像装置は、被験者の測定部位に静磁場を加え、さらに特定の高周波磁場を加えて、これによって発生した核磁気共鳴現象を利用して画像が得られるようにした装置である。
また、医療および特に心理学の分野での研究用として、機能的MRI(functional MRI)と呼ばれる特定の機能を持たせたMRIも用いられている。以下、これをfMRI法と記す。
fMRI法では、被験者の脳の機能を研究するため、被験者に、視覚、触覚、聴覚等に関する様々な刺激を与え、その刺激による脳の反応をMRIを用いて測定される。
fMRI法による測定においては、被験者に複数の種類の刺激を時系列的に順番に与え、それら刺激に対応した脳の活動の相対的な変化を検出・解析している。したがって、fMRI法を実施する機能的磁気共鳴画像装置に用いられる脳機能計測用刺激提示装置においては、複数の種類の刺激を用意し、被験者に提示することが必要である。
特に、視覚刺激を与える測定においては、複数の刺激を時系列的順番に、提示時間を精密に制御しながら提示するために、複数の画像・映像を電子的に生成しディスプレーやプロジェクター等に表示して、被験者に提示する手法がよく用いられる。
一方、被験者の脳機能計測を行うfMRI法による測定においては、被験者脳内における磁場の非常に微弱な変化を測定する。
このため、fMRI装置は磁気シールドルーム内に設置され、さらにシールドルーム内に磁性体からなる器具や電磁気的雑音が発生する器具を持込まないことが要求される。
したがって、視覚刺激を提示しながらfMRI法による測定を実施する場合、シールドルーム内に通常のディスプレーやプロジェクター等の電子機器を設置することができない。
このため、fMRI法による測定中に被験者に提示される刺激を与えるための装置には、電磁気的ノイズが発生しないように様々な工夫がされている。
従来、以上のようなfMRI法による測定において視覚刺激を与えるための技術として、特許文献1では図10に示される構成の脳機能計測システムが提案されている。
このfMRI法を実施する機能的磁気共鳴画像装置では、電磁的遮蔽が施されたMRI本体を設置するシールド室に隣接して、制御装置を設置する制御室に視覚刺激画像の投射装置が設置されている。
そして、シールド室と制御室の間に設けた投射光線用の開口部を通じて、投射映像をシールド室内のスクリーン等に投影することで、被験者に視覚刺激画像を提示するように構成されている。
また、特許文献2で提案されている環境調整システム等では、被験者に五感(例えば視覚)を通じて知覚される環境要素を提示しながら、脳活動状態をfMRI法による脳機能計測装置で測定する手法が開示されている。
この環境調整システム等では、被験者に知覚される環境要素としてのパネルや紙に印刷または描写された写真、イラスト、文章などの目標画像が、観察者の手によって提示される事例が開示されている。
また、非特許文献1で提案されているMRI対応ロボット手術システムでは、圧縮空気を用いたアクチュエーターが用いられている。
このシステムでは、MRIから2.5m程度離れた場所に圧縮空気の制御系を設置し、MRIボア内にセットした圧縮空気で作動するピストン状のアクチュエーターを駆動するようにされている。
特開2004−160086号公報 特開2009−50474号公報
G.S.Fischer、Proceedings of 2008 IEEE International Conference on Robotics and Automation p.2489〜2495
しかしながら、上記した従来のものにおいては、つぎのような課題を有している。
上記特許文献1のものでは、fMRI法による測定に与える電磁気的なノイズを低減するために、測定対象領域(すなわち被験者の大脳)より離れた場所に映像、画像の投射装置や液晶表示装置を設置している。
そして、カメラ、ビデオ等で撮像した画像、映像を電子的にデータ処理し、投射装置や液晶表示装置に表示させたものを、光学系を通して被験者に視覚刺激として提示している。
従来、ヒトすなわち観察者が物体を見る(観察する)という行為は、何らかの光源が存在し、光源から発せられる光束により物体が照明され、その照明の反射光からなる物体の像が観察者の眼球内の網膜上に結像される。そして、最終的に網膜からの生体信号を脳が情報処理するという過程を含んでいる。
しかしながら、自発光により像を表現するディスプレーやスクリーン等に像を反射もしくは透過させることで像を表現するプロジェクターを用い、物体の像を観察者に提示する場合は、上記光源、物体、反射というプロセスを完全に再現することは極めて困難である。
したがって、例えば医学・心理学で視覚に関する認知実験を行う場合、現実の物体を観察した場合と、ディスプレーやプロジェクターを介して観察した場合では、双方の観察の間で明らかに異なった視覚認知実験計測結果が得られる。
特に、ディスプレーやプロジェクターを用いて、物体表面のテクスチャー感、光沢感、金属光沢感等を高度に再現することは一般的に難しく、現実の物体を観察した場合に比して、現実感・臨場感が低減するとされている。
従って、上記特許文献1のように、プロジェクター等を用いて被験者へ視覚刺激を提示する手法では、現実の物体を照明を制御しながら被験者に提示するというプロセスを経ていないため、現実の物体を提示した場合と同様の状態等を再現することは困難である。
そのため、それら物体が有する微妙な表面状態や高度な質感を臨場感を持って被験者に提示して、fMRI法による測定を実施することは困難である。
また、fMRI法による測定において被験者に提示するための試料として現実の物体を用いる際は、脳機能測定時のMRI機能画像を取得するタイミングと、視覚刺激用試料を提示するタイミングを精密に制御する必要がある。
