JP5464228B2 - データ保持回路 - Google Patents

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本発明は、データ保持回路に関する。
ソフトエラーとは、回路の特定箇所が永久的に破壊されるハードエラーと異なり、半導体チップ中にランダムに発生する動作再生可能な一過性の誤動作のことである。二次宇宙線の中性子線やLSI材料からのアルファ線などがLSIに入射するのが原因である。
現在、ソフトエラーに対して様々な対策方法が考案されている。最も効果的で一般的な対策として、エラーが発生してもシステムに影響しない回路構成を採用する方法がある。たとえばECC(Error Correction Code)回路は、比較的容易にエラー修正することが可能である。しかし、これらの対策方法は面積増加を伴う上、ロジック回路には適用できない。したがって、ソフトエラー率が高集積化とともに増加するならば、これまで以上にソフトエラーの問題が深刻になる可能性が高い。
一般的なロジック回路におけるソフトエラー回避手段として、下記の特許文献1がある。これはロジック回路を複数用意して、多数決論理によりソフトエラーを回避する方法であるが、数倍の面積増加が伴う。
下記の特許文献2には、入力端に加えられたデータ格納手段からのデータに応じた2つの信号を、2つの電源端子間に直列に接続した第1及び第2の2つのスイッチ手段のそれぞれの制御端子に加えて、それらのスイッチ手段の一方をオンさせ、他方をオフさせ、前記データに応じた信号を前記2つのスイッチ手段の接続中点から外部に出力する出力バッファを有する半導体集積回路において、前記データのレベル変化時に、先ず前記2つのスイッチ手段の両方を共にオフ状態とする制御信号を前記2つのスイッチ手段のそれぞれの制御端子に加え、その後前記データに応じた出力を得るための制御信号を前記それぞれの制御端子に加える、貫通電流防止回路を備えることを特徴とする半導体集積回路が記載されている。
特開2004−336123号公報 特開平03−185921号公報
本発明の目的は、ソフトエラーにより生じたノイズを除去したデータを出力することができるデータ保持回路を提供することである。
ータ保持回路は、データ入力される第1の入力端子と、記第1の入力端子に入力される前記データを異なるタイミングで出力データとして出力する3個以上のスイッチと、前記3個以上のスイッチのそれぞれから出力される前記出力データをそれぞれ入力する3個以上の第2の入力端子を有し、前記3個以上の第2の入力端子のそれぞれに入力される前記出力データを比較した結果に基づく比較結果データを出力する比較回路と、前記比較回路から出力される前記比較結果データを保持する第1のデータ保持素子とを有し、前記3個以上の第2の入力端子は、前記3個以上のスイッチがオフの場合、それぞれフローティング状態になる。
ソフトエラーにより発生したノイズが入力されても、ノイズを除去し、正常なデータを出力することができる。
本発明の第1の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示すブロック図である。 図1のデータ保持回路の具体的な構成例を示す回路図である。 比較回路の真理値表を示す図である。 図2のデータ保持回路の動作例を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示す回路図である。 本発明の第3の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示す回路図である。 本発明の第4の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示す回路図である。 本発明の第5の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示すブロック図である。 本発明の第6の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示す回路図である。 本発明の第7の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示す回路図である。 本発明の第8の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示す回路図である。 本発明の第9の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示すブロック図である。 図12のデータ保持回路において3個のスイッチを設けた例を示すブロック図である。 比較回路の入出力データの関係を示す図である。 図13のデータ保持回路の具体的な構成例を示す回路図である。 図15のデータ保持回路の動作例を示すタイミングチャートである。 本発明の第10の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示す回路図である。 図17のデータ保持回路の動作例を示すタイミングチャートである。 図19(A)〜(D)は比較回路の構成例を示す回路図である。 図20(A)〜(C)は遅延素子の構成例を示す回路図である。 図21(A)〜(I)はデータ保持素子の構成例を示す回路図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示すブロック図である。入力端子INは、直接又は遅延素子101を介して比較回路102に接続される。複数の遅延素子101は、入力端子INのデータをそれぞれ異なる遅延時間遅延して比較回路102に出力する。比較回路102は、入力したデータを比較し、比較結果に応じたデータをデータ保持素子103に出力する。これにより、比較回路102は、ソフトエラーにより生じたノイズを除去したデータを出力することができる。その詳細は、後に図2を参照しながら説明する。データ保持素子103は、比較回路102が出力したデータを保持し、その保持したデータを出力端子OUTに出力する。
