JP5456143B1 - 把持工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動把持部が固定把持部に遠近する移動の規制と、この可動把持部の移動の規制の解除とを簡易に行うことができる把持工具を提供する。
【解決手段】把持工具1は、操作棒3と把持機構4とを備え、把持機構4は固定把持部42が形成されたヘッド部41及び可動把持部45を有し、可動把持部45は、軸棒46と接続されて、軸棒46が前進と後退とをすることにより固定把持部42に遠近するようになっていると共に、操作棒3の端部3aに形成の張出部6と中継部材7とを有している。中継部材7は、軸棒46と当該軸棒46が回転可能に接続されると共に、操作棒3の回転が中継部材7の回転に伝達される連動と操作棒3の回転が中継部材7に伝達されない断絶との切り換えを、操作棒3の当該操作棒3の軸方向に沿った変位で行うことができるように、張出部6と組み付けられている。
【選択図】図2

Description

この発明は、高圧架線等を対象にした間接活線作業等にて用いられる工具に関し、特に、可動把持部が固定把持部に遠近する移動の規制と、この可動把持部の移動の規制の解除とを簡易に行うことができる把持工具に関する。
活線状態の高圧架線等の被把持物を電柱等の柱状立設体の柱上で把持するための工具として、例えば、特許文献1等に示される間接活線把持工具(ストレーリングトング等とも称される。)が用いられる。
特許文献1に示される公知の間接活線把持工具を概説すると、絶縁素材から成る操作棒と、この操作棒の長手方向の一方端に取り付けられた電線把持部とを有し、電線把持部は、固定部と可動部とを備えている。固定部は、先端側に鉤爪状の鉤爪部を有する爪部と、この爪部の基端側が接続され、中央に貫通孔が形成された接続部とを備えている。接続部の貫通孔には、内周面にネジ溝を切った貫通口を有する回転体が挿通されている。一方、可動部は、回転体の貫通口の内周面のネジ溝に噛み合わさるようにネジ山を切った棒状のネジ軸体と、固定部と協働して電線を把持可能な可動体とを備えている。可動体は、固定部と対向する面に凹部を有し、固定部の鉤爪部から基端側に延びる直線部分に該凹部が嵌まり込んだ状態でネジ軸体の先端に取り付けられている。
これにより、特許文献1に示される公知の間接活線把持工具では、操作棒を回転操作することで、固定部に可動部の可動体を遠近させることが可能であり、固定部と可動部の可動体とで架線等の被把持物を把持することができるようになっている。
そして、特許文献1に示される公知の間接活線把持工具の固定部は、電線を締め付けると容易に緩まないように保持するロック機構の一部であるつまみ部を接続部に備えており、つまみ部にバインド打ち器等の間接活線工具を引き掛けて押し下げたり、つまみ部をバインド打ち器等の間接活線工具の先端工具で押し上げたりすることで、可動部が固定部に遠近する方向に移動する動作を規制したり、可動部が固定部に遠近する方向に移動の動作の規制を解除したりすることが可能になっている。
特開2010−68582号公報
もっとも、特許文献1に示されるような間接活線把持工具が有するロック機構の構成では、固定部と可動部とで被把持物を把持し固定した際に、被把持物の固定状態が不十分であるため、被把持物を再度把持し直す場合には、つまみ部をバインド打ち器等の間接活線工具の先端工具で押し上げてロック機構のロックを解除する工程と、可動部を回転させて固定部と可動部とによる被把持物の挟持を緩める工程と、つまみ部にバインド打ち器等の間接活線工具を引き掛けて押し下げる工程とが必要となる。
このため、間接活線把持工具以外にバインド打ち器等の他の間接活線工具が必要となり、被把持物の把持のやり直しのために工数が増加して間接活線作業が煩雑化し、間接活線作業全体に要する時間も長時間化するおそれがあった。
そこで、本発明は、可動把持部が固定把持部に遠近する移動の規制と、この可動把持部の移動の規制の解除とを簡易に行うことができる把持工具を提供することを目的とする。
