JP5462822B2 - エンジンの排気処理装置 - Google Patents
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Description
この種の排気処理装置によれば、排気の温度が比較的低い場合にも、触媒燃焼により可燃性ガスで排気を昇温させることができる利点がある。
しかし、この従来技術では、可燃性ガス生成器の空燃混合室に液体燃料を供給する液体燃料通路や液体燃料出口を環状壁の内部に形成しているため、問題がある。
可燃性ガス生成器の空燃混合室に液体燃料を供給する液体燃料通路や液体燃料出口を環状壁の内部に形成しているため、環状壁の加工が容易でない。
請求項1に係る発明と請求項2に係る発明の発明特定事項の共通点は次の通りである。
図1(A)に例示するように、可燃性ガス生成器(1)に可燃性ガス生成触媒室(21)を設け、この可燃性ガス生成触媒室(21)に可燃性ガス生成触媒(22)を収容し、可燃性ガス生成触媒室(21)の始端部に環状壁(23)を配置し、この環状壁(23)の内側に空燃混合室(24)を形成し、この空燃混合室(24)に空気(25)と液体燃料(26)とを供給することにより、空燃混合室(24)で空燃混合ガス(27)を形成し、この空燃混合ガス(27)を可燃性ガス生成触媒(22)に供給し、可燃性ガス生成触媒(22)で可燃性ガス(2)を生成させるに当たり、
図3(B)に例示するように、環状壁(23)の始端部に蓋(28)を配置し、環状壁(23)の始端部に環状の蓋載置面(29)を設け、蓋(28)に被載置面(30)を設け、環状壁(23)の蓋載置面(29)に環状のガスケット(31)(32)を介して蓋(28)に被載置面(30)を載置固定した。
図3(A)に例示するように、ガスケット(31)にその周方向に所定間隔を保持して複数の液体燃料入口(33)と液体燃料出口(34)とを設け、液体燃料出口(34)は各液体燃料入口(33)からガスケット(31)の内側に向けて導出し、
図3(B)に例示するように、環状壁(23)の蓋載置面(29)と蓋(28)の被載置面(30)のいずれかの面にその周方向に沿う液体燃料ガイド溝(35)を凹設し、この液体燃料ガイド溝(35)の開口に各液体燃料入口(33)を連通させ、液体燃料ガイド溝(35)に供給された液体燃料(26)が各液体燃料入口(33)を介して液体燃料出口(34)から空燃混合室(24)に流出するようにし、
図3(A)に例示するように、空燃混合室(24)で空気(25)を旋回させるに当たり、液体燃料出口(34)を空燃混合室(24)の空気旋回方向の下流側に方向付けた、ことを特徴とするエンジンの排気処理装置。
図3(A)に例示するように、ガスケット(32)にその周方向に所定間隔を保持して複数の空気入口(36)と空気出口(37)とを設け、空気出口(37)は各空気入口(36)からガスケット(32)の内側に向けて導出し、図3(B)に例示するように、環状壁(23)の蓋載置面(29)と蓋(28)の被載置面(30)のいずれかの面にその周方向に沿う空気ガイド溝(38)を凹設し、この空気ガイド溝(38)の開口に各空気入口(36)を連通させ、空気ガイド溝(38)に供給された空気(25)が各空気入口(36)を介して空気出口(37)から空燃混合室(24)に流出するようにし、
図3(A)に例示するように、空燃混合室(24)で空気(25)を旋回させるに当たり、空気出口(37)を空燃混合室(24)の空気旋回方向の下流側に方向付けたことを特徴とするエンジンの排気処理装置。
請求項1に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》環状壁の加工を容易にすることができる。
図3(A)に例示するように、ガスケット(31)にその周方向に所定間隔を保持して複数の液体燃料入口(33)と液体燃料出口(34)とを設け、液体燃料出口(34)は各液体燃料入口(33)からガスケット(31)の内側に向けて導出し、図3(B)に例示するように、環状壁(23)の蓋載置面(29)と蓋(28)の被載置面(30)のいずれかの面にその周方向に沿う液体燃料ガイド溝(35)を凹設するので、環状壁(23)内に液体燃料ガイド通路や液体燃料出口を形成する場合に比べ、環状壁(23)の加工を容易にすることができる。