図2は図1のデータ保持回路の具体的な構成例を示す回路図であり、図4は図2のデータ保持回路の動作例を示すタイミングチャートである。以下、MOS電界効果トランジスタを単にトランジスタという。
遅延素子101は、インバータ201,202及び容量203を有する。インバータ201は、その入力端子が入力端子INに接続され、その出力端子がインバータ202の入力端子に接続される。インバータ202の出力端子は、ノードD1に接続される。容量203は、インバータ201の出力端子及び基準電位(グランド電位)間に接続される。インバータ201及び202は、それぞれ入力データを反転したデータを出力する。図4に示すように、遅延素子101は、入力端子INのデータを遅延時間Tdだけ遅延したデータをノードD1に出力する。
比較回路102は、トランジスタ204〜207を有する。pチャネルトランジスタ204は、ソースが電源電位に接続され、ゲートが入力端子INに接続され、ドレインがpチャネルトランジスタ205のソースに接続される。pチャネルトランジスタ205は、ゲートがノードD1に接続され、ドレインが出力端子OUTに接続される。nチャネルトランジスタ206は、ドレインが出力端子OUTに接続され、ゲートがノードD1に接続され、ソースがnチャネルトランジスタ207のドレインに接続される。nチャネルトランジスタ207は、ゲートが入力端子INに接続され、ソースが基準電位に接続される。
データ保持素子103は、インバータ208及び209を有する。インバータ208の入力端子は、インバータ209の出力端子及び出力端子OUTに接続される。インバータ208の出力端子は、インバータ209の入力端子に接続される。インバータ208及び209は、それぞれ入力データを反転したデータを出力する。これにより、データ保持素子103は、出力端子OUTのデータを保持することができる。
図3は比較回路102の真理値表を示す図であり、図4に入力端子IN、ノードD1及び出力端子OUTのデータの関係を示す。データは、「0」がローレベル、「1」がハイレベルを示す。
入力端子INのデータが「0」、ノードD1のデータが「0」の時、トランジスタ204及び205がオンし、トランジスタ206及び207がオフし、出力端子OUTのデータは「1」になる。
また、入力端子INのデータが「1」、ノードD1のデータが「1」の時、トランジスタ204及び205がオフし、トランジスタ206及び207がオンし、出力端子OUTのデータは「0」になる。
また、入力端子INのデータが「0」、ノードD1のデータが「1」の時、トランジスタ204及び206がオンし、トランジスタ205及び207がオフし、比較回路102の出力端子はハイインピーダンス状態になる。出力端子OUTは、データ保持素子103により前のデータを保持する。図4に示すように、ノードD1にソフトエラーによるノイズNSが発生しても、その時の入力端子INのデータが「0」であれば、出力端子OUTは前のデータを保持し、ソフトエラーノイズNSを除去することができる。
また、入力端子INのデータが「1」、ノードD1のデータが「0」の時、トランジスタ205及び207がオンし、トランジスタ204及び206がオフし、比較回路102の出力端子はハイインピーダンス状態になる。出力端子OUTは、データ保持素子103により前のデータを保持する。図4に示すように、入力端子INにソフトエラーによるノイズNSが発生しても、その時のノードD1のデータが「0」であれば、出力端子OUTは前のデータを保持し、ソフトエラーノイズNSを除去することができる。
以上のように、比較回路102は、入力端子INのデータ及びそれを遅延したノードD1のデータを入力する。比較回路102の出力端子は、データ保持素子103に接続される。データ保持素子103は、電気容量又はラッチ回路等により構成される。入力端子INより前段の回路で、放射線等により過渡的なノイズNSが発生し、入力端子INにそのノイズNSが到達する場合を説明する。その場合、遅延素子101により、入力端子INのノイズNSとノードD1のノイズNSとは異なるタイミングで比較回路102に入力される。図3の比較回路102の真理値表からわかるように、比較回路102の2つの入力に異なる入力信号が入力された場合、前のデータを保持する。したがって、ノイズNSによる信号変化は比較回路102の出力には影響しない。つまり、上記の構成により、入力端子INの前段で発生した過渡的なノイズNSは、出力端子OUTの後段に影響を与えないので、データ保持回路上において、ソフトエラーの影響を回避することができる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示す回路図である。以下、図5の回路が図2の回路と異なる点を説明する。インバータ501は、クロック端子CLKのクロック信号を反転したクロック信号を出力する。比較回路102は、トランジスタ204〜207の他、トランジスタ502及び503が追加される。pチャネルトランジスタ502は、ソースがトランジスタ205のドレインに接続され、ゲートがインバータ501の出力端子に接続され、ドレインがインバータ504の入力端子に接続される。nチャネルトランジスタ503は、ドレインがインバータ504の入力端子に接続され、ゲートがクロック端子CLKに接続され、ソースがトランジスタ206のドレインに接続される。
