JP5457398B2 - テント - Google Patents

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Description

本発明は、球場等の上にバルーンを浮かべ、日除しを避けるテントに関するものである。
従来のテントは、柱を立て、その上にシートを張っていた。そのテントは柱があるため大型にはできなかった。そこで、エアードームなどがあり、球場全体に空気の圧力で膨らませる物があった。
そのエアドームで東京ドームには、天井を支える柱が付いていない。そこで、ガラス繊維でできたシートの天井の重さは400トンもあり、この重い天井を支えているのは空気である。その空気は、外気より0.003気圧高くして屋根を支えていた。
また、特開2002−322829の名称 浮上屋根では、各種のイベント会場の仮説テントやパビリオン、既存のスポーツ施設の屋根、野外スケート場の水面の保護のための屋根架け、陽射しの強い日の運動会または雨天回避のための運動会に屋根、建設現場や発掘調査の現場など、雨や強い日差しを嫌う野外作業現場では、屋根シートの下から浮力により持ち上げる物があった。そのバルーンは、ヘリウムを用いて空気の密度は約1.3であり、ヘリウムの密度は0.1785であるため、1気圧では1キロリットルで約1キログラムの浮力があり、バルーンを浮かべシート張っていた。
また、太陽光線エネルギーを電気エネルギーに変換するものとしては、特開2006−86140の名称 気球体を利用した太陽光発電方法及び装置では、遮蔽物のない空中に浮揚させた気球の外側に太陽光発電素子を配設し、この電気素子に照射される太陽光エネルギーを発電素子によって電気エネルギーに変換して電力を得るものであるが、気球体表面は外側に湾曲した球面であるから、地球の回転に対して気球体表面の太陽光発電素子は気球側面から上面にわたり日の出から日没までの終日太陽光の照射を受け、電力を発生さていた。
特開2006−307612 特開2006−86140 特開2006−29039 特開2002−322829
従来のエアードームは、球場全体にシートを張り、空気の圧力で膨らませる物があった。しかしエアードームは、一か所穴が開くと、そこから空気が漏れて使えなかった。また、送風機が必要であった。
そこで、特開2002−322829の名称 浮上屋根では、陽射しの強い日の運動会または雨天回避のための運動会に、屋根シートの下からアドバルーンによって浮力を持ち、その力によって持ち上げる物があった。しかし、アドバルーンによって球体を守るために気圧が加わり、せっかくの浮力が少なくなっていた。
また、太陽光線エネルギーを電気エネルギーに変換するものとしては、特開2006−86140の名称 気球体を利用した太陽光発電方法及び装置では、遮蔽物のない空中に浮揚させた気球の外側に太陽光発電素子を配設していたが、気球は風に弱い物であった。
そこで、本発明のテントは、日除(1)は浮力を持つ複数の袋(2)を下部に置き、袋(2)の下に内部膜(1a)を具備し、複数の止め具(3)を介して複数のロープ(4)が、地面(5)に固定してあるテントを提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明のテントは、日除(1)は浮力を持つ複数の袋(2)を下部に置き、その日除(1)は袋(2)の下に内部膜(1a)を具備する。そして、日除(1)は複数の止め具(3)を介して複数のロープ(4)が、地面(5)に固定してあることで目的を達成した。
請求項2のテントは、日除(1)は浮力を持つ複数の袋(2)を下部に置き、日除(1)は複数の袋(2)の下に内部膜(1a)を具備する。そして、日除(1)は複数の止め具(3)を介して、複数のロープ(4)が地面(5)に固定してある。そして、日除(1)の上部には、太陽光発電(6)のパネルを具備することで目的を達成した。
請求項3のテントは、日除(1)は複数の浮力を持つ袋(2)を下部に置き、日除(1)の下部には電波発振装置(7)を具備している。そして、日除(1)は複数の止め具(3)を介して、複数のロープ(4)が地面(5)に固定してあることで目的を達成した。
本発明のテントは、次のような効果がある。
(イ)柱が不要なため、巨大な構造物が作れる。
(ロ)野球場などでは、テントを移動させて日光の陽射しを取り込むように、移動ができる。
(ハ)浮力は、水素とヘリウムなどを内部に溜める方法と、野球場などの観客の熱で内部の温度が上昇する方法と、日除に太陽の熱が溜まり自然と浮く方法がある。
(ニ)ビルの日除に利用すると、夏の室温が20度さがる。
(ホ)町を夏の陽射しから退避すると、各家庭のエアコンの使用が少なくなり、室外機が空気を暖めていたのを少なくすることができる。
(ヘ)請求項2のテントは、広い面積でソーラ発電をし、日陰は気温を下げる。
(ト)請求項2のテントは、上空20キロに浮かべると、台風などの災害はない。
(チ)請求項3のテントは、上空20キロに浮かべると、電波塔の代わりをする。
図は、野球場の上にテントでカバーした斜視図である。 図は、野球場の上にテントでカバーした断面図である。 図は、町全体をテントでカバーした断面図である。 図は、テントとテントの結束状態を現した断面図である。 図は、テントの上を太陽光発電装置でカバーした断面図である。 図は、テントを成層圏間で上げ、太陽光発電装置を使用する断面図である。 家を1個だけテントでカバーした断面図である。 図は、テントの下に電波発振装置を取り付けた断面図である。
本発明のテントは、陽射し避けるためまたは、雨天の雨を避けるために使用するものである。その日除(1)のシートの下に、袋(2)を複数の取り付ける。その袋(2)は、浮力を持つ水素とヘリウムを混合に混ぜ合わして、水素の燃える性質と、ヘリウムの物を燃やさない性質を、1対1に混ぜ合わせて、中に挿入する。
すると、水素の密度は1リットルあたり0.0899グラムで、ヘリウムの密度は0.1785グラムであるため、ヘリウムを1として、水素を1の割合で混合した密度は0.1342になっており、ヘリウムを単体で使用するよりは、浮力が上がる点と、水素の方が金額的に安価なので、遥かに良い。そして、空気の密度は1.29グラムであるから、浮力で上に上がる。
そして複数の袋(2)を、日除(1)の下部に置き、浮力があるため日除(1)に張り付いている。そして、袋(2)の下に内部膜(1a)を具備しており、内部膜(1a)は日除(1)の端に密閉されているので、日除(1)と内部膜(1a)の間の空気は、掃除機のような物を使用して抜けれているので、内部膜(1a)は日除(1)に袋(2a)を介して張る付いている。したがって、テントの内部(2)は袋(2)だけになっており、その袋(2)は日除(1)や内部膜(1a)に保護されているため、破損することが無いので、ごみ袋のように簡単な物でよい。
そして、その日除(1)の端には、止め具(3)を介して、ロープ(4)が地面(5)に固定している。そのような止め具(3)は、四方八方に取ってあり、そのロープ(4)で風に流されるのを防ぐため、ロープ(4)は斜めに張る必要がある。
請求項2のテントは、上記テントの上の、日除(1)の上部に太陽光発電(6)の、パネルを具備している。したがって、太陽の陽射しを避ける日除(1)と、おまけに太陽光発電(6)をする、一石二鳥のものである。その地上に降り注ぐ太陽光は、1平方メートルに300w〜1000wのエネルギーを照射している。この光エネルギーは、φ1のエリアでは0.2mw〜0.7mw程度である。そこで、φ50の口径の虫眼鏡を使って、太陽光をφ1程度に集中させても50mw程度であるが、しかしこの光でも紙は燃える。このエネルギーを有効に取り、またこの光エネルギーを地上に伝えないためには、家(5e)やビル(5b)などの上にテントを張り、その熱が家(5e)に伝わらないことで日除(1)の効果があり、降り注いだ太陽光線(8)は、太陽光発電(6)によってエネルギーを得る。
その日除(1)のシートは、全体を見れば凸面になっているが、部分的に見ると平面であり、従来の住宅の屋根などに太陽光発電のパネルを設置するときには、太陽光発電装置を枠の中に取り付け、それを屋根の瓦に設置していたが、そのような枠は不要である。しかも太陽光発電(6)は、人が上れないテントの日除(1)の上に設置したため、人の力によって、誤って破損することがないため軽量に設計できる。
そして、日除(1)は複数の止め具(3)を介して、複数のロープ(4)が地面(5)に固定してある。また、太陽光発電(6)装置が発電した電気は、ケーブル(6a)を介して地上に下ろす。
そして、上にテントがあることで、直射日光を避け、真夏の場合では、黒色の鉄板などでは80度に達するが、日陰では30度であり、その差は50度の温度を下げる。そして、太陽光発電(6)で発電した電気で、エアーコンを運転することができるが、本発明のテントがあるため、気温が低い。このためエアーコンの、設定温度に容易に達すため、節電になる。
請求項3のテントは、上記テントの下に電波発振装置(7)を取り付けたもので、日除(1)は複数の浮力を持つ袋(2)を下部に置き、日除(1)の下部には電波発振装置(7)を具備しているので、電波塔の変わりをする物である。その電波発振装置(7)を吊り下げるテントは、日除(1)と内部膜(1a)との間に、複数の袋(2)を具備し、その袋(2)は上空に上がると体積が増えるので、成層圏まで上げるときは、袋(2)は全体の10分の1を充填するだけでよい。
そして日除(1)の端に、止め具(3)を具備し、ロープ(4)を介して地面(5)に止めている。その地面(5)の止める位置は、日除(1)からロープ(4)が地面(5)に止めるとき、扇状に広がった形になっているので、風などの外力に強い。
またテント全体の形は、円盤形の流線形になっているため、風などの外力に強い。このテントは流線形になっているため、従来の気球の球状なら、空気が当たる面積が広いため、気流が乱れていたが、流線形ならば、端は空気を切り裂くようになっており、中央部分では厚みがある構造になっている。したがって、風の抵抗は球体の30分の1以下になる。
電波発振装置(7)は中央の、下の部分に付いており、日除(1)から補強(7a)を取り、固定している。その補強(7a)は、電波発振装置(7)を中心に、内部膜(1a)を貫通して、内部(2)に具備した袋(2)を避けて、日除(1)に固定されている。
本発明のテントを、図面を参照して説明する。
(イ)図1は、野球場の上に、テントでカバーした斜視図である。その野球場は、東京ドームのように設置したものである。東京ドームは、気圧を高め球体を保っていたので、一部でも穴が開いたら、そこから空気が漏れていた。しかし、本発明のテントでは内部にヘリウムガスを溜めているため、ヘリウムガスは風船のように、袋(2a)が一個一個別々であるため、1個が完全にガスが抜けても差し支えない。それは、袋(2a)に一つの穴が開いて、完全にヘリウムガスが漏れても、複数ある袋(2a)の1個のガスがなくなっただけであるから、差し迫った浮力に影響がない。
その図は、野球場の上のテントを、一部切り取ったところである。そのテントの、大きさは直径150メートルであり、日除(1)のシートの厚みは1ミリで、補強にカーボン繊維などが入ったシートである。そのテントの全体の断面は、5個の袋(2)の断面を現し、厚みは平均して1メートルである。そして、全体では19個の袋(2)があり、その袋(2)には浮力がある。その浮力を、日除(1)が下に押さえている状態である。その袋(2)は、直径30メートルの袋(2)に、ヘリウムガスと水素ガスの、混合ガスを1000立方メートル入れる。
すると、水素の密度は1リットルあたり0.0899グラムであり、ヘリウムの密度は0.1785グラムであるため、ヘリウムを1として、水素を1の割合で混合した密度は0.1342グラムになっており、水素と酸素が燃えるとき、水素と酸素が触れ合う密度は10%になり、ヘリウムを単体で使用するよりは、浮力が上がる点と水素の方が金額的に安価なので、遥かに良い。空気の密度は1リットルあたり1.2858グラムであり、1立方メートルあたり約1キログラムの浮力があるため、1000立方メートルでは1トンの浮力があり、全体では20トンの浮力がある。それでも、浮力が足りないときは、厚み1メートル平均であった物を2メートル平均にすると、40トンの浮力が得られる。
そして、日除(1)と内部膜(1a)の間の空気を抜くと、日除(1)の内部(2)の袋(2)だけが間に入り、内部膜(1a)は吸引した空気が、気圧よりも低いため袋(2)に張り付いている。したがって、テントの形を守る物は、日除(1)のシートだけで、その他の内部膜(1a)は、袋(2a)が飛んでいかないようにするだけである。
図2の野球場の上に、テントでカバーした断面図である。日除(1)の内部(2)にヘリウムガスを入れた袋(2a)を放つと、日除(1)の中央を持ち上げる。テントの端に止め具(3)を介して、ロープ(4)で地面(5)に取り付ける。その図には、ロープ(4)が3本書かれている。そして、その地面(5)に設置したロープ(4)を延ばして、地上200メートルに上げたところである。
テントは太陽光線(8)を避け、太陽光線(8)は1平方メートルあたり1kwの直射日光を避け、そのほとんどが熱エネルギーに変わり、日除(1)のシートに伝わり、内部(2)の袋(2a)のガスを暖める。球場自体は、人間の体温が溜まっていたが、上空に上げることで、新鮮な空気が横から入り、外気と同じになり、温度を下げることができるため、クーラーを使用しなくてすむので節電になる。また、屋根を開く球場は、魅力的であったが、本発明の球場は200メートル上空に上げることで、屋根の存在を無くす物である。
テントの日除(1)の内部(2)は、その中の観客の体温で空気が軽くなり、熱気球のように持ち上がる。持ち上げた観客の体温は、上部のテントの内部膜(1a)に溜まり、その気体は外気よりも気温が高いため膨脹して、さらにテントを上に上昇する。
持ち上がったテントは、中央が凹面になっているため、浮力で内部膜(1a)に接しているため、暖かい熱は内部(2)の袋(2a)に伝わり、袋(2a)内部のヘリウムが熱によって膨脹し、熱気球のようになる。
(ロ)図3は、町全体をテントでカバーした断面図で、テントが2個と、ロープ(4)が全部で6本書かれている。この町は、上にテントがあることで、直射日光を避けていた。このテントがない真夏の場合では、ヒートアイランドを起こし、40度になった気温は、クーラーが室温を下げないと熱中症になるので、仕方なくクーラーによって、室内の温度を下げていた。変わりに、室外に熱を放出していため、室外は高温になっていた。そのため町は、更に温度が高くなっていた。
そこで町全体を、直径1キロメートルのテントで、日陰を作るものである。そのテントの日除(1)の、内部(2)の袋(2a)は、直径30メートルで、約1000個の袋(2a)が具備されている。そのテントで、町全体を日陰にすることで、町の気温を25度まで下げ、25度になるとクーラーも使わなくて良いため、ヒートアイランドが起こらない。そのテントは、地上500メートルの上空に設置されており、日除(1)は内部(2)に袋(2)を多数入れ、内部膜(1a)によって形を守っている。
そしてできたテントを複数用意することで、図3のようになる。このテントは、図4の止め具(3)を断面図で現したように、止め具(3)の鳩目(3a)にロープ(4)を通すことで、そのテントだけを下ろすことができる。もし、この仕組みがなければ、このテントを1個だけ下ろすとしたら、上空100メートルまでは下ろせるとしても、100メートル付近には、高い建造物が建っており、上空100メートルでは作業ができない。そのため、左のテントにロープ(4)Aとし、その反対側のロープ(4)をA´として、A´は右のテントの止め具(3)の鳩目(3a)の穴を通って地面(5)に下ろす。
同様に右のテントの、止め具(3)に固定したロープ(4)Bと、その反対側のロープ(4)B´は左のテントの鳩目(3a)の穴を通って、地面(5)に固定されている。したがって、A´B´のロープ(4)で、普段は固定されている。そこで、左のテントだけを下に下げるときは、Aのロープ(4)を引っ張ると、点線のように下へ下がる。ある程度まで下に下げたテントは、修理できる所まで運び、地上に下ろして修理ができる。
(イ)図5は、請求項2のテントの、日除(1)の上を太陽光発電(6)装置で、カバーした断面図である。太陽光発電(6)は、太陽エネルギーを受けて電気エネルギーに換える光電変換装置である。その半導体中で、光により発生した電子(正孔)対を内部に存在する、電界で分離し電流を得る。半導体としては、従来結晶シリコンが主であったが、近年非晶質(アモルファス)シリコンの開発が進んでいる。その太陽光発電(6)を、テントの上に具備する物である。
上空に本発明のテントを、複数配置したところで、町は日陰になり約15度の気温を下げ、日除(1)の上に具備した太陽光発電(6)装置は、発電して電線(6a)はロープ(4)に添わせてあり地上に送る。そのテントは2個書かれており、何個でも継ぎ足せる。そのため、従来の太陽光発電は南に向いていた屋根にしか使用できなく、道路や敷地の10分の1しか太陽光発電装置を設置できなかった。しかし、本発明のテントでは、100%の広さで、太陽光発電(6)が使用できる。そしてテントの、日除(1)の上には太陽光発電(6)が書かれているが、太陽光発電(6)のパネルが薄いため薄く書いている。またテントの内部(2)には、袋(2a)が多数設けられている。
(ロ)図6は、テントを成層圏まで上げ、太陽光発電(6)装置を使用する断面図である。その成層圏は、高度約18キロ以上、80キロ以下にあって、気温がほぼ一定で、空気密度が小さく、雲や霧もない静かな大気の高度範囲であるから、太陽光発電(6)には天候に左右されない点で良い。そして、下は対流圏、上は電離層につながる。冬半球の成層圏平均風は低緯度地方から極まで広がる偏西風である。特に亜熱帯ジェット流の存在が特徴であり、後者は高度60キロで、風速は毎秒80メートルに達する。夏半球の成層圏は偏東風で占められ、風速は偏西風と同程度の大きさをもっている。夏以外の季節には、偏東風域は熱帯地方に限られる。
成層圏まで上げたテントは、直径30キロメートルで、全体の重量は180万トンである。その体積は45億立方メートルで、地上より上空20キロメートルでは、気圧が10分の1になるため、450億立方メートルになる。袋(2a)は、直径30メートルの物を10分の1の2700立方メートル装填して、1個の浮力は2700キログラムなので全部で200万個の袋(2a)を挿入すると、全体では540万トンの浮力がある。地上では、日除(1)と内部膜(1a)との間は5メートルの厚みがあり、成層圏では50メートルの厚みになる。
しかし分割して、テントを設置する方が現実的である。そこで、1キロメートルのテントを作り成層圏まで浮かべ、900個で役目を果たす。取り付け方は、図4のように取り付ける。成層圏では、人が上がって作業できないため、ロープ(4)Aを引っ張って地上に下ろし作業する。
テント全体では、9億kwの太陽光線(8)の光エネルギーが降り注ぎ、図では18本の斜線で現している。その太陽光線(8)の、9分の1で、1億kwの発電をしたとしても、1億kwの発電は、100万kwの原子力発電所の、100個分の発電をして、日本の発電を殆どカバーする。それとは別に、都市部の上にテントを設置すると、都市部全体が日陰になるので、夏場の気温が過ごしやすい。
空気の成分は、体積で5分の4が窒素で、約5分の1が酸素である。他に二酸化炭素や水蒸気、いろいろな気体が少しずつ入っている。混ざり合う比率は、高度80キロあたりまでは変わらない。そして、地球の引力によって地球の表面に引きつけられるので、上の層ほど薄くなる。そこで、毎秒80メートルのゼット気流でも高度20キロでは、気圧0.1であるから、テントに与える抵抗は少ない。
図面は、高度20キロに上がったテントの断面図であり、右に書かれている積乱雲(9)は高度15キロより上には上がらない。したがって、台風などの影響も受けない。
また気温は、100メートル上がると0.65度下がり、上空20キロではマイナス100度になり、ほぼ宇宙空間と等しくなる。
図に書かれている太陽光線(8)は、日除(1)の上に具備した太陽光発電(6)のパネルで、宇宙空間とほぼ同じ発電をする。太陽電池を衛生の表面に張付けた場合に比べて、太陽からの受光面積が増やせるので、大きな電力が得られるが、平板がしなうのに伴う振動が衛生本体と干渉し、姿勢制御が難しくなる。太陽追尾方式と固定方式があるため、本発明のテントもロープ(4)を操作することで、太陽の方向に傾けることができる。
空気は酸素と窒素の混合で、酸素の密度は1リットルあたり1.4291グラムで窒素の密度は1.2506グラムであり、テントを成層圏まで上げるとしたら、水素の密度は0.0899グラムでヘリウムの密度は0.1785グラムであるから水素4にヘリウム1の割合で、混合した密度は0.1であり、空気の密度は1.2858グラムであり、その浮力は上空80キロメートルまでは変わらない。ただし、気圧は10分の1になるため、地上では袋(2a)に混合ガスを入れるときに、体積が10倍になることを計算して装填しなければならない。そして、成層圏では空気が薄いため、火災は起こらない。また成層圏では太陽光発電(6)で、出る熱はテント自体を暖め、熱気球のように内部(2)の袋(2a)を暖める。
(ニ)図7は、家を1個だけテントでカバーした断面図である。そのテントは、敷地にポール(5d)を最低4本立て、そのポール(5d)に止め具(3)を固定したところである。まずポール(5d)は、電信柱で、電信柱は地下に3分の1以上埋設してある。そのポール(5d)に、止め具(3)を介してテントの日除(1)が取り付けてあり、日除(1)の内部(2)には、複数の袋(2a)が浮力を持っており、内部膜(1a)で袋(2a)が外へ出ないようにカバーしている。
その日除(1)の上を、太陽光発電(6)装置を取り付け、太陽光発電(6)装置で発電した電気は、右のポール(5d)から電線(6a)を介して家(5e)で消費する。したがって、屋根に太陽光発電装置を取り付けたときより、テントがあることで気温が下がり、設置する場所が広く、太陽光発電(6)はテントに直接取り付けるため軽量で安い物が使える。しかも、隣の家も太陽光発電(6)装置を使用することで、ポール(5d)が使用できるため、ポール(5d)を建てる費用は折半になる。また、南のポール(5d)の取り付け位置を、低くすることで太陽光線(8)は、直角に当たるようになる。
(イ)図8は、請求項3のテントの下に、電波発振装置(7)を取り付けた断面図である。その図は電波発振装置(7)の補強(7a)を7本書かれていて、補強(7a)は内部膜(1a)を貫通して、内部(2)の袋(2a)を避けて、日除(1)に固定してある。そして、その図は成層圏に上げたところであり、成層圏は、高度約18キロ以上80キロ以下にあって、気温がほぼ一定で、空気密度が小さく、雲や霧もない静かな大気の高度範囲をいう。その成層圏から、テレビなどの電波を送るため、殆どの所に電波が届く。
空気の成分は、体積で5分の4が窒素で、約5分の1が酸素である。他に二酸化炭素や水蒸気、いろいろな気体が少しずつ入っている。混ざり合う比率は、高度80キロあたりまでは変わらない。そして、地球の引力によって地球の表面に引きつけられるので、上の層ほど薄くなる。そこで、風速毎秒80メートルでも、高度20キロでは、気圧0.1であるから、テントに与える抵抗は少ない。
図面は、高度20キロに上がったテントの断面図であり、右に書かれている積乱雲(9)は、高度15キロより上には上がらない。したがって、台風などの影響も受けない。
また気温は、100メートル上がると気温は0.65度下がり、上空20キロではマイナス100度になり、ほぼ宇宙空間と等しくなるので、衛生放送と同じである。
(ロ)テントの下に電波発振装置を取り付けた物に、日除(1)の上部に太陽光発電(6)装置を使用したものである。電波発振装置(7)には、電気が要るので、日除(1)の上に太陽光発電(6)装置を取り付ける。
気球は物を、吊り下げることができる。空中は遮る物が無いため、巨大な物ができる。ここに1万トンの船が、津波で陸地に打ち上った状態で説明すると、1立方メートルで1キログラムの浮力があるから、1万トンをつり上げるのは1000万立方メートルで、球形に直すと直径約250メートルの球体で、吊り下げる能力がある。しかし1000万立方メートルを作るのは無理があるので、100万立方メートルの、直径約120メートルの球体を、10個取り付けることもできる。また地上から電源を取り、ヒーターで暖め、さらに浮力をますこともできる。
1 日除 1a 内部膜 2 内部 2a 袋
3 止め具 3a 鳩目 4 ロープ
5 地面 5a 客席 5b ビル 5c 山
5d ポール 5e 家
6 太陽光発電 6a 電線 7 電波発振装置 7a 補強
8 太陽光線 9 積乱雲

Claims (3)

  1. 日除(1)のシートは、浮力を持つ複数の袋(2)を下部に置き、
    該日除(1)は、該袋(2)の下に内部膜(1a)を具備し、
    該日除(1)と該内部膜(1a)の間の空気を抜き、
    該日除(1)は、複数の止め具(3)を介して複数のロープ(4)が地面(5)に固定してあることを特徴とするテント。
  2. 日除(1)のシートは、浮力を持つ複数の袋(2)を下部に置き、
    該日除(1)は、該袋(2)の下に内部膜(1a)を具備し、
    該日除(1)と該内部膜(1a)の間の空気を抜き、
    該日除(1)は、複数の止め具(3)を介し、複数のロープ(4)が地面(5)に固定してあり、
    該日除(1)の上部には、太陽光発電(6)のパネルを具備し、
    該太陽光発電(6)は、非晶質シリコンであることを特徴とするテント。
  3. 日除(1)のシートは、浮力を持つ複数の袋(2)を下部に置き、
    該日除(1)は、該袋(2)の下に内部膜(1a)を具備し、
    該日除(1)と該内部膜(1a)の間の空気を抜き、
    テント全体の形は、流線形になっていて、
    該日除(1)の下部には、電波発振装置(7)を具備し、
    該電波発振装置(7)は、前記内部膜(1a)を貫通して、前記袋(2)を避けて該日除(1)に補強(7a)を介して固定されており、
    該日除(1)は、複数の止め具(3)を介し、複数のロープ(4)が地面(5)に固定してあることを特徴とするテント。
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