この発明に係る把持工具は、棒状の操作棒と、固定把持部が形成されたヘッド部及び可動把持部を有し、前記可動把持部は軸棒と当該軸棒が回転可能となるように接続され、前記軸棒が回転しつつ当該軸棒の軸方向に沿って変位することにより前記固定把持部に遠近する把持機構と、を備えた把持工具において、前記軸棒と当該軸棒が回転可能となるように接続されると共に、前記操作棒の前記把持機構側の端部と組み付けられた中継部材を有し、前記中継部材と前記操作棒とは、前記操作棒の回転が前記中継部材の回転に伝達される連動と、前記操作棒の回転が前記中継部材に伝達されない断絶との切り換えを前記操作棒の当該操作棒の軸方向に沿った変位で行うことができることを特徴としている(請求項1)。ここで、操作棒は、例えば絶縁素材で形成されている。把持工具は、例えば間接活線作業用の間接活線把持工具として用いられる。被把持物は、間接活線把持工具として用いられる場合には、例えば高圧架線、その他の活線状態の電線等が該当する。
これにより、操作棒を当該操作棒の軸方向に沿って変位させることで、操作棒の回転が中継部材の回転に伝達される連動と、操作棒の回転が中継部材に伝達されない断絶との切り換えを行うことができることに伴い、操作棒を当該操作棒の軸方向に沿って把持機構側に変位させる単一の工程又は操作棒を当該操作棒の軸方向に沿って把持機構とは反対側に変位させる単一の工程のみで、可動把持部が固定把持部に遠近する移動の規制(ロック)と、この可動把持部の移動の規制(ロック)の解除とを行うことが可能となる。よって、可動把持部が固定把持部に遠近する移動の規制と、この可動把持部の移動の規制の解除とを、少ない工程で簡単な操作により、しかもバインド打ち器等の他の間接活線工具を用いることなく行うことができる。
この発明に係る把持工具では、具体的には、前記中継部材は、前記操作棒の前記把持機構側の端部が挿入可能な挿入孔を有する内部空間が形成され、前記操作棒の前記把持機構側の端部に当該操作棒の端部よりも径方向外側に突出した張出部が形成されていると共に、前記中継部材は、前記操作棒の張出部と当接可能な当接面を前記内部空間内に有し、前記当接面に凹凸が形成されており、前記操作棒の張出部は、前記内部空間内の当接面に形成された凹凸と噛み合うことが可能な凹凸が形成されていることを特徴としている(請求項2)。凹凸は、例えば断面が三角形状又は台形状の突部を複数並んで設けることとで略ギアの歯状に構成されている。
これにより、操作棒を当該操作棒の軸方向に沿って変位させることで、中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸と、操作棒の把持機構側の端部の張出部に形成された凹凸とが噛み合った場合には、操作棒の回転が中継部材の回転に伝達される連動状態となり、中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸と、操作棒の把持機構側の端部の張出部に形成された凹凸とが離れた場合には、操作棒の回転が中継部材に伝達されない断絶状態となる。
更に、この発明に係る把持工具では、より具体的には、前記中継部材の内部空間の凹凸が形成された当接面は、前記内部空間の挿入孔を有する内側面であると共に、前記操作棒の張出部の前記把持機構とは反対側の面に凹凸が形成されていることを特徴としている(請求項3)。
これにより、固定把持部が固定された状態で、操作棒を持って当該操作棒の軸方向で且つ把持機構とは反対側に引っ張ることによって、中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸と、操作棒の把持機構側の端部の張出部に形成された凹凸とが噛み合い、操作棒の回転が中継部材の回転に伝達される連動状態、ひいては可動把持部を固定把持部に遠近する方向に自由に移動させることができるので、操作棒を持って引っ張りつつ操作棒を当該操作棒自身の軸線を中心として回転させることにより、可動把持部を固定把持部に近接するように移動させたり、反対に可動把持部を固定把持部から遠ざけるように移動させたりすることが可能となる。また、把持機構が固定された状態で、操作棒を持って当該操作棒の軸方向で且つ把持機構側に押し上げることによって、中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸と、操作棒の把持機構側の端部の張出部に形成された凹凸とが離れ、操作棒の回転が中継部材に伝達されない断絶状態、ひいては可動把持部の固定把持部に遠近する方向への移動が規制された状態となるので、可動把持部が不用意に固定把持部から離れてしまい、把持機構が被把持物から外れてしまうことがなくなる。
