JP5457213B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
図14及び図15において、液晶表示装置1は、液晶パネル2の背面に、所謂サイドエッジ型のバック照明装置3が配置されている。
バック照明装置3は、液晶パネル2の背面に対向して配置される偏平な導光板4と、導光板4の下端面に対向して、その長手方向に沿って配置される発光部5と、から構成されている。
発光部5は、導光板4の下端面に対向して配置された基板5a上に、長手方向に沿って等間隔で実装された複数個のLED5bと、から構成されている。これらのLED5bは、外部から給電されることにより、駆動され発光する。
しかしながら、上述した液晶表示装置1における冷却方式は、所謂自然放熱であり、積極的に冷却しようとするものではない。
このため、より明るくするためにLEDをより大電力で駆動すると、LEDからの発熱量が増大してしまう。これにより、上述した自然放熱による冷却方式では、十分な冷却が行なわれず、熱が筐体6の内部に溜まってしまう。従って、LEDが温度上昇してしまい、発光効率が低下し、バック照明が暗くなってしまう。
従って、液晶パネルのバック照明を行なうためのバック照明装置において、発光部をより効率よく冷却する必要がある。
従って、このような空冷ファンを液晶表示装置のバック照明装置のための冷却システムとして採用すると、空冷ファンの大きさにより、液晶表示装置全体が大型化してしまい、小型化の要請に反することになる。
このため、このような冷媒循環式の冷却システムを、液晶表示装置のバック照明装置のための冷却システムとして採用すると、同様に液晶表示装置全体が大型化してしまう。
さらに、発熱体によって温度上昇した冷媒を冷却するための第二の熱交換器が必要になるため、液晶表示装置全体がより一層大型化してしまうことになる。
特許文献2による圧電マイクロポンプにおいては、偏平な筐体に対して垂直な方向(短手方向)に液体を吸い込み、排出するものであり、その大きさは例えば20×20×1.85mm、重さ数gと小型軽量である。
しかしながら、液体の排出方向が偏平な筐体の短手方向に対して垂直である。このため、例えば液晶表示装置の発熱部の冷却のために組み込んで、液晶表示装置の発熱部に沿って空気流を発生させようとすると、筐体の偏平方向の大きさ分だけ、液晶表示装置の筐体の大きさが増大することになってしまう。
また、平板から筐体にも熱が伝達され、筐体から直接に外部に放熱される。また、上記平板が筐体内に配置されていることにより、上記平板が直接に外部に露出せず、筐体により覆われている。従って、使用者が高熱の平板に手を直接触れるようなおそれがない。
さらに、平板の中空部が筐体の内部空間と遮蔽されているので、平板の中空部内を流れる空気が筐体の内部空間内の高温の空気と混合しない。従って、ダイヤフラムポンプによる空気流が、平板の中空部内を流れる際に、効率よく平板から受熱するので、冷却が効率的に行なわれる。
この第二の態様では、バック照明装置にて、発光素子から出射した光は、偏平な導光板の側端面から入射し、導光板内で反射を繰り返す。そして、光は導光板の表面全体から均一に出射して、液晶パネルをバック照明する。
その際、筐体の底面に設けられた孔から外気を取り込み、上記外気は、筐体の底面に設けられた孔と重なる上記ダイヤフラム内の孔を通り、上記筐体の孔から取り込まれた空気が上記平板の中空部内を流れ、導光板の側端面に対向して配置された発光素子で発生した熱が、中空部内を流れる空気流によって効率的に受熱され、外部に放熱される。
液晶表示装置のバック照明装置の冷却を行なうために、従来は平板の厚さにかかわらず、ダイヤフラムポンプの偏平方向の大きさ分だけ液晶表示装置の筐体を大きくする必要があった。これに対して、本態様によれば、ダイヤフラムポンプの短手方向の長さ分及び平板の厚さ分だけ、液晶表示装置の筐体を大きくすればよいので、液晶表示装置を小型且つ薄型に構成することができる。
また、上記平板から筐体の薄肉部または貫通部を介して直接外部に放熱が行なわれるので、筐体が熱伝導性の低い材料から構成されていたとしても、より効率よく冷却が行なわれる。
さらに、これらの薄肉部または貫通部のうち、貫通部は平板により閉塞されるので、平板の中空部の気密性が損なわれることはない。従って、平板の中空部内を流れる空気流による冷却は保持される。