さらに、物体の表面が有する微妙な表面状態や高度な質感を提示するためには、光源と物体および観察者(の目)の位置関係を正確に制御する必要がある。
このために、実際の物体を用いて視覚刺激を提示しながらfMRI法による測定を試みる場合には、視覚刺激用の複数の試料の提示時間および提示場所を精密に制御することが必要である。
上記特許文献2の環境調整システム等では、被験者に五感(例えば視覚)を通じて知覚される写真、イラスト、文章などの目標画像を提示しながら、脳活動状態を測定している。
しかしながら、ここでは目標画像が人間の手によって提示されており、このような手法では被験者に提示する視覚刺激用試料の提示時間や位置を精密に制御することは困難である。
また、上記非特許文献1のMRI対応ロボット手術システムでは、MRIから2.5m程度離れた場所に圧縮空気の制御系を設置し、MRIボア内にセットした圧縮空気で作動するピストン状のアクチュエーターを駆動するものであり、機構が複雑である。
また、位置制御精度が±5mm程度であり、より精密な位置制御技術として、必ずしも満足の得られるものではない。
本発明は、上述の課題に鑑み、磁場の変化を検知することによって被験者の脳機能計測を行う装置を実施するに際し、被験者に現実の物体からなる複数の視覚刺激用の試料を選択的に提示するに当たり、
提示時間および提示場所を精密に制御し、物体の表面が有する微妙な表面状態や高度な質感を提示することが可能となる脳機能計測用視覚刺激提示装置、及び機能的磁気共鳴画像装置、脳磁計、脳機能計測方法を提供することを目的とする。
本発明は、つぎのように構成した脳機能計測用視覚刺激提示装置、及び機能的磁気共鳴画像装置、脳磁計、脳機能計測方法を提供するものである。
本発明の脳機能計測用視覚刺激装置は、磁場の変化を検知することによって被験者の脳機能計測を行う装置を実施する際に、被験者に対する視覚刺激の提示に用いる脳機能計測用視覚刺激提示装置であって、
前記被験者に提示する視覚刺激用の試料として、現実の物体による複数の試料を設置するための非磁性体からなる試料保持手段と、
前記試料保持手段に設置された現実の物体による複数の試料を前記被験者に選択的に提示するため、前記試料保持手段を制御手段を介して駆動制御する非磁性体からなるアクチュエーターと、を有することを特徴とする。
また、本発明の機能的磁気共鳴画像装置は、上記した脳機能計測用視覚刺激提示装置を備えていることを特徴とする。
また、本発明の脳磁計は、上記した脳機能計測用視覚刺激提示装置を備えていることを特徴とする。
また、本発明の脳機能計測方法は、複数の視覚刺激用の試料を選択的に提示する脳機能計測用視覚刺激提示装置を用い、磁場の変化を検知することによって被験者の脳機能を計測する脳機能計測方法であって、
前記複数の視覚刺激用の試料として、現実の物体による複数の試料が設置された非磁性体からなる試料保持手段を、非磁性体からなるアクチュエーターによって駆動し、該現実の物体からなる複数の試料を前記被験者に選択的に提示し、
前記被験者の脳に感覚刺激を与えない状態と、前記被験者の脳に感覚刺激を与える状態とを、交互に繰り返してそれぞれの状態における画像を取得するステップと、
前記ステップで取得された、前記被験者の脳に感覚刺激があたえられない状態で取得された画像と、
前記被験者の脳に感覚刺激を与えた状態で取得された画像とを比較することによって、脳の活動状況を反映した脳機能画像を取得するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、磁場の変化を検知することによって被験者の脳機能計測を行う装置を実施するに際し、被験者に現実の物体からなる複数の視覚刺激用の試料を選択的に提示するに当たり、
提示時間および提示場所を精密に制御し、物体の表面が有する微妙な表面状態や高度な質感を提示することが可能となる脳機能計測用視覚刺激提示装置、及び機能的磁気共鳴画像装置、脳磁計、脳機能計測方法を実現することができる。
本発明の実施例1における脳機能計測用視覚刺激提示装置を備えた機能的磁気共鳴画像(fMRI)装置の断面図。 本発明の実施例1における脳機能計測用視覚刺激提示装置を構成する試料ホルダーの拡大図。 本発明の実施例1で使用される視覚刺激試料を説明する図。 本発明の実施例1における被験者に与える視覚刺激および、脳機能画像取得に関するシーケンスを説明する図。 一般的な脳機能計測で使用される、ブロックデザインと呼ばれる手法を用いたシーケンスを表す図。 本発明の実施例1における超音波モーターの別の構成例として、試料ホルダーとアクチュエーターを回転ベルトで接続した構成を示す図。 本発明の実施例2における複数の試料ホルダー、アクチュエーターを用いた脳機能計測用視覚刺激提示装置の構成を示す図。 本発明の実施例3における直線駆動型アクチュエーターを用いた脳機能計測用視覚刺激提示装置の構成を示す図。 本発明の実施例4における、脳機能計測用視覚刺激提示装置を適用した脳磁計の構成を示す図。脳磁計測において用いられる脳機能計測用視覚刺激装置の構成を示す図。 従来例における脳機能を計測する磁気共鳴画像装置に用いられる被験者に視覚刺激を提示するための脳機能計測用視覚刺激提示装置の構成を示す図。
以上に説明したように、本発明の磁場の変化を検知することによって被験者の脳機能計測を行う装置を実施する際に、被験者に対する視覚刺激の提示に用いる脳機能計測用視覚刺激提示装置は、被験者に提示する視覚刺激用の試料として、現実の物体からなる複数の試料を提示可能に構成されている。
すなわち、選択した物体の表面から反射される反射光によって形成される上記物体の像を、被験者が直接観察可能な範囲に提示可能に構成されている。