そして、この発明に係る把持工具は、前記操作棒の張出部の突出方向側に第1の磁性体が取り付けられていると共に、前記中継部材の内部空間の内側面のうち、前記操作棒の張出部の凹凸が前記中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸と噛み合う位置、及び前記操作棒の張出部の凹凸が前記中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸から離れる位置とに、前記第1の磁性体とは逆の磁極が前記第1の磁性体に対峙した第2の磁性体がそれぞれ取り付けられていることを特徴としている(請求項4)。第1及び第2の磁性体は、例えば磁力が相対的に強い永久磁石である。また、第1及び第2の磁性体は、N極とS極の双方を持つものであっても、N極又はS極の一方のみを持つものであっても良い。
これにより、操作棒の張出部の凹凸が中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸と噛み合った際に、操作棒の張出部の第1の磁性体と中継部材の内部空間に配された第2の磁性体とが磁力で吸着するので、操作棒の張出部の凹凸が中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸とは、外部から多少の衝撃を受けても噛み合い状態が維持される。また、操作棒の張出部の凹凸が中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸から所要範囲において離れた際にも、操作棒の張出部の第1の磁性体と中継部材の内部空間に配された第2の磁性体とが磁力で吸着するので、操作棒の張出部の凹凸が中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸とは、外部から多少の衝撃を受けても、噛み合う方向にずれることがない。
以上のように、本発明によれば、操作棒を当該操作棒の軸方向に沿って変位させることで、操作棒の回転が中継部材の回転に伝達される連動と、操作棒の回転が中継部材に伝達されない断絶との切り換えを行うことができるので、操作棒を当該操作棒の軸方向に沿って把持機構側に変位させる工程又は操作棒を当該操作棒の軸方向に沿って把持機構とは反対側に変位させる工程のみで、可動把持部が固定把持部に遠近する移動の規制と、この可動把持部の移動の規制の解除とを行うことが可能となる。よって、可動把持部が固定把持部に遠近する移動の規制と、この可動把持部の移動の規制の解除とを、簡単な操作で、しかもバインド打ち器等の他の間接活線工具を用いることなく行うことができるので、被把持物の把持機構による把持のやり直しのための工数を削減することが可能であり、可動把持部が固定把持部に遠近する移動の規制と、この可動把持部の移動の規制の解除とを行うにあたって、バインド打ち器等の他の間接活線工具を不要とすることができる。
特に請求項2に記載の発明によれば、操作棒を当該操作棒の軸方向に沿って変位させることで、中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸と、操作棒の把持機構側の端部の張出部に形成された凹凸とが噛み合った場合には、操作棒の回転が中継部材の回転に伝達される連動状態とすることができ、中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸と、操作棒の把持機構側の端部の張出部に形成された凹凸とが離れた場合には、操作棒の回転が中継部材に伝達されない断絶状態とすることができるので、可動把持部が固定把持部に遠近する移動の規制と、この可動把持部の移動の規制の解除とを、簡易な操作で且つ少ない項数で行うことが可能となる。