インバータ504の入力端子はインバータ505の出力端子に接続され、インバータ504の出力端子はインバータ505の入力端子に接続される。インバータ504及び505は、それぞれ入力データを反転したデータを出力する。インバータ504及び505は、第1のデータ保持素子103を構成する。
pチャネルトランジスタ506は、ソースがインバータ504の出力端子に接続され、ゲートがクロック端子CLKに接続され、ドレインがインバータ508の入力端子に接続される。nチャネルトランジスタ507は、ドレインがインバータ504の出力端子に接続され、ゲートが反転クロック端子/CLKに接続され、ソースがインバータ508の入力端子に接続される。クロック端子CLK及び反転クロック端子/CLKには、相互に反転したクロック信号が入力される。トランジスタ506及び507は、トランスファゲートを構成する。
インバータ508の入力端子はインバータ509の出力端子に接続され、インバータ508の出力端子はインバータ509の入力端子に接続される。インバータ508及び509は、それぞれ入力データを反転したデータを出力する。インバータ508及び509は、第2のデータ保持素子を構成する。
インバータ510は、その入力端子がインバータ508の出力端子に接続され、その出力端子が出力端子OUTに接続される。トランジスタ204〜207、502及び503の比較回路102は、図3の真理値表に示すように、入力端子IN及びノードD1のデータが同じときには、インバータとして機能し、入力端子INのデータを反転したデータを出力する。したがって、その場合、出力端子OUTのデータは、入力端子INに対して正論理の関係を有する。
クロック端子CLKには、クロック信号が入力される。クロック端子CLKがハイレベルになると、トランジスタ502及び503がオンし、トランジスタ506及び507がオフする。その結果、入力端子INに入力されたデータの反転データがインバータ504及び505のデータ保持素子に保持される。いわゆるデータ書き込みモードである。
また、クロック端子CLKがローレベルになると、トランジスタ502及び503がオフし、トランジスタ506及び507がオンする。その結果、トランジスタ204〜207、502及び503の比較回路102の出力端子はハイインピーダンス状態になる。また、インバータ508及び509のデータ保持素子は、インバータ504及び505のデータ保持素子の出力データを保持する。いわゆるデータ保持モードである。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示す回路図である。インバータ601の入力端子は、クロック端子CLKに接続される。pチャネルトランジスタ602は、ソースが入力端子INに接続され、ゲートがインバータ601の出力端子に接続され、ドレインがノードA1に接続される。nチャネルトランジスタ603は、ドレインが入力端子INに接続され、ゲートがクロック端子CLKに接続され、ソースがノードA1に接続される。遅延素子101は、ノードA1のデータを遅延したデータをノードD1に出力する。比較及びデータ保持素子610は、トランジスタ611〜620を有し、図1の比較回路102及びデータ保持素子103を一体化した回路である。
pチャネルトランジスタ611は、ソースが電源電位に接続され、ゲートがノードD1に接続され、ドレインがpチャネルトランジスタ612のソースに接続される。pチャネルトランジスタ612は、ゲートがノードA1に接続され、ドレインがノードA2に接続される。nチャネルトランジスタ613は、ドレインがノードA2に接続され、ゲートがノードA1に接続され、ソースがnチャネルトランジスタ614のドレインに接続される。nチャネルトランジスタ614は、ゲートがノードD1に接続され、ソースが基準電位に接続される。
pチャネルトランジスタ615は、ソースが電源電位に接続され、ゲートがノードA2に接続され、ドレインがノードD1に接続される。nチャネルトランジスタ616は、ドレインがノードD1に接続され、ゲートがノードA3に接続され、ソースが基準電位に接続される。
pチャネルトランジスタ617は、ソースが電源電位に接続され、ゲートがノードD1に接続され、ドレインがノードA3に接続される。nチャネルトランジスタ618は、ドレインがノードA3に接続され、ゲートがノードA1に接続され、ソースが基準電位に接続される。
pチャネルトランジスタ619は、ソースが電源電位に接続され、ゲートがノードA3に接続され、ドレインがノードA1に接続される。nチャネルトランジスタ620は、ドレインがノードA1に接続され、ゲートがノードA2に接続され、ソースが基準電位に接続される。
比較及びデータ保持素子610は、入出力データの真理値表が図3のものと同じであり、図2の比較回路102及びデータ保持素子103の両方の機能を有する。クロック端子CLKがハイレベルになると、トランジスタ602及び603がオンし、入力端子INがノードA1に接続され、データ書き込みモードになる。逆に、クロック端子CLKがローレベルになると、トランジスタ602及び603がオフし、入力端子INがノードA1に対して切断され、データ保持モードになる。その他の点については、本実施形態は、第1の実施形態と同様である。
(第4の実施形態)