したがって、カメラ・ビデオ等で取得した画像、もしくはシミュレーション等を用いて生成した画像を、電子的に処理してディスプレーもしくはプロジェクターで提示することによる従来のものに比して、視覚情報の質の劣化を抑制することができる。
そのため、画像の質感の劣化や臨場感の低減を抑制することができ、被験者に高度な質感を持った刺激を提示しながらの脳機能計測を行うことが可能となる。
また、脳機能測定に際して被験者に現実の物体からなる複数の視覚刺激用の試料を選択的に提示するに当たり、提示時間および提示場所を精密に制御することが可能に構成することにより、物体の表面が有する微妙な表面状態や高度な質感の提示が可能となる。
また、本発明において、磁場の変化を検知することによって被験者の脳機能計測を行う装置として、機能的磁気共鳴画像装置、脳磁計を挙げているが、本発明はこれらに限定されるものではない。
以下に、本発明の実施例について説明する。
[実施例1]
実施例1では、脳機能測定に際し、被験者に現実の物体からなる複数の視覚刺激用の試料を提示する脳機能計測用視覚刺激提示装置を機能的磁気共鳴画像(fMRI)装置に設置して、脳機能測定方法を実施する例について説明する。
機能的磁気共鳴画像(fMRI)装置を用いた場合は、脳機能の発現に伴う脳内の活性部位を高感度かつ高精細に画像化できるため好ましい。
まず、本実施例において、複数の視覚刺激用の試料を選択的に提示する脳機能計測用視覚刺激提示装置を、被験者の脳機能計測を行う機能的磁気共鳴画像装置に設置した場合の構成例について、図1を用いて説明する。
本実施例においては、図1に示すように、被験者101はMRI装置100に付属した寝台102に横たわり、傾斜磁場コイル103、及び超伝導磁石104が備えられた筒状の計測部(ボア)105内に配置される。
ボア内部において、被験者101の眼前には非磁性体材料からなる超音波モーター106と超音波モーターに接続された非磁性体材料からなる試料ホルダー(試料保持手段)107が、非磁性体材料からなる試料提示装置固定台108に取り付けられている。
試料ホルダー107に設置された現実の物体からなる複数の試料を被験者に選択的に提示するため、試料ホルダー107を制御手段を介して駆動制御する非磁性体からなるアクチュエーターが構成されている。
具体的には、超音波モーター106の駆動を制御するコントローラー(制御手段)109は、MRIが設置されている磁気シールド室110内部で、かつMRI本体内部の計測位置から最大の距離を有する場所に設置されている。そして、電磁気的にシールドされた制御線111によって、超音波モーター106と接続されている。
この超音波モーター106は、被験者に現実の物体からなる複数の視覚刺激用の試料を選択的に提示するに当たり、コントローラー109を介して提示時間および提示場所を駆動制御することが可能に構成されている。
なお、ここでの超音波モーターとしては、特開平3−253272号公報等、多くの文献に開示されている、圧電素子(電気−機械エネルギー変換素子)によって駆動されるようにした構成のものを用いることができる。
また、被験者101の頭部上方にあたる部分には、試料ホルダー107上の試料を照明するための非磁性体材料からなる光ファイバー照明装置112が設置されている。
ファイバー照明装置112は任意の方向から試料ホルダー107に照明光を照射することができる機能を有する(図示せず)。
また、被験者101の後頭部にはMR信号検出用コイル113が設置されており、神経活動に伴う脳血流変化によって発生した電磁波信号を検出する。
ここでは、被験者眼前の視野を確保する目的と大脳視覚野、すなわち被験者の後頭部、において高感度の脳機能計測を行うため、コイル113は表面コイル型のRFコイルを用いている。
図2は、本実施例における脳機能計測用視覚刺激提示装置を構成する試料ホルダー107の拡大図である。
試料ホルダー107は、直方体をしており、長方形をなす4面201、202、203、204には、被験者に提示したい試料を設置する。
直方体の正方形の端面部205には、超音波モーター106が取り付けられている。超音波モーターの回転軸206は試料ホルダー端面部の正方形中心に接続されており、試料ホルダー107はこの回転軸を中心に回転できる。
つぎに、図1および図2を用い、本実施例における機能的磁気共鳴画像法による脳機能計測方法の手順について説明する。
ここでは説明を簡単にするため、図3で示すような2種類の図面を紙の上に印刷したものを用いた測定を行うものとする。
図3(a)は、被験者の脳の反応を測定するための任意の刺激図形を印刷した紙の試料301である。
一方、図3(b)に示す試料302は、図3(a)の301と同じ大きさの紙の試料であるが、全面均一に灰色で着色されているものを用いる。
試料301、302は、試料ホルダー107の面201と202に装着されるものとする。
なお、紙試料301、302および印刷に用いるインク材料等は、磁性体が含まれていないものとする。
MRIボア内105のMRI測定位置に被験者101の頭部が位置されるように、寝台102がセットされる。
被験者101の眼前には試料ホルダー107が、面202に装着された試料302を被験者101が観測できる位置にセットされる。
それと共に、試料ホルダー107の他の面(面201、203、204。面203および204は図示せず。)は、被験者101から観察できない位置にセットされる。
また、この際に、被験者101が観測する面は、所望の光量・入射角度をもった照明装置112によって、照明されるように構成されている。