図3(A)に例示するように、空燃混合室(24)で空気(25)を旋回させるに当たり、液体燃料出口(34)を空燃混合室(24)の空気旋回方向の下流側に方向付けたので、空燃混合室(24)での空気(25)と液体燃料(26)の混合が均一になる。
請求項2に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》環状壁の加工を容易にすることができる。
図3(A)に例示するように、ガスケット(32)にその周方向に所定間隔を保持して複数の空気入口(36)と空気出口(37)とを設け、空気出口(37)は各空気入口(36)からガスケット(32)の内側に向けて導出し、図3(B)に例示するように、環状壁(23)の蓋載置面(29)と蓋(28)の被載置面(30)のいずれかの面にその周方向に沿う空気ガイド溝(38)を凹設するので、環状壁(23)内に空気ガイド通路や空気出口を形成する場合に比べ、環状壁(23)の加工を容易にすることができる。
図3(A)に例示するように、空燃混合室(24)で空気(25)を旋回させるに当たり、空気出口(37)を空燃混合室(24)の空気旋回方向の下流側に方向付けたので、空燃混合室(24)で容易に空気(25)を旋回させることができる。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》環状壁の加工を容易にすることができる。
図3(A)に例示するように、ガスケット(32)にその周方向に所定間隔を保持して複数の空気入口(36)と空気出口(37)とを設け、空気出口(37)は各空気入口(36)からガスケット(32)の内側に向けて導出し、図3(B)に例示するように、環状壁(23)の蓋載置面(29)と蓋(28)の被載置面(30)のいずれかの面にその周方向に沿う空気ガイド溝(38)を凹設するので、環状壁(23)内に空気ガイド通路や空気出口を形成する場合に比べ、環状壁(23)の加工を容易にすることができる。
図3(A)に例示するように、空燃混合室(24)で空気(25)を旋回させるに当たり、空気出口(37)を空燃混合室(24)の空気旋回方向の下流側に方向付けたので、空燃混合室(24)で容易に空気(25)を旋回させることができる。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》可燃性ガス生成器の傾斜時にも可燃性ガスの生成効率が高まる。
図6(B)に例示するように、ガスケット(31)に液体燃料出口(34)が12個あると、可燃性ガス生成器(1)の傾斜時に、傾斜下手側の6個の液体燃料出口(34)の総開口面積が比較的大きいため、必要な液体燃料(26)が傾斜下手側の液体燃料出口(34)から全て供給され、傾斜上手側の液体燃料出口(34)から液体燃料(26)が供給されなくなり、空燃混合室(24)での液体燃料(24)の分配が不均等になり、可燃性ガス生成触媒(22)全体を有効利用できず、可燃性ガス(2)の生成効率が低下する。
これに対し、図5(B)に例示するように、ガスケット(31)にその周方向に一定間隔を保持して、6個の液体燃料出口(34)を配置した場合には、可燃性ガス生成器(1)の傾斜時でも、傾斜下手側の3個の液体燃料出口(34)の総開口面積が比較的小さいため、必要な液体燃料(26)を傾斜下手側の液体燃料出口(34)のみから全て供給することはできず、液体燃料(26)は傾斜上手側の液体燃料出口(34)からも供給され、空燃混合室(24)での液体燃料(26)の分配がより均等になり、可燃性ガス生成触媒(22)全体を有効利用でき、可燃性ガス(2)の生成効率が高まる。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》可燃性ガス生成器の傾斜時にも可燃性ガスの生成効率がより高まる。