特に請求項3に記載の発明によれば、固定把持部が固定された状態で、操作棒を持って当該操作棒の軸方向で且つ把持機構とは反対側に引っ張る操作で、中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸と、操作棒の把持機構側の端部の張出部に形成された凹凸とが噛み合い、操作棒の回転が中継部材の回転に伝達される連動状態、ひいては可動把持部を固定把持部に遠近する方向に自由に移動させることができるので、操作棒を持って引っ張りつつ操作棒を当該操作棒自身の軸線を中心として回転させることにより、可動把持部を固定把持部に近接するように移動させたり、反対に可動把持部を固定把持部から遠ざけるように移動させたりすることが可能となる。また、この請求項3に記載の発明によれば、把持機構が固定された状態で、操作棒を持って当該操作棒の軸方向で且つ把持機構側に押し上げる操作で、中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸と、操作棒の把持機構側の端部の張出部に形成された凹凸とが離れ、操作棒の回転が中継部材に伝達されない断絶状態、ひいては可動把持部の固定把持部に遠近する方向への移動が規制された状態となるので、可動把持部が不用意に固定把持部から離れてしまい、把持機構が被把持物から外れてしまうのを防止することができる。
特に請求項4に記載の発明によれば、操作棒の張出部の凹凸が中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸と噛み合った際に、操作棒の張出部の第1の磁性体と中継部材の内部空間に配された第2の磁性体とが磁力で吸着するので、操作棒の張出部の凹凸が中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸とは、外部から多少の衝撃を受けても噛み合い状態を維持することができる。また、この請求項4に記載の発明によれば、操作棒の張出部の凹凸が中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸から所要範囲において離れた際にも、操作棒の張出部の第1の磁性体と中継部材の内部空間に配された第2の磁性体とが磁力で吸着するので、操作棒の張出部の凹凸が中継部材の内部空間の当接面に形成された凹凸とは、外部から多少の衝撃を受けても、噛み合う方向にずれるのを防止することができる。
図1は、この発明に係る把持工具の一例の全体構成を示す説明図である。 図2は、可動把持部が固定把持部に遠近することが可能な状態の把持工具の先端側部分が示されており、図2(a)は、把持工具の先端側部分の外観構成図を示し、図2(b)は、この把持工具の先端側部分の断面図を示している。 図3は、可動把持部が固定把持部に遠近することが規制された状態の把持工具の先端側部分が示されており、図3(a)は、把持工具の先端側部分の外観構成図を示し、図3(b)は、把持工具の先端側部分の断面図を示している。 図4(a)は、絶縁操作棒を引き下げて可動把持部の固定把持部への遠近が自由な状態としつつ、絶縁操作棒を時計回りとは逆方向に回転させて可動把持部を固定把持部に近接させる工程が示されており、図4(b)は、可動把持部と固定把持部とで被把持物を把持して固定した状態で、絶縁操作棒を押し上げて可動把持部の固定把持部への遠近が規制された状態とする工程が示されている。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、この発明に係る把持工具の一例として、間接活線把持工具1の全体構成が示されている。この間接活線把持工具1は、間接活線作業で用いるのに好適なもので、円柱状の線状体たる被把持物2(図2、図3及び図4では後述するように高圧架線2aが示されている。)を把持することが可能となっている。