つぎに、図4を用いて、本実施例における被験者に与える視覚刺激および、脳機能画像取得に関するシーケンスについて説明する。
まず、被験者に与える視覚刺激のシーケンスを、図4(a)、(b)を用いて説明する。
被験者には、以下に示すステップ(1)〜(6)において、視覚刺激を与える。なお、図4(a)は各ステップの順番と時間間隔、図4(b)は試料ホルダー・試料と被験者の位置関係を示している。
ステップ(1):被験者に、面202に装着された試料302を時間区間t1の間提示する。
ステップ(2):次に、超音波モーターを時間区間t2の間に90度回転させ被験者に提示する面を面202から面201に変更する。
ステップ(3):面201に装着した試料301を時間区間t3の間被験者に提示する。
ステップ(4):続いて、超音波モーターを時間区間t4の間に、ステップ(2)とは逆方向に90度回転させ被験者に提示する面を面201から面202に変更する。
ステップ(5):再度面202に装着した試料302を時間区間t5の間被験者に提示する。
このステップ(2)からステップ(5)までを1ループとし、以下、超音波モーターの駆動・試料301、302の提示を、ステップ(2)、ステップ(3)、ステップ(4)、ステップ(5)、ステップ(2)、…ステップ(5)の順番でループをN回繰り返す。
最後に、ステップ(6):面202に装着した試料302をt6の間提示させて終了する。
なお、この例では、試料301、302に照射する照明の光量は一定であるものとする。
一般的に、fMRI法による脳機能測定において、被験者に与える刺激の提示方法は複数用いられるが、本実施例では一般的な脳機能計測で使用される、ブロックデザインと呼ばれる手法を用いる。
すなわち、図5で示すように、「レスト・ブロック」と呼ばれる被験者に感覚刺激を与えない状態と、「タスク・ブロック」と呼ばれ、被験者に感覚刺激を与える状態を、交互に繰り返す。
そして、レスト期間に得られた脳機能画像(すなわち、脳に感覚刺激があたえられない状態の画像)と、タスク期間に得られた脳機能画像(すなわち、脳に感覚刺激を与えた状態の画像)の2種類を取得する。
この取得した2種類の画像を比較することで、脳に感覚刺激を与えた状態の、脳の活動状況を反映した脳機能画像を得るものである。
本実施例では、試料301の任意図形の提示が「タスク」、試料302の全面均一に灰色で着色されている試料の提示が「レスト」に対応する。
図4中の本実施例における視覚刺激提示シーケンスを、図5に示すブロックデザインシーケンスと対応させると、つぎのようになる。
すなわち、(3)の試料301をt3の間被験者に提示するステップが、「タスク」に、(1)、(5)および(6)の、試料302をそれぞれ、t1、t5、t6、被験者に提示するステップが「レスト」に相当する。
つぎに、図4(c)を用いて、MRIによる脳機能画像取得シーケンスについて説明する。
被験者に与える視覚刺激を提示するタイミングと同期させ、タスク期間すなわちステップ(3)の時間区間t3において、任意図形を視覚刺激として提示した際の脳機能画像と、
レスト期間すなわちステップ(5)の時間区間t5において得られた脳機能画像と、をそれぞれ取得する。
本実施例では、(2)から(5)のステップをN回繰り返しているので、タスク時の脳機能画像と、レスト時の脳機能画像がそれぞれN個ずつ得られる。
これらを平均化等の画像処理を行うことでノイズを除去して、最終的にタスク時とレスト時の画像を比較して、本タスクすなわち、任意の視覚刺激を提示した際の脳機能画像を得ることができる。
なお、ステップ(1)とステップ(6)では、それぞれタスクを提示する実験前後でのレスト状態における被験者の脳機能画像を取得し、Nステップのタスク提示、レスト提示の前後、
すなわち、測定前後での被験者の脳機能の状態を測定時の状態と比較することを可能とする。
ここで、実施例での脳機能画像取得シーケンスにおいて、ステップ(2)およびステップ(4)で、超音波モーターを回転させて、被験者に提示する試料を交換する。
しかし、この時間、t2およびt4の時間区間の間は、脳機能画像を取得しないように、MRIの脳機能画像取得シーケンスを作成することが望ましい。
この理由は二点ある。
一つ目の理由は、本実施例の脳機能計測用試料提示装置では、実際の物体を移動、もしくは回転させることで被験者に提示する刺激を変えている。
したがって、従来のディスプレーやプロジェクターを利用した視覚刺激提示実験と比較し、刺激を変えるためにより長い時間が必要である。
そのため、この時間区間ではタスクとレストの視覚刺激が混在してしまう可能性があるためである。
二つ目の理由は、超音波モーターを駆動することで、わずかに発生する電磁波が、脳機能画像の劣化を引き起こす可能性もあるためである。
超音波モーターを駆動している時間区間の間、脳機能画像の取得を停止することで、測定後の解析で使用する画像データに、超音波モーターの駆動に起因するノイズが重畳されることを抑制することが可能となる。
なお、MRI装置の種類によっては、以上のようにt2およびt4の間のみ、脳機能画像の取得を停止することができないものもある。
この場合は、測定全期間にわたって脳機能画像を取得したのち、t2およびt4の時間区間に取得した脳機能画像を使用せず、t3およびt5で取得した画像データのみを解析することで、所望の脳機能画像を得ることができる。
ここでも、測定前後での被験者の脳機能の状態を知るためにt1およびt6で取得した脳機能画像も利用することが可能である。
以上の本実施例においては、脳機能計測用試料提示装置を用いて、被験者に視覚刺激を提示し脳機能測定を実施するように構成されているが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。