この第三の態様では、バック照明装置にて、各発光素子から出射した光は、液晶パネルの背面に対して均一に光を照射して、液晶パネルをバック照明する。
その際、各発光素子で発生した熱が、平板の中空部内を流れる空気流によって効率的に受熱され、外部に放熱される。
上記筐体が、上記薄肉部または貫通部内に熱伝導性の高い金属部を備えていることを特徴とする、請求項3に記載の液晶表示装置。
この第3の態様では、筐体が熱伝導性の低い材料から構成されていたとしても、薄肉部または貫通部に熱伝導性の高い金属部を備えることにより、平板から筐体の薄肉部または貫通部を介して外部に効率よく放熱が行なわれる。
この第五の態様では、平板の放熱面積が増大するので、発光部から平板及び筐体を介して外部への放熱効果がより高められる。
この第六の態様では、基板と平板が一体であることから、各発光素子で発生した熱が平板に効率よく伝達される。
従って、平板の中空部内を流れる空気流によって、平板の冷却が効率的に行なわれる。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1及び図2において、液晶表示装置10は、液晶パネル11の背面に、所謂サイドエッジ型のバック照明装置12が配置されている。
バック照明装置12は、液晶パネル11の背面に対向して配置される偏平な導光板13と、導光板13の下端面に対向して、その長手方向に沿って配置される発光部14と、から構成されている。
導光板13は、平行平板または上方に向かって徐々に厚さが減少するような形状の透光性材料から形成されている。
発光部14は、導光板13の下端面に対向して配置された基板14a上に、長手方向に沿って等間隔で実装された複数個のLED14bと、から構成されており、外部から給電されることにより、各LED14bが駆動され、発光する。
上記冷却構造20は、平板21と、ダイヤフラムポンプ22と、から構成されている。
尚、上記平板21は、その高さ(図1における上下方向の長さ)が低く、例えば約2〜3mm程度に選定されている。
上記平板21は、熱伝導性の高い材料、例えば金属,セラミック等から構成されている。上記平板21の上面は、上記発光部14の基板14aの裏面に熱的に且つ気密的に接触している。また、上記平板21の下面は、上記筐体15の内側下面に熱的に且つ気密的に接触している。
さらに、上記平板21と基板14a及び筐体15との間の熱伝導性を高めるためには、上述した熱伝導樹脂23等の代わりに、あるいは熱伝導樹脂23等に加えて、好ましくは上記平板21の上面及び上記基板14aの下面が平滑に研磨される。
また、上記平板21の他方の端部、例えば図1にて右端部において、上記平板21は、その下面に貫通穴21bを備えている。この貫通穴21bは、さらに筐体15の下面に設けられた貫通穴15aと整合している。
従って、上記平板21の中空部は、その他方の端部において、貫通穴21b及び筐体15の貫通穴15aを介して外部に通じている。ここで、貫通穴21bは、筐体15の貫通穴15aに対して気密的に連結されている。従って、平板21の中空部は、貫通穴21bがあっても、筐体15の内部空間とは遮断されている。
このようにして、上記平板21の中空部は、上記平板21の上面,下面及び両側面そして端面により、周囲に対して気密的に、即ち筐体15の内部空間そして外部に対して気密的に画成されている。
上記枠体22aは、その側面(図1において右側面)に空気吐出口22cを有しており、この空気吐出口22cを介して枠体22aの内部空間が外部と通じている。
ここで、空気吐出口22cは、図1に示すように、上記平板21の左端部の開口21aに対して気密的に連結されている。
ここで、この空気吸込口22dは、筐体15の下面に設けられた貫通穴15dと整合しており、この貫通穴15dと気密的に連結されている。従って、ダイヤフラムポンプ22のダイヤフラム室は、筐体15の内部空間とは遮断されている。
即ち、図4に示すように、ダイヤフラムポンプ22は、特許文献2による圧電マイクロポンプ22dに対して、その枠体上方の空気吐出口から枠体の右側面に回り込む流路22eを追加することにより、低コストで構成することができる。
即ち、外部から給電されることにより、各LED14bが駆動される。各LED14bから出射した光は、導光板13の下面から導光板13内に入射して、導光板13の内部で反射を繰り返した後、導光板13の表面全体からほぼ均一の輝度で出射する。これにより、液晶パネル11は、その背面全体が、導光板13の表面から出射する光によってほぼ均一にバック照明される。