間接活線把持工具1の構成について図1を用いて説明すると、相対的に長尺の絶縁操作棒3と、この絶縁操作棒3の長手方向の一方端側(先端側)に設けられた把持機構4とで基本的に構成されている。
絶縁操作棒3は、絶縁素材から成り、軸方向に延びる内部空間を有する筒状体で、間接活線作業を行う作業者の感電防止を図るために、その長手方向の中間部位よりも若干基端側において、傘状の安全限界つば31が設けられている。この安全限界つば31は、作業員が手で把持して良い部分とそれ以外の部分との境界を明確にするためのものである。また、絶縁操作棒3は、降雨時に絶縁操作棒を伝わってくる雨水対策として安全限界つば31よりも把持機構4側(絶縁操作棒3の先端側)に傘状の水切りつば32が設けられている。そして、絶縁操作棒3の安全限界つば31よりも基端側の部位は、作業者が手で握ることができるグリップ部33となっている。更に、絶縁操作棒3の基端には、他の間接活線工具と連結するための連結部34が設けられている。尚、絶縁操作棒3の先端部分については、後述する。
把持機構4は、略C字形状を成すと共にその先端側部分が固定把持部42を構成しているヘッド部41と、固定把持部42とこの固定把持部42に対峙した位置にある基端側部位43との間に配置されて、固定把持部42に遠近する方向に変位可能な可動把持部45(ジョーとも称する。以下同じ。)と、ねじ切りされた直線状の軸棒であるねじ軸棒46とを備えている。
固定把持部42は、ヘッド部41の一部を成すもので、図2、図3にも示されるように、可動把持部45側に延びる先端部42aを有する略逆U字形状を成している。可動把持部45は、図2(b)、図3(b)及び図4に示されるように、溝部45aが絶縁操作棒3の軸方向に沿って形成されている。この溝部45aは、ヘッド部41の固定把持部42と基端側部位43とを結ぶ直線状部位44と係合可能な凹形状となっている。このように、可動把持部45は、溝部45aがヘッド部41の直線状部位44と係合した状態にあるので、ねじ軸棒46が回転してもねじ軸棒46を回転中心として回転しないようになっている。
そして、図2(b)及び図3(b)に示されるように、可動把持部45に形成された孔部5と、ねじ軸棒46の端部(把持機構4側の端部)に設けられた頭部46aとで、ねじ軸棒46の回転機構が構成されている。
ねじ軸棒46の頭部46aは、ねじ軸棒46の本体の外径寸法よりも大きな外径寸法で若干の厚みを有する円板形状をなしている。可動把持部45の孔部5は、ねじ軸棒46の本体の外径寸法より若干大きく頭部46aの外径寸法より小さな内径寸法を有し、外部に連通した小径孔部51と、この小径孔部51よりも奥側に位置しており、ねじ軸棒46の頭部46aの外径寸法より若干大きな大径孔部52とで成っている。これにより、ねじ軸棒46の頭部46aが、可動把持部45の孔部5の大径孔部52内に収まったときに、ねじ軸棒46は双方向に自身の軸線を中心として回転可能となっている。
ところで、間接活線把持工具1は、絶縁操作棒3の回転をねじ軸棒46に伝達させてねじ軸棒46を回転しつつ変位させ、可動把持部45を固定把持部42に遠近する方向にスライド移動させるための回転伝達機構として、特に図2及び図3に示されるように、絶縁操作棒3の把持機構4側の端部3aの先に形成された張出部6と、中継部材7とを有している。
張出部6は、図2(b)及び図3(b)に示されるように、絶縁操作棒3の端部3aよりも径方向外側に突出形成されたもので、この実施形態では厚みの薄い円板状をなしていると共にその軸方向の中心にねじ軸棒46の外径寸法よりも若干大きな内径寸法の通孔61が開口しており、この通孔61は、絶縁操作棒3の端部3a内に続いている。
張出部6の突出方向の側面6aには永久磁石たる磁性体62が設けられている。磁性体62は、一連の環状のものであっても、複数のものが断続的に並ぶものであっても良い。更に、磁性体62は、N極とS極との双方を持ち、N極又はS極の一方が張出部6の突出方向に向いていても、N極とS極とのいずれか一方のみを持っていても良い。磁性体62の磁力は、多少の衝撃では後述する磁性体76、77との吸着が外れない強さを有する一方で、作業員が絶縁操作棒3をその軸方向に引き下げたり、押し上げたりする力が働いたときには、磁性体76、77との吸着が外れる程度のものとなっている。
