JP5459077B2 - デジタルカメラ - Google Patents

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本発明は、デジタルカメラに関するものである。
従来、動画撮影中に撮影装置本体に作用する加速度の検出値に基づいて、フレームレートを変更した動画を生成する撮影装置が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−262135号公報
しかしながら、上述の撮影装置においては、スポーツ等の動きが多い被写体を撮影した動画においては、動画撮影中の加速度の検出値が頻繁に変化することから、フレームレートを変更する動画のシーンが多くなり不自然な動画となる場合があった。
本発明の目的は、フレームレートの変更が効果的な特定のシーンについてフレームレートを変更した動画を生成することができるデジタルカメラを提供することである。
本発明のデジタルカメラは、所定のフレームレートで動画を撮影する動画撮影部と、前記動画撮影部の加速度を検出し、加速度信号を出力する加速度センサと、前記加速度センサにより検出された加速度信号の変曲点が、所定の閾値を超えた場合に、前記変曲点前後の加速度の静止点間における加速度信号に基づいて、前記動画撮影部により撮影された動画のフレームレートを変更して、動画を生成する動画生成部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、フレームレートの変更が効果的な特定のシーンについてフレームレートを変更した動画を生成することができる。
実施の形態に係るデジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る加速度センサによる加速度を示す図である。 実施の形態に係る加速度センサによる加速度の周波数を示す図である。 実施の形態に係る加速度センサによる所定の周波数領域における加速度を示す図である。 実施の形態に係るフレームレートの変更処理を示す図である。 実施の形態に係るデジタルカメラによる加速度の検出方向を示す斜視図である。 実施の形態に係る加速度センサによる3軸方向の加速度を示す図である。 実施の形態に係る加速度センサによる3軸方向の加速度を示す図である。 実施の形態に係る加速度センサ及び音響センサによる検出値を示す図である。 実施の形態に係る頻度別設定モードにおけるフレームレートの変更処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係る加速度センサによる加速度を示す図である。 実施の形態に係るシーン指定モードにおけるフレームレートの変更処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係る加速度センサによる加速度を示す図である。 実施の形態に係るシーン選択モードにおけるフレームレートの変更処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係る加速度センサによる加速度を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメラ(以下、カメラ)について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るカメラのシステム構成を示すブロック図である。図1に示すように、カメラ2は、カメラ2の各部を統括的に制御する制御部4を備えている。制御部4には、撮像素子6、バッファメモリ8、画像処理部10、加速度センサ12、記憶媒体14、表示部16及び操作部材18が接続されている。撮像素子6は、CCDまたはCMOS等により構成され、図示しない撮影レンズを介した被写体からの光を撮像して撮像信号を制御部4に対して出力する。バッファメモリ8は、撮像素子6から出力された撮像信号に基づいて生成される動画を一時的に記憶する。画像処理部10は、バッファメモリ8に記憶された動画に対してフレームレートの変更等の画像処理を施す。加速度センサ12は、カメラ2に対して重力方向に作用する加速度を検出する。記憶媒体14は、カメラ2に設けられたカードスロット(図示せず)に着脱可能に装着される可搬性を有するメモリカードである。記憶媒体14には、画像処理部10により画像処理が施された動画が記憶される。表示部16は、カメラ2の背面部に配置されるLCD表示部等により構成される。操作部材18は、動画の撮影を開始する際に操作される撮影開始ボタン、動画の撮影を終了する際に操作される撮影終了ボタン、表示部16にメニュー等を表示させるためのメニューボタン、メニュー項目等の選択時に操作される十字キー、メニュー項目等の確定操作を行うためのOKボタン等を含んでいる。