図7は、本発明の第4の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示す回路図である。図7の回路は、図6の回路にトランジスタ701及び702を追加したものである。以下、図7の回路が図6の回路と異なる点を説明する。pチャネルトランジスタ701は、ソースが電源電位に接続され、ゲートがクロック端子CLKに接続され、ドレインがトランジスタ615及び619のソースに接続される。nチャネルトランジスタ702は、ドレインがトランジスタ616及び620のソースに接続され、ゲートがインバータ601の出力端子に接続され、ソースが基準電位に接続される。クロック端子CLKがハイレベルになると、データ書き込みモードになり、トランジスタ701及び702がオフし、回路610はデータ保持機能をオフする。逆に、クロック端子CLKがローレベルになると、データ保持モードになり、トランジスタ701及び702がオンし、回路610はデータ保持機能をオンする。
(第5の実施形態)
図8は、本発明の第5の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示すブロック図である。入力端子INは通常動作時のデータ入力端子であり、スキャン入力端子SINはスキャン試験時のスキャンデータ入力端子である。スイッチ801は、一端がスキャン入力端子SINに接続され、他端が比較回路102及び遅延素子101に接続される。スイッチ802は、一端が入力端子INに接続され、他端が比較回路102及び遅延素子101に接続される。データ保持素子103は、比較回路102及び出力端子OUT間に接続される。
スイッチ801がオンになると、スイッチ802がオフになり、比較回路102にはスイッチ801の出力信号及びその出力信号が遅延素子101を介した信号が入力される。すなわち、スキャン入力端子SINが有効端子となり、図2の回路と同様の回路になる。
逆に、スイッチ802がオンになると、スイッチ801がオフになり、比較回路102にはスイッチ802の出力信号及びその出力信号が遅延素子101を介した信号が入力される。すなわち、入力端子INが有効端子となり、図2の回路と同様の回路になる。
(第6の実施形態)
図9は、本発明の第6の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示す回路図であり、図8の回路の具体例を示す。インバータ905は、スキャン制御端子CTLのスキャン制御信号を反転して出力する。
スイッチ801は、トランジスタ901及び902を有する。pチャネルトランジスタ901は、ゲートがインバータ905の出力端子に接続され、ソースがスキャン入力端子SINに接続され、ドレインが遅延素子101、トランジスタ205及び206のゲートに接続される。nチャネルトランジスタ902は、ゲートがスキャン制御端子CTLに接続され、ドレインがスキャン入力端子SINに接続され、ソースが遅延素子101、トランジスタ205及び206のゲートに接続される。
スイッチ802は、トランジスタ903及び904を有する。pチャネルトランジスタ903は、ゲートがスキャン制御端子CTLに接続され、ソースが入力端子INに接続され、ドレインが遅延素子101、トランジスタ204及び207のゲートに接続される。nチャネルトランジスタ904は、ゲートがインバータ905の出力端子に接続され、ドレインが入力端子INに接続され、ソースが遅延素子101、トランジスタ204及び207のゲートに接続される。
比較回路102は、トランジスタ204〜207を有する。pチャネルトランジスタ204は、ソースが電源電位に接続され、ドレインがpチャネルトランジスタ205のソースに接続される。pチャネルトランジスタ205のドレインは、出力端子OUTに接続される。nチャネルトランジスタ206は、ドレインが出力端子OUTに接続され、ソースがnチャネルトランジスタ207のドレインに接続される。nチャネルトランジスタ207のソースは、基準電位に接続される。
データ保持素子103は、インバータ208及び209を有する。インバータ208は、その入力端子が出力端子OUT及びインバータ209の出力端子に接続され、その出力端子がインバータ209の入力端子に接続される。
スキャン制御端子CTLがハイレベルになると、スキャン試験モードになり、スイッチ801がオンになり、スイッチ802がオフになり、比較回路102にはスイッチ801の出力信号及びその出力信号が遅延素子101を介した信号が入力される。すなわち、スキャン入力端子SINが有効端子となり、図2の回路と同様の回路になる。
逆に、スキャン制御端子CTLがローレベルになると、通常動作モードになり、スイッチ802がオンになり、スイッチ801がオフになり、比較回路102にはスイッチ802の出力信号及びその出力信号が遅延素子101を介した信号が入力される。すなわち、入力端子INが有効端子となり、図2の回路と同様の回路になる。
(第7の実施形態)
図10は、本発明の第7の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示す回路図である。本実施形態は、第6の実施形態に対して、クロック端子CLKを追加したものである。以下、図10の回路が図9の回路と異なる点を説明する。制御回路1000は、インバータ1001,1002及び論理積(AND)回路1003,1004を有する。インバータ1001は、クロック端子CLKのクロック信号を反転した信号を出力する。インバータ1002は、スキャン制御端子CTLのスキャン制御信号を反転した信号を出力する。AND回路1003は、クロック端子CLKのクロック信号及びインバータ1002の出力信号の正論理積信号及び負論理積信号を出力する。AND回路1004は、クロック端子CLKのクロック信号及びスキャン制御端子CTLのスキャン制御信号の正論理積信号及び負論理積信号を出力する。