図4(B)に例示するように、ガスケット(31)にその周方向に一定間隔を保持して、4個の液体燃料出口(34)を配置した場合には、可燃性ガス生成器(1)の傾斜時でも、傾斜下手側の2個の液体燃料出口(34)の総開口面積が比較的小さいため、必要な液体燃料(26)を傾斜下手側の液体燃料出口(34)のみから全て供給することはできず、液体燃料(26)は傾斜上手側の液体燃料出口(34)からも供給され、空燃混合室(24)での液体燃料(26)の分配がより均等になり、可燃性ガス生成触媒(22)全体を有効利用でき、可燃性ガス(2)の生成効率がより高まる。
DPFは、ディーゼル・パティキュレート・フィルタの略称である。PMは粒子状物質の略称である。
この燃焼触媒(5)はDOCである。DOCはディーゼル酸化触媒の略称である。DPF(7)のPM除去と共に、或いは、DPF(7)のPM除去に代えて、燃焼触媒(5)の下流に配置した排気浄化触媒(SCR触媒やNOX吸蔵触媒等)を活性化させるようにしてもよい。SCR触媒は選択還元触媒の略称である。
図2に示すように、排気温度が所定温度よりも低い場合には、制御手段(11)が空気供給手段(9)で可燃性ガス(2)に空気(12)を供給するとともに、着火手段(10)で可燃性ガス(2)に着火を起こさせて、可燃性ガス(2)を火炎燃焼させ、この火炎燃焼の熱で排気通路(4)中の排気(6)を昇温させるようにしている。
これにより、エンジン始動直後や軽負荷運転時等、本来的に排気温度が燃焼触媒(5)の活性化温度に達しない場合でも、可燃性ガス(2)の火炎燃焼の熱で排気(6)の温度を昇温させ、排気温度を燃焼触媒(5)の活性化温度に到達させることが可能となり、エンジン始動直後や軽負荷運転時でもDPF(7)に溜まったPMの燃焼、或いは、排気浄化触媒の活性化を図ることができる。
これにより、可燃性ガス供給通路(8)や着火手段(10)により排気通路(4)の排気(6)の流れが邪魔されることがなく、排圧を上昇させることがない。また、可燃性ガス(2)の燃焼火炎で排気(6)が直接に昇温され、排気(6)の昇温効率が高い。
図1(A)に示すように、排気通路(4)の下側に可燃性ガス供給通路(8)を並設し、排気通路(4)の周面下側に放熱口(13)をあけている。これにより、可燃性ガス(2)の燃焼火炎の熱気が排気通路(4)に浮上し、排気通路(4)の排気(6)の温度を高め、排気(6)の昇温効率がより高まる。
この旋回する空気(12)に可燃性ガス出口(17)から混合室(14)の径方向に供給した可燃性ガス(2)を混合させるようにしている。これにより、可燃性ガス(2)と空気(12)との混合性が良好で、可燃性ガス(2)の着火により高い放熱量が得られる。
図3(B)に示すように、環状壁(23)の始端部に蓋(28)を配置し、環状壁(23)の始端部に環状の蓋載置面(29)を設け、蓋(28)に被載置面(30)を設け、環状壁(23)の蓋載置面(29)に環状のガスケット(31)(32)を介して蓋(28)の被載置面(30)を載置固定した。
図3(B)に例示するように、環状壁(23)の蓋載置面(29)と蓋(28)の被載置面(30)のいずれかの面にその周方向に沿う液体燃料ガイド溝(35)を凹設し、この液体燃料ガイド溝(35)の開口に各液体燃料入口(33)を連通させ、液体燃料ガイド溝(35)に供給された液体燃料(26)が各液体燃料入口(33)を介して液体燃料出口(34)から空燃混合室(24)に流出するようにしている。
これにより、環状壁(23)内に液体燃料ガイド通路や液体燃料出口を形成する場合に比べ、環状壁(23)の加工を容易にすることができる。
図3(A)に例示するように、空燃混合室(24)で空気(25)を旋回させるに当たり、液体燃料出口(34)を空燃混合室(24)の空気旋回方向の下流側に方向付けている。これにより、空燃混合室(24)での空気(25)と液体燃料(26)の混合が均一になる。
これにより、環状壁(23)内に空気ガイド通路や空気出口を形成する場合に比べ、環状壁(23)の加工を容易にすることができる。