例えば、脳機能計測用試料提示装置の構成をつぎのように変更してもよい。
すなわち、試料ホルダー107は直方体に限定されず、三角柱、五角柱、六角柱等、回転中心軸と平行に試料提示面を有するような角柱形状のものも使用できる。また、中心に回転中心軸を有する長方形の板状のものも、試料ホルダーとして使用可能である。被験者に試料ホルダーの一面を提示する際に、他の面が被験者からは見えなくなるようにすることが好ましい。
また、本実施例では、試料ホルダーの隣接した2面に各面に1つずつ紙上に印刷した試料をセットした。
しかし、脳機能計測で使用するブロックデザインを変更することで、各面に複数の試料をセットすることも可能である。
また、本実施例の直方体形状の試料ホルダーの4面、すなわち図2(a)における面201、202、203、204各面を用いて、試料をセットすることも可能である。
さらには、試料ホルダーの中心軸と超音波モーターの回転軸は、必ずしも同一直線上に配置される必要はない。
図6に示すように、試料ホルダー601と超音波モーター602を距離をあけて設置し、間を回転ベルト603で接続して、試料ホルダーを回転させるような構成も可能である。
この場合、試料ホルダーおよび超音波モーターにベルトを装着するためのプーリー機構604、605の直径の比を変えることで、試料ホルダーの回転速度を速めたり、また制御角度の分解能を小さくすることも可能である。
なお、図6(a)は側面図、図6(b)は上面図である。
また、本実施例では、紙上に印刷したものを試料として用いたが、絵画や布や皮のような実際の物体を試料として試料ホルダーにセットすることも可能である。さらには、試料ホルダーを工夫すれば、厚みのあるバルク状の物体を、MRI装置のボア内部の大きさや被験者の頭部と試料の距離からなる幾何学的な制約を満たす範囲内で脳機能計測用の試料として利用することも可能である。
但し、これらの試料も磁性体を含まないものとする。
[実施例2]
実施例2では、脳機能計測用視覚刺激提示装置を構成する試料ホルダーと超音波モーターを複数備えた構成例について、図7を用いて説明する。
本実施例の脳機能計測用視覚刺激提示装置における試料ホルダーでは、図7で示すように、一つの回転軸上701に配置した二つの試料ホルダー702および703が、二つの超音波モーター704および705で回転させるように構成されている。
これにより、試料ホルダー702および703に、異なった種類の視覚刺激の組を装着し、2組の試料間の比較をタスクとした際の脳活動を計測するような脳機能計測も実施可能となる。
なお、図7(a)は斜視図、図7(b)は上面図である。
[実施例3]
実施例3では、試料ホルダーを駆動するアクチュエーターとして、実施例1のように超音波モーターによる回転型アクチュエーターではなく、直線駆動型のアクチュエーターを利用する構成例について、図8を用いて説明する。
本実施例の直線駆動型のアクチュエーターは、図8に示されるように、試料ホルダー801の面上に一列に、複数の試料(802、803、804)がセットされ、直線駆動型アクチュエーター805が、試料ホルダーに接続されている。
直線駆動型アクチュエーターは、806で図示される直線的な方向に、試料ホルダー801を移動させる。
被験者の眼807と試料ホルダーの間には、観察用の窓808を設けた遮光板が設けられ、複数の試料(801、802、803)のうち一つのみが、被験者に提示されるような構造が採られる。
また、光ファイバー照明装置810により、試料ホルダー上の試料には、照明光が照射される。
直線駆動型のアクチュエーターを駆動し、試料ホルダーと窓の相対位置を変更することで、被験者に提示する試料を変更する。
このような場合、アクチュエーターとしては、非磁性体からなる圧電素子を利用した直線駆動型アクチュエーターが好適である。
[実施例4]
実施例4では、脳磁計(MEG)において、本発明における脳機能計測用視覚刺激提示装置を適用した構成例を、図9を用いて説明する。
脳磁計を用いた場合は、脳機能の発現に伴う脳内の活性部位を時間精度よく測定・画像化できるため好ましい。
磁気シールド室内に脳磁計本体(図示せず)と脳機能測定用視覚刺激装置がセットされる。
被験者901は、磁気センサーが収納されたヘルメット状のデュアー型センサーアッセンブリ902を頭部に装着する。脳機能測定用視覚刺激装置の試料ホルダー903は、被験者901の眼前にセットされる。
この系を用いて脳機能測定の手順は、実施例1で示した機能的磁気共鳴画像法による脳機能計測方法と同様の手順を用いることができる。
本発明の脳機能測定用視覚刺激装置を用いることによって、脳磁計に与えるノイズを小さくして脳機能測定が行なえる。
100:MRI装置
101:被験者
102:被験者用寝台
103:傾斜磁場コイル
104:超伝導磁石
105:MRIの筒状計測部(ボア)
106:超音波モーター
107:試料ホルダー
108:試料提示装置固定台
109:超音波モーター駆動コントローラー
110:磁気シールド室
111:超音波モーター制御線
112:視覚刺激資料用照明装置
113:MR信号検出用コイル
902:MEG用ヘルメット型センサーアッセンブリ

Claims (11)

  1. 磁場の変化を検知することによって被験者の脳機能計測を行う装置を実施する際に、被験者に対する視覚刺激の提示に用いる脳機能計測用視覚刺激提示装置であって、
    前記被験者に提示する視覚刺激用の試料として、現実の物体による複数の試料を設置するための非磁性体からなる試料保持手段と、