トランジスタ901のゲートには、AND回路1003の負論理積信号が入力される。トランジスタ902のゲートには、AND回路1003の正論理積信号が入力される。トランジスタ903のゲートには、AND回路1004の負論理積信号が入力される。トランジスタ904のゲートには、AND回路1004の正論理積信号が入力される。
遅延素子101は、トランジスタ1011及び1012を有する。nチャネルトランジスタ1011は、ドレインがスイッチ801に接続され、ゲートがクロック端子CLKに接続され、ソースがスイッチ802に接続される。pチャネルトランジスタ1012は、ソースがスイッチ801に接続され、ゲートがインバータ1001の出力端子に接続され、ドレインがスイッチ802に接続される。トランジスタ1011及び1012のチャネル幅を調整することにより、遅延素子101の遅延時間を決めることができる。クロック端子CLKのクロック信号がハイレベルのときには、トランジスタ1011及び1012はオンし、遅延素子101は入力信号を遅延させて出力することができる。クロック端子CLKのクロック信号がローレベルのときには、トランジスタ1011及び1012はオフし、遅延素子101は動作しない。
(第8の実施形態)
図11は、本発明の第8の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示す回路図である。図11の回路は、図10の回路に対して、比較回路102及びデータ保持素子103の代わりに、図7の比較及びデータ保持素子610を設けたものである。比較及びデータ保持素子610は、図10の比較回路102及びデータ保持素子103の両方の機能を有する。図11の回路は、図10の回路と同様の動作を行う。
(第9の実施形態)
図12は、本発明の第9の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示すブロック図である。入力端子INは、直接又はスイッチ1201を介して比較回路1202に接続される。複数のスイッチ1201は、それぞれオンからオフに切り換わるタイミングが異なる。比較回路1202は、入力したデータを比較し、比較結果に応じたデータをデータ保持素子103に出力する。これにより、比較回路1202は、ソフトエラーにより生じたノイズを除去したデータを出力することができる。その詳細は、後述する。データ保持素子103は、比較回路1202が出力したデータを保持し、その保持したデータを出力端子OUTに出力する。
図13は、図12のデータ保持回路において3個のスイッチ1201a〜2101cを設けた例を示すブロック図である。スイッチ1201aは、入力端子IN及び比較回路1202の入力端子A間に接続される。スイッチ1201bは、入力端子IN及び比較回路1202の入力端子B間に接続される。スイッチ1201cは、入力端子IN及び比較回路1202の入力端子C間に接続される。比較回路1202は、入力端子A〜Cのデータに応じて出力端子Qからデータを出力する。
図14は、比較回路1202の入出力データの関係を示す図である。比較回路1202は、3個の入力端子A〜Cのデータの中の多数のデータを、出力端子Qから出力する。
図15は、図13のデータ保持回路の具体的な構成例を示す回路図である。インバータ1501は、クロック端子ck3のクロック信号を反転した信号を出力する。インバータ1502は、クロック端子ck2のクロック信号を反転した信号を出力する。インバータ1503は、クロック端子ck1のクロック信号を反転した信号を出力する。
スイッチ1201aは、トランジスタ1511a及び1512aを有する。nチャネルトランジスタ1511aは、ドレインが入力端子INに接続され、ゲートがクロック端子ck1に接続され、ソースが比較回路1202の入力端子Aに接続される。pチャネルトランジスタ1512aは、ソースが入力端子INに接続され、ゲートがインバータ1503の出力端子に接続され、ドレインが比較回路1202の入力端子Aに接続される。
スイッチ1201bは、トランジスタ1511b及び1512bを有する。nチャネルトランジスタ1511bは、ドレインが入力端子INに接続され、ゲートがクロック端子ck2に接続され、ソースが比較回路1202の入力端子Bに接続される。pチャネルトランジスタ1512bは、ソースが入力端子INに接続され、ゲートがインバータ1502の出力端子に接続され、ドレインが比較回路1202の入力端子Bに接続される。
スイッチ1201cは、トランジスタ1511c及び1512cを有する。nチャネルトランジスタ1511cは、ドレインが入力端子INに接続され、ゲートがクロック端子ck3に接続され、ソースが比較回路1202の入力端子Cに接続される。pチャネルトランジスタ1512cは、ソースが入力端子INに接続され、ゲートがインバータ1501の出力端子に接続され、ドレインが比較回路1202の入力端子Cに接続される。
比較回路1202は、否定論理積(NAND)回路1521〜1524を有する。NAND回路1521は、入力端子A及びBのデータのNAND信号を出力する。NAND回路1522は、入力端子B及びCのデータのNAND信号を出力する。NAND回路1523は、入力端子A及びCのデータのNAND信号を出力する。NAND回路1524は、NAND回路1521〜1523の出力信号のNAND信号を出力端子OUTに出力する。
データ保持素子103は、インバータ208及び209を有する。インバータ208は、その入力端子が出力端子OUT及びインバータ209の出力端子に接続され、その出力端子がインバータ209の入力端子に接続される。