図3(A)に例示するように、空燃混合室(24)で空気(25)を旋回させるに当たり、空気出口(37)を空燃混合室(24)の空気旋回方向の下流側に方向付けている。これにより、空燃混合室(24)で容易に空気(25)を旋回させることができる。
図5(B)に示す第1変形例では、ガスケット(31)にその周方向に一定間隔を保持して、6個の液体燃料出口(34)を配置している。
図6(B)に示す第2変形例では、ガスケット(31)にその周方向に一定間隔を保持して、12個の液体燃料出口(34)を配置している。
図1に示すエンジンECU(61)は、PM堆積量推定手段(62)とPM再生制御手段(63)とを備えている。エンジンECUはエンジン電子制御ユニットの略称である。
PM堆積量推定手段(62)は、エンジンECU(61)の所定の演算部であり、エンジン負荷、エンジン回転数、DPF上流側排気温度センサ(64)による検出排気温度、DPF上流側排気圧センサ(65)によるDPF(7)上流側の排気圧、差圧センサ(66)によるDPF(7)の上流と下流の差圧等に基づいて、予め実験的に求めたマップデータからPM堆積量を推定する。
可燃性(4)の生成開始の初期には、所定時間、ヒータ(25)を発熱させるが、可燃性ガス(4)の生成が開始されると、可燃性ガス生成触媒(13)は発熱反応によって温度が上昇するため、可燃性ガス(4)の生成が開始されてから所定時間経過した場合には、タイマによりヒータ(25)の発熱を停止する。
PM再生制御手段(63)には、DPF(7)の出口側温度センサ(70)を連携させ、DPF(7)の出口側温度が異常に高い場合には、緊急に再生を中止する。
図9に示すように、ステップ(S1)でPM堆積推定値が再生開始値に至ったか否かが判定され、判定が肯定されると、ステップ(S2)で可燃性ガス生成を開始し、ステップ(S3)で燃焼触媒(5)の入口側排気温度が250°C以上かどうかが判定され、判定が肯定の場合にはステップ(S4)で可燃性ガス生成触媒(22)の温度が400°C以上か否かが判定され、判定が肯定の場合には、ステップ(S5)で可燃性ガス(2)に着火せず、可燃性ガス(2)を排気通路(4)に供給し、ステップ(S6)でPM堆積推定値が再生終了値に至ったか否かが判定され、判定が肯定の場合には、ステップ(S7)で可燃性ガス生成を終了し、DPFの再生を終了する。
ステップ(S6)での判定が否定の場合には、ステップ(S3)に戻る。ステップ(S3)とステップ(S4)の判定が否定の場合には、いずれの場合にもステップ(S8)で可燃性ガス(2)に着火して、火炎燃焼の熱を排気通路(4)に供給する。
(2) 可燃性ガス
(21) 可燃性ガス生成触媒室
(22) 可燃性ガス生成触媒
(23) 環状壁
(24) 空燃混合室
(25) 空気
(26) 液体燃料
(27) 空燃混合ガス
(28) 蓋
(29) 蓋載置面
(30) 被載置面
(31) ガスケット
(32) ガスケット
(33) 液体燃料入口
(34) 液体燃料出口
(35) 液体燃料ガイド溝
(36) 空気入口
(37) 空気出口
(38) 空気ガイド溝
Claims (5)
- 可燃性ガス生成器(1)に可燃性ガス生成触媒室(21)を設け、この可燃性ガス生成触媒室(21)に可燃性ガス生成触媒(22)を収容し、可燃性ガス生成触媒室(21)の始端部に環状壁(23)を配置し、この環状壁(23)の内側に空燃混合室(24)を形成し、この空燃混合室(24)に空気(25)と液体燃料(26)とを供給することにより、空燃混合室(24)で空燃混合ガス(27)を形成し、この空燃混合ガス(27)を可燃性ガス生成触媒(22)に供給し、可燃性ガス生成触媒(22)で可燃性ガス(2)を生成させるに当たり、
環状壁(23)の始端部に蓋(28)を配置し、環状壁(23)の始端部に環状の蓋載置面(29)を設け、蓋(28)に被載置面(30)を設け、環状壁(23)の蓋載置面(29)に環状のガスケット(31)(32)を介して蓋(28)に被載置面(30)を載置固定し、」