この平板21の中空部内への空気の吐出が繰り返し行なわれることによって、図1において矢印で示すように、平板21の中空部内には空気流が発生する。そして、この空気流は、平板21の中空部内にて、右端部に設けられた貫通穴21bそして筐体15の貫通穴15aを介して外部に排出される。
また、上記熱の一部は、さらに平板21から筐体15に伝達され、筐体15から外部に放出される。このようにして、発光部14で発生した熱の放出が行なわれ、発光部14が冷却される。
従って、平板21の中空部内を流れる空気流が、筐体15内の空気と直接に接触しない。
このようにして、ダイヤフラムポンプ22により外部から吸引された低温の空気流が、平板21の中空部内を流れる。従って、平板21の中空部が強制的に、そして確実に効率よく冷却されることになる。
このようにして、ダイヤフラムポンプ22により外部から吸引された低温の空気流が、筐体15内の高温の空気と混合することなく、平板21の中空部内を流れる。
従って、平板21の中空部が強制的に、そして確実に効率よく冷却されることになる。
従って、発光部14のLED14bで発生する熱により温度上昇している高熱の平板21が筐体15の外側に露出しない。このため、使用者が不用意に高熱の平板21に直接に触れてしまうようなことはない。
従って、冷却構造20そして液晶表示装置10全体を薄型に構成することができる。これにより、ヒートシンクや冷却ファンが不要であり、また冷媒循環系も不要であるので、液晶表示装置10の筐体15は、例えば図14に示した従来の液晶表示装置1とほぼ同じ大きさに構成すことが可能である。
このため、上記平板21から筐体15を介してより効率的に放熱が行なわれるように、好ましくは上記筐体15は、その平板21の下面に接する領域において、図5に示すように、複数個の円形の薄肉部15bを備え、あるいは図6に示すように、互いに平行に長手方向に延びる複数本の溝状の薄肉部15cを備えている。
貫通部の場合には、平板21の熱がこれらの貫通部を介して直接に外部に放熱され、より一層冷却効率が向上すると共に、薄肉部の場合にも、平板21の熱がこれらの薄肉部を介して外部に放熱されることになる。
ここで、溝状の貫通部に金属が嵌め込まれる場合には、例えば筐体を構成すべき樹脂板,金属板が交互に積層されたものを積層方向にスライス加工することにより、筐体15の下面を容易に形成することができる。
図7において、液晶表示装置10の冷却構造30は、図1及び図2に示した液晶表示装置10の冷却構造20と比較して、基板14aと平板21が一体に構成されている点を除いて、同じ構成である。
即ち、平坦な基板14aの代わりに、基板31が、前記冷却構造20における平板21と同様に、長手方向に通気路を構成するように中空状に形成されている。
図8において、液晶表示装置10の冷却構造40は、図1及び図2に示した液晶表示装置10の冷却構造20と比較して、平板21が、その一端部の開口21aに隣接して、下面に空気吸込口21cを備えており、この空気吸込口21cに整合して、筐体15が、その下面に貫通穴15eを有している点を除いて、同じ構成である。
ここで、空気吸込口21cは、筐体15の貫通穴15eに対して気密的に連結されている。従って、平板21の中空部は、空気吸込口21cがあっても、筐体15の内部空間とは遮断されている。
従って、平板21の中空部内に対して、より高い圧力の空気流が送り込まれることになるので、空気流による発光部14の冷却効率が向上することになる。
図9において、液晶表示装置10の冷却構造50は、図1及び図2に示した液晶表示装置10の冷却構造20と比較して、平板21の他端部に、第二のダイヤフラムポンプ24を備えている点でのみ異なる構成になっている。
ここで、第二のダイヤフラムポンプ24は、前述したダイヤフラムポンプ22と同様の構成であるが、この場合は、枠体24a内に設けられたダイヤフラム24bが駆動されることにより、枠体24aの側壁に設けられた空気吸引口24cを介して平板21の中空部内から空気を吸い込んで、その下面から空気を排出する。
また、第二のダイヤフラムポンプ24は、そのダイヤフラム室が、筐体15の内部空間に対して気密的に遮断されている。
これにより、平板21の中空部内において、平板21の中空部内の空気が積極的に外部に排出されるので、空気流による発光部14の冷却効率がより一層向上する。