図16は、図15のデータ保持回路の動作例を示すタイミングチャートである。図16の最初では、3個のクロック端子ck1〜ck3はハイレベルであり、3個のスイッチ1201a〜1201cはオンする。
次に、クロック端子ck1がハイレベルからローレベルに変化する。すると、スイッチ1201aはオンからオフに変化し、比較回路1202の入力端子Aはフローティング状態になり、スイッチ1201aがオンからオフになる時点の入力端子INのデータを保持する。
次に、クロック端子ck2がハイレベルからローレベルに変化する。すると、スイッチ1201bはオンからオフに変化し、比較回路1202の入力端子Bはフローティング状態になり、スイッチ1201bがオンからオフになる時点の入力端子INのデータを保持する。
次に、クロック端子ck3がハイレベルからローレベルに変化する。すると、スイッチ1201cはオンからオフに変化し、比較回路1202の入力端子Cはフローティング状態になり、スイッチ1201cがオンからオフになる時点の入力端子INのデータを保持する。
例えば、クロック端子ck1の立ち下がりエッジでソフトエラーによるノイズが発生したとしても、クロック端子ck2及びck3の立ち下がりエッジでソフトエラーによるノイズが発生していなければ、比較回路1202はノイズを除去した正常なデータを出力することができる。
同様に、クロック端子ck2の立ち下がりエッジでソフトエラーによるノイズが発生したとしても、クロック端子ck1及びck3の立ち下がりエッジでソフトエラーによるノイズが発生していなければ、比較回路1202はノイズを除去した正常なデータを出力することができる。
同様に、クロック端子ck3の立ち下がりエッジでソフトエラーによるノイズが発生したとしても、クロック端子ck1及びck2の立ち下がりエッジでソフトエラーによるノイズが発生していなければ、比較回路1202はノイズを除去した正常なデータを出力することができる。
(第10の実施形態)
図17は、本発明の第10の実施形態によるデータ保持回路の構成例を示す回路図である。図17の回路は、図15の回路に対して、データ保持素子103の代わりに、インバータ504,505,508,509及びトランジスタ506,507を設けたものである。インバータ504,505,508,509及びトランジスタ506,507は、図5の回路と同様に、比較回路1202及び出力端子OUT間に設けられる。ただし、トランジスタ506のゲートはクロック端子ck3に接続され、トランジスタ507のゲートは反転クロック端子/ck3に接続される。クロック端子ck3及び反転クロック端子/ck3には、相互に反転したクロック信号が入力される。
図18は、図17のデータ保持回路の動作例を示すタイミングチャートである。以下、本実施形態が第9の実施形態と異なる点を説明する。3個のクロック端子ck1〜ck3は、すべてローレベルになると、比較回路1202は入力端子A〜Cに応じたデータを出力し、インバータ504及び505は比較回路1202の出力データを保持する。その際、トランジスタ506及び507はオンするので、インバータ508及び509はインバータ504の出力データを保持する。出力端子OUTには、インバータ508及び509の保持データが出力される。
その所定期間後に、3個のクロック端子ck1〜ck3は同時にハイレベルに変化する。すると、3個のスイッチ1201a〜1201cはオンし、トランジスタ506及び507はオフする。その結果、データ保持モードとなり、出力端子OUTには、インバータ508及び509が保持しているデータが出力される。
(第11の実施形態)
図19(A)〜(D)は、上記実施形態の比較回路102の構成例を示す回路図である。まず、図19(A)の比較回路102の構成例を説明する。pチャネルトランジスタ1901は、ソースが電源電位に接続され、ゲートが入力端子P2に接続され、ドレインがpチャネルトランジスタ1902のソースに接続される。pチャネルトランジスタ1902は、ゲートが入力端子P1に接続され、ドレインが出力端子Qに接続される。nチャネルトランジスタ1903は、ドレインが出力端子Qに接続され、ゲートが入力端子P1に接続され、ソースがnチャネルトランジスタ1904のドレインに接続される。nチャネルトランジスタ1904は、ゲートが入力端子P2に接続され、ソースが基準電位に接続される。
次に、図19(B)の比較回路102の構成例を説明する。以下、図19(B)の比較回路102が図19(A)の比較回路102と異なる点を説明する。トランジスタ1901及び1903のゲートは入力端子P1に接続され、トランジスタ1902及び1904のゲートは入力端子P2に接続される。
次に、図19(C)の比較回路102の構成例を説明する。pチャネルトランジスタ1911は、ソースが電源電位に接続され、ゲートが入力端子P1に接続され、ドレインがノードP3に接続される。nチャネルトランジスタ1912は、ドレインがノードP3に接続され、ゲートが入力端子P2に接続され、ソースが基準電位に接続される。nチャネルトランジスタ1913は、ドレインがノードP3に接続され、ゲートが入力端子P1に接続され、ソースが出力端子Qに接続される。pチャネルトランジスタ1914は、ソースがノードP3に接続され、ゲートが入力端子P2に接続され、ドレインが出力端子Qに接続される。