次に、本発明の実施の形態に係るカメラ2において撮影された動画のフレームレートの変更処理について説明する。操作者が撮影開始ボタンを押下すると、制御部4は、所定のフレームレート(例えば60fps)で動画の撮影を開始する。また、加速度センサ12により撮影中にカメラ2に対して重力方向に作用する加速度を検出する。例えば、カメラ2を持ったスキーの競技者が助走、踏切り、浮遊、着地を順に行った場合に、図2に示すような加速度が加速度センサ12により検出されたとする。この場合には、加速度センサ12により検出された加速度には微細な振動から大きな揺れによる様々な加速度が含まれる。従って、図2に示す加速度の検出値に基づいてフレームレートの変更処理を行うと、フレームレートの変更の頻度が多くなり生成された動画の動きが不自然になることがある。このため、制御部4は、加速度センサ12による加速度の検出値を図示しない周波数解析部により周波数解析する。図3は、図2に示す加速度の検出値を周波数解析し、周波数領域に変換(フーリエ変換)したものである。制御部4は、周波数解析して求められた周波数について、所定の周波数領域における加速度を出力するように高域側及び低域側をフィルタリングする。即ち、図2に示す加速度は、図4に示すような加速度に変換される。これにより、短時間の振動に反応してフレームレートの変更が頻発し動画の動きが見苦しくなることや、鑑賞するのに十分な時間のある緩やかな加速度変化のあるシーンが更にスローになり動画の動きがまどろっこしくなることを防ぐことができる。また、高域側及び低域側をフィルタリングすることによってフレームレートの変更の判断が容易になり、より望ましいフレームレートの変更の効果を得やすくなる。
次に、図5を参照して、図4に示される加速度に基づいて実施されるフレームレートの変更処理を説明する。先ず、フレームレートの変更を行う加速度の閾値として、閾値±αが予め設定される。閾値±αを設定することにより、フレームレートの変更を行う特定のシーンだけを容易に抽出することができる。
制御部4は、加速度の大きさが閾値±αを超えた場合には、閾値±αを超えた場合における加速度の変曲点を検出する。また、検出された変曲点前後の加速度の静止点間をフレームレートを変更する範囲として、画像処理部10により動画が滑らかに変化してみえるようにフレームレートを変更し、変更されたフレームレートに基づいて動画を生成する。図5(a)に示す場合には、加速度センサ12はカメラ2に対して重力方向に作用する加速度を検出するため、加速度の静止点は重力加速度(1G)になる。フレームレートの変更は、加速度の変化率が負の場合にはスローモーション、加速度の変化率が正の場合にはクイックモーション(早送り)にする。なお、必要とする画面効果に応じてスローモーションとクイックモーションの対応関係を変えてもよい。
ここで、加速度センサ12による加速度の検出値が閾値±αを超える期間または閾値±αを超えた場合における加速度の変曲点を検出するためには、ある程度の過去の期間の加速度の検出値が必要となる。そこで撮影された60fpsの動画及び動画に対応する加速度の検出値を一時的にバッファメモリ8に記憶し、加速度の変化に基づき動画を生成する。なお、この場合には、図5(b)に示すように60fpsの動画を記憶しているが、可能な限り速いフレームレートで撮影された動画をバッファメモリ8に記憶することが望ましい。
図5(a)に示す加速度における最初の静止点までの期間においては通常速度の動画を生成する。一般的に動画は30fpsであるため、通常速度の動画として30fpsの動画を生成する。即ち、制御部4は、図5(c)に示すように画像処理部10によりバッファメモリ8に記憶された60fpsの動画から1/2のフレームを間引きし、30fpsのフレームレートの動画を生成する。
図5(a)に示す加速度における最初の静止点から最初の変曲点までの期間においては、加速度の変化率が負であるためスローモーションの動画を生成する。即ち、制御部4は図5(c)に示すように画像処理部10によりバッファメモリ8に記憶された60fpsの動画の各フレームを用いて30fpsの動画を生成する。これにより再生時の速度は1/2になる。ここで、画像処理部10により60fpsの動画の1フレームを複数フレームに対応するように引き伸ばすと、さらに遅い動画を生成することができる。従って、対応するフレーム数を加速度センサ12による加速度に基づいて連続的に可変させることにより、フレームレートが連続的に変化するようにみえる動画を生成することができる。