図10において、液晶表示装置10の冷却構造60は、図1及び図2に示した液晶表示装置10の冷却構造20と比較して、平板21の中空部が、空気流の流れる方向に沿って徐々に先細になっている点でのみ異なる構成になっている。
この場合、平板21の中空部は、垂直方向(図10にて上下方向)に関して、左方から右方に向かって徐々に先細に、即ち徐々に高さが低くなっている。
さらに、平板21の中空部の排出側に向かって空気流の流速が徐々に速くなる。従って、空気流が排出側に向かって流れるにつれて温度が高くなったとしても、流速が速くなることによって冷却効率が高くなるので、平板21の中空部内において、流れる方向に関してほぼ一定の冷却効率が保持され、平板21そして発光部14を、長手方向全体に亘ってほぼ均一の温度に冷却することができる。
図11において、液晶表示装置10の冷却構造70は、図10に示した液晶表示装置10の冷却構造60と比較して、平板21の中空部が幅方向に関して空気流の流れる方向に沿って徐々に先細になっている点でのみ異なる構成になっている。
この場合、平板21の中空部は、図11(A)に示すように、垂直方向(図10にて上下方向)には一定の高さを保持しつつ、図11(B)に示すように、幅方向に関しては左方から右方に向かって徐々に先細に狭くなっている。
図12において、液晶表示装置10の冷却構造80は、図1及び図2に示した液晶表示装置10の冷却構造20と比較して、平板21及びダイヤフラムポンプ22による空気流とは逆向きの空気流を発生させるもう一組の平板25及びダイヤフラムポンプ26を備えている点で異なる構成になっている。
平板25及びダイヤフラムポンプ26は、それぞれ平板21及びダイヤフラムポンプ22と同じ構成であり、同様に連結されていると共に、平板21及びダイヤフラムポンプ22とは逆向きに配置されている。
ここで、平板25は、互いに側壁が全体に亘って接するように、平板21に隣接して配置されている。そして、平板25及び平板24は、平板21及び平板25の境界が発光部14の各LED14aの中心下方に位置するように、筐体15の内側下面に熱的に接触して配置されている。
その際、平板21,25の中空部内を流れる空気流は、それぞれ長手方向に沿って流れるにつれて発光部14の基板14aから受熱して温度上昇するが、互いに逆向きの一対の空気流によって、長手方向全体に亘ってほぼ均一な冷却効率が得られることになる。
従って、平板21及び25の中空部内において、全体として、長手方向に関してほぼ一定の冷却効率が保持され、平板21,25そして発光部14を、長手方向全体に亘ってほぼ均一の温度に冷却することができる。
これにより、発光部14の各LED14bは、互いにほぼ同じ発光光度で発光し、長手方向に沿ってほぼ均一なライン照明が得られることになる。
図13において、液晶表示装置10の冷却構造90は、図1及び図2に示した液晶表示装置10の冷却構造20と比較して、平板21の中空部が、左方の端部から右方の端部まで延びた後、右方の端部で折り返して、再び左方の端部まで延びている点でのみ異なる構成になっている。
この場合、平板21の中空部内を流れる空気流が長手方向に沿って流れるにつれて温度上昇するが、折り返しにより互いに逆向きとなるU字状の空気流によって、長手方向全体に亘ってほぼ均一な冷却効率が得られることになる。
従って、平板21の中空部内を流れる空気流は、長手方向に沿って流れるにつれて、発光部14の基板14aから受熱して温度上昇するが、平板21の右方の端部で折り返すことにより、互いに逆向きの空気流となる。これにより、全体として、長手方向に関してほぼ一定の冷却効率が保持され、平板21そして発光部14を、長手方向全体に亘ってほぼ均一の温度に冷却することができる。このようにして、発光部14の各LED14bは、互いにほぼ同じ発光光度で発光し、長手方向に沿ってほぼ均一なライン照明が得られる。
液晶表示装置10の冷却構造20,30において、発光部14のLED14bから合計3Wの発熱があった場合に、平板21の大きさを3×200×200mmとして、同じ大きさのヒートシンクにより自然冷却した場合と比較した。
ダイヤフラムポンプ22により強制冷却した場合には、平板21の中空部内の空気流の流速は、最大で30m/sとなり、基板14aの温度上昇は、約20℃程度である。これに対して、ヒートシンクによる自然冷却の場合には、平板21の中空部内の空気流の流速は、約0.2m/s程度であり、基板14aの温度上昇は、約110℃程度になる。