そして、張出部6は、この実施形態では、図2(b)及び図3(b)に示されるように、可動把持部45側とは反対側において、中継部材7の後述する内部空間72の挿入孔73aが開口した当接面75と当接する当接部63を有し、この当接部63に断面が三角形状の突部63aが複数形成されることで、当接部63はギアの歯状の凹凸を備えたものとなっている。
中継部材7は、ねじ軸棒46を収容する内部空間72を有する第1の部位71と、張出部6を基本的に収容する内部空間74を有する第2の部位73とを有して構成されており、第1の部位71と第2の部位73とは、絶縁操作棒3の軸方向に沿って連接されており、第1の部位71の内部空間72と第2の部位73の内部空間74とは連通している。
中継部材7の第1の部位71は、円筒状のものであって、把持機構4のヘッド部41の基端側部位43に形成された貫通孔43aに挿入可能となっている。ヘッド部41の基端側部位43の貫通孔43aは、開口形状が円状のものであって、絶縁操作棒3の軸方向と同じ方向に直線状に延びていると共に、その内径寸法は、中継部材7の第1の部位71の外径寸法よりも大きくなっている。これにより、中継部材7の第1の部位71の外周面と貫通孔43aの内周面とは密接しておらず、中継部材7の第1の部位71の回転がヘッド部41の基端側部位43に伝達されないようになっている。
中継部材7の第1の部位71は、貫通孔43aの軸方向に沿った寸法よりも大きな軸方向に沿った寸法を有するもので、貫通孔43aの開口から固定把持部42側に突出した円環状のリング部71aを有している。第1の部位71の内部空間72の内径寸法は、図2(b)及び図3(b)に示されるように、その大部分においてねじ軸棒46の外径寸法よりも大きくなっている一方で、リング部71a内では、ねじ軸棒46の外径寸法と略同じになっており、その内周面は、ねじ軸棒46と螺合することが可能なようにねじ溝が切られたねじ孔部分72aを有している。
中継部材7の第2の部位73は、第1の部位71よりも径方向寸法が大きなもので、この実施形態では円筒状の側壁を有するボック状をなしており、把持機構4側と反対側の壁部に挿入孔73aが形成されている。この挿入孔73aは、直線状に延びて第2の部位73の内部空間74と連通していると共に、その内径寸法は、絶縁操作棒3の端部3aの外径寸法よりわずかに大きく、張出部6の外径寸法より小さくなっている。これにより、絶縁操作棒3の端部3aの側面は、挿入孔73aの内周面との間に隙間なく、その一方で絶縁操作棒3の回転で中継部材7が連れ回りするほど強くなく、両者の間に所要の摩擦力が働く程度に挿入孔73aの内周面に接した状態とすることが可能となっている。
第2の部位73の内部空間74の内径寸法は、張出部6の外径寸法よりもわずかに大きくなっている。これにより、張出部6は、内部空間74の軸方向に延びる内周面との間に磁性体62の磁力が及ばないほどの間隔を有しない程度に、両者の間に隙間を有する状態とすることが可能となっている。
そして、第2の部位73の内部空間74の挿入孔73aが開口した内側面は、張出部6の当接部63が当接することが可能な当接面75となっており、この当接面75に断面が三角形状の突部75aが複数形成されることで、当接面75はギアの歯状の凹凸を備えたものとなっている。第2の部位73の当接面75が備えるギアの歯状の凹凸は、張出部6の当接部63が備えるギアの歯状の凹凸と、第2の部位73の当接面75と張出部6の当接部63とが当接した際に噛み合うことができるようになっている。