次に、図19の(D)の比較回路102の構成例を説明する。インバータ1921は、その入力端子が入力端子P1に接続され、その出力端子がノードP4に接続される。インバータ1922の入力端子は、ノードP3に接続される。nチャネルトランジスタ1923は、ドレインが入力端子P2に接続され、ゲートが入力端子P1に接続され、ソースがノードP3に接続される。pチャネルトランジスタ1924は、ソースが入力端子P2に接続され、ゲートがノードP4に接続され、ドレインがノードP3に接続される。pチャネルトランジスタ1925は、ソースが入力端子P1に接続され、ゲートが入力端子P2に接続され、ドレインがノードP3に接続される。nチャネルトランジスタ1926は、ドレインがノードP3に接続され、ゲートが入力端子P2に接続され、ソースがノードP4に接続される。pチャネルトランジスタ1927は、ソースが入力端子P1に接続され、ゲートがノードP3に接続され、ドレインが出力端子Qに接続される。nチャネルトランジスタ1928は、ドレインが入力端子P1に接続され、ゲートがインバータ1922の出力端子に接続され、ソースが出力端子Qに接続される。
図20(A)〜(C)は、上記実施形態の遅延素子101の構成例を示す回路図である。まず、図20(A)の遅延素子101の構成例を説明する。インバータ2001は、その入力端子が入力端子INに接続され、その出力端子がインバータ2002の入力端子に接続される。インバータ2002の出力端子は、ノードD1に接続される。容量2003は、インバータ2001の出力端子及び基準電位間に接続される。
次に、図20(B)の遅延素子101の構成例を説明する。入力端子INは、ノードD1に接続される。容量2003は、入力端子IN及び基準電位間に接続される。
次に、図20(C)の遅延素子101の構成例を説明する。nチャネルトランジスタ2004は、ドレインが入力端子INに接続され、ゲートが電源電位に接続され、ソースがノードD1に接続される。pチャネルトランジスタ2005は、ソースが入力端子INに接続され、ゲートが基準電位に接続され、ドレインがノードD1に接続される。
図21(A)〜(I)は、上記実施形態のデータ保持素子103の構成例を示す回路図である。まず、図21(A)のデータ保持素子103の構成例を説明する。インバータ2101は、その入力端子が出力端子OUT及びインバータ2102の出力端子に接続され、その出力端子がインバータ2102の入力端子に接続される。
次に、図21(B)のデータ保持素子103の構成例を説明する。容量2103は、出力端子OUT及び基準電位間に接続される。
次に、図21(C)のデータ保持素子103の構成例を説明する。pチャネルトランジスタ2104は、ソースが電源電位に接続され、ゲートが出力端子OUTに接続され、ドレインがpチャネルトランジスタ2106のゲートに接続される。nチャネルトランジスタ2105は、ドレインがpチャネルトランジスタ2106のゲートに接続され、ゲートが出力端子OUTに接続され、ソースが基準電位に接続される。pチャネルトランジスタ2106は、ソースが電源電位に接続され、ドレインが出力端子OUTに接続される。
次に、図21(D)のデータ保持素子103の構成例を説明する。pチャネルトランジスタ2107は、ソースが電源電位に接続され、ゲートが出力端子OUTに接続され、ドレインがnチャネルトランジスタ2109のゲートに接続される。nチャネルトランジスタ2108は、ドレインがnチャネルトランジスタ2109のゲートに接続され、ゲートが出力端子OUTに接続され、ソースが基準電位に接続される。nチャネルトランジスタ2109は、ドレインが出力端子OUTに接続され、ソースが基準電位に接続される。
次に、図21(E)のデータ保持素子103の構成例を説明する。nチャネルトランジスタ2110は、ドレインが電源電位に接続され、ゲートが出力端子OUTに接続され、ソースが出力端子OUTに接続される。pチャネルトランジスタ2111は、ソース及びゲートが出力端子OUTに接続され、ドレインが基準電位に接続される。
次に、図21(F)のデータ保持素子103の構成例を説明する。nチャネルトランジスタ2112は、ドレインがpチャネルトランジスタ2113のゲートに接続され、ゲートが出力端子OUTに接続され、ソースが基準電位に接続される。pチャネルトランジスタ2113は、ソースが電源電位に接続され、ドレインが出力端子OUTに接続される。
次に、図21(G)のデータ保持素子103の構成例を説明する。pチャネルトランジスタ2114は、ソースが電源電位に接続され、ゲートが出力端子OUTに接続され、ドレインがpチャネルトランジスタ2115のゲートに接続される。pチャネルトランジスタ2115は、ソースが電源電位に接続され、ドレインが出力端子OUTに接続される。
次に、図21(H)のデータ保持素子103の構成例を説明する。pチャネルトランジスタ2116は、ソースが電源電位に接続され、ゲートが出力端子OUTに接続され、ドレインがnチャネルトランジスタ2117のゲートに接続される。nチャネルトランジスタ2117は、ドレインが出力端子OUTに接続され、ソースが基準電位に接続される。
次に、図21(I)のデータ保持素子103の構成例を説明する。nチャネルトランジスタ2118は、ドレインがnチャネルトランジスタ2119のゲートに接続され、ゲートが出力端子OUTに接続され、ソースが基準電位に接続される。nチャネルトランジスタ2119は、ドレインが出力端子OUTに接続され、ソースが基準電位に接続される。
以上のように、第1〜第8の実施形態のデータ保持回路は、データを入力する第1の入力端子INと、前記第1の入力端子INに入力されるデータを遅延させる一以上の遅延素子101と、前記第1の入力端子INに入力されたデータ及び前記遅延素子101により遅延させられたデータが同じときには前記第1の入力端子INに入力されたデータに応じたデータを保持し、前記第1の入力端子INに入力されたデータ及び前記遅延素子101により遅延させられたデータが異なるときには自己が保持しているデータを保持し続ける比較及びデータ保持素子(第1の素子)とを有する。比較及びデータ保持素子は、図2等の比較回路102及びデータ保持素子103、又は図6等の比較及びデータ保持素子610である。