ガスケット(31)にその周方向に所定間隔を保持して複数の液体燃料入口(33)と液体燃料出口(34)とを設け、液体燃料出口(34)は各液体燃料入口(33)からガスケット(31)の内側に向けて導出し、
環状壁(23)の蓋載置面(29)と蓋(28)の被載置面(30)のいずれかの面にその周方向に沿う液体燃料ガイド溝(35)を凹設し、この液体燃料ガイド溝(35)の開口に各液体燃料入口(33)を連通させ、液体燃料ガイド溝(35)に供給された液体燃料(26)が各液体燃料入口(33)を介して液体燃料出口(34)から空燃混合室(24)に流出するようにし、
空燃混合室(24)で空気(25)を旋回させるに当たり、液体燃料出口(34)を空燃混合室(24)の空気旋回方向の下流側に方向付けた、ことを特徴とするエンジンの排気処理装置。 - 可燃性ガス生成器(1)に可燃性ガス生成触媒室(21)を設け、この可燃性ガス生成触媒室(21)に可燃性ガス生成触媒(22)を収容し、可燃性ガス生成触媒室(21)の始端部に環状壁(23)を配置し、この環状壁(23)の内側に空燃混合室(24)を形成し、この空燃混合室(24)に空気(25)と液体燃料(26)とを供給することにより、空燃混合室(24)で空燃混合ガス(27)を形成し、この空燃混合ガス(27)を可燃性ガス生成触媒(22)に供給し、可燃性ガス生成触媒(22)で可燃性ガス(2)を生成させるに当たり、
環状壁(23)の始端部に蓋(28)を配置し、環状壁(23)の始端部に環状の蓋載置面(29)を設け、蓋(28)に被載置面(30)を設け、環状壁(23)の蓋載置面(29)に環状のガスケット(31)(32)を介して蓋(28)に被載置面(30)を載置固定し、」
ガスケット(32)にその周方向に所定間隔を保持して複数の空気入口(36)と空気出口(37)とを設け、空気出口(37)は各空気入口(36)からガスケット(32)の内側に向けて導出し、環状壁(23)の蓋載置面(29)と蓋(28)の被載置面(30)のいずれかの面にその周方向に沿う空気ガイド溝(38)を凹設し、この空気ガイド溝(38)の開口に各空気入口(36)を連通させ、空気ガイド溝(38)に供給された空気(25)が各空気入口(36)を介して空気出口(37)から空燃混合室(24)に流出するようにし、
空燃混合室(24)で空気(25)を旋回させるに当たり、空気出口(37)を空燃混合室(24)の空気旋回方向の下流側に方向付けた、」ことを特徴とするエンジンの排気処理装置。 - 請求項1に記載したエンジンの排気処理装置において、
ガスケット(32)にその周方向に所定間隔を保持して複数の空気入口(36)と空気出口(37)とを設け、空気出口(37)は各空気入口(36)からガスケット(32)の内側に向けて導出し、環状壁(23)の蓋載置面(29)と蓋(28)の被載置面(30)のいずれかの面にその周方向に沿う空気ガイド溝(38)を凹設し、この空気ガイド溝(38)の開口に各空気入口(36)を連通させ、空気ガイド溝(38)に供給された空気(25)が各空気入口(36)を介して空気出口(37)から空燃混合室(24)に流出するようにし、
空燃混合室(24)で空気(25)を旋回させるに当たり、空気出口(37)を空燃混合室(24)の空気旋回方向の下流側に方向付けた、」ことを特徴とするエンジンの排気処理装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載したエンジンの排気処理装置において、
ガスケット(31)にその周方向に一定間隔を保持して、6個の液体燃料出口(34)を配置した、ことを特徴とするエンジンの排気処理装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載したエンジンの排気処理装置において、
ガスケット(31)にその周方向に一定間隔を保持して、4個の液体燃料出口(34)を配置した、ことを特徴とするエンジンの排気処理装置。
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