更に、第2の部位73の内部空間74の軸方向に延びる内周面は、2箇所に永久磁石たる磁性体76、77が設けられている。このうち、磁性体76は、第2の部位73の当接面75の凹凸と張出部6の当接部63の凹凸とが噛み合うかたちで、第2の部位73の当接面75と張出部6の当接部63とが当接したときに、張出部6の磁性体62と対峙する位置に設けられている。また、磁性体77は、第2の部位73の当接面75と張出部6の当接部63とが離れ、第2の部位73の当接面75の凹凸と張出部6の当接部63の凹凸との噛み合いが解除されたときに、張出部6の磁性体62と対峙する位置に設けられている。磁性体76と磁性体77との間隔は、例えば磁性体76と磁性体62とが吸着している際に、磁性体77の磁力が磁性体62に及ばないように、十分な距離が取られている。そして、磁性体76、磁性体77は、N極とS極との双方を持ち、N極又はS極の一方が張出部6の突出方向に向いていても、N極とS極とのいずれか一方のみを持っていても良いが、磁性体62とは異なる磁極が張出部6の突出方向に向いているか、磁性体62とは異なる磁極である必要がある。
上記した間接活線把持工具1の構成によれば、図2に示されるように、第2の部位73の当接面75と張出部6の当接部63とが当接し、当接面75の凹凸と張出部6の当接部63の凹凸とが噛み合った状態では、磁性体62と磁性体76とが吸着し、且つ絶縁操作棒3の端部3aの外周面と挿入孔73aの内周面とが所要の摩擦力が働く程度に当接しているので、絶縁操作棒3と中継部材7とは一体的に連結した状態となる。しかるに、絶縁操作棒3を当該絶縁操作棒3自身の軸線を中心として回転させることにより、中継部材7も絶縁操作棒3と同期して回転させることができる。これに伴い、中継部材7と螺合されたねじ軸棒46を回転させつつ当該ねじ軸棒46の軸方向に変位させることができるので、絶縁操作棒3を所定方向(例えば反時計回りの方向)に回転させて、ねじ軸棒46と連結された可動把持部45を回転させることなく固定把持部42に近接する方向に移動させ、絶縁操作棒3を上記所定方向とは逆方向(例えば時計回りの方向)に回転させて、ねじ軸棒46と連結された可動把持部45を回転させることなく固定把持部42から遠ざかる方向に移動させることが可能となる。すなわち、可動把持部45の固定把持部42に遠近する方向への移動が自由な状態となる。
これに対し、図3に示されるように、第2の部位73の当接面75と張出部6の当接部63とが離れ、当接面75の凹凸と張出部6の当接部63の凹凸との噛み合いが解除された状態では、磁性体62と磁性体77とが吸着し、且つ絶縁操作棒3の端部3aの外周面と挿入孔73aの内周面とが連れ回りをしないくらいの摩擦力が働く程度に当接しているので、張出部6は第2の部位73の内部空間74内に浮いたような状態になる。しかるに、絶縁操作棒3を当該絶縁操作棒3自身の軸線を中心として回転させても、中継部材7に絶縁操作棒3の回転が伝達されないので、ねじ軸棒46も回転することがなく、よって、可動把持部45の固定把持部42に遠近する方向への移動が規制される。
つぎに、上記した間接活線把持工具1の構成に基づいて、かかる間接活線把持工具1の使用の一例について、図4を用いて以下に説明する。
まず、図4(a)に示されるように、予め可動把持部45を固定把持部42から離れる方向に動かして、固定把持部42の先端部42aと可動把持部45との間隔が高圧架線2aの直径寸法よりも大きくなるようにした後、可動把持部45が不用意に動かないように、第2の部位73の当接面75と張出部6の当接部63とが離れ、当接面75の凹凸と張出部6の当接部63の凹凸との噛み合いが解除された状態(可動把持部45の移動が規制された状態)にして、固定把持部42を高圧架線2aに引き掛ける。これにより、固定把持部42は固定された状態となる。
つぎに、図4(a)の白抜き矢印(1)に示されるように、絶縁操作棒3を持って下方に引き下げる。これにより、第2の部位73の当接面75と張出部6の当接部63とが当接し、当接面75の凹凸と張出部6の当接部63の凹凸とが噛み合った状態(可動把持部45の移動が自由な状態)となる。更には、図4(a)の矢印(2)に示されるように、絶縁操作棒3を反時計回りに回転させる。これにより、絶縁操作棒3の回転が中継部材7を介してねじ軸棒46に伝達され、ねじ軸棒46が回転しつつ固定把持部42側に前進するかたちで変位するので、可動把持部45も固定把持部42に近接し、図4(b)に示されるように、固定把持部42と可動把持部45とで高圧架線2aを挟んで把持した状態とすることができる。
そして、固定把持部42と可動把持部45とで高圧架線2aを挟んで把持した状態となったら、図4(b)の白抜き矢印(2)に示されるように、絶縁操作棒3を持って上方に押し上げる。これにより、再度、第2の部位73の当接面75と張出部6の当接部63とが離れ、当接面75の凹凸と張出部6の当接部63の凹凸との噛み合いが解除された状態(可動把持部45の移動が規制された状態)になる。
尚、固定把持部42と可動把持部45とで高圧架線2aを挟んで把持した状態を解除するには、図4(b)の白抜き矢印(2)の方向とは逆の方向、すなわち、絶縁操作棒3を持って下方に引き下げた後、絶縁操作棒3を時計回りに回転させれば良い。
以上のように、間接活線把持工具1では、可動把持部45の移動が規制された状態と可動把持部45の移動が自由な状態との切り換えを、絶縁操作棒3を引き下げたり、絶縁操作棒3を押し上げたりする、絶縁操作棒3の操作のみで行うことが可能となっている。
1 間接活線把持工具(把持工具)
2 被把持物
2a 高圧架線
3 絶縁操作棒(操作棒)
3a 端部
4 把持機構
41 ヘッド部
42 固定把持部
46 ねじ軸棒(軸棒)
46a 頭部
6 張出部
6a 突出側面
61 通孔
62 磁性体(第1の磁性体)
63 当接部
63a 突部
7 中継部材
71 第1の部位
71a リング部
72 内部空間
72a ねじ孔部
73 第2の部位
73a 挿入孔
74 内部空間
75 当接面
75a 突部
76 磁性体(第2の磁性体)
77 磁性体(第2の磁性体)

Claims (4)

  1. 棒状の操作棒と、
    固定把持部が形成されたヘッド部及び可動把持部を有し、前記可動把持部は軸棒と当該軸棒が回転可能となるように接続され、前記軸棒が回転しつつ当該軸棒の軸方向に沿って変位することにより前記固定把持部に遠近する把持機構と、
    を備えた把持工具において、
    前記軸棒と当該軸棒が回転可能となるように接続されると共に、前記操作棒の前記把持機構側の端部と組み付けられた中継部材を有し、
    前記中継部材と前記操作棒とは、前記操作棒の回転が前記中継部材の回転に伝達される連動と、前記操作棒の回転が前記中継部材に伝達されない断絶との切り換えを前記操作棒の当該操作棒の軸方向に沿った変位で行うことができる
    ことを特徴とする把持工具。
  2. 前記中継部材は、前記操作棒の前記把持機構側の端部が挿入可能な挿入孔を有する内部空間が形成され、
    前記操作棒の前記把持機構側の端部に当該操作棒の端部よりも径方向外側に突出した張出部が形成されていると共に、
    前記中継部材は、前記操作棒の張出部と当接可能な当接面を前記内部空間内に有し、前記当接面に凹凸が形成されており、
    前記操作棒の張出部は、前記内部空間内の当接面に形成された凹凸と噛み合うことが可能な凹凸が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の把持工具。
  3. 前記中継部材の内部空間の凹凸が形成された当接面は、前記内部空間の挿入孔を有する内側面であると共に、前記操作棒の張出部の前記把持機構とは反対側の面に凹凸が形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の把持工具。
  4. 前記操作棒の張出部の突出方向側に第1の磁性体が取り付けられていると共に、
    前記中継部材の内部空間の内側面のうち、前記操作棒の張出部の凹凸が前記中継部材の内部空間の当接部に形成された凹凸と噛み合う位置、及び前記操作棒の張出部の凹凸が前記中継部材の内部空間の当接部に形成された凹凸から離れる位置とに、前記第1の磁性体とは逆の磁極が前記第1の磁性体に対峙した第2の磁性体がそれぞれ取り付けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の把持工具。
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