図2等のデータ保持回路では、前記比較及びデータ保持素子は、前記第1の入力端子INに入力されたデータ及び前記遅延素子101により遅延させられたデータが同じときには前記第1の入力端子INに入力されたデータに応じたデータを出力し、前記第1の入力端子INに入力されたデータ及び前記遅延素子101により遅延させられたデータが異なるときには出力をハイインピーダンス状態にする比較回路102と、前記比較回路102の出力データを保持する第1のデータ保持素子103とを有する。
図5等のデータ保持回路では、さらに、前記第1のデータ保持素子103(504,505)が出力するデータを保持する第2のデータ保持素子508,509と、前記第1及び第2のデータ保持素子間に接続され、クロック信号CLKに応じてオン/オフ動作を行うクロックスイッチ506,507とを有する。
また、図5等のデータ保持回路では、前記比較回路102は、トランジスタ204〜207,502,503を有し、クロック信号CLKに応じて出力をハイイピーダンス状態にする。
図9等のデータ保持回路では、さらに、データを入力する第2の入力端子SINと、前記第1の入力端子IN及び前記遅延素子101間に接続される第1のスイッチ802と、前記第2の入力端子SIN及び前記遅延素子101間に接続される第2のスイッチ801とを有する。前記第1のスイッチ802がオンすると、前記第2のスイッチ801がオフし、前記比較及びデータ保持素子102,103は前記第1の入力端子INに入力されたデータ及び前記遅延素子101を介して前記第1の入力端子INに入力されたデータを入力する。前記第2のスイッチ801がオンすると、前記第1のスイッチ802がオフし、前記比較及びデータ保持素子102,103は前記第2の入力端子SINに入力されたデータ及び前記遅延素子101を介して前記第2の入力端子SINに入力されたデータを入力する。
第9及び第10の実施形態のデータ保持回路は、データを入力する第1の入力端子INと、3個以上の入力端子A〜Cのデータの中の多数のデータに応じたデータを出力する比較回路1202と、前記第1の入力端子INと前記比較回路1202の3個以上の入力端子A〜Cとの間に接続され、それぞれ異なるタイミングでオンからオフに切り替わる3個以上のスイッチ1201a〜1201cと、前記比較回路1202が出力するデータを保持する第1のデータ保持素子103とを有する。
前記比較回路1202の3個以上の入力端子A〜Cは、それぞれ前記3個以上のスイッチ1201a〜1201cがオフになると、フローティング状態になる。
図17のデータ保持回路では、さらに、前記第1のデータ保持素子103(504,505)が出力するデータを保持する第2のデータ保持素子508,509と、前記第1及び第2のデータ保持素子間に接続され、クロック信号ck3に応じてオン/オフ動作を行うクロックスイッチ506,507とを有する。
前記クロックスイッチ506,507は、前記3個以上のスイッチ1201a〜1201cの中の1個のスイッチ1201cと逆のオン/オフ動作を行う。
前記クロックスイッチ506,507は、前記3個以上のスイッチ1201a〜1201cの中の最も遅くオンからオフに切り替わる1個のスイッチ1201cと逆のオン/オフ動作を行う。
ソフトエラーにより発生したノイズが入力されても、ノイズを除去し、正常なデータを出力することができるので、ソフトエラーを防止し、信頼性を向上させることができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 遅延素子
102 比較回路
103 データ保持素子
IN 入力端子
OUT 出力端子

Claims (4)

  1. データ入力される第1の入力端子と、
    記第1の入力端子に入力される前記データを異なるタイミングで出力データとして出力する3個以上のスイッチと、
    前記3個以上のスイッチのそれぞれから出力される前記出力データをそれぞれ入力する3個以上の第2の入力端子を有し、前記3個以上の第2の入力端子のそれぞれに入力される前記出力データを比較した結果に基づく比較結果データを出力する比較回路と、
    前記比較回路から出力される前記比較結果データを保持する第1のデータ保持素子と
    を有し、
    前記3個以上の第2の入力端子は、前記3個以上のスイッチがオフの場合、それぞれフローティング状態になることを特徴とするデータ保持回路。
  2. 記第1のデータ保持素子から出力される前記比較結果データを保持する第2のデータ保持素子と、
    前記第1のデータ保持素子と第2のデータ保持素子との間に接続され、クロック信号に応じてオン/オフ動作を行うクロックスイッチとを有することを特徴とする請求項記載のデータ保持回路。
  3. 前記クロックスイッチは、前記3個以上のスイッチの中の1個のスイッチのオン/オフ動作と逆のオン/オフ動作を行うことを特徴とする請求項記載のデータ保持回路。
  4. 前記クロックスイッチは、前記3個以上のスイッチの中の最も遅くオンからオフに切り替わる1個のスイッチのオン/オフ動作と逆のオン/オフ動作を行うことを特徴とする請求項記載のデータ保持回路。
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