図5(a)に示す加速度における最初の変曲点から次の変曲点までの期間においては、加速度の変化率が正であるためクイックモーションの動画を生成する。即ち、制御部4は図5(c)に示すように画像処理部10によりバッファメモリ8に記憶された60fpsの動画から1/2より高い比率でフレームを間引きし、通常速度である30fpsの動画の再生速度より速い再生速度の動画を生成する。
図5(a)に示す加速度における2番目の変曲点から2番目の静止点までの期間においては加速度の変化率が負であるため、上述の最初の静止点から最初の変曲点までの期間における場合と同様にスローモーションの動画を生成する。また、2番目の静止点以降の期間においては通常速度の動画を生成する。
そして、制御部4は、画像処理部10により生成された動画を記憶媒体14に記憶する。なお、操作者が、撮影終了ボタンを押下すると、制御部4は、動画の撮影及びフレームレートの変更処理を終了する。
本発明の実施の形態に係るデジタルカメラによれば、フレームレートの変更を行う加速度の閾値を超えた場合における加速度の検出値に基づいてフレームレートを変更し、変更されたフレームレートに基づいて動画を生成する。従って、フレームレートの変更が効果的な特定のシーンについてフレームレートを変更した動画を生成することができる。
なお、上述の実施の形態において、加速度センサ12は複数方向の加速度を検出するセンサを備えてもよい。例えば、図6に示すように、カメラ2の上面2aに設けられる加速度センサ12が、カメラ2に対して重力方向(上下方向)、レンズ20の光軸方向(前後方向)及びカメラ2の側面2bに対する法線方向(左右方向)の3軸方向に作用する加速度を検出するセンサを備える場合には、制御部4は、加速度センサ12により検出された3軸方向の加速度が3軸方向のそれぞれに設定される加速度の閾値を超えた場合に、フレームレートの変更処理を行う。即ち、図7に示すように、カメラ2に対して上下方向の加速度が作用した場合には、加速度センサ12による上下方向の加速度の検出値が上下方向の加速度に対して設定された閾値βを超えているが、加速度センサ12による左右方向の加速度の検出値が左右方向の加速度に対して設定された閾値β´を超えていないためフレームレートの変更処理を行わない。一方、図8に示すように、加速度センサ12による上下方向及び左右方向の加速度がそれぞれに対して設定されている閾値β,β´を超えた場合には、加速度センサ12による上下方向の加速度及び左右方向の加速度の少なくとも一方に基づいて、上述の実施の形態と同様にフレームレートの変更処理を行う。ここで、図7及び図8に示す基準値とは、カメラ2を水平面の設置台等に静置した場合の加速度の値であり、例えば上下方向の基準値は1G(重力加速度)、左右及び前後方向の基準値は0となる。これにより、フレームレートを変更するシーンを容易に指定することができる。例えば、カメラ2を持ったスキーの競技者が浮遊しているだけではフレームレートの変更処理を行わないが、浮遊と回転を同時に行った場合にはフレームレートの変更処理を行うことができる。
なお、基準値はカメラ2の設置位置等に対応して変えてもよい。また、3軸方向の軸毎に設定される閾値は同一でなくてもよく、例えば上下方向の所定の閾値は正、左右方向は所定の閾値は負の値としてもよい。3軸方向の軸毎に設定される閾値における正負の値の組合わせは自由である。
また、上述の実施の形態において、加速度センサ12による3軸方向の加速度がそれぞれに対して設定されている閾値を超えた場合に、3軸方向の加速度の少なくとも1つに基づいて、上述の実施の形態と同様にフレームレートの変更処理を行ってもよい。
また、上述の実施の形態においては、加速度センサ12により検出された加速度を用いてフレームレートの変更処理を行っているが、カメラ2に周囲の音量を検出する音響センサを備え、加速度センサ12及び音響センサを併用してフレームレートの変更処理を行ってもよい。例えば、図9に示すように、加速度センサ12による加速度の検出値が加速度の閾値γを超えた部分が2ヶ所あり、その2ヶ所のうち音響センサによる音量が音量の閾値γ´を超えた部分が1ヶ所ある場合には、検出された加速度及び音量がそれぞれの閾値γ,γ´を超えた場合のみ、上述の実施の形態と同様にフレームレートの変更処理を行う。これにより、例えばカメラ2を持ったスキーの競技者が浮遊または着地する場合において、競技者が声をあげたときにフレームレートの変更処理を行うことが可能となる。また、例えば自動車レースで走行する自動車にカメラ2を設置した場合において、通常のブレーキ動作では音響センサにより検出された音量が閾値γ´を超えないためフレームレートの変更処理を行わないが、他の自動車との接触によりブレーキがかかった場合において、検出された加速度及び音量がそれぞれの閾値γ,γ´を超えた場合にフレームレートの変更処理を行うことができる。