    前記試料保持手段に設置された現実の物体による複数の試料を前記被験者に選択的に提示するため、前記試料保持手段を制御手段を介して駆動制御する非磁性体からなるアクチュエーターと、
    を有することを特徴とする脳機能計測用視覚刺激提示装置。
  2. 前記アクチュエーターは、前記被験者に現実の物体による複数の視覚刺激用の試料を選択的に提示するに当たり、提示時間および提示場所を駆動制御することが可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の脳機能計測用視覚刺激提示装置。
  3. 前記アクチュエーターは、圧電素子を利用したアクチュエーターによって構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の脳機能計測用視覚刺激提示装置。
  4. 前記圧電素子を利用したアクチュエーターが、超音波モーターであることを特徴とする請求項3に記載の脳機能計測用視覚刺激提示装置。
  5. 前記圧電素子を利用したアクチュエーターが、前記試料保持手段を直線的に移動させる直線駆動型アクチュエーターであることを特徴とする請求項3に記載の脳機能計測用視覚刺激提示装置。
  6. 前記被験者に選択的に提示される前記視覚刺激用の試料に、任意の方向から照明を照射するための照明手段が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の脳機能計測用視覚刺激提示装置。
  7. 前記試料保持手段と前記アクチュエーターとを複数備えて構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の脳機能計測用視覚刺激提示装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の脳機能計測用視覚刺激提示装置を備えていることを特徴とする機能的磁気共鳴画像装置。
  9. 請求項1から7のいずれか1項に記載の脳機能計測用視覚刺激提示装置を備えていることを特徴とする脳磁計。
  10. 複数の視覚刺激用の試料を選択的に提示する脳機能計測用視覚刺激提示装置を用い、磁場の変化を検知することによって被験者の脳機能を計測する脳機能計測方法であって、
    前記複数の視覚刺激用の試料として、現実の物体による複数の試料が設置された非磁性体からなる試料保持手段を、非磁性体からなるアクチュエーターによって駆動し、該現実の物体からなる複数の試料を前記被験者に選択的に提示し、
    前記被験者の脳に感覚刺激を与えない状態と、前記被験者の脳に感覚刺激を与える状態とを、交互に繰り返してそれぞれの状態における画像を取得するステップと、
    前記ステップで取得された、前記被験者の脳に感覚刺激があたえられない状態で取得された画像と、前記被験者の脳に感覚刺激を与えた状態で取得された画像とを比較することによって、脳の活動状況を反映した脳機能画像を取得するステップと、
    を有することを特徴とする脳機能計測方法。
  11. 前記複数の試料を前記被験者に選択的に提示するために前記アクチュエーターを駆動している間は、画像の取得を停止することを特徴とする請求項10に記載の脳機能計測方法。
JP2010123819A 2010-05-31 2010-05-31 脳機能計測用視覚刺激提示装置、機能的磁気共鳴画像装置、脳磁計、脳機能計測方法 Expired - Fee Related JP5465089B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010123819A JP5465089B2 (ja) 2010-05-31 2010-05-31 脳機能計測用視覚刺激提示装置、機能的磁気共鳴画像装置、脳磁計、脳機能計測方法
US13/117,815 US20110295103A1 (en) 2010-05-31 2011-05-27 Visual stimulation presenting apparatus, functional magnetic resonance imaging apparatus, magnetoencephalograph apparatus, and brain function measurement method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010123819A JP5465089B2 (ja) 2010-05-31 2010-05-31 脳機能計測用視覚刺激提示装置、機能的磁気共鳴画像装置、脳磁計、脳機能計測方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011245202A JP2011245202A (ja) 2011-12-08
JP5465089B2 true JP5465089B2 (ja) 2014-04-09

Family

ID=45022655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010123819A Expired - Fee Related JP5465089B2 (ja) 2010-05-31 2010-05-31 脳機能計測用視覚刺激提示装置、機能的磁気共鳴画像装置、脳磁計、脳機能計測方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20110295103A1 (ja)
JP (1) JP5465089B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6108953B2 (ja) 2012-06-15 2017-04-05 キヤノン株式会社 医療用装置