このようにして、本発明による冷却構造20,30において、中空状の平板21とダイヤフラムポンプ22による強制冷却によって、基板14aが効率よく冷却されることがわかる。
このため、発光部14の各LED14bの発光光度が互いに異なってしまうおそれがある。これに対して、図10〜図13にそれぞれ示した冷却構造60〜90が効果的であり、発光部14の各LED14bが均一な発光光度で発光し、均一なライン照明が得られることになる。
この場合、液晶パネル11の背面に対向して配置される基板の表面に、複数個のLEDが列状に配置されていて、各列に対応する方向に延びる中空状の平板が複数個配置される。そして、これらの平板に対して、各平板の一端にダイヤフラムポンプを連結することにより、冷却構造が構成される。
このような冷却構造によれば、面光源を構成する各LEDが列毎にそれぞれ平板の中空部内を流れる空気流によって積極的に冷却されることになる。
従って、より大きな発光部14を備える大型の液晶表示装置10の場合には、例えば200mm毎に一つの平板21とダイヤフラムポンプ22を備えるようにすればよい。
また、上述した実施形態においては、筐体15の下面は、図5に示すような円形の薄肉部15bを備え、あるいは図6に示すような溝状の薄肉部15cを備えているが、これに限らず、薄肉部の形状は、多角形状あるいは不定形等の任意の形状であってもよい。
11 液晶パネル
12 バック照明装置
13 導光板
14 発光部
14a 基板
14b LED
15 筐体
15a,15e 貫通穴
15b,15c 薄肉部
20,30,40,50,60,70,80,90 冷却構造
21 平板
21a 開口
21b 貫通穴
21c 空気吸込口
22 ダイヤフラムポンプ
22a 枠体
22b ダイヤフラム
22c 空気吐出口
23 熱伝導樹脂
24 第二のダイヤフラムポンプ
25 平板
26 ダイヤフラムポンプ
31 基板
Claims (6)
- 液晶パネルと、該液晶パネルの背面に対向して配置された偏平な導光板と、該導光板の少なくとも一つの側端面に対向するように、基板上に少なくとも一つの発光素子を備えたバック照明装置と、
上記液晶パネル及びバック照明装置を覆うように筐体が形成されてなる液晶表示装置であり、
上記筐体の少なくとも1つの側端面には、複数の孔が設けられ、上記発光素子の基板の背面と接するように、内側を中空部とする中空状の平板が形成され、
上記中空状の平板には、複数の孔が設けられ、上記中空状の平板に設けられた複数の孔のうちの一つと、上記筐体の底面の複数の孔のうちの一つとに接するように、開口部が設けられたダイヤフラムポンプが位置し、
上記平板に設けられた孔と上記ダイヤフラムポンプの開口部を介して上記中空状の平板内の中空部とダイヤフラムポンプが接合され、
上記平板の中空部内には上記ダイヤフラムポンプの作動により空気流が流れており、
上記筐体の底面及び、上記バック照明装置の基板は、上記中空状の平板の中空部と熱的に接続されるとともに、上記中空状の平板内の中空部は、上記筐体の内部空間に対して遮蔽されることを特徴とする液晶表示装置。 - 上記筐体の底面に設けられた複数の孔のうち、一つの孔は、上記中空状の平板に設けられた複数の孔の内の一つと重なるように位置し、
上記筐体の底面に設けられた複数の孔のうち、上記筐体の孔と上記中空状の平板に設けられた孔と重なるように位置する孔とは異なる上記筐体の孔のうちの一つの孔は、
上記ダイヤフラムポンプに設けられた孔の一つと重なるように位置することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 - 上記筐体が、上記平板と接する領域において、薄肉部または貫通部を備えていることを特徴とする、請求項1から2何れかに記載の液晶表示装置。
- 上記筐体が、上記薄肉部または貫通部内に熱伝導性の高い金属部を備えていることを特徴とする、請求項3に記載の液晶表示装置。
- 上記平板が、上記筐体内面に対して、上記平板の筐体への接触面積より大きい表面積を有する熱伝導性の高い金属板を介して接触していることを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の液晶表示装置。
- 上記発光素子の基板の背面と上記内側を中空部とする中空状の平板とは一体として形成されていることを特徴とする請求項1から5に記載の液晶表示装置。
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