また、上述の実施の形態においては、加速度センサ12及び音響センサを用いてフレームレートの変更処理を行っているが、カメラ2の外界の状態を検出するセンサであれば音響センサに限定されず、音響センサに代えて外界の状態を検出する他の外界センサを用いてもよい。
また、上述の実施の形態において、動画の撮影終了後にフレームレートの変更を行うための加速度の閾値を設定して、フレームレートの変更処理を行ってもよい。この場合には、制御部4は、所定のフレームレートで撮影された動画及びそれに対応する加速度の検出値を記憶媒体14に記憶する。そして、図10のフローチャートに示すように、先ず操作者が操作部材18を操作してカメラ2のモードを頻度別設定モードに移行させる(ステップS10)。制御部4は、記憶媒体14に記憶された撮影中の加速度の検出値について、加速度の検出値が所定の値を超える頻度を検出する(ステップS11)。また、検出された頻度に基づいて閾値を設定する。即ち、図11に示すように、加速度が所定の値を超える頻度が1回の最低頻度、2〜3回の第二低頻度及び4〜5回の第三低頻度のそれぞれに対応する加速度の閾値として、閾値c,c´,c´´を設定する。
次に、制御部4は先ず最低頻度に対して設定された閾値cを超えた加速度に基づいて、フレームレートを変更するシーンを検索し、検索されたシーンを表示部16に表示する(ステップS12)。ここで、操作者が表示されたシーンについてフレームレートの変更処理を行うためにOKボタンを押下すると(ステップS13、Yes)、制御部4は、加速度が閾値cを超えたシーンについて上述の実施の形態と同様にフレームレートの変更処理を行い、そのシーンを含む全体の動画を生成する(ステップS14)。そして、生成された動画を記憶媒体14に記憶する(ステップS15)。
一方、操作者がOKボタンを押下せずに所定の時間が経過すると(ステップS13、No)、制御部4は、第二低頻度に対して設定された閾値c´を超えた加速度に基づいて、フレームレートを変更するシーンを検索し、検索された3シーン(閾値cを超えた1シーン及び閾値c´を超えた2シーン)を順に表示部16に表示する(ステップS16)。ここで、操作者が表示された3シーンについてフレームレートの変更処理を行うためにOKボタンを押下すると(ステップS17、Yes)、制御部4は、加速度が閾値c´を超えたシーンについて上述の実施の形態と同様にフレームレートの変更処理を行い、その3シーンを含む全体の動画を生成し(ステップS14)、生成された動画を記憶媒体14に記憶する(ステップS15)。
ステップS17においても、操作者がOKボタンを押下せずに所定の時間が経過すると(ステップS17、No)、制御部4は、第三低頻度に対して設定された閾値c´´を超えた加速度に基づいて、フレームレートを変更するシーンを検索し、検索された5シーン(閾値cを超えた1シーン、閾値c´を超えた2シーン及び閾値c´´を超えた2シーン)を順に表示部16に表示する。(ステップS18)。ここで、操作者が表示された5シーンについてフレームレートの変更処理を行うためにOKボタンを押下すると(ステップS19、Yes)、制御部4は、加速度が閾値c´´を超えたシーンについて上述の実施の形態と同様にフレームレートの変更処理を行い、その5シーンを含む全体の動画を生成し(ステップS14)、生成された動画を記憶媒体14に記憶する(ステップS15)。
ステップS19においても、操作者がOKボタンを押下せずに所定の時間が経過した場合には(ステップS19、No)、第三低頻度より高い頻度で加速度が超える閾値を設定し、その閾値を超えた加速度に基づいて上述の実施の形態と同様にフレームレートの変更処理を行ってもよいが、「適当なシーンがありません」等のメッセージを表示部16に表示して(ステップS20)、頻度別設定モードを終了する。これにより、所定のフレームレートで撮影された動画に対して、特徴的な一部のシーンに限定してフレームレート変更の効果を適用することができるため、効果的なフレームレートの変更を行うことができる。
また、上述の実施の形態において、動画の撮影終了後にフレームレートを変更するシーンを操作者が指定してもよい。図12のフローチャートに示すように、先ず操作者が操作部材18を操作してカメラ2のモードをシーン指定モードに移行させる(ステップS30)。
制御部4は、シーン指定モードに移行すると、記憶媒体14に記憶された所定のフレームレート(60fps)の動画を通常速度で再生する(ステップS31)。即ち、通常速度である30fpsのフレームレートの動画を表示部16に表示する。動画の再生中に操作者がOKボタンを押下することにより、フレームレートを変更するシーンを指定すると(ステップS32、Yes)、制御部4は、動画の再生を中止して(ステップS33)、操作者により指定された再生位置における加速度を、記憶媒体14に記憶された加速度から読み出す(ステップS34)。そして、図13に示すように、読み出された加速度を閾値として閾値dが設定され、記憶媒体14に記憶された加速度から閾値dを超える加速度を検出することによりフレームレートを変更するシーンを検索する(ステップS35)。ここでは、3シーンが検索されたため、この3シーンを順に表示部16に表示する(ステップS36)。ここで、操作者が表示されたシーンについてフレームレートの変更処理を行うためにOKボタンを押下すると(ステップS37、Yes)、制御部4は、加速度が閾値dを超えたシーンについて上述の実施の形態と同様にフレームレートの変更処理を行い、その3シーンを含む全体の動画を生成する(ステップS38)。そして、生成された動画を記憶媒体14に記憶する(ステップS39)。
なお、ステップS32において動画の再生中に操作者によりOKボタンが押下されなかった場合(ステップS32、No)、または、ステップS37において操作者がOKボタンを押下せずに所定の時間が経過した場合(ステップS37、No)には、ステップS31に戻り、動画の再生を続ける。これにより、フレームレートを変更する加速度の閾値が明確になっていなくても、動画の再生中に操作者の指定により閾値を設定することができるため、閾値の設定が容易となる。
また、上述の実施の形態において、動画の撮影終了後にフレームレートを変更するシーンを、フレームレートを変更する候補のシーンから操作者が選択してもよい。図14のフローチャートに示すように、先ず操作者が操作部材18を操作してカメラ2のモードをシーン選択モードに移行させると(ステップS50)、制御部4は、フレームレートを変更する候補のシーンを検索する(ステップS51)。即ち、記憶媒体14に記憶された加速度から、予め設定された閾値eを超えた加速度を検出し、閾値eを超えた加速度に基づいて、フレームレートを変更する候補のシーンを検索する。ここでは図15に示すように、5シーンが検索されたため、この5シーンを候補として順に表示部16に表示する(ステップS52)。操作者がそれぞれの候補のシーンが表示された後に操作者がOKボタンを押下することにより、表示された候補のシーンについてフレームレートの変更処理を行うか否かが選択される(ステップS53)。
次に制御部4は、操作者により選択された候補のシーンが有るか否かを判別する(ステップS54)。例えば、ステップS53において操作者が3番目及び5番目の候補のシーンを選択した場合には、制御部4は、選択された候補のシーンが有ると判別し(ステップS54、Yes)、選択された3番目及び5番目の候補のシーンについてフレームレートの変更処理を行い、3番目及び5番目の候補のシーンを含む全体の動画を生成する(ステップS55)。そして、生成された動画を記憶媒体14に記憶する(ステップS56)。
一方、ステップS53において候補の5シーンについて何れも選択しない場合には、制御部4は、選択された候補のシーンが無いと判別し(ステップS54、No)、操作者に対して候補のシーンの選択範囲を拡大するか否かを選択させるための表示を行う。ここで、操作者がOKボタンを押下することにより候補のシーンの選択範囲の拡大を選択すると(ステップS57、Yes)、制御部4は、候補のシーンの選択範囲を拡大するように閾値eを所定の閾値に変更する(ステップS58)。そして、ステップS51に戻り、記憶媒体14に記憶された加速度から、変更された所定の閾値を超えた加速度を検出し、変更された所定の閾値を超えた加速度に基づいて、フレームレートを変更する候補のシーンを検索する。また、ステップS52〜ステップS54の処理を行う。一方、ステップS57において、操作者がOKボタンを押下せずに所定の時間が経過した場合には(ステップS57、No)、「適当なシーンがありません」等のメッセージを表示部16に表示して(ステップS59)、シーン選択モードを終了する。これにより、カメラ2により検索された候補のシーンから、フレームレートの変更処理を行うシーンを選択することができるため、フレームレートの変更処理を行うシーンの選択基準がよくわからない操作者でも容易に選択することができる。
なお、フレームレートを変更する候補のシーンを検索するために、加速度センサ12による加速度の検出値を用いているが、予め複数種類のセンサをカメラ2に備え、複数種類のセンサによる検出値を用いてもよい。また、ステップS58において、候補のシーンの選択範囲を拡大するために、閾値eを所定の閾値に変更しているが、複数種類のセンサによる検出値を用いるようにしてもよい。この場合には、ステップS51に戻り、記憶媒体14に記憶された複数種類のセンサによる検出値から、複数種類のセンサのそれぞれに対して設定された閾値を超えた検出値に基づいて、フレームレートを変更する候補のシーンを検索し、ステップS52〜ステップS54の処理を行う。
2…カメラ、4…制御部、6…撮像素子、10…画像処理部、12…加速度センサ、14…記憶媒体、16…表示部。

Claims (7)

  1. 所定のフレームレートで動画を撮影する動画撮影部と、
    前記動画撮影部の加速度を検出し、加速度信号を出力する加速度センサと、
    前記加速度センサにより検出された加速度信号の変曲点が所定の閾値を超えた場合に、前記変曲点前後の加速度の静止点間における加速度変化に応じて、前記動画撮影部により撮影された動画のフレームレートを変更して動画を生成する動画生成部と、
    を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記加速度センサにより検出された加速度信号を所定の周波数領域でフィルタリングするフィルタリング部を備え、
    前記動画生成部は、前記フィルタリング部によりフィルタリングされた加速度信号の変曲点が所定の閾値を超えた場合に、前記変曲点前後の加速度の静止点間における加速度変化に応じて、前記動画撮影部により撮影された動画のフレームレートを変更することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 前記動画生成部は、前記加速度センサにより検出された加速度信号の変化率が、負の場合にはスローモーション、正の場合にはクイックモーションとなるように、前記動画撮影部により撮影された動画のフレームレートを変更することを特徴とする請求項1または2記載のデジタルカメラ。
  4. 前記加速度センサは、複数方向の加速度を検出し、
    前記動画生成部は、前記加速度センサにより検出された、少なくとも2方向の加速度信号の変曲点が所定の閾値を超えた場合に、前記動画撮影部により撮影された動画のフレームレートを変更することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のデジタルカメラ。
  5. 外界の状態を検出し、検出信号を出力する外界センサを備え、
    前記動画生成部は、前記加速度信号及び前記検出信号の変曲点が所定の閾値を超えた場合に、前記動画撮影部により撮影された動画のフレームレートを変更することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のデジタルカメラ。
  6. 前記動画撮影部により撮影された動画データ及び前記加速度センサにより検出された加速度信号を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された加速度信号のうち、閾値を超える変曲点が所定の数になるように閾値を設定する閾値設定部と、を備え、
    前記動画生成部は、前記記憶部に記憶された加速度信号の変曲点が前記閾値設定部により設定された閾値を超えた場合に、前記変曲点前後の加速度の静止点間における加速度変化に応じて、前記記憶部に記憶された動画のフレームレートを変更することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のデジタルカメラ。
  7. 前記動画撮影部により撮影された動画データ及び前記加速度センサにより検出された加速度信号を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された動画の再生中に、操作者が指定した再生位置の加速度信号に基づいて閾値を設定する閾値設定部と、を備え、
    前記動画生成部は、前記記憶部により記憶された加速度信号の変曲点が前記閾値設定部により設定された閾値を超えた場合に、前記変曲点前後の加速度の静止点間における加速度変化に応じて、前記記憶部に記憶された動画のフレームレートを変更することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のデジタルカメラ。
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