JP2014003731A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Canon Inc 振動型アクチュエータの駆動装置及びこれを用いた医用システム
JP5984522B2 (ja) 2012-06-15 2016-09-06 キヤノン株式会社 計測システム
US11322299B2 (en) * 2017-08-07 2022-05-03 DePuy Synthes Products, Inc. Folded MRI safe coil assembly
JP7069716B2 (ja) 2017-12-28 2022-05-18 株式会社リコー 生体機能計測解析システム、生体機能計測解析プログラム及び生体機能計測解析方法
EP3581090A1 (en) * 2018-06-11 2019-12-18 Koninklijke Philips N.V. Electrical properties tomography mapping of conductivity changes
CN110192861A (zh) * 2019-06-14 2019-09-03 广州医科大学附属肿瘤医院 一种智能辅助脑功能实时检测系统
CN112957048B (zh) * 2021-03-23 2021-11-19 北京未磁科技有限公司 用于调节检测设备位置的位置调节装置以及心磁图仪

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3241701B2 (ja) * 1999-08-23 2001-12-25 株式会社ティ・アイ・ケイ Mri用モニタスコープ
JP4316126B2 (ja) * 2000-01-20 2009-08-19 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 視覚入力供給装置、信号獲得装置および画像撮影装置
US20020103429A1 (en) * 2001-01-30 2002-08-01 Decharms R. Christopher Methods for physiological monitoring, training, exercise and regulation
RU2296508C2 (ru) * 2001-06-15 2007-04-10 Дзе Трастиз Оф Дзе Юниверсити Оф Пенсильвания Функциональная визуализация головного мозга для обнаружения и оценки обмана и скрытого признания, и когнитивной/эмоциональной реакции на информацию
WO2003098268A1 (en) * 2002-05-17 2003-11-27 Musc Foundation For Research Development Method, apparatus, and system for automatically positioning a probe or sensor
JP2004160086A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 Communication Research Laboratory 脳機能計測システム
JP2005192908A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Nikon Corp 脳検査用の画像呈示光学系及び脳検査用の磁気共鳴検査システム
NO323498B1 (no) * 2005-06-10 2007-05-29 Nordicneurolab As Anordning for a tilveiebringe hoyopploselige bilder i en MRI-anordning
US7545405B2 (en) * 2006-05-12 2009-06-09 Anthony Italo Provitola Enhancement of visual perception II
BRPI0716106A2 (pt) * 2006-09-07 2014-07-01 Procter & Gamble Métodos de medição da resposta emocional e da preferência de escolha
US8315689B2 (en) * 2007-09-24 2012-11-20 MRI Interventions, Inc. MRI surgical systems for real-time visualizations using MRI image data and predefined data of surgical tools
WO2010057067A2 (en) * 2008-11-17 2010-05-20 Sunnybrook Health Sciences Centre Focused ultrasound system

Also Published As

Publication number Publication date
US20110295103A1 (en) 2011-12-01
JP2011245202A (ja) 2011-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5465089B2 (ja) 脳機能計測用視覚刺激提示装置、機能的磁気共鳴画像装置、脳磁計、脳機能計測方法
Zacks et al. A parametric study of mental spatial transformations of bodies
EP1887932B1 (en) Apparatus for providing high resolution images in a mri-device
Gitelman et al. Real-time monitoring of eye movements using infrared video-oculography during functional magnetic resonance imaging of the frontal eye fields
EP2700356B1 (en) Magnetic resonance imaging apparatus and control method for the same
Tremblay et al. Retrospective coregistration of functional magnetic resonance imaging data using external monitoring
EP2526862A1 (en) Brain function measuring apparatus and brain function measuring method
KR20140035259A (ko) 자기 공명 영상 유닛, 및 자기 공명 영상 유닛을 포함하는 자기 공명 장치
JPS5848839A (ja) 核磁気共鳴を用いた検査装置
EP2526863A1 (en) Texture stimulus presenting apparatus, magnetic resonance imaging apparatus and magnetoencephalograph including the same, and brain function measuring method
Schubotz et al. Dynamic patterns make the premotor cortex interested in objects: influence of stimulus and task revealed by fMRI
US10241160B2 (en) Magnetic resonance imaging apparatus and control method thereof
EP3495831A1 (en) Coil apparatus, magnetic resonance imaging apparatus, and method of controlling the coil apparatus
JP2012239788A (ja) 視機能制御装置、該装置を備えた磁気共鳴画像装置、脳磁計及び脳機能計測方法
JPH038216B2 (ja)
JP2001314391A (ja) 視覚入力供給装置、信号獲得装置および画像撮影装置
Menon et al. Using haptic fMRI to enable interactive motor neuroimaging experiments
Hribar et al. Phantom haptic device upgrade for use in fMRI
EP3934530A1 (en) Magnetic resonance imaging method and device
Gassert et al. Active mechatronic interface for haptic perception studies with functional magnetic resonance imaging: compatibility and design criteria
US6744251B2 (en) Inspection apparatus using nuclear-magnetic-resonance
Engström et al. Projection screen or video goggles as stimulus modality in functional magnetic resonance imaging
JP2014039640A (ja) 情報取得方法と情報取得プログラム及びその記録媒体、評価方法と評価プログラム及びその記録媒体
US10623639B2 (en) Medical imaging apparatus
Keck et al. Eye Movement Quantification in Functional MRI Data by Spatial Independent Component Analysis

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130527

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20131212

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131218

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140121

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